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JPH0318777Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318777Y2
JPH0318777Y2 JP1986151790U JP15179086U JPH0318777Y2 JP H0318777 Y2 JPH0318777 Y2 JP H0318777Y2 JP 1986151790 U JP1986151790 U JP 1986151790U JP 15179086 U JP15179086 U JP 15179086U JP H0318777 Y2 JPH0318777 Y2 JP H0318777Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
separate plate
oil seal
valve body
seal material
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986151790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6357859U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986151790U priority Critical patent/JPH0318777Y2/ja
Publication of JPS6357859U publication Critical patent/JPS6357859U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318777Y2 publication Critical patent/JPH0318777Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Valve Housings (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用オートマチツクトランスミツ
シヨンのバルブボデイ部材間に挾持されてバルブ
ボデイ内の油圧回路を遮断したり導通させたりす
るセパレートプレートに関する。
(従来技術及びその問題点) 従来よりセパレートプレートとバルブボデイと
の密封は例えば繊維質のオイルシール材(ガスケ
ツト)に頼つており、セパレートプレートの表面
にオイルシールを配置して、バルブボデイ部材間
でセパレートプレートと共に挾持している。
しかし上記のような構成では、組付け時に各々
の部品の位置調整や確認が必要となり、組立て作
業に手間がかかる。
また組立て作業の容易化のために特開昭61−
109969のように、シール用弾性体を金属製セパレ
ートプレートに一体にコーテイングしたり、ある
いは一体に加熱接着したものが開発されている
が、コーテイングング作業等に工数や手間がかか
る。しかも分解修理時に、シール用弾性体のみを
交換するのは極めて困難である。即ちシール用弾
性体をセパレートプレート毎交換しなければなら
ず、メンテナンスの点でコスト的に不利である。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案は、自動車用
オートマチツクトランスミツシヨンの1対のバル
ブボデイ部材間に挾持され、両バルブボデイ部材
の油圧回路を遮断したり導通させたりして運転時
に高温のトランスミツシヨン用油が通過するセパ
レートプレートにおいて、高温時には接着力を失
う接着剤により薄板のオイルシール材をセパレー
トプレートの表面に常温加圧接着している。
(実施例) 第1図において、自動車用オートマチツクトラ
ンスミツシヨンの制御バルブボデイ1は、2つの
バルブボデイ部材1a,1bに分割されており、
各ボデイ部材1a,1bの互いに対向する合せ面
にはそれぞれ油圧回路4が刻設されている。
セパレートプレート3はバルブボデイ部材1
a,1bの合せ面と同じ外周縁形状を有し、両側
の薄板のオイルシール材(ガスケツト)5と共に
両バルブボデイ部材1a,1b間に挾持され、ボ
ルト等により締め付けられる。セパレートプレー
ト3及び薄板のオイルシール材5には両バルブボ
デイ部材1a,1bの油圧回路4の制御通路とな
る複雑な形状の孔が多数形成されている。
第2図において、セパレートプレート3は例え
ば鋼板でできており、オイルシール材5は例えば
合成ゴム、合成樹脂あるいは石綿等からできてい
る。オイルシール材5はセパレートプレート3の
両側面に、接着剤6により常温加圧で部分的に仮
接着されている。上記接着剤6は常温加圧で接着
処理が可能で、しかも高温下で接着物から遊離す
る接着剤であり、NBR系、クロロプレン系ある
いはフエノール系の接着剤である。
また上記接着剤6は例えば第1図の各取付ボル
ト挿入孔7の近辺に部分的に塗布することによ
り、オイルシール部材5をセパレートプレート3
に部分的に仮接着している。
(作用) 制御バルブ組立て前において、両オイルシール
材5はセパレートプレート3に対して正確に位置
合せされ、そしてセパレートプレート3の両側面
に接着剤6により部分的に仮接着される。例えば
ボルト挿入孔7の近辺が部分的に仮接着される。
制御バルブ組立て時には、上記のようなオイル
シール材5とセパレートプレート3との仮接着物
を、一方のバルブボデイ部材1bの上に載せ、そ
してその上に他方のバルブボデイ部材1aを載
せ、ボルト等で両バルブボデイ部材1a,1bを
締め付けることにより、バルブボデイ部材1a,
1b間にオイルシール材5及びセパレートプレー
ト3を挾持する。
自動車運転時においては、制御バルブ内の油圧
回路4に高温(例えば160度位)の油が流れるの
で、その熱により接着剤6は接着力を失い、オイ
ルシール材5はセパレートプレート3から遊離す
る。ただしオイルシール材5は既にバルブボデイ
部材1a,1b間に挾持されているので、オイル
シール材5がすれたり外れたりすることはない。
分解修理時にセパレートプレート3を取外した
時には、上述のようにオイルシール材5はセパレ
ートプレート3から遊離した状態であるので、簡
単にオイルシール材5のみを交換でき、セパレー
トプレート3はそのまま続けて使用できる。
(別の実施例) (1) 第3図に示す実施例は、仮接着用の接着剤6
をセパレートプレート3の表裏全面に塗布した
例である。
(2) またオイルシール材5をセパレートプレート
3の片面のみに配置する構造のものにも本考案
を適用することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、自動車用オート
マチツクトランスミツシヨンの1対のバルブボデ
イ部材1a,1b間に挾持され、両バルブボデイ
部材1a,1bの油圧回路4を遮断したり導通さ
せたりするセパレートプレートにおいて、高温時
には接着力を失う接着剤6により、薄板のオイル
シール材5をセパレートプレート3の表面に常温
加圧接着しているので、次のような利点がある。
(1) バルブボデイ組付け時には、既にセパレート
プレート3にオイルシール材5を仮接着したも
のを両バルブボデイ部材1a,1b間に配置す
るだけでよいので、組付け作業においてオイル
シール材5の位置合せ等の面倒な作業が不要と
なり、組付け作業能率が向上する。
(2) 常温で接着可能な接着剤6によりオイルシー
ル材5をセパレートプレート3に仮接着するの
で、従来の加熱接着やコーテイングに比べて、
セパレートプレート3へのオイルシール材5の
結合作業が容易になる。
(3) 高温時に接着力を失う接着剤6によりオイル
シール材5をセパレートプレート3に仮接着し
ているので、自動車運転時において、制御バル
ブ内高温(例えば160度位)の油が油圧回路4
内を流れることにより、オイルシール材5はセ
パレートプレート3から遊離する。
従つて分解修理時には、簡単にオイルシール材
5のみを交換でき、またセパレートプレート3は
そのまま続けて使用できる。即ちオイルシール材
5の交換作業が容易で、しかも修理コストを節約
できる。
本考案の重要な利点を再度説明すると、自動車
用オートマチツクトランスミツシヨンの1対のバ
ルブボデイ部材1a,1b間に挾持され、運転時
に高温のトランスミツシヨン用油が通過するセパ
レートプレートに関するものであり、このような
セパレートプレート3の両側に配置されてバルブ
ボデイ部材1a,1b間に共に挾持される薄板の
オイルシール材5の接着剤として、高温時に接着
力を失う接着剤6を利用しているのである。即ち
上記のように運転時に高温になる特殊な部分にオ
イルシール用接着剤6として適用しているので、
自動車の運転により高温の油によつて自然に接着
力を失い、分解修理時には簡単にオイルシール材
5のみを外すことができ、手間がかからない。
しかもセパレートプレート3とオイルシール材
5は基本的には共にバルブボデイ部材1a,1b
間に挾持されているので、運転中に接着力が失わ
れるとしても、セパレートプレート3とオイルシ
ール材5間の結合は保たれるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるセパレートプレート及び
制御バルブの分解斜視図、第2図はセパレートプ
レートの縦断面拡大図、第3図は別の実施例の縦
断面拡大図である。 1a,1b……バルブボデイ部材、3……セパ
レートプレート、5……オイルシール材、6……
接着剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車用オートマチツクトランスミツシヨンの
    1対のバルブボデイ部材間に挾持され、両バルブ
    ボデイ部材の油圧回路を遮断したり導通させたり
    して運転時に高温のトランスミツシヨン用油が通
    過するセパレートプレートにおいて、高温時には
    接着力を失う接着剤により薄板のオイルシール材
    をセパレートプレートの表面に常温加圧接着して
    いることを特徴とするセパレートプレート。
JP1986151790U 1986-10-02 1986-10-02 Expired JPH0318777Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986151790U JPH0318777Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986151790U JPH0318777Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6357859U JPS6357859U (ja) 1988-04-18
JPH0318777Y2 true JPH0318777Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=31069181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986151790U Expired JPH0318777Y2 (ja) 1986-10-02 1986-10-02

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4634175B2 (ja) * 2005-02-10 2011-02-16 三菱重工業株式会社 高圧流体用ロジックプレート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5919775A (ja) * 1982-07-23 1984-02-01 Hitachi Ltd 接着剤を用いた耐圧方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6357859U (ja) 1988-04-18

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