JPH03196502A - 希土類永久磁石 - Google Patents
希土類永久磁石Info
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- JPH03196502A JPH03196502A JP1334991A JP33499189A JPH03196502A JP H03196502 A JPH03196502 A JP H03196502A JP 1334991 A JP1334991 A JP 1334991A JP 33499189 A JP33499189 A JP 33499189A JP H03196502 A JPH03196502 A JP H03196502A
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- permanent magnet
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/047—Alloys characterised by their composition
- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
- H01F1/057—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
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- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、希土類元素−鉄(コバルト)−ホウ素系(以
下、R−Fe (Co)−B系と言う)の永久磁石に関
し、特にTiを添加したR−Fe(Co)−B系永久磁
石に関する。
下、R−Fe (Co)−B系と言う)の永久磁石に関
し、特にTiを添加したR−Fe(Co)−B系永久磁
石に関する。
(従来の技術)
永久磁石としては、従来、COを20〜30重量%含む
アルニコ磁石、Feの酸化物を主成分とするハードフェ
ライト磁石、Coを50〜65重量%含み、かつ希土類
元素(R)としてSmを含む希土類コバルト磁石が代表
的なものとして知られている。
アルニコ磁石、Feの酸化物を主成分とするハードフェ
ライト磁石、Coを50〜65重量%含み、かつ希土類
元素(R)としてSmを含む希土類コバルト磁石が代表
的なものとして知られている。
但し、アルニコ磁石や希土類コバルト磁石に使用される
Coの原料事情が不安定化し、また希土類コバルト磁石
に使用されるSmは希土類鉱物中の含有量が少なく極め
て高価である等の理由により、ハードフェライト磁石が
永久磁石の主流を占めている。
Coの原料事情が不安定化し、また希土類コバルト磁石
に使用されるSmは希土類鉱物中の含有量が少なく極め
て高価である等の理由により、ハードフェライト磁石が
永久磁石の主流を占めている。
ところが、希土類コバルト磁石は、他の磁石に比べ、磁
気特性が格段に高く、主として小型で、付加価値の高い
磁気回路に必須の磁石とされている。
気特性が格段に高く、主として小型で、付加価値の高い
磁気回路に必須の磁石とされている。
そこで、CoやSmを含まない希土類磁石の開発が急務
となり、これまで各種の希土類磁石の研究がなされてい
る。
となり、これまで各種の希土類磁石の研究がなされてい
る。
このような事情から、希土類磁石の開発が進み、最近、
CoやSmを含まず、Nd、Pr、Dy。
CoやSmを含まず、Nd、Pr、Dy。
Ho、Tbの希土類元素のうち少なくとも一種8〜30
at%と、82〜28at%と、残部実質的にFeとか
ら成る磁気異方性焼結体の希土類永久磁石、並びにNd
、Pr、Dy、Ho、Tbの希土類元素のうち少なくと
も一種とLa、Ce。
at%と、82〜28at%と、残部実質的にFeとか
ら成る磁気異方性焼結体の希土類永久磁石、並びにNd
、Pr、Dy、Ho、Tbの希土類元素のうち少なくと
も一種とLa、Ce。
Pm、Sm、Eu、Gd、Er、Tm、Yb、Lu、Y
の希土類元素のうち少なくとも一種の合計8〜30at
%と、82〜28at%と、残部実質的にFeとから成
る磁気異方性焼結体の希土類永久磁石が提案された(特
公昭61−34242号)。
の希土類元素のうち少なくとも一種の合計8〜30at
%と、82〜28at%と、残部実質的にFeとから成
る磁気異方性焼結体の希土類永久磁石が提案された(特
公昭61−34242号)。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、この先提案の希土類永久磁石は、キュリー点を
高めているとは言え、前述のCo−3m系の希土類コバ
ルト永久磁石に比べれば、未だ低く、このため温度特性
が希土類コバルト永久磁石より劣っている。
高めているとは言え、前述のCo−3m系の希土類コバ
ルト永久磁石に比べれば、未だ低く、このため温度特性
が希土類コバルト永久磁石より劣っている。
また、希土類永久磁石においては、保磁力(iHc)を
6KOe以上とするためには、希土類元素(R)の含有
量を13at%以上とする必要があり、13at%未満
になるとiHcが急激に劣化してしまう。
6KOe以上とするためには、希土類元素(R)の含有
量を13at%以上とする必要があり、13at%未満
になるとiHcが急激に劣化してしまう。
上記の先提案の希土類永久磁石においても、実用化され
ている焼結磁石のRの含有量は15at%程度と多量で
あり、この種磁石の主相をなすR2Fe、4B相を形成
するのに必要なRの量的11゜75at%より多くなっ
ており、この分原料コスト高となっている。
ている焼結磁石のRの含有量は15at%程度と多量で
あり、この種磁石の主相をなすR2Fe、4B相を形成
するのに必要なRの量的11゜75at%より多くなっ
ており、この分原料コスト高となっている。
本発明は、以上の諸点に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは、Rの含有量が少量であっても
高保磁力、高エネルギ積を示すバルク状の希土類永久磁
石を提供するにある。
その目的とするところは、Rの含有量が少量であっても
高保磁力、高エネルギ積を示すバルク状の希土類永久磁
石を提供するにある。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る希土類永久磁石は、上記目的を達成するた
めに、6〜20at%のR(但し、RはYを含む希土類
元素の18以上)、4〜18at%のB、0.5〜9a
t%のTi、残部Fe(Feの35a t%以下をCO
で置換したものを含む)からなることを特徴とする。
めに、6〜20at%のR(但し、RはYを含む希土類
元素の18以上)、4〜18at%のB、0.5〜9a
t%のTi、残部Fe(Feの35a t%以下をCO
で置換したものを含む)からなることを特徴とする。
(作 用)
本発明に係る希土類永久磁石(R−Fe (Co)−B
系磁石)においては、Tiが保磁力(iHc)を高める
作用をなす。
系磁石)においては、Tiが保磁力(iHc)を高める
作用をなす。
このため、本発明に係るR−Fe (Co) −B系磁
石では、Rの含有量が前述の先提案の希土類永久磁石の
Rよりも大幅に減少していても、6KOe以上のiHc
を確保する。
石では、Rの含有量が前述の先提案の希土類永久磁石の
Rよりも大幅に減少していても、6KOe以上のiHc
を確保する。
このようなTiの作用を確保するためには、少なくとも
0.5at%の含有量とする必要があり、特にlat%
以上で上記作用は顕著となる。
0.5at%の含有量とする必要があり、特にlat%
以上で上記作用は顕著となる。
但し、Tiの含有量が多くなり過ぎると、残留磁束密度
(Br)が低下するため、9at%以下とすることが重
要であり、好ましいTi含有量は1〜8at%である。
(Br)が低下するため、9at%以下とすることが重
要であり、好ましいTi含有量は1〜8at%である。
また、Rの含有量が少なくなり過ぎると、6KOe以上
のiHcを確保することができなくなるため、少なくと
も6at%必要である。
のiHcを確保することができなくなるため、少なくと
も6at%必要である。
そして、Rは、Tiとの併用において、20at%より
も多量になると、最大エネルギ積((BH)、、、、、
)が20MGOe未満と低下してしまうため、20at
%以下とする必要がある。
も多量になると、最大エネルギ積((BH)、、、、、
)が20MGOe未満と低下してしまうため、20at
%以下とする必要がある。
更に、Bは、4at%未満であると、iHcが6KOe
以上とならず、18at%を超えると、(BH)、、、
が20 M G Oe未満と小さくなッテしまうため、
4〜18a t%とする必要がある。
以上とならず、18at%を超えると、(BH)、、、
が20 M G Oe未満と小さくなッテしまうため、
4〜18a t%とする必要がある。
更に、本発明に係るR−Fe (Co)−B系磁石にお
いて、Feの一部をCOで置換することにより、キュリ
ー温度が改善され、温度特性が向上する。
いて、Feの一部をCOで置換することにより、キュリ
ー温度が改善され、温度特性が向上する。
但し、余り多量のFeをCOで置換してしまうと、本発
明に係るR−Fe (Co)−B系磁石の製品コストの
高騰を招き、しかも保磁力も低下する。
明に係るR−Fe (Co)−B系磁石の製品コストの
高騰を招き、しかも保磁力も低下する。
従って、本発明では、キュリー温度が改善されて温度特
性が向上し、6KOe以上のiHcとすることのできる
最大の置換量である35a t%を、CoでFeを置換
できる量の上限とするのである。
性が向上し、6KOe以上のiHcとすることのできる
最大の置換量である35a t%を、CoでFeを置換
できる量の上限とするのである。
(実 施 例)
実施例1
下記の第1工程(前工程)及び第2工程(熱処理工程)
を経て、Nd:5〜22at%の範囲内で第1表に示す
ように種々変化させた。B:10at%、Ti:3at
%、Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石を調製した。
を経て、Nd:5〜22at%の範囲内で第1表に示す
ように種々変化させた。B:10at%、Ti:3at
%、Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石を調製した。
第1工程(前工程):
必要とする合金元素をアーク溶解炉で溶解し、ショーク
ラッシャにより粗粉砕した後、ジェットミルにより微粉
砕した。
ラッシャにより粗粉砕した後、ジェットミルにより微粉
砕した。
この微粉体を、15KOeの磁場中で成形圧2ton/
cnで圧縮成形した。
cnで圧縮成形した。
第2工程(熱処理工程):
第1工程で得た成形体を、Ndの含有量に応じて106
0〜1140℃(Nd量が多い程低温側)で2時間の焼
結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行った。
0〜1140℃(Nd量が多い程低温側)で2時間の焼
結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行った。
なお、本工程の焼結温度をNd含有量に応じて変えたの
は、焼結密度が理論密度の95%以上となるようにして
、Brを高めるためである。
は、焼結密度が理論密度の95%以上となるようにして
、Brを高めるためである。
第1表は、上記の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石のNd含有量に対するiHc
、 (B H) −ax 、 B rの測定結果を示
したものである。
(Co)−B系永久磁石のNd含有量に対するiHc
、 (B H) −ax 、 B rの測定結果を示
したものである。
第1表から明らかなように、Nd含有量が68t%未満
ではiHcが6KOeに達せず、Nd含有量が20at
%を超えると4πI−HループのB「が低く、(BH)
□1 も小さくなる。
ではiHcが6KOeに達せず、Nd含有量が20at
%を超えると4πI−HループのB「が低く、(BH)
□1 も小さくなる。
実施例2
下記の第1工程(前工程)及び第2工程(熱処理工程)
を経て、Nd : 12a t%、B:3〜19at%
の範囲内で第2表に示すように種々変化させた。Ti:
3at%、Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−
Fe (Co)−B系永久磁石を調製した。
を経て、Nd : 12a t%、B:3〜19at%
の範囲内で第2表に示すように種々変化させた。Ti:
3at%、Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−
Fe (Co)−B系永久磁石を調製した。
第1工程(前工程):
実施例1に同じ
第2工程(熱処理工程):
第1工程で得た成形体を、Bの含有量に応じて1100
〜1120℃(B量が多い程高温側)で2時間の焼結を
行った後、600℃で1時間の時効処理を行った。
〜1120℃(B量が多い程高温側)で2時間の焼結を
行った後、600℃で1時間の時効処理を行った。
なお、本工程の焼結温度をB含有量に応じて変えたのは
、実施例1の場合と同様にJ焼結密度が理論密度の95
%以上となるようにして、B「を高めるためである。
、実施例1の場合と同様にJ焼結密度が理論密度の95
%以上となるようにして、B「を高めるためである。
第2表は、上記の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石のB含有量に対するiHc、(
sa)army 、 Brのn1定結果を示したもの
である。
(Co)−B系永久磁石のB含有量に対するiHc、(
sa)army 、 Brのn1定結果を示したもの
である。
第2表
第2表から明らかなように、B含有量が4at%未満で
はiHcが6KOeに達せず、B含有量が15at%を
超えると4πI−HループのBrが低く、(BH)、、
、も小さくなる。
はiHcが6KOeに達せず、B含有量が15at%を
超えると4πI−HループのBrが低く、(BH)、、
、も小さくなる。
実施例3
下記の第1工程(前工程)及び第2工程(熱処理工程)
を経て、Nd:12at%、B:10at%、Ti:O
〜10a t%の範囲内で第3表に示すように種々変化
させた。Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−F
e (Co)−B系永久磁石を調製した。
を経て、Nd:12at%、B:10at%、Ti:O
〜10a t%の範囲内で第3表に示すように種々変化
させた。Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−F
e (Co)−B系永久磁石を調製した。
第1工程(前工程):
実施例1に同じ
第2工程(熱処理工程):
第1工程で得た成形体を、Tiの含有量に応じて110
0〜1140℃(Tidalが多い程高温側)で2時間
の焼結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行っ
た。
0〜1140℃(Tidalが多い程高温側)で2時間
の焼結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行っ
た。
なお、本工程の焼結温度をTi含有量に応じて変えたの
は、実施例1の場合と同様に、焼結密度が理論密度の9
5%以上となるよう1こして、Brを高めるためである
。
は、実施例1の場合と同様に、焼結密度が理論密度の9
5%以上となるよう1こして、Brを高めるためである
。
第3表は、上記の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石のTi含有量1コ対するiHc
、(BH)ma、、Brの測定結果を示したものである
。
(Co)−B系永久磁石のTi含有量1コ対するiHc
、(BH)ma、、Brの測定結果を示したものである
。
第3表
第3表から明らかなように、Ti含有量が0゜5at%
未満ではiHcが6KOeに達せず、Ti含有量が9a
t%を超えると(BH)、、、、が小さくなる。
未満ではiHcが6KOeに達せず、Ti含有量が9a
t%を超えると(BH)、、、、が小さくなる。
実施例4
下記の第1工程(前工程)及び第2工程(熱処理工程)
を経て、Nd:12at%、B:10at %、Ti:
3at % 、 Co : O〜 40a
t % の範囲内で第4表に示すように種々変化さ
せた。Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石を調製した。
を経て、Nd:12at%、B:10at %、Ti:
3at % 、 Co : O〜 40a
t % の範囲内で第4表に示すように種々変化さ
せた。Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石を調製した。
第1工程(前工程):
実施例1に同じ
第2工程(熱処理工程):
第1工程で得た成形体を、COの含有量に応じて112
0〜1140℃(Cowlが多い程高温側)で2時間の
焼結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行った
。
0〜1140℃(Cowlが多い程高温側)で2時間の
焼結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行った
。
なお、本工程の焼結温度をCo含有量に応じて変えたの
は、実施例1の場合と同様に、焼結密度が理論密度の9
5%以上となるようにして、Brを高めるためである。
は、実施例1の場合と同様に、焼結密度が理論密度の9
5%以上となるようにして、Brを高めるためである。
第4表は、上記の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石のCo含有量に対するiHc、
(BH)wax 、Brの測定結果を示したものである
。
(Co)−B系永久磁石のCo含有量に対するiHc、
(BH)wax 、Brの測定結果を示したものである
。
第4表
第4表から明らかなように、Co含有量が35at%以
下で(言い換えれば、Feの35a t%以下をCoで
置換しても)、良好な磁性特性を得ることができ、また
キュリー温度も向上する。
下で(言い換えれば、Feの35a t%以下をCoで
置換しても)、良好な磁性特性を得ることができ、また
キュリー温度も向上する。
しかし、Co含有量が35a t%を超える(言い換え
れば、Feの35a t%より多くをCoで置換する)
とiHcが6KOeに達しなくなる。
れば、Feの35a t%より多くをCoで置換する)
とiHcが6KOeに達しなくなる。
実施例5
下記の第1工程(前工程)及び第2工程(熱処理工程)
を経て、Nd:6〜12at%の範囲内で第5表に示す
ように種々変化させた。Dy:0〜6at%の範囲内で
第5表に示すように種々変化させた。(但し、Nd+D
3/−12a t%とした)、B:10at%、Ti:
3at%、Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−
Fe (Co)B系永久磁石を調製した。
を経て、Nd:6〜12at%の範囲内で第5表に示す
ように種々変化させた。Dy:0〜6at%の範囲内で
第5表に示すように種々変化させた。(但し、Nd+D
3/−12a t%とした)、B:10at%、Ti:
3at%、Fe:残部の組成を有する本発明に係るR−
Fe (Co)B系永久磁石を調製した。
第1工程(前工程):
実施例1に同じ
第2工程(熱処理工程)
第1工程で得た成形体を、Dyの含有量に応じて112
0〜1140℃(Dyiが多い程高温側)で2時間の焼
結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行った。
0〜1140℃(Dyiが多い程高温側)で2時間の焼
結を行った後、600℃で1時間の時効処理を行った。
なお、本工程の焼結温度をDy含有量に応じて変えたの
は、実施例1の場合と同様に、焼結密度が理論密度の9
5%以上となるようにして、Brを高めるためである。
は、実施例1の場合と同様に、焼結密度が理論密度の9
5%以上となるようにして、Brを高めるためである。
第5表は、上記の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石のDy含有量に対するl a
C,(BH) −ram 、B rの測定結果を示した
ものである。
(Co)−B系永久磁石のDy含有量に対するl a
C,(BH) −ram 、B rの測定結果を示した
ものである。
第5表
第5表から明らかなように、NdのDy置換量に応じて
磁性特性が変化するが、実用上充分な磁性特性が得られ
ることが判る。このことは、Nd以外のR(Yを含む)
であっても有効であることを明示するものである。
磁性特性が変化するが、実用上充分な磁性特性が得られ
ることが判る。このことは、Nd以外のR(Yを含む)
であっても有効であることを明示するものである。
実施例6
下記の第1工程(前工程)及び第2工程(熱処理工程)
を経て、Nd : 14〜20a t’、oの範囲内で
第1表に示すように種々変化させた。B:10at%、
Ti:0又は3at%、Fe:残部の組成を有する本発
明に係るR−Fe (Co) −B系永久磁石を調製し
た。
を経て、Nd : 14〜20a t’、oの範囲内で
第1表に示すように種々変化させた。B:10at%、
Ti:0又は3at%、Fe:残部の組成を有する本発
明に係るR−Fe (Co) −B系永久磁石を調製し
た。
第1工程(前工程):
実施例1に同じ
第2工程(熱処理工程):
第1工程で得た成形体を、Nd及びTiの含有量に応じ
て1060〜1100℃(Nd量が多い程低温側、Ti
量が多い程高温側)で2時間の焼結を行った後、600
℃で1時間の時効処理を行った。
て1060〜1100℃(Nd量が多い程低温側、Ti
量が多い程高温側)で2時間の焼結を行った後、600
℃で1時間の時効処理を行った。
なお、本工程の焼結温度をNd及びTi含有量に応じて
変えたのは、焼結密度が理論密度の95%以上となるよ
うにして、B「を高めるためである。
変えたのは、焼結密度が理論密度の95%以上となるよ
うにして、B「を高めるためである。
第6表は、上記の組成を有する本発明に係るR−Fe
(Co)−B系永久磁石のNd及びTi含有量に対する
iHc、(BH)waax + B rの測定結果を示
したものである。
(Co)−B系永久磁石のNd及びTi含有量に対する
iHc、(BH)waax + B rの測定結果を示
したものである。
第6表から明らかなように、Nd含有量の多い領域(N
d含有量が13at%以上)でも、Ti添加によりiH
cを6KOe以上とすることができる。
d含有量が13at%以上)でも、Ti添加によりiH
cを6KOe以上とすることができる。
(発明の効果)
以上詳述した本発明に係るR−Fe (Co)B系永久
磁石によれば、Tiによる高iHcを確保することがで
き、R含有量を前述の先提案のものに比し、大幅に低減
することができる。
磁石によれば、Tiによる高iHcを確保することがで
き、R含有量を前述の先提案のものに比し、大幅に低減
することができる。
この結果、これまでRが13at%未満では6KOe以
上のiHcを得ることができないと言う常識を破り、R
が13at%未満の小領域でも従来のRの多いR−Fe
−B系永久磁石と何ら遜色ない高iHcの永久磁石を得
ることができる。
上のiHcを得ることができないと言う常識を破り、R
が13at%未満の小領域でも従来のRの多いR−Fe
−B系永久磁石と何ら遜色ない高iHcの永久磁石を得
ることができる。
そして、Rの含有量が低減することにより、R−Fe−
B系永久磁石の低コスト化を図ることができる。
B系永久磁石の低コスト化を図ることができる。
更に、本発明に係るR−Fe (Co)−B系永久磁石
によれば、Feの一部をCoで置換することにより、キ
ュリー温度を改良することができ、磁性特性の大幅な向
上を図ることができる。
によれば、Feの一部をCoで置換することにより、キ
ュリー温度を改良することができ、磁性特性の大幅な向
上を図ることができる。
Claims (1)
- 6〜20at%のR(但し、RはYを含む希土類元素
の1種以上)、4〜18at%のB、0.5〜9at%
のTi、残部Fe(Feの35at%以下をCoで置換
したものを含む)からなることを特徴とする希土類永久
磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334991A JPH03196502A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 希土類永久磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1334991A JPH03196502A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 希土類永久磁石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03196502A true JPH03196502A (ja) | 1991-08-28 |
Family
ID=18283508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1334991A Pending JPH03196502A (ja) | 1989-12-26 | 1989-12-26 | 希土類永久磁石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03196502A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6896745B2 (en) * | 2000-06-06 | 2005-05-24 | Seiko Epson Corporation | Magnetic powder, manufacturing method of magnetic powder and bonded magnets |
US6979374B2 (en) * | 2000-05-31 | 2005-12-27 | Seiko Epson Corporation | Magnetic powder, manufacturing method of magnetic powder and bonded magnets |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63190138A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-08-05 | Tdk Corp | 希土類永久磁石材料 |
-
1989
- 1989-12-26 JP JP1334991A patent/JPH03196502A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63190138A (ja) * | 1986-09-29 | 1988-08-05 | Tdk Corp | 希土類永久磁石材料 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6979374B2 (en) * | 2000-05-31 | 2005-12-27 | Seiko Epson Corporation | Magnetic powder, manufacturing method of magnetic powder and bonded magnets |
US6896745B2 (en) * | 2000-06-06 | 2005-05-24 | Seiko Epson Corporation | Magnetic powder, manufacturing method of magnetic powder and bonded magnets |
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