JPH03198844A - 消化管狭窄部留置チューブ - Google Patents
消化管狭窄部留置チューブInfo
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- JPH03198844A JPH03198844A JP1338340A JP33834089A JPH03198844A JP H03198844 A JPH03198844 A JP H03198844A JP 1338340 A JP1338340 A JP 1338340A JP 33834089 A JP33834089 A JP 33834089A JP H03198844 A JPH03198844 A JP H03198844A
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Landscapes
- Prostheses (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、消化管狭窄部留置チューブ、特に食道狭窄部
の留置チューブの改良に関し、更に詳しくは可撓性であ
って、長さの調節が可能で、人体組織との親和性がすぐ
れた長期間にわたって留置することができるチューブを
提供するものである。
の留置チューブの改良に関し、更に詳しくは可撓性であ
って、長さの調節が可能で、人体組織との親和性がすぐ
れた長期間にわたって留置することができるチューブを
提供するものである。
チューブ挿管術は、切除不能の食道がん、噴門部前がん
における消化管狭窄状態に対し、内視鏡的及びブジーを
用い施行するものである。
における消化管狭窄状態に対し、内視鏡的及びブジーを
用い施行するものである。
この方法により挿管術早期に経口摂取を可能とし、さら
に化学療法を可能ならしめ、外来加療および外来での経
過観察が可能となる。
に化学療法を可能ならしめ、外来加療および外来での経
過観察が可能となる。
すなわち、このチューブ挿管術は、入院期間を短縮し、
経口摂取を可能とする。これにより在宅加療が可能とな
るため、クォリティー・オブ・ライフの向上につながる
ものである。
経口摂取を可能とする。これにより在宅加療が可能とな
るため、クォリティー・オブ・ライフの向上につながる
ものである。
ところで、チューブ(人工食道)は従来、■ 食道病巣
部の狭窄、屈曲が著しい場合でも十分な管腔保持力があ
ること、 ■ 異物反応がないこと、 ■ チューブと患部との間と逸脱がないこと、および ■ 素材が毒性や発癌性がないこと、等が要求される。
部の狭窄、屈曲が著しい場合でも十分な管腔保持力があ
ること、 ■ 異物反応がないこと、 ■ チューブと患部との間と逸脱がないこと、および ■ 素材が毒性や発癌性がないこと、等が要求される。
また、既製のチューブを考えるに、例えば病巣部の屈曲
や軸変異に対し、可撓性を有するものは少ない。
や軸変異に対し、可撓性を有するものは少ない。
更に、材料がラテックスであるため不透明である上に生
体組織との親和性がないものもある。
体組織との親和性がないものもある。
さらに留置部の長さも一定のため、患部のサイズ合わせ
が困難であった。また、チューブ病巣部が被覆されるた
め病態の観察は不可能であり、更には局所注射による治
療等は殆ど困難なものである。更にまた、噴門部挿入時
の合併症として逆流性食道炎が問題となっている。
が困難であった。また、チューブ病巣部が被覆されるた
め病態の観察は不可能であり、更には局所注射による治
療等は殆ど困難なものである。更にまた、噴門部挿入時
の合併症として逆流性食道炎が問題となっている。
本発明は、前記チューブの持つ問題点を解消した、しか
も患部に固定を確実に行うことができる消化管狭窄留置
チューブを捉供することを目的とするものである。
も患部に固定を確実に行うことができる消化管狭窄留置
チューブを捉供することを目的とするものである。
゛〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本発明は、全体が透明なシリ
コーン樹脂によって成形されたチューブであって、該チ
ューブは一端より他端に、漏斗部と可撓部と本体部とが
この順序で配置され、前記漏斗部は端部が拡開し、次第
に縮小され、その中間部分にチューブの長手方向に局注
用の小孔を有し、前記可撓部は円周方向に形成した硬条
部と軟条部とを交互に有し、更に本体部の外周面には円
周方向に複数の凸条部をチューブの長手方向に形成して
成る消化管狭窄部留置チューブである。
コーン樹脂によって成形されたチューブであって、該チ
ューブは一端より他端に、漏斗部と可撓部と本体部とが
この順序で配置され、前記漏斗部は端部が拡開し、次第
に縮小され、その中間部分にチューブの長手方向に局注
用の小孔を有し、前記可撓部は円周方向に形成した硬条
部と軟条部とを交互に有し、更に本体部の外周面には円
周方向に複数の凸条部をチューブの長手方向に形成して
成る消化管狭窄部留置チューブである。
チューブはシリコーン樹脂によって成形されているため
に異物反応がない。また、漏斗部に続く可撓部は硬条部
と軟条部とを交互に配列して構成されいるので、可撓部
がつぶれることがなく、はぼ90°近くまでチューブを
曲げることが可能である。
に異物反応がない。また、漏斗部に続く可撓部は硬条部
と軟条部とを交互に配列して構成されいるので、可撓部
がつぶれることがなく、はぼ90°近くまでチューブを
曲げることが可能である。
更に、漏斗部には局注用の小孔が設けられているのでこ
のチューブを挿管中でも治、療をすることができる。更
にまた、本体部外周面には複数の凸条部が長手方向に間
隙を明けて形成されているために、ストッパーを任意の
箇所に固定して患部の所定の位置に固定して使用するこ
とができる。
のチューブを挿管中でも治、療をすることができる。更
にまた、本体部外周面には複数の凸条部が長手方向に間
隙を明けて形成されているために、ストッパーを任意の
箇所に固定して患部の所定の位置に固定して使用するこ
とができる。
次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、消化管狭窄部留置チューブの断面図、第2図
は前記チューブに固定するスカート状のストッパーであ
る。
は前記チューブに固定するスカート状のストッパーであ
る。
消化管狭窄部留置チューブ1は、全体が透明ないしは半
透明なシリコーン樹脂で成形されている。このチューブ
1は、その一端より他端に直線的に配列された漏斗部2
と、可撓部3と、本体部4とから構成されている。
透明なシリコーン樹脂で成形されている。このチューブ
1は、その一端より他端に直線的に配列された漏斗部2
と、可撓部3と、本体部4とから構成されている。
前記漏斗部2は大径部より次第に縮小した形状をしてお
り、大径部の開口縁部の内面に返り部5が形成され、患
部よりこのチューブ1を取外す際にバルーンで保合させ
るようになっている。
り、大径部の開口縁部の内面に返り部5が形成され、患
部よりこのチューブ1を取外す際にバルーンで保合させ
るようになっている。
また、この漏斗部2の中程には、チューブ1の軸線には
N′並行に複数本の小孔6が設けられている。この小孔
6は、チューブ1の所定の患部に挿管後に局部注射によ
る内視鏡的治療を行うためのものであって、癌がこの小
孔6内へ侵入して閉塞することがないような角度に開口
されている。なお、前記小孔6の直径は、φ23、φ2
5ニ〜ドルの局部注射が可能な範囲のものとする。
N′並行に複数本の小孔6が設けられている。この小孔
6は、チューブ1の所定の患部に挿管後に局部注射によ
る内視鏡的治療を行うためのものであって、癌がこの小
孔6内へ侵入して閉塞することがないような角度に開口
されている。なお、前記小孔6の直径は、φ23、φ2
5ニ〜ドルの局部注射が可能な範囲のものとする。
可撓部3は、一種の蛇腹状に形成されており円周方向に
凸条が形成されているが、この凸条は硬条部3a (中
実凸条部でもある。)と軟条部3b(i自白条部でもあ
る。)とが交互に形成されている。この硬条部3aは、
この可撓部3が消化管の屈曲に伴なって屈曲された際に
、その断面積が変化しないための提灯の骨材の如き部材
に相当するものであって、その断面における内面は平坦
であるが、表面は山形に膨出した中実のリングとして形
成されている。そし7て軟条部3bは、この可撓部3が
消化管の屈曲に伴なって屈曲された際に、主としてこの
部分が押し縮められて変形を負担するためのものであっ
て、両側に配置されている硬条部3aに挟まれて外側に
膨出する(内面に膨出すると断面積が縮小する可能性が
あるため)ようにC形ないしはU形の断面に形成されて
いる。
凸条が形成されているが、この凸条は硬条部3a (中
実凸条部でもある。)と軟条部3b(i自白条部でもあ
る。)とが交互に形成されている。この硬条部3aは、
この可撓部3が消化管の屈曲に伴なって屈曲された際に
、その断面積が変化しないための提灯の骨材の如き部材
に相当するものであって、その断面における内面は平坦
であるが、表面は山形に膨出した中実のリングとして形
成されている。そし7て軟条部3bは、この可撓部3が
消化管の屈曲に伴なって屈曲された際に、主としてこの
部分が押し縮められて変形を負担するためのものであっ
て、両側に配置されている硬条部3aに挟まれて外側に
膨出する(内面に膨出すると断面積が縮小する可能性が
あるため)ようにC形ないしはU形の断面に形成されて
いる。
もし、可撓部3が軌条部3bのみで形成されている場合
にはチューブ■が屈曲すると断面形状が楕円状に偏平化
して断面積が縮小するように変形するので、この変形を
防止するために有効である。
にはチューブ■が屈曲すると断面形状が楕円状に偏平化
して断面積が縮小するように変形するので、この変形を
防止するために有効である。
本体部4は食道の比較的直線の部分に配置される部分で
あって、この部分は大きな曲率をもって曲がることは可
能である。しかし、外圧によってその断面が縮小される
程度の強度のものではない。そしてこの本体部4の外表
面には断面が円弧状の凸条部4aが円周方向(リング状
)に、間隔をあけて複数本形成されている。この凸状部
4aは第2図の示すストッパー7を固定するためのもの
である。
あって、この部分は大きな曲率をもって曲がることは可
能である。しかし、外圧によってその断面が縮小される
程度の強度のものではない。そしてこの本体部4の外表
面には断面が円弧状の凸条部4aが円周方向(リング状
)に、間隔をあけて複数本形成されている。この凸状部
4aは第2図の示すストッパー7を固定するためのもの
である。
ストッパー7は円錐状に拡開された薄肉のスカート部7
aと、円筒部7bと、この円筒部7bの前記スカート部
7aの近傍の肉を断面が円弧状に削除して形成した係合
凹部7cとから形成されている。
aと、円筒部7bと、この円筒部7bの前記スカート部
7aの近傍の肉を断面が円弧状に削除して形成した係合
凹部7cとから形成されている。
なお、前記スカート部7aは、チューブ1を回収する際
に食道との接触により反転することができる程度の薄肉
に形成し、このチューブ1を引き抜く際に食道の損傷を
防ぐように出来ている。
に食道との接触により反転することができる程度の薄肉
に形成し、このチューブ1を引き抜く際に食道の損傷を
防ぐように出来ている。
本発明に係る消化管狭窄部留置チューブ1を患部に挿管
する際には、患部の長さに合わせて本体部4を切断して
必要な長さとする。そしてこの本体部4に第2図に示す
ス)7パー7を係合させる。勿論この保合には、本体部
4の表面に形成した凸条部4aにストッパー7の保合口
部7cを嵌合させてストッパー7を所定の位置に固定す
る。
する際には、患部の長さに合わせて本体部4を切断して
必要な長さとする。そしてこの本体部4に第2図に示す
ス)7パー7を係合させる。勿論この保合には、本体部
4の表面に形成した凸条部4aにストッパー7の保合口
部7cを嵌合させてストッパー7を所定の位置に固定す
る。
付は加えて、更に、噴門部病巣の逆流性食道炎を防止す
るために本体部4の下端部に第3図に示す逆流防止弁8
を挿入しておく。
るために本体部4の下端部に第3図に示す逆流防止弁8
を挿入しておく。
そしてこのチューブ1の表面に予めキシロカインゼリー
等の潤滑剤を塗布する。そして内視鏡にプッシャーとこ
のチューブ1を装着し、漏斗部2にブッシャーチ1−ブ
の先端のバルーンを係合させ、このブツシャ−チューブ
を慎重に操作して患部に挿管する。勿論、この場合、常
法にしたがってX線による外部観察等が行なわれる。
等の潤滑剤を塗布する。そして内視鏡にプッシャーとこ
のチューブ1を装着し、漏斗部2にブッシャーチ1−ブ
の先端のバルーンを係合させ、このブツシャ−チューブ
を慎重に操作して患部に挿管する。勿論、この場合、常
法にしたがってX線による外部観察等が行なわれる。
実際の使用状態においては、第1図のチューブ1の本体
部4の外周面に設けられている凸条部4aに、第2図に
示すストッパー7の円筒部7bに設けられている係合凹
部7cを係合させてストッパー7を取付けてチューブ1
の移動を防止している。
部4の外周面に設けられている凸条部4aに、第2図に
示すストッパー7の円筒部7bに設けられている係合凹
部7cを係合させてストッパー7を取付けてチューブ1
の移動を防止している。
逆流防止弁8は、第3図に示すように筒部8aと、足ひ
れ状の2枚(複数枚)の弁体8bより構成されており、
第3図(b)の矢印のように食物等が通過する際に弁体
8bは鎖線のように開口動作をするように構成されてい
る。
れ状の2枚(複数枚)の弁体8bより構成されており、
第3図(b)の矢印のように食物等が通過する際に弁体
8bは鎖線のように開口動作をするように構成されてい
る。
この逆流防止弁8の筒部8aの外径は、本体部4の内径
よりや−大きくしており、この本体部4の穴の中に筒部
8aを押込んでチューブ1の下端に逆流防止弁8を固定
する。
よりや−大きくしており、この本体部4の穴の中に筒部
8aを押込んでチューブ1の下端に逆流防止弁8を固定
する。
第4図は消化管狭窄部留置チューブ1の下端部に逆流防
止弁8を、更に本体部4に可動式のストッパー7を組付
けた状態を示し、漏斗部2側より前記チューブ1の内部
に内視鏡10を挿入し、この透明なチューブ1を通して
患部等を観察することができる。
止弁8を、更に本体部4に可動式のストッパー7を組付
けた状態を示し、漏斗部2側より前記チューブ1の内部
に内視鏡10を挿入し、この透明なチューブ1を通して
患部等を観察することができる。
チューブ1を患部に挿入する場合には、このチューブl
の先端部にはストッパー7を第4図の状態で取付けて使
用される。そしてチューブ1を消化管より引き抜く場合
には、消化管壁面を押圧しているストッパー7のスカー
ト部7aが第5図(a)、O))のように自動的に反転
して抵抗が少なくなり、このチューブ1を簡単に引き抜
くことができる。
の先端部にはストッパー7を第4図の状態で取付けて使
用される。そしてチューブ1を消化管より引き抜く場合
には、消化管壁面を押圧しているストッパー7のスカー
ト部7aが第5図(a)、O))のように自動的に反転
して抵抗が少なくなり、このチューブ1を簡単に引き抜
くことができる。
第6図は、チューブ1の本体部4にストッパー7を設け
、先端部に逆流防止弁8を設けた場合に、消化管に挿入
する状態を示しており、弁体8bをストッパー7側に捲
り上げ、抵抗を少なくしている。
、先端部に逆流防止弁8を設けた場合に、消化管に挿入
する状態を示しており、弁体8bをストッパー7側に捲
り上げ、抵抗を少なくしている。
また、第4図に示す如くチューブ1の両端並び中間部に
それぞれ造影ラインL It L 2+ L sを設け
、更に逆流防止弁8には全長にわたって縦に造影ライン
L4を設けることによってX線撮影に便利なようにする
。
それぞれ造影ラインL It L 2+ L sを設け
、更に逆流防止弁8には全長にわたって縦に造影ライン
L4を設けることによってX線撮影に便利なようにする
。
第7図は、人体Mにチューブ1を取付けた状態を示して
おり、チューブlの先端の逆流防止弁8は胃Sの中に位
置させており、漏斗部2より流入した食物を直接に胃S
の中に送入することができる。
おり、チューブlの先端の逆流防止弁8は胃Sの中に位
置させており、漏斗部2より流入した食物を直接に胃S
の中に送入することができる。
前記のように構成された本発明の実施例に係る消化管留
置チューブは、次の効果を奏することができる。
置チューブは、次の効果を奏することができる。
(1)消化管留置チューブは、透明なシリコーン樹脂製
であるので、内視鏡により、挿管後でも狭窄部の状態を
把握することができる。また、シリコーン樹脂は異物反
応をおこさず、毒性や発癌性がない。
であるので、内視鏡により、挿管後でも狭窄部の状態を
把握することができる。また、シリコーン樹脂は異物反
応をおこさず、毒性や発癌性がない。
なお、従来の不透明なチューブでは長期間挿入状態での
圧迫壊死、ひいては癌の増大にもとづく消化管穿孔に対
し、十分な予防的な観察が不可能であった。
圧迫壊死、ひいては癌の増大にもとづく消化管穿孔に対
し、十分な予防的な観察が不可能であった。
しかし、本発明に係る消化管留置チューブは透明かつ柔
軟であるので患部の経過を効果的に観察することにより
上記合併を予防することができる。
軟であるので患部の経過を効果的に観察することにより
上記合併を予防することができる。
(2)チューブの本体部にストッパーを適当な場所で固
定することができるので、本体部の長さを患部に合わせ
て適当に切断して狭窄部に正確に一致して使用すること
ができる。
定することができるので、本体部の長さを患部に合わせ
て適当に切断して狭窄部に正確に一致して使用すること
ができる。
また、ストッパーはスカート状で反転可能であるので、
患部に殆ど影響を与えることなく安全にチューブを回収
することができる。
患部に殆ど影響を与えることなく安全にチューブを回収
することができる。
(3)チューブの両端部並びに中間部に造影ラインを設
けることによってX線撮影時に挿入部の識別ができる。
けることによってX線撮影時に挿入部の識別ができる。
即ち、X線透視下で操作することができ、全体のアウト
ラインが判かり易く、チューブの挿入位置を容易に確認
することができる。
ラインが判かり易く、チューブの挿入位置を容易に確認
することができる。
(4)ブツシャ−チューブはバルーンによりチューブと
連動でき、挿入後の微調整が可能である。チューブ挿入
直後より楽に経口食の摂取が可能である。
連動でき、挿入後の微調整が可能である。チューブ挿入
直後より楽に経口食の摂取が可能である。
(5)チューブを装着中には、漏斗部にチューブの長手
方向にストレートに複数の針孔があるため、内視鏡的治
療、特に制癌剤の局部注射が可能である。
方向にストレートに複数の針孔があるため、内視鏡的治
療、特に制癌剤の局部注射が可能である。
(6)本体部の下端に逆流防止弁を設けることによって
噴門部挿管時に逆流性食道炎を防止できる。
噴門部挿管時に逆流性食道炎を防止できる。
(7)また、チューブに加温できる加温手段を設けるこ
とにより、放射線療法は元より、温熱療法も可能となり
、長期間の留置にも十分に耐え得ることができるもので
ある。
とにより、放射線療法は元より、温熱療法も可能となり
、長期間の留置にも十分に耐え得ることができるもので
ある。
なお、本発明に係る消化管狭窄部留置チューブは、食道
に限らず、がんが発生し易い大腸、特に直腸に留置する
ことも可能である。
に限らず、がんが発生し易い大腸、特に直腸に留置する
ことも可能である。
本発明にかかる消化管狭窄部留置チューブは、全体が透
明なシリコーン樹脂によって成形されたチューブであっ
て、該チューブは一端より他端に、漏斗部と可撓部と本
体部とがこの順序で配置され、前記漏斗部は端部が拡開
し、次第に縮小され、その中間部分にチューブの長手方
向に属性用の小孔を有し、前記可撓部は円周方向に形成
した硬条部と軟条部とを交互に有し、更に本体部の外周
面には円周方向に複数の凸条部をチューブの長手方向に
形成して成るものである。
明なシリコーン樹脂によって成形されたチューブであっ
て、該チューブは一端より他端に、漏斗部と可撓部と本
体部とがこの順序で配置され、前記漏斗部は端部が拡開
し、次第に縮小され、その中間部分にチューブの長手方
向に属性用の小孔を有し、前記可撓部は円周方向に形成
した硬条部と軟条部とを交互に有し、更に本体部の外周
面には円周方向に複数の凸条部をチューブの長手方向に
形成して成るものである。
本発明は、前記のように構成されている結果次の効果を
奏することができる。
奏することができる。
(1)チューブは透明なシリコーン樹脂製であるために
内視鏡により挿管後に狭窄部の状態を目視によって把握
することができる。また、異物反応も生じなく、更に素
材に毒性もなく安全である。
内視鏡により挿管後に狭窄部の状態を目視によって把握
することができる。また、異物反応も生じなく、更に素
材に毒性もなく安全である。
(2)漏斗部と本体部の間に可撓部が形成されているた
めに、例えば90″も屈曲することができ、患部に従っ
て屈曲するので、チューブの固定を確実に行うことがで
きる。しかも、この屈曲部は屈曲しても断面の縮小がな
いために挿管後も食物の流れがスムーズである。
めに、例えば90″も屈曲することができ、患部に従っ
て屈曲するので、チューブの固定を確実に行うことがで
きる。しかも、この屈曲部は屈曲しても断面の縮小がな
いために挿管後も食物の流れがスムーズである。
(3)また、漏斗部の中間にはチューブの長手方向に属
性用の小孔が貫通しているために、内視鏡による治療を
行うことができる。
性用の小孔が貫通しているために、内視鏡による治療を
行うことができる。
(4)本体部の外周面に円周方向に複数の凸状部が形成
されているために、任意の長さに切断し、この本体部の
適当な所にストッパーを着脱することができる。
されているために、任意の長さに切断し、この本体部の
適当な所にストッパーを着脱することができる。
このように、ストッパーは本体部に対して位置を調節す
ることができるために、狭窄部に合わせてその本体部の
長さを調節することができる上に、ストッパーを患部の
状況を考慮して最適の場所に固定することができる。
ることができるために、狭窄部に合わせてその本体部の
長さを調節することができる上に、ストッパーを患部の
状況を考慮して最適の場所に固定することができる。
(5)漏斗部には大径の口部の内面に返り部が形成され
ているので、これを利用してプッシャーチューブを係合
することができる。
ているので、これを利用してプッシャーチューブを係合
することができる。
図は、本発明の実施例を示すものであって、第1図は消
化管狭窄部留置チューブの断面図、第2図は同チューブ
の端部に固定するスカート状のストッパーの断面図であ
る。また、第3図(a)、 (b)は2枚の足ひれを合
わせたような弁体を有する逆流防止弁の正面図と側面図
である。 第4図はチューブの先端部にストッパーと逆流防止弁と
を設けた斜視図であり、第5図(a)。 (b)はチューブを患部より引き抜く時のストッパーが
反転している状態を示す説明図である。 また、第6図はチューブの先端に設けた逆流防止弁を捲
り上げてチューブを消化管に挿入し易くした状態を示す
斜視図である。更に第7図は逆流防止弁を胃の中まで挿
入したチューブを示す説明図である。 1・・・消化管狭窄部留置チューブ 2・・・漏斗部 3・・・可撓部 3a・・・硬条部3b・・・
軟条部 4・・・本体部4a・・・凸条部 6・・・小孔 7・・・ストッパー 7b・・・円筒部 8・・・逆流防止止弁 8b・・・弁体。 5・・・返り部 7a・・・スカート部 7c・・・係合凹部 8a・・・筒部
化管狭窄部留置チューブの断面図、第2図は同チューブ
の端部に固定するスカート状のストッパーの断面図であ
る。また、第3図(a)、 (b)は2枚の足ひれを合
わせたような弁体を有する逆流防止弁の正面図と側面図
である。 第4図はチューブの先端部にストッパーと逆流防止弁と
を設けた斜視図であり、第5図(a)。 (b)はチューブを患部より引き抜く時のストッパーが
反転している状態を示す説明図である。 また、第6図はチューブの先端に設けた逆流防止弁を捲
り上げてチューブを消化管に挿入し易くした状態を示す
斜視図である。更に第7図は逆流防止弁を胃の中まで挿
入したチューブを示す説明図である。 1・・・消化管狭窄部留置チューブ 2・・・漏斗部 3・・・可撓部 3a・・・硬条部3b・・・
軟条部 4・・・本体部4a・・・凸条部 6・・・小孔 7・・・ストッパー 7b・・・円筒部 8・・・逆流防止止弁 8b・・・弁体。 5・・・返り部 7a・・・スカート部 7c・・・係合凹部 8a・・・筒部
Claims (1)
- 全体が透明なシリコーン樹脂によって成形されたチュ
ーブであって、該チューブは一端より他端に、漏斗部と
可撓部と本体部とがこの順序で配置され、前記漏斗部は
端部が拡開し、次第に縮小され、その中間部分にチュー
ブの長手方向に局注用の小孔を有し、前記可撓部は円周
方向に形成した硬条部と軟条部とを交互に有し、更に本
体部の外周面には円周方向に複数の凸条部をチューブの
長手方向に形成して成る消化管狭窄部留置チューブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338340A JPH03198844A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 消化管狭窄部留置チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1338340A JPH03198844A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 消化管狭窄部留置チューブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03198844A true JPH03198844A (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=18317234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1338340A Pending JPH03198844A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 消化管狭窄部留置チューブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03198844A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7118600B2 (en) | 1998-08-31 | 2006-10-10 | Wilson-Cook Medical, Inc. | Prosthesis having a sleeve valve |
JP6293853B1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-03-14 | ガデリウス・メディカル株式会社 | 弁付ステント |
JP2019522556A (ja) * | 2016-09-19 | 2019-08-15 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | 吻合ドレイナージステント |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338340A patent/JPH03198844A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7118600B2 (en) | 1998-08-31 | 2006-10-10 | Wilson-Cook Medical, Inc. | Prosthesis having a sleeve valve |
JP2019522556A (ja) * | 2016-09-19 | 2019-08-15 | ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. | 吻合ドレイナージステント |
US11160960B2 (en) | 2016-09-19 | 2021-11-02 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Anastomotic drainage stent |
JP6293853B1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-03-14 | ガデリウス・メディカル株式会社 | 弁付ステント |
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