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JPH03181000A - 移動体インフオメーシヨン装置 - Google Patents

移動体インフオメーシヨン装置

Info

Publication number
JPH03181000A
JPH03181000A JP32006289A JP32006289A JPH03181000A JP H03181000 A JPH03181000 A JP H03181000A JP 32006289 A JP32006289 A JP 32006289A JP 32006289 A JP32006289 A JP 32006289A JP H03181000 A JPH03181000 A JP H03181000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
recording medium
barcode
moving
moving body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32006289A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Akitani
光俊 秋谷
Hideo Wakebe
分部 日出男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SYST REI KK
Original Assignee
SYST REI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SYST REI KK filed Critical SYST REI KK
Priority to JP32006289A priority Critical patent/JPH03181000A/ja
Publication of JPH03181000A publication Critical patent/JPH03181000A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動体インフォメーション装置に係り、特に
自動車等の道路上を走行する車両、電車、貨車、ディー
ゼル車などの線路上を走行する軌道車、戦車、装軌車、
自走砲車、牽引車、雪上車、装甲車などの火器を搭載可
能な軍用車、海上、海中を航行する船舶、潜水艦、ロケ
ット、誘導弾、大気中を飛行する航空機、宇宙空間を航
行する宇宙飛行船等の移動体へ情報を報知する移動体イ
ンフォメーション装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車、軌道車、軍用車、船舶、潜水艦、ロケッ
ト、誘導弾、飛行機、宇宙船、人工衛星等の各種移動体
のインフォメーション装置(ナビゲイション装置)が知
られている。このインフォメーション装置としては、以
下のものがある。
■LHF (長波)、ELF(極超長波)による広域イ
ンフォメーション装置。
■VHF (超短波) 、UHF (極超短波)による
狭域インフォメーション装置。
■SHFを使用した人工衛星による広域インフォメーシ
ョン装置。
■音波ソーナによる海中インフォメーション装置。
■レーザ光(ブルー、グリーン〉による海中インフォメ
ーション装置。
■慣性誘導を使用したインフォメーション装置。
■有線を使用したインフォメーション装置。
■■〜■の装置を組み合わせた装置。
以下、上記慣性誘導によるインフォメーション装置を自
動車に搭載した例を第1図を用いて説明する。
インフォメーション装置の本体1には、自動車の現在位
置と移動軌跡を表示するデイスプレィ装置2が設けられ
、このデイスプレィ装置2上には、自動車の現在位置を
表示するポイン)P(光点)が表示されている。また本
体1には、このポイントPを移動操作する操作パネル3
が設けられている。また、本体1には、方位情報HJを
コマの傾きで検出し、出力するジャイロ4と、タイヤ5
の回転数から自動車の移動した距離情報KJを算出する
距離計6が接続されている。
このインフォメーション装置では、まず、運転者が、運
転前に各地の道路網が印刷されたフィルム状の地図10
Aからなる地図帳10より現在運転者が所在している地
域の地図10Aを選択して、本体lのデイスプレィ装置
2にセットする。次に運転者は操作パネル3を操作して
地図10A上のポイン)Pを現在運転者が所在している
位置に設定する。自動車を始動し走行させると、自動車
の進行にともない、ジャイロ4からの方位情報HJと、
距離計6からの距離情報KJが本体1に入力される。こ
の方位情報と距離情報の入力により自動車の走行軌跡が
デイスプレィ装置2に表示される。すなわち、自動車の
進行にともない地図10A上のポイントPが地図10A
の道路に沿って移動し、運転者はポイン)Pの軌跡で現
在の所在地と走行軌跡を知ることができる。
また、車両用のインフォメーション装置には、電波や光
ビームを用いて路車間で通信を行うもの、電波によって
人工衛星から情報を得るものがある。
また、実開昭6 L−43300号には、乗合車両の行
先表示器に行先を表示した字幕とこの字幕と同じ内容を
表すバーコードとを字幕フィルムに設け、バーコードリ
ーグでバーコードの表示内容を読み取り、読み取ったデ
ータを光信号で伝送する構成が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のインフォメーション装
置では、運転者が走行する地域の専用地図帳が必要であ
り、この地図帳に記載されていない地域での使用は不可
能となる。また、広域に亘る走行は地図を入れ替えるな
どの作業が必要となり不便である。また、交通道路の複
雑な地域では、地図をセットしたデイスプレィ装置を確
認しながらの運転は運転者に高度の注意力を要求し、疲
労し易く運転上危険がともなう。更に、電波を使用する
インフォメーション装置では電波妨害干渉による誤動作
、距離誤差が発生し、光ビームを用いるインフォメーシ
ョン装置では到達距離等に問題がある。
また、他の移動体についても表1のような欠点上記のよ
うに従来のインフォメーション装置では、広域に亘って
精度よく移動体に情報〈距離、位置、その他〉を伝達す
ることができないという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
広域に亘り精度よく情報を得ることができる移動体イン
フォメーション装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を遠戚するために請求項(1)記載の発明は、
移動体に報知する情報をコード情報で記録しかつ移動体
の移動経路上または該移動経路の近傍に固定配置された
記録媒体と、前記記録媒体に記録されたコード情報を読
み取る移動体に配置された読み取り手段と、前記読み取
り手段によって読み取られた情報を報知する移動体に配
置された報知手段と、を含んで構成されている。
また、請求項〈2〉記載の発明は、移動体に報知する情
報をコード情報で記録し、かつ移動体の移動経路の近傍
に固定配置された第1の記録媒体と、前記第1の記録媒
体の位置を表す位置情報をコード情報で記録しかつ移動
体の移動経路上に固定配置された第2の記録媒体と、制
御されることによって前記第1の記録媒体に記録された
コード情報を読み取る移動体に配置された第1の読み取
り手段と、前記第2の記録媒体に記録されたコード情報
を読み取る移動体に配置された第2の読み取り手段と、
前記第2の読み取り手段で読み取られた位置情報に基づ
いて前記第1の読み取り手段を制御する制御手段と、前
記第1の読み取り手段によって読み取られた情報を報知
する移動体に配置された報知手段と、を含んで構成され
ている。
〔作用〕
請求項(1)記載の発明によれば、移動体に報知する情
報をコード情報で記録した記録媒体が移動体の移動経路
上または移動経路の近傍に固定配置されており、このコ
ード情報は移動体に配置された読み取り手段により読み
取られる。読み取られた情報は報知手段によって報知さ
れる。したがて、記録媒体を配置した地域であれば移動
体は情報を得ることができ、地域が限定されることがな
い。また、記録媒体を読み取る読み取り手段と、この読
み取り手段により得られる情報を報知する報知手段とを
有しているので、情報が随時報知され、移動体の移動中
であっても簡単に情報を得ることができ、移動体の移動
に支障をきたすことはない。
また、請求項(2)記載の発明によれば、移動体に報知
する情報がコード情報で記録された第1の記録媒体が移
動体の移動経路の近傍に固定配置され、この第1の記録
媒体の位置を示す位置情報がコード情報で記録された第
2の記録媒体が移動体の移動経路上に固定配置される。
第2の読み取り手段は、第2の記録媒体に記録された情
報を読み取る。このとき、第2の記録媒体は移動経路上
に配置されているため、読み取りミスを生ずることなく
、精度良く読み取ることができる。制御手段は、第2の
読み取り手段で読み取られた位置情報に基づいて第1の
読み取り手段の読み取りを制御する。第2の記録媒体の
位置情報に基づいて第0 1の読み取り手段を制御しているため、第1の記録媒体
が移動体から離れた位置に配置されていても正確に情報
を読み取ることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。第2図〜第25図には本発明の実施例が示されている
第2図は、本実施例の記録媒体BAK1の作成手順と移
動体インフォメーション装置の処理の流れとを示すもの
である。
情報の収集20において移動体に報知する情報を収集す
る。ここでいう移動体とは、自動車、電車、貨車、ジー
ゼル車などの路線上を走行する軌道車、戦車、装軌車、
自走砲車、牽引車、雪上車、装甲車などの火器を搭載す
ることが可能な軍用車、海上、海中を航行する船舶、潜
水艦、ロケット、誘導弾、大気中を飛行する航空機、宇
宙空間を航行する宇宙飛行船等である。また、ここでい
う移動体に報知する情報とは、移動体の運行地図情報、
目的地までの距離情報、制限速度を示す情報、傾斜度な
ど安全運行に必要な運行情報、ホテノベモーテル、売店
、名所などの広告案内情報等である。
情報の収集20において収集された情報は、コード変換
コンピュータ21によりコード情報に変換される。ここ
でいうコード情報とは、暗号コード、バーコード等であ
る。
次に、コード作成装置22によりコード情報を記録した
記録媒体BAK1が作成される。作成された記録媒体B
AK1は移動体の移動経路(道路、路線、原野、大気中
、宇宙空間、海中)の近傍の標識に付設される(25)
。ただし、大気中では移動する場合もある。例えば、飛
行船、読取可能な速度で飛行する飛行物体、宇宙空間で
はサテライト、海中では海底、岩礁、ブイに付設される
また、標識に付設された記録媒体BAK1の位置を示す
位置情報をコード情報で記録した記録媒体BAK2が作
成される。この記録媒体BAK 2には、記録媒体BA
K2設置位置から記録媒体BAKI付設位置までの水平
距離および鉛直距離、読取角度が位置情報として記録さ
れる。
2 ここでいう記録媒体とは、媒体の一部が磁気記録媒体で
ある記録媒体、可視光、赤外光、紫外光に反応する塗料
(インク)や、レーザ光で読みとれる特定蛍光塗料(イ
ンク)を塗布した記録媒体、必要に応じてコード情報が
書き換え可能な液晶板を使用した光記録媒体等である。
次に、インフォメーション装置の処理の流れを説明する
。移動体の移動時(ステップ30)に、移動体に設置さ
れたスキャニング手段で記録媒体BAK1、BAK2を
スキャニング(ステップ31〉してコード情報を読み取
り、情報変換(デコード〉する(ステップ32)。この
情報に基づいてオペレータは判断(ステップ33〉して
移動体を制御したり、情報を図示しない判定装置で判断
(ステップ34)して移動体を自動制御する。
次に移動体として自動車を例にとって本実施例を説明す
る。第3図は本実施例に係る自動車のインフォメーショ
ン装置の一例を示すものである。
ここでは、コード情報としてバーコード情報を使用して
いるが、暗号コードを使用してもよい。
3 この装置は、自動車に報知する情報を記録したバーコー
ド部23A1バーコード部23Aの位置情報を記録した
バーコード部23B1バーコード部23Aを読み取るス
キャナ装置50、バーコード部23Bを読み取るスキャ
ナ装置51、表示装置40、障害物7の存在を検出する
レーダ装置52、高さ検出装置54A、54B、54C
154Dにより構成される。
次に各構成要素の詳細な説明をする。
記録媒体であるバーコード部23Aは、標識24に、バ
ーコード部23Bは道路11上に設置される。スキャナ
装置50はバーコード部23Aを読み取り、スキャナ装
置51はバーコード部23Bを読み取る。表示装置40
はスキャナ装置50.51で読み取ったコード情報を解
読し図形(文字を含む)、音声等で表示し、必要に応じ
て自動車の自動制御(速度、方向、自動操縦等)データ
の出力をする。レーダ装置52は自動車の前方に障害物
7 (例えば人間、動物、対向車等)を所定の距離から
検出する。このレーダ装置52では、赤4 外光を利用した赤外光レーダ、マイクロ波を利用した電
波レーダ、レーザ光を利用したレーザレーダ、超音波を
利用した超音波レーダのいずれかまたはこれらの組み合
わせを使用する。高さ検出装置54A〜54Dは自動車
の前後左右の傾斜度を検出する。この高さ検出装置には
、赤外光を利用した赤外光距離計測装置、マイクロ波を
利用した電波距離計測装置、レーザ光を利用したレーザ
距離計測装置、超音波を利用した超音波距離計測装置の
いずれかまたはこれらの組み合わせを使用する。
第4図は自動車8における移動体インフォメーション装
置の各構成要素の自動車取付位置を示している。
スキャナ装置50、レーダ装置52はフロントウィンド
ウ裏面の屋根9A部分、フロントライト近辺、屋根上方
部分、サイドウィンドウ、バックウィンドウ、運転席前
方のインスツルメントパネル9Bの部分のいずれかに取
付ける。図では屋根9Aとインスツルメントパネル9B
との両方の取5 付状態が示されている。スキャナ装置51は車体裏面の
中央部、車体前方、後方部分のいずれかに取付ける。高
さ検出装置54A〜54Dは車体裏面四隅の車輪近辺に
取付ける。表示装置40は、インスツルメントパネル9
Bに取付け、運転中デイスプレィ42が観察でき、かつ
運転の邪魔にならないようにする。また、スキャナ装置
50、レーダ装置52、表示装置40は盗難防止対策の
ため取り外しが可能なように設置し、運転者が自動車の
そばを離れるときには取り外してトランクに収納できる
ようにしてもよい。
第5図は、バーコード部23Aが取付けられた標識24
の詳細を示している。
記載部241は標識24の上部にあり、この記載部24
1には自動車の運行に必要な運行情報(図では「横浜5
0KMJ)を図形(文字を含む)で記載する。この記載
部241の下部に記載部241に示した運行情報をバー
コード情報で示し印刷したバーコード部23Aを設ける
。ただし、記載部241は設けなくてもよい。このパー
コー6 ド部23Aで示す情報は記載部241の内容と異なって
もよい。例えば地図情報、広告案内情報、バーコード部
23Aに対するスキャニング角度を記録してもよい。第
6図は第5図に示すバーコード部23AのX−X線断面
図である。
バーコード部23Aは下部から順に、標識24を構成す
る金属、プラスチック板等の支持部材231A、コード
情報がバーコードで印刷されたバーコード印刷層232
A、球状のガラスピーズを固定するペイント層233A
、上記ガラスピーズを均一に取付けた光反射層234A
より構成されている。
このバーコード印刷層232Aは、可視光を反射または
吸収する塗料(インキ〉、赤外光を反射または吸収する
塗料(インキ)、紫外光を反射または吸収する塗料(イ
ンキ)、レーザ光を反射または吸収する特定蛍光塗料(
インキ)を単独または複数で塗布したものまたは印刷し
たもので構成する。
光反射層に取付けられたガラスピーズは公知の7 路面表示用ガラスピーズを使用する。このガラスピーズ
はペイント層233Aに埋設されその一部が露出してい
るが、その特性として、光の再帰反射特性を有している
。すなわち入射光NKをガラスピーズの内面で屈折反射
し反射光HKとして入射光NKと同方向に帰すという特
性がある。このため、スキャナ装置50からスキャニン
グ光LSKが任意の角度で光反射層234Aに入射する
と、ガラスピーズに近接したバーコード印刷層232A
の塗料部分く光を反射する塗料を用いた場合〉または塗
料以外の部分(光を吸収する塗料を用いた場合)で反射
され、反射光LHKとして再度スキャナ装置50に返還
される。
なお、第7図に示されるバーコード部23A′のように
、光反射層234Aはバーコード印刷層232Aの全体
に均一に取付ける必要はなく部分的に取付けてもよい。
また、バーコード印刷層232Aと光反射層234Aと
の間隔は密着でなく所定間隔で存在していてもよい。
また、第8図に示されるバーコード部23A′8 のように、ペイント層233Aに仕切り部235Aを設
けに仕切り部235Aで光反射層234Aを仕切っても
よい。
また、バーコード印刷層232Aの表面に直接公知の道
路標識に使用されているプラスチック製の反射板(上記
ガラスピーズと同様な再帰反射特性を有する)を取付け
てもよい。この場合は光反射層234Aの取付けは不要
である。
第9図には道路11上に設置したバーコード部23Bの
構成要素が示されている。このバーコード部23Bは、
下部から順に、金属、プラスチック板等の支持部材23
1B、バーコード情報がバーコードで印刷されたバーコ
ード印刷層232B。
ガラスピーズを固定するペイント層233B、ガラスピ
ーズを均一に取付けた光反射層234Bより構成されて
おり、これらの構成要素の周囲を保護部材236で密閉
している。また、光反射層234Bの表面には透明のプ
ラスチック、ガラス板の保護板235Bを設置している
。但し、この保護板235Bは必ずしも設置する必要は
ない。また、光反射層234Bの代わりにプラスチック
製の反射板を取付けてもよい。但し、この場合、ノ\゛
−コード印刷層232Bのバーコード情報はスキャナ装
置50の始動命令情報を記録している。
第10図にはスキャナ装置50の斜視図が示されている
。スキャナ装置50には、スキャナ光LSKを照射味そ
のスキャナ光の反射光LHKを入射するために取付けら
れた光学ウィンド503が取付けられている。また、光
学ウィンド503と反対の面には本体1にコードで接続
されるコネクタ502が取付けられ、主面には自動車8
にスキャナ装置50を取付けるための取り付は部材50
1が取付けられている。この取り付は部材501はスキ
ャナ装置50の他の側面に取付けてもよい。
次にスキャナ装置50の内部構造について第11図を参
照して説明する。
主走査光学系として中央部にレーザ光LKを発生するレ
ーザ光発生手段505が設置され、レーザ光発生手段5
05のレーザ光射出側にはレーザ0 光LKを必要に応じて遮断、通過させる光シヤツタ手段
506が設置されている。光シヤツタ手段506のレー
ザ光射出側にはレーザ光LKをスキャンするスキャニン
グ手段507が設置されている。本実施例ではスキャニ
ング手段としてポリゴンミラー(回転多面鏡)を用いて
いる。副走査光学系としては、スキャニング手段507
のレーザ光射出側にスキャニング手段507でスキャン
されたレーザ光SKの出射角度を副走査方向に調整する
角度調整ミラー509が設置されている。この角度調整
ミラー509は、角度調整ミラー509の両端に取付け
られた角度調整手段508A、508Bによって角度が
調整される。本実施例では角度調整ミラー509、角度
調整手段508A。
508Bで傾度駆動手段を構成する。光学ウィンド50
3の裏面には光学ウィンド503の汚れを検出する光学
ウィンド検出センサ530が設置されている。スキャナ
装置50のコネクタ502側には主走査光学系、副走査
光学系を駆動するスキャナ駆動回路504が設置されて
いる。
1 なお、レーザ光発生手段505には、ガスレーザまたは
半導体レーザ、固体レーザ、エキシマレーザを使用し、
波長としては赤外、可視、紫外のいずれかを使用する。
空気中の塵埃による散乱の影響を防止するためには、赤
外線レーザが好ましい。また、光シヤツタ手段506に
は機械素子、液晶素子、カー効果素子等で構成されたシ
ャッタを使用する。
スキャニング手段507には、スキャニング方式として
公知の回転ポリゴンミラー、ガルバノネトリック、回転
ホログラフィックグレーティング方式を使用する。また
、スキャンパターン(走査パターン)には物流用、PO
3用のパターンを使用する。
光学ウィンド503から射出するレーザ光LSKの放射
安全規格基準としては日本工業規格068021988
または対応国際規格lEC825を参照する。
第12図にはスキャナ装置51の斜視図が示されている
。スキャナ装置51の上面にはスキャナ2 光LSK ’を射出し、スキャナ光の反射光LHK′が
入射された光学ウィンド513が取付けられ、光学ウィ
ンド513の上方には、光学ウィンド513の表面の汚
れを払拭するワイパ514が取付けられている。側面に
は本体lに接続するためのコネクタ512を取付け、コ
ードで接続する。
下面には、自動車に取付けるための取り付は部材511
を設ける。この取り付は部材511は他の側面に設けて
もよい。
次にスキャナ装置51の内部構造について第13図を参
照して説明する。
主走査光学系としてレーザ光LKを発生するレーザ゛光
発生手段517が中央部に設置され、レーザ光発生手段
517のレーザ光射出側にはレーザ光LK’を必要に応
じて遮断、通過させる光シャック手段518が設置され
ている。光シヤツタ手段517のレーザ光射出側にはレ
ーザ光LK’をスキャンするスキャニング手段519が
設置されている。主走査光学系の上方には光学ウィンド
513の汚れを検出する光学ウィンド検出センサ53 16A、516Bが設置され、スキャニング手段519
を挟んで光シヤツタ手段518の反対側ニに光学ウィン
ド513を払拭するワイパ514を駆動するワイパ駆動
手段520が設置されている。
レーザ光発生手段517の近傍には主走査光学系を駆動
するスキャナ駆動回路515が設置されている。
レーザ光発生手段517、光シャック手段518、スキ
ャニング手段519、スキャナ駆動回路515には、上
記で説明したスキャナ装置50のレーザ光発生手段50
5、光シヤツタ手段506、スキャニング手段507、
スキャナ装置駆動回路504と同様なものを使用する。
但し、スキャニング手段519はスキャンされたレーザ
光LSK′を垂直に出射する。
次に本実施例の移動体インフォメーション装置における
表示装置40の構造を第14図を参照して説明する。
表示装置40の側面に各種装置と接続するためのコネク
タ41を取付け、正面中央部には各種情4 報を図形〈文字)で表示するデイスプレィ装W42を設
ける。デイスプレィ装置42の近傍には、情報を音声で
出力するスピーカ45を設ける。デイスプレィ装置42
の下方には電源をオン、オフする電源スィッチ43、モ
ードを選択するモード選択スイッチ44A、rl、2.
3.4.5.6.7.8.9.0、*」が各々表示され
た複数キーで構成されるキーボード44Bが順に設けら
れている。
次に本実施例のインフォメーション装置のブロック回路
を第15図を参照して説明する。
このブロック回路では、スキャナ装置50.51、レー
ダ装置52、高さ検出装置54A〜54Dが表示装置4
0のインタフェース(入出カポ−1−)70A〜70C
と接続され各信号の授受が行われる。
まず、スキャナ装置50と表示装置40との信号の授受
について説明する。表示装置40より電源駆動信号LK
Sがスキャナ装置50のレーザ光発生手段駆動回路63
Aに入力される。信号LK5 Sが人力されるとレーザ光発生手段駆動回路63Aより
駆動電力LRがレーザ光発生手段505に人力される。
電力LRが入力されると、レーザ光発生手段505によ
り、レーザ光LKが光シヤツタ手段506を介してスキ
ャニング手段507に入射される。光シヤツタ手段50
6を駆動するには、表示装置40からの駆動信号HK 
Sを光シャック手段駆動回路62Aに人力し、光シャッ
ク手段駆動回路62Aよりシャッタ駆動信号H3を人力
して行う。光シヤツタ手段506を通過したレーザ光L
Kは、スキャニング手段507および角度調整ミラー5
09を介してスキャニング光LSKとしてバーコード部
23Aに入射される。角度調整ミラー509を駆動する
には、表示装置40からの回路駆動信号KTSを角度調
整手段駆動回路61Aに入力し、角度調整手段駆動回路
61Aより角度駆動信号KSを角度調整手段508A。
508Bに入力して行う。
バーコード部23Aからの反射光LHKは、スキャニン
グ手段507のレーザ光検出センサBS6 Nに入射される。反射光LHKが入射されるとレーザ光
検出センサBSNからセンサ信号BKが、バーコード信
号検出回路64Aに入力される。バーコード信号検出回
路64Aによってバーコード信号BKSが検出されて表
示装置40に出力される。光学ウィンド検出センサ53
0よりセンサ信号WSが、ウィンド検出回路60Aに入
力され、ウィンド検出信号WKSが出力される。
次に、スキャナ装置51と表示装置40との信号の授受
について説明する。表示装置40より電源駆動信号LK
S ’がスキャナ装置51のレーザ光発生手段駆動回路
63Bに入力されると、駆動電力LR’が出力され、こ
の駆動電力LR’がレーザ光発生手段517に入力され
、レーザ光発生手段517よりレーザ光LK’が光シヤ
ツタ手段518を介してスキャニング手段519に入射
される。光シヤツタ手段518を駆動するには、表示装
置40からの駆動信号HKS’を光シヤツタ手段駆動回
路62Bに入力し、光シヤツタ手段駆動回路62Bより
シャッタ信号H3’を光シャツ7 タ手段518に入力しておこなう。レーザ光LK′はス
キャニング手段519に入力されスキャニング光LSK
’としてバーコード部23Bに入射される。
バーコード部23Bからの反射光LHK ’がスキャニ
ング手段519のレーザ光検出センサBSN′に入射さ
れるとセンサ信号BK’がバーコード信号検出回路64
Bに入力される。バーコード信号検出回路64Bよりセ
ンサ信号BK’が検出されてバーコード信号BKS ’
が出力される。
光学ウィンドが汚れていると、検出センサ516A、5
16Bよりセンサ信号WS′がウィンド検出回路60B
に入力され、ウィンド検出回路69Bからウィンド信号
WKS’が出力される。ウィンド信号WKS’が入力さ
れると表示装置40から駆動信号WPSが出力され、ワ
イパ駆動回路65に入力され、ワイパ駆動回路65より
出力された駆動信号PS’がワイパ駆動手段520に入
力され、ワイパ514が駆動する。
レーダ装置52と表示装置40との信号の授受8 は、レーダ装置52より検出波KDが照射され、例えば
障害物7で反射された反射波LDが検出されると検出信
号LDSが表示装置に入力される。
また、表示装置40には、高さ検出装置54A〜54D
より出力された高さ検出信号PAS−PDSが人力され
る。
表示装置40は、インタフェース70A〜70Dと、C
P U 7.1とRAM73とROM72で構成された
データ処理コンピュータ70とがデータバスにより接続
されて構成されている。
インタフェース70Dには、スピーカ54に接続された
音声発生回路74、モード選択スイッチ44A1キーボ
ード44B1デイスプレイ装置42が接続されている。
データ処理コンピュータ70は、予め記憶された処理プ
ログラムに基づいて以下のように動作する。すなわち、
バーコードデータBKDSBKD′をデータ処理し、情
報データJKD、JKD′として記憶する。なお、暗号
コード処理プログラムを設けて暗号コードを情報データ
に変換部9 理してもよい。また、必要に応じて情報データJKD、
JKD’を音声発生データ○ND、デイスプレィデータ
DPDに変換して出力する。検出データWKS、WKS
 ’をデータ処理し、デイスプレィデータDPDおよび
ワイパー駆動データWPDを出力する。また、高さデー
タPSD−PDDより回路駆動データKTDを算出し出
力する。
モード選択スイッチ44A1キーボード44Bが操作さ
れると、インタフェース70Dを介してコントロールデ
ータKO8,KODが入力される。
また、音声発生データOND、デイスプレィデータDP
Dがインタフェース70Dより音声発生回路74、デイ
スプレィ装置42に入力される。
回路駆動データKTD、光シャッタデータHKD1電源
駆動データLKDに基づいてインタフェース70Aより
回路駆動信号KTS、駆動信号HKSS電源動信号LK
Sが出力される。
検出信号WKS、バーコード信号BKSは、検出データ
WKD、バーコードデータBKSとしてコンピュータ7
0に取込まれる。駆動信号HK0 D′、電源駆動データLKD ’によって駆動信号HK
S’、電源駆動信号LKS ’が生成される。
検出信号WKS’、バーコード信号BKS’は検出テ゛
−タWKD′、バーコードデータBKS’としてコンピ
ュータ70に取込まれる。
レーダ装置52からの検出信号LDSは検出データLD
Dとしてコンピュータ70に取込まれる。
なおインタフェース70A〜70Dに外部メモリとして
フロッピーディスク(磁気、光)を取付けたり(データ
容量を増加したり)、出力装置としてプリンタを取付け
てもよい。また、内部メモリとして固定ディスクを設け
てもよい。
次に、本実施例に係る自動車のインフォメーション装置
の動作を第16図、第17図のフローチャート、第18
図〜第24図を参照して説明する。
第18図には、このインフォメーション装置を搭載した
自動車8が運行する道路11と標識24との位置関係が
示されている。インフォメーション装置は道路11の検
出区間LLで作動し、バーコード23Aは標識24上に
設置され、パーコー1 ド23Bは道路11上に設置されている。区間LLは区
間L1〜L3に分割して、Llをシステム開始区間、L
2をスキャニング開始区間、L3を情報検出区間とする
。道路の白線部分をH1〜H4とし、中央ラインをHL
T、自動車8の車間ラインをHLL、HLRとし、HL
LとHLR間の距離をHLとする。H1〜H4の数は任
意であり、自動車8はこの区間Ll間では中央ラインH
TLを走行する。
次に移動体インフォメーション装置の処理の流れを第1
6図、第17図のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1においてエンジンが始動されたか否かを判
断する。エンジンが始動されていなければステップS1
において再度エンジンが始動されたか否かの判断をする
。エンジンが始動したら、ステップS2において表示装
置40の電源をオンし、ステップS3において表示装置
40を作動状態にする。以後、表示装置40のデータ処
理コンピュータ70によりデータ処理が行われる。ステ
2 ツブS4においてデイスプレィにモード選択の表示がな
される。これによってドライバはモード選択スイッチ4
4Aを操作してモード選択をすることになる。また、こ
のとき自動制御モードの設定をするようにしてもよい。
ステップS5において、モード選択スイッチ44Aを押
したか(音声モードを選択したか)否かの判断をし、音
声モードが選択されると、ステップS7において、スピ
ーカ54からの音声とデイスプレィ装置42によるデイ
スプレィとの両方の表現モードになる。ステップS5に
おいて何も選択しなければステップS6において所定時
間経過したか否かを判断し、所定時間経過したならばス
テップS8のデイスプレィ装置42によるデイスプレィ
のみの表現モードとなる。
次にドライバはキーボードを操作してスキャナ装置50
を使用するかまたはスキャナ装置50.51の両方を使
用するか否かの選択をする。コンピュータではステップ
S9においてキーボードが操作されてデータが入力され
たか否かの判断をし、3 キーによる入力がなければステップSIOで催促画面の
表示をする処理を行い、キーによる入力があればステッ
プSllでスキャナ装置50.51の両方の選択か否か
の判断を行い、両方の選択であればステップS12に進
み、スキャナ装置50の選択であればステップS34に
進む。
次にスキャナ装置50.51の両方を選択したときの流
れを説明する。
ステップS12においてスキャナ装置51を動作状態に
し、ステップS13においてレーザ発生手段517を動
作し、ステップS14において光シヤツタ手段518が
開放され、レーザ光LK’がスキャニング手段519に
入射し、スキャニング動作が開始される。ステップS1
5において光学ウィンド検出センサー516A、516
Bにより光学ウィンド513のチエツクが行われ、ステ
ップS16において光学ウィンド513が汚れていない
と判断されたときは、ステップS19に進む。光学ウィ
ンド513が汚れていれば、ステップ317においてワ
イパ514を駆動して光学つ4 インドを払拭し、ステップS15に戻り、再度光学ウィ
ンド513のチエツクを行う。ステップS19において
バーコード23Bの読み取りが行われた否かが判断され
る。なお、この時点で第19図に示されるように自動車
8はシステム開始区間L1に入り、第・20図に示され
るように自動車8がバーコード部23B上を通過したと
きバーコード情報が読み取られる。ステップS19にお
いてバーコードが読み取られたか否かを判断し、読み取
られたならばステップS20に進む。読み取られなけれ
ば再度ステップ318に戻り、バーコード23Bの読み
取りを行う。ステップS20において高さ検出装置54
A〜54Dにより自動車8の車体の傾度が検出される。
ステップS21においてこのデータと読み取ったバーコ
ード情報に基づく位置情報とに基づき角度調整手段50
8A。
508Bにより角度調整ミラー509の角度が調整され
る。
この原理を第22図、第23図を用いて簡単に説明する
5 第22図に示すように、高さ検出装置54A〜54Dは
自動車8の車体にX、Y方向にTLA、TLBの幅で取
付けられている。ここで自動車8の車体が道路11に対
しである傾度傾くとそれぞれの高さ検出装置54A〜5
4Dと道路11からの高さもTLI〜TL4のように変
化する。
すなわち、自動車8の傾きは、 X方向では θl = s i rr’ (TL 1−TL 2) 
/TUAθ2=s irr’ (TL4−TL3)/T
LAY方向では θ 3=s  in  ’  (TL3−TLI)  
/TLBθ4=s irr’ (TL4−TL2)/T
LBとなる。
ただし、θl、θ2、θ3、θ4は各々路面に対する高
さ検出装置54Aと高さ検出装置54Bとを結ぶ線、高
さ検出装置54Dと高さ検出装置54Cとを結ぶ線、高
さ検出装置54Aと高さ検出装置54Cとを結ぶ線、高
さ検出装置54Bと高さ検出装置54Dとを結ぶ線の傾
きである。
6 以上のデータに基づき第23図に示されるように傾度θ
1、θ2の位置を入れ替えて主走査光学系531を傾斜
すれば主走査光学系531が道路11の面に対して平行
に保持される。この位置を基準として位置情報によって
スキャニング方向を定めレーザ光を照射する。本実施例
ではこの動作を角度調整ミラー509の調整で行ってい
る。
ステップS21で角度調整手段508A、508Bによ
り角度調整ミラー509の調整が終了するとステップS
22においてスキャナ装置50のレーザ光発生手段50
5を動作しレーザ光LKを発生する。
次にステップ323においてレーダ装置52によりスキ
ャニング開始区間L2、情報検出区間L3にいる障害物
7の検出が行われ、この区間に障害物7が存在しなけれ
ばステップS25において光シヤツタ手段506が開放
されスキャニング手段507にレーザ光LKが入射する
。障害物7が存在すればバーコード部23Aの読み取り
を行うことができないので、ステップS24において光
7 シャッタ手段506は閉じたままでスキャニング光LS
Kは照射されず、ステップS23に戻る。
そして、障害物が検出されなくなるまでステップS23
、ステップS24を繰り返す。ステップS25において
シャック手段506が開放されスキャニング手段507
によるスキャニングが開始されると、第21図に示され
るように情報検出区間L3でスキャニング手段50より
レーザ光LSKが標識24のバーコード部23Aに照射
される。
ステップ326においてバーコード部23Aよりバーコ
ードが検出され、コード情報が読み取られるとステップ
S27において表示装置40のデイスプレィ装置42に
情報が表示される。ここで、ステップS5で音声による
表現モードを指定していればステップS29においてス
ピーカ54より音声で情報が報知される。ステップS5
において自動制御の指定をしていればステップS30に
おいて自動車8の自動制御が行われる。この自動制御と
しては、車速が制限速度以上のときに自動的に減速する
等の制御がある。以上の動作が終了す8 るとステップS31においてスキャナ装置50゜51を
停止し、ステップS32でスキャニング動作を続けるか
否かの判断をした後、スキャニング動作を続けるならば
、ステップS15に戻り、スキャニング動作を繰り返す
。スキャニング動作を終了するときはステップS33に
おいて表示装置40の電源スィッチ43をオフにする。
次にスキャナ装置50を選択したときの処理の流れを説
明する。これは、路上の汚れ、降雪などによりバーコー
ド部23Bが読み取れないときゃバーコード部23Aの
高さが一定していて位置情報を必要としないとき等に有
効な動作である。ステップS34においてスキャナ装W
50の動作を開始する。ステップS35において高さ検
出装置54A〜54で自動車8の車体の傾度が検出され
、角度調整手段508A、5ashにより角度調整ミラ
ー509の角度が調整される。なお、ここではバーコー
ド部23Aをスキャンする位置に角度調整がなされる。
ステップS36においてスキャナ装置50のレーザ光発
生手段505が動作しし9 −ザ光LKを発生する。次にステップS37においてレ
ーダ装置52によりスキャニング開始区間L2、情報検
出区間L3内に障害物7が存在するか否かを判断し、障
害物7が存在しなければステップS39において光シャ
ック手段506が開放してスキャニング手段507にレ
ーザ光LKが入射しスキャニング光LSKが第24図に
示されるようにバーコード部23Δに照射される。障害
物7が存在すれば、ステップ338において光シヤツタ
手段は閉じてステップS37に戻る。
ステップS40においてバーコード部23Aのコード情
報の読み取りが開始されるとステップS41においてバ
ーコードが検出されたか否かの判断をし、検出されなけ
ればステップS40に戻り再度バーコード部23Aの読
み取りを行う。バーコードが検出されれば、ステップS
42において再び高さ検出装置54A〜54Dにより自
動車8の車体の傾度が検出され、角度調整手段508A
508Bにより角度調整ミラー509が調整される。な
お、ここではバーコード部23Aをスキャ0 ンする位置に角度調整ミラー509が調整される。
次にステップS27に進み、バーコード部23Aよりバ
ーコードを検出し、コード情報をデイスプレィ装置42
に表示する。この後の処理は先に説明したスキャナ装置
50,51の両方を選択する処理の流れと同様であるの
で、説明を省略する。
以上説明したように本実施例に係る移動体インフォメー
ション装置は自動車8にスキャナ装置50.51を設置
し、標識及び道路上に設置されたバーコード部23A、
23Bよりコード情報をスキャニング手段により読み取
ることができるので、バーコード部23A、23B等の
記録媒体がある地域であれば随時情報を得ることができ
る。また記録媒体により得られる情報をデイスプレィ装
置42及び音声により報知することができるので、自動
車8を運転中であっても容易に情報を得ることができる
。また、バーコード部23Bにバーコード部23Aの位
置情報を記録しているのでバーコード部23Aに記録し
た報知情報を正確に読み取ることができる。
1 なお、上記ではバーコード部23Bに、バーコード部2
3Aの位置情報を記録する例について説明したが、バー
コード部23Bに自動車に報知する情報を記録してもよ
い。この場合にはバーコード部23Aが読み取った情報
とバーコード23Bが読み取った情報とを比較して、読
み取りミスを補正してもよい。さらに、上記ではバーコ
ード部23A、23Bを用いたが、いずれか一方を用い
るようにしても同様の効果が得られる。
なお、本実施例では、自動車を例に移動体インフォメー
ション装置を説明したが、この移動体の他の例としては
、 ■電車、貨車、ジーゼル車などの路線上を走行する軌道
車、 ■戦車、装軌車、自走砲車、牽引車、雪上車、装甲車な
どの火器を搭載できる軍用車、 ■海上、海中を航行する船舶、潜水艦、■ロケット、誘
導弾、 ■大気中を飛行うる航空機、 ■宇宙空間を航行する人工衛星、宇宙飛行船であ2 っても使用することができる。
上記軌道車では、記録媒体を線路上および信号機付近に
設ければよい。軍用車では記録媒体に赤外、紫外、レー
ザ光で読み取れる特定蛍光塗料を利用した光記録媒体を
、情報コードに暗号コードを使用する。上記記録媒体に
迷彩装飾を施して運行経路に付設すればよい。船舶では
上記記録媒体を海上ブイ、灯台付近に付設すればよい。
潜水艦では上記記録媒体を船舶の船底部、海底、岩礁に
付設すればよい。ロケット、誘導弾では上記軍用車と同
様な記録媒体を予め地上の航路上に付設しておき飛行中
にスキャナ、イメージセンサで読み取ればよい。また、
地球の衛星軌道に光通信用のサテライトを打ち上げてお
き、このサテライトから情報を供給すればよい。人工衛
星、宇宙飛行船では記録媒体を予め宇宙空間の航路上に
付設しておき飛行中にスキャナ、イメージセンサで読み
取ればよい。
前記記録媒体では光記録媒体を例に説明したが記録媒体
の一部を磁気記録媒体にしてもよい。例3 えば上記バーコード部23Bを磁気記録媒体にして磁気
センサで読み取ればよい。
上記記録媒体を必要に応じて前記コード情報が書き換え
可能な液晶板を使用した光記録媒体にしてもよい。この
場合、液晶板の駆動装置を有線、無線で接続し中央コン
トロールして移動体運行システムを集中管理してもよい
。また、このシステム、装置は従来のインフォメーショ
ン装置(無線、有線、慣性誘導〉と併設しても使用して
よい。
また上記スキャナ装置をハンディタイプにして運行中オ
ペレータが手持ちで記録媒体に向けて操作してもよい。
上記記録媒体に照明装置を取付は記録媒体自体に光を照
射し、上記スキャナ装置の代わりにイメージセンサ、パ
ターン認識装置を使用してコード情報を読み取ってもよ
い。
また、第25図(1)〜(4)に示すように、バーコー
ド記録部の近傍にガラスピーズ等から成る再帰反射鏡3
0を配置し、再帰反射光を検出してバーコード記録部の
位置を認識し、バーコード部23Aを読み取るようにし
てもよい。第25図4 (1)は再帰反射鏡30をバーコード部23Aの上方に
配置したものであり、第25図(2)はバーコード部2
3Aを挟むように再帰反射鏡30を配置したものであり
、第25図(3)はバーコード部23Aの4角に対応さ
せて再帰反射鏡30を配置したものであり、第25図(
4)はバーコード部23Aの対角線上に再帰反射鏡30
を配置したものである。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明では、移動体に報知する情報を
移動体の移動経路または移動経路の近傍に固定配置され
た記録媒体に記録し、移動体の読み取り手段により記録
媒体の情報を読み取り、報知手段により情報を報知され
るので、記録媒体を設置した地域であれば情報を得るこ
とができ、移動体の移動に支障をきたすことな(随時情
報を得ることができる、という効果が得られる。
また、移動体に報知する情報を記録した第1の記録媒体
と、第1の記録媒体の位置情報を記録した第2の記録媒
体とを読み取ることにより、移動5 体が移動中でも確実に第1の記録媒体の情報を読み取る
ことができ、また第1の記録媒体が移動体の移動経路か
ら離れた位置にあっても正確に情報を読み取ることがで
きる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車に使用されるインフォメーショ
ン装置の構成図、第2図(1)、(2)は記録媒体の作
成手順と、移動体インフォメーション装置の処理の流れ
を説明した流れ図、第3図は自動車のインフォメーショ
ン装置の構成図、第4図は自動車のインフォメーション
装置の各構成要素の取付位置を示した斜視図、第5図は
標識24の構成要素を示した構成図、第6図は標識に設
置されたバーコード部の構成を示した第5図XX線断面
図、第7図、第8図は標識に設置されたバーコード部の
他の例を示した構成図、第9図は道路上に設置したバー
コード部の構成を示した構Ff?、図、第10図は自動
車の車体前方または上方に設置したスキャナ装置の斜視
図、第11図は第10図のスキャナ装置の内部構造を示
した斜視図、6 第12図は自動車の車体裏面の中央部に設置したスキャ
ナ装置の斜視図、第13図は第12図のスキャナ装置の
内部構造を示した斜視図、第14図は表示装置の斜視図
、第15図は移動体インフォメーション装置のブロック
回路図、第16図、第17図は自動車のインフォメーシ
ョン装置の処理の流れを示したフローチャート、第18
図、第19図は自動車のインフォメーション装置の道路
上における検出区間を示す説明図、第20図、第21図
 は自動車からのスキャニング動作を示す説明図、第2
2図、第23図は高さ検出装置による自動車の車体傾度
検出方法を示す説明図、第24図は自動車からのスキャ
ニング動作を示す説明図、第25図〈1〉〜(4)は標
識に設置されたバーコード部とガラスピーズとの他の例
を示す構成図である。 23A、23B・・・バーコード部、 40・・・表示装置、 50.51・・・スキャナ装置、 52・・・レーダ装置、 7 4A1 4B1 4C1 54D ・ ・ ・高さ検出 装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動体に報知する情報をコード情報で記録しかつ
    移動体の移動経路上または該移動経路の近傍に固定配置
    された記録媒体と、 前記記録媒体に記録されたコード情報を読み取る移動体
    に配置された読み取り手段と、 前記読み取り手段によって読み取られた情報を報知する
    移動体に配置された報知手段と、 を含む移動体インフォメーション装置。
  2. (2)移動体に報知する情報をコード情報で記録しかつ
    移動体の移動経路の近傍に固定配置された第1の記録媒
    体と、 前記第1の記録媒体の位置を表す位置情報をコード情報
    で記録しかつ移動体の移動経路上に固定配置された第2
    の記録媒体と、 制御されることによって前記第1の記録媒体に記録され
    たコード情報を読み取る移動体に配置された第1の読み
    取り手段と、 前記第2の記録媒体に記録されたコード情報を読み取る
    移動体に配置された第2の読み取り手段と、 前記第2の読み取り手段で読み取られた位置情報に基づ
    いて前記第1の読み取り手段を制御する制御手段と、 前記第1の読み取り手段によって読み取られた情報を報
    知する移動体に配置された報知手段と、を含む移動体イ
    ンフォメーション装置。
JP32006289A 1989-12-08 1989-12-08 移動体インフオメーシヨン装置 Pending JPH03181000A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515964A (ja) * 2017-03-31 2020-05-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 状況認識標識システム

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JP2020515964A (ja) * 2017-03-31 2020-05-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 状況認識標識システム

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