JPH03181852A - 血清分離剤入り試験管を用いて採血した検体を遠心法によって血清分離後の試験管からの血餅採取方法及び容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、血清分離後の比重を利用して血液を血清と血
餅とに分離する分離剤入り試験管に容器をかぶせ、逆さ
まに遠心をし分離剤と血餅の比重の差から血餅を採取す
る血餅採取方法及び容器である。

［従来の技術］ 従来、血清骨Ｍ　ｆ＆の血清分離剤入り試験管より血餅
を得るには分離剤を棒・サジ等でかきだしていた。

Ｌ発明が解決しようとする問題点］ 従来の方法で分離剤を除去する場合、試験管本体、かき
だす棒・サジ等がベタベタに分離剤がついて汚れてしま
い、汚れを落とすのに大変な苦労があった。

棒・サジ等で分離剤をかきだす場合、完全に分離剤を除
去するには時間がかかり過ぎ実際不可能でｌ）った、そ
のため、分離剤が残ってしまい血球成分と交じってしま
うため血球成分を使用する血液型検査・不規則性抗体検
査等が検査不可能であ・た。

したがって、分Ｎ剤入り試験管に採血したほうが良い生
化学検査等の検体では付随して血球成分を利用し・て行
う検査を行うことができず、分離剤の入っていない別の
試験管に採血し直さなくてはならず、患者側への心的肉
体的負担・検査側への経済的負担が大きかった。

本発明は、こうした患者側への心的肉体的負担検査側へ
の経済的負担の軽減、検査技術上の合理化への一助とし
て血餅採取容器をかぶせて試験管を逆さまに再遠心する
ということで完全に分離剤を除去した血餅を得ることを
目的とする。

［課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために血餅採取容器は血餅を得よう
とする試験管が簡単に着脱可能な丈・太さをもたせた一
方が閉じた管状の容器にする。血餅を得ようとする試験
管の閉口部がら血餅採取容器をかぶせ（第１図）、血餅
採取容器の閉口部を下にして遠心機にセットして遠心を
する。

［作用］ 上記のようにして遠心をすると分離剤は血餅よりも比重
が小さいので遠心開始前には第３図のようになっている
が遠心後は第４図のようになっている。すなわち血餅部
分と分離剤の位夏が逆転している。かぶせていた血餅採
取容器を外すと元の分離剤入り試験管には分離剤が残り
、ｔＬ餅採取容器には血餅が入る。

［実施例］ 実施例について図面を参照して説明すると、第１図のご
とく試験管ようの形をなし、材質は透明なプラスチック
等割れにくいものを使う０丈　太さは目的試験管が着脱
可能なサイズをつかう、血清分離用の遠心機に血餅を得
ようとする試験管の開口部から血餅採取容器をかぶせ、
血餅採取容器の閉口部を下にして遠心機にセットして遠
心をする。遠心条件は、血清分離を行う時の条件で（例
えば３０００　ｒ　、ｐ　、ｍ　１０分）行う、遠心機
より取り出し、血餅採取容器を外し血餅を必要に応じて
使用する。

［発明の効果］ 本発明は５以上説明したように構成されいるので以下の
効果を奏する。

分＃剤を除去する場合に生じていた試験管本体、かきだ
す棒・サジ等に分離剤がついて汚れることがなくなる。

完全に分離剤を短時間で除去可能で、分離剤が残ること
もなく血球成分を使用する血液型検査不規則性抗体検査
等が検査可能となる。

したがって１分離剤入り試験管に採血したほうが良い生
化学検査等の検体に付随して血球成分を利用して行う検
査を行うことができ、分離剤の入っていない別の試験管
に採血し直さなくてもてよくなり、患者側への心的肉体
的負担・検査側への経済的負担が軽減される。

また、医Ｖ廃棄物が問題になっている現在、血餅と分Ｍ
ＩＰＩを除去することは、廃棄物処理に際してしすくな
からぬ手助けとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、血餅採取容器の装着図２第２図は、遠心後の
分離剤入り試験管の図、第３図は、遠心前の状態の図、
第４図は、遠心後の状態の図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、遠心法を用いて血清分離済みの血清分離剤入り試験
   管（第２図）に第１図のごとく 血餅採取容器をかぶせ、かぶせた容器を下 にして遠心をし血餅部分を採取する血餅採 取方法。 ２、遠心法を用いて血清分離済みの血清分離剤入り試験
   管（第２図）に第１図のごとく 血餅採取容器をかぶせ、かぶせた容器を下 にして遠心をし血餅部分を採取する血餅採 取容器。