JPH03182862A - 車両挙動表示装置 - Google Patents
車両挙動表示装置Info
- Publication number
- JPH03182862A JPH03182862A JP1320434A JP32043489A JPH03182862A JP H03182862 A JPH03182862 A JP H03182862A JP 1320434 A JP1320434 A JP 1320434A JP 32043489 A JP32043489 A JP 32043489A JP H03182862 A JPH03182862 A JP H03182862A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- slipping
- slip
- xrl
- speed
- Prior art date
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両の挙動を表示する車両挙動表示装置に関
する。
する。
(従来の技術)
車輪は、特に急発進、急停車時にスリップし易いが、通
常走行状態においても多少なりともスリップを起こして
いる。運転者は、急発進、急停車時等において大きなス
リップが発生した場合にはスリップを感じ取ることもで
きるが、通常の走行時に発生するスリップを感知するこ
とは困難であり、特に各車輪のスリップを感知すること
は不可能である。
常走行状態においても多少なりともスリップを起こして
いる。運転者は、急発進、急停車時等において大きなス
リップが発生した場合にはスリップを感じ取ることもで
きるが、通常の走行時に発生するスリップを感知するこ
とは困難であり、特に各車輪のスリップを感知すること
は不可能である。
車輪のスリップの有無を知ることは、タイヤの摩耗状態
や、路面の状態等を成る程度判断することができ、運転
する上で有効である。
や、路面の状態等を成る程度判断することができ、運転
する上で有効である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、車両の各車
輪のスリップの有無を判別し、スリップしている車輪を
表示するようにした車両挙動表示装置を提供することを
目的とする。
輪のスリップの有無を判別し、スリップしている車輪を
表示するようにした車両挙動表示装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明によれば、車両の各車
輪に夫々取り付けられ車輪の速度を検出する複数の車輪
速センサと、これらの各車輪速センサからの信号により
各車輪のスリップの有無を判別し、スリップしている車
輪に対応する信号を出力する判別手段と、該判別手段か
らの信号により前記スリップしている車輪を表示する表
示手段とを備えた構成としたものである。
輪に夫々取り付けられ車輪の速度を検出する複数の車輪
速センサと、これらの各車輪速センサからの信号により
各車輪のスリップの有無を判別し、スリップしている車
輪に対応する信号を出力する判別手段と、該判別手段か
らの信号により前記スリップしている車輪を表示する表
示手段とを備えた構成としたものである。
(作用)
判別手段は、各車輪速センサから出力される車輪速度信
号を取り込み、各車輪のスリップの有無を判別し、スリ
ップしている車輪がある場合には当該車輪に対応した信
号を出力する。表示手段は、判別手段から入力される信
号により、スリップしている車輪を表示する。これによ
り運転者は、スリップしている車輪を容易に知ることが
可能となる。
号を取り込み、各車輪のスリップの有無を判別し、スリ
ップしている車輪がある場合には当該車輪に対応した信
号を出力する。表示手段は、判別手段から入力される信
号により、スリップしている車輪を表示する。これによ
り運転者は、スリップしている車輪を容易に知ることが
可能となる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図において、車両挙動表示装置1は、4個の車輪速
センサ2〜5と、スリップの有無を判別する判別回路6
と、スリップしている車輪を表示する表示装置7とを備
えており、車輪速センサ2は前輪右側の車輪(PR)
、車輪速センサ3は前輪左側の車輪(PL) 、車輪速
センサ4は後輪右側の車輪(RR) 、車輪速センサ5
は後輪左側(RL)に配設されており、車輪の回転速度
を検出して対応する速度信号(パルス信号)を出力する
。
センサ2〜5と、スリップの有無を判別する判別回路6
と、スリップしている車輪を表示する表示装置7とを備
えており、車輪速センサ2は前輪右側の車輪(PR)
、車輪速センサ3は前輪左側の車輪(PL) 、車輪速
センサ4は後輪右側の車輪(RR) 、車輪速センサ5
は後輪左側(RL)に配設されており、車輪の回転速度
を検出して対応する速度信号(パルス信号)を出力する
。
判別回路6は、これらの各車輪速センサ2〜5から出力
される速度信号を入力してスリップの有無を判別する。
される速度信号を入力してスリップの有無を判別する。
例えば、一定時間T毎の車輪速センサ2.3.4.5か
ら入力されるパルス数X□、X v L % X RR
% X Rtを数え、以下のようにして判別する。
ら入力されるパルス数X□、X v L % X RR
% X Rtを数え、以下のようにして判別する。
XFR> Co(X*t+X1i) ・
−(1)の時、前右輪(PR)がスリップ、 XPL> C+(X++t、+XR*)
・・・(2)の時、前左輪(PL)がスリップ、 XRL>XRIIC2・・・(3) の時、後左輪(RL)がスリップ、 X□>XR,+C,・・・(4) の時、後右輪(RR)がスリップ、 していると判別する。但し、C0、C1、C2、C3は
係数である。
−(1)の時、前右輪(PR)がスリップ、 XPL> C+(X++t、+XR*)
・・・(2)の時、前左輪(PL)がスリップ、 XRL>XRIIC2・・・(3) の時、後左輪(RL)がスリップ、 X□>XR,+C,・・・(4) の時、後右輪(RR)がスリップ、 していると判別する。但し、C0、C1、C2、C3は
係数である。
そして、判別回路6は、スリップしている車輪に対応し
た信号を出力する。
た信号を出力する。
表示装置7は、第2図に示すような表示画面7aを備え
ており、この表示画面7aの中央には当該車両の外形と
前後左右の各車輪(PL 、 PR,RL、 RR)が
、上部には当該車両の前方を示すFRONTの文字が絵
表示されている。更に、前輪、後輪の各間には、夫々5
LIPの文字と、右、左を表示するマークは、切が絵表
示されている。
ており、この表示画面7aの中央には当該車両の外形と
前後左右の各車輪(PL 、 PR,RL、 RR)が
、上部には当該車両の前方を示すFRONTの文字が絵
表示されている。更に、前輪、後輪の各間には、夫々5
LIPの文字と、右、左を表示するマークは、切が絵表
示されている。
また、表示画面7aは、例えば、背景色が黒、車体色が
紫、FRONTの文字が黄色とされており、各タイヤは
、通常時(非スリツプ時)には紫、スリップ時には赤で
表示され、5LIPの文字とマーク−1切は、通常時に
は背景色(黒)、°スリップ時には赤で表示されるよう
になっている。このようにカラー表示することによりス
リップしている車輪の判別が容易となる。そして、この
表示装置7は、判別回路6から入力される信号に基づい
て画面7aを絵表示する。
紫、FRONTの文字が黄色とされており、各タイヤは
、通常時(非スリツプ時)には紫、スリップ時には赤で
表示され、5LIPの文字とマーク−1切は、通常時に
は背景色(黒)、°スリップ時には赤で表示されるよう
になっている。このようにカラー表示することによりス
リップしている車輪の判別が容易となる。そして、この
表示装置7は、判別回路6から入力される信号に基づい
て画面7aを絵表示する。
以下に第3図に示すフローチャートを参照しつつ作用を
説明する。
説明する。
判別回路6は、車輪速センサ2〜5から出力される車輪
速パルス信号を読み込み(ステップl)、一定時間毎に
これらの車輪速センサ2.3.4.5から入力される各
パルス数XFR% XFL% XRII。
速パルス信号を読み込み(ステップl)、一定時間毎に
これらの車輪速センサ2.3.4.5から入力される各
パルス数XFR% XFL% XRII。
XRLを数え、先ず前式(1)に従って前右輪(PR)
がスリップしているか否かを判別(ステップ2)する。
がスリップしているか否かを判別(ステップ2)する。
そして、この判別答が肯定(YES)の時には判別回路
6は、表示装置7の表示画面7a(第2図)の前右輪(
PR)を紫から赤に変化させると共に、前側の5LIP
の文字と当該5LIPの文字の右側のマーク臣とを背景
色(黒)から赤に変化(ステップ3)させる。これによ
り運転者は、前右輪(PR)がスリップしていることを
知ることができる。尚、ステップ3において分かり易く
するためにスリップしている車輪は実線で、スリップし
ていない他の車輪は点線で示しである。
6は、表示装置7の表示画面7a(第2図)の前右輪(
PR)を紫から赤に変化させると共に、前側の5LIP
の文字と当該5LIPの文字の右側のマーク臣とを背景
色(黒)から赤に変化(ステップ3)させる。これによ
り運転者は、前右輪(PR)がスリップしていることを
知ることができる。尚、ステップ3において分かり易く
するためにスリップしている車輪は実線で、スリップし
ていない他の車輪は点線で示しである。
ステップ2の判別答が否定(NO)の時即ち、前右輪(
PR)がスリップしていない時には判別回路6は、前式
(2)に従って前左輪(PL)がスリップしているか否
かの判別(ステップ4)を行ない、その判別答が肯定(
YES)の時には表示装置7の表示画面7aの前左輪(
PL)を紫から赤に変化させると共に、前側の5LIP
の文字と当該5LIPの文字の左側のマーク爛とを背景
色(黒)から赤に変化(ステップ5)させる。これによ
り運転者は、前左輪(FL)がスリ・ツブしていること
を知ることができる。
PR)がスリップしていない時には判別回路6は、前式
(2)に従って前左輪(PL)がスリップしているか否
かの判別(ステップ4)を行ない、その判別答が肯定(
YES)の時には表示装置7の表示画面7aの前左輪(
PL)を紫から赤に変化させると共に、前側の5LIP
の文字と当該5LIPの文字の左側のマーク爛とを背景
色(黒)から赤に変化(ステップ5)させる。これによ
り運転者は、前左輪(FL)がスリ・ツブしていること
を知ることができる。
ステップ4の判別答が否定(NO)の時即ち、前輪(P
R)、(PL)が何れもスリップしていない時には判別
回路6は、両式(3)に従って後左輪(RL)がスリ・
ノブしているか否かの判別(ステップ6)を行ない、判
別答が肯定(YES)の時には表示装置7の表示画面7
aの後左輪(RL)を紫から赤に変化させると共に、後
側の5LIPの文字と当該5LIPの文字の左側のマー
ク爛とを背景色(黒)から赤に変化(ステ・ノブ7)さ
せる。これにより運転者は、後左輪(RL)がスリップ
していることを知ることができる。
R)、(PL)が何れもスリップしていない時には判別
回路6は、両式(3)に従って後左輪(RL)がスリ・
ノブしているか否かの判別(ステップ6)を行ない、判
別答が肯定(YES)の時には表示装置7の表示画面7
aの後左輪(RL)を紫から赤に変化させると共に、後
側の5LIPの文字と当該5LIPの文字の左側のマー
ク爛とを背景色(黒)から赤に変化(ステ・ノブ7)さ
せる。これにより運転者は、後左輪(RL)がスリップ
していることを知ることができる。
このステップ6の判別答が否定(NO)の時即ち、前輪
(PR)、(PL)及び後左輪(R1,)が何れもスリ
ップしていない時には判別回路6は、両式(4)に従っ
て後右輪(RR’)がスリップしているか否かの判別(
ステップ8)を行ない、その判別答が肯定(YES)の
時には表示画面7aの後右輪(RR)を紫から赤に変化
させると共に、後側の5LIPの文字と当該5LIPの
文字の右側のマーク巨とを背景色(黒)から赤に変化(
ステップ9)させる。これにより運転者は、後右輪(R
R)がスリップしていることを知ることができる。
(PR)、(PL)及び後左輪(R1,)が何れもスリ
ップしていない時には判別回路6は、両式(4)に従っ
て後右輪(RR’)がスリップしているか否かの判別(
ステップ8)を行ない、その判別答が肯定(YES)の
時には表示画面7aの後右輪(RR)を紫から赤に変化
させると共に、後側の5LIPの文字と当該5LIPの
文字の右側のマーク巨とを背景色(黒)から赤に変化(
ステップ9)させる。これにより運転者は、後右輪(R
R)がスリップしていることを知ることができる。
このようにして判別回路6は、全輪のスリップの有無を
判別した後ステップlに戻り、再びスリップの有無の判
別を行なう。これにより運転者は、自軍のどの車輪がス
リップしているかを容易に知ることが可能となる。
判別した後ステップlに戻り、再びスリップの有無の判
別を行なう。これにより運転者は、自軍のどの車輪がス
リップしているかを容易に知ることが可能となる。
ところで、上記挙動表示においては単にスリップしてい
る車輪の有無を判別して絵表示するのみであるが、当該
スリップの量がどの程度であるかを表示することにより
更に挙動状態を正確に把握することが可能となる。そこ
で、第4図のフローチャートを参照しつつスリップの程
度を表示する場合について説明する。
る車輪の有無を判別して絵表示するのみであるが、当該
スリップの量がどの程度であるかを表示することにより
更に挙動状態を正確に把握することが可能となる。そこ
で、第4図のフローチャートを参照しつつスリップの程
度を表示する場合について説明する。
判別回路6は、車輪速センサ2〜5から出力される車輪
速パルス信号を読み込み(ステップl)、一定時間毎に
これらの車輪速センサ2.3.4.5から人力される各
ハルス数XFII% x、、 XRRlXRI、を数え
、前述した式(2)に従って前左輪(PL)のスリップ
の有無を判別(ステップ2)し、その判別答が肯定(Y
ES)の時には当該前左輪(PL)のスリップ量ΔXF
Lを次式により演算(ステップ3)する。
速パルス信号を読み込み(ステップl)、一定時間毎に
これらの車輪速センサ2.3.4.5から人力される各
ハルス数XFII% x、、 XRRlXRI、を数え
、前述した式(2)に従って前左輪(PL)のスリップ
の有無を判別(ステップ2)し、その判別答が肯定(Y
ES)の時には当該前左輪(PL)のスリップ量ΔXF
Lを次式により演算(ステップ3)する。
ΔXrL= Xrt CI(XRL+ X□)
・・・(5)次いで、この値ΔXFLが所定値ΔXI
よりも大きいか否かを判別(ステップ4)し、その判別
答が否定(No)の時には表示画面7a(第2図)の前
左輪(PL)を紫から赤に変化させると共に前記所定値
ΔX1に応じた低速でスクロールさせ、更に前側の5L
IPの文字と当該5LIPの文字の左側のマーク司とを
背景色(黒)から赤に変化(ステップ5)させる。これ
により運転者は、前左輪(PL)が、後輪(RL)、(
RR)と僅かな回転差でスリップしていることを知るこ
とができる。
・・・(5)次いで、この値ΔXFLが所定値ΔXI
よりも大きいか否かを判別(ステップ4)し、その判別
答が否定(No)の時には表示画面7a(第2図)の前
左輪(PL)を紫から赤に変化させると共に前記所定値
ΔX1に応じた低速でスクロールさせ、更に前側の5L
IPの文字と当該5LIPの文字の左側のマーク司とを
背景色(黒)から赤に変化(ステップ5)させる。これ
により運転者は、前左輪(PL)が、後輪(RL)、(
RR)と僅かな回転差でスリップしていることを知るこ
とができる。
ステップ4の判別答が肯定(YES)の時には、判別回
路6は、更に前記算出したスリップ量ΔXPLが所定値
ΔX2(〉ΔX+)よりも大きいか否かを判別(ステッ
プ6)し、その答が否定(NO)の時には表示画面7a
の前左輪(PL)を紫から赤に変化させると共に所定値
ΔX2に応じた中程度の速さでスクロール(ステップ7
)させる。勿論、表示画面7a(第2図)の前側の5L
IPの文字と当該5LIPの文字の左側のマーク切とを
背景色(黒)から赤に変化させる。
路6は、更に前記算出したスリップ量ΔXPLが所定値
ΔX2(〉ΔX+)よりも大きいか否かを判別(ステッ
プ6)し、その答が否定(NO)の時には表示画面7a
の前左輪(PL)を紫から赤に変化させると共に所定値
ΔX2に応じた中程度の速さでスクロール(ステップ7
)させる。勿論、表示画面7a(第2図)の前側の5L
IPの文字と当該5LIPの文字の左側のマーク切とを
背景色(黒)から赤に変化させる。
ステップ6の判別答が肯定(YES)の時には、判別回
路6は、更に前記算出したスリップ量ΔXPLが所定値
ΔX3(〉ΔXt)よりも大きいか否かを判別(ステッ
プ8)し、その答が否定(No)の時には表示画面7a
の前左輪(FL)を紫から赤に変化させると共に、所定
値ΔX3に応じた速い速度でスクロール(ステップ9)
させる。勿論、表示画面7aの前側の5LIPの文字と
当該5LIPの文字の左側のマーク切とを背景色(黒)
から赤に変化させる。これにより運転者は、前左輪(F
L)が後輪(RL)、(RR)に対して大きな回転差で
スリップしていることを知ることができる。
路6は、更に前記算出したスリップ量ΔXPLが所定値
ΔX3(〉ΔXt)よりも大きいか否かを判別(ステッ
プ8)し、その答が否定(No)の時には表示画面7a
の前左輪(FL)を紫から赤に変化させると共に、所定
値ΔX3に応じた速い速度でスクロール(ステップ9)
させる。勿論、表示画面7aの前側の5LIPの文字と
当該5LIPの文字の左側のマーク切とを背景色(黒)
から赤に変化させる。これにより運転者は、前左輪(F
L)が後輪(RL)、(RR)に対して大きな回転差で
スリップしていることを知ることができる。
また、前記ステップ2の判別答が否定(NO)の時即ち
、前左輪(PL)がスリップしていない時には、判別回
路6は前述した式(1)に従って前右輪(PR)のスリ
ップの有無を判別(ステップIO)シ、その判別答が肯
定(YES)の時には当該前右輪(PR)のスリップ量
を次式により演算する。
、前左輪(PL)がスリップしていない時には、判別回
路6は前述した式(1)に従って前右輪(PR)のスリ
ップの有無を判別(ステップIO)シ、その判別答が肯
定(YES)の時には当該前右輪(PR)のスリップ量
を次式により演算する。
ΔXFR=XFRC0(XRL+XRR) ・・
・(6)次いで、前述した前左輪(PL)の場合と同様
に、この値△XFRが所定値ΔX1よりも大きいか否か
を判別し、その答が否定(No)の時には表示画面7a
の前右輪(FL)を紫から赤に変化させると共に前記所
定値△X、に応じた低速でスクロールさせ、更に前側の
5LIPの文字と当該5LIPの文字の右側のマーク臣
とを背景色(黒)から赤に変化させる。これにより運転
者は、前右輪(PR)が後輪(RL)、(RR)と僅か
な回転差でスリップしていることを知ることができる。
・(6)次いで、前述した前左輪(PL)の場合と同様
に、この値△XFRが所定値ΔX1よりも大きいか否か
を判別し、その答が否定(No)の時には表示画面7a
の前右輪(FL)を紫から赤に変化させると共に前記所
定値△X、に応じた低速でスクロールさせ、更に前側の
5LIPの文字と当該5LIPの文字の右側のマーク臣
とを背景色(黒)から赤に変化させる。これにより運転
者は、前右輪(PR)が後輪(RL)、(RR)と僅か
な回転差でスリップしていることを知ることができる。
以下同様にしてスリップの程度に応じて表示画面7aの
前右輪(PR)をスクロールさせる。
前右輪(PR)をスクロールさせる。
ステップIOの判別答が否定(NO〉の時即ち、前輪(
PL)、(FR)が何れもスリップしていない時にはス
テップ12に進み、判別回路6は前述した式(3)に従
って後右輪(RR)のスリップの有無を判別し、その判
別答が肯定(YES)の時には当該前右輪(FR)のス
リップ量を演算し、前述と同様にして表示画面7aの後
右輪(RR)をスリップの程度に応じてスクロールさせ
る。
PL)、(FR)が何れもスリップしていない時にはス
テップ12に進み、判別回路6は前述した式(3)に従
って後右輪(RR)のスリップの有無を判別し、その判
別答が肯定(YES)の時には当該前右輪(FR)のス
リップ量を演算し、前述と同様にして表示画面7aの後
右輪(RR)をスリップの程度に応じてスクロールさせ
る。
ステップ12の判別答が否定(NO)の時即ち、前輪(
PL)、(PR)及び後右輪(RR)が何れもスリップ
していない時にはステップ13に進み1、判別回路6は
前述した式(4)に従って後左輪(RL)のスリップの
有無を判別し、その判別答が肯定(YES)の時には当
該前右輪(PL)のスリップ量を演算し、前述と同様に
して表示画面7aの後左輪(RL)をスリップの程度に
応じてスクロールさせる。
PL)、(PR)及び後右輪(RR)が何れもスリップ
していない時にはステップ13に進み1、判別回路6は
前述した式(4)に従って後左輪(RL)のスリップの
有無を判別し、その判別答が肯定(YES)の時には当
該前右輪(PL)のスリップ量を演算し、前述と同様に
して表示画面7aの後左輪(RL)をスリップの程度に
応じてスクロールさせる。
これにより運転者は、どの車輪がどの程度のスリップを
起こしているかを定量的に知ることが可能となる。
起こしているかを定量的に知ることが可能となる。
尚、本実施例においては、スリップ判別回路6、表示装
置7等を設けた場合について説明したが、2 これに限るものではなく例えば、車両情報、地図情報等
をブラウン管に表示させる情報表示システムを搭載した
車両の場合には、当該情報表示システムのコンピュータ
に前述の判別回路のソフトウェアを追加し、各車輪速セ
ンサ2〜5からの車輪速度信号を入力して各車輪のスリ
ップの有無を判別させ、前記と同様にスリップしている
車輪、スリップの程度等をブラウン管に絵表示させるよ
うにしてもよい。
置7等を設けた場合について説明したが、2 これに限るものではなく例えば、車両情報、地図情報等
をブラウン管に表示させる情報表示システムを搭載した
車両の場合には、当該情報表示システムのコンピュータ
に前述の判別回路のソフトウェアを追加し、各車輪速セ
ンサ2〜5からの車輪速度信号を入力して各車輪のスリ
ップの有無を判別させ、前記と同様にスリップしている
車輪、スリップの程度等をブラウン管に絵表示させるよ
うにしてもよい。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、車両の各車輪に夫
々取り付けられ車輪の速度を検出する複数の車輪速セン
サと、これらの各車輪速センサからの信号により前記各
車輪のスリップの有無を判別し、スリップしている車輪
に対応する信号を出力する判別手段と、該判別手段から
の信号により前記スリップしている車輪を表示する表示
手段とを備えたことにより、どの車輪がスリップしてい
るか否かを容易に知ることができ、路面の状態或いは自
軍の車輪のタイヤの摩耗状態等を知ること4゜ が可能となり、有効な運転情報を得ることができるとい
う効果がある。
々取り付けられ車輪の速度を検出する複数の車輪速セン
サと、これらの各車輪速センサからの信号により前記各
車輪のスリップの有無を判別し、スリップしている車輪
に対応する信号を出力する判別手段と、該判別手段から
の信号により前記スリップしている車輪を表示する表示
手段とを備えたことにより、どの車輪がスリップしてい
るか否かを容易に知ることができ、路面の状態或いは自
軍の車輪のタイヤの摩耗状態等を知ること4゜ が可能となり、有効な運転情報を得ることができるとい
う効果がある。
第1図は本発明に係る車両挙動表示装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図の表示装置の表示画面の
一実施例を示す図、第3図及び第4図は第1図の車両挙
動表示装置の作用を示すフローチャートである。 ■・・・車両挙動表示装置、2〜5・・・車輪速センサ
、6・・・判別回路、7・・・表示装置、7a・・・表
示画面。
すブロック図、第2図は第1図の表示装置の表示画面の
一実施例を示す図、第3図及び第4図は第1図の車両挙
動表示装置の作用を示すフローチャートである。 ■・・・車両挙動表示装置、2〜5・・・車輪速センサ
、6・・・判別回路、7・・・表示装置、7a・・・表
示画面。
Claims (1)
- 車両の各車輪に夫々取り付けられ車輪の速度を検出する
複数の車輪速センサと、これらの各車輪速センサからの
信号により前記各車輪のスリップの有無を判別し、スリ
ップしている車輪に対応する信号を出力する判別手段と
、該判別手段からの信号により前記スリップしている車
輪を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする車両
挙動表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1320434A JP2773327B2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 車両挙動表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1320434A JP2773327B2 (ja) | 1989-12-12 | 1989-12-12 | 車両挙動表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03182862A true JPH03182862A (ja) | 1991-08-08 |
JP2773327B2 JP2773327B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=18121406
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