JPH03184559A - 輸液装置 - Google Patents
輸液装置Info
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- JPH03184559A JPH03184559A JP1323947A JP32394789A JPH03184559A JP H03184559 A JPH03184559 A JP H03184559A JP 1323947 A JP1323947 A JP 1323947A JP 32394789 A JP32394789 A JP 32394789A JP H03184559 A JPH03184559 A JP H03184559A
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、医療用の自動点滴装置等に使用する輸液装
置に関するものである。
置に関するものである。
一般に、自動点滴装置に使用する輸液装置としては、輸
液瓶より輸液チューブを導出し、この輸液チューブの一
部に点滴筒を設けると共にその下流側に輸液チューブに
対ししごき作用を行う部材を備えたポンプ部すなわち輸
液ポンプを設けた構成からなるものが知られている。
液瓶より輸液チューブを導出し、この輸液チューブの一
部に点滴筒を設けると共にその下流側に輸液チューブに
対ししごき作用を行う部材を備えたポンプ部すなわち輸
液ポンプを設けた構成からなるものが知られている。
この種の輸液装置においては、患者の輸液管理上、輸液
の注入量を監視して常に適正な輸液を行うことが重要で
ある6通常、医師もしくは看護婦により輸液装置の使用
を行う場合、電源スィッチをオン動作した後、目的にあ
った輸液流量、あるいはその時曲用している輸液セット
の点滴数と分量の換算率等を設定した後、輸液ポンプ動
作を開始する操作方法が採用される。
の注入量を監視して常に適正な輸液を行うことが重要で
ある6通常、医師もしくは看護婦により輸液装置の使用
を行う場合、電源スィッチをオン動作した後、目的にあ
った輸液流量、あるいはその時曲用している輸液セット
の点滴数と分量の換算率等を設定した後、輸液ポンプ動
作を開始する操作方法が採用される。
しかるに、この輸液装置に使用される!lrI液チュー
ブは、−iにシリコーンゴム等の可視弾性を有する合成
樹脂材料によって成形されるが、前述したように輸液ポ
ンプ部において連続的なしごき作用を受けると経時的に
復元力の劣化を生じ、一定のポンプ運転状態では吐出量
が次第に減少するため、輸液チューブは頻繁に新しいも
のと交換する必要がある。
ブは、−iにシリコーンゴム等の可視弾性を有する合成
樹脂材料によって成形されるが、前述したように輸液ポ
ンプ部において連続的なしごき作用を受けると経時的に
復元力の劣化を生じ、一定のポンプ運転状態では吐出量
が次第に減少するため、輸液チューブは頻繁に新しいも
のと交換する必要がある。
前述したような、輸液チューブの経時的な復元力の劣化
は、例えば輸液速度を1001Wlj/hに設定して2
4時間ポンプ運転した場合の輸液流量の変化として、第
7図に示すようになる。すなわち、輸液流量の誤差率は
約±8%にもなる。また、同様に輸液速度を10關Jl
/hと800川+n J) / hにそれぞれ設定して
24時間ポンプ運転した場合の輸液流量の変化を比較し
た場合、第8図に示すようにそれぞれ誤差率も異なり、
特に輸液速度の遅い方が輸液流量の誤差率も大きくなっ
て、経時的な復元力の劣化も大となることが確認された
。
は、例えば輸液速度を1001Wlj/hに設定して2
4時間ポンプ運転した場合の輸液流量の変化として、第
7図に示すようになる。すなわち、輸液流量の誤差率は
約±8%にもなる。また、同様に輸液速度を10關Jl
/hと800川+n J) / hにそれぞれ設定して
24時間ポンプ運転した場合の輸液流量の変化を比較し
た場合、第8図に示すようにそれぞれ誤差率も異なり、
特に輸液速度の遅い方が輸液流量の誤差率も大きくなっ
て、経時的な復元力の劣化も大となることが確認された
。
そこで、従来の輸液装置においては、前述したような輸
液チューブの劣化を予想して、輸液チューブの使用初期
の状態では輸液流量が規定流量より若干上回るような輸
液速度を設定して、ポンプ運転を行うことにより、トー
タル的にほぼ目的の輸液を達成することができるもので
ある。そして、使用頻度に応じて輸液チューブのポンプ
動作させる部分の位置をずらして使用したり、あるいは
新しい輸液チューブと交換する必要がある。
液チューブの劣化を予想して、輸液チューブの使用初期
の状態では輸液流量が規定流量より若干上回るような輸
液速度を設定して、ポンプ運転を行うことにより、トー
タル的にほぼ目的の輸液を達成することができるもので
ある。そして、使用頻度に応じて輸液チューブのポンプ
動作させる部分の位置をずらして使用したり、あるいは
新しい輸液チューブと交換する必要がある。
しかるに、この種の輸液装置を多数使用する病院等にお
いては、前述したM液流量の調整や、輸液チューブの配
置変えおよび交換に要する手間が増大する難点がある。
いては、前述したM液流量の調整や、輸液チューブの配
置変えおよび交換に要する手間が増大する難点がある。
従って、本発明の目的は、輸液ポンプ動作に火づく輸液
チューブの経時的な復元力の劣化によるポンプ吐出量の
減少に対応して、輸液ボン1の駆動速度を次第に増加さ
せて輸液流量が常に一定流量となるように補正制御を行
うよう構成した輸液装置を提供するにある。
チューブの経時的な復元力の劣化によるポンプ吐出量の
減少に対応して、輸液ボン1の駆動速度を次第に増加さ
せて輸液流量が常に一定流量となるように補正制御を行
うよう構成した輸液装置を提供するにある。
本発明に係る輸液装置は、輸液チューブを順次押圧閉塞
して送液を行うよう構成したポンプ機構部と、このポン
プ機構部を駆動制御する制御部とを備える輸液装置にお
いて、輸液チューブの経時的な復元力の劣化による輸液
吐出量の減少に対応して前記ポンプ機構部の駆動速度を
増大して輸M、流量を補正する手段を設けることを特徴
とする。
して送液を行うよう構成したポンプ機構部と、このポン
プ機構部を駆動制御する制御部とを備える輸液装置にお
いて、輸液チューブの経時的な復元力の劣化による輸液
吐出量の減少に対応して前記ポンプ機構部の駆動速度を
増大して輸M、流量を補正する手段を設けることを特徴
とする。
前記のM液装置において、ある基準時点からの輸液経過
時間と輸液速度とから補正量を演算し、前記ポンプR栴
部の駆動速度を一定時間経過毎に設定して指令する手段
を設けた組成とすることができる。
時間と輸液速度とから補正量を演算し、前記ポンプR栴
部の駆動速度を一定時間経過毎に設定して指令する手段
を設けた組成とすることができる。
また、前記の輸液装置において、前記基準時点から輸液
経過時間をマニュアル入力する輸液経過時間入力装置を
設け、この入力した輸液経過時間とその時点からの輸液
経過時間と輸液速度とから補正量を演算し、前記ポンプ
機構部の駆動速度を一定時間経過毎に設定して指令する
手段を設けるよう構成することもできる。
経過時間をマニュアル入力する輸液経過時間入力装置を
設け、この入力した輸液経過時間とその時点からの輸液
経過時間と輸液速度とから補正量を演算し、前記ポンプ
機構部の駆動速度を一定時間経過毎に設定して指令する
手段を設けるよう構成することもできる。
さらに、前記基準時点は、輸液チューブをセットしポン
プ機構部を始動した時を基準時点とすれば好適である。
プ機構部を始動した時を基準時点とすれば好適である。
本発明に係る輸液装置によれば、輸液チューブの経時的
な復元力の劣化による輸液吐出量の減少に対応してポン
プa構部の駆動速度を増大して輸液流量を補正する手段
を設けることにより、輸液の開始から終了に至るまで、
常に一定の輸液吐出量を保持することができる。
な復元力の劣化による輸液吐出量の減少に対応してポン
プa構部の駆動速度を増大して輸液流量を補正する手段
を設けることにより、輸液の開始から終了に至るまで、
常に一定の輸液吐出量を保持することができる。
次に、本発明に係る輸液装置の実施例につき添付図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る輸液装置のポンプ機構部と制御
系とをそれぞれ示す概略栴成図である。第1図において
、輸液装置のポンプ機構部は、弾性を有する輸液チュー
ブ10と、この輸液チューブ10の一側部においてその
押圧閉塞と開放とを順次行う複数の螺動フィンガ部材1
2と、このフィンガ部材12と対向して輸液チューブ1
0の他側部を固定するばね14により保持された押え板
16とを備える。また、前記フィンガ部材12は、ホル
ダに保持されると共に各フィンガ部材12にはそれぞれ
長穴が穿設されて、これら長穴内に偏心カムをそれぞれ
位置決めし、これらの偏心カムに回転軸18を挿通配置
することにより、所要の螺動を起生ずるよう構成される
。
系とをそれぞれ示す概略栴成図である。第1図において
、輸液装置のポンプ機構部は、弾性を有する輸液チュー
ブ10と、この輸液チューブ10の一側部においてその
押圧閉塞と開放とを順次行う複数の螺動フィンガ部材1
2と、このフィンガ部材12と対向して輸液チューブ1
0の他側部を固定するばね14により保持された押え板
16とを備える。また、前記フィンガ部材12は、ホル
ダに保持されると共に各フィンガ部材12にはそれぞれ
長穴が穿設されて、これら長穴内に偏心カムをそれぞれ
位置決めし、これらの偏心カムに回転軸18を挿通配置
することにより、所要の螺動を起生ずるよう構成される
。
この場合、回転軸18に固定される偏心カムは、それぞ
れ隣接する上流flllI心カムに対し360°/カム
数の遅れ角度をもつように構成配置することにより、偏
心カムの回転運動をフィンガ部材12の直線運動に変換
して輸液チューブ10内の液体を押圧しながら送液する
ことができる。従って、前記回転軸18の一端部には、
カップリング20を介してモータ22(−fiにパルス
モータが使用される〉の駆動軸24に結合する。なお、
このように構成されるポンプti#1部の輸液チューブ
10には、その上流側に点滴筒26が設けられ、さらに
その上流側には適宜輸液瓶(図示せず)が接続される。
れ隣接する上流flllI心カムに対し360°/カム
数の遅れ角度をもつように構成配置することにより、偏
心カムの回転運動をフィンガ部材12の直線運動に変換
して輸液チューブ10内の液体を押圧しながら送液する
ことができる。従って、前記回転軸18の一端部には、
カップリング20を介してモータ22(−fiにパルス
モータが使用される〉の駆動軸24に結合する。なお、
このように構成されるポンプti#1部の輸液チューブ
10には、その上流側に点滴筒26が設けられ、さらに
その上流側には適宜輸液瓶(図示せず)が接続される。
そして、前記モータ22には、回転軸18の回転数を検
出するための検出器28が設けられる。
出するための検出器28が設けられる。
次に、本実施例における輸液装置の制御系は、第1図に
示すように、前記ポンプ機構部のフィンガ部材12を作
動させるためのモータ22を駆動するモータ駆動回路3
0が設けられ、このモータ駆動回路30は後述する制御
部32によって制御されるよう構成される。
示すように、前記ポンプ機構部のフィンガ部材12を作
動させるためのモータ22を駆動するモータ駆動回路3
0が設けられ、このモータ駆動回路30は後述する制御
部32によって制御されるよう構成される。
なお、この制御部32には、前記モータ22に設けた回
転数検出器28により検出される信号を、一定時間にお
ける回転軸18の回転数として検出する検出回路34を
接続配置し、得られた回転数より輸液ポンプの輸液速度
を1fA算して前記モータ駆動回130に出力する回転
数のフィードバック制御を行うよう構成する。
転数検出器28により検出される信号を、一定時間にお
ける回転軸18の回転数として検出する検出回路34を
接続配置し、得られた回転数より輸液ポンプの輸液速度
を1fA算して前記モータ駆動回130に出力する回転
数のフィードバック制御を行うよう構成する。
第2図は、前述した輸液装置の制御系を構成する制御部
32の詳細を示すものである。
32の詳細を示すものである。
すなわち、第2図において、制御部32は、CPU36
と、ROM38と、RAM40と、カウンタ・タイマ回
路42とを備え、これらはT10ボート44に対し相互
にバス接続されている。しかるに、このT10ボート4
4には、前記モータ駆動回路30と検出回路34と外部
操作機46とがそれぞれ接続される。また、前記制御部
32は、クロック発振器48を内蔵し、このクロック発
振器48から出力されるクロック信号を、CPU36と
カウンタ・タイマ回路42とに入力し、さらにこのカウ
ンタ・タイマ回路42を介して前記モータ駆動回路30
と検出回路34に対し制御信号として供給するよう構成
する。
と、ROM38と、RAM40と、カウンタ・タイマ回
路42とを備え、これらはT10ボート44に対し相互
にバス接続されている。しかるに、このT10ボート4
4には、前記モータ駆動回路30と検出回路34と外部
操作機46とがそれぞれ接続される。また、前記制御部
32は、クロック発振器48を内蔵し、このクロック発
振器48から出力されるクロック信号を、CPU36と
カウンタ・タイマ回路42とに入力し、さらにこのカウ
ンタ・タイマ回路42を介して前記モータ駆動回路30
と検出回路34に対し制御信号として供給するよう構成
する。
次に、前述した構成からなる制御部32の動作につき説
明する。まず、従来技術において説明したように、輸液
速度と輸液流量の経時的に生じる誤差の変化特性から、
誤差のない常に一定の輸液流量を保持するため、輸液流
量を経時的に増加させることができる補正量の特性を適
宜演算より求めると、例えば第3図に示すように、それ
ぞれ設定時の輸液速度に応じて異なる経時的に増加する
補正量についての特性曲線が得られる。そこで、このよ
うな設定時の輸液速度に応じた経時的な補正量のデータ
は、適宜ROM38にそれぞれ興なる輸液速度について
のデータテーブルとして記憶させておく。
明する。まず、従来技術において説明したように、輸液
速度と輸液流量の経時的に生じる誤差の変化特性から、
誤差のない常に一定の輸液流量を保持するため、輸液流
量を経時的に増加させることができる補正量の特性を適
宜演算より求めると、例えば第3図に示すように、それ
ぞれ設定時の輸液速度に応じて異なる経時的に増加する
補正量についての特性曲線が得られる。そこで、このよ
うな設定時の輸液速度に応じた経時的な補正量のデータ
は、適宜ROM38にそれぞれ興なる輸液速度について
のデータテーブルとして記憶させておく。
しかるに、第3図に示す補正量(%)は、次式に示すよ
うに、輸液速度fと経過時間gの関数として表すことが
できる。
うに、輸液速度fと経過時間gの関数として表すことが
できる。
補正量(%)=で(輪ill)Xg(経闘旧・・・・・
・(1) そこで、前記輸液速度の関数f (Ililりは、例え
ば次式で示すように設定することができる。
・(1) そこで、前記輸液速度の関数f (Ililりは、例え
ば次式で示すように設定することができる。
f(111度) = < 800−輸液速度)÷451
0+ 0.825 また、前記経過時間の関数g(Bil!旧は、例えば次
式で示すように設定することができる。
0+ 0.825 また、前記経過時間の関数g(Bil!旧は、例えば次
式で示すように設定することができる。
g (■時II) = (Ililが 10圓j
/hのときの0時1t にお1するl差)X(−1
)新たな輸液チューブをセットして輸液ポンプ動作を開
始(この時を基準時点とする)するに際し、外部操作機
46を介して輸液速度を設定すれば、ROM38に記憶
された補正量に関するデータの中から、設定された輸液
速度に対応する補正量のデータが読み出されてRAM4
0に書き込まれる。このようにして設定された輸液速度
とその補正量に関するデータは、輸液ポンプの始動と同
時に演算処理が行われ、逐次I10ボート44がら補正
された輸液速度指令がモータ駆動回路30に出力され、
モータ22を駆動する。この時、実際に駆動するモータ
22の回転速度は、回転数検出器28および検出回路3
4を介して制御部32に入力され、前記輸液速度指令に
対するフィードバック信号として処理される。
/hのときの0時1t にお1するl差)X(−1
)新たな輸液チューブをセットして輸液ポンプ動作を開
始(この時を基準時点とする)するに際し、外部操作機
46を介して輸液速度を設定すれば、ROM38に記憶
された補正量に関するデータの中から、設定された輸液
速度に対応する補正量のデータが読み出されてRAM4
0に書き込まれる。このようにして設定された輸液速度
とその補正量に関するデータは、輸液ポンプの始動と同
時に演算処理が行われ、逐次I10ボート44がら補正
された輸液速度指令がモータ駆動回路30に出力され、
モータ22を駆動する。この時、実際に駆動するモータ
22の回転速度は、回転数検出器28および検出回路3
4を介して制御部32に入力され、前記輸液速度指令に
対するフィードバック信号として処理される。
しかるに、この輸液速度指令は、輸液ポンプの継続的運
転に対して一定時間経過毎に前記フィードバック信号と
共に補正演算処理が行われて、輸液速度指令の内容が更
新される。
転に対して一定時間経過毎に前記フィードバック信号と
共に補正演算処理が行われて、輸液速度指令の内容が更
新される。
この場合の演算処理のプログラムは、第4図のフローチ
ャートに示す通りである。また、第5図は、輸液ポンプ
の運転に゛関し、それぞれ設定時間を計測するためのプ
ログラムを示すフローチャートである。
ャートに示す通りである。また、第5図は、輸液ポンプ
の運転に゛関し、それぞれ設定時間を計測するためのプ
ログラムを示すフローチャートである。
従って、本実施例においては、前述したプログラムによ
り輸液ポンプの始動から一定時間毎に輸液経過時間と輸
液速度とから補正量の演算を行い、次いでこの補正量に
基づいて輸液ポンプに対する輸液速度を演算し、得られ
た結果をI10ボート44から出力してモータ駆動口[
30に輸液速度指令として供給し、輸液ポンプのモータ
22の駆動制御を行う。
り輸液ポンプの始動から一定時間毎に輸液経過時間と輸
液速度とから補正量の演算を行い、次いでこの補正量に
基づいて輸液ポンプに対する輸液速度を演算し、得られ
た結果をI10ボート44から出力してモータ駆動口[
30に輸液速度指令として供給し、輸液ポンプのモータ
22の駆動制御を行う。
このようにして輸液ポンプの補正制御を行った輸液装置
の輸液流量とその誤差率について測定した結果、第6図
に示すように輸液流量がほぼ一定でかつ誤差率もほぼ0
%となる極めて優れた経時的特性を有することが確認さ
れた。
の輸液流量とその誤差率について測定した結果、第6図
に示すように輸液流量がほぼ一定でかつ誤差率もほぼ0
%となる極めて優れた経時的特性を有することが確認さ
れた。
なお、以上の実施例は、本発明装置の一実施例を示すも
のであって、例えば本発明に適用されるポンプ機構部と
しては、前述した螺動フィンガ部材を使用するものに代
えて、回転ローラ部材を使用するものでもよい、また、
制99#における補正制御動作は、輸液チューブをセッ
トして輸液ポンプ動作を開始する基準時点のみではなく
、例えば輸液経過時間をマニュアル入力する輸液経過時
間入力装置を設けて、予め基準時点よりマニュアル設定
した時点まで一定の輸液速度g御を行い、マニュアル設
定した時点以降より補正制御動作を行うように設定する
ことも可能である。
のであって、例えば本発明に適用されるポンプ機構部と
しては、前述した螺動フィンガ部材を使用するものに代
えて、回転ローラ部材を使用するものでもよい、また、
制99#における補正制御動作は、輸液チューブをセッ
トして輸液ポンプ動作を開始する基準時点のみではなく
、例えば輸液経過時間をマニュアル入力する輸液経過時
間入力装置を設けて、予め基準時点よりマニュアル設定
した時点まで一定の輸液速度g御を行い、マニュアル設
定した時点以降より補正制御動作を行うように設定する
ことも可能である。
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
輸液チューブを順次押圧閉塞して送液を行うよう構成し
たポンプ機構部と、このポンプ機構部を駆動制御する制
御部とを備える輸液装置において、輸液チューブの経時
的な復元力の劣化による輸液吐出量の減少に対応して前
記ポンプ機構部の駆動速度を増大して輸液流量を補正す
ることにより、輸液の開始から終了に至るまで、常に一
定の輸液吐出量を保持することができ、患者に対する輸
液管理を安全かつ簡便に達成することができる。
輸液チューブを順次押圧閉塞して送液を行うよう構成し
たポンプ機構部と、このポンプ機構部を駆動制御する制
御部とを備える輸液装置において、輸液チューブの経時
的な復元力の劣化による輸液吐出量の減少に対応して前
記ポンプ機構部の駆動速度を増大して輸液流量を補正す
ることにより、輸液の開始から終了に至るまで、常に一
定の輸液吐出量を保持することができ、患者に対する輸
液管理を安全かつ簡便に達成することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得
ることは勿論である。
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得
ることは勿論である。
第1図は本発明に係る輸液装置の一実施例を示すポンプ
R′!f4部と制御系の概略構成図、第2図は第1図に
示す輸液装置の制rn部における制御回路の一実施例を
示す要部結線図、第3図は第2図に示す制御部において
補正演算を行う場合に適用される補正量のデータ内容の
一例を示す特性曲線図、第4図は第2図に示す制御部に
おいて補正演算を行う場合のプログラムの一例を示すフ
ローチャート図、第5図は時間計測を行う場合のプログ
ラムの一例を示すフローチャート図、第6図は本発明に
係る輸液装置によって得られる補正制御された輸液流量
の特性曲線図、第7図は本発明の輸液装置に使用される
輸液チューブの経時的劣化特性を示す特性曲線図、第8
図は本発明の輸液装置に使用される輸液チューブのそれ
ぞれ設定時の輸液速度に対応する経時的劣化特性を示す
特性曲線図である。 10・・・輸液チューブ 12・・・フィンガ部材14
・・・ばね 16・・・押え板18・・・回転
軸 20・・・カップリング22・・・モータ
24・・・駆動軸26・・・点滴1!’i
28・・・回転数検出器30・・・モータ駆動四路
32・・・制御部34・・・検出回路 36・・・
CPU38・・・ROM 40・・・RAM4
2・・・カウンタ・タイマ回路 44・・・I10ボート 46・・・外部操作機48・
・・クロック発振器 FIG。 FIG 3 経過時fil (h) FIG 2 8 4 経通Bう固(h) FIG。 】2 8 経過侍口(h)
R′!f4部と制御系の概略構成図、第2図は第1図に
示す輸液装置の制rn部における制御回路の一実施例を
示す要部結線図、第3図は第2図に示す制御部において
補正演算を行う場合に適用される補正量のデータ内容の
一例を示す特性曲線図、第4図は第2図に示す制御部に
おいて補正演算を行う場合のプログラムの一例を示すフ
ローチャート図、第5図は時間計測を行う場合のプログ
ラムの一例を示すフローチャート図、第6図は本発明に
係る輸液装置によって得られる補正制御された輸液流量
の特性曲線図、第7図は本発明の輸液装置に使用される
輸液チューブの経時的劣化特性を示す特性曲線図、第8
図は本発明の輸液装置に使用される輸液チューブのそれ
ぞれ設定時の輸液速度に対応する経時的劣化特性を示す
特性曲線図である。 10・・・輸液チューブ 12・・・フィンガ部材14
・・・ばね 16・・・押え板18・・・回転
軸 20・・・カップリング22・・・モータ
24・・・駆動軸26・・・点滴1!’i
28・・・回転数検出器30・・・モータ駆動四路
32・・・制御部34・・・検出回路 36・・・
CPU38・・・ROM 40・・・RAM4
2・・・カウンタ・タイマ回路 44・・・I10ボート 46・・・外部操作機48・
・・クロック発振器 FIG。 FIG 3 経過時fil (h) FIG 2 8 4 経通Bう固(h) FIG。 】2 8 経過侍口(h)
Claims (4)
- (1)輸液チューブを順次押圧閉塞して送液を行うよう
構成したポンプ機構部と、このポンプ機構部を駆動制御
する制御部とを備える輸液装置において、輸液チューブ
の経時的な復元力の劣化による輸液吐出量の減少に対応
して前記ポンプ機構部の駆動速度を増大して輸液流量を
補正する手段を設けることを特徴とする輸液装置。 - (2)ある基準時点からの輸液経過時間と輸液速度とか
ら補正量を演算し、前記ポンプ機構部の駆動速度を一定
時間経過毎に設定して指令する手段を設けてなる請求項
1記載の輸液装置。 - (3)ある基準時点から輸液経過時間をマニュアル入力
する輸液経過時間入力装置を設け、この入力した輸液経
過時間とその時点からの輸液経過時間と輸液速度とから
補正量を演算し、前記ポンプ機構部の駆動速度を一定時
間経過毎に設定して指令する手段を設けてなる請求項1
記載の輸液装置。 - (4)輸液チューブをセットしポンプ機構部を始動した
時を基準時点とする請求項1または請求項2記載の輸液
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1323947A JPH03184559A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 輸液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1323947A JPH03184559A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 輸液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03184559A true JPH03184559A (ja) | 1991-08-12 |
JPH0474027B2 JPH0474027B2 (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=18160407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1323947A Granted JPH03184559A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | 輸液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03184559A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102526835A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-07-04 | 侯崇远 | 输液滴速和输液时间查询图的制图方法及查询图 |
JP2016503714A (ja) * | 2013-01-21 | 2016-02-08 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドBaxter International Incorp0Rated | 輸液ポンプ |
JP2020507398A (ja) * | 2017-02-10 | 2020-03-12 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドBaxter International Incorp0Rated | 輸液療法のための容量ベース流量補償技術 |
JP2023505030A (ja) * | 2019-12-17 | 2023-02-08 | イオフロー カンパニーリミテッド | 駆動時間対称アルゴリズムが適用された薬液注入装置、駆動時間対称化方法及びその記録媒体 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014045328A1 (ja) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | テルモ株式会社 | 輸液ポンプ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124836A (ja) * | 1974-08-26 | 1976-02-28 | Tokyo Keiki Kk | |
JPS5125673A (ja) * | 1974-08-29 | 1976-03-02 | Toyota Motor Co Ltd | |
JPS6226070A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-04 | 日機装株式会社 | 輸液ポンプの制御装置 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP1323947A patent/JPH03184559A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124836A (ja) * | 1974-08-26 | 1976-02-28 | Tokyo Keiki Kk | |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102526835A (zh) * | 2011-05-27 | 2012-07-04 | 侯崇远 | 输液滴速和输液时间查询图的制图方法及查询图 |
JP2016503714A (ja) * | 2013-01-21 | 2016-02-08 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドBaxter International Incorp0Rated | 輸液ポンプ |
US10384004B2 (en) | 2013-01-21 | 2019-08-20 | Baxter International Inc. | Infusion pump and method to enhance long term medication delivery accuracy |
JP2020507398A (ja) * | 2017-02-10 | 2020-03-12 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッドBaxter International Incorp0Rated | 輸液療法のための容量ベース流量補償技術 |
US11951282B2 (en) | 2017-02-10 | 2024-04-09 | Baxter International Inc. | Volume-based flow rate compensation technique for infusion therapy |
JP2023505030A (ja) * | 2019-12-17 | 2023-02-08 | イオフロー カンパニーリミテッド | 駆動時間対称アルゴリズムが適用された薬液注入装置、駆動時間対称化方法及びその記録媒体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0474027B2 (ja) | 1992-11-25 |
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