JPH03202068A - 水硬性キヤスト用硬化剤 - Google Patents
水硬性キヤスト用硬化剤Info
- Publication number
- JPH03202068A JPH03202068A JP1342100A JP34210089A JPH03202068A JP H03202068 A JPH03202068 A JP H03202068A JP 1342100 A JP1342100 A JP 1342100A JP 34210089 A JP34210089 A JP 34210089A JP H03202068 A JPH03202068 A JP H03202068A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、骨折、捻挫、脱臼、矯正等の整形外科的疾患
の固定、支持、保護に用いられるキャストを形成するた
めの水硬性キャスト用硬化剤に間する。
の固定、支持、保護に用いられるキャストを形成するた
めの水硬性キャスト用硬化剤に間する。
骨折、捻挫、脱臼、矯正等の整形外科的疾患は、患部を
中心に上下2関節間を固定、支持、保護することで安静
に保ち治療する。その患部を固定、支持、保護するには
、固定、支持、保護する範囲に綿包装、ストツキネット
(綿性のチューブ包装)、ポリエステル性不織布等の下
巻材を巻き、この下巻材の上から、焼石膏やウレタン樹
脂、アクリル酸塩等の水と反応し硬化する成分を天然繊
維、半合成繊維、合成繊維等からなる目の粗い織物や編
物に塗布してシート状又はロール状にした水硬性キャス
トを巻き付ける方法がとられている。この方法において
は、水硬性キャストは一般に耐水性の包材で密閉した形
で流通し、使用時に開封され、多量の水の中に浸漬して
十分水となじませ患部に適用されるが、そのため適用時
にキャスト材に付着した余分の水が落ちて周辺を濡らし
たり、患部を保護するため巻いた下巻材を濡らして患者
に不快感を与えるという問題点がある。又これらの水硬
性キャスト材は水と接触させる段階より反応が始まり、
2分〜10分の間で硬化するもので、自由に硬化時間を
選択することが困難である。すなわち、一般に水温が高
いと早く硬化し、逆に低いと硬化までの時間が長くなり
過ぎるため、高度な操作が要求され、特に適用領域が小
児の場合のように小さい領域のときはゆっくり巻いても
硬化迄時間が長過ぎるためその間患部を良肢位で保持し
ておく手間が必要であり、又大人の胸部のように広い領
域の場合は手早く巻かないと途中で硬化してしまい、そ
のキャスト材は使用できなくなるという欠点を有してい
る。
中心に上下2関節間を固定、支持、保護することで安静
に保ち治療する。その患部を固定、支持、保護するには
、固定、支持、保護する範囲に綿包装、ストツキネット
(綿性のチューブ包装)、ポリエステル性不織布等の下
巻材を巻き、この下巻材の上から、焼石膏やウレタン樹
脂、アクリル酸塩等の水と反応し硬化する成分を天然繊
維、半合成繊維、合成繊維等からなる目の粗い織物や編
物に塗布してシート状又はロール状にした水硬性キャス
トを巻き付ける方法がとられている。この方法において
は、水硬性キャストは一般に耐水性の包材で密閉した形
で流通し、使用時に開封され、多量の水の中に浸漬して
十分水となじませ患部に適用されるが、そのため適用時
にキャスト材に付着した余分の水が落ちて周辺を濡らし
たり、患部を保護するため巻いた下巻材を濡らして患者
に不快感を与えるという問題点がある。又これらの水硬
性キャスト材は水と接触させる段階より反応が始まり、
2分〜10分の間で硬化するもので、自由に硬化時間を
選択することが困難である。すなわち、一般に水温が高
いと早く硬化し、逆に低いと硬化までの時間が長くなり
過ぎるため、高度な操作が要求され、特に適用領域が小
児の場合のように小さい領域のときはゆっくり巻いても
硬化迄時間が長過ぎるためその間患部を良肢位で保持し
ておく手間が必要であり、又大人の胸部のように広い領
域の場合は手早く巻かないと途中で硬化してしまい、そ
のキャスト材は使用できなくなるという欠点を有してい
る。
これらの点を改善するため、水中に浸漬することなく通
用できるものとして、硬化を促進させる成分を含まない
ウレタンプレポリマーを目の粗い基布に塗布したものと
ウレタンプレポリマーの硬化剤とを組み合わせて使用す
る水硬性キャスト材が本出願人により提案されている(
実開昭63−130031号公報参照)、シかしながら
、このキャスト材においては、ウレタンプレポリマーに
硬化成分が含まれていないため硬化が遅く、愚者や施術
者はその聞良肢位を保つため長時間我慢しなければなら
ず、さらに硬化成分を基布に適用する際余分な硬化剤が
施術者の手や患者の皮膚に接触する可能性が高く、その
結果皮膚炎を起こすおそれがある。一方、硬化剤の種類
を選択すること4により硬化速度を選ぶことができると
いう利点を有するが、硬化速度を調整するために混入す
る触媒は皮膚炎を起こす可能性も高く、かつ硬化が不均
一になるという欠点をも有している。
用できるものとして、硬化を促進させる成分を含まない
ウレタンプレポリマーを目の粗い基布に塗布したものと
ウレタンプレポリマーの硬化剤とを組み合わせて使用す
る水硬性キャスト材が本出願人により提案されている(
実開昭63−130031号公報参照)、シかしながら
、このキャスト材においては、ウレタンプレポリマーに
硬化成分が含まれていないため硬化が遅く、愚者や施術
者はその聞良肢位を保つため長時間我慢しなければなら
ず、さらに硬化成分を基布に適用する際余分な硬化剤が
施術者の手や患者の皮膚に接触する可能性が高く、その
結果皮膚炎を起こすおそれがある。一方、硬化剤の種類
を選択すること4により硬化速度を選ぶことができると
いう利点を有するが、硬化速度を調整するために混入す
る触媒は皮膚炎を起こす可能性も高く、かつ硬化が不均
一になるという欠点をも有している。
本発明は、適用される症例による使用領域の大きさに左
右されず、かつ任意の部位から自由に硬化させることが
でき、使用場所を選ばず、周辺を汚すことなく、安全に
且つ経済的に使用できる水硬性キャスト用硬化剤を提供
することを目的としている。
右されず、かつ任意の部位から自由に硬化させることが
でき、使用場所を選ばず、周辺を汚すことなく、安全に
且つ経済的に使用できる水硬性キャスト用硬化剤を提供
することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の硬化剤においては、
開口を有する繊維性基布に硬化を促進する成分を含む水
活性のウレタンプレポリマーを塗布した水硬性キャスト
のための硬化剤が水を主成分とする泡状物質で構成され
るものである。
開口を有する繊維性基布に硬化を促進する成分を含む水
活性のウレタンプレポリマーを塗布した水硬性キャスト
のための硬化剤が水を主成分とする泡状物質で構成され
るものである。
上記泡状物質は水の外、起泡剤、泡安全剤を含むことが
できる。
できる。
泡状物質の泡の密度は0.01〜0.2g/cm3に選
ぶのが有利である。
ぶのが有利である。
泡状物質は、水、起泡剤、泡安定剤を高圧ガスボンベ中
に配合して使用し得るようにするのが好ましい。
に配合して使用し得るようにするのが好ましい。
本発明においては、開口を有する繊維性基布に水活性の
ウレタンプレポリマーを塗布した水硬性キャストを患部
に巻いた後、硬化剤を手に取ってキャスト上に塗り付け
るか、又はキャスト上に直接付けた後手で均等に塗り広
げるものであり、それにより泡状の硬化剤は、余分な水
分の滴下を生ずることなくキャスト内に浸透して硬化が
進行する。
ウレタンプレポリマーを塗布した水硬性キャストを患部
に巻いた後、硬化剤を手に取ってキャスト上に塗り付け
るか、又はキャスト上に直接付けた後手で均等に塗り広
げるものであり、それにより泡状の硬化剤は、余分な水
分の滴下を生ずることなくキャスト内に浸透して硬化が
進行する。
次に本発明の実施例について説明する。
起泡剤は硬化剤の主成分である水の泡立ち作用を行う物
質で、主に高級脂肪酸塩、高級アルキル硫酸エステル塩
、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルアリ
ルスルホン酸塩、カルボキシベタイン、イミダゾリニウ
ムベタイン、アミノカルボン酸塩、アルキロールアミド
、アルキルアミンオキサイド等の界面活性剤が使用でき
る。それらの塩は主としてナトリウム塩、カリウム塩、
アミン塩、アンモニウム塩である。
質で、主に高級脂肪酸塩、高級アルキル硫酸エステル塩
、高級アルキルエーテル硫酸エステル塩、アルキルアリ
ルスルホン酸塩、カルボキシベタイン、イミダゾリニウ
ムベタイン、アミノカルボン酸塩、アルキロールアミド
、アルキルアミンオキサイド等の界面活性剤が使用でき
る。それらの塩は主としてナトリウム塩、カリウム塩、
アミン塩、アンモニウム塩である。
起泡剤の具体例としては、ラウリン酸ナトリウム、ラウ
リン酸カリウム、ラウリン酸アンモニウム、オクチル酸
カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミチン酸カリ
ウム、パルミチン酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ラウリル硫酸トリエタノ−ルアξン、ポリオキシ
エチレンラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸カリウム、ポリオキシエチレンラ
ウリル硫酸トリエタノールアミン、ドデシルベンゼンス
ルホン酸アンモニウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ウンデ
シル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイ
ミダゾリニウムベタイン、ナトリウムラウリルジ(アミ
ノエチル)グリシン、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド
、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミ
ド、ラウリン酸ジェタノールアミド、ラウリルジメチル
アミンオキサイド等があげられる。
リン酸カリウム、ラウリン酸アンモニウム、オクチル酸
カリウム、パルミチン酸ナトリウム、パルミチン酸カリ
ウム、パルミチン酸アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、ラウリル硫酸トリエタノ−ルアξン、ポリオキシ
エチレンラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル硫酸カリウム、ポリオキシエチレンラ
ウリル硫酸トリエタノールアミン、ドデシルベンゼンス
ルホン酸アンモニウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベ
タイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒ
ドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、2−ウンデ
シル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイ
ミダゾリニウムベタイン、ナトリウムラウリルジ(アミ
ノエチル)グリシン、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド
、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミ
ド、ラウリン酸ジェタノールアミド、ラウリルジメチル
アミンオキサイド等があげられる。
泡安定剤は硬化剤の主成分である水に生じた泡の安定性
をよくする物質で、アルキロールアミド、ポリオキシエ
チレンジアルキルエーテル、ポリオキシエチレンジアル
キルエステル等の界面活性剤や水溶性高分子が使用でき
る。
をよくする物質で、アルキロールアミド、ポリオキシエ
チレンジアルキルエーテル、ポリオキシエチレンジアル
キルエステル等の界面活性剤や水溶性高分子が使用でき
る。
泡安定剤の具体例としては、ラウリン酸ジェタノールア
ミド、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド、ポリオキシエ
チレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシ
エチレンジラウリルエーテル、ポリオキシエチレンジス
テアリン酸エステル、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウムがあげられる
。
ミド、ヤシ油脂肪酸ジェタノールアミド、ポリオキシエ
チレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシ
エチレンジラウリルエーテル、ポリオキシエチレンジス
テアリン酸エステル、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリアクリル酸ナトリウムがあげられる
。
泡状物質の成分として、水、起泡剤、泡安定剤の外、必
要に応じて硬化剤の溶液の低温安定性を付与するための
液安定剤、泡状になった硬化剤の基布への浸透作用を改
善するための浸透剤を添加することができる。この液安
定剤としては、グリセリン、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、エチルセロ
ソルブ等が使用され、浸透剤としては、ジオクチルスル
ホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル等
が使用される。
要に応じて硬化剤の溶液の低温安定性を付与するための
液安定剤、泡状になった硬化剤の基布への浸透作用を改
善するための浸透剤を添加することができる。この液安
定剤としては、グリセリン、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、エチルセロ
ソルブ等が使用され、浸透剤としては、ジオクチルスル
ホコハク酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル等
が使用される。
泡状物質の各成分の配合割合は、起泡剤が10〜50%
、泡安定剤が1〜工0%、水が39〜90%の範囲で含
まれるようにするのが好ましい。
、泡安定剤が1〜工0%、水が39〜90%の範囲で含
まれるようにするのが好ましい。
なお、液安定剤は1〜10%、好ましくは2〜5%、浸
透剤は1%以下の範囲で含ませることができる。
透剤は1%以下の範囲で含ませることができる。
泡状物質の各成分は例えば噴射用ガスと共に高圧ガスボ
ンベに封入し、噴射させることにより泡状にすることが
できるが、気泡密度は0.01〜0゜2g/cd、好ま
しくは0.02〜0.1 g/cdに選ぶのがよい、こ
の気泡密度は、硬化剤を手に取った場合、あるいは水硬
性キャストに直接噴射した場合取り扱いやすい値で、こ
の密度が高過ぎると水に近い状態となり、手に取った場
合溝れて清下し、周辺を汚したり、下巻材を濡らすこと
になり、また密度が低過ぎると量的に使用体積が大きく
なり過ぎ、何回も繰り返し操作をしなければならなくな
るので上記の範囲が好ましい。
ンベに封入し、噴射させることにより泡状にすることが
できるが、気泡密度は0.01〜0゜2g/cd、好ま
しくは0.02〜0.1 g/cdに選ぶのがよい、こ
の気泡密度は、硬化剤を手に取った場合、あるいは水硬
性キャストに直接噴射した場合取り扱いやすい値で、こ
の密度が高過ぎると水に近い状態となり、手に取った場
合溝れて清下し、周辺を汚したり、下巻材を濡らすこと
になり、また密度が低過ぎると量的に使用体積が大きく
なり過ぎ、何回も繰り返し操作をしなければならなくな
るので上記の範囲が好ましい。
また本発明の硬化剤は、泡形成後常温で手に取ったとき
又は水硬性キャスト上に付着させたとき少なくとも10
秒以上、好ましくは1分以上泡状を保ち、キャストに塗
り付けてから遅くとも5分以内、好ましくは2分以内に
泡が消失するものが好ましい、この部活性時間は10秒
以内であると水硬性キャストに均等に塗布することが不
可能であり、消泡時間が5分以上であると硬化剤をキャ
ストに塗布し手で擦り込んでもなかなか泡が消失せず、
使用した硬化剤の全量がキャストに接触せず、硬化時間
が遅くなったり、キャストの乾燥が長くなったり、或い
はキャストの目を埋めて通気性を阻害することになるの
で上記の範囲が好ましい。
又は水硬性キャスト上に付着させたとき少なくとも10
秒以上、好ましくは1分以上泡状を保ち、キャストに塗
り付けてから遅くとも5分以内、好ましくは2分以内に
泡が消失するものが好ましい、この部活性時間は10秒
以内であると水硬性キャストに均等に塗布することが不
可能であり、消泡時間が5分以上であると硬化剤をキャ
ストに塗布し手で擦り込んでもなかなか泡が消失せず、
使用した硬化剤の全量がキャストに接触せず、硬化時間
が遅くなったり、キャストの乾燥が長くなったり、或い
はキャストの目を埋めて通気性を阻害することになるの
で上記の範囲が好ましい。
本発明の硬化剤の使用方法の一例を説明すると、まず患
部に下巻材を巻き、その上に、適度の開口を有する繊維
性基布に硬化を促進する成分を含む水活性のウレタンプ
レポリマーを塗布した水硬性キャストを巻き付ける。高
圧ガスボンベに封入した本発明の硬化剤を噴出させて泡
状にし、これを手に取って水硬性キャストに塗り付け、
手で均等にキャスト上に塗り広げる。この場合ガスボン
ベから直接キャスト上に硬化剤を噴出させ、それから手
で塗り広げてもよい、硬化剤は泡の状態でキ中スト上に
塗り広げられるからその間に水分が滴下したり下巻材を
濡らすことはなく、泡の消失とともに硬化剤の主成分の
水はキャストの開口を通して浸透し、ウレタンプレポリ
マーは外部より内部に向かって硬化が進行する。その際
施術者は硬化状態を確認しながら患部の微妙な凹凸に対
し水硬性キャストの内側の層がフィツトするよう操作す
ることができる。
部に下巻材を巻き、その上に、適度の開口を有する繊維
性基布に硬化を促進する成分を含む水活性のウレタンプ
レポリマーを塗布した水硬性キャストを巻き付ける。高
圧ガスボンベに封入した本発明の硬化剤を噴出させて泡
状にし、これを手に取って水硬性キャストに塗り付け、
手で均等にキャスト上に塗り広げる。この場合ガスボン
ベから直接キャスト上に硬化剤を噴出させ、それから手
で塗り広げてもよい、硬化剤は泡の状態でキ中スト上に
塗り広げられるからその間に水分が滴下したり下巻材を
濡らすことはなく、泡の消失とともに硬化剤の主成分の
水はキャストの開口を通して浸透し、ウレタンプレポリ
マーは外部より内部に向かって硬化が進行する。その際
施術者は硬化状態を確認しながら患部の微妙な凹凸に対
し水硬性キャストの内側の層がフィツトするよう操作す
ることができる。
硬化剤を水硬性キャストの全面に一度に塗らず、早く硬
化させたい部分より硬化剤を塗り付け、その部位の固定
、支持、保護を行ってがらその他の部位前ゆっくりと硬
化させることもできる。
化させたい部分より硬化剤を塗り付け、その部位の固定
、支持、保護を行ってがらその他の部位前ゆっくりと硬
化させることもできる。
本発明の硬化剤成分の例を次に示す。
奥上
ラウリン酸カリウム 30! (起泡剤)オクチ
ル酸カリウム 10 (起泡剤)プロピレングリ
コール 5(液安定則)ジオクチルスルホコハク 酸ナトリウム 1 (浸透剤)水
49 上記成分をエーロゾル容器にLPGと共に入れたものを
作製した。その気泡密度は0.045g/d、その泡活
性、消泡時間はそれぞれ1分以上、0.7分であった。
ル酸カリウム 10 (起泡剤)プロピレングリ
コール 5(液安定則)ジオクチルスルホコハク 酸ナトリウム 1 (浸透剤)水
49 上記成分をエーロゾル容器にLPGと共に入れたものを
作製した。その気泡密度は0.045g/d、その泡活
性、消泡時間はそれぞれ1分以上、0.7分であった。
撚1
プロピレングリコール 2(液安定則)水
83上記成分をエーロゾル容器に
LPGと共に入れたものを作製した。その気泡密度は0
.03g/cii、その泡活性、消泡時間はそれぞれ1
分以上、0.5分であった。
83上記成分をエーロゾル容器に
LPGと共に入れたものを作製した。その気泡密度は0
.03g/cii、その泡活性、消泡時間はそれぞれ1
分以上、0.5分であった。
亘主
アミドプロピルベタイン 5 (起成刑)ポリオキシエ
チレン ジステアリン酸エステル 5(泡安定剤)水
70上記成分をエーロゾル容器に
LPGと共に入れたものを作製した。その気泡密度は0
.10g/cm3、その泡活性、消泡時間はそれぞれ1
分以上、1.5分であった。
チレン ジステアリン酸エステル 5(泡安定剤)水
70上記成分をエーロゾル容器に
LPGと共に入れたものを作製した。その気泡密度は0
.10g/cm3、その泡活性、消泡時間はそれぞれ1
分以上、1.5分であった。
本発明によれば、水を主成分とする硬化剤が泡状勧賞で
あるから、従来のように水を容器に入れて用意する必要
がなく、施術場所として特別な室(ギプス室等)を不用
とし、また水のない場所、例えば自動車、航空機等にお
いて救急用として有利に使用することができ、さらに水
のように飛散や滴下することがないから、周辺や衣服を
汚すこともなく、下巻材を濡らして患者に不快感を与え
ることもない。
あるから、従来のように水を容器に入れて用意する必要
がなく、施術場所として特別な室(ギプス室等)を不用
とし、また水のない場所、例えば自動車、航空機等にお
いて救急用として有利に使用することができ、さらに水
のように飛散や滴下することがないから、周辺や衣服を
汚すこともなく、下巻材を濡らして患者に不快感を与え
ることもない。
硬化剤に適度の部活性時間、消泡時間を持たせることに
より、その間の保形性を利用して水硬性キャストの所定
箇所に必要最小限の量の硬化剤を目視しながら塗り付は
手でモールデイグ操作することができ、正確かつ経済的
にキャスティングが可能となり、しかも硬化剤と水硬性
キャストとの効果的な接触により満遍なく均一に硬化反
応が進行し、キャストの乾燥も迅速に行われる。
より、その間の保形性を利用して水硬性キャストの所定
箇所に必要最小限の量の硬化剤を目視しながら塗り付は
手でモールデイグ操作することができ、正確かつ経済的
にキャスティングが可能となり、しかも硬化剤と水硬性
キャストとの効果的な接触により満遍なく均一に硬化反
応が進行し、キャストの乾燥も迅速に行われる。
硬化剤は水が主成分で、皮膚炎を起こすような物質を含
んでいないから、安全に使用することができる。
んでいないから、安全に使用することができる。
さらに本発明の硬化剤を使用する場合、水硬性キャスト
そのものは従来のように水を漬けてから巻く必要がない
から、巻く期間中硬化反応は進行せず、患部の大小の領
域に関係なく、患部の形状、状態に最も適した巻き方を
することができ、従来の水に漬けて使用する水硬性キャ
ストでは内部より硬化が始まるのに対し、本発明の硬化
剤を用いると外部より内部に向かって硬化が進むため、
施術者は硬化状態を確認しながら患部の微妙な凹凸に水
硬性キャストの内側をフィツトさせる操作が可能となる
。
そのものは従来のように水を漬けてから巻く必要がない
から、巻く期間中硬化反応は進行せず、患部の大小の領
域に関係なく、患部の形状、状態に最も適した巻き方を
することができ、従来の水に漬けて使用する水硬性キャ
ストでは内部より硬化が始まるのに対し、本発明の硬化
剤を用いると外部より内部に向かって硬化が進むため、
施術者は硬化状態を確認しながら患部の微妙な凹凸に水
硬性キャストの内側をフィツトさせる操作が可能となる
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)開口を有する繊維性基布に硬化を促進する成分を含
む水活性のウレタンプレポリマーを塗布した水硬性キャ
スト用硬化剤であって、前記硬化剤が水を主成分とする
泡状物質であることを特徴とする水硬性キャスト用硬化
剤。 2)泡状物質が水、起泡剤、泡安定剤からなることを特
徴とする請求項1記載の水硬性キャスト用硬化剤。 3)泡状物質の泡の密度が0.01〜0.2g/cm^
3であることを特徴とする請求項1又は2記載の水硬性
キャスト用硬化剤。 4)水、起泡剤、泡安定剤からなる泡状物質を高圧ガス
ボンベ中に配合したことを特徴とする請求項1〜3の1
つに記載の水硬性キャスト用硬化剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342100A JPH03202068A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 水硬性キヤスト用硬化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1342100A JPH03202068A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 水硬性キヤスト用硬化剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03202068A true JPH03202068A (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=18351159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1342100A Pending JPH03202068A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 水硬性キヤスト用硬化剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03202068A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05201511A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-10 | Nippon Kinsen Kikai Kk | メダル類通路の形成方法 |
WO2003028602A1 (fr) * | 2001-09-28 | 2003-04-10 | Alcare Co., Ltd. | Agent de fixation durcissant a l'eau et procede d'utilisation associe |
CN111032818A (zh) * | 2017-08-15 | 2020-04-17 | 沙特阿拉伯石油公司 | 油基钻井液的热稳定表面活性剂 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1342100A patent/JPH03202068A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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