JPH0318901Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0318901Y2 JPH0318901Y2 JP19005284U JP19005284U JPH0318901Y2 JP H0318901 Y2 JPH0318901 Y2 JP H0318901Y2 JP 19005284 U JP19005284 U JP 19005284U JP 19005284 U JP19005284 U JP 19005284U JP H0318901 Y2 JPH0318901 Y2 JP H0318901Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal case
- laminate
- pressure sensor
- internal electrode
- housed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は内燃機関の燃焼圧力、ノツキング及び
燃料噴射等により振動を生じるエンジンのシリン
ダーヘツド座面とスパークプラグのガスケツト座
面との間に介装され、上記振動によつて生じる圧
力変動を圧電素子によつて検知するガスケツト型
圧力センサーに関し、更に詳しくはセンサーの金
属ケース内における電極及び圧電素子の収納構造
に係るものである。
燃料噴射等により振動を生じるエンジンのシリン
ダーヘツド座面とスパークプラグのガスケツト座
面との間に介装され、上記振動によつて生じる圧
力変動を圧電素子によつて検知するガスケツト型
圧力センサーに関し、更に詳しくはセンサーの金
属ケース内における電極及び圧電素子の収納構造
に係るものである。
この種圧力センサーとしては、第２図の縦断面
図に示す如く、環状に形成された内部電極２と、
その上下に配された圧電素子３，３と、外側電極
４，４とからなる積層体５が金属ケース６内に収
納され、内部電極３に接続した出力取り出し用リ
ード線を金属ケース６の一端から導出させてなる
ものが知られており、上記リード線７の導出部分
が金属の保護パイプ８で被われてなる構造をもつ
もの、（例えば本出願人による実願昭59−147741
号）あるいは上記導出部分の保護パイプ８を合成
樹脂よりなるものとして金属ケース６とモールド
により接合してなるもの等の従来例がある。
図に示す如く、環状に形成された内部電極２と、
その上下に配された圧電素子３，３と、外側電極
４，４とからなる積層体５が金属ケース６内に収
納され、内部電極３に接続した出力取り出し用リ
ード線を金属ケース６の一端から導出させてなる
ものが知られており、上記リード線７の導出部分
が金属の保護パイプ８で被われてなる構造をもつ
もの、（例えば本出願人による実願昭59−147741
号）あるいは上記導出部分の保護パイプ８を合成
樹脂よりなるものとして金属ケース６とモールド
により接合してなるもの等の従来例がある。
ところで、上記せる如きこの種ガスケツト型圧
力センサー１の金属ケース６内における積層体５
は、従来その内側及び外側周面と、これらそれぞ
れの面に対向する金属ケース６の内面との間隙９
Ａ，９Ｂにシリコンワニス又はシリコンゴム等の
耐熱絶縁材を充填して金属ケース６内に収納され
ており、この絶縁材は比較的柔らかく充填時ある
いは金属ケースの端縁６Ａによるかしめ時に積層
体５の内部電極３や圧電素子４，４の層間にずれ
を生じ易く金属ケース６の内面に接触して絶縁が
損なわれたり出力精度に悪影響を及ぼすおそれが
ある為、積層体にずれを生じないような組付作業
を行なう必要があり作業効率が悪く量産性が阻害
される問題点があつた。
力センサー１の金属ケース６内における積層体５
は、従来その内側及び外側周面と、これらそれぞ
れの面に対向する金属ケース６の内面との間隙９
Ａ，９Ｂにシリコンワニス又はシリコンゴム等の
耐熱絶縁材を充填して金属ケース６内に収納され
ており、この絶縁材は比較的柔らかく充填時ある
いは金属ケースの端縁６Ａによるかしめ時に積層
体５の内部電極３や圧電素子４，４の層間にずれ
を生じ易く金属ケース６の内面に接触して絶縁が
損なわれたり出力精度に悪影響を及ぼすおそれが
ある為、積層体にずれを生じないような組付作業
を行なう必要があり作業効率が悪く量産性が阻害
される問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、センサーの金属ケース内に収納された前
記電極及び圧電素子等よりなる積層体の内側周面
と金属ケースの内面との間隙にフツ素樹脂チユー
ブを嵌装して介在させると共に、積層体の外側周
面と金属ケースの内面側に耐熱絶縁材を充填し、
金属ケースの端縁でしめられてなるものとするこ
とにより、前記フツ素樹脂チユーブによつてセン
サーの組付時に積層体の層間に生じ易いずれを防
止するようにしたものである。
もので、センサーの金属ケース内に収納された前
記電極及び圧電素子等よりなる積層体の内側周面
と金属ケースの内面との間隙にフツ素樹脂チユー
ブを嵌装して介在させると共に、積層体の外側周
面と金属ケースの内面側に耐熱絶縁材を充填し、
金属ケースの端縁でしめられてなるものとするこ
とにより、前記フツ素樹脂チユーブによつてセン
サーの組付時に積層体の層間に生じ易いずれを防
止するようにしたものである。
第１図は本考案ガスケツト型圧力センサー１′
の実施例の要部を示す縦断面図で、第２図と同一
部分を同一符号で示したものである。
の実施例の要部を示す縦断面図で、第２図と同一
部分を同一符号で示したものである。
図において５は、環状の内部電極２と圧電素子
３，３及び外側電極４，４が積層ねられてなる積
層体で、環状の金属ケース６内に挿入され、その
内側周面と金属ケース６の内面との間にフツ素樹
脂（米国デユポン社商品名テフロン）チユーブ１
０を嵌挿して介在させると共に、外側周面と金属
ケース６の内面との間隙９Ｂにシリコンワニス又
はシリコンゴム等の耐熱絶縁材を充填した後、金
属ケースの端縁６Ａでかしめ固定されてなる収納
構造を有するものである。
３，３及び外側電極４，４が積層ねられてなる積
層体で、環状の金属ケース６内に挿入され、その
内側周面と金属ケース６の内面との間にフツ素樹
脂（米国デユポン社商品名テフロン）チユーブ１
０を嵌挿して介在させると共に、外側周面と金属
ケース６の内面との間隙９Ｂにシリコンワニス又
はシリコンゴム等の耐熱絶縁材を充填した後、金
属ケースの端縁６Ａでかしめ固定されてなる収納
構造を有するものである。
なお、上記フツ素樹脂チユーブ１０としては、
熱収縮タイプのものを用いるのがよく、装着後加
熱して収縮させることにより金属ケース６の内面
に確実に固定でき一層有効である。
熱収縮タイプのものを用いるのがよく、装着後加
熱して収縮させることにより金属ケース６の内面
に確実に固定でき一層有効である。
以上説明せる如く本考案による圧力センサー
は、金属ケース内における電極及び圧電素子の積
層体の内側周面とケース内面間に介在するフツ素
樹脂チユーブにより、センサーの組付時において
積層体の層間に生じ易いずれを抑制することがで
きる為作業が容易化され作業効率を向上できるも
ので、従来の問題点を解決すると共に安定した性
能を有するガスケツト型圧力センサーとして提供
できるものである。
は、金属ケース内における電極及び圧電素子の積
層体の内側周面とケース内面間に介在するフツ素
樹脂チユーブにより、センサーの組付時において
積層体の層間に生じ易いずれを抑制することがで
きる為作業が容易化され作業効率を向上できるも
ので、従来の問題点を解決すると共に安定した性
能を有するガスケツト型圧力センサーとして提供
できるものである。
第１図は本考案ガスケツト型圧力センサーの要
部を示す実施例の縦断面図、第２図はガスケツト
型圧力センサーの従来例を示す縦断面図である。 １，１′……圧力センサー、２……内部電極、
３……圧電素子、４……外側電極、５……積層
体、６……金属ケース、６Ａ，６Ｂ……端縁、９
Ａ，９Ｂ……間隙、１０……フツ素樹脂チユー
ブ。
部を示す実施例の縦断面図、第２図はガスケツト
型圧力センサーの従来例を示す縦断面図である。 １，１′……圧力センサー、２……内部電極、
３……圧電素子、４……外側電極、５……積層
体、６……金属ケース、６Ａ，６Ｂ……端縁、９
Ａ，９Ｂ……間隙、１０……フツ素樹脂チユー
ブ。
Claims (1)
- 環状の内部電極２と、その上下に配された圧電
素子３，３及び外側電極４，４からなる積層体５
が環状の金属ケース６内に収納されてなり、エン
ジンヘツドの座面とスパークプラグのガスケツト
座面間に介装しエンジン燃焼室の圧力変動を検知
するガスケツト型圧力センサー１′において、前
記金属ケース６内における積層体５の内側周面と
金属ケース６の内面との間にフツ素樹脂チユーブ
１０が嵌挿されて介在すると共に、外側周面と金
属ケース６の外側内面との間隙９Ｂに耐熱絶縁材
が充填されて金属ケース６内に収納されてなるこ
とを特徴とするガスケツト型圧力センサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19005284U JPH0318901Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19005284U JPH0318901Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61104348U JPS61104348U (ja) | 1986-07-02 |
| JPH0318901Y2 true JPH0318901Y2 (ja) | 1991-04-22 |
Family
ID=30747499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19005284U Expired JPH0318901Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0318901Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP19005284U patent/JPH0318901Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61104348U (ja) | 1986-07-02 |
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