JPH03182988A - 印刷物 - Google Patents
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- JPH03182988A JPH03182988A JP1321178A JP32117889A JPH03182988A JP H03182988 A JPH03182988 A JP H03182988A JP 1321178 A JP1321178 A JP 1321178A JP 32117889 A JP32117889 A JP 32117889A JP H03182988 A JPH03182988 A JP H03182988A
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- fluorescent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、可視光下では目視不可能で可視光以外の一
定波長の光では識別可能な情報体を有する印刷物に関す
るものである。
定波長の光では識別可能な情報体を有する印刷物に関す
るものである。
従来、可視光下では目視不可能なバーコード等の情報体
の情報記録方法の1つとして、蛍光を用いた方式がある
。これは、特定波長の光(例えば、紫外光)を照射する
と、異なる波長の光を発光する蛍光物質を利用したもの
である。
の情報記録方法の1つとして、蛍光を用いた方式がある
。これは、特定波長の光(例えば、紫外光)を照射する
と、異なる波長の光を発光する蛍光物質を利用したもの
である。
しかし、この場合に生じる蛍光量は蛍光物質が印刷され
た用紙(基材)の下地模様(印刷体)によって大きく変
化する。これは蛍光波長及び励起光波長における下地模
様の反射率の違いが表れるためである。このため、機械
的読み取りの読取率が低下したり、読み取りが不可能と
なるという問題が生じる。そこで、機械的読み取りを行
うためには下地模様のない部分へ印刷することが考えら
れるが、不可視バーコード(情報体)の印刷位置が限定
されてしまう。又、特開昭55−37658号公報に開
示されているように、照射光の反射によりバーコードを
読み取るものでは、この照射光の波長において透明とな
る材料で下地模様を印刷することが提案されているが、
蛍光を用いるものでは照射光波長と蛍光波長とが異なる
ため、上記技術を適用することは困難であった。
た用紙(基材)の下地模様(印刷体)によって大きく変
化する。これは蛍光波長及び励起光波長における下地模
様の反射率の違いが表れるためである。このため、機械
的読み取りの読取率が低下したり、読み取りが不可能と
なるという問題が生じる。そこで、機械的読み取りを行
うためには下地模様のない部分へ印刷することが考えら
れるが、不可視バーコード(情報体)の印刷位置が限定
されてしまう。又、特開昭55−37658号公報に開
示されているように、照射光の反射によりバーコードを
読み取るものでは、この照射光の波長において透明とな
る材料で下地模様を印刷することが提案されているが、
蛍光を用いるものでは照射光波長と蛍光波長とが異なる
ため、上記技術を適用することは困難であった。
この発明の目的は、蛍光による情報体の読み取りに際し
、情報体からの蛍光量に影響を与えにくい印刷物を提供
することにある。
、情報体からの蛍光量に影響を与えにくい印刷物を提供
することにある。
第1の発明は、可視光下で目視可能な模様を少なくとも
第1の材質と第2の材質とで表す印刷体を有するととも
に、この印刷体上に可視光下で目視不可能な蛍光物質に
よる情報体を有する印刷物において、 蛍光物質の蛍光波長域における前記第1の材質の反射率
と蛍光物質からの蛍光の分光特性とから求めた前記第1
の材質での反射による蛍光量と、蛍光物質の蛍光波長域
における前記第2の材質の反射率と蛍光物質からの蛍光
の分光特性とから求めた前記第2の材質での反射による
蛍光量とを近似させた印刷物をその要旨とする。
第1の材質と第2の材質とで表す印刷体を有するととも
に、この印刷体上に可視光下で目視不可能な蛍光物質に
よる情報体を有する印刷物において、 蛍光物質の蛍光波長域における前記第1の材質の反射率
と蛍光物質からの蛍光の分光特性とから求めた前記第1
の材質での反射による蛍光量と、蛍光物質の蛍光波長域
における前記第2の材質の反射率と蛍光物質からの蛍光
の分光特性とから求めた前記第2の材質での反射による
蛍光量とを近似させた印刷物をその要旨とする。
第2の発明は、可視光下で目視可能な模様を少なくとも
第1の材質と第2の材質とで表す印刷体を有するととも
に、この印刷上に可視光下で目視不可能な蛍光物質によ
る情報体を有する印刷物において、 蛍光物質の励起光波長域における前記第1の材質の反射
率と励起光の分光特性とから求めた前記第1の材質で反
射される励起光による蛍光量と、蛍光物質の励起光波長
域における前記第2の材質の反射率と励起光の分光特性
とから求めた前記第2の材質で反射される励起光による
蛍光量とを近似させた印刷物をその要旨とするものであ
る。
第1の材質と第2の材質とで表す印刷体を有するととも
に、この印刷上に可視光下で目視不可能な蛍光物質によ
る情報体を有する印刷物において、 蛍光物質の励起光波長域における前記第1の材質の反射
率と励起光の分光特性とから求めた前記第1の材質で反
射される励起光による蛍光量と、蛍光物質の励起光波長
域における前記第2の材質の反射率と励起光の分光特性
とから求めた前記第2の材質で反射される励起光による
蛍光量とを近似させた印刷物をその要旨とするものであ
る。
本発明による印刷物は、その情報体の情報が読み取られ
る際に励起光の照射を受け、この励起光によって情報体
が蛍光を発する。そして、この蛍光の一部は、情報体の
下の印刷体の第1の材質と第2の材質とで反射される。
る際に励起光の照射を受け、この励起光によって情報体
が蛍光を発する。そして、この蛍光の一部は、情報体の
下の印刷体の第1の材質と第2の材質とで反射される。
ここで、本願第1の発明では、第1の材質での反射によ
る蛍光量と第2の材質での反射による蛍光量とが近似さ
れているため、情報体の下に第1の材質と第2の材質と
で表された模様が蛍光量に表れることが抑制される。
る蛍光量と第2の材質での反射による蛍光量とが近似さ
れているため、情報体の下に第1の材質と第2の材質と
で表された模様が蛍光量に表れることが抑制される。
一方、励起光の一部も情報体の下の印刷体の第1の材質
と第2の材質とで反射され、この反射された励起光によ
り情報体は蛍光を発する。ここで、本願第2の発明では
第1の材質で反射された励起光による蛍光量と第2の材
質で反射された励起光による蛍光量とが近似されている
ため、情報体の下に第1の材質と第2の材質とで表され
た模様が、反射される励起光量に表れ、さらにそれが蛍
光量に表れることが抑制される。
と第2の材質とで反射され、この反射された励起光によ
り情報体は蛍光を発する。ここで、本願第2の発明では
第1の材質で反射された励起光による蛍光量と第2の材
質で反射された励起光による蛍光量とが近似されている
ため、情報体の下に第1の材質と第2の材質とで表され
た模様が、反射される励起光量に表れ、さらにそれが蛍
光量に表れることが抑制される。
以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
第3図にはカード状の印刷物としてのラベル1の情報を
読み取る光学的情報読取装置2の外観を示す。
読み取る光学的情報読取装置2の外観を示す。
第4図はラベルlの平面図であり、第5図はラベル1の
一部断面である。ラベルlの基材(用紙)3の表面には
文字4 (rAJ、rBJ)が印刷されるとともに、そ
の上に蛍光顔料又は蛍光染料を含むインキを用いて光学
的情報であるバーコード(情報体)5が印刷されている
。文字4は可視光下で目視可能である。又、バーコード
5は可視光下では目視が不可能であるが、読み取りの際
には紫外光を照射することによりバーコード5のみが発
光する。バーコード印刷用インキは波長365nmの紫
外光で励起する酸化亜鉛(化学組成式;ZnO1発光色
;青緑、ピーク波長;495nm)等の物質が用いられ
る。
一部断面である。ラベルlの基材(用紙)3の表面には
文字4 (rAJ、rBJ)が印刷されるとともに、そ
の上に蛍光顔料又は蛍光染料を含むインキを用いて光学
的情報であるバーコード(情報体)5が印刷されている
。文字4は可視光下で目視可能である。又、バーコード
5は可視光下では目視が不可能であるが、読み取りの際
には紫外光を照射することによりバーコード5のみが発
光する。バーコード印刷用インキは波長365nmの紫
外光で励起する酸化亜鉛(化学組成式;ZnO1発光色
;青緑、ピーク波長;495nm)等の物質が用いられ
る。
このとき、バーコード5の蛍光量は、第5図に示すよう
に、励起光Leによる蛍光Lfl、その蛍光Lflの基
材3の表面での反射光Lf2、蛍光Lflの文字4での
反射光Lf3、励起光Leの基材3の表面での反射光に
よる蛍光Lf4、その蛍光Lf4の基材3の表面での反
射光Lf5、励起光Leの文字4での反射光による蛍光
Lf6、その蛍光Lf6の文字4での反射光Lf7の総
和で概算される。このとき、バーコード5の蛍光量は、
基材3又は文字4の反射率の影響を非常に大きく受ける
。例えば、白い基材3と黒い文字4とを用いた場合、蛍
光量は実験では基材上と文字上とで20倍も違った。
に、励起光Leによる蛍光Lfl、その蛍光Lflの基
材3の表面での反射光Lf2、蛍光Lflの文字4での
反射光Lf3、励起光Leの基材3の表面での反射光に
よる蛍光Lf4、その蛍光Lf4の基材3の表面での反
射光Lf5、励起光Leの文字4での反射光による蛍光
Lf6、その蛍光Lf6の文字4での反射光Lf7の総
和で概算される。このとき、バーコード5の蛍光量は、
基材3又は文字4の反射率の影響を非常に大きく受ける
。例えば、白い基材3と黒い文字4とを用いた場合、蛍
光量は実験では基材上と文字上とで20倍も違った。
ここで、基材3での蛍光反射による蛍光量Ifl (第
5図中、Lf2.Lf5)は、各波長λにおける蛍光量
If(λ)と、その波長λにおける反射率R1(λ)の
積の総和、即ち、第1図でのR1(λ)・If(λ)の
面積S1に比例した値となり、Ifl=C1fR1(λ
)・If(λ)dλと表される。同様に、文字4での蛍
光反射による蛍光量1f2(第5図中、Lf3.Lf7
)は、第1図でのR2(λ)・If(λ)の面積S2に
比例した値となる。即ち、If2=C1fR2(λ)・
If(λ)dλと表される。
5図中、Lf2.Lf5)は、各波長λにおける蛍光量
If(λ)と、その波長λにおける反射率R1(λ)の
積の総和、即ち、第1図でのR1(λ)・If(λ)の
面積S1に比例した値となり、Ifl=C1fR1(λ
)・If(λ)dλと表される。同様に、文字4での蛍
光反射による蛍光量1f2(第5図中、Lf3.Lf7
)は、第1図でのR2(λ)・If(λ)の面積S2に
比例した値となる。即ち、If2=C1fR2(λ)・
If(λ)dλと表される。
そして、この実施例では蛍光量IflとIf2が等しく
なるように、基材3と文字4の反射率を選定、即ち、基
材3の種類と文字印刷用用インキの種類を選定している
。
なるように、基材3と文字4の反射率を選定、即ち、基
材3の種類と文字印刷用用インキの種類を選定している
。
又、基材3での励起光の反射による蛍光量If3(第5
図中、Lf4)は、各波長λにおける励起光の反射率R
3(λ)と励起光量Ieの積が励起光の反射した強度と
なり、その各波長λの励起光による蛍光量If(λ)の
総和、即ち、第2図での面積S3に比例した値となり、
If3=C2fIf(λ)dλと表される。同様に、文
字4での励起光の反射による蛍光量If4(第5図中、
Lf6)は、各波長λにおける励起光の反射率R4(λ
)と励起光量Ieの積が励起光の反射した強度となり、
その各波長λの励起光による蛍光量If(λ)の総和、
即ち、第2図での面積S4に比例した値となり、I f
4=c2fI f (λ)dλと表される。
図中、Lf4)は、各波長λにおける励起光の反射率R
3(λ)と励起光量Ieの積が励起光の反射した強度と
なり、その各波長λの励起光による蛍光量If(λ)の
総和、即ち、第2図での面積S3に比例した値となり、
If3=C2fIf(λ)dλと表される。同様に、文
字4での励起光の反射による蛍光量If4(第5図中、
Lf6)は、各波長λにおける励起光の反射率R4(λ
)と励起光量Ieの積が励起光の反射した強度となり、
その各波長λの励起光による蛍光量If(λ)の総和、
即ち、第2図での面積S4に比例した値となり、I f
4=c2fI f (λ)dλと表される。
そして、この実施例では蛍光量If3とIf4が等しく
なるように、基材3と文字4の反射率を選定、即ち、基
材3の種類と文字印刷用用インキの種類を選定している
。
なるように、基材3と文字4の反射率を選定、即ち、基
材3の種類と文字印刷用用インキの種類を選定している
。
第3図、第6図に示すように、読取装置のケース6は箱
型に形成され、そのケース6の正面にはラベル1を挿入
する挿入ロアが設けられている。
型に形成され、そのケース6の正面にはラベル1を挿入
する挿入ロアが設けられている。
又、ケース6内には紫外光源しての冷陰極放電管(ブラ
ックライト)8が配設され、この冷陰極放電管8は中心
波長が365nmの光でラベルlのバーコード5を照明
する。さらに、ケース6内には反射ミラー9が配置され
、この反射ミラー9によりラベルlのバーコード5から
の蛍光が特定方向に反射される。反射ミラー9の光の反
射方向には、結像レンズIOと、読取線に直交する偏平
スリットを有する絞り部材11と、受光器としてのイメ
ージセンサ12とが順に配設されている。そして、反射
ミラー9の反射光が結像レンズ10と絞り部材11を通
じてイメージセンサ12の走査線上に到り、バーコード
5の映像が結像される。
ックライト)8が配設され、この冷陰極放電管8は中心
波長が365nmの光でラベルlのバーコード5を照明
する。さらに、ケース6内には反射ミラー9が配置され
、この反射ミラー9によりラベルlのバーコード5から
の蛍光が特定方向に反射される。反射ミラー9の光の反
射方向には、結像レンズIOと、読取線に直交する偏平
スリットを有する絞り部材11と、受光器としてのイメ
ージセンサ12とが順に配設されている。そして、反射
ミラー9の反射光が結像レンズ10と絞り部材11を通
じてイメージセンサ12の走査線上に到り、バーコード
5の映像が結像される。
イメージセンサ12は、その走査線上のバーコード映像
を電子スキャン作動にて電気信号に変換する機能を備え
た1次元のイメージセンサである。
を電子スキャン作動にて電気信号に変換する機能を備え
た1次元のイメージセンサである。
又、ケース6内には光源駆動回路13、電源回路14、
電子制御回路15が内蔵され、光源駆動回路13にて冷
陰極放電管8が駆動される。又、電源回路14にはスイ
ッチング電源が用いられ、電源コネクタ16を介して商
用電源AC100Vを入力して電子制御回路15及び光
源駆動回路13で使用する電圧を供給する。電子制御回
路15はバーコード読み取りのための回路と、後記LE
D19、LCD 18.ブザー17を駆動する駆動回路
とで構成されている。
電子制御回路15が内蔵され、光源駆動回路13にて冷
陰極放電管8が駆動される。又、電源回路14にはスイ
ッチング電源が用いられ、電源コネクタ16を介して商
用電源AC100Vを入力して電子制御回路15及び光
源駆動回路13で使用する電圧を供給する。電子制御回
路15はバーコード読み取りのための回路と、後記LE
D19、LCD 18.ブザー17を駆動する駆動回路
とで構成されている。
又、ケース6の裏面にはブザー17が設けられ、このブ
ザー17によりバーコード5のデコードが行われたこと
を知らせる。第3図に示すように、ケース6の正面部に
はLCD 18とLED l 9が配設され、LCD1
8によりデコード結果が表示0 されるとともに、LED19は電源スィッチ・オンで点
灯するようになっている。
ザー17によりバーコード5のデコードが行われたこと
を知らせる。第3図に示すように、ケース6の正面部に
はLCD 18とLED l 9が配設され、LCD1
8によりデコード結果が表示0 されるとともに、LED19は電源スィッチ・オンで点
灯するようになっている。
第7図には電子制御回路15におけるバーコード読み取
りのための回路を示す。
りのための回路を示す。
イメージセンサ12には増幅回路20が接続され、同増
幅回路20はラベルlからバーコード映像を受けるイメ
ージセンサ12からの離散的な電気信号を増幅する。波
形整形回路21は増幅回路20にて増幅された信号を連
続信号に整形する。
幅回路20はラベルlからバーコード映像を受けるイメ
ージセンサ12からの離散的な電気信号を増幅する。波
形整形回路21は増幅回路20にて増幅された信号を連
続信号に整形する。
さらに、2値化回路22は波形整形回路21による連続
信号をバーコード5のバー幅に対応する時間幅の2値化
レベルのデジタル信号に変換してマイコン23に送る。
信号をバーコード5のバー幅に対応する時間幅の2値化
レベルのデジタル信号に変換してマイコン23に送る。
クロックジェネレータ24は基準クロックを発生して走
査同期回路25に出力する。走査同期回路25はその基
準クロックに基づいてセンサ駆動回路26にイメージセ
ンサ駆動信号を所定のタイミングで出力する。センサ駆
動回路26は走査同期回路25で発生した信号によりイ
メージセンサ12を駆動する。マイコン23は2値化回
路221 から入力されるデジタル信号に所定の処理を実行してバ
ーコード化されているキャラクタをデコードし、汎用コ
ード(例えば、ASCIIコード)に変換して外部機器
27にR8−232Cに従って出力する。
査同期回路25に出力する。走査同期回路25はその基
準クロックに基づいてセンサ駆動回路26にイメージセ
ンサ駆動信号を所定のタイミングで出力する。センサ駆
動回路26は走査同期回路25で発生した信号によりイ
メージセンサ12を駆動する。マイコン23は2値化回
路221 から入力されるデジタル信号に所定の処理を実行してバ
ーコード化されているキャラクタをデコードし、汎用コ
ード(例えば、ASCIIコード)に変換して外部機器
27にR8−232Cに従って出力する。
そして、バーコードの読み取りの際には、冷陰極放電管
8による紫外光をラベル1に照射し、バーコード5を発
光させる。そして、反射ミラー9、結像レンズ10、絞
り部材11の光学系を経てイメージセンサ12にバーコ
ードの映像が結像する。
8による紫外光をラベル1に照射し、バーコード5を発
光させる。そして、反射ミラー9、結像レンズ10、絞
り部材11の光学系を経てイメージセンサ12にバーコ
ードの映像が結像する。
すると、マイコン23から走査同期回路25にリセット
パルスφTGEの発生指令信号が出力され、走査同期回
路25からリセットパルスφTGEがセンサ駆動回路2
6に出力され、イメージセンサ12に蓄積された電荷が
リセットされる。
パルスφTGEの発生指令信号が出力され、走査同期回
路25からリセットパルスφTGEがセンサ駆動回路2
6に出力され、イメージセンサ12に蓄積された電荷が
リセットされる。
そして、マイコン23から転送パルスφT6の出力指令
が行われ、走査同期回路25からセンサ駆動回路26に
転送パルスφTGが出力される。この転送パルスφ76
の出力後には駆動クロックφ1゜φ2によりイメージセ
ンサ12からの信号が順次、2 増幅回路20に出力される。次に、マイコン23にて2
値化回路22からの2値化信号が入力され、デコード処
理が行われ、デコード結果が外部機器27に出力される
。
が行われ、走査同期回路25からセンサ駆動回路26に
転送パルスφTGが出力される。この転送パルスφ76
の出力後には駆動クロックφ1゜φ2によりイメージセ
ンサ12からの信号が順次、2 増幅回路20に出力される。次に、マイコン23にて2
値化回路22からの2値化信号が入力され、デコード処
理が行われ、デコード結果が外部機器27に出力される
。
このように本実施例では、蛍光物質の蛍光波長域におけ
る基材3での反射率R1(λ)と蛍光物質からの蛍光の
分光特性If(λ)とから求めた基材3で反射される蛍
光量Iflと、蛍光物質の蛍光波長域における文字4(
印刷体)での反射率R,2(λ)と蛍光物質からの蛍光
の分光特性If(λ)とから求めた文字4で反射される
蛍光量If2とを近似させた。又、蛍光物質の励起光波
長域における基材3での反射率R3(λ)と励起光の分
光特性If(λ)とから求めた基材3から反射される励
起光による蛍光量If3と、蛍光物質の励起光波長域に
おける文字4(印刷体)での反射率R4(λ)と励起光
の分光特性If(λ)とから求めた文字4から反射され
る励起光による蛍光量If4とを近似させた。その結果
、光学的情報読取装置2によりバーコード5(情報体)
を読3 み取る際には、基材3と文字4とで表される模様がイメ
ージセンサ12により検出される蛍光量に影響を与えに
くくなる。
る基材3での反射率R1(λ)と蛍光物質からの蛍光の
分光特性If(λ)とから求めた基材3で反射される蛍
光量Iflと、蛍光物質の蛍光波長域における文字4(
印刷体)での反射率R,2(λ)と蛍光物質からの蛍光
の分光特性If(λ)とから求めた文字4で反射される
蛍光量If2とを近似させた。又、蛍光物質の励起光波
長域における基材3での反射率R3(λ)と励起光の分
光特性If(λ)とから求めた基材3から反射される励
起光による蛍光量If3と、蛍光物質の励起光波長域に
おける文字4(印刷体)での反射率R4(λ)と励起光
の分光特性If(λ)とから求めた文字4から反射され
る励起光による蛍光量If4とを近似させた。その結果
、光学的情報読取装置2によりバーコード5(情報体)
を読3 み取る際には、基材3と文字4とで表される模様がイメ
ージセンサ12により検出される蛍光量に影響を与えに
くくなる。
尚、この実施例では用紙(基材3)とインク(文字4)
との反射率の違いを考慮したが、これは第1のインクと
第2のインク、あるいは用紙と第1のインクと第2のイ
ンクについて考慮してもよく、蛍光物質の下地に応じて
適宜変更されるべきものである。
との反射率の違いを考慮したが、これは第1のインクと
第2のインク、あるいは用紙と第1のインクと第2のイ
ンクについて考慮してもよく、蛍光物質の下地に応じて
適宜変更されるべきものである。
尚、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば、イメージセンサ12の感度をも考慮してもよい
。即ち、イメージセンサ12の感度をP(λ)とすれば
、基材3、文字4での蛍光の反射によるイメージセンサ
12の出力PI、P2は次式で与えられる。
例えば、イメージセンサ12の感度をも考慮してもよい
。即ち、イメージセンサ12の感度をP(λ)とすれば
、基材3、文字4での蛍光の反射によるイメージセンサ
12の出力PI、P2は次式で与えられる。
1
C1fR’l(λ)・If(λ)・P(λ)dλ2
C1fR2(λ)・If(λ)・P(λ)dλ又、基材
3、文字4での励起光の反射によるイ4 メージセンサ12の出力P3.P4は次式で与えられる
。
3、文字4での励起光の反射によるイ4 メージセンサ12の出力P3.P4は次式で与えられる
。
3
C2fIf(λ)・P(λ)dλ
4
C2f I f (λ) ・P (λ)dλ従って、こ
のPI、P2が近似するとともに、P3.P4が近似す
るように設定してもよい。
のPI、P2が近似するとともに、P3.P4が近似す
るように設定してもよい。
以上詳述したようにこの発明によれば、蛍光物質による
情報体の読み取りに際し、蛍光物質の下地に表された模
様が蛍光量に影響を与えにくくなる優れた効果を発揮す
る。
情報体の読み取りに際し、蛍光物質の下地に表された模
様が蛍光量に影響を与えにくくなる優れた効果を発揮す
る。
第1図は実施例の光学的特性を説明するための図、第2
図は実施例の光学的特性を説明するための図、第3図は
実施例の光学的情報読取装置の斜視図、第4図はラベル
の平面図、第5図はラベルの一部拡大断面図、第6図は
光学的情報読取装置の内部構造を示す斜視図、第7図は
光学的情報読5 取装置の電気的構成を示す図ある。 ■は印刷物としてのラベル、3は基材、4は印刷体とし
ての文字、5は情報体としてのバーコード。
図は実施例の光学的特性を説明するための図、第3図は
実施例の光学的情報読取装置の斜視図、第4図はラベル
の平面図、第5図はラベルの一部拡大断面図、第6図は
光学的情報読取装置の内部構造を示す斜視図、第7図は
光学的情報読5 取装置の電気的構成を示す図ある。 ■は印刷物としてのラベル、3は基材、4は印刷体とし
ての文字、5は情報体としてのバーコード。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、可視光下で目視可能な模様を少なくとも第1の材質
と第2の材質とで表す印刷体を有するとともに、この印
刷体上に可視光下で目視不可能な蛍光物質による情報体
を有する印刷物において、蛍光物質の蛍光波長域におけ
る前記第1の材質の反射率と蛍光物質からの蛍光の分光
特性とから求めた前記第1の材質での反射による蛍光量
と、蛍光物質の蛍光波長域における前記第2の材質の反
射率と蛍光物質からの蛍光の分光特性とから求めた前記
第2の材質での反射による蛍光量とを近似させたことを
特徴とする印刷物。 2、可視光下で目視可能な模様を少なくとも第1の材質
と第2の材質とで表す印刷体を有するとともに、この印
刷上に可視光下で目視不可能な蛍光物質による情報体を
有する印刷物において、蛍光物質の励起光波長域におけ
る前記第1の材質の反射率と励起光の分光特性とから求
めた前記第1の材質で反射される励起光による蛍光量と
、蛍光物質の励起光波長域における前記第2の材質の反
射率と励起光の分光特性とから求めた前記第2の材質で
反射される励起光による蛍光量とを近似させたことを特
徴とする印刷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321178A JPH03182988A (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 印刷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1321178A JPH03182988A (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 印刷物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182988A true JPH03182988A (ja) | 1991-08-08 |
Family
ID=18129664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1321178A Pending JPH03182988A (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | 印刷物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03182988A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0793496A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-07 | Junichi Shibata | エンドレスバーコード |
US5410142A (en) * | 1992-03-10 | 1995-04-25 | Omron Corporation | Optical card with printing visible below the optical recording |
US5514860A (en) * | 1993-05-24 | 1996-05-07 | Pitney Bowes Inc. | Document authentication system utilizing a transparent label |
US5532104A (en) * | 1993-08-19 | 1996-07-02 | Olympus Optical Co., Ltd. | Invisible information recording medium |
US5814806A (en) * | 1993-11-16 | 1998-09-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Code sheet representing multiple code information and method for producing the same |
EP2434042B1 (en) * | 2010-09-27 | 2019-05-22 | Whirlpool Corporation | Removable component for a consumable with identifying graphic |
-
1989
- 1989-12-11 JP JP1321178A patent/JPH03182988A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5410142A (en) * | 1992-03-10 | 1995-04-25 | Omron Corporation | Optical card with printing visible below the optical recording |
US5514860A (en) * | 1993-05-24 | 1996-05-07 | Pitney Bowes Inc. | Document authentication system utilizing a transparent label |
US5532104A (en) * | 1993-08-19 | 1996-07-02 | Olympus Optical Co., Ltd. | Invisible information recording medium |
US5629512A (en) * | 1993-08-19 | 1997-05-13 | Olympus Optical Co., Ltd. | Invisible information recording medium and apparatus for reading information from the same |
JPH0793496A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-07 | Junichi Shibata | エンドレスバーコード |
US5814806A (en) * | 1993-11-16 | 1998-09-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Code sheet representing multiple code information and method for producing the same |
EP2434042B1 (en) * | 2010-09-27 | 2019-05-22 | Whirlpool Corporation | Removable component for a consumable with identifying graphic |
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