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JPH0318310Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318310Y2
JPH0318310Y2 JP1987088990U JP8899087U JPH0318310Y2 JP H0318310 Y2 JPH0318310 Y2 JP H0318310Y2 JP 1987088990 U JP1987088990 U JP 1987088990U JP 8899087 U JP8899087 U JP 8899087U JP H0318310 Y2 JPH0318310 Y2 JP H0318310Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basket
bicycle
luggage
cargo
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987088990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63197789U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987088990U priority Critical patent/JPH0318310Y2/ja
Publication of JPS63197789U publication Critical patent/JPS63197789U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318310Y2 publication Critical patent/JPH0318310Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自転車に装着し、上方開口部が前後に
開閉するようにした自転車用荷篭に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来のこの種の自転車用荷篭としては、例えば
実公昭51−40193号公報および特開昭58−26686号
公報に開示されているものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上述した従来のものの前者(実公
昭51−40193号)は、開いた場合に側面形状がV
字状になる荷篭を折り畳み自在に形成しているの
で、重量物や底容積の大きな荷物を収納するのが
困難であると共に、耐久性にも問題があつた。
また上述した従来のものの後者(特開昭58−
26686号)は、前者のものより荷篭容積は大きく
なつているが、荷篭自体の構造は前者も後者もい
ずれも剛性部分が少ないので、走行中における荷
物の揺れによつて自転車の操縦が不安定となり、
その結果交通の安全がそこなわれるという問題点
があつた。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案において
は、荷篭を前面部と後面部に分けてそれぞれシエ
ル状に形成し、これらの前面部と後面部とを底部
で開閉自在に蝶着し、この底面部に荷篭が開口す
る方向に附勢するばねを設けると共に、前後面部
の両側縁間を三角形状の可撓性シート材により連
結し、荷篭の開口部に荷篭を閉じた状態で保持す
る掛止金具を設けて自転車用荷篭を構成する。
(作用) 本考案の自転車用荷篭は上述のように構成した
から、開口したシエル構造の篭体は、買物時等に
収納物をそのまま収納できて便利であり、また強
固な底部によつて、かなりの重量や容積のある収
納物が収納できると共に、自転車走行中における
荷物の揺れ等に起因する事故の虞れもなく交通の
安全に寄与することができる。
また本考案の荷篭は閉じた状態では、篭体が外
観的にすつきりとしてコンパクトになると共に、
貴重品入れとして、近年多発しているひつたくり
盗難を未然に防止することができる。
(実施例) 以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。図中1は自転車の車体フレーム、2は前輪、
3はハンドルポスト、4はハンドル、5は前輪2
上の自転車の前部に取り付けた本考案の自転車用
荷篭である。
本考案においては、自転車用荷篭5を前面部6
と後面部7に分けてそれぞれ金属板や多孔金属板
あるいは合成樹脂を素材としてシエル状に形成
し、これらの前面部6と後面部7とを底部に設け
た軸受8と軸9により開閉自在に結合し、この底
面部に荷篭5が開口する方向に付勢するコイルば
ね10のコイル部10aを前記軸9に嵌合して設
けると共に、前面部6と後面部7の両側縁間を三
角形状の布等の可撓性シート材11により連結す
る。なお11aおよび11bは可撓性シート材1
1の上縁部に設けた補強帯であり、この場合外側
補強帯11bをゴム質等の弾性帯にすれば、荷篭
5を閉じた際に可撓性シート材11が常に内側へ
折り込まれるようになるから都合がよい。
また12は後面部7の背面にビス13等によつ
て固定した線金製の固定具で、この固定具12お
よび連結具14,15(第1,2図参照)等を介
して荷篭5を自転車に取り付けるようにする。
また第4図に示すように、固定具12の上縁部
12aに板ばねをフツク形状に形成した掛止金具
16を設け、荷篭15を閉じた際に前面部6の上
縁部に掛止金具16の先端部を係合して前面部6
を掛止できるようにする。
なお第4図において、10bはコイルばね10
の外側延長部であり、17はこの外側延長部10
bを前面部6の底面に固定する係止具である。ま
た10cはコイルばね10の内側延長部であり、
前記固定具12間にかけ渡したクロスロツド18
にその先端部を係止してある。
また第5図は他の実施例を示すもので、これは
フツクを上向きに形成した掛止金具19を後面部
7の上部に設けたビス20によつて枢支し、荷篭
を閉じた際に、この掛止金具19を前面部6の上
部に設けたビス21に係止するようにしたもので
ある。
また第6図はもう一つの実施例を示すもので、
これは前面部6と後面部7との上縁部間を二節リ
ンク22,23によつて連結すると共に、これら
リンク22,23の一方のリンク22に突起22
a,22bを設けると共に、他方のリンク23に
突起22a,22bと係合する孔23aを設け
る。なお24はリンク22,23を連結するビス
で、25はナツト、26はビス24とリンク22
との間に介挿したコイルばね、27はリンク22
を前面部6に連結するビス、28はリンク23を
後面部7に連結するビスである。
すなわちこのようにすると、荷篭5を開いた時
は第6図a,cに示すように、リンク22,23
が直線状になると共に、突起22aが孔23aと
係合し、荷篭5が閉じた時に第6図bに示すよう
に、リンク22,23が折り曲げられて互に重合
すると共に、突起22bが孔23aと係合するこ
とによつて荷篭5を閉じた状態で保持する。
(考案の効果) 本考案の自転車用荷篭は上述のように構成した
から、開口したシエル構造の篭体は、買物時等に
収納物をそのまま収納できて便利であり、また強
固な底部によつて、かなりの重量や容積のある収
納物が収納できると共に、自転車走行中における
荷物の揺れ等に起因する事故の虞れもなく交通の
安全に寄与することができる。
また本考案の荷篭は閉じた状態では、篭体が外
観的にすつきりとしてコンパクトになると共に、
貴重品入れとして、近年多発しているひつたくり
盗難を未然に防止することができるという実用上
多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の荷篭を自転車に取り付けた状
態を示す側面図、第2図はその荷篭を閉じた状態
を示す側面図、第3図はその荷篭の斜視図、第4
図はその荷篭の取り付けとばね構造を示す説明用
の斜視図、第5図aは他の実施例を示す荷篭の側
面図、同図bはその閉じた状態図、第6図aはも
う一つの実施例を示す荷篭の側面図、同図bはそ
の閉じた状態図、同図cは同図aの部分平面図で
ある。 1……車体フレーム、2……前輪、3……ハン
ドルポスト、4……ハンドル、5……自転車用荷
篭、6……前面部、7……後面部、8……軸受、
9……軸、10……コイルばね、11……可撓性
シート材、12……固定具、16……掛止金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷篭を前面部と後面部に分けてそれぞれシエル
    状に形成し、これらの前面部と後面部とを底部で
    開閉自在に蝶着し、この底面部に荷篭が開口する
    方向に付勢するばねを設けると共に、前後面部の
    両側縁間を三角形状の可撓性シート材により連結
    し、荷篭の開口部に荷篭を閉じた状態で保持する
    掛止金具を設けたことを特徴とする自転車用荷
    篭。
JP1987088990U 1987-06-11 1987-06-11 Expired JPH0318310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987088990U JPH0318310Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987088990U JPH0318310Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63197789U JPS63197789U (ja) 1988-12-20
JPH0318310Y2 true JPH0318310Y2 (ja) 1991-04-17

Family

ID=30947568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987088990U Expired JPH0318310Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0318310Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5599981U (ja) * 1979-01-05 1980-07-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63197789U (ja) 1988-12-20

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