JPH03202596A - トンネル内壁面切削装置 - Google Patents
トンネル内壁面切削装置Info
- Publication number
- JPH03202596A JPH03202596A JP21904189A JP21904189A JPH03202596A JP H03202596 A JPH03202596 A JP H03202596A JP 21904189 A JP21904189 A JP 21904189A JP 21904189 A JP21904189 A JP 21904189A JP H03202596 A JPH03202596 A JP H03202596A
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- JP
- Japan
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- cutting
- tunnel
- cutter head
- jack
- cut
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トンネルのコンクリートの劣化やクラックを
補修する際に使用するトンネル内壁面切削装置に関する
。
補修する際に使用するトンネル内壁面切削装置に関する
。
従来、この種のトンネルの補修工事は削岩機等により人
力で切削する方法、削岩機等をバックホウ等に搭載して
オペレータの目視によって切削する方法、あるいはロー
ドヘッダーやカッタローダ等の自由断面切削機を用いて
切削する方法が採用されてきた。
力で切削する方法、削岩機等をバックホウ等に搭載して
オペレータの目視によって切削する方法、あるいはロー
ドヘッダーやカッタローダ等の自由断面切削機を用いて
切削する方法が採用されてきた。
しかし、最近においては切削効率を向上させるためいく
つかのトンネル内壁面切削装置、たとえば特公昭64−
17997号公報、が提案されている。
つかのトンネル内壁面切削装置、たとえば特公昭64−
17997号公報、が提案されている。
トンネル等の補修のため、切削作業を人力で行った場合
は、切削効率が極めて悪く、またその精度も目視等によ
る確認のため悪いものとなる。
は、切削効率が極めて悪く、またその精度も目視等によ
る確認のため悪いものとなる。
他方、前記公報などに記載の装置では、トンネル断面が
円形でない場合、−度に全断面を切削することが困難で
あった。
円形でない場合、−度に全断面を切削することが困難で
あった。
本発明は、切削効率が良く、かつ安全に高精度に切削で
きるとともに、トンネル断面がその一部に異なる曲率を
有するものであっても、カッターヘッドの一回のトンネ
ル断面に沿う移動によって切削できるトンネル内壁面切
削装置を提供することを目的としている。
きるとともに、トンネル断面がその一部に異なる曲率を
有するものであっても、カッターヘッドの一回のトンネ
ル断面に沿う移動によって切削できるトンネル内壁面切
削装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための本発明は、トンネル内をその
トンネル方向に移動自在な基台と、この基台上にトンネ
ル方向に移動可能な可動台と、この可動台に対して、ト
ンネル方向線口りに回転自在な旋回ヘッドと、この旋回
ヘッドにその中心線となす角度が可変となった切削アー
ム部と、この切削アーム部の先端に、トンネル方向線口
りに回転自在に取り付けられ、かつ外周に切削刃を有す
るカッターヘッドとを備えたことを特徴とするものであ
る。
トンネル方向に移動自在な基台と、この基台上にトンネ
ル方向に移動可能な可動台と、この可動台に対して、ト
ンネル方向線口りに回転自在な旋回ヘッドと、この旋回
ヘッドにその中心線となす角度が可変となった切削アー
ム部と、この切削アーム部の先端に、トンネル方向線口
りに回転自在に取り付けられ、かつ外周に切削刃を有す
るカッターヘッドとを備えたことを特徴とするものであ
る。
本発明においては、旋回ヘッドが回転することでカッタ
ーヘッドをトンネル横断面方向に沿って移動させること
ができる。また、切削アーム部が旋回ヘッドの中心線と
なす角度が可変となっているため、トンネル寸法の大小
に適応させることができる。
ーヘッドをトンネル横断面方向に沿って移動させること
ができる。また、切削アーム部が旋回ヘッドの中心線と
なす角度が可変となっているため、トンネル寸法の大小
に適応させることができる。
特に本発明では、基台に対して可動台がトンネル方向に
移動可能である。従って、後述するようにトンネル横断
面において、部分的に曲率が異なっている場合であって
も、曲率変更点がある位置からは可動台が基台に対して
移動することで、トンネル横断面上に沿ってカッターヘ
ッドをトンネル中心間りに旋回でき、切削段差のない滑
らかな切削を行うことができる。
移動可能である。従って、後述するようにトンネル横断
面において、部分的に曲率が異なっている場合であって
も、曲率変更点がある位置からは可動台が基台に対して
移動することで、トンネル横断面上に沿ってカッターヘ
ッドをトンネル中心間りに旋回でき、切削段差のない滑
らかな切削を行うことができる。
以下、本発明を図面に示す一実施例によって詳説する。
3は走行台車部で、基台38、可動台39、弾性体走行
車輪33、アウトリガ−35、サイドジヤツキ36、油
圧シリンダー34、油圧シリンダー37より構成される
。基台38にはゴム等の弾性体走行車輪33が設備され
、トンネル内を自走することができ、走行状態に応じ二
輪駆動あるいは四輪駆動が選択される。また、弾性体走
行車輪33は油圧シリンダー34の操作によって自由自
在に回転中心33aを中心として角度を変えられるため
、いかなるインバートの曲率にも適応可能となる。アウ
トリガ−35は基台38に設けられ、その昇降操作によ
り走行台車部3の水平調整および高さ調整がされる。サ
イドジヤツキ36も基台38に設けられ、切削装置全体
の作業時の安定を保つようになっている。可動台39は
基台38上に設置され、油圧シリンダー37の伸縮によ
りトンネル方向に移動可能となっている。可動台39上
には運転室45、各モータへ油圧を供給するパワーユニ
ット60およびその制御盤44が配設されている。運転
室45内にはコンピューター、シーケンサ、CRT等の
自動制御機器47が設備されている。
車輪33、アウトリガ−35、サイドジヤツキ36、油
圧シリンダー34、油圧シリンダー37より構成される
。基台38にはゴム等の弾性体走行車輪33が設備され
、トンネル内を自走することができ、走行状態に応じ二
輪駆動あるいは四輪駆動が選択される。また、弾性体走
行車輪33は油圧シリンダー34の操作によって自由自
在に回転中心33aを中心として角度を変えられるため
、いかなるインバートの曲率にも適応可能となる。アウ
トリガ−35は基台38に設けられ、その昇降操作によ
り走行台車部3の水平調整および高さ調整がされる。サ
イドジヤツキ36も基台38に設けられ、切削装置全体
の作業時の安定を保つようになっている。可動台39は
基台38上に設置され、油圧シリンダー37の伸縮によ
りトンネル方向に移動可能となっている。可動台39上
には運転室45、各モータへ油圧を供給するパワーユニ
ット60およびその制御盤44が配設されている。運転
室45内にはコンピューター、シーケンサ、CRT等の
自動制御機器47が設備されている。
一方、予め対象のトンネル断面形状、トンネル路線、所
望の切削代等の情報が自動制御機器47に与えられ、切
削装置全体が無人運転化されるが必要によりオペレータ
ーによる半自動運転も可能となっている。
望の切削代等の情報が自動制御機器47に与えられ、切
削装置全体が無人運転化されるが必要によりオペレータ
ーによる半自動運転も可能となっている。
46は可動台39の前部に固着された支持柱である。支
持柱46の上方前部にはトンネル円周方向に回転自在な
アーム旋回座31が取り付けられており、切削アーム旋
回モータ32によって回転される。このアーム旋回座3
1には切削アーム部2の基端が固着されている。
持柱46の上方前部にはトンネル円周方向に回転自在な
アーム旋回座31が取り付けられており、切削アーム旋
回モータ32によって回転される。このアーム旋回座3
1には切削アーム部2の基端が固着されている。
切削アーム部2は主に第1ブラケツト21、第2ブラケ
ツト22、第1サポートリンク23、第2サポートリン
ク24、第3サポートリンク25、カッターヘッド取付
はブラケット26、力・ツタ−ヘッド修正ジヤツキ29
、位置決めジャ・ンキ30より構成される。第1ブラケ
・ソト21はアーム旋回座31に固着されている。第1
サポートリンク23は基端が第1ブラケツト21の上部
に回転軸21aにより軸支され、他端は力・ツタ−へ・
ソド取付はブラケット26の上部にピン26aにより軸
支されている。第2サポートリンク24は基端が第1ブ
ラケツト21の下部に軸支され、他端は第3サポートリ
ンク25の下端部に軸支されてし)る。
ツト22、第1サポートリンク23、第2サポートリン
ク24、第3サポートリンク25、カッターヘッド取付
はブラケット26、力・ツタ−ヘッド修正ジヤツキ29
、位置決めジャ・ンキ30より構成される。第1ブラケ
・ソト21はアーム旋回座31に固着されている。第1
サポートリンク23は基端が第1ブラケツト21の上部
に回転軸21aにより軸支され、他端は力・ツタ−へ・
ソド取付はブラケット26の上部にピン26aにより軸
支されている。第2サポートリンク24は基端が第1ブ
ラケツト21の下部に軸支され、他端は第3サポートリ
ンク25の下端部に軸支されてし)る。
第3サポートリンク25は下端部が第2サポートリンク
24の上端部と回転自在に連結され上端部はカッターヘ
ッド取付はブラタ・ソト26の下部に軸支されている。
24の上端部と回転自在に連結され上端部はカッターヘ
ッド取付はブラタ・ソト26の下部に軸支されている。
カッターヘッド修正ジヤツキ29の一端部は第1サポー
トリンク23の中間部に固着されたブラケット27の上
方に軸支され、他端は第3サポートリンク25下端近傍
に連結されている。また、位置決めジヤツキ30の一端
部はアーム旋回盤31に固着された第2ブラケツト22
に軸支され、他端は第1サポートリンク23に固定され
たブラケット28に連結されている。
トリンク23の中間部に固着されたブラケット27の上
方に軸支され、他端は第3サポートリンク25下端近傍
に連結されている。また、位置決めジヤツキ30の一端
部はアーム旋回盤31に固着された第2ブラケツト22
に軸支され、他端は第1サポートリンク23に固定され
たブラケット28に連結されている。
かくして、切削アーム部2は位置決めジヤツキ30の伸
縮により回転軸21aを回転中心として伏仰自在となっ
ているとともに、カッターヘッド部1がカッターヘッド
修正ジヤツキ29の伸縮により回転軸26aを回転中心
として回転することにより、トンネル内面と平行を保つ
ようになっている。
縮により回転軸21aを回転中心として伏仰自在となっ
ているとともに、カッターヘッド部1がカッターヘッド
修正ジヤツキ29の伸縮により回転軸26aを回転中心
として回転することにより、トンネル内面と平行を保つ
ようになっている。
他方、切削カッターヘッド部lはカッターヘッド取付は
ブラケット26に固着されている。
ブラケット26に固着されている。
次に切削カッターヘッド部1の構造について第3図によ
り説明する。切削カッターヘッド部lは主にカッタード
ラム11.減速機12、油圧モータ13、切削ビック1
4等より構成される。カッタードラム11の外周には多
数のピックボックス15が溶接されており、ピック14
が脱着可能となっている。カッタードラム11の内部に
は減速機12が収容され、その減速機12からの減速機
出力フランジ18にカッタードラム11が固着され回転
するようになっている。減速機出力フランジ■8は、カ
ッタードラム基部10の内部に収容された油圧モータ1
3により駆動されている。カッタードラム11はコンク
リートの強度に応じ回転数を変えられる。また、切削ビ
ックエ4はバイオレットピックを採用することでピック
の交換無しでたとえば深さ100Mの切削が可能である
が、強度によってはラウンドビックによることも可能で
ある。また、減速機出力フランジ18の前面には溝堀り
用カッタードラム17が固着できるようになっており必
要により溝掘りを行うようになっている。 16はカ
ッターヘッド周囲にエアーカーテンを形成するためのエ
アー噴射装置で、走行台車部の後部に搭載された集塵機
51と送気用フレキシブルホース53と粉塵吸い込み用
フレキシブルホース52で接続されている。エアー噴射
装置16は管状構造となっており、その上部に設けられ
たスリットよりエアーを噴射しエアーカーテンを形成し
切削粉塵の拡散を防止するものであり、同時にカッタ−
ドラム11上部近傍に接続された粉塵吸い込みフレキシ
ブルホース52により切削粉塵を吸い込み集塵機51に
送り込むことによって作業環境の改善を図ることができ
る。
り説明する。切削カッターヘッド部lは主にカッタード
ラム11.減速機12、油圧モータ13、切削ビック1
4等より構成される。カッタードラム11の外周には多
数のピックボックス15が溶接されており、ピック14
が脱着可能となっている。カッタードラム11の内部に
は減速機12が収容され、その減速機12からの減速機
出力フランジ18にカッタードラム11が固着され回転
するようになっている。減速機出力フランジ■8は、カ
ッタードラム基部10の内部に収容された油圧モータ1
3により駆動されている。カッタードラム11はコンク
リートの強度に応じ回転数を変えられる。また、切削ビ
ックエ4はバイオレットピックを採用することでピック
の交換無しでたとえば深さ100Mの切削が可能である
が、強度によってはラウンドビックによることも可能で
ある。また、減速機出力フランジ18の前面には溝堀り
用カッタードラム17が固着できるようになっており必
要により溝掘りを行うようになっている。 16はカ
ッターヘッド周囲にエアーカーテンを形成するためのエ
アー噴射装置で、走行台車部の後部に搭載された集塵機
51と送気用フレキシブルホース53と粉塵吸い込み用
フレキシブルホース52で接続されている。エアー噴射
装置16は管状構造となっており、その上部に設けられ
たスリットよりエアーを噴射しエアーカーテンを形成し
切削粉塵の拡散を防止するものであり、同時にカッタ−
ドラム11上部近傍に接続された粉塵吸い込みフレキシ
ブルホース52により切削粉塵を吸い込み集塵機51に
送り込むことによって作業環境の改善を図ることができ
る。
切削に際しては、まず切削装置を所定の位置まで移動し
、アウトリガ−35によりアーム旋回盤31がトンネル
中心となるよう高さ調整を行い、サイドジヤツキ36に
より切削装置を安定させる。
、アウトリガ−35によりアーム旋回盤31がトンネル
中心となるよう高さ調整を行い、サイドジヤツキ36に
より切削装置を安定させる。
次に、位置決めジヤツキ30の伸縮調整によりカッター
ヘッド1の位置を切削位置に合わせ、同時にカッターヘ
ッド修正ジヤツキ29の伸縮調整によりカッターヘッド
の回転軸がトンネル方向に平行になるように調整した後
、アーム旋回盤31を切削アーム旋回モータ32により
回転させながらトンネル円周方向に沿って内壁面の切削
を行う。
ヘッド1の位置を切削位置に合わせ、同時にカッターヘ
ッド修正ジヤツキ29の伸縮調整によりカッターヘッド
の回転軸がトンネル方向に平行になるように調整した後
、アーム旋回盤31を切削アーム旋回モータ32により
回転させながらトンネル円周方向に沿って内壁面の切削
を行う。
円周方向に1サイクルの切削を完了したならば、油圧シ
リンダー37の伸縮により可動台39を第1図左方に前
進させ同様に切削を繰り返す。このように1回の装置の
設置よって2サイクルの切削作業ができ、切削効率を上
げることができる。
リンダー37の伸縮により可動台39を第1図左方に前
進させ同様に切削を繰り返す。このように1回の装置の
設置よって2サイクルの切削作業ができ、切削効率を上
げることができる。
第4図は本発明による内壁面切削装置lOOを使用した
一作業要領図であるが、内壁面切削装置100により生
じたコンクリート塩は、切削ずり積み込み機110によ
り鋼車120に積み込まれる。鋼車120はトンネル内
に敷設されたレール上をバッテリーロコ130の牽引に
よって走行するようになっている。以上の要領により発
生したコンクリート塩はトンネル外へ搬出される。
一作業要領図であるが、内壁面切削装置100により生
じたコンクリート塩は、切削ずり積み込み機110によ
り鋼車120に積み込まれる。鋼車120はトンネル内
に敷設されたレール上をバッテリーロコ130の牽引に
よって走行するようになっている。以上の要領により発
生したコンクリート塩はトンネル外へ搬出される。
また、第2図のようにトンネル断面形状の曲率が中間で
変化する場合においても本発明装置は切削可能である。
変化する場合においても本発明装置は切削可能である。
その原理を第5図により詳説すると、まず第5図(a)
においてa −bの円弧は0点を中心とし、b −cの
円弧はP点を中心とする複合内トンネル形状の場合に、
a % b区間の切削は位置決めジヤツキ30の操作な
しにアーム旋回盤31の回転の操作のみによって切削で
きるが、b −c区間の切削は、アーム旋回盤31の中
心からトンネル壁面までの距離が徐々に増加していくこ
とになる。たとえば、C点における距離はR+ΔRとな
る。従ってC点を切削するときは位置決めジヤツキ30
の操作によりカッターヘッド1をΔR分の距離だけトン
ネル円周方向に延ばしてやる必要がある。一方、カッタ
ーヘッド1をΔR分の距離だけトンネル円周方向に延ば
してやった場合、カッターヘッド1は第1サポートリン
ク23の基端の回転軸21aを回転中心として回転する
のであるからΔLの距離だけカッターヘッドlは切削装
置側にバックすることとなる(第5図(C)参照)。従
って、位置決めジヤツキ30の操作によって区間a %
b −cを切削した場合、その切削線はトンネル側面
から見た場合第5図(b)に示すように、bからCに至
る区間において曲線状になってしまう。そこで本発明に
おいては、可動台39を油圧シリンダー37の操作によ
って徐々に前進させながら切削することにより、切削線
a〜b −cは真っすぐな垂直線とすることができ、こ
れによってトンネル横断面に沿った内面切削を行うこと
ができる。
においてa −bの円弧は0点を中心とし、b −cの
円弧はP点を中心とする複合内トンネル形状の場合に、
a % b区間の切削は位置決めジヤツキ30の操作な
しにアーム旋回盤31の回転の操作のみによって切削で
きるが、b −c区間の切削は、アーム旋回盤31の中
心からトンネル壁面までの距離が徐々に増加していくこ
とになる。たとえば、C点における距離はR+ΔRとな
る。従ってC点を切削するときは位置決めジヤツキ30
の操作によりカッターヘッド1をΔR分の距離だけトン
ネル円周方向に延ばしてやる必要がある。一方、カッタ
ーヘッド1をΔR分の距離だけトンネル円周方向に延ば
してやった場合、カッターヘッド1は第1サポートリン
ク23の基端の回転軸21aを回転中心として回転する
のであるからΔLの距離だけカッターヘッドlは切削装
置側にバックすることとなる(第5図(C)参照)。従
って、位置決めジヤツキ30の操作によって区間a %
b −cを切削した場合、その切削線はトンネル側面
から見た場合第5図(b)に示すように、bからCに至
る区間において曲線状になってしまう。そこで本発明に
おいては、可動台39を油圧シリンダー37の操作によ
って徐々に前進させながら切削することにより、切削線
a〜b −cは真っすぐな垂直線とすることができ、こ
れによってトンネル横断面に沿った内面切削を行うこと
ができる。
一方、本発明による実施例によれば公知のトンネル切削
装置(たとえば特公昭62−17997号公報参照)の
ように装置本体の移動をレール上の車輪によらないため
レールの敷設および撤去に要していた手間と時間が削減
される。また、本切削装置は走行車輪33の角度が油圧
シリンダー34の操作によって変えられるためインバー
ト7の曲率によることなく常に安定した走行ができる。
装置(たとえば特公昭62−17997号公報参照)の
ように装置本体の移動をレール上の車輪によらないため
レールの敷設および撤去に要していた手間と時間が削減
される。また、本切削装置は走行車輪33の角度が油圧
シリンダー34の操作によって変えられるためインバー
ト7の曲率によることなく常に安定した走行ができる。
さらに本切削装置によれば、トンネルの円周方向全周に
わたって切削できる利点もある。
わたって切削できる利点もある。
以上、詳説したように本発明によって以下の効果を奏す
ることができる。
ることができる。
本発明装置は位置決めジヤツキおよびカッターヘッド修
正ジヤツキの操作によりカッターヘッドの位置、傾きを
自由に調節できるため、どのようなトンネル断面寸法、
形状であっても効率良く、高精度に切削作業ができる効
果がある。また、トンネル形状の曲率変化に対しても位
置決めジャ・ツキ操作と可動台の移動操作を同時に行い
、切削することによりトンネル方向に垂直にしかも連続
的に作業でき、不連続点のない滑らかな、精度の良い切
削面を得ることができる。
正ジヤツキの操作によりカッターヘッドの位置、傾きを
自由に調節できるため、どのようなトンネル断面寸法、
形状であっても効率良く、高精度に切削作業ができる効
果がある。また、トンネル形状の曲率変化に対しても位
置決めジャ・ツキ操作と可動台の移動操作を同時に行い
、切削することによりトンネル方向に垂直にしかも連続
的に作業でき、不連続点のない滑らかな、精度の良い切
削面を得ることができる。
第1図は本発明装置の一実施例を示す正面図、第2図は
その左側面図、第3図はカッターヘッド拡大縦断面図、
第4図は内壁面切削装置を使用した一作業要領図、第5
図(a)〜(b)はトンネル形状の曲率変化がある場合
の切削方法説明図である。 1・・・切削カッターヘッド部 2・・・切削アーム部、3・・・走行本体部7・・・イ
ンバート、 11・・・カッタードラム12・・・減
速機、13・・・油圧モータ29・・・カッターヘッド
修正ジャ・ツキ30・・・位置決めジャ・ツキ ト・・アーム旋回座 2・・・切削アーム旋回モータ 3・・・走行車輪、35・・・アウトリガ−6・・・サ
イドジヤツキ、38・・・基台9・・・可動台、51・
・・集塵機 00・・・内壁面切削装置 10・・・切削すり積込み機
その左側面図、第3図はカッターヘッド拡大縦断面図、
第4図は内壁面切削装置を使用した一作業要領図、第5
図(a)〜(b)はトンネル形状の曲率変化がある場合
の切削方法説明図である。 1・・・切削カッターヘッド部 2・・・切削アーム部、3・・・走行本体部7・・・イ
ンバート、 11・・・カッタードラム12・・・減
速機、13・・・油圧モータ29・・・カッターヘッド
修正ジャ・ツキ30・・・位置決めジャ・ツキ ト・・アーム旋回座 2・・・切削アーム旋回モータ 3・・・走行車輪、35・・・アウトリガ−6・・・サ
イドジヤツキ、38・・・基台9・・・可動台、51・
・・集塵機 00・・・内壁面切削装置 10・・・切削すり積込み機
Claims (1)
- (1)トンネル内をそのトンネル方向に移動自在な基台
と、この基台上にトンネル方向に移動可能な可動台と、
この可動台に対して、トンネル方向線回りに回転自在な
旋回ヘッドと、この旋回ヘッドにその中心線となす角度
が可変となった切削アーム部と、この切削アーム部の先
端に、トンネル方向線回りに回転自在に取り付けられ、
かつ外周に切削刃を有するカッターヘッドとを備えたこ
とを特徴とするトンネル内壁面切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219041A JP2559071B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | トンネルコンクリ−ト内壁面切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1219041A JP2559071B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | トンネルコンクリ−ト内壁面切削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202596A true JPH03202596A (ja) | 1991-09-04 |
JP2559071B2 JP2559071B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=16729334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1219041A Expired - Fee Related JP2559071B2 (ja) | 1989-08-25 | 1989-08-25 | トンネルコンクリ−ト内壁面切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559071B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012041683A (ja) * | 2010-08-16 | 2012-03-01 | Taisei Corp | 切削機械および切削方法 |
CN109736829A (zh) * | 2019-03-04 | 2019-05-10 | 合肥成基铁路工程科技有限公司 | 一种硬岩掘进机器人 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102015994B1 (ko) * | 2018-11-28 | 2019-08-29 | 도경건설 주식회사 | 아스콘 온도 저하 방지용 적재함 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456224A (en) * | 1977-10-12 | 1979-05-07 | Sanwa Kizai Co Ltd | Device of automatically controlling excavation shape of tunnel excavator |
-
1989
- 1989-08-25 JP JP1219041A patent/JP2559071B2/ja not_active Expired - Fee Related
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