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JPH03197775A - 立体機械式駐車設備 - Google Patents

立体機械式駐車設備

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Publication number
JPH03197775A
JPH03197775A JP33952289A JP33952289A JPH03197775A JP H03197775 A JPH03197775 A JP H03197775A JP 33952289 A JP33952289 A JP 33952289A JP 33952289 A JP33952289 A JP 33952289A JP H03197775 A JPH03197775 A JP H03197775A
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JP
Japan
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hoistway
parking
pallet
vehicle
section
Prior art date
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Application number
JP33952289A
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English (en)
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Inventor
Kenji Motooka
本岡 憲治
Koichi Tsukuni
津国 公一
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03197775A publication Critical patent/JPH03197775A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータ式駐車装置を利用した立体機械式駐
車設備に関する。
(従来の技術) エレベータ式駐車装置の一例が特公昭53−10739
号公報に開示されている。すなわち、この駐車装置は、
車両を載せて昇降する昇降台を配設した昇降路を備え、
この各昇降路に沿って多数の駐車棚を多段に配設すると
ともに、昇降台にこの昇降台と駐車棚との間で車両を移
載する車両移載装置を設けたものである。
ところで、駐車台数を多くする場合、2基以上の駐車装
置を入出庫方向に、あるいは入出庫方向と直交する方向
に並設することが考えられるが、そのための敷地条件が
厳しく、車両乗入れ用の間口を駐車装置1基分しか確保
できない場合がある。
例えば、建物に駐車装置1基分の間口しか確保できず、
他の駐車装置は当該駐車装置あるいは建物の陰に隠れる
ような状態になって、この他の駐車装置専用の車両乗入
れ部を形成できない場合である。
これに対して、第9図に示すように、1つの昇降格に車
両の2倍の長さを有する昇降台aを配設し、この昇降路
の両側にそれぞれ駐車棚すを2つずつ昇降台aの長さ方
向に縦列にして昇降路に沿って多段に配設し、上記昇降
台a上に車両を昇降台aの長さ方向に搬送する自走式台
車Cを設け、この台車Cに車両を駐車棚すに横送りする
横送り機構dを設けるという提案がある(特開昭51−
76782号公報参照)。この提案では、駐車台数に関
しては、1基分の間口で2基の駐車装置を設置した場合
と同等になる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記提案の場合、1つの昇降台で駐車装置2基
分の車両入出庫を処理する必要があり、迅速な入出庫処
理を期待することができない。また、この提案の駐車設
備を建物に組み込まず、独立した駐車塔を形成して設置
する場合、第9図に示すように、側壁e、  e間にそ
の巾方向の中央位置fにおいて梁や斜め材を渡すことは
できない。
何故ならば、昇降台aと干渉す墨からである。従って、
上記側壁eは、そこに作用する風圧力gをこの側壁eに
配した梁(及び斜め材)hのみにて受は止める必要があ
り、この側壁eの強度ないしは剛性を確保することが難
しくなる。
すなわち、本発明の課題は、車両乗入れ用の間口を駐車
装置1基分しか確保できない場合において、駐車装置2
基分以上の車両収容能力がある駐車設備を構成するにあ
たり、上述の入出庫処理能力の聞届を解消すること、並
びに、独立した駐車塔に駐車設備を設ける場合でも駐車
塔の強度ないしは剛性の確保を容易にすることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題に対して、各々昇降台を配設
した複数の昇降路を互いに独立して設け、各昇降路に沿
って多数の駐車棚を多段に配設する一方、一の昇降路に
車両の乗入れ部を設け、この乗入れ部と他の昇降路とを
車両の移送が可能なように水平に連絡するものである。
すなわち、そのための具体的な手段は、各々車両を載せ
て昇降する昇降台が配設され互いに間隔をおいて並設さ
れた複数の昇降路と、上記各昇降路に沿って多段に配設
された多数の駐車棚と、 上記各昇降路の昇降台に設けられこの昇降台と駐車棚と
の間で車両を移載する移載装置とを備えていて、 一の昇降路上に車両を駐車するために乗入れる乗入れ部
が設けられ、この昇降路の乗入れ部と他の昇降路とがこ
の両者間で車両を水平に移送する昇降路間移送装置によ
り連絡されていることを特徴とする立体機械式駐車設備
である。
(作用) 上記駐車設備においては、一の昇降路に設けた乗入れ部
に車両を乗入れるから、この一の昇降路に沿って配設さ
れた各駐車棚に関しては、当該昇降路に配設した昇降台
を利用して車両の入出庫を行なうことができる。他の昇
降路に沿って配設した各駐車棚に関しては、当該他の昇
降路と上記一の昇降路に設けた乗入れ部とを連絡する車
両移送装置とを利用して、車両の入出庫を行なうことが
できる。つまり、車両の入出庫にあたっては、の昇降路
を全ての駐車棚で共用するのではなく、互いに独立した
複数の昇降路を個別に利用することができ、乗入れ部の
みを共用することになる。
しかして、上述の如く、昇降路を個別に設けるというこ
とは、各昇降路間には上記乗入れ部の部位(高さ位置)
の高さでは梁や壁等を設けることはできないが、他の部
位ではこれらを設けることができるということである。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、各々昇降台を配設した複数の
昇降路を互いに独立して設け、各昇降路に沿って多数の
駐車棚を多段に配設する一方、一の昇降路に車両の乗入
れ部を設け、この乗入れ部と他の昇降路とを車両移送装
置により連絡したから、乗入れ部は1箇所としながら、
車両の入出庫にあたっては、複数の昇降路を利用するこ
とができるため、車両乗入れ用の間口を駐車装置1基分
しか確保できない場合において、入出庫処理の低下を招
くことなく、駐車装置2基分以上の車両収容能力がある
駐車設備を得ることができ、また、独立した駐車塔に駐
車設備を組み込む場合でも、上記乗入れ部具外の部位で
は各昇降路間に梁や壁等を設けることができるから、こ
の駐車塔の強度ないしは剛性を確保することが容易にな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、本例の立体機械式駐車設備は、建
物1内に組み込まれたものである。この駐車設備におい
て、2は多数の車両を収容する駐車部、3は一般道路に
通ずる入出庫口4が開口した入出庫部であり、駐車部2
と入出庫部3とは、各々車両を載せるパレット5を載せ
て互いに独立して昇降する昇降台6を備えた第1と第2
の昇降路7.8により連絡されている。
すなわち、駐車部2は上記第1と第2の各昇降路7.8
の両側にそれぞれ車両をパレット5に載置して収容する
多数の駐車棚9が昇降路7.8に沿って多段に配設され
てなるものである。一方、入出庫部3は駐車部2に対す
る車両の入出庫作業を行なう部分である。そして、上記
各昇降路7゜8は、上記駐車部2の各駐車棚9と入出庫
部3とを連絡しており、その各昇降台6には昇降台6と
駐車棚9との間で車両をパレット5に載せた状態で移載
する移載装置11が設けられている。
しかして、上記入出庫部3においては、入出庫口4側に
位置する第1昇降路7の最下部位が車両を駐車するため
に乗入れる乗入れ部12になっている。そして、この第
1昇降路7の乗入れ部12と第2昇降路8とが、この両
者間で車両を水平に移送する昇降路間移送装置13によ
り連絡されているものである。また、上記乗入れ部12
の下にはビット14が形成されていて、そこにパレット
5ないしは車両の向きを変えるための旋回装置15が配
設されている。
また、第2図にも示すように、入出庫口4の両側下縁部
と、第1昇降路7の入出庫口4と反対側の駐車棚列の下
方とには、それぞれ上記旋回装置15に支持するパレッ
ト5の両側に車両乗降の際の歩行路を形成する第1可動
デツキ16.16と第2可動デツキ17.17とが設け
られている。
すなわち、第1可動デツキ16は平行リンク部材18に
より歩行路形成位置とその上方の退避位置との間で平行
移動可能に支持され、第2可動デツキ17はヒンジ部材
19により歩行路形成位置とその側方の退避位置との間
で回動可能に支持されている。さらに、第1昇降路7と
第2昇降路8との間には両者を仕切ることができる間仕
切りドア20がヒンジ部材21により間仕切り位置とそ
の上方の退避位置との間で回動可能に支持されている。
なお、第1図及び第2図において、24は入出庫口4の
下縁より乗入れ部12に突出せしめた固定デツキである
次に上記移載装置11と昇降路間移送装置13について
、その具体構造を説明する。
まず、これら装置11.13の作動の対象であるパレッ
ト5は、第3図に示すように、その下面の四隅に車輪2
2と、下向きに開口したU字状の係合凹部23aを有す
る係合片23とを備えたものである。また、駐車棚9は
上記パレット5の車輪22を走行可能に支持する2本の
棚レールにて構成されたものである。
移載装置11は、下面に車輪25aを有し昇降台6に車
両移載方向へ駆動手段により移動可能に設けられたパレ
ット支持部材25を備えている。
すなわち、このパレット支持部材25は、パレット5を
上記移載方向に走行可能に乗架支持する走行用レール2
6を有するものであり、その上記移載方向の両端にスプ
ロケット27.27が移載方向と直交する水平軸で支持
され、この両スプロケット27.27にエンドレスのコ
ンベアチェーン28が懸回されていて、このコンベアチ
ェーン28に上記パレット5の係合片23,23に係合
可能な係合ピン29.29が取り付けられている。
この場合、昇降台6と駐車棚9との間でのパレット5の
移載は、パレット支持部材25を係合ピン29が駐車棚
9上にあるときのパレット5に係合できるよう駐車棚9
側へ寄せ、そのことにより、パレット支持部材25の走
行用レール26と駐車棚9の棚レールとを接続した状態
で行なうものである。
すなわち、上記コンベアチェーン28の正逆いずれか一
方向への走行により、一方の係合ピン29をコンベアチ
ェーン28の一端部においてリターン側からキャリア側
へ送ってパレット5の一端部の係合片23に係合させ、
このパレット5を他端側前方の駐車棚9に送り、コンベ
アチェーン28の他端部において上記係合片23から離
脱せしめることができ、上記コンベアチェーン28の他
方向への走行により、係合ピン29をコンベアチェーン
28の他端部においてリターン側からキャリア側に送っ
てパレット5の他端部の係合片23に係合させ、このパ
レット5を一端部前方の駐車棚9に送ることができるも
のである。
次に、昇降路間移送装置13について説明するに、第2
図に示すように、第1昇降路7と第2昇降路8との間に
は、移送方向の両側部で移送方向に延ばした内側レール
31.31と外側レール32.32がそれぞれ固定床3
0に固定して設けられている。そして、昇降路間移送装
置13は、上記4本のレールに沿って設けた4本のフレ
ーム33aを渡し部材33b、33bで連結してなる走
行部材33を備えている。すなわち、この走行部材33
は、上記4本のフレーム33aに移送方向に間隔をおい
て2個ずつ計8個の車輪33cを有し、上記レール31
.32に移送可能に支持されている。
この場合、上記計8個の車輪33cは走行部材33の長
手方向の中央よりも第2昇降路8側に偏位して設けられ
ていて、走行部材33を第1昇降路7側へ移動した状態
では、走行部材33の片側半分が第1昇降路7上に片持
ち状に突出するようになっている。このため、上記外側
レール32は断面コ字状に形成されていて、上記片持ち
支持を可能にしている。
しかして、上記走行部材33の外側のフレーム33aの
上には、パレット5を上記移送方向に走行可能に乗架支
持する移送用レール34が設けられている。そして、上
記各フレーム33a、33bには、その第1昇降路7側
の端と、第2昇降路8側の端からパレット1台分中央寄
りの位置とにスプロケット35.35がそれぞれ移送方
向と直交する水平軸で支持され、このスプロケット35
゜35にコンベアチェーン36が懸回されている。
このコンベアチェーン36はリターン側において両端が
固定床30より突設した固定ピン40に結合されている
。そして、この両側2本のコンベアチェーン36.36
に上記パレット5の第1昇降路7側の端に位置する係合
片23に係合可能な係合ピン37が渡して取り付けられ
ている。
上記各コンベアチェーン36の駆動手段は、第1昇降路
7側の端に設けた計4個のスプロケット35を連結する
駆動軸38と、駆動モータ39との出力軸とをギヤ41
.42で連結して構成されている。
そうして、上記走行部材33は、コンベアチェーン36
が固定床30に固定されている関係で、このコンベアチ
ェーン36の走行により、走行部材33の片側半分を乗
入れ部(第1昇降路7)12に片持ち状に突出せしめた
第1移動位置(第3図の状態)と、走行部材33の全体
を固定床30の上に位置せしめた第2移動位置(第7図
の状態)との間で走行するようになっている。また、係
合ピン37は、上記第2移動位置では、コンベアチェー
ン36のリターン側における第2昇降路8側の端に位置
するように設けられている。
従って、上記コンベアチェーン36の係合ピン37にパ
レット5の係合片23を係合せしめている場合には、こ
のコンベアチェーン36の走行により、パレット5が走
行部材33の走行と同時にこの走行部材33の移送用レ
ール34の上を走行し、上記第1移動位置では乗入れ部
に、第2移動位置では第2昇降路8に隣接する位置に移
動するように構成されている。
よって、昇降路間移送装置13は、走行部材33を第1
移動位置に移動せしめた状態では、パレット5を旋回装
置15との間で移載することができ、第2移動位置では
第2昇降路8の昇降台6に設けたパレット支持部材25
を上記走行部材33に接続することにより、パレット5
をこのパレット支持部材25との間で移載することがで
きることになる。
なお、上記昇降台6上の移載装置11については、その
構造を簡略に図示しているが、コンベアチェーン28は
昇降路間移送装置13と同様に4本設けられ、且つ同様
の駆動手段で駆動されるようになっているものである。
但し、昇降路間移送装置13とは違って、この移載装置
11ではそのコンベアチェーン28の駆動手段とパレッ
ト支持部材25を移動せしめるための駆動手段とは別に
なっている。
また、上記昇降台6は、その四隅に連結したワイヤロー
プ45にて吊り下げられて昇降するようになっている。
すなわち、ワイヤロープ45は、昇降路7,8の上端に
設けられた案内ブーりと駆動モータで駆動される駆動ブ
ーりとに懸回され、一端側が上記昇降台6に、他端側か
バランスウェイトに連結されていて、このワイヤロープ
45の走行により、昇降台6が所定の駐車棚9との接続
位置に移動するようになっている。
また、旋回装置15は、パレット5を支持して旋回する
旋回台46を備えていて、ビット14においてジヤツキ
47により昇降可能に支持されている。この場合、上記
昇降台6と移載装置11のパレット支持部材25とには
、それぞれその中央部に上記旋回台46の上下への通過
を許容する開口が設けられているものである。
次に上記駐車設備における車両の入出庫について説明す
る。
一第1昇降路側駐車棚への入庫− まず、旋回装置15はジヤツキ47の短縮作動によりそ
の旋回台46を乗入れ部12の下方に位置せしめて待機
した状態にしておく。
■ 第1昇降路7の昇降台6の昇降により、車両が載置
されていない空パレット5を載せた駐車棚9の高さに、
移載装置11のパレット支持部材25の走行用レール2
6を合わせる。
■ パレット支持部材25を当該駐車棚9側へ寄せ、コ
ンベアチェーン28の走行により係合ビン29をパレッ
ト5の係合片23に係合させて空パレット5をパレット
支持部材25の上に移載し、パレット支持部材25を昇
降台6上の元の位置に戻す。
■ 昇降台6を乗入れ部12に下降させ、空パレット5
を車両乗入れ高さよりも低い位置にして停止せしめる。
■ ジヤツキ47の伸長作動により旋回装置15の旋回
台46に空パレット5を取り上げ、旋回台46を90度
旋回させて空パレット5を車両入出庫方向にし、ジヤツ
キ47の短縮作動により空パレット5の端を固定デツキ
24に支持せしめる。
■ 可動デツキ16.17を歩行路形成位置にする。
■ 入出庫口4から車両を上記空パレット5の上に乗入
れさせる。
■ 可動デツキ16.17を退避位置にする。
■ ジヤツキ47を伸長作動させ、旋回台46を90度
旋回させてジヤツキ47を短縮作動せしめることにより
、車両をパレット5と共に旋回台46からパレット支持
部材25の上に移す。
■ 昇降台6を元の駐車棚9の位置に上昇させ、移載装
置11により車両をパレット5と共に駐車棚9に移す。
一第1昇降路側駐車棚からの出庫− この場合は、先の入庫における■〜■と同様の作動によ
り、出庫すべき車両を載せたパレット5を乗入れ部12
において車両の前面が入出庫口4を向くようにして旋回
台46と固定デツキ24に支持せしめる。そして、車両
を前進状態で入出庫口4から出庫せしめた後、空パレッ
ト5を先の入庫の際の■〜■と同様の作動により元の駐
車棚9に戻す。
一第2昇降路側駐車棚への入庫− 昇降路間移送装置13は走行部材33を第2移動位置に
して待機せしめる。
■ 先に説明した第1昇降路側駐車棚への入庫の際の■
と■と同様の作動により、駐車棚9がら空パレット5を
昇降台6の上に移載する。
■ 昇降台6をパレット支持部材25の走行用し−ル2
6が昇降路間移送装置13の走行部材33の移送用レー
ル34と同じ高さになるよう下降停止せしめる(第8図
の状態)。
■ パレット支持部材25を走行部材33側へ寄せ、コ
ンベアチェーン28の走行により係合ピン29をパレッ
ト5の係合片23に係合させて空パレット5を走行部材
33の移送用レール34の上に移動せしめる(第7図の
状態)。
■ 間仕切りドア20を開け、昇降路間移送装置13の
コンベアチェーン36を第7図において左回りに走行せ
しめる。これにより、走行部材33が第1昇降路7側へ
移動する(空パレット5は昇降台6の移載装置11の係
合ピン29に係合しているため移動しない)とともに、
係合ピン37がコンベアチェーン36のリターン側から
キャリア側に移動して空パレット5の第1昇降路7側の
係合片23に係合する(第6図の状態)。
■ 昇降台6の移載装置11のコンベアチェーン28を
第6図において左回りに走行させて、空パレット5の第
2昇降路8側の係合片23から係合ピン29を離脱させ
る。
■ 昇降路間移送装置13のコンベアチェーン36を第
7図において左回りに走行させる。これにより、空パレ
ット5が走行部材33の移送用レール34上を第1昇降
路7側に走行するとともに、この走行部材33が第1移
動位置(第1昇降路7側)に移動し、空パレット5は乗
入れ部(第1昇降路7)12に移動することになる(第
3図の状態)。
■ 先に説明した第1昇降路側駐車棚への入庫の際の■
〜■と同様の作動により、空パレット5を走行部材33
から旋回台46に取り上げ、入出庫方向にして固定デツ
キ24に載せ、車両を乗入れさせた後、この車両をパレ
ットと共に旋回台46から走行部材33の上に移す。
■ 昇降路間移送装置13のコンベアチェーン36を右
回りに走行させて、走行部材33を第2移動位置に移動
させることにより、車両をパレット5と共に第2昇降路
8側に寄せ、間仕切りドア20を閉じる。
■ 昇降台6の移載装置11のコンベアチェーン28を
右回りに走行させて、その係合ピン29をパレット5の
第2昇降路8側の係合片23に係合せしめ(第6図の状
態)、昇降路間移送装置13のコンベアチェーン36を
右回りに走行させて、その係合ピン37をパレット5の
第1昇降路7側の係合片23から離脱せしめる(第7図
の状態)。
[相] 移載装置11のコンベアチェーンを右回りに回
転させてパレット支持部材25を昇降台6の中央位置に
移動せしめた後、昇降台6を元の駐車棚9の位置に上昇
させ、移載装置11により車両をパレット5と共に駐車
棚9に移す。
−第2昇降路側駐車棚からの出庫− この場合は、先の入庫における■〜■と同様の作動によ
り、出庫すべき車両を載せたパレット5を乗入れ部12
に移動させる。そして、走行部材33から車両をパレッ
ト5と共に取り上げ、乗入れ部12において車両の前面
が入出庫口4を向くようにして旋回台46と固定デツキ
24とに支持せしめる。そして、車両を前進状態で入出
庫口4から出庫せしめた後、空パレット5を走行部材3
3に支持せしめて、先の入庫の際の■〜[株]と同様の
作動により元の駐車棚9に戻す。
なお、上記実施例では昇降路を2本設けたが3本以上設
けてもよく、その場合、乗入れ部を配置していない昇降
路間を車両乗り入れ高さで昇降路間移送装置により連絡
することができる。
また、上記実施例では駐車設備を建物の中に組み込んだ
が、独立した駐車塔内に駐車設備を設け、その際に各昇
降路の入出庫方向の両側に駐車棚を配置するようにすれ
ば、乗入れ高さ以外の部位において昇降路間に壁や梁を
設けることができることが理解できるであろう。
また、上記実施例は昇降路の最下位置に乗入れ部を設け
た下部乗入れ方式であるが、昇降路の最上位置に乗入れ
部を設ける上部乗入れ方式や、昇降路の上下の中間に乗
入れ部を設ける中間部乗入れ方式においても、本発明が
利用できることはもちろんである。
さらに、上記実施例では車両の入庫と出庫とに兼用する
入出庫口を設けているが、入庫口とは別にこれと対向す
るように出庫口を設け、この入庫口と出庫口との間に複
数の昇降路を1列に配設することにより、車両通り抜は
方式を採用し、旋回装置を不要にすることもできる。ま
た、車両を後退運転で出庫せしめるようにする場合にも
、旋回装置の省略が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の実施例を示し、第1図は駐
車設備を一部省略して示す縦断面図、第2図は同水平断
面図、第3図は移載装置と昇降路間移送装置とを示す縦
断面図、第4図は第3図の■矢視図、第5図は第3図の
V−V線断面図、第6図乃至第8図はそれぞれパレット
の移載の各過程における昇降路間移送装置と移載装置と
の関係を示す縦断面図、第9図は従来例を示す水平断面
図である。 1・・・・・・建物 2・・・・・・駐車部 3・・・・・・入出庫部 7゜ 4・・・・・・入出庫口 5・・・・・・パレット 6・・・・・・昇降台 8・・・・・・昇降路 9・・・・・・駐車棚 1・・・・・・移載装置 2・・・・・・乗入れ部 3・・・・・・昇降路間移送装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々車両を載せて昇降する昇降台が配設され互い
    に間隔をおいて並設された複数の昇降路と、 上記各昇降路に沿って多段に配設された多数の駐車棚と
    、 上記各昇降路の昇降台に設けられこの昇降台と駐車棚と
    の間で車両を移載する移載装置とを備えていて、 一の昇降路上に車両を駐車するために乗入れる乗入れ部
    が設けられ、この昇降路の乗入れ部と他の昇降路とがこ
    の両者間で車両を水平に移送する昇降路間移送装置によ
    り連絡されていることを特徴とする立体機械式駐車設備
JP33952289A 1989-12-26 1989-12-26 立体機械式駐車設備 Expired - Fee Related JP2577647B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05179829A (ja) * 1991-12-28 1993-07-20 Seiichi Tatsumi 立体駐車場
JPH10131536A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Ishikawajima Transport Mach Co Ltd 3縦列型昇降式駐車装置
US5868540A (en) * 1995-04-05 1999-02-09 Fuji Hensokuki Co., Ltd. Storage method and apparatus
WO2005066438A3 (en) * 2003-12-24 2006-03-23 Lopez Fernando Gracia Object storage

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