JPH03206009A - 抗菌作用性物質、抗菌性樹脂組成物、抗菌性樹脂成形物、合成樹脂製抗菌性水槽、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品 - Google Patents
抗菌作用性物質、抗菌性樹脂組成物、抗菌性樹脂成形物、合成樹脂製抗菌性水槽、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品Info
- Publication number
- JPH03206009A JPH03206009A JP2000160A JP16090A JPH03206009A JP H03206009 A JPH03206009 A JP H03206009A JP 2000160 A JP2000160 A JP 2000160A JP 16090 A JP16090 A JP 16090A JP H03206009 A JPH03206009 A JP H03206009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibacterial
- antimicrobial
- resin
- substance
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Paper (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は種々の細菌およびカビ菌に対して抗菌効果を有
する新規な抗菌作用性物質に関するものであり、さらに
、およびそれを含有する抗菌性樹脂組底物、抗菌性樹脂
成形物、抗菌性水槽、抗菌性繊維、抗菌性を有する紙、
抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品に関する。
する新規な抗菌作用性物質に関するものであり、さらに
、およびそれを含有する抗菌性樹脂組底物、抗菌性樹脂
成形物、抗菌性水槽、抗菌性繊維、抗菌性を有する紙、
抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品に関する。
[従来技術およびその問題点コ
従来より、銀および銅が殺菌作用を有することは公知で
あり、例えば銀は硝酸銀等の水溶液の形態(A g’)
で消毒剤として広く利用されている。しかし、硝酸銀は
、水溶液の形態に限定され、溶液状のため取り扱いも不
便であり、従って用途が限定されるという欠点があった
。
あり、例えば銀は硝酸銀等の水溶液の形態(A g’)
で消毒剤として広く利用されている。しかし、硝酸銀は
、水溶液の形態に限定され、溶液状のため取り扱いも不
便であり、従って用途が限定されるという欠点があった
。
また、銀やそれの化合物を活性炭、アルミナ、シリカゲ
ル、ゼオライト等の吸着物質に吸着させて殺菌目的に利
用することも知られている。
ル、ゼオライト等の吸着物質に吸着させて殺菌目的に利
用することも知られている。
上記のようなものとして、特開昭62−241939号
公報、特開昭62−238900号公報に示されるもの
があり、これらは、殺菌作用を有する金属をイオン状態
で保持しているゼオライトを含有するポリオレフィン樹
脂成形体および紙である。
公報、特開昭62−238900号公報に示されるもの
があり、これらは、殺菌作用を有する金属をイオン状態
で保持しているゼオライトを含有するポリオレフィン樹
脂成形体および紙である。
また、特開昭62−70221号公報に示されるものと
して、式 M.O − AQ*Oa− S io,(式
中Mは銀など)で表わされた抗菌および/または殺菌作
用を有する無定形アルミノ珪酸塩がある。
して、式 M.O − AQ*Oa− S io,(式
中Mは銀など)で表わされた抗菌および/または殺菌作
用を有する無定形アルミノ珪酸塩がある。
上記のものは、抗菌作用、殺菌作用としては効果を有す
るが、使用する抗菌性を有する金属が、光(特に紫外線
)により、酸化し、変色するため、物質全体も変色する
という問題点を有していた。さらに、使用されている殺
菌性を有する金属が、イオン化しやすく、このため、液
体物などに接触したとき、流出しやすく、安全性に問題
があった。
るが、使用する抗菌性を有する金属が、光(特に紫外線
)により、酸化し、変色するため、物質全体も変色する
という問題点を有していた。さらに、使用されている殺
菌性を有する金属が、イオン化しやすく、このため、液
体物などに接触したとき、流出しやすく、安全性に問題
があった。
また、従来より用いられている、水槽では、その内面に
、緑藻が発生し易く、発生した緑藻により、外部からの
鑑賞が困難となり、定期的な清掃を行うことが必要であ
った。
、緑藻が発生し易く、発生した緑藻により、外部からの
鑑賞が困難となり、定期的な清掃を行うことが必要であ
った。
上記のような、硝酸銀などを、水槽の内面に塗布しても
、容易に液体中に流れてしまい、極めて短期にしか抗菌
力を示さない。また、長期的に抗菌性を維持するために
は、液体中にかなりの高濃度で硝酸銀などを含有させる
ことが必要となり、大量の硝酸銀が必要となるとともに
、流出したときの二次公害の恐れもあり、さらに、水槽
内に収納される魚貝類などにも悪影響を与えるおそれが
高い。
、容易に液体中に流れてしまい、極めて短期にしか抗菌
力を示さない。また、長期的に抗菌性を維持するために
は、液体中にかなりの高濃度で硝酸銀などを含有させる
ことが必要となり、大量の硝酸銀が必要となるとともに
、流出したときの二次公害の恐れもあり、さらに、水槽
内に収納される魚貝類などにも悪影響を与えるおそれが
高い。
従来より、船舶および水中構造物(例えば、石油掘削リ
グなどの海中構造物、浮き桟橋、プイ、防油堤、発電所
水路、浮標灯など〉における水(海水を含む)接触部分
への、水中生物の付着を防止するために防汚塗料が使用
されている。そして、防汚塗料には、水中生物(例えば
、ヱ市頼 オl湘輔 一竹日輔 出七輔 進蕉頚など)
の付着を妨げるのに有効な防汚剤成分が配合されている
。防汚剤戊分としては、種々の化合物が用いられており
、例えば、アクリル樹脂もしくはアルキド樹脂などにト
リフェニル錫化合物もしくはトリアルキル錫化合物を結
合させた高分子有機錫化合物、亜酸化銅ならびにロダン
銅などの銅化合物およびジンクジメチルチオカルバネー
トならびにテトラメチルチウラムジサルファミドなどの
有機硫黄化合物などカ用いられている。しかし、防汚効
果としては必ずしも満足できるものではなく、さらに、
海水汚染などの問題より使用できる防汚剤として特定の
ものに限定されているが、それでも安全性の点において
も満足できるものではない。
グなどの海中構造物、浮き桟橋、プイ、防油堤、発電所
水路、浮標灯など〉における水(海水を含む)接触部分
への、水中生物の付着を防止するために防汚塗料が使用
されている。そして、防汚塗料には、水中生物(例えば
、ヱ市頼 オl湘輔 一竹日輔 出七輔 進蕉頚など)
の付着を妨げるのに有効な防汚剤成分が配合されている
。防汚剤戊分としては、種々の化合物が用いられており
、例えば、アクリル樹脂もしくはアルキド樹脂などにト
リフェニル錫化合物もしくはトリアルキル錫化合物を結
合させた高分子有機錫化合物、亜酸化銅ならびにロダン
銅などの銅化合物およびジンクジメチルチオカルバネー
トならびにテトラメチルチウラムジサルファミドなどの
有機硫黄化合物などカ用いられている。しかし、防汚効
果としては必ずしも満足できるものではなく、さらに、
海水汚染などの問題より使用できる防汚剤として特定の
ものに限定されているが、それでも安全性の点において
も満足できるものではない。
近年、特に建物の工事完了後、壁紙、ふすま紙に著しく
カビが発生し、その代謝生産物である色素によりシミが
生じることが多くなった。
カビが発生し、その代謝生産物である色素によりシミが
生じることが多くなった。
これは、アルミサッシの普及により建物の密閉性が向上
し、さらに冷暖房の普及、加湿器の使田かνlX−十ハ
/1玄lこ訟l+スル沃冬ほは改碁などに起因しており
、このような改善された条件は、カビ類、細菌有類など
の微生物にとっても好適な増殖環境を与えるためてある
。このため、年間を通して微生物の発育が可能となって
来ている。そして、壁紙またはふすま紙に生じるカビハ
、ヘニンリウム、アスベルキルス、タラドボリウム等で
、壁紙等に発生する着色斑点は、主にアスベルギルス属
の菌による場合か多い。抄紙、特に壁紙、ふすま紙の抄
造中において、サイジング剤として、澱粉、カルホキン
メチルセルロース等をバルブに添加するため、これがカ
ビ類、細菌類の微生物の栄養源となり、上記の環境と相
俟ってより微生物の好適な発育環境を与えている。そし
て、カビ類の発生は、例えばふすま紙の場合、ふすま張
り後、4〜5ケ月、遅いときには半年〜l年後に発生し
、着色斑点を生じる。さらに、カビの発生の著しい場合
は、ふすまの張り替えが必要となり、経済的、労力的に
も大きな問題である。しかし、種々の方法により、紙に
抗菌作用を付与させることが考えられできているが、抗
菌作用および安全性の観点より、十分満足するものがな
かった。
し、さらに冷暖房の普及、加湿器の使田かνlX−十ハ
/1玄lこ訟l+スル沃冬ほは改碁などに起因しており
、このような改善された条件は、カビ類、細菌有類など
の微生物にとっても好適な増殖環境を与えるためてある
。このため、年間を通して微生物の発育が可能となって
来ている。そして、壁紙またはふすま紙に生じるカビハ
、ヘニンリウム、アスベルキルス、タラドボリウム等で
、壁紙等に発生する着色斑点は、主にアスベルギルス属
の菌による場合か多い。抄紙、特に壁紙、ふすま紙の抄
造中において、サイジング剤として、澱粉、カルホキン
メチルセルロース等をバルブに添加するため、これがカ
ビ類、細菌類の微生物の栄養源となり、上記の環境と相
俟ってより微生物の好適な発育環境を与えている。そし
て、カビ類の発生は、例えばふすま紙の場合、ふすま張
り後、4〜5ケ月、遅いときには半年〜l年後に発生し
、着色斑点を生じる。さらに、カビの発生の著しい場合
は、ふすまの張り替えが必要となり、経済的、労力的に
も大きな問題である。しかし、種々の方法により、紙に
抗菌作用を付与させることが考えられできているが、抗
菌作用および安全性の観点より、十分満足するものがな
かった。
このように、紙に抗菌作用性物質を含有させる場合の添
加量としては、紙の重量の0.05%〜3%程度が好適
であり、より好ましくは、0.t〜1%程度である。
加量としては、紙の重量の0.05%〜3%程度が好適
であり、より好ましくは、0.t〜1%程度である。
また、現在の医療において、局所用抗菌剤の使用は重大
な役割をはたしている。具体的には、皮膚粘膜、または
毛髪病変または感染のための治療などに局所用抗菌剤が
一般的に使用されている。局所用抗菌剤または抗真菌外
用剤としては、種々のものが使用されており、例えば、
硝酸銀のような水溶液、さらには、種々の抗菌性物質[
例えば、カルボン酸く特開昭58−4 1812号公報
)、クロトリマゾール、硝酸ミコナゾール、硝酸イコナ
ゾール、トリコマイシン]などをクリーム、液剤、ゾル
などの外用基剤中に含有させた局所用抗菌剤がある。
な役割をはたしている。具体的には、皮膚粘膜、または
毛髪病変または感染のための治療などに局所用抗菌剤が
一般的に使用されている。局所用抗菌剤または抗真菌外
用剤としては、種々のものが使用されており、例えば、
硝酸銀のような水溶液、さらには、種々の抗菌性物質[
例えば、カルボン酸く特開昭58−4 1812号公報
)、クロトリマゾール、硝酸ミコナゾール、硝酸イコナ
ゾール、トリコマイシン]などをクリーム、液剤、ゾル
などの外用基剤中に含有させた局所用抗菌剤がある。
上記の硝酸銀は、高い抗菌作用を有するが水溶液である
ため、肢剤以外の剤形を用いた使用がてきず、用途か限
定されるとともに、水溶性のため、抗菌作用の持続性が
低いものであった。
ため、肢剤以外の剤形を用いた使用がてきず、用途か限
定されるとともに、水溶性のため、抗菌作用の持続性が
低いものであった。
また、局所用抗菌剤中に含有される抗菌性物質として、
抗菌力が高くかつ安全性の高いものが要求されるが、抗
菌力と安全性とは相反することが一般的であり、安全性
を重視したものでは、抗菌力が弱く、逆に抗菌力を重視
したものでは、安全性に問題があることが多い。
抗菌力が高くかつ安全性の高いものが要求されるが、抗
菌力と安全性とは相反することが一般的であり、安全性
を重視したものでは、抗菌力が弱く、逆に抗菌力を重視
したものでは、安全性に問題があることが多い。
そこで、本発明の目的は、高い抗菌作用を有するととも
に、安全性も高い局所用抗菌剤を提供するものである。
に、安全性も高い局所用抗菌剤を提供するものである。
また、従来より、皮膚に塗擦、散布などの方法により使
用されている多くの化粧品がある。
用されている多くの化粧品がある。
そして、化粧品には多くの添加剤(助剤)が使用されて
おり、例えば、界面活性剤、顔料、保湿剤、香料、酸化
防止剤、防腐・殺菌剤、紫外線反射・吸収剤なとがある
。
おり、例えば、界面活性剤、顔料、保湿剤、香料、酸化
防止剤、防腐・殺菌剤、紫外線反射・吸収剤なとがある
。
しかし、従来の化粧品用添加剤として、消臭作用を十分
満足するもの、また、抗菌作用を十分満足し、安定で、
生体安全性が高く、さらに、化粧品中に容易に混入する
ことができものがなかった。
満足するもの、また、抗菌作用を十分満足し、安定で、
生体安全性が高く、さらに、化粧品中に容易に混入する
ことができものがなかった。
[問題点を解決するための手段1
そこで、本発明の目的は、上記の先行技術の問題点を解
決し、高い抗菌性とその持続性を有し、かつ安全性の高
い抗菌性作用物質、およびそれを含有する樹脂組成物、
樹脂成形物、抗菌性繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗
料、長期にわたり緑藻の発生を防止できる抗菌性水槽、
局所用抗菌剤および化粧品を提供するものである。
決し、高い抗菌性とその持続性を有し、かつ安全性の高
い抗菌性作用物質、およびそれを含有する樹脂組成物、
樹脂成形物、抗菌性繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗
料、長期にわたり緑藻の発生を防止できる抗菌性水槽、
局所用抗菌剤および化粧品を提供するものである。
上記目的を違戊するものは、抗菌作用を有する異なる金
属が結合した2種以上のN一長鎖アシルアミノ酸塩を含
有する抗菌作用性物質である。
属が結合した2種以上のN一長鎖アシルアミノ酸塩を含
有する抗菌作用性物質である。
そして、前記N一長鎖アシルアミノ酸塩の、アシル基が
、ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パ
ルミトイル基のいずれかであることが好ましい。さらに
、前記金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、錫、ビスマスからな
る群から選ばれたいずれか1つであることが好ましい。
、ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パ
ルミトイル基のいずれかであることが好ましい。さらに
、前記金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、錫、ビスマスからな
る群から選ばれたいずれか1つであることが好ましい。
また、上記目的を達成するものは、上記の抗菌作用性物
質を含有している抗菌性樹脂組成物である。
質を含有している抗菌性樹脂組成物である。
また、上記目的を達成するものは、少なくとも表面の一
部が、上記の抗菌性樹脂組成物により形成されている抗
菌性樹脂戊形物である。
部が、上記の抗菌性樹脂組成物により形成されている抗
菌性樹脂戊形物である。
また、上記目的を達戊するものは、少なくとも内面が、
上記の抗菌性樹脂組成物により形成されている合成樹脂
製抗菌性水槽である。
上記の抗菌性樹脂組成物により形成されている合成樹脂
製抗菌性水槽である。
また、上記目的を達成するものは、上記の抗菌作用性物
質が含有されている抗菌性繊維である。
質が含有されている抗菌性繊維である。
また、上記目的を達戊するものは、上記の抗菌作用性物
質か含有あるいは表面に付着している抗菌性を有する紙
である。
質か含有あるいは表面に付着している抗菌性を有する紙
である。
また、上記目的を達或するものは、上記の抗菌作用性物
質が含有されている抗菌性塗料である。
質が含有されている抗菌性塗料である。
また、上記目的を達成するものは、安全かつ有効量の抗
菌作用性物質を含有する局所用抗菌剤であって、抗菌作
用性物質として上記の抗菌作用性物質が用いられている
局所用抗菌剤である。
菌作用性物質を含有する局所用抗菌剤であって、抗菌作
用性物質として上記の抗菌作用性物質が用いられている
局所用抗菌剤である。
そして、前記抗菌作用性物質を0.05重量%〜5重量
%含有していることが好ましい。
%含有していることが好ましい。
また、上記目的を達戊するものは、上記の抗菌作用性物
質を含有する化粧品である。
質を含有する化粧品である。
そこで、本発明の抗菌作用性物質について説明する。
本発明の抗菌作用性物質は、抗菌作用を有する異なる金
属が結合した2種以上のN一長鎖アシルアミノ酸塩を含
有する抗菌作用性物質である。つまり、本発明の抗菌作
用性物質は、2種以上のN一長鎖アシルアミノ酸塩を含
有しており、それらN一長鎖アシルアミノ酸塩には抗菌
性を有する異なる金属が結合している。
属が結合した2種以上のN一長鎖アシルアミノ酸塩を含
有する抗菌作用性物質である。つまり、本発明の抗菌作
用性物質は、2種以上のN一長鎖アシルアミノ酸塩を含
有しており、それらN一長鎖アシルアミノ酸塩には抗菌
性を有する異なる金属が結合している。
このようにすることにより、抗菌作用性物質として、2
種以上の抗菌性金属を塩の状態にて含有することになり
、1種のみの抗菌性金属を用いたより、より広い抗菌ス
ペクトルを有するものとなり、抗菌作用がより高くなる
とともに、より多くの種類の菌類に対し、抗菌作用を発
揮する。
種以上の抗菌性金属を塩の状態にて含有することになり
、1種のみの抗菌性金属を用いたより、より広い抗菌ス
ペクトルを有するものとなり、抗菌作用がより高くなる
とともに、より多くの種類の菌類に対し、抗菌作用を発
揮する。
本発明の抗菌作用性物質に含有されている2種以上のN
一長鎖アシルアミノ酸塩は、それぞれが抗菌作用を有す
る金属とN一長鎖アシルアミノ酸との塩であり、少なく
とも金属が相異しており、N一長鎖アシルアミノ酸は、
同じ物でも、なた異なるものでもよい。
一長鎖アシルアミノ酸塩は、それぞれが抗菌作用を有す
る金属とN一長鎖アシルアミノ酸との塩であり、少なく
とも金属が相異しており、N一長鎖アシルアミノ酸は、
同じ物でも、なた異なるものでもよい。
本発明に使用されるN一長鎖アシルアミノ酸塩の形成に
用いられる抗菌作用を有する金属としては、銀、銅、鉛
、亜鉛、錫、ビスマスなどから選ばれた2種以上の金属
が用いられる。
用いられる抗菌作用を有する金属としては、銀、銅、鉛
、亜鉛、錫、ビスマスなどから選ばれた2種以上の金属
が用いられる。
そして、上記金属のうち、抗菌力、安全性の点より、銀
または銅を必須の金属とし、他の金属(銀、銅、鉛、亜
鉛、錫、ビスマスなど)より少なくとも1種を選択して
用いることが好ましい。また、より好ましい組み合わせ
としては、銀または銅を必須の金属とし、他の金属(銀
、銅、鉛、亜鉛、錫、ビスマスなど)より2種以」二を
選択して用いることである。好ましい組み合わせの具体
例としては、銀と銅、銀と亜鉛、銀と鉛、銅と亜鉛、銀
と銅と亜鉛、銀と銅と鉛、銀と銅とビスマス、銅と亜鉛
と鉛などである。
または銅を必須の金属とし、他の金属(銀、銅、鉛、亜
鉛、錫、ビスマスなど)より少なくとも1種を選択して
用いることが好ましい。また、より好ましい組み合わせ
としては、銀または銅を必須の金属とし、他の金属(銀
、銅、鉛、亜鉛、錫、ビスマスなど)より2種以」二を
選択して用いることである。好ましい組み合わせの具体
例としては、銀と銅、銀と亜鉛、銀と鉛、銅と亜鉛、銀
と銅と亜鉛、銀と銅と鉛、銀と銅とビスマス、銅と亜鉛
と鉛などである。
本発明に使用されるN一長鎖アシルアミノ酸塩の形成に
用いられるN一長鎖アシルアミノ酸は、N位に長鎖アシ
ル基(脂肪酸残基)を有するアミノ酸である。長鎖アシ
ル基としては、高級脂肪酸残基が好ましく、例えばデカ
メイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイ
ル基、ステアロイル基、オレオイル基などが好ましい。
用いられるN一長鎖アシルアミノ酸は、N位に長鎖アシ
ル基(脂肪酸残基)を有するアミノ酸である。長鎖アシ
ル基としては、高級脂肪酸残基が好ましく、例えばデカ
メイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイ
ル基、ステアロイル基、オレオイル基などが好ましい。
また、アシル基としては、単一のものに限られず、上記
のアシル基の複数の種類のものを用いてもよい。
のアシル基の複数の種類のものを用いてもよい。
アミノ酸部分としては、モノアミノモノカルボン酸、モ
ノアミノジカルボン酸、ジアミノモノカルボン酸のいず
れてもよい。本発明(D 抗菌作用性物質として、高い
抗菌性を有するものとする場合には、モノアミノジカル
ボン酸を用いることか好ましく、このモノアミノジカル
ホン酸は、2つのカルホキ/ル基を有するので、抗菌作
用を有する金属が結合しやすく、全体として抗菌作用の
強いものとすることができる。
ノアミノジカルボン酸、ジアミノモノカルボン酸のいず
れてもよい。本発明(D 抗菌作用性物質として、高い
抗菌性を有するものとする場合には、モノアミノジカル
ボン酸を用いることか好ましく、このモノアミノジカル
ホン酸は、2つのカルホキ/ル基を有するので、抗菌作
用を有する金属が結合しやすく、全体として抗菌作用の
強いものとすることができる。
抗菌作用性物質の一般的な用途としては、アミノ酸に1
つの抗菌作用を有する金属か結合した塩で十分な抗菌力
を有する。
つの抗菌作用を有する金属か結合した塩で十分な抗菌力
を有する。
アミノ酸の具体例としては、モノアミノモノカルホン酸
としては、グリ/ン、アラニン、パリン、ロインン、フ
ェニルアラニン、チロシン、1・レオニン、トリブトフ
ァノ、メチオニンなどてあり、モノアミノンカルポン酸
としては、アスパラキン酸、グルタミン酸であり、ジア
ミノモノカルホン酸としては、リジン、アルギニン、ヒ
スチ/ンてある。そして、N一長鎖ア/ルアミノ酸とし
ては、1種のものに限定されず、多数の種類のものを用
いてもてよい。
としては、グリ/ン、アラニン、パリン、ロインン、フ
ェニルアラニン、チロシン、1・レオニン、トリブトフ
ァノ、メチオニンなどてあり、モノアミノンカルポン酸
としては、アスパラキン酸、グルタミン酸であり、ジア
ミノモノカルホン酸としては、リジン、アルギニン、ヒ
スチ/ンてある。そして、N一長鎖ア/ルアミノ酸とし
ては、1種のものに限定されず、多数の種類のものを用
いてもてよい。
よって、本発明の抗菌作用性物質に含有されるN一長鎖
アシルアミノ酸塩の好ましい具体例としては、N−ステ
アロイルグルタミン酸銀、N−ラウロイルグルタミン酸
銀、N一ミリストイルグルタミン酸銀、N−ステアロイ
ルアスパラギン酸銀、N−ラウロイルアスパラギン酸銀
、N−ミリストイルアスパラギン酸銀、N−ステアロイ
ルグルタミン酸銅、N−ラウロイルグルタミン酸銅、N
一ミリストイルグルタミン酸銅、N−ステアロイルアス
パラキンMl、N−ラウロイルアスパラギン酸銅、N−
ミリストイルアスハラキン酸銅、N−ステアロイルバリ
ン銀、N−ラウロイルバリン銀、N−ミリストイルバリ
ン銀、N−ステアロイルバリン銅、N−ラウロイルバリ
ン銅、N−ミリストイルバリン銅、N−ステアロイルフ
ェニルアラニン銀、N−ラウロイルフェニルアラニン銀
、N−ミリストイルフェニルアラニン銀、N−ステアロ
イルフェニルアラニンM、N−ラウロイルフエニルアラ
ニン銅、N一ミリストイルフェニルアラニン銅、N−ス
テアロイルアルギニン銀、N−ラウロイルアルギニン銀
、N一ミリストイルアルキニン銀、N−ステアロイルア
ルギニン銅、N−ラウロイルアルキニンM、N−ミリス
トイルアルギニン銅、N−ステアロイルグルタミン酸亜
鉛、N−ラウロイルグルタミン酸亜鉛、N−ミリストイ
ルグルタミン酸亜鉛、N−ステアロイルアスハラギン酸
亜鉛、N−ラウロイルアスパラギン酸亜鉛、N一ミリス
トイルアスパラギン酸亜鉛、N−ステアロイルグルタミ
ン酸ビスマス、N−ラウロイルグルタミン酸ビスマス、
N−ミリストイルグルタミン酸ビスマス、N−ステアロ
イルアスパラギン酸ビスマス、N−ラウロイルアスパラ
ギン酸ビスマス、N一ミリストイルアスパラギン酸ビス
マス、N−ステアロイルバリン亜鉛、N−ラウロイルバ
リン亜鉛、N−ミリストイルバリン亜鉛、N−ステアロ
イルバリン亜鉛、N−ラウロイルバリン亜鉛、N−ミリ
ストイルバリンビスマス、N−ステアロイルフェニルア
ラニン亜鉛、N−ラウロイルフェニルアラニン亜鉛、N
−ミリストイルフェニルアラニン亜鉛、N−ステアロイ
ルフェニルアラニンビスマス、N−ラウロイルフエニル
アラニンビスマス、N−ミリストイルフエニルアラニン
ビスマス、N−ステアロイルアルギニン亜鉛、Nラウロ
イルアルギニン亜鉛、N−ミリストイルアルキニン亜鉛
、N−ステアロイルアルギニンビスマス、N−ラウロイ
ルアルギニンビスマス、N一ミリストイルアルキニンビ
スマス、N−ステアロイルグルタミン酸鉛、N−ラウロ
イルグルタミン酸鉛、N一ミリストイルグルタミン酸鉛
、N−ステアロイルアスパラギン酸鉛、N−ラウロイル
アスパラギン酸鉛、N一ミリストイルアスパラギン酸鉛
、N−ステアロイルグルタミン酸錫、N−ラウロイルグ
ルタミン酸錫、N−ミリストイルグルタミン酸錫、N−
ステアロイルアスパラギン酸錫、N−ラウロイルアスパ
ラギン酸錫、N−ミリストイルアスパラギン酸錫、N−
ステアロイルバリン錫、N−ラウロイルバリン錫、N−
ミリストイルバリン錫、Nステアロイルフェニルアラニ
ン錫、N−ラウロイルフェニルアラニンi、N− ミ
リストイルフエニルアラニン錫、N−ステアロイルアル
ギニン錫、N−ラウロイルアルギニンI、N−ミl,I
ストイルアルギニン錫などである。
アシルアミノ酸塩の好ましい具体例としては、N−ステ
アロイルグルタミン酸銀、N−ラウロイルグルタミン酸
銀、N一ミリストイルグルタミン酸銀、N−ステアロイ
ルアスパラギン酸銀、N−ラウロイルアスパラギン酸銀
、N−ミリストイルアスパラギン酸銀、N−ステアロイ
ルグルタミン酸銅、N−ラウロイルグルタミン酸銅、N
一ミリストイルグルタミン酸銅、N−ステアロイルアス
パラキンMl、N−ラウロイルアスパラギン酸銅、N−
ミリストイルアスハラキン酸銅、N−ステアロイルバリ
ン銀、N−ラウロイルバリン銀、N−ミリストイルバリ
ン銀、N−ステアロイルバリン銅、N−ラウロイルバリ
ン銅、N−ミリストイルバリン銅、N−ステアロイルフ
ェニルアラニン銀、N−ラウロイルフェニルアラニン銀
、N−ミリストイルフェニルアラニン銀、N−ステアロ
イルフェニルアラニンM、N−ラウロイルフエニルアラ
ニン銅、N一ミリストイルフェニルアラニン銅、N−ス
テアロイルアルギニン銀、N−ラウロイルアルギニン銀
、N一ミリストイルアルキニン銀、N−ステアロイルア
ルギニン銅、N−ラウロイルアルキニンM、N−ミリス
トイルアルギニン銅、N−ステアロイルグルタミン酸亜
鉛、N−ラウロイルグルタミン酸亜鉛、N−ミリストイ
ルグルタミン酸亜鉛、N−ステアロイルアスハラギン酸
亜鉛、N−ラウロイルアスパラギン酸亜鉛、N一ミリス
トイルアスパラギン酸亜鉛、N−ステアロイルグルタミ
ン酸ビスマス、N−ラウロイルグルタミン酸ビスマス、
N−ミリストイルグルタミン酸ビスマス、N−ステアロ
イルアスパラギン酸ビスマス、N−ラウロイルアスパラ
ギン酸ビスマス、N一ミリストイルアスパラギン酸ビス
マス、N−ステアロイルバリン亜鉛、N−ラウロイルバ
リン亜鉛、N−ミリストイルバリン亜鉛、N−ステアロ
イルバリン亜鉛、N−ラウロイルバリン亜鉛、N−ミリ
ストイルバリンビスマス、N−ステアロイルフェニルア
ラニン亜鉛、N−ラウロイルフェニルアラニン亜鉛、N
−ミリストイルフェニルアラニン亜鉛、N−ステアロイ
ルフェニルアラニンビスマス、N−ラウロイルフエニル
アラニンビスマス、N−ミリストイルフエニルアラニン
ビスマス、N−ステアロイルアルギニン亜鉛、Nラウロ
イルアルギニン亜鉛、N−ミリストイルアルキニン亜鉛
、N−ステアロイルアルギニンビスマス、N−ラウロイ
ルアルギニンビスマス、N一ミリストイルアルキニンビ
スマス、N−ステアロイルグルタミン酸鉛、N−ラウロ
イルグルタミン酸鉛、N一ミリストイルグルタミン酸鉛
、N−ステアロイルアスパラギン酸鉛、N−ラウロイル
アスパラギン酸鉛、N一ミリストイルアスパラギン酸鉛
、N−ステアロイルグルタミン酸錫、N−ラウロイルグ
ルタミン酸錫、N−ミリストイルグルタミン酸錫、N−
ステアロイルアスパラギン酸錫、N−ラウロイルアスパ
ラギン酸錫、N−ミリストイルアスパラギン酸錫、N−
ステアロイルバリン錫、N−ラウロイルバリン錫、N−
ミリストイルバリン錫、Nステアロイルフェニルアラニ
ン錫、N−ラウロイルフェニルアラニンi、N− ミ
リストイルフエニルアラニン錫、N−ステアロイルアル
ギニン錫、N−ラウロイルアルギニンI、N−ミl,I
ストイルアルギニン錫などである。
そして、上記のN一長鎖アシルアミノ酸塩は、水、各種
の有機溶媒に対して難溶であり、常温において粉末状で
あり、各種の有機溶媒に分散させること、また、合成樹
脂に容易に混練することができる。
の有機溶媒に対して難溶であり、常温において粉末状で
あり、各種の有機溶媒に分散させること、また、合成樹
脂に容易に混練することができる。
そして、本発明の抗菌作用性物質に含有される抗菌性を
有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩は、以下のよう
にして、形成することができる。
有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩は、以下のよう
にして、形成することができる。
まず、N一長鎖アシルアミノ酸のナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属塩の水溶液に、抗菌性を有する金属
の塩、例えば硝酸銀、硝酸銅、硫酸銀、塩化銅、硫酸銅
、硝酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸ビスマスなどの水溶性の塩
の水溶液を混合することにより、抗菌性を有する金属の
N一長鎖アシルアミノ酸塩を沈澱物として容易に得るこ
とができる。そして、上記のように得たN長鎖アシルア
ミノ酸塩の沈澱物を、乾燥(例えば、加熱乾燥、凍結乾
燥)させることにより、粉末状のN一長鎖アシルアミノ
酸塩を得ることができる。そして、本発明において使用
される異なった金属が結合したN一長鎖アシルアミノ酸
塩は、それぞれ別個に上記のように作戊してよく、また
、N一長鎖アシルアミノ酸のナトリウム、カリウムなど
のアルカリ金属塩の水溶液に、抗菌性を有する金属の塩
、例えば硝酸銀、硝酸銅、硫酸銀、塩化銅、硫酸銅、硝
酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸ピスマスなどより金属が異なる
塩の水溶液を2種以上選択し、同時に、または順次上記
のN一長鎖アシルアミノ酸水溶岐に混合することにより
、異なった金属が結合したN長鎖アシルアミノ酸塩の混
合物として作戊してもよい。
などのアルカリ金属塩の水溶液に、抗菌性を有する金属
の塩、例えば硝酸銀、硝酸銅、硫酸銀、塩化銅、硫酸銅
、硝酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸ビスマスなどの水溶性の塩
の水溶液を混合することにより、抗菌性を有する金属の
N一長鎖アシルアミノ酸塩を沈澱物として容易に得るこ
とができる。そして、上記のように得たN長鎖アシルア
ミノ酸塩の沈澱物を、乾燥(例えば、加熱乾燥、凍結乾
燥)させることにより、粉末状のN一長鎖アシルアミノ
酸塩を得ることができる。そして、本発明において使用
される異なった金属が結合したN一長鎖アシルアミノ酸
塩は、それぞれ別個に上記のように作戊してよく、また
、N一長鎖アシルアミノ酸のナトリウム、カリウムなど
のアルカリ金属塩の水溶液に、抗菌性を有する金属の塩
、例えば硝酸銀、硝酸銅、硫酸銀、塩化銅、硫酸銅、硝
酸亜鉛、塩化亜鉛、硝酸ピスマスなどより金属が異なる
塩の水溶液を2種以上選択し、同時に、または順次上記
のN一長鎖アシルアミノ酸水溶岐に混合することにより
、異なった金属が結合したN長鎖アシルアミノ酸塩の混
合物として作戊してもよい。
そして、本発明の抗菌作用性物質に含有されている抗菌
性を有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩は、粉末状
となっており、各分子中に少なくとも1つの抗菌性を有
する金属が結合した塩であるので、極めて高い抗菌力を
有している。
性を有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩は、粉末状
となっており、各分子中に少なくとも1つの抗菌性を有
する金属が結合した塩であるので、極めて高い抗菌力を
有している。
さらに、基本骨格を形成するものがアミノ酸であるため
、毒性が極めて少なく、種々の用途に安全に使用できる
。
、毒性が極めて少なく、種々の用途に安全に使用できる
。
さらに、本発明の抗菌作用性物質を形成するN長鎖アシ
ルアミノ酸塩は、N一長鎖アシルアミノ酸塩という安定
した状態となっているので、塩を形成する金属のみが流
出しに<<、安全であり、食品用など広範囲の樹脂戊形
物、フィルム、紙など包装材料中に混入させることがで
きる。
ルアミノ酸塩は、N一長鎖アシルアミノ酸塩という安定
した状態となっているので、塩を形成する金属のみが流
出しに<<、安全であり、食品用など広範囲の樹脂戊形
物、フィルム、紙など包装材料中に混入させることがで
きる。
さらに、本発明の抗菌、防カビ作用性物質を構成する抗
菌性を有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩を樹脂、
繊維、塗料などへの分散性を向上させるために、微粒子
を含有させてもよい。含有される微粒子は、増量剤とし
ても機能する。微粒子としては、その安定性、分散性、
微粒子の形状、粒径の均一性、超微粒子を得られること
より、セラミックス微粒子、チタニウム微粉末が好まし
い。セラミックス微粒子としては、シリカ微粒子、アル
ミナ微粒子、ジルコニア微粒子、ゼオライト微粒子など
が好適に使用できる。特に、好ましくは、シリカ微粒子
である。
菌性を有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩を樹脂、
繊維、塗料などへの分散性を向上させるために、微粒子
を含有させてもよい。含有される微粒子は、増量剤とし
ても機能する。微粒子としては、その安定性、分散性、
微粒子の形状、粒径の均一性、超微粒子を得られること
より、セラミックス微粒子、チタニウム微粉末が好まし
い。セラミックス微粒子としては、シリカ微粒子、アル
ミナ微粒子、ジルコニア微粒子、ゼオライト微粒子など
が好適に使用できる。特に、好ましくは、シリカ微粒子
である。
そして、微粒子の粒径としては、本発明の抗菌作用性物
質を使用する用途により相違するが、例えば、カビ等の
増殖箇所への散布を目的とする場合には、微粒子は多少
大きいものでも使用可能であり、具体的に述べると、l
myt以下程度である。また、本発明の抗菌作用性物
質を樹脂中に混入させる場合にあっては、1μ月以下程
度、混入される樹脂の透明性を疎外しないためには、1
〜0.01μlが好ましい。
質を使用する用途により相違するが、例えば、カビ等の
増殖箇所への散布を目的とする場合には、微粒子は多少
大きいものでも使用可能であり、具体的に述べると、l
myt以下程度である。また、本発明の抗菌作用性物
質を樹脂中に混入させる場合にあっては、1μ月以下程
度、混入される樹脂の透明性を疎外しないためには、1
〜0.01μlが好ましい。
また、本発明の抗菌作用性物質を発泡体中に混入させる
場合にあっても、1μ肩以下程度、より好ましくは1〜
0.Olμlである。また、紙中に分散させる場合にあ
っても、1μ肩以下程度、より好ましくは1〜0.01
μ友である。さらに、塗料中に分散させる場合にあって
も、1μ貢以下程度、より好ましくは1〜0.Olμ翼
である。
場合にあっても、1μ肩以下程度、より好ましくは1〜
0.Olμlである。また、紙中に分散させる場合にあ
っても、1μ肩以下程度、より好ましくは1〜0.01
μ友である。さらに、塗料中に分散させる場合にあって
も、1μ貢以下程度、より好ましくは1〜0.Olμ翼
である。
微粒子とN一長鎖アシルアミノ酸塩との混合比は、抗菌
性の要求されるレヘルが高いほど、N長鎖ア/ルアミノ
酸塩の含有量が多くなる。
性の要求されるレヘルが高いほど、N長鎖ア/ルアミノ
酸塩の含有量が多くなる。
一般的に、微粒子とN一長鎖アシルアミノ酸塩と混合比
は、重量比で1000: 1〜1:1程度が好ましい。
は、重量比で1000: 1〜1:1程度が好ましい。
次に、本発明の抗菌作用性物質を含有する樹脂絹成物お
よび抗菌性樹脂成形物について説明する。
よび抗菌性樹脂成形物について説明する。
この樹脂組成物は、上記の抗菌作用性物質を含有してい
る。
る。
抗菌性樹脂組或物中の抗菌作用性物質の添加量としては
、この組成物単独で樹脂戊形物を作成する場合にあって
は、005%〜5%が好ましく、より好ましくは、0.
l%〜3%である。また、本発明の抗菌樹脂組成物を他
の一般樹脂に抗菌性を付与するための添加剤として使用
する場合には、より高濃度に抗菌作用性物質を含有して
いることが必要となる。この場合の添加量としては、樹
脂に添加可能な限度まで添加す−ることが好ましく、例
えば、1〜20%程度含有させることが好ましい。
、この組成物単独で樹脂戊形物を作成する場合にあって
は、005%〜5%が好ましく、より好ましくは、0.
l%〜3%である。また、本発明の抗菌樹脂組成物を他
の一般樹脂に抗菌性を付与するための添加剤として使用
する場合には、より高濃度に抗菌作用性物質を含有して
いることが必要となる。この場合の添加量としては、樹
脂に添加可能な限度まで添加す−ることが好ましく、例
えば、1〜20%程度含有させることが好ましい。
そして、本発明の抗菌性樹脂組或物に使用される樹脂材
料としては、いかなる樹脂も使用司能であり、例えば、
ポリオレフィン樹脂(例えば、ボリブロピレン、ポリエ
チレン、ポリブチレン、エチレンープロピレンコボリマ
ー)、塩化ビニル樹脂、スチレン系樹脂、ウレタン系樹
脂、シリコン樹脂、ポリアミド、ポリビニリデン(例え
ば、ポリ塩化ビニリデン、ボリフッ化ビニリデン)、ポ
リエステル、さらには、ポリウレタン、ポリエチレン、
ボリスチレン、ポリブロビレン、エボキン樹脂などの発
泡体などが使用でき、本発明の抗菌性樹脂組成物は、上
記の樹脂材料に上述の抗菌作用性物質を添加することに
より作戊されている。
料としては、いかなる樹脂も使用司能であり、例えば、
ポリオレフィン樹脂(例えば、ボリブロピレン、ポリエ
チレン、ポリブチレン、エチレンープロピレンコボリマ
ー)、塩化ビニル樹脂、スチレン系樹脂、ウレタン系樹
脂、シリコン樹脂、ポリアミド、ポリビニリデン(例え
ば、ポリ塩化ビニリデン、ボリフッ化ビニリデン)、ポ
リエステル、さらには、ポリウレタン、ポリエチレン、
ボリスチレン、ポリブロビレン、エボキン樹脂などの発
泡体などが使用でき、本発明の抗菌性樹脂組成物は、上
記の樹脂材料に上述の抗菌作用性物質を添加することに
より作戊されている。
より、具体的な樹脂組成物としては、例えば、公知の塩
化ビニル樹脂が使用でき、塩化ビニル樹脂戊分として、
塩化ビニル樹脂の単独重合体、さらにポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニルを90モル%以上、好ましくは、95モ
ル%以上を含有し、かつ池の共重合し得る単量体(例え
ば、塩化ピニリデン、エチレン、フロビレン、酢酸ビニ
ルなど)との共重合体を用い、これに、司塑剤として、
ジブチルフタレート、ジヘキシルフタレ−1・、ジー2
−エチルヘキシルフタレートなどのフタル酸エステル、
ジオクチルアジベート、ジオクチルアセレート、ジオク
チルセバケートなとの脂肪族多塩基酸エステル、エポキ
シ化大豆油、エボキシ化アマニ油などのエボキシ化動植
物浦が添加され、さらに必要により、安定剤、滑剤、さ
らにその他の添加剤が配合されたものなどが使用される
。そして、安定剤としては、従来より、バリウム、亜鉛
、カルシウムなどの金属とステアリン酸、ラウリル酸な
どの高級脂肪酸塩からなる金属せっけんが使用されてい
るが、本発明において使用する抗菌性を有する金属のN
一長鎖アシルアミノ酸塩は、この安定剤としての機能も
有することより、上記の従来の安定剤を省略することも
できる。そして、本発明の抗菌性樹脂組成物は、上記の
塩化ビニル樹脂基剤に、可塑剤およびその他の添加剤と
とも、上記の抗菌作用性物質を混合することにより作戊
される。また、抗菌作用性物質は、例えば、可塑剤にあ
らかしめ添加したものを作成し、これを塩化ビニル樹脂
基剤に他の添加剤とともに添加し、混合するものとして
もよく、さらに、塩化ビニル樹脂(可塑剤などを含む)
に高濃度に抗菌作用性物質を添加したものを作戊し、こ
の高濃度に抗菌作用性物質を含有する塩化ビニル樹脂を
、抗菌作用性物質を含むまない塩化ビニル樹脂に添加し
、混練することにより作威してもよい。
化ビニル樹脂が使用でき、塩化ビニル樹脂戊分として、
塩化ビニル樹脂の単独重合体、さらにポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニルを90モル%以上、好ましくは、95モ
ル%以上を含有し、かつ池の共重合し得る単量体(例え
ば、塩化ピニリデン、エチレン、フロビレン、酢酸ビニ
ルなど)との共重合体を用い、これに、司塑剤として、
ジブチルフタレート、ジヘキシルフタレ−1・、ジー2
−エチルヘキシルフタレートなどのフタル酸エステル、
ジオクチルアジベート、ジオクチルアセレート、ジオク
チルセバケートなとの脂肪族多塩基酸エステル、エポキ
シ化大豆油、エボキシ化アマニ油などのエボキシ化動植
物浦が添加され、さらに必要により、安定剤、滑剤、さ
らにその他の添加剤が配合されたものなどが使用される
。そして、安定剤としては、従来より、バリウム、亜鉛
、カルシウムなどの金属とステアリン酸、ラウリル酸な
どの高級脂肪酸塩からなる金属せっけんが使用されてい
るが、本発明において使用する抗菌性を有する金属のN
一長鎖アシルアミノ酸塩は、この安定剤としての機能も
有することより、上記の従来の安定剤を省略することも
できる。そして、本発明の抗菌性樹脂組成物は、上記の
塩化ビニル樹脂基剤に、可塑剤およびその他の添加剤と
とも、上記の抗菌作用性物質を混合することにより作戊
される。また、抗菌作用性物質は、例えば、可塑剤にあ
らかしめ添加したものを作成し、これを塩化ビニル樹脂
基剤に他の添加剤とともに添加し、混合するものとして
もよく、さらに、塩化ビニル樹脂(可塑剤などを含む)
に高濃度に抗菌作用性物質を添加したものを作戊し、こ
の高濃度に抗菌作用性物質を含有する塩化ビニル樹脂を
、抗菌作用性物質を含むまない塩化ビニル樹脂に添加し
、混練することにより作威してもよい。
また、樹脂材料として公知のポリオレフインが使用でき
、ポリオレフィンとしては、例えば、エチレンホモボリ
マー ブロビレンホモボリマーなどの単量体、またはそ
れらのランダム、ブロック共重合体が使用され、さらに
、これらポリオレフィンに光安定剤(例えば、ペンゾト
リアゾール)、またフェノール系抗酸化剤、さらには中
和剤、滑剤、核剤まどが必要により添加されたものが用
いられる。そして、抗菌作用性物質は、必要な添加剤と
ともにポリオレフィンに添加され、混合され、例えば、
ペレット状に形成される。また、ポリオレフィンに高濃
度に抗菌作用性物質を添加したペレットを作戊し、本発
明の抗菌性樹脂組成物とし、この高濃度に抗菌作用性物
質を含有したマスターベレソトを作或し、抗菌作用性物
質を含まない他のポリオレフィンペレノトと適宜樹脂戊
形物作成時に、ミキサー内にて混合し、樹脂成形物を作
戊してもよい。
、ポリオレフィンとしては、例えば、エチレンホモボリ
マー ブロビレンホモボリマーなどの単量体、またはそ
れらのランダム、ブロック共重合体が使用され、さらに
、これらポリオレフィンに光安定剤(例えば、ペンゾト
リアゾール)、またフェノール系抗酸化剤、さらには中
和剤、滑剤、核剤まどが必要により添加されたものが用
いられる。そして、抗菌作用性物質は、必要な添加剤と
ともにポリオレフィンに添加され、混合され、例えば、
ペレット状に形成される。また、ポリオレフィンに高濃
度に抗菌作用性物質を添加したペレットを作戊し、本発
明の抗菌性樹脂組成物とし、この高濃度に抗菌作用性物
質を含有したマスターベレソトを作或し、抗菌作用性物
質を含まない他のポリオレフィンペレノトと適宜樹脂戊
形物作成時に、ミキサー内にて混合し、樹脂成形物を作
戊してもよい。
そして、抗菌性樹脂成形物としては、上述の抗菌性樹脂
組成物を用いて形成される、種々のものが考えられ、例
えば、文房具、玩具、プラスチック製食器、包装容器、
包装材料(例えば、フイルム)、テープ、シート、不ッ
ト、パイプ、ホース、トレー、容器などがある。
組成物を用いて形成される、種々のものが考えられ、例
えば、文房具、玩具、プラスチック製食器、包装容器、
包装材料(例えば、フイルム)、テープ、シート、不ッ
ト、パイプ、ホース、トレー、容器などがある。
そこで、抗菌性樹脂組或物を用いた抗菌性樹脂或形物の
一例として、包装用フィルムに応用することが考えられ
る。
一例として、包装用フィルムに応用することが考えられ
る。
第1図は、本発明の抗菌作用性物質lを含有する樹脂製
フィルム5の断面図を示す。また、第2図は、別の形態
の樹脂製フィルム5の断面図を示す。
フィルム5の断面図を示す。また、第2図は、別の形態
の樹脂製フィルム5の断面図を示す。
第1図に示す樹脂製フィルム5では、フィルム5を形成
する樹脂の全体の中に抗菌作用性物質1が含有されてい
る。そして、抗菌作用性物質1は、上記のように、抗菌
作用を有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩により形
成されている。
する樹脂の全体の中に抗菌作用性物質1が含有されてい
る。そして、抗菌作用性物質1は、上記のように、抗菌
作用を有する金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩により形
成されている。
そして、アシル基が有するアルキル基により含有される
抗菌作用性物質は、樹脂となじみやすいため、無機物を
いれた場合に比べ、樹脂材料の物性の低下が少ないとい
う利点も有している。
抗菌作用性物質は、樹脂となじみやすいため、無機物を
いれた場合に比べ、樹脂材料の物性の低下が少ないとい
う利点も有している。
そして、含有された抗菌作用性物質は、光に対して安定
であるため、使用時あるいは保存時に樹脂の表面が、含
有された抗菌作用性物質の原因による変色を起こすこと
がない。
であるため、使用時あるいは保存時に樹脂の表面が、含
有された抗菌作用性物質の原因による変色を起こすこと
がない。
樹脂製フィルム5に用いられる樹脂4としては、フィル
ム形成が可能なものであればどのようなものでもよく、
例えば、ポリオレフィン樹脂(例えば、ポリプロピレン
、ポリエチレン、ポリブチレン、エチレンープロピレン
コボリマー)、塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリビニ
リデン(例えば、ポリ塩化ビニリデン、ボリフノ化ビニ
リデン)が使用される。
ム形成が可能なものであればどのようなものでもよく、
例えば、ポリオレフィン樹脂(例えば、ポリプロピレン
、ポリエチレン、ポリブチレン、エチレンープロピレン
コボリマー)、塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリビニ
リデン(例えば、ポリ塩化ビニリデン、ボリフノ化ビニ
リデン)が使用される。
そして、この抗菌性樹脂フィルム5は、その表面に露出
する抗菌作用性物質lにより、表面が抗菌性を有するも
のとなっている。そして、樹脂中の抗菌作用物質1の含
有量としては、樹脂重量に対して、0.05%以上であ
れば、十分な抗菌作用を有するものと考えられ、好まし
くは、0、1−1%である。また、抗菌性樹脂フィルム
5としては、延伸フィルムとすることが好ましい。延伸
方法は、公知の方法を用いることができ、例えば、一定
の長さに固定されかつ加熱された状態で行われる1軸、
2軸延伸などが考えられる。そして、延伸されることに
より、フイルムを形成する樹脂中の分子が配向し、フィ
ルムの強度が増加する。さらに、この分子の配向におけ
る分子配列の変化(樹脂を構成する分子の微少な移動)
に伴い、添加されているN一長鎖アシルアミノ酸塩も多
少樹脂内において移動する。この移動は、予想するに樹
脂と相溶性のある部分であるアシル基を軸として生じ、
樹脂と相溶性の低い部分である抗菌性を有する金属が起
き上がるように生じするものと考えられる。
する抗菌作用性物質lにより、表面が抗菌性を有するも
のとなっている。そして、樹脂中の抗菌作用物質1の含
有量としては、樹脂重量に対して、0.05%以上であ
れば、十分な抗菌作用を有するものと考えられ、好まし
くは、0、1−1%である。また、抗菌性樹脂フィルム
5としては、延伸フィルムとすることが好ましい。延伸
方法は、公知の方法を用いることができ、例えば、一定
の長さに固定されかつ加熱された状態で行われる1軸、
2軸延伸などが考えられる。そして、延伸されることに
より、フイルムを形成する樹脂中の分子が配向し、フィ
ルムの強度が増加する。さらに、この分子の配向におけ
る分子配列の変化(樹脂を構成する分子の微少な移動)
に伴い、添加されているN一長鎖アシルアミノ酸塩も多
少樹脂内において移動する。この移動は、予想するに樹
脂と相溶性のある部分であるアシル基を軸として生じ、
樹脂と相溶性の低い部分である抗菌性を有する金属が起
き上がるように生じするものと考えられる。
よって、この移動により添加されている抗菌作用性物質
はその抗菌性金属が樹脂表面に露出する確率が上昇し、
このためより高い抗菌作用を発揮することができるもの
と考える。
はその抗菌性金属が樹脂表面に露出する確率が上昇し、
このためより高い抗菌作用を発揮することができるもの
と考える。
また、第2図に示す樹脂性フィルム5は、3層構造を有
するラミネートフィルムであり、その表面層のみに抗菌
作用性物質lが含有されている。このような構造とする
ことにより、少量の抗菌作用性物質により十分な抗菌作
用を有するものとすることができる。この場合、抗菌作
用性物質を含有する表面層の樹脂中の抗菌作用物質1の
含有量としては、表面層の樹脂重量に対して、0. 0
05%以」−、好ましくは、0. 05%以−1−であ
れば、十分な抗菌作用を有するものと考えられ、好まし
くは、0.1〜1%である。また、4二記のフィルムと
同様に、このラミネー1・フィルムも延伸フィルムとす
ることが好ましい。
するラミネートフィルムであり、その表面層のみに抗菌
作用性物質lが含有されている。このような構造とする
ことにより、少量の抗菌作用性物質により十分な抗菌作
用を有するものとすることができる。この場合、抗菌作
用性物質を含有する表面層の樹脂中の抗菌作用物質1の
含有量としては、表面層の樹脂重量に対して、0. 0
05%以」−、好ましくは、0. 05%以−1−であ
れば、十分な抗菌作用を有するものと考えられ、好まし
くは、0.1〜1%である。また、4二記のフィルムと
同様に、このラミネー1・フィルムも延伸フィルムとす
ることが好ましい。
そして、これらの樹脂製フィルム5は、食品なとの種々
の包装材料に使用でき、含有されている抗菌作用性物質
により、長期間閑の付着、繁殖を防止できる。
の包装材料に使用でき、含有されている抗菌作用性物質
により、長期間閑の付着、繁殖を防止できる。
また、本発明の抗菌性樹脂組成物を用いた抗菌性樹脂戊
形物としては、上記のフィルムに限らず、種々のものに
応用できるとともに、抗菌性の付与は、抗菌作用性物質
を樹脂全体に混入させる方法、抗菌作用性物質を含有し
た樹脂を樹脂戊形物の表面に被覆する方法が考えられる
。
形物としては、上記のフィルムに限らず、種々のものに
応用できるとともに、抗菌性の付与は、抗菌作用性物質
を樹脂全体に混入させる方法、抗菌作用性物質を含有し
た樹脂を樹脂戊形物の表面に被覆する方法が考えられる
。
次に、内表面か上記の抗菌作用性物質を含有した合成樹
脂により形成された抗菌性内表面を有する抗菌性水槽に
ついて説明する。
脂により形成された抗菌性内表面を有する抗菌性水槽に
ついて説明する。
本発明の抗菌性水槽は、少なくとも内面は、上記の抗菌
作用性物質を含有する合或樹脂により形成されている。
作用性物質を含有する合或樹脂により形成されている。
抗菌性水槽に使用される合成樹脂としては、アクリル系
樹脂(例えば、As..ABS) 、ボリカーホネート
などの無色透明のものか好適に使用される。
樹脂(例えば、As..ABS) 、ボリカーホネート
などの無色透明のものか好適に使用される。
そして、抗菌作用性物質は、上記のように、抗菌作用を
有する異なる金属が結合した2種以LのN一長鎖アシル
アミノ酸塩を含有している。
有する異なる金属が結合した2種以LのN一長鎖アシル
アミノ酸塩を含有している。
そして、アシル基が有するアルキル基により含有される
抗菌作用性物質は、樹脂となじみやすいため、無機物を
いれた場合に比べ、樹脂材料の物性の低下か少ないとい
う利点も有している。
抗菌作用性物質は、樹脂となじみやすいため、無機物を
いれた場合に比べ、樹脂材料の物性の低下か少ないとい
う利点も有している。
そして、抗菌性水槽は、その内表面が抗菌性を有すれば
、十分である。そのような、内表面のみか抗菌性を有す
る水槽は、例えば、水槽を形成する合成樹脂の内面に、
その合或樹脂との接着性の高い、好ましくは、水槽を形
成する樹脂と同質あるいは類似の樹脂に、上記の抗菌作
用性物質を含有させた樹脂を、被覆させることにより、
形成することができる。この場合、抗菌作用性物質を含
有する表面層の樹脂中の抗菌作用物質の含有量としては
、表面層の樹脂重量に′11シて、0005%以」二、
好ましくは、0. 05%以」二であれば、十分な抗菌
作用を有するものと考えられ、好ましくは、0.1〜1
%である。また、樹脂中全体に上記の抗菌作用性物質を
含有するものを用いて、水槽全体を形成してもよい。樹
脂中の抗菌作用物質の含有量としては、樹脂重量に対し
て、0,05%以上、好ましくは、0.05%以上であ
れば、十分な抗菌作用を有するものと考えられ、好まし
くは、0.1〜1%である。
、十分である。そのような、内表面のみか抗菌性を有す
る水槽は、例えば、水槽を形成する合成樹脂の内面に、
その合或樹脂との接着性の高い、好ましくは、水槽を形
成する樹脂と同質あるいは類似の樹脂に、上記の抗菌作
用性物質を含有させた樹脂を、被覆させることにより、
形成することができる。この場合、抗菌作用性物質を含
有する表面層の樹脂中の抗菌作用物質の含有量としては
、表面層の樹脂重量に′11シて、0005%以」二、
好ましくは、0. 05%以」二であれば、十分な抗菌
作用を有するものと考えられ、好ましくは、0.1〜1
%である。また、樹脂中全体に上記の抗菌作用性物質を
含有するものを用いて、水槽全体を形成してもよい。樹
脂中の抗菌作用物質の含有量としては、樹脂重量に対し
て、0,05%以上、好ましくは、0.05%以上であ
れば、十分な抗菌作用を有するものと考えられ、好まし
くは、0.1〜1%である。
そして、本発明の水槽は、内表面を形成する樹脂中に含
有されている抗菌作用性物質が上記のものであるので、
水槽内部に収納される魚介類なとに、悪影響を与えるこ
となく、安全に、長期にわたり緑藻等の発生、付着を防
止できる。
有されている抗菌作用性物質が上記のものであるので、
水槽内部に収納される魚介類なとに、悪影響を与えるこ
となく、安全に、長期にわたり緑藻等の発生、付着を防
止できる。
そして、この抗菌性水槽は、水族館、学校、料理店、家
庭用など種々の水槽に利用できる。
庭用など種々の水槽に利用できる。
次に、本発明の抗菌性塗料について説明する。
本発明の抗菌性塗料は、上記の抗菌作用性物質を含有し
ている。
ている。
そして、本発明の抗菌性塗料に使用される塗料材料とし
ては、脂肪酸系塗料、エボキン樹脂系塗料、無溶剤エボ
キシ樹脂系塗料、ビニールエステル系塗料、ポリウレタ
ン樹脂系塗料、無溶剤ポリウレタン樹脂系塗料、さらに
、/リコーン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料なとがある
。
ては、脂肪酸系塗料、エボキン樹脂系塗料、無溶剤エボ
キシ樹脂系塗料、ビニールエステル系塗料、ポリウレタ
ン樹脂系塗料、無溶剤ポリウレタン樹脂系塗料、さらに
、/リコーン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料なとがある
。
また、本発明の抗菌性塗料中の上記の抗菌性物質の含有
量としては、0.01%〜10%程度含有していること
が好ましく、特に、0.1〜5%が好ましい。
量としては、0.01%〜10%程度含有していること
が好ましく、特に、0.1〜5%が好ましい。
本発明の抗菌性塗料は、含有されている抗菌作用性物質
が、上記のように、N一長鎖アシルアミノ酸塩であり基
本骨格がアミノ酸であり、安全性が高く、さらに、塩を
形成している金属として抗菌性の高いものが使用でき、
かつ防汚効果としても十分な機能を発揮する。よって、
防汚塗料として用いた場合、船舶および水中構造物にお
ける水(海水を含む)接触部分への、水中生物の付着を
防止する。
が、上記のように、N一長鎖アシルアミノ酸塩であり基
本骨格がアミノ酸であり、安全性が高く、さらに、塩を
形成している金属として抗菌性の高いものが使用でき、
かつ防汚効果としても十分な機能を発揮する。よって、
防汚塗料として用いた場合、船舶および水中構造物にお
ける水(海水を含む)接触部分への、水中生物の付着を
防止する。
本発明の塗料を防汚塗料に応用する場合の塗料材料とし
ては、公知ものが使用でき、例えば、一液型の塗料では
、樹脂成分として、ロジン、アクリル樹脂、油性系樹脂
、塩化ビニル系樹脂、合或ゴム系樹脂、塩素化ポリエチ
レン樹脂などを含有し、司塑剤として、トリクレジルホ
スフェート、トリフェニルホスフェートなどのリン酸エ
ステル系、ジーn−ドデシルフタレート、ジノニルフタ
レート、ジー2−エチルへキシルフタレート、ジーn−
プチルフタレート、ジメチルフタレートなどのフタル酸
エステル類、塩素化バラフィンおよびポリエステル類な
どがあげられ、有機溶剤としては、例えば、キシレン、
トルエンなどの芳香族炭化水素系溶剤、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤が使
用され、これらの塗料材料中に、上述の抗菌作用性物質
が添加される。また、二液型塗料としては、前述のエポ
キシ樹脂系塗料、無溶剤エボキシ樹脂系塗料、ポリウレ
タン樹脂系塗料、無溶剤ポリウレタン樹脂系塗料などの
公知のものが使用でき、例えば、エボキシ樹脂系塗料材
料としては、ビスフェノール型エボキシ樹脂、環状脂肪
族エボキシ樹脂、フェノールまたはクレゾールノボラッ
ク型エボキシ樹脂、フタル酸グリシジルエステル型エポ
キシ樹脂、ボリグリコール型エボキシ樹脂などであり、
さらに、必要により、それらエボキシ樹脂と相溶する熱
硬化性樹脂または熱可塑性樹脂などが添加される。また
、使用時に上記樹脂液に混合される硬化剤としては、水
に難溶で水分子と置換性のある芳香族アミン、ポリアル
キレンポリアミン、ボリアミド、アミン変性アミドなど
のエボキシ樹脂用硬化剤が用いられる。さらに、ポリウ
レタン系塗料材料としては、同様に公知のものが使用で
き、ポリオールとポリイソシアネートからなる二液型で
あり、ボリオールとしては、例えば、エチルアミン、ブ
チルアミン、ジアミノジフェニルメタン、ヘキサエチレ
ンジアミンなどのアミノ化合物とフタル酸ジグリシジル
、エポキシブタン、プチルグリシジルエーテル、ポリエ
チレングリシジルエーテルなどのエポキシ化合物との反
応生戊物などが使用でき、また、ポリイソシアネートと
しては、ジフエニルメタンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどによるイ
ンシアネート基含有プレボリマーが使用できる。このよ
うな塗料材料に、上述の量の抗菌作用性物質が添加され
る。また塗料材料として、上述の2液型のものを用いる
場合、その一方あるいは両方に抗菌作用性物質を添加し
てもよい。好ましくは添加された抗菌作用性物質に変性
を与える可能性少ない方の塗料戊分側に添加することで
あり、2液型エポキシ塗料にあっては、エポキシ樹脂液
に、また、2液型ポリウレタン塗料にあって1よ、ポリ
オールに抗菌作用性物質を添加しておくことが好ましい
。
ては、公知ものが使用でき、例えば、一液型の塗料では
、樹脂成分として、ロジン、アクリル樹脂、油性系樹脂
、塩化ビニル系樹脂、合或ゴム系樹脂、塩素化ポリエチ
レン樹脂などを含有し、司塑剤として、トリクレジルホ
スフェート、トリフェニルホスフェートなどのリン酸エ
ステル系、ジーn−ドデシルフタレート、ジノニルフタ
レート、ジー2−エチルへキシルフタレート、ジーn−
プチルフタレート、ジメチルフタレートなどのフタル酸
エステル類、塩素化バラフィンおよびポリエステル類な
どがあげられ、有機溶剤としては、例えば、キシレン、
トルエンなどの芳香族炭化水素系溶剤、メチルエチルケ
トン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤が使
用され、これらの塗料材料中に、上述の抗菌作用性物質
が添加される。また、二液型塗料としては、前述のエポ
キシ樹脂系塗料、無溶剤エボキシ樹脂系塗料、ポリウレ
タン樹脂系塗料、無溶剤ポリウレタン樹脂系塗料などの
公知のものが使用でき、例えば、エボキシ樹脂系塗料材
料としては、ビスフェノール型エボキシ樹脂、環状脂肪
族エボキシ樹脂、フェノールまたはクレゾールノボラッ
ク型エボキシ樹脂、フタル酸グリシジルエステル型エポ
キシ樹脂、ボリグリコール型エボキシ樹脂などであり、
さらに、必要により、それらエボキシ樹脂と相溶する熱
硬化性樹脂または熱可塑性樹脂などが添加される。また
、使用時に上記樹脂液に混合される硬化剤としては、水
に難溶で水分子と置換性のある芳香族アミン、ポリアル
キレンポリアミン、ボリアミド、アミン変性アミドなど
のエボキシ樹脂用硬化剤が用いられる。さらに、ポリウ
レタン系塗料材料としては、同様に公知のものが使用で
き、ポリオールとポリイソシアネートからなる二液型で
あり、ボリオールとしては、例えば、エチルアミン、ブ
チルアミン、ジアミノジフェニルメタン、ヘキサエチレ
ンジアミンなどのアミノ化合物とフタル酸ジグリシジル
、エポキシブタン、プチルグリシジルエーテル、ポリエ
チレングリシジルエーテルなどのエポキシ化合物との反
応生戊物などが使用でき、また、ポリイソシアネートと
しては、ジフエニルメタンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどによるイ
ンシアネート基含有プレボリマーが使用できる。このよ
うな塗料材料に、上述の量の抗菌作用性物質が添加され
る。また塗料材料として、上述の2液型のものを用いる
場合、その一方あるいは両方に抗菌作用性物質を添加し
てもよい。好ましくは添加された抗菌作用性物質に変性
を与える可能性少ない方の塗料戊分側に添加することで
あり、2液型エポキシ塗料にあっては、エポキシ樹脂液
に、また、2液型ポリウレタン塗料にあって1よ、ポリ
オールに抗菌作用性物質を添加しておくことが好ましい
。
また、本発明の抗菌性塗料は、上記のような防汚塗料に
限られず、学校、病院、事務所、食品工場、一般住宅(
例えば、台所、浴室)などの内外壁面、床など広範囲に
使用でき、塗料材料としては、水性、油性いずれの材料
を用いることもできる。
限られず、学校、病院、事務所、食品工場、一般住宅(
例えば、台所、浴室)などの内外壁面、床など広範囲に
使用でき、塗料材料としては、水性、油性いずれの材料
を用いることもできる。
次に、本発明の抗菌性を有する紙について説明する。
本発明の抗菌性を有する紙は、上述の抗菌作用性物質が
表面に付着あるいは内部に含有している。
表面に付着あるいは内部に含有している。
使用される紙素材としては、洋紙、和紙のいずれでもよ
く、抗菌性紙としては、例えば、雑種紙、薄葉紙(例え
ば、ティシュペーパー、チリ紙、トイレットペーパー、
ナプキンまたはタオル紙、生理用紙)、包装用紙、塗工
紙(例えば、アート紙、コート紙)、非塗工紙、印刷用
紙、図面用紙などであり、板紙としては、段ボール紙、
白板紙、黄板紙、色板紙、チップボール、コルゲート紙
、紙幣原紙、台紙などがある。
く、抗菌性紙としては、例えば、雑種紙、薄葉紙(例え
ば、ティシュペーパー、チリ紙、トイレットペーパー、
ナプキンまたはタオル紙、生理用紙)、包装用紙、塗工
紙(例えば、アート紙、コート紙)、非塗工紙、印刷用
紙、図面用紙などであり、板紙としては、段ボール紙、
白板紙、黄板紙、色板紙、チップボール、コルゲート紙
、紙幣原紙、台紙などがある。
そして、抗菌性紙は、例えば、紙の表面に付着あるいは
内部に抗菌作用性物質が含有されており、抗菌作用性物
質は、上記のように、抗菌作用を有する金属のN一長鎖
アシルアミノ酸塩とにより形成されている。
内部に抗菌作用性物質が含有されており、抗菌作用性物
質は、上記のように、抗菌作用を有する金属のN一長鎖
アシルアミノ酸塩とにより形成されている。
紙の表面に抗菌作用性物質を付着させる方法としては、
紙の表面に対して付着性を有する物質中に抗菌作用性物
質を含有させ、この物質(液状)を紙の表面に塗布する
ことにより行うことかできる。そのような方注としては
、例えば、水性系の場合と12で、粘着性を有するセル
ロース系物質、例えば、カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース、オキシブロビルセルロース、オキ/
エチルセルロース、マた、PVA(ポリビニルアルコー
ル)、pvp(ポリビニルビロリドン)、ビニルビロリ
ドンー酢酸ビニル共重合体などの水溶液中に抗菌作用性
物質を含有させたものを紙の表面に塗布し乾燥させるこ
とにより作成される。また、疎水性樹脂系の場含として
は、ンリコーン樹脂系コーティング剤(例えば、ンメチ
ルシロキサン系コーティング剤、メチルハイドロジエン
ボリシロキサン系コーティング剤、メチルトリクロロン
ロキサン系コーティング剤、シランカノブリン剤)、ま
たフッ素樹脂系コーティング剤中に抗菌作用性物質を含
有させたものを紙の表面に塗布し乾燥させることにより
作戊される。このように、紙の表面に抗菌作用性物質を
付着させる場合の付着量としては、0. 005〜5?
/1程度が好ましく、より好ましくは、0.Ol〜19
/1程度である。
紙の表面に対して付着性を有する物質中に抗菌作用性物
質を含有させ、この物質(液状)を紙の表面に塗布する
ことにより行うことかできる。そのような方注としては
、例えば、水性系の場合と12で、粘着性を有するセル
ロース系物質、例えば、カルボキシメチルセルロース、
メチルセルロース、オキシブロビルセルロース、オキ/
エチルセルロース、マた、PVA(ポリビニルアルコー
ル)、pvp(ポリビニルビロリドン)、ビニルビロリ
ドンー酢酸ビニル共重合体などの水溶液中に抗菌作用性
物質を含有させたものを紙の表面に塗布し乾燥させるこ
とにより作成される。また、疎水性樹脂系の場含として
は、ンリコーン樹脂系コーティング剤(例えば、ンメチ
ルシロキサン系コーティング剤、メチルハイドロジエン
ボリシロキサン系コーティング剤、メチルトリクロロン
ロキサン系コーティング剤、シランカノブリン剤)、ま
たフッ素樹脂系コーティング剤中に抗菌作用性物質を含
有させたものを紙の表面に塗布し乾燥させることにより
作戊される。このように、紙の表面に抗菌作用性物質を
付着させる場合の付着量としては、0. 005〜5?
/1程度が好ましく、より好ましくは、0.Ol〜19
/1程度である。
また、紙の内部に抗菌作用性物質を含有した抗菌性紙の
作戊方法としては、製造用原液中に抗菌作用性物質を含
有させたものを用いて、紙を作成することにより行うこ
とができる。このように、紙に抗菌作用性物質を含有さ
せる場合の添加量としては、紙の重量の0.05%〜3
%程度が好適であり、より好ましくは、0.1〜1%程
度である。
作戊方法としては、製造用原液中に抗菌作用性物質を含
有させたものを用いて、紙を作成することにより行うこ
とができる。このように、紙に抗菌作用性物質を含有さ
せる場合の添加量としては、紙の重量の0.05%〜3
%程度が好適であり、より好ましくは、0.1〜1%程
度である。
そこで、紙の表面に上記の抗菌作用性物質を付着させる
方法の具体例について説明する。
方法の具体例について説明する。
この方法を行うためには、紙の表面にコーティングする
ための表面処理剤を作戊する必要があり、まず、紙の表
面に対して付着性を有する物質(付着性物質)が用いら
れ、例えば、カルポキンメチルセルロース、メチルセル
ロース、オキンブロビルセルロース、オキンエチルセル
ロース、PVA (ポリビニルアルコール)、変性PV
A (例えば、カルホキシル変性P V A ,スルホ
ン酸基変性PVA、アクリルアミド変性PVA,カリオ
ン基変性PVA,長鎖アルキル基変性PVA) 、澱粉
、変性澱粉、カゼイン、合成樹脂エマルジョン(例えば
、スチレンーブタンエンラテソクス,ポリアクリル酸エ
ステルエマルジョン、酢酸ビニルーアクリル酸エステル
共重合エマルジョン、酢酸ビニルーエチレン共重合エマ
ルジョン)などが使用され、それらの表面処理剤中の濃
度は、表面処理対象となる紙の種類などにより相違する
が、O.l〜30重量%程度が好適である。そして、こ
の表面処理剤に、」二記の抗菌作用性物質であるN一長
鎖アシルアミノ酸塩が添加される。添加量としては、0
.05〜5%程度か好ましく、より好ましくは、0.1
〜1%程度である。さらに、表面処理剤には、必要に応
じてグリオキサール、尿素樹脂等の耐水化剤、グリコー
ル類、グリセリンなとの可塑剤、アンモニア、カセイゾ
ータ、炭酸ソータあるいはリン酸等のpH調整剤、消泡
剤、離型剤、界面活性剤なとの公知の添加剤を添加して
もよい。上記の添加剤を必要な溶媒、例えば、水に添加
し、十分撹拌することにより抗菌作用を有する表面処理
剤が作成される。
ための表面処理剤を作戊する必要があり、まず、紙の表
面に対して付着性を有する物質(付着性物質)が用いら
れ、例えば、カルポキンメチルセルロース、メチルセル
ロース、オキンブロビルセルロース、オキンエチルセル
ロース、PVA (ポリビニルアルコール)、変性PV
A (例えば、カルホキシル変性P V A ,スルホ
ン酸基変性PVA、アクリルアミド変性PVA,カリオ
ン基変性PVA,長鎖アルキル基変性PVA) 、澱粉
、変性澱粉、カゼイン、合成樹脂エマルジョン(例えば
、スチレンーブタンエンラテソクス,ポリアクリル酸エ
ステルエマルジョン、酢酸ビニルーアクリル酸エステル
共重合エマルジョン、酢酸ビニルーエチレン共重合エマ
ルジョン)などが使用され、それらの表面処理剤中の濃
度は、表面処理対象となる紙の種類などにより相違する
が、O.l〜30重量%程度が好適である。そして、こ
の表面処理剤に、」二記の抗菌作用性物質であるN一長
鎖アシルアミノ酸塩が添加される。添加量としては、0
.05〜5%程度か好ましく、より好ましくは、0.1
〜1%程度である。さらに、表面処理剤には、必要に応
じてグリオキサール、尿素樹脂等の耐水化剤、グリコー
ル類、グリセリンなとの可塑剤、アンモニア、カセイゾ
ータ、炭酸ソータあるいはリン酸等のpH調整剤、消泡
剤、離型剤、界面活性剤なとの公知の添加剤を添加して
もよい。上記の添加剤を必要な溶媒、例えば、水に添加
し、十分撹拌することにより抗菌作用を有する表面処理
剤が作成される。
そして、塗布される紙としては、特に制限はないが、上
述の壁紙、さらに、上述の包装用紙、非塗工紙、印刷用
紙、図面用紙、段ボール紙、白板紙、黄板紙、色板紙、
チップボール、コルケート紙、紙整原紙、台紙などがあ
る。また、表面処理剤の塗工方法としては、公知の方法
を用いることができ、例えば、サイズブレスコーター
ロールコーター エヤナイフコーターブレンドコーター
等の任意の方法を用いることができる。塗工量は、目的
により相違するか、固形分で0.1〜30971程度が
好適である。
述の壁紙、さらに、上述の包装用紙、非塗工紙、印刷用
紙、図面用紙、段ボール紙、白板紙、黄板紙、色板紙、
チップボール、コルケート紙、紙整原紙、台紙などがあ
る。また、表面処理剤の塗工方法としては、公知の方法
を用いることができ、例えば、サイズブレスコーター
ロールコーター エヤナイフコーターブレンドコーター
等の任意の方法を用いることができる。塗工量は、目的
により相違するか、固形分で0.1〜30971程度が
好適である。
次に、本発明の局所用抗菌剤について説明する。
本発明の局所用抗菌剤は、安全かつ有効な量の抗菌作用
性物質を含有しており、さらに抗菌作用性物質として、
上述のものを用いている。
性物質を含有しており、さらに抗菌作用性物質として、
上述のものを用いている。
本明細書において「安全かつ有効な量」なる用語は薬物
療法に付随する合理的な利益/危険比においては望まし
くは抗菌効果を与えるのに十分な量であることを意味す
る。
療法に付随する合理的な利益/危険比においては望まし
くは抗菌効果を与えるのに十分な量であることを意味す
る。
より具体的な局所用抗菌剤内の含有量としては、局所用
抗菌剤の剤形により相違するが、抗菌作用性物質(N一
長鎖アシルアミノ酸金属塩の有効量)を005重量%〜
5重量%含有していることが好ましく、特に、0.1〜
3%含有していることが好ましい。
抗菌剤の剤形により相違するが、抗菌作用性物質(N一
長鎖アシルアミノ酸金属塩の有効量)を005重量%〜
5重量%含有していることが好ましく、特に、0.1〜
3%含有していることが好ましい。
本発明による局所用抗菌剤は、種々の剤形を用いること
がてき、外用剤の好ましい剤形は、ゲル、ゲルクリーム
、クリーム、液剤などである。組成物としては、公知の
ものが利用できる。
がてき、外用剤の好ましい剤形は、ゲル、ゲルクリーム
、クリーム、液剤などである。組成物としては、公知の
ものが利用できる。
具体例をあげれば、ゲル基剤としては、カルボキシビニ
ルボリマーの希水溶液があげられる。
ルボリマーの希水溶液があげられる。
ゲルクリーム製剤としては、上記のゲル基剤に、さらに
乳化剤(非イオン性界面活性剤が好ましい)、油状物質
(例えば流動バラフィン)からなるものが挙げられる。
乳化剤(非イオン性界面活性剤が好ましい)、油状物質
(例えば流動バラフィン)からなるものが挙げられる。
クリーム基剤としては、親水軟膏(日本薬局方収載)が
ある。液剤としては、エタノールと水との混合肢が挙げ
られる。
ある。液剤としては、エタノールと水との混合肢が挙げ
られる。
また、用途によっては、投与した局所用抗菌剤が、投与
患部にてフィルムを形成し、容易に投与患部より離脱し
ないものとし、持続的に抗菌作用を発揮するものとする
ことが好ましい場合がある。このような場合の剤形とし
て、例えば、非水溶性のフィルム形成性重合体と2.0
〜50重量%水溶性のフィルム形成性重合体との水性乳
化物からなるもの(特開昭50−25725) 、プロ
ピレングリコール、水およびカルボキシビニルボリマー
からなるもの(特開昭51−73115)、親水性の水
不溶性重合体、該重合体の高沸点可塑剤および(または
)有機溶剤および水性液体とからなるもの(特開昭55
− 28918)など種々の公知の外用基剤を゛用いる
ことが知られている。
患部にてフィルムを形成し、容易に投与患部より離脱し
ないものとし、持続的に抗菌作用を発揮するものとする
ことが好ましい場合がある。このような場合の剤形とし
て、例えば、非水溶性のフィルム形成性重合体と2.0
〜50重量%水溶性のフィルム形成性重合体との水性乳
化物からなるもの(特開昭50−25725) 、プロ
ピレングリコール、水およびカルボキシビニルボリマー
からなるもの(特開昭51−73115)、親水性の水
不溶性重合体、該重合体の高沸点可塑剤および(または
)有機溶剤および水性液体とからなるもの(特開昭55
− 28918)など種々の公知の外用基剤を゛用いる
ことが知られている。
さらに、本発明の局所用抗菌剤は、局所用抗菌剤の処方
に通常使用される相溶性補助成分を添加してもよく、例
えば、抗菌性を補助するための補助抗菌剤、さらには、
局所用抗菌剤の剤形を安定させるため、または患部に塗
布された局所用抗菌剤を強固にするために、賦形剤、増
粘剤、安定剤、防腐剤、酸化防止剤などを適量含有させ
てもよい。
に通常使用される相溶性補助成分を添加してもよく、例
えば、抗菌性を補助するための補助抗菌剤、さらには、
局所用抗菌剤の剤形を安定させるため、または患部に塗
布された局所用抗菌剤を強固にするために、賦形剤、増
粘剤、安定剤、防腐剤、酸化防止剤などを適量含有させ
てもよい。
そして、本発明の局所用抗菌剤は、安全かつ有効な量の
抗菌剤を患部、例えば、病原体起源の皮膚状態の部位ま
たは微生物汚染を受けやすい部位に直接塗布することに
より使用される。
抗菌剤を患部、例えば、病原体起源の皮膚状態の部位ま
たは微生物汚染を受けやすい部位に直接塗布することに
より使用される。
本発明の局所用抗菌は、広い抗菌スペクトルを有してい
るもので、種々の用途に使用することができ、白廁菌症
、皮膚カンジタ症、カンジタおよび細菌感染によって複
雑化された場合の皮膚炎(例えば、アトビー性皮膚炎、
類湿疹性皮膚炎、小児湿疹)などに有効である。
るもので、種々の用途に使用することができ、白廁菌症
、皮膚カンジタ症、カンジタおよび細菌感染によって複
雑化された場合の皮膚炎(例えば、アトビー性皮膚炎、
類湿疹性皮膚炎、小児湿疹)などに有効である。
次に、本発明の化粧品について説明する。
本発明の化粧品は、上記の抗菌作用性物質を含有してい
る。
る。
本発明の対象となる化粧品としては、基礎化粧品として
、例えば、化粧用クリーム、乳液などがあり、仕上げ化
粧品としては、例えば、粉白粉、固型白粉、ファンデー
ション、頬紅などがあり、洗顔用化粧品としては、例え
ば、化粧石鹸などがあり、さらに歯磨剤などが考えられ
る。
、例えば、化粧用クリーム、乳液などがあり、仕上げ化
粧品としては、例えば、粉白粉、固型白粉、ファンデー
ション、頬紅などがあり、洗顔用化粧品としては、例え
ば、化粧石鹸などがあり、さらに歯磨剤などが考えられ
る。
抗菌作用性物質の化粧品中への混入量としては、例えば
、化粧用クリームまたは乳液に添加する場合は、0.1
〜lO%が好ましい。化粧用クリームとしては、弱浦性
クリーム(例えば、バニシングクリーム、アフターシエ
ーブクリーム、化粧下クリーム)、中性クリーム(例え
ば、モイスチュアクリーム、栄養クリーム)、油性クリ
ーム(例えば、コールドクリーム)のいずれにも添加す
ることができ、あらかじめクリーム中の油分(例えば、
脂肪酸、高級アルコール)または、グリセリン等に混合
したものを使用してもよい。さらに、クリームを製造し
た後、それに添加し、混練してもよい。また、この添加
剤は、抗菌性を有するため、クリームそのものの防腐剤
としても機能するので、別に防腐剤の添加の必要かない
。
、化粧用クリームまたは乳液に添加する場合は、0.1
〜lO%が好ましい。化粧用クリームとしては、弱浦性
クリーム(例えば、バニシングクリーム、アフターシエ
ーブクリーム、化粧下クリーム)、中性クリーム(例え
ば、モイスチュアクリーム、栄養クリーム)、油性クリ
ーム(例えば、コールドクリーム)のいずれにも添加す
ることができ、あらかじめクリーム中の油分(例えば、
脂肪酸、高級アルコール)または、グリセリン等に混合
したものを使用してもよい。さらに、クリームを製造し
た後、それに添加し、混練してもよい。また、この添加
剤は、抗菌性を有するため、クリームそのものの防腐剤
としても機能するので、別に防腐剤の添加の必要かない
。
また、粉白粉、固型白粉中に混入させる場合の添加量と
しては、0.05〜lO%が好ましく、特に、0.1〜
5%か好ましい。また、ファンテーション(例エば、フ
ァンデーションクリーム、ファンテーノヨンスティソク
、ファンテーンヨンケーキ、頬紅)に混入させる場合の
添加量としては、0.05〜10%が好ましく、特に、
01〜5%が好ましい。また、歯磨剤(例えば、粉歯磨
、油性(半練)歯磨、練歯磨)に添加する場合の添加量
としては、0.05〜lO%が好ましく、特に、01〜
5%か好ましい。また、化粧石鹸に混入させる場合の、
添加量としては、005〜10%が好ましく、特に、0
.1〜5%が好ましい。
しては、0.05〜lO%が好ましく、特に、0.1〜
5%か好ましい。また、ファンテーション(例エば、フ
ァンデーションクリーム、ファンテーノヨンスティソク
、ファンテーンヨンケーキ、頬紅)に混入させる場合の
添加量としては、0.05〜10%が好ましく、特に、
01〜5%が好ましい。また、歯磨剤(例えば、粉歯磨
、油性(半練)歯磨、練歯磨)に添加する場合の添加量
としては、0.05〜lO%が好ましく、特に、01〜
5%か好ましい。また、化粧石鹸に混入させる場合の、
添加量としては、005〜10%が好ましく、特に、0
.1〜5%が好ましい。
その他の化粧品としては、バウター類(例えば、ベビー
パウター)、薬用化粧品(例えば、日焼け止めクリーム
、防臭化粧品)などにも使用できる。添加量は、0.0
5〜10%が好ましく、特に、01〜5%が好ましい。
パウター)、薬用化粧品(例えば、日焼け止めクリーム
、防臭化粧品)などにも使用できる。添加量は、0.0
5〜10%が好ましく、特に、01〜5%が好ましい。
そして、本発明の含有する化粧品は、化膿性皮膚炎、に
きび、腋臭症、湿疹などの発生およひ進行の阻止を行い
、皮膚の衛生保持を行うことかできる。
きび、腋臭症、湿疹などの発生およひ進行の阻止を行い
、皮膚の衛生保持を行うことかできる。
[実施例コ
次に、本発明の抗菌作用性物質の具体的実施例について
説明する。
説明する。
(製造例1)
N−長jlアシルアミノ酸のアルカリ金属塩として、N
−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味の
素株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を用い、
水3000ccに、N−ステアロイルーL−グルタミン
酸ジナトリウムを819を溶解した水溶液を作戊した。
−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味の
素株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を用い、
水3000ccに、N−ステアロイルーL−グルタミン
酸ジナトリウムを819を溶解した水溶液を作戊した。
抗菌性を有する金属として、銀を用い、硝酸銀48gを
水3000ccに溶解した硝酸銀水溶液を作或した。そ
して、上記のN−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナ
トリウム水溶l夜に、上記の硝酸銀水溶液を混合させる
ことにより、戊澱物が形成され、この沈澱物を加熱乾燥
させてN−ステアロイルーしグルタミン酸銀約1119
得た。
水3000ccに溶解した硝酸銀水溶液を作或した。そ
して、上記のN−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナ
トリウム水溶l夜に、上記の硝酸銀水溶液を混合させる
ことにより、戊澱物が形成され、この沈澱物を加熱乾燥
させてN−ステアロイルーしグルタミン酸銀約1119
得た。
(製造例2)
N−ステアロイルーL−グルタミン酸モノナトリウム(
味の素株式会社製、商品名アミソフトIIs−11)を
水3000ccに、759を溶解した水溶液を作戊した
。硝酸銀489を水3000ccに溶解した硝酸銀水溶
液を作威した。そして、上記のNステアロイルーL−グ
ルタミン酸モノナトリウム水溶液に、上記の硝酸銀水溶
液を混合させることにより、沈澱物が形威され、この沈
澱物を加熱乾燥させてN−ステアロイルーL−グルタミ
ン酸銀約1089得た。
味の素株式会社製、商品名アミソフトIIs−11)を
水3000ccに、759を溶解した水溶液を作戊した
。硝酸銀489を水3000ccに溶解した硝酸銀水溶
液を作威した。そして、上記のNステアロイルーL−グ
ルタミン酸モノナトリウム水溶液に、上記の硝酸銀水溶
液を混合させることにより、沈澱物が形威され、この沈
澱物を加熱乾燥させてN−ステアロイルーL−グルタミ
ン酸銀約1089得た。
(製造例3)
N−ステアロイルーし−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を水3
000ccに、2499を溶解した水溶液を作戊した。
の素株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を水3
000ccに、2499を溶解した水溶液を作戊した。
抗菌性を有する金属として、銅を用い、硫酸銅1119
を水3000ccに溶解した硫酸銅水溶液を作成した。
を水3000ccに溶解した硫酸銅水溶液を作成した。
そして、上記のN−ステアロイルーL−グルタミン酸ジ
ナトリウム水溶液に、上記の硝酸銅水溶t夜を屁合させ
ることにより、浣澱物が形成され、この比澱物を加熱乾
燥させてN−ステアロイルーL−グルタミン酸銅約27
99得た。
ナトリウム水溶液に、上記の硝酸銅水溶t夜を屁合させ
ることにより、浣澱物が形成され、この比澱物を加熱乾
燥させてN−ステアロイルーL−グルタミン酸銅約27
99得た。
(製造例4)
N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名アミソフトOS−21)を水3
000ccに、255gを溶解した水溶液を作戊した。
の素株式会社製、商品名アミソフトOS−21)を水3
000ccに、255gを溶解した水溶液を作戊した。
抗菌性を有する金属として、亜鉛を用い、塩化亜鉛63
11’を水3000ccに溶解した塩化亜鉛水溶液を作
戊した。そして、上記のNステアロイルーL−グルタミ
ン酸ジナトリウム水溶液に、上記の塩化亜鉛水溶岐を混
合させることにより、沈澱物が形威され、この沈澱物を
加熱乾燥させてN−ステアロイルーL−グルタミン酸亜
鉛約2859得た。
11’を水3000ccに溶解した塩化亜鉛水溶液を作
戊した。そして、上記のNステアロイルーL−グルタミ
ン酸ジナトリウム水溶液に、上記の塩化亜鉛水溶岐を混
合させることにより、沈澱物が形威され、この沈澱物を
加熱乾燥させてN−ステアロイルーL−グルタミン酸亜
鉛約2859得た。
(製造例5)
N−ステアロイルーし−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を水1
000ccに、22. 51i1を溶解した水溶液を作
成した。抗菌性を有する金属として、錫を用い、S n
C l ,2H,011.311を水1000ccに溶
解した塩化第1錫水溶?夜を作戊した。そして、上記の
N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナ} IJウム
水溶液に、上記の塩化第1錫水溶液を混合させることに
より、沈澱物が形成され、この戊澱物を加熱乾燥させて
N−ステアロイルI7−グルタミン酸錫約339得た。
の素株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を水1
000ccに、22. 51i1を溶解した水溶液を作
成した。抗菌性を有する金属として、錫を用い、S n
C l ,2H,011.311を水1000ccに溶
解した塩化第1錫水溶?夜を作戊した。そして、上記の
N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナ} IJウム
水溶液に、上記の塩化第1錫水溶液を混合させることに
より、沈澱物が形成され、この戊澱物を加熱乾燥させて
N−ステアロイルI7−グルタミン酸錫約339得た。
(実施例1)
上記製造例1により得たN−ステアロイルL−グルタミ
ン酸銀50gと製造例3により得たN−ステアロイルー
L−グルタミン酸銅509トを屁合して本発明の抗菌作
用性物質(実施例1)を作戊した。
ン酸銀50gと製造例3により得たN−ステアロイルー
L−グルタミン酸銅509トを屁合して本発明の抗菌作
用性物質(実施例1)を作戊した。
(実施例2)
上記製造例2により得たN−ステアロイルし−グルタミ
ン酸銀50gと製造例4により得たN−ステアロイルー
L−グルタミン酸亜鉛50gとを混合して本発明の抗菌
作用性物質(実施例2)を作成した。
ン酸銀50gと製造例4により得たN−ステアロイルー
L−グルタミン酸亜鉛50gとを混合して本発明の抗菌
作用性物質(実施例2)を作成した。
(実施例3)
上記製造例1により得たN−ステアロイルL−グルタミ
ン酸銀509、製造例3により得たN−ステアロイルー
L−グルタミン酸銅25gト製造例4により得たN−ス
テアロイルーL−グルタミン酸亜鉛259とを混合して
本発明の抗菌作用性物質(実施例3)を作成した。
ン酸銀509、製造例3により得たN−ステアロイルー
L−グルタミン酸銅25gト製造例4により得たN−ス
テアロイルーL−グルタミン酸亜鉛259とを混合して
本発明の抗菌作用性物質(実施例3)を作成した。
(実施例4)
製造例3により得たN−ステアロイルーL−グルタミン
酸銅25gと製造例4により得たN−ステアロイルーL
−グルタミン酸亜鉛259とを混合して本発明の抗菌作
用性物質(実施例4)を作威した。
酸銅25gと製造例4により得たN−ステアロイルーL
−グルタミン酸亜鉛259とを混合して本発明の抗菌作
用性物質(実施例4)を作威した。
(実施例5)
N−4鎖アシルアミノ酸のアルカリ金属i .!:して
、N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(
味の素株式会社製、商品名 アミソフトHS−21)を
用い、水3000ccに、N−ステアロイルーL−グル
タミン酸ジナトリウムをl659を溶解した水溶液を作
戊した。抗菌性を有する金属として、銀を用い、硝酸銀
249を水1500ccに溶解した硝酸銀水溶液を作或
した。また、抗菌性を有する金属として、銅を用い、硝
酸銅589を水1500ccに溶解した硝酸銅水溶液を
作戊した。そして、上記のN−ステアロイルーL−グル
タミン酸ジナトリウム水溶液に、上記の硝酸銀水溶肢を
混合させることにより、沈澱物が形成され、この戊澱物
を加熱乾燥させて本発明の抗菌作用性物質(実施例5)
約1959得た。
、N−ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(
味の素株式会社製、商品名 アミソフトHS−21)を
用い、水3000ccに、N−ステアロイルーL−グル
タミン酸ジナトリウムをl659を溶解した水溶液を作
戊した。抗菌性を有する金属として、銀を用い、硝酸銀
249を水1500ccに溶解した硝酸銀水溶液を作或
した。また、抗菌性を有する金属として、銅を用い、硝
酸銅589を水1500ccに溶解した硝酸銅水溶液を
作戊した。そして、上記のN−ステアロイルーL−グル
タミン酸ジナトリウム水溶液に、上記の硝酸銀水溶肢を
混合させることにより、沈澱物が形成され、この戊澱物
を加熱乾燥させて本発明の抗菌作用性物質(実施例5)
約1959得た。
(実施例6)
N一長鎖アシルアミノ酸のアルカリ金属塩として、N−
ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味の素
株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を用い、水
3000ccに、N−ステアロイルーL−グルタミン酸
ジナトリウムを1509を溶解した水溶液を作成した。
ステアロイルーL−グルタミン酸ジナトリウム(味の素
株式会社製、商品名アミソフトHS−21)を用い、水
3000ccに、N−ステアロイルーL−グルタミン酸
ジナトリウムを1509を溶解した水溶液を作成した。
抗菌性を有する金属として、銀を用い、硝酸銀6.8g
を水1000ccに溶解した硝酸銀水溶l&を作戊した
。また、抗菌性を有する金属として、銅を用い、硝酸銅
129を水1000ccに溶解した硫酸銅水溶液を作成
した。抗菌性を有する金属として、亜鉛を用い、硝酸亜
鉛8.89を水1000ccに溶解した塩化亜鉛水溶液
を作威した。
を水1000ccに溶解した硝酸銀水溶l&を作戊した
。また、抗菌性を有する金属として、銅を用い、硝酸銅
129を水1000ccに溶解した硫酸銅水溶液を作成
した。抗菌性を有する金属として、亜鉛を用い、硝酸亜
鉛8.89を水1000ccに溶解した塩化亜鉛水溶液
を作威した。
そして、上記のN−ステアロイルーL−グルタミン酸ジ
ナトリウム水溶液に、上記の3種類の水溶液を混合する
ことにより、沈澱物が形成され、この沈澱物を加熱乾燥
させて本発明の抗菌作用性物質(実施例6、銀:銅:亜
鉛=2:5:3)約1449得た。
ナトリウム水溶液に、上記の3種類の水溶液を混合する
ことにより、沈澱物が形成され、この沈澱物を加熱乾燥
させて本発明の抗菌作用性物質(実施例6、銀:銅:亜
鉛=2:5:3)約1449得た。
(実施例7)
実施例6により作成した抗菌作用性物質10重量部に、
シリカ微粒子(日本アエロジル(社)製、商品名アエロ
ジル200、平均粒径約12nm,見掛比重509#!
) 90重量部を混合して、本発明の抗菌作用性物質(
実施例7)を作戊した。
シリカ微粒子(日本アエロジル(社)製、商品名アエロ
ジル200、平均粒径約12nm,見掛比重509#!
) 90重量部を混合して、本発明の抗菌作用性物質(
実施例7)を作戊した。
(実施例8)
製造例3により得たN−ステアロイルーLグルタミン酸
銅25gと製造例5により得たNステアロイルーL−グ
ルタミン酸錫25gとを混合して本発明の抗菌作用性物
質(実施例8)を作戊した。
銅25gと製造例5により得たNステアロイルーL−グ
ルタミン酸錫25gとを混合して本発明の抗菌作用性物
質(実施例8)を作戊した。
(実施例9)
ボリブロビレン[メルトインデノクス(230゜C)
2g/1.0分、密度−0. 9059/cx’コ10
0重量部に、グリセリンモノステアレートo. 5fi
l 部、実施例1にて作成した抗菌作用性物質lO重
量部を添加し、ヘンシルミキサーを用い、80°Cにお
いて2分間混合し、40iu径のスクリューを有する押
出機により、230゜Cにおいてストランドを形成させ
、急冷して、ストランドカノトベレフト(マスターベレ
ソト)を得た。また、同様に、ボリブロビレン[メルト
インデノクス(230’C)2gllO分、密度=0.
905ij/cm’] 100重量部に、グリセリンモ
ノステアレート0.5重量部を添加し、ヘンンルミキサ
ーを用い、80°Cにおいて2分間混合し、40■径の
スクリューを有する押出機により、230゜Cにおいて
ストランドを形威させ、急冷して、カットベレソトを得
た。そして、上記の力,トベレノトlOO重量部に対し
、上記のマスターベレノト10重量部ヲ添加シ、ヘンシ
ルミキサーを用い、8 0 ’Cにおいて2分間211
6し、40RIN径のスクリ一一を有する押出機によ
り、230°Cにおいてストランドを形成させ、急伶し
て、ストランドカットベレソトを得た。このストランド
カットベレソトを30rsx径のスクリューを有するイ
ンフレーション或形機に装入し、250°Cにおいて溶
融戊膜し、厚さ120μMの未配向インフレーンヨンフ
ィルムを得た。次に、このフィルムを一辺1 0cmの
正方形に切断し、二軸延伸測定装置を用いて、150゜
Cの温度で、縦横2方向に同時にそれぞれ2.5倍延伸
し、平均厚み20μmの二軸延伸ボリブロピレンフィル
ムを得た。
2g/1.0分、密度−0. 9059/cx’コ10
0重量部に、グリセリンモノステアレートo. 5fi
l 部、実施例1にて作成した抗菌作用性物質lO重
量部を添加し、ヘンシルミキサーを用い、80°Cにお
いて2分間混合し、40iu径のスクリューを有する押
出機により、230゜Cにおいてストランドを形成させ
、急冷して、ストランドカノトベレフト(マスターベレ
ソト)を得た。また、同様に、ボリブロビレン[メルト
インデノクス(230’C)2gllO分、密度=0.
905ij/cm’] 100重量部に、グリセリンモ
ノステアレート0.5重量部を添加し、ヘンンルミキサ
ーを用い、80°Cにおいて2分間混合し、40■径の
スクリューを有する押出機により、230゜Cにおいて
ストランドを形威させ、急冷して、カットベレソトを得
た。そして、上記の力,トベレノトlOO重量部に対し
、上記のマスターベレノト10重量部ヲ添加シ、ヘンシ
ルミキサーを用い、8 0 ’Cにおいて2分間211
6し、40RIN径のスクリ一一を有する押出機によ
り、230°Cにおいてストランドを形成させ、急伶し
て、ストランドカットベレソトを得た。このストランド
カットベレソトを30rsx径のスクリューを有するイ
ンフレーション或形機に装入し、250°Cにおいて溶
融戊膜し、厚さ120μMの未配向インフレーンヨンフ
ィルムを得た。次に、このフィルムを一辺1 0cmの
正方形に切断し、二軸延伸測定装置を用いて、150゜
Cの温度で、縦横2方向に同時にそれぞれ2.5倍延伸
し、平均厚み20μmの二軸延伸ボリブロピレンフィル
ムを得た。
(実施例10)
添加した抗菌作用性物質として、実施例1の抗菌作用性
物質の代わりに、実施例7のもの10重量部を添加した
以外は、実施例9と同ように行い、平均厚み20μ肩の
二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
物質の代わりに、実施例7のもの10重量部を添加した
以外は、実施例9と同ように行い、平均厚み20μ肩の
二軸延伸ポリプロピレンフィルムを得た。
(実施例11)
平均重合度約2300のポリ塩化ビニル100重量部に
、ン−2−エチルへキンルフタレート7Offi量部、
エポキシ化大豆浦10重量部、Ca−Zn系安定剤2重
量部、滑剤1重量部、実施例5の抗菌作用性物質2重量
部を添加し、押出或形機を用いて、厚さ約l rxtt
t、幅約20cm、長さ30CIのポリ塩化ビニルシ一
トを作戊した。
、ン−2−エチルへキンルフタレート7Offi量部、
エポキシ化大豆浦10重量部、Ca−Zn系安定剤2重
量部、滑剤1重量部、実施例5の抗菌作用性物質2重量
部を添加し、押出或形機を用いて、厚さ約l rxtt
t、幅約20cm、長さ30CIのポリ塩化ビニルシ一
トを作戊した。
(実施例12)
A i(tとして、ポリエステルボリオール(不揮発分
70%、水酸基価140、大日本インキ化学工業株式会
社製、商品名バーノックD E − 1.40−70)
を用い、このポリエステルポリエステルl00重量部に
対し、実施例1の抗菌作用性物質3重量部を添加した。
70%、水酸基価140、大日本インキ化学工業株式会
社製、商品名バーノックD E − 1.40−70)
を用い、このポリエステルポリエステルl00重量部に
対し、実施例1の抗菌作用性物質3重量部を添加した。
B ’t&としては、粗製ジフェニルメタン/イソンア
ネート(日本ポリウレタン株式会社製、商品名ミリオ不
−トMR)を用いた。
ネート(日本ポリウレタン株式会社製、商品名ミリオ不
−トMR)を用いた。
そして、A液100重量部とB液43重量部を使用時に
混合する本発明の抗菌性塗料を作戊した。
混合する本発明の抗菌性塗料を作戊した。
(実施例13)
塩化ゴム24重量部、流動バラフィン8重量部、ベント
ナイト2重量部、ヘンガラ8重量部、キンロール38重
量部、実施例7の抗菌作用性物質20重量部を混合した
本発明の抗菌性塗料を作成した。
ナイト2重量部、ヘンガラ8重量部、キンロール38重
量部、実施例7の抗菌作用性物質20重量部を混合した
本発明の抗菌性塗料を作成した。
(実施例14)
水中効果型2液タイプのエボキン樹脂(主剤と効果剤と
からなる2液タイプ 商品名 UBEフレガードFG−
1400 明和化戒株式会社製)のエボキン樹脂主剤
100重量部に実施例6の抗菌作用性物質2重量部を3
本ロールを用いて混合し、使用時に主剤・効果剤−1:
1にて混合して使用する本発明の抗菌性塗料を作威した
。
からなる2液タイプ 商品名 UBEフレガードFG−
1400 明和化戒株式会社製)のエボキン樹脂主剤
100重量部に実施例6の抗菌作用性物質2重量部を3
本ロールを用いて混合し、使用時に主剤・効果剤−1:
1にて混合して使用する本発明の抗菌性塗料を作威した
。
(実施例15)
水中効果型2液タイプのエポキシ樹脂(主剤と効果剤と
からなる2岐タイブ 商品名 UBEフレガードFG−
1400 明和化成株式会社製)のエボキン樹脂主剤
100重量部に実施例8の抗菌作用性物質3重量部を3
本ロールを用いて混合し、使用時に主剤:効果剤−1・
1にて混合して使用する本発明の抗菌性塗料を作成した
。
からなる2岐タイブ 商品名 UBEフレガードFG−
1400 明和化成株式会社製)のエボキン樹脂主剤
100重量部に実施例8の抗菌作用性物質3重量部を3
本ロールを用いて混合し、使用時に主剤:効果剤−1・
1にて混合して使用する本発明の抗菌性塗料を作成した
。
(実施例16)
実施例6の抗菌作用性物質1重量部を市販の水性ペイン
ト(アクリル系合成樹脂塗料、カンペ家庭塗料株式会社
製、商品名水性つやあり塗料(白)、商品コード627
−001) 10重量部によく混合したものを作戊し、
さらにこの混合物を、市販の水性ペイント(アクリル系
合成樹脂塗料、カンペ家庭塗料株式会社製、商品名水性
つやあり塗料(白)、商品フード627−001) 8
9重量部に添加し、よく屁合することにより、本発明の
抗菌性塗料を作威した。
ト(アクリル系合成樹脂塗料、カンペ家庭塗料株式会社
製、商品名水性つやあり塗料(白)、商品コード627
−001) 10重量部によく混合したものを作戊し、
さらにこの混合物を、市販の水性ペイント(アクリル系
合成樹脂塗料、カンペ家庭塗料株式会社製、商品名水性
つやあり塗料(白)、商品フード627−001) 8
9重量部に添加し、よく屁合することにより、本発明の
抗菌性塗料を作威した。
次に、本発明の局所用抗菌剤の実施例について説明する
。
。
(実施例17. 18)
処方は第1表に示す通りとした。
第1表
或 分 実施例17実施例1の抗
菌作用性物質 1.0実施例3の抗菌作用性
物質 プロピレングリフール 1.0ボリオキ
シエチレンモノステアレート 3.0実施例]8 1.0 1−0 3.0 (日光ケミカルズMMS−40) ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.5
2.5(日光ケミカルズBC−2) セタノール 9.0
9.0白色ワセリン 12
.0 12.0流動バラフィン
14.0 14.0水
47.5
47.5製法としては、実施例lの抗菌作用性物
質または実施例3の抗菌作用性物質をプロピレングリコ
ールに加え、60°Cに加温してプロピレングリコール
を溶解するとともに抗菌作用性物質を均一に分散する。
菌作用性物質 1.0実施例3の抗菌作用性
物質 プロピレングリフール 1.0ボリオキ
シエチレンモノステアレート 3.0実施例]8 1.0 1−0 3.0 (日光ケミカルズMMS−40) ポリオキシエチレンセチルエーテル 2.5
2.5(日光ケミカルズBC−2) セタノール 9.0
9.0白色ワセリン 12
.0 12.0流動バラフィン
14.0 14.0水
47.5
47.5製法としては、実施例lの抗菌作用性物
質または実施例3の抗菌作用性物質をプロピレングリコ
ールに加え、60°Cに加温してプロピレングリコール
を溶解するとともに抗菌作用性物質を均一に分散する。
別にセタノール、白色ワセリンおよび流動バラフィンを
水浴上で75゜Cに加温して溶かし、よくかき混ぜた混
合物に、上記のプロピレングリコールと他の薬品を精製
水に溶かし75゜Cに加温した岐との混合物中に加え室
思まで冶却して、クリーム状の局所用抗菌剤を作威した
。
水浴上で75゜Cに加温して溶かし、よくかき混ぜた混
合物に、上記のプロピレングリコールと他の薬品を精製
水に溶かし75゜Cに加温した岐との混合物中に加え室
思まで冶却して、クリーム状の局所用抗菌剤を作威した
。
(実施例19. 20)
処方は第2表に示す通りとした。
第2表
実施例19
実施例20
成 分
実施例1の抗菌作用性物質 1.0実施例3
の抗菌作用性物質 1、0ボ
リビニルアルコール 15.0
15.0ポリビニルピロリドン 1
5.0 15.0プロビレングリコール
10.010.0ボリオキシエチレンモノ
ステアレート3.0 3.0(日光ケミカル
ズMYS−40) アジピン酸ジイソプロピル 5.0
5.0水
51 .0 51 .0実施例19
、20は、実施例1の抗菌作用性物質または実施例3の
抗菌作用性物質をプロピレングリコールに加え、60゜
Cに加温して溶解する。
の抗菌作用性物質 1、0ボ
リビニルアルコール 15.0
15.0ポリビニルピロリドン 1
5.0 15.0プロビレングリコール
10.010.0ボリオキシエチレンモノ
ステアレート3.0 3.0(日光ケミカル
ズMYS−40) アジピン酸ジイソプロピル 5.0
5.0水
51 .0 51 .0実施例19
、20は、実施例1の抗菌作用性物質または実施例3の
抗菌作用性物質をプロピレングリコールに加え、60゜
Cに加温して溶解する。
別にポリビニルアルコールを水に分散し、90°Cまて
加温してとかし、ポリビニルビロリドンおよび上記のブ
ロビレングリコールを加えて、75゜Cまで冷却し水相
とする。別にアジピン酸ジイソプ口ビルとボリオキシエ
チレンモノステアレートを75゜Cまで加温して溶解し
水相中に激しくかき屈ぜながら加えて乳化し、室温まで
冷却して、フィルム形成性局所用抗菌剤を作戎した。
加温してとかし、ポリビニルビロリドンおよび上記のブ
ロビレングリコールを加えて、75゜Cまで冷却し水相
とする。別にアジピン酸ジイソプ口ビルとボリオキシエ
チレンモノステアレートを75゜Cまで加温して溶解し
水相中に激しくかき屈ぜながら加えて乳化し、室温まで
冷却して、フィルム形成性局所用抗菌剤を作戎した。
次に、本発明の化粧品用添加剤の実施例について説明す
る。
る。
(実施例21)
ステアリン酸20g、ステアリン酸カルシウム139、
グリセリン17g、実施例6の抗菌作用性物質1g、香
料0.5g、水約509を混練し、約100@のバニシ
ングクリームを作戊した。
グリセリン17g、実施例6の抗菌作用性物質1g、香
料0.5g、水約509を混練し、約100@のバニシ
ングクリームを作戊した。
(実施例22)
N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム60g、ラ
ウリル硫酸ナトリウム10g、N−アセチルグリシンモ
ノステアリルエステル10y、実施例6の抗菌作用性物
質l9、セチルアルコール89、水129を加熱混練し
た後、プレス或型して、固形化粧石鹸を得た。
ウリル硫酸ナトリウム10g、N−アセチルグリシンモ
ノステアリルエステル10y、実施例6の抗菌作用性物
質l9、セチルアルコール89、水129を加熱混練し
た後、プレス或型して、固形化粧石鹸を得た。
(実施例23)
N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム609、ラ
ウリル硫酸ナトリウム109、N−アセチルグリシンモ
ノステアリルエステル10g、実m例2の抗菌作用性物
質69、セチルアルコール89、水12タを加熱混練し
た後、ブレス戊型して、固形化粧石鹸を得た。
ウリル硫酸ナトリウム109、N−アセチルグリシンモ
ノステアリルエステル10g、実m例2の抗菌作用性物
質69、セチルアルコール89、水12タを加熱混練し
た後、ブレス戊型して、固形化粧石鹸を得た。
(実施例24)
リン酸水素ノノルンウム4547,グリセリン10g、
ソルビ,ト109、C M C I. 9、ラウリル酸
ナトリウム2g、サッカリンナl・リウム0. 59、
ペパーミントオイル19、実施例6の抗菌作用性物質1
g、精製水309を混練して、練歯磨を作或した。
ソルビ,ト109、C M C I. 9、ラウリル酸
ナトリウム2g、サッカリンナl・リウム0. 59、
ペパーミントオイル19、実施例6の抗菌作用性物質1
g、精製水309を混練して、練歯磨を作或した。
(実施例25)
水945重量部、PVA.(重合度+700、けん化度
985モル%)45重量部、実施例6の抗菌作用性物質
05重量部を加えて、加熱し表面処理液を作威した。
985モル%)45重量部、実施例6の抗菌作用性物質
05重量部を加えて、加熱し表面処理液を作威した。
この表面処理液を試験用サイズプレス機(熊谷理機工業
株式会社製)を用いて50゜Cにおいて、坪m649/
m’の土質紙に対してサイズプレスを行った。サイズプ
レスはニップ圧18k97cmで60R/分で実施した
。サイズプレス塗工による固形分塗工量は、約19/r
n’ (両面)てあった。
株式会社製)を用いて50゜Cにおいて、坪m649/
m’の土質紙に対してサイズプレスを行った。サイズプ
レスはニップ圧18k97cmで60R/分で実施した
。サイズプレス塗工による固形分塗工量は、約19/r
n’ (両面)てあった。
(実施例26)
実施例1の抗菌作用性物質3重量部に、界面活性剤(東
邦化学工業株式会社製、ソルボンS20) 0.2重量
部および界面活性剤(東邦化学工業株式会社製、ソルホ
ンT−80) 0.2重量部を水166重量部に添加し
、、分散させた肢体を作戊した。 ふすま紙抄造におけ
るビーターに、硫酸パレド(固形剤)添加前に、乾燥バ
ルブloo重量部に対し、1重量部の上記液体を添加し
叩解し、その後常法により抄造し、ふすま紙を作成した
。
邦化学工業株式会社製、ソルボンS20) 0.2重量
部および界面活性剤(東邦化学工業株式会社製、ソルホ
ンT−80) 0.2重量部を水166重量部に添加し
、、分散させた肢体を作戊した。 ふすま紙抄造におけ
るビーターに、硫酸パレド(固形剤)添加前に、乾燥バ
ルブloo重量部に対し、1重量部の上記液体を添加し
叩解し、その後常法により抄造し、ふすま紙を作成した
。
[実験]
上記実施例について以下の実験を行った。
(実験l) 抗菌作用性試験
蒸留水500ccに、寒天培地(日水製薬(社)製、普
通寒天培地)17.5gを入れ、培地を作成し,た。
通寒天培地)17.5gを入れ、培地を作成し,た。
そして、上記培地各259に実施例1ないし8により作
成した抗菌作用性物質約0.019を混入させた抗菌性
培地1〜8を作成し、シャーレに上記の抗菌作用性物質
を屁入した培地を入れたものを作或したくンヤーレNo
. l〜No. 8 )。
成した抗菌作用性物質約0.019を混入させた抗菌性
培地1〜8を作成し、シャーレに上記の抗菌作用性物質
を屁入した培地を入れたものを作或したくンヤーレNo
. l〜No. 8 )。
また、9つのンヤーレに、抗菌作用性物質を混入してい
ない培地を入れたものを作成し、そのうち8つのシャー
レの培地の上に実施例lないし8の抗菌作用性物質約0
.01gを散布したシャーレNo. 9 〜No. I
. 7、散布しないンヤーレNo. 18を作戊した。
ない培地を入れたものを作成し、そのうち8つのシャー
レの培地の上に実施例lないし8の抗菌作用性物質約0
.01gを散布したシャーレNo. 9 〜No. I
. 7、散布しないンヤーレNo. 18を作戊した。
そして、」二記のNo. I〜No. 18のシャーレ
を開放状態にて約24時間屋外に放置した後、加温庫に
いれ、約40゜Cにて24時間加温した。そして、各ン
ヤーレを顕微鏡を用いて10000倍の倍率で確認した
ところ、抗菌作用性物質を散布あるいは混入させた培地
を収納したシャーレNo. 1〜No.17では、菌の
成育は確認できなかった。また、ンヤーレNo.I8で
は顕著な菌の戎育が見られた。
を開放状態にて約24時間屋外に放置した後、加温庫に
いれ、約40゜Cにて24時間加温した。そして、各ン
ヤーレを顕微鏡を用いて10000倍の倍率で確認した
ところ、抗菌作用性物質を散布あるいは混入させた培地
を収納したシャーレNo. 1〜No.17では、菌の
成育は確認できなかった。また、ンヤーレNo.I8で
は顕著な菌の戎育が見られた。
(実験2)
本発明の抗菌性樹脂戊形物の抗菌作用について以下の実
験を行った。
験を行った。
試験菌株としては、
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus au
reus ATCC 6538P)タレブンエラ(Kl
ebsiella pneumoniae IFO 1
3277)を用い、普通ブイヨン培地で35゜C、18
〜20時間培養した菌ifflを同培地を用いて、IR
Q当たりの菌数が5.OX10’〜3.OXl06とな
るように調製した。そして、実施例9ないし11の樹脂
戊形物を20ixX 20■の大きさにそれぞれ切断し
た試験片を作戊し、オートクレープで121’C.
15分間滅菌処理を行った。なお、実施例9の樹脂戊形
物は、収縮を生じさせないように固定して滅菌処理を行
った。そして、それぞれの実施例の試験片の表面に上記
の菌岐を0. 2xQ塗布し、35゜Cで保存した。保
存開始時Oおよび18時間後に滅菌緩衝生理食塩水で試
験片上の生残菌を洗いたし、この洗いだし液を菌数測定
用培地(栄研化学株式会社製、標準寒天培地)を使用し
た混釈平板培養法(35゜C、2日間)により生菌数を
測定した。結果は、第3表および第4表に示すとおりで
あった。
reus ATCC 6538P)タレブンエラ(Kl
ebsiella pneumoniae IFO 1
3277)を用い、普通ブイヨン培地で35゜C、18
〜20時間培養した菌ifflを同培地を用いて、IR
Q当たりの菌数が5.OX10’〜3.OXl06とな
るように調製した。そして、実施例9ないし11の樹脂
戊形物を20ixX 20■の大きさにそれぞれ切断し
た試験片を作戊し、オートクレープで121’C.
15分間滅菌処理を行った。なお、実施例9の樹脂戊形
物は、収縮を生じさせないように固定して滅菌処理を行
った。そして、それぞれの実施例の試験片の表面に上記
の菌岐を0. 2xQ塗布し、35゜Cで保存した。保
存開始時Oおよび18時間後に滅菌緩衝生理食塩水で試
験片上の生残菌を洗いたし、この洗いだし液を菌数測定
用培地(栄研化学株式会社製、標準寒天培地)を使用し
た混釈平板培養法(35゜C、2日間)により生菌数を
測定した。結果は、第3表および第4表に示すとおりで
あった。
第3表
なお、一は未測定を示す。
第4表
なお、一は未測定を示す。
(実験3)
本発明の抗菌性塗料の抗菌力について試験を行った。
試験菌株としては、以下のものを用いた。
Escherichia coli IFO 3301
(大腸菌)Pseudomonas aerugin
osa IID P−1 (緑膿菌)Staphylo
coccus aureus IFO 12732 (
黄色ブドウ球菌)Vivrio parahaemol
yticus IFO 12711 (腸炎ビブリオ)
Asperqillus niger IFO 440
7 (黒麹カビ)そして、上記の細菌を増菌用培地菌(
大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球球としては、AATCC
Broth1腸炎ビブリオとしては、3%食塩加AA
TCC Broth,黒麹カビとしては、ポテトデキス
トロース寒天培地[栄研化学株式会社製]を用いた)で
、細菌については37°C24時間培養して接種用菌液
を調製した。また、黒麹カビについては、25゜C7日
間培養後の試験菌株の生分子を0. 005%スルホこ
はく酸ジオクチルナトリウム溶液に、l zQ当り生分
子数が約10’個となるように浮遊させて調整した。そ
して、試験用培地(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球球と
しては、AATCC Agar,腸炎ビブリオとしては
、3%食塩加AATCC Agar,黒麹カビについて
は1.5%寒天加GP培地し日水製薬株式会社製]を用
いた) 150i12に対してLxQの割合で接種用菌
液を加えた実験用培地を作戊し、滅菌シャーレに分注し
、固化させて実験用平板培地を作戊した。
(大腸菌)Pseudomonas aerugin
osa IID P−1 (緑膿菌)Staphylo
coccus aureus IFO 12732 (
黄色ブドウ球菌)Vivrio parahaemol
yticus IFO 12711 (腸炎ビブリオ)
Asperqillus niger IFO 440
7 (黒麹カビ)そして、上記の細菌を増菌用培地菌(
大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球球としては、AATCC
Broth1腸炎ビブリオとしては、3%食塩加AA
TCC Broth,黒麹カビとしては、ポテトデキス
トロース寒天培地[栄研化学株式会社製]を用いた)で
、細菌については37°C24時間培養して接種用菌液
を調製した。また、黒麹カビについては、25゜C7日
間培養後の試験菌株の生分子を0. 005%スルホこ
はく酸ジオクチルナトリウム溶液に、l zQ当り生分
子数が約10’個となるように浮遊させて調整した。そ
して、試験用培地(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球球と
しては、AATCC Agar,腸炎ビブリオとしては
、3%食塩加AATCC Agar,黒麹カビについて
は1.5%寒天加GP培地し日水製薬株式会社製]を用
いた) 150i12に対してLxQの割合で接種用菌
液を加えた実験用培地を作戊し、滅菌シャーレに分注し
、固化させて実験用平板培地を作戊した。
そして、中央に直径2cRの円形孔を有するポリプレピ
レンシ一トを上記実験用平板培地が充填されている滅菌
シャーレの上に、上記円形孔がシャーレのほぼ中央に位
置するようにのせ、それぞれの細菌が培養されたシャー
レに、実施例l6の抗菌性塗料を水で10倍に希釈した
液体約0. 5yrQスプレー塗布した後、37℃で2
4時間培養した後の細菌の戊育状態を確認した。
レンシ一トを上記実験用平板培地が充填されている滅菌
シャーレの上に、上記円形孔がシャーレのほぼ中央に位
置するようにのせ、それぞれの細菌が培養されたシャー
レに、実施例l6の抗菌性塗料を水で10倍に希釈した
液体約0. 5yrQスプレー塗布した後、37℃で2
4時間培養した後の細菌の戊育状態を確認した。
その結果、実施例16の抗菌性塗料を溶解した液体を塗
布したシャーレにおいて、中央ニ約2〜2. 5 xr
xの細菌の発育しない部分が観察され、上記の中央以外
の部分では、細菌の旺盛な発育が見られた。
布したシャーレにおいて、中央ニ約2〜2. 5 xr
xの細菌の発育しない部分が観察され、上記の中央以外
の部分では、細菌の旺盛な発育が見られた。
(実験4)
実施例l2ないしl5の抗菌性塗料を、ショップブライ
マーおよびエポキシ系防食ブライマーを塗装した90X
180X 3 INのサンドブラスト鋼板に、乾燥膜
厚が100μ肩になるようにそれぞれ塗装した試験板を
作成した。なお、実施例12の抗菌性塗料は、A i&
とB液を、また実施例14. 15の塗料は主剤と効果
剤を屍合した後、3時間以内に塗装した。そして、各試
験板を愛知県三河湾にて3カ月海水中に浸漬し、試験板
への水中生物の付着程度を観察したところ、いずれの試
験板にも、フジツボ、青海苔ともに全く付着していなか
った。
マーおよびエポキシ系防食ブライマーを塗装した90X
180X 3 INのサンドブラスト鋼板に、乾燥膜
厚が100μ肩になるようにそれぞれ塗装した試験板を
作成した。なお、実施例12の抗菌性塗料は、A i&
とB液を、また実施例14. 15の塗料は主剤と効果
剤を屍合した後、3時間以内に塗装した。そして、各試
験板を愛知県三河湾にて3カ月海水中に浸漬し、試験板
への水中生物の付着程度を観察したところ、いずれの試
験板にも、フジツボ、青海苔ともに全く付着していなか
った。
(実験5)
本発明の局所用抗菌剤の抗菌力について以下の実験を行
った。実験には、実施例1の抗菌作用性物質1gをプロ
ピレングリコール12に加え、60℃に加温してプロピ
レングリコールを溶解スるとともにN−ステアロイルー
L−グルタミン酸銀を均一に分散させ、そして、上記の
プロピレングリコールを精製水98gに溶かし75℃に
加温し、十分に混合した後室温まで冷却して作戊した液
状の局所用抗菌剤(実施例27)、および、実施例6の
抗菌作用性物質をプロピレングリコール1gに加え、6
0゜Cに加温してプロピレングリコールを溶解するとと
もにN−ステアロイルL−グルタミン酸銀を均一に分散
させ、そして、上記のプロピレングリコールを精製水9
g9に溶かし75゜Cに加温し、十分に混合した後室l
晶までt令却して作成したr夜状の局所用抗菌剤(実施
例28)を用いた。
った。実験には、実施例1の抗菌作用性物質1gをプロ
ピレングリコール12に加え、60℃に加温してプロピ
レングリコールを溶解スるとともにN−ステアロイルー
L−グルタミン酸銀を均一に分散させ、そして、上記の
プロピレングリコールを精製水98gに溶かし75℃に
加温し、十分に混合した後室温まで冷却して作戊した液
状の局所用抗菌剤(実施例27)、および、実施例6の
抗菌作用性物質をプロピレングリコール1gに加え、6
0゜Cに加温してプロピレングリコールを溶解するとと
もにN−ステアロイルL−グルタミン酸銀を均一に分散
させ、そして、上記のプロピレングリコールを精製水9
g9に溶かし75゜Cに加温し、十分に混合した後室l
晶までt令却して作成したr夜状の局所用抗菌剤(実施
例28)を用いた。
実験には、以下の菌を用いた。
Escherichia coli IF○3301
(大腸菌)Pseudomonas aerugino
sa IID P−1 (緑膿菌)Staphyloc
occus aureus IFO 12732 (黄
色ブドウ球菌)Vivrio parahaemoly
ticus 工FO 12711 (腸炎ビブリオ)そ
して、閑液の調製は以下のように調製した6試験菌株を
普通寒天斜面培地[ SCDLP寒天培地](日本製薬
社製)〈腸炎ビブリオは3%食塩加普通寒天斜面培地)
で37゜C一夜培養した後、菌体を滅菌精製水(腸炎ビ
ブリオは3%食塩水)にl7遊させて調製した(約10
’/if!)。
(大腸菌)Pseudomonas aerugino
sa IID P−1 (緑膿菌)Staphyloc
occus aureus IFO 12732 (黄
色ブドウ球菌)Vivrio parahaemoly
ticus 工FO 12711 (腸炎ビブリオ)そ
して、閑液の調製は以下のように調製した6試験菌株を
普通寒天斜面培地[ SCDLP寒天培地](日本製薬
社製)〈腸炎ビブリオは3%食塩加普通寒天斜面培地)
で37゜C一夜培養した後、菌体を滅菌精製水(腸炎ビ
ブリオは3%食塩水)にl7遊させて調製した(約10
’/if!)。
そして、試験i&は以下のように調製した。三角フラス
コに菌液tool(!を入れ、実施例27. 28の局
所用抗菌剤液体を50xQ加えた。これを25±5゜C
で静置し、0(保存開始時), l, 6. 24
および48時間後の生菌数を閑数測定用培地を使用して
測定した。また、培養は細菌か35〜37゜C48時間
とし、局所用抗菌剤のものについても同様に試験を行っ
た。試験効果は、第5表ないし第8表に示す通りであっ
た。
コに菌液tool(!を入れ、実施例27. 28の局
所用抗菌剤液体を50xQ加えた。これを25±5゜C
で静置し、0(保存開始時), l, 6. 24
および48時間後の生菌数を閑数測定用培地を使用して
測定した。また、培養は細菌か35〜37゜C48時間
とし、局所用抗菌剤のものについても同様に試験を行っ
た。試験効果は、第5表ないし第8表に示す通りであっ
た。
第5表
[試験l夜中大腸菌の経時変化(11lQ当たりの生菌
数)l第6表 [試験液中緑Ill菌の経時変化(111Q当たりの生
菌数)]第7表 第8表 (実験6) 次に、本発明の局所用抗菌剤に含有させているN一長鎖
アシルアミノ酸抗菌性金属塩の急性毒性について行った
実験およびその結果について説明する。
数)l第6表 [試験液中緑Ill菌の経時変化(111Q当たりの生
菌数)]第7表 第8表 (実験6) 次に、本発明の局所用抗菌剤に含有させているN一長鎖
アシルアミノ酸抗菌性金属塩の急性毒性について行った
実験およびその結果について説明する。
N一長鎖アシルアミノ酸抗菌性金属塩としては、製造例
lのN−ステアロイルーL−グルタミン酸銀および実施
例6により作成した抗菌作用性物質を用いた。
lのN−ステアロイルーL−グルタミン酸銀および実施
例6により作成した抗菌作用性物質を用いた。
急性毒性試験液として、N−ステアロイルーLグルタミ
ン酸銀および実施例6の抗菌作用性物質のそれぞれを注
射用蒸留水に懸濁して、5.8W/l’%、6. 9W
/V%、8. 3W/V%、10W/V%の懸濁液を作
威した。そして、日本医科学動物資材研究所(株)生産
のWistar系ラット雄および雌(約4週齢)のもの
を購入し、1週間予備飼育を行って、健康状態等に異状
のないことを確認し、約5週齢となったものを用いた。
ン酸銀および実施例6の抗菌作用性物質のそれぞれを注
射用蒸留水に懸濁して、5.8W/l’%、6. 9W
/V%、8. 3W/V%、10W/V%の懸濁液を作
威した。そして、日本医科学動物資材研究所(株)生産
のWistar系ラット雄および雌(約4週齢)のもの
を購入し、1週間予備飼育を行って、健康状態等に異状
のないことを確認し、約5週齢となったものを用いた。
なお、急性毒性試験開始時の体重は、雄100〜l20
9、雌85〜1009であった。
9、雌85〜1009であった。
投与方法と,しては、試験対象のラットを前日の午前t
o時から、翌日の午前11時までの13時間絶食させた
後、冑ゾンデを用いて上述の懸濁液を1回強制経口投与
した。投与量としては、雄、雌ともに各懸濁肢をラノト
の体重1kg当たり20mQ (2,OOOB/kg)
ノ投与量をR高投与N とL、さらに、l660、1
380、1160M97kgの4水準(公比1.2)の
投与量にておこなった。なお、■試験あたり5頭のラッ
トを用いた。そして、LD,。
o時から、翌日の午前11時までの13時間絶食させた
後、冑ゾンデを用いて上述の懸濁液を1回強制経口投与
した。投与量としては、雄、雌ともに各懸濁肢をラノト
の体重1kg当たり20mQ (2,OOOB/kg)
ノ投与量をR高投与N とL、さらに、l660、1
380、1160M97kgの4水準(公比1.2)の
投与量にておこなった。なお、■試験あたり5頭のラッ
トを用いた。そして、LD,。
値の計算方法はブロビノト法を用いた。
試験結果は、第9表および第10表に示す通りであった
。
。
第9表
第10表
そして、N−ステアロイルーし−グルタミン酸銀のいず
れの投与群および実施例6の抗菌作用性物質のいずれの
投与群においても雄、雌ともに投与後20分頃より軟便
の排泄が散見され、時間の経過とともに個体数が増加し
て、投与3時間後には全例に認められた。また、投与後
1時間で自発運動の微度〜軽度の低下が認められ、その
発生状況は検体の投与量とほぼ比例して多く、かつ重度
であった。これらの症状はいずれも投与後3時間頃より
除々に回復する傾向を示し、投与後24時間ではすべて
正常に復し、その後は特筆すべき異常は観察されず、死
亡例は発生しなかった。また、すべての供用ラットにつ
いて試験終了時に屠殺し肉眼的に剖検したが、いずれの
投与群においても雄、雌ともに主要臓器には異常が認め
られなかった。
れの投与群および実施例6の抗菌作用性物質のいずれの
投与群においても雄、雌ともに投与後20分頃より軟便
の排泄が散見され、時間の経過とともに個体数が増加し
て、投与3時間後には全例に認められた。また、投与後
1時間で自発運動の微度〜軽度の低下が認められ、その
発生状況は検体の投与量とほぼ比例して多く、かつ重度
であった。これらの症状はいずれも投与後3時間頃より
除々に回復する傾向を示し、投与後24時間ではすべて
正常に復し、その後は特筆すべき異常は観察されず、死
亡例は発生しなかった。また、すべての供用ラットにつ
いて試験終了時に屠殺し肉眼的に剖検したが、いずれの
投与群においても雄、雌ともに主要臓器には異常が認め
られなかった。
(実験7)
本発明の化粧品の抗菌力について以下の実験を行った。
実験に用いたものとしては、実施例22の化粧石鹸lg
を水50iQに溶解したirX体および実施例24の練
歯磨1gを水50!1112に溶解した液体を用いた。
を水50iQに溶解したirX体および実施例24の練
歯磨1gを水50!1112に溶解した液体を用いた。
試験菌株としては、以下のものを用いた。
Escherichia coli IF○3301
(大腸m)Pseudomonas aerugino
sa工ID P−1 (緑膿菌)Staphyloco
ccus aureus IFO 12732 (黄色
ブドウ球菌)Vivrio parahaemolyt
icus IFO 12711 (腸炎ビブリオ)そし
て、上記の細菌を増菌用培地菌(大腸菌、緑膿菌、黄色
ブドウ球球としては、AATCC Broth1腸炎ビ
ブリオとしては、3%食塩加AATCC Brothを
用いた)で37゜C24時間培養して接種用菌液を調製
し、培地(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球球としては、
AATCC Agar、腸炎ビブリオとしては、3%食
塩加AATCC Agarを用いた) 1501Qに対
して13112の割合で接種用菌液を加えた実験用培地
を作成し、滅菌ンヤーレに分注し、固化させてそれぞれ
の実験用平板培地を各2個作威した。
(大腸m)Pseudomonas aerugino
sa工ID P−1 (緑膿菌)Staphyloco
ccus aureus IFO 12732 (黄色
ブドウ球菌)Vivrio parahaemolyt
icus IFO 12711 (腸炎ビブリオ)そし
て、上記の細菌を増菌用培地菌(大腸菌、緑膿菌、黄色
ブドウ球球としては、AATCC Broth1腸炎ビ
ブリオとしては、3%食塩加AATCC Brothを
用いた)で37゜C24時間培養して接種用菌液を調製
し、培地(大腸菌、緑膿菌、黄色ブドウ球球としては、
AATCC Agar、腸炎ビブリオとしては、3%食
塩加AATCC Agarを用いた) 1501Qに対
して13112の割合で接種用菌液を加えた実験用培地
を作成し、滅菌ンヤーレに分注し、固化させてそれぞれ
の実験用平板培地を各2個作威した。
そして、中央に直径2CIの円形孔を有するポリプレピ
レンシ一トを上記実験用平板培地が充填されている滅菌
シャーレの上に、上記円形孔がシャーレのほぼ中央に位
置するようにのせ、それぞれの細菌が培養されたシャー
レに実施例22の化粧石鹸を溶解した液体約0.50ス
プレー塗布し、同様にそれぞれの細菌が培養されたシャ
ーレに実施例24の練歯磨を溶解した液体約0.5RQ
をスプレー塗布した後、37゜Cで24時間培養した後
の細菌の或育状態を確認した。
レンシ一トを上記実験用平板培地が充填されている滅菌
シャーレの上に、上記円形孔がシャーレのほぼ中央に位
置するようにのせ、それぞれの細菌が培養されたシャー
レに実施例22の化粧石鹸を溶解した液体約0.50ス
プレー塗布し、同様にそれぞれの細菌が培養されたシャ
ーレに実施例24の練歯磨を溶解した液体約0.5RQ
をスプレー塗布した後、37゜Cで24時間培養した後
の細菌の或育状態を確認した。
その結果、実施例22の化粧石鹸を溶解した肢体を塗布
したンヤーレおよび実施例24の練歯磨を溶解した肢体
を塗布したシャーレでは、中央に約2〜2. 5 MR
の細菌の発育しない部分が観察され、上記の中央以外の
部分では、細菌の旺盛な発育が見られた。
したンヤーレおよび実施例24の練歯磨を溶解した肢体
を塗布したシャーレでは、中央に約2〜2. 5 MR
の細菌の発育しない部分が観察され、上記の中央以外の
部分では、細菌の旺盛な発育が見られた。
(実験8)
本発明の抗菌性を有する紙の抗菌力について試験を行っ
た。
た。
試験菌株としては、以下のものを用いた。
Aspergillus niger 工F○6342
(黒麹カビ)Penicillium funicu
losum IF○6345 (青カビ)Chaeto
mium globosum ATCC 6355
(ケトミウム)Gliocladium virens
IF○6355 (グリオクラディウム)Aureo
basidium pullulans 工FO
6353(オーレオバシディウム)そして、ポテトデ
キストロース寒天斜面培地で十分に形成させた各試験菌
株の胞子を、それぞれ滅菌0. 005%スルホこはく
酸ジオクチルナ1・リウム溶液加えて艷濁させた。この
懸濁液から子実体、菌糸体を除去した後、これを1!C
当りの胞子数かl, 000, 000±200, 0
00個となるよう第11表に示す組成の無機塩培地に加
えて単一胞子懸濁液とした。そして、各単一胞子暫濁岐
を等量混合して混合胞子懸濁t夜を作成した。
(黒麹カビ)Penicillium funicu
losum IF○6345 (青カビ)Chaeto
mium globosum ATCC 6355
(ケトミウム)Gliocladium virens
IF○6355 (グリオクラディウム)Aureo
basidium pullulans 工FO
6353(オーレオバシディウム)そして、ポテトデ
キストロース寒天斜面培地で十分に形成させた各試験菌
株の胞子を、それぞれ滅菌0. 005%スルホこはく
酸ジオクチルナ1・リウム溶液加えて艷濁させた。この
懸濁液から子実体、菌糸体を除去した後、これを1!C
当りの胞子数かl, 000, 000±200, 0
00個となるよう第11表に示す組成の無機塩培地に加
えて単一胞子懸濁液とした。そして、各単一胞子暫濁岐
を等量混合して混合胞子懸濁t夜を作成した。
第11表
無機塩培地組成
リン酸水素二カリウム
リン酸二水素カリウム
硫酸マグネシウム7水和物
硫酸アンモニウム
塩化ナトリウム
硫酸第一鉄7水和物
硫酸亜鉛7水和物
硫酸マンガン7水和物
精製水
pH
6
0〜6.5
0.79
0.79
0. 7@
1. olj
0.0051+
0.0029
0.002g
0.001g
1.000xQ
そして、無機塩寒天平板培地(1.5%寒天含有無機塩
培地を固定化させて平板としたもの)上に2. 5cz
X 2. 5cmに切断した実施例25および実施例2
6の抗菌性を有する紙(試験片)を置き、」二述の混合
胞子懸濁肢を噴霧し、温度28〜30゜C1相対湿度8
5%以上で28日間培養し、7日ごとに試験片の表面に
生じた菌糸の発育状態を肉眼およひ実体顕微鏡下で観察
した。
培地を固定化させて平板としたもの)上に2. 5cz
X 2. 5cmに切断した実施例25および実施例2
6の抗菌性を有する紙(試験片)を置き、」二述の混合
胞子懸濁肢を噴霧し、温度28〜30゜C1相対湿度8
5%以上で28日間培養し、7日ごとに試験片の表面に
生じた菌糸の発育状態を肉眼およひ実体顕微鏡下で観察
した。
試験結果は、第12表に示す通りであった。
第12表
[発明の効果]
本発明の抗菌作用性物質は、抗菌作用を有する異なる金
属が結合した2種以上のN一長鎖アンルアミ/酸塩を含
有するものであるので、2種以上の抗菌性金属を塩の状
態にて含有しており、l種のみの抗菌性金属を用いたも
のより、より広い抗菌スペクトルを有しており、抗菌作
用かより高くなるとともに、より多くの種類の菌類に対
し、抗菌作用を発揮する。また含有されている物質は、
N一長鎖アシルアミノ酸塩であり基本骨格がアミノ酸で
あるので、安全性か高く、また、結合している抗菌性金
属が容易に離脱することがなく、この点においても安全
である。また、焼却後の残存物が少ない。
属が結合した2種以上のN一長鎖アンルアミ/酸塩を含
有するものであるので、2種以上の抗菌性金属を塩の状
態にて含有しており、l種のみの抗菌性金属を用いたも
のより、より広い抗菌スペクトルを有しており、抗菌作
用かより高くなるとともに、より多くの種類の菌類に対
し、抗菌作用を発揮する。また含有されている物質は、
N一長鎖アシルアミノ酸塩であり基本骨格がアミノ酸で
あるので、安全性か高く、また、結合している抗菌性金
属が容易に離脱することがなく、この点においても安全
である。また、焼却後の残存物が少ない。
また、本発明の抗菌性樹脂組成物は、上記の抗菌作用性
物質を含有しているものであり、さらに、本発明の抗菌
性樹脂成形物は、少なくとも表面の一部が、上記の抗菌
性樹脂組成物により形成されているものであるので、十
分な抗菌作用とその持続性を有するとともに、樹脂組成
物さらには樹脂成形物としても安全である。
物質を含有しているものであり、さらに、本発明の抗菌
性樹脂成形物は、少なくとも表面の一部が、上記の抗菌
性樹脂組成物により形成されているものであるので、十
分な抗菌作用とその持続性を有するとともに、樹脂組成
物さらには樹脂成形物としても安全である。
また、本発明の抗菌性水槽は、少なくとも内面が、上記
の抗菌性樹脂組成物により形成されているものであるの
で、長期的に内面に緑1 ナどの発生およびその付着を
防止する。また、含有されている物質は、N一長鎖アシ
ルアミノ酸塩であり基本骨格がアミノ酸であるので、安
全性が高く、また、結合している抗菌性金属が容易に離
脱することかなく、水槽内の魚などに悪影響を与えるこ
とがない。
の抗菌性樹脂組成物により形成されているものであるの
で、長期的に内面に緑1 ナどの発生およびその付着を
防止する。また、含有されている物質は、N一長鎖アシ
ルアミノ酸塩であり基本骨格がアミノ酸であるので、安
全性が高く、また、結合している抗菌性金属が容易に離
脱することかなく、水槽内の魚などに悪影響を与えるこ
とがない。
また、本発明の抗菌性繊維は、上記の抗菌作用性物質を
含有しているものであるり、また、本発明の抗菌性を有
する紙は、上記の抗菌作用性物質が含有あるいは表面に
付着しているものであるので、十分な抗菌作用とその持
続性を有するとともに、繊維、紙としても安全であり、
食品用包装材料などに使用できる。
含有しているものであるり、また、本発明の抗菌性を有
する紙は、上記の抗菌作用性物質が含有あるいは表面に
付着しているものであるので、十分な抗菌作用とその持
続性を有するとともに、繊維、紙としても安全であり、
食品用包装材料などに使用できる。
また、本発明の抗菌性塗料は、上記の抗菌作用性物質か
含有されているものであるので、長期的にかびなどの発
生およびその増殖を抑制することができ、さらに、防汚
塗料としても有効であり、船舶および水中構造物におけ
る水(海水を含む)接触部分への、水中生物の付着を防
止する。
含有されているものであるので、長期的にかびなどの発
生およびその増殖を抑制することができ、さらに、防汚
塗料としても有効であり、船舶および水中構造物におけ
る水(海水を含む)接触部分への、水中生物の付着を防
止する。
また、本発明の局所用抗菌剤は、安全かつ有効量の抗菌
作用性物質を含有する局所用抗菌剤であって、抗菌作用
性物質として上記のものが用いられているので、十分な
抗菌作用とその持続性を有するとともに、生体安全性も
高く安心して使用でき、このアシルアミノ酸塩は、安定
した状態となっているので、塩を形成する金属のみが流
出しに<<、安全であるとともに、長期的な抗菌作用を
発現する。さらに、N一長鎖アシルアミノ酸塩は、長鎖
アシルを有することにより、局所用抗菌剤を形成する基
剤組成物との親和性が高い。さらに、N一長鎖アシルア
ミノ酸塩は、基本骨格がアミノ酸であるので、毒性が極
めて少なく、安全である。そして、安全かつ有効な量の
抗菌剤を患部、例えば、病原体起源の皮膚状態の部位ま
たは微生物汚染を受けやすい部位に直接塗布することに
より使用され、本発明の局所用抗菌は、広い抗菌スペク
トルを有しているもので、種々の用途に使用することが
でき、白癖菌症、皮膚カンジタ症、カンジタおよび細菌
感染によって複雑化された場合の皮膚炎(例えば、アト
ビー性皮膚炎、類湿疹性皮膚炎、小児湿疹)などに有効
である。
作用性物質を含有する局所用抗菌剤であって、抗菌作用
性物質として上記のものが用いられているので、十分な
抗菌作用とその持続性を有するとともに、生体安全性も
高く安心して使用でき、このアシルアミノ酸塩は、安定
した状態となっているので、塩を形成する金属のみが流
出しに<<、安全であるとともに、長期的な抗菌作用を
発現する。さらに、N一長鎖アシルアミノ酸塩は、長鎖
アシルを有することにより、局所用抗菌剤を形成する基
剤組成物との親和性が高い。さらに、N一長鎖アシルア
ミノ酸塩は、基本骨格がアミノ酸であるので、毒性が極
めて少なく、安全である。そして、安全かつ有効な量の
抗菌剤を患部、例えば、病原体起源の皮膚状態の部位ま
たは微生物汚染を受けやすい部位に直接塗布することに
より使用され、本発明の局所用抗菌は、広い抗菌スペク
トルを有しているもので、種々の用途に使用することが
でき、白癖菌症、皮膚カンジタ症、カンジタおよび細菌
感染によって複雑化された場合の皮膚炎(例えば、アト
ビー性皮膚炎、類湿疹性皮膚炎、小児湿疹)などに有効
である。
また、本発明の化粧品は、上記の抗菌作用性物質を含有
す,るものであるので、十分な抗菌作用とその持続性を
有するとともに、生体安全性も高く安心してしようでき
、化膿性皮膚炎、にきび、腋臭症、湿疹などの発生およ
び進行の阻止を行い、皮膚の衛生保持を行うことができ
る。
す,るものであるので、十分な抗菌作用とその持続性を
有するとともに、生体安全性も高く安心してしようでき
、化膿性皮膚炎、にきび、腋臭症、湿疹などの発生およ
び進行の阻止を行い、皮膚の衛生保持を行うことができ
る。
さらに、含有されているアシルアミノ酸塩は、基本骨格
を形成がアミノ酸と脂肪酸であるので、毒性、皮膚に対
する刺激性が少ない。
を形成がアミノ酸と脂肪酸であるので、毒性、皮膚に対
する刺激性が少ない。
また、本発明の抗菌性を有する紙は、抗菌作用を有する
金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩が紙の表面に付着ある
いは紙の内部に含有されているものであるので、高い抗
菌性とその持続性を有し、さらに、含有あるいは付着さ
れているN一長鎖アシルアミノ酸塩は基本骨格を形成が
アミノ酸であるので、毒性が極めて少ナ<、種々の用途
の紙に安全に使用できる。また、含有あるいは付着され
ている抗菌作用性物質は、N長鎖アシルアミノ酸塩とい
う安定した状態となっているので、塩を形成する金属の
みが流出しに<<、安全であり、食品用など広範囲の包
装材料などにも使用することができる。
金属のN一長鎖アシルアミノ酸塩が紙の表面に付着ある
いは紙の内部に含有されているものであるので、高い抗
菌性とその持続性を有し、さらに、含有あるいは付着さ
れているN一長鎖アシルアミノ酸塩は基本骨格を形成が
アミノ酸であるので、毒性が極めて少ナ<、種々の用途
の紙に安全に使用できる。また、含有あるいは付着され
ている抗菌作用性物質は、N長鎖アシルアミノ酸塩とい
う安定した状態となっているので、塩を形成する金属の
みが流出しに<<、安全であり、食品用など広範囲の包
装材料などにも使用することができる。
第1図および第2図は、本発明の抗菌作用性物質を含有
した抗菌性樹脂或形物の一実施例を示す断面図である。 ■・・・抗菌作用性物質
した抗菌性樹脂或形物の一実施例を示す断面図である。 ■・・・抗菌作用性物質
Claims (12)
- (1)抗菌作用を有する異なる金属が結合した2種以上
のN−長鎖アシルアミノ酸塩を含有することを特徴とす
る抗菌作用性物質。 - (2)前記N−長鎖アシルアミノ酸塩の、アシル基が、
ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パル
ミトイル基のいずれかである請求項1記載の抗菌作用性
物質。 - (3)前記金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、錫、ビスマスか
らなる群から選ばれたいずれか1つである請求項1に記
載の抗菌作用性物質。 - (4)請求項1ないし3のいずれかに記載の抗菌作用性
物質を含有していることを特徴とする抗菌性樹脂組成物
。 - (5)少なくとも表面の一部が、請求項4に記載の抗菌
性樹脂組成物により形成されていることを特徴とする抗
菌性樹脂成形物。 - (6)少なくとも内面が、請求項4に記載の抗菌性樹脂
組成物により形成されていることを特徴とする合成樹脂
製抗菌性水槽。 - (7)請求項1ないし3のいずれかに記載の抗菌作用性
物質が含有されていることを特徴とする抗菌性繊維。 - (8)請求項1ないし3のいずれかに記載の抗菌作用性
物質が含有あるいは表面に付着していることを特徴とす
る抗菌性を有する紙。 - (9)請求項1ないし3のいずれかに記載の抗菌作用性
物質が含有されていることを特徴とする抗菌性塗料。 - (10)安全かつ有効量の抗菌作用性物質を含有する局
所用抗菌剤であって、抗菌作用性物質として請求項1な
いし3のいずれかに記載の抗菌作用性物質が用いられて
いることを特徴とする局所用抗菌剤。 - (11)前記抗菌作用性物質を0.05重量%〜5重量
%含有している請求項10に記載の局所用抗菌剤。 - (12)請求項1ないし3のいずれかに記載の抗菌作用
性物質を含有することを特徴とする化粧品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160A JPH0825847B2 (ja) | 1990-01-04 | 1990-01-04 | 抗菌作用性物質、抗菌性樹脂組成物、抗菌性樹脂成形物、合成樹脂製抗菌性水槽、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000160A JPH0825847B2 (ja) | 1990-01-04 | 1990-01-04 | 抗菌作用性物質、抗菌性樹脂組成物、抗菌性樹脂成形物、合成樹脂製抗菌性水槽、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03206009A true JPH03206009A (ja) | 1991-09-09 |
JPH0825847B2 JPH0825847B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=11466291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000160A Expired - Fee Related JPH0825847B2 (ja) | 1990-01-04 | 1990-01-04 | 抗菌作用性物質、抗菌性樹脂組成物、抗菌性樹脂成形物、合成樹脂製抗菌性水槽、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0825847B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06329524A (ja) * | 1993-05-25 | 1994-11-29 | Sunstar Inc | ビスマス化合物を配合した化粧料 |
WO1998024315A1 (en) * | 1996-12-03 | 1998-06-11 | The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Agriculture | Plant volatile elicitor from insects |
JPH10231201A (ja) * | 1997-12-25 | 1998-09-02 | Nikko:Kk | 抗菌材、抗菌性樹脂組成物、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、化粧品および抗菌材の製造方法 |
JPH1180781A (ja) * | 1997-09-11 | 1999-03-26 | Narisu Keshohin:Kk | アトピー性皮膚炎用洗浄剤組成物 |
JP2008527191A (ja) * | 2005-01-05 | 2008-07-24 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 紙及び板紙中の殺菌剤の効力の強化 |
JP2008179651A (ja) * | 2005-06-13 | 2008-08-07 | Cosme Techno:Kk | 化粧料 |
WO2012111673A1 (ja) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 東洋製罐株式会社 | 抗菌性樹脂組成物 |
JP2012246341A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Yazaki Energy System Corp | 電線被覆用塩化ビニル樹脂組成物およびそれを用いた電線 |
WO2021153712A1 (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | リンテック株式会社 | 防カビ性シート、防カビ性シートの使用方法、及び防カビ性シートの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57150638A (en) * | 1981-01-23 | 1982-09-17 | Shell Int Research | Antibacterial |
-
1990
- 1990-01-04 JP JP2000160A patent/JPH0825847B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57150638A (en) * | 1981-01-23 | 1982-09-17 | Shell Int Research | Antibacterial |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06329524A (ja) * | 1993-05-25 | 1994-11-29 | Sunstar Inc | ビスマス化合物を配合した化粧料 |
WO1998024315A1 (en) * | 1996-12-03 | 1998-06-11 | The United States Of America, As Represented By The Secretary Of Agriculture | Plant volatile elicitor from insects |
US6054483A (en) * | 1996-12-03 | 2000-04-25 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Plant volatile elicitor from insects |
US6207712B1 (en) * | 1996-12-03 | 2001-03-27 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Plant volatile elicitor from insects |
JPH1180781A (ja) * | 1997-09-11 | 1999-03-26 | Narisu Keshohin:Kk | アトピー性皮膚炎用洗浄剤組成物 |
JPH10231201A (ja) * | 1997-12-25 | 1998-09-02 | Nikko:Kk | 抗菌材、抗菌性樹脂組成物、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、化粧品および抗菌材の製造方法 |
JP2008527191A (ja) * | 2005-01-05 | 2008-07-24 | ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド | 紙及び板紙中の殺菌剤の効力の強化 |
JP2008179651A (ja) * | 2005-06-13 | 2008-08-07 | Cosme Techno:Kk | 化粧料 |
WO2012111673A1 (ja) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 東洋製罐株式会社 | 抗菌性樹脂組成物 |
JP5319844B2 (ja) * | 2011-02-15 | 2013-10-16 | 東洋製罐グループホールディングス株式会社 | 抗菌性樹脂組成物 |
EP2677007A1 (en) * | 2011-02-15 | 2013-12-25 | Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. | Antibacterial resin composition |
EP2677007A4 (en) * | 2011-02-15 | 2014-09-10 | Toyo Seikan Group Holdings Ltd | ANTIBACTERIAL RESIN COMPOSITION |
US9363993B2 (en) | 2011-02-15 | 2016-06-14 | Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. | Antibacterial resin composition |
US9901094B2 (en) | 2011-02-15 | 2018-02-27 | Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. | Antibacterial resin composition |
US11172676B2 (en) | 2011-02-15 | 2021-11-16 | Toyo Seikan Group Holdings, Ltd. | Antibacterial resin composition |
JP2012246341A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Yazaki Energy System Corp | 電線被覆用塩化ビニル樹脂組成物およびそれを用いた電線 |
WO2021153712A1 (ja) * | 2020-01-30 | 2021-08-05 | リンテック株式会社 | 防カビ性シート、防カビ性シートの使用方法、及び防カビ性シートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0825847B2 (ja) | 1996-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9913476B2 (en) | Antimicrobial articles of manufacture produced from masterbatches | |
US10034478B2 (en) | Antimicrobial articles of manufacture | |
US20220290038A1 (en) | Resin coated proppants with antimicrobial additives | |
US10208241B2 (en) | Resin coated proppants with antimicrobial additives | |
US20160220728A1 (en) | Antimicrobial compositions for use in wound care products | |
US20130315972A1 (en) | Compositions and methods for antimicrobial metal nanoparticles | |
JP3974203B2 (ja) | 殺菌組成物 | |
US20170304815A1 (en) | Antimicrobial And Biological Active Polymer Composites And Related Methods, Materials and Devices | |
CN101374607A (zh) | 用于防止微生物附着的非浸提表面活性的膜组合物 | |
WO2011105985A1 (en) | Controlled release biocidal salts | |
JP2014520199A (ja) | 広範囲抗菌剤としてのアルキルアミノアルキルオリゴマー | |
JPH06305906A (ja) | 抗菌材、抗菌性樹脂組成物、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、化粧品および抗菌材の製造方法 | |
US8926997B1 (en) | Polymeric biocidal salts | |
JPH03206009A (ja) | 抗菌作用性物質、抗菌性樹脂組成物、抗菌性樹脂成形物、合成樹脂製抗菌性水槽、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、局所用抗菌剤および化粧品 | |
EP3074024B1 (en) | Antimicrobial compositions for use in products for petroleum extraction, personal care, wound care and other applications | |
JPH10109906A (ja) | 工業用抗菌防黴剤 | |
CA3157901A1 (en) | Antimicrobial and antiviral, biologically active polymer composites effective against sars-cov-2 and other viral, bacterial and fungal targets, and related methods, materials, coatings and device | |
RU2540478C1 (ru) | Композиция для получения антимикробного покрытия | |
JP6012345B2 (ja) | 組成物 | |
Alkarri | Developing Methods for Incorporating Antimicrobial Biocidal Nanoparticles in Thermoplastics | |
JPH10231201A (ja) | 抗菌材、抗菌性樹脂組成物、抗菌性合成繊維、抗菌性を有する紙、抗菌性塗料、化粧品および抗菌材の製造方法 | |
JP3580071B2 (ja) | 抗菌性樹脂組成物及びそれを用いた抗菌性樹脂成形品 | |
JPH1160804A (ja) | 抗菌性樹脂組成物及びそれを用いた成形品 | |
US5543435A (en) | Using limonen-10-ol to kill bacteria, yeast, and fungi | |
JP2004523563A (ja) | 抗菌性ポリマーを用いる殺菌性流体系 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080313 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090313 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |