JPH03177498A - 水溶性金属加工用潤滑剤組成物 - Google Patents
水溶性金属加工用潤滑剤組成物Info
- Publication number
- JPH03177498A JPH03177498A JP31628089A JP31628089A JPH03177498A JP H03177498 A JPH03177498 A JP H03177498A JP 31628089 A JP31628089 A JP 31628089A JP 31628089 A JP31628089 A JP 31628089A JP H03177498 A JPH03177498 A JP H03177498A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- composition
- lubricant
- microcapsules
- antibacterial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防菌又は防黴物質等の抗菌性物質をマイクロ
カプセルに包含させてなる水溶性金属加工用潤滑剤に関
し、更に詳しく言えば耐腐敗性に優れ、長期間安定に使
用することができる水溶性金属加工用潤滑剤に関する。
カプセルに包含させてなる水溶性金属加工用潤滑剤に関
し、更に詳しく言えば耐腐敗性に優れ、長期間安定に使
用することができる水溶性金属加工用潤滑剤に関する。
本発明は、切削加工、研削加工、ロールフォーミング加
工、プレス加工、引抜き加工等に利用される。
工、プレス加工、引抜き加工等に利用される。
5従来の技術〕
従来、金属加工に用いられる防菌・防黴用水溶性潤滑剤
組成物としては、鉱物油、油脂、合成潤滑剤、油性向上
剤、極圧添加剤、界面活性剤、消泡剤、金属防食剤及び
酸化防止剤、更にはこれらの中に配合される防腐・防黴
剤等の抗菌性物質からなるものが知られている。そして
、この水溶性金属加工用潤滑剤組成物は、通常、水で希
釈され循環使用される。
組成物としては、鉱物油、油脂、合成潤滑剤、油性向上
剤、極圧添加剤、界面活性剤、消泡剤、金属防食剤及び
酸化防止剤、更にはこれらの中に配合される防腐・防黴
剤等の抗菌性物質からなるものが知られている。そして
、この水溶性金属加工用潤滑剤組成物は、通常、水で希
釈され循環使用される。
水溶性金属加工用潤滑剤組成物の希釈液は、長期間循環
使用されると微生物による劣化即ち腐敗し易いという問
題点がある。従って、その微生物劣化を防止することは
、非常に重要な課題である。腐敗が進行すると、潤滑性
及び作業性が低下し、更に悪臭発生による作業環境が悪
化したり、循環系統の配管の詰まりの原因ともなる。ま
た、腐敗による潤滑剤交換の頻度が高くなるので、コス
トの上でも不利となる。
使用されると微生物による劣化即ち腐敗し易いという問
題点がある。従って、その微生物劣化を防止することは
、非常に重要な課題である。腐敗が進行すると、潤滑性
及び作業性が低下し、更に悪臭発生による作業環境が悪
化したり、循環系統の配管の詰まりの原因ともなる。ま
た、腐敗による潤滑剤交換の頻度が高くなるので、コス
トの上でも不利となる。
従って、前記のような希釈液の微生物による劣化を防止
するため、従来は、前記潤滑剤組成物に示すように、潤
滑剤中に各種の抗菌性物質を単:こそのまま添加してい
た。しかし、この場合は、希釈液の劣化を長期間にわた
って防止することは困難であり、満足する状態ではなか
った。特に、前記抗菌性物質は潤滑剤中の他の成分と反
応し易く、潤滑剤の貯蔵中にも抗菌性物質の不活性化が
進むので、防菌・防黴等の抗菌効果が大幅に低下する。
するため、従来は、前記潤滑剤組成物に示すように、潤
滑剤中に各種の抗菌性物質を単:こそのまま添加してい
た。しかし、この場合は、希釈液の劣化を長期間にわた
って防止することは困難であり、満足する状態ではなか
った。特に、前記抗菌性物質は潤滑剤中の他の成分と反
応し易く、潤滑剤の貯蔵中にも抗菌性物質の不活性化が
進むので、防菌・防黴等の抗菌効果が大幅に低下する。
また、使用液に直接添加しても、短期間の効果しか得ろ
ない。
ない。
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされ
たものであり、微生物劣化防止、即ち腐敗防止及び黴の
発生防止に優れた水溶性金属加工用潤滑剤組成物を提供
することを目的とする。
たものであり、微生物劣化防止、即ち腐敗防止及び黴の
発生防止に優れた水溶性金属加工用潤滑剤組成物を提供
することを目的とする。
本発明者らは、水溶性金属加工用潤滑剤組成物の微生物
劣化に関して、鋭意研究を重ねた結果、防菌・防黴物質
等をマイクロカプセルに包含させることによって、前記
従来技術の欠点を解消できるとの新たな知見を得て、本
発明を完成したものである。即ち、本発明の水溶性金属
加工用潤滑剤組成物は、抗菌性物質を有機高分子材料か
らなるマイクロカプセルに包含させたことを特徴とする
。
劣化に関して、鋭意研究を重ねた結果、防菌・防黴物質
等をマイクロカプセルに包含させることによって、前記
従来技術の欠点を解消できるとの新たな知見を得て、本
発明を完成したものである。即ち、本発明の水溶性金属
加工用潤滑剤組成物は、抗菌性物質を有機高分子材料か
らなるマイクロカプセルに包含させたことを特徴とする
。
前記抗菌性物質としては、防菌・防黴物質を含め、微生
物による腐敗を防止できる物質全てを用いることができ
る。例えば、この物質としては、通常、ハロゲン化合物
、ヒドロキシアルキル化合物、トリアジン系化合物、フ
ェノール系化合物、チアゾリン系化合物等の防菌・防黴
物質を用いることができる。この使用する抗菌性物質は
、それらの各種化合物のうちの1種でも、2種以上の組
合せでもよいっ 本発明は、前記抗菌性物質をマイクロカプセルに包含さ
せることに特徴がある。この方法は、特に問わず公知の
方法を用いることができ、例えば、界面重合法、1ns
itu重合法、液中硬化被覆法、コアセルベーション法
、相分離法又は液中乾燥法等を用いることができる。ま
た、マイクロカプセルを構成する有機高分子材料も特に
限定されず、その膜形成方法等により種々異なるが、例
えばポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリウ
レア、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、エポキン樹脂、
ポリエチレン、エチルセルロース又はアルギン酸塩等を
挙げることができる。
物による腐敗を防止できる物質全てを用いることができ
る。例えば、この物質としては、通常、ハロゲン化合物
、ヒドロキシアルキル化合物、トリアジン系化合物、フ
ェノール系化合物、チアゾリン系化合物等の防菌・防黴
物質を用いることができる。この使用する抗菌性物質は
、それらの各種化合物のうちの1種でも、2種以上の組
合せでもよいっ 本発明は、前記抗菌性物質をマイクロカプセルに包含さ
せることに特徴がある。この方法は、特に問わず公知の
方法を用いることができ、例えば、界面重合法、1ns
itu重合法、液中硬化被覆法、コアセルベーション法
、相分離法又は液中乾燥法等を用いることができる。ま
た、マイクロカプセルを構成する有機高分子材料も特に
限定されず、その膜形成方法等により種々異なるが、例
えばポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリウ
レア、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、エポキン樹脂、
ポリエチレン、エチルセルロース又はアルギン酸塩等を
挙げることができる。
更に、このマイクロカプセルに包含される抗菌性物質の
含有量は、特に限定されず、その全部でもよいが、通常
10〜50%程度であり、好ましくは約20%である。
含有量は、特に限定されず、その全部でもよいが、通常
10〜50%程度であり、好ましくは約20%である。
10%未満ではその効果が乏しく、50%を越えるとマ
イクロカプセルの壁膜が弱くなる。マイクロカプセルに
含有されるこれ以外の他の成分としては、通常以下に述
べる潤滑剤成分が用いられる。しかし、使用する抗菌性
物質と反応しないような成分が好ましい。反応してはそ
の活性が低下してしまうからである。
イクロカプセルの壁膜が弱くなる。マイクロカプセルに
含有されるこれ以外の他の成分としては、通常以下に述
べる潤滑剤成分が用いられる。しかし、使用する抗菌性
物質と反応しないような成分が好ましい。反応してはそ
の活性が低下してしまうからである。
この抗菌性物質の添加量は、通常、潤滑剤組成物の希釈
液中の含有量として300〜3000pρmとなるよう
に、潤滑剤組成物(原液)に添加する。即ち、抗菌性物
質の潤滑剤組成物への添加量は、0゜01〜50重量%
(以下、%という)、好ましくは0.5〜20重量%で
ある。0.01%未満ではその効果に乏しく、50%を
越えると潤滑剤の取扱い上皮膚到激が生じるからである
。
液中の含有量として300〜3000pρmとなるよう
に、潤滑剤組成物(原液)に添加する。即ち、抗菌性物
質の潤滑剤組成物への添加量は、0゜01〜50重量%
(以下、%という)、好ましくは0.5〜20重量%で
ある。0.01%未満ではその効果に乏しく、50%を
越えると潤滑剤の取扱い上皮膚到激が生じるからである
。
0.5〜20%の場合は、そのような欠点もなく大変バ
ランスがとれているからである。
ランスがとれているからである。
前記潤滑剤成分としては、通常、(イ)鉱物油と(ロ)
合成潤滑剤及び油性向上剤のうちの1種又は2種と(ハ
)極圧剤と、の併せて3種又は4種の組合せが用いられ
る。しかし、これに限定されず、鉱物油、合成潤滑剤、
油性向上剤及び極圧剤のうちの1種でもよいし、2種以
上を組み合わせてもよいし、また、その種類のうちの化
合物も1種でもよいし、2種以上を組み合わせてもよく
、目的、用途等に応じて種々選択できる。
合成潤滑剤及び油性向上剤のうちの1種又は2種と(ハ
)極圧剤と、の併せて3種又は4種の組合せが用いられ
る。しかし、これに限定されず、鉱物油、合成潤滑剤、
油性向上剤及び極圧剤のうちの1種でもよいし、2種以
上を組み合わせてもよいし、また、その種類のうちの化
合物も1種でもよいし、2種以上を組み合わせてもよく
、目的、用途等に応じて種々選択できる。
前記鉱物油としては、灯油、軽油、スピンドル油、マシ
ン油、タービン油、シリンダー油、流動パラフィン等を
用いることができる。
ン油、タービン油、シリンダー油、流動パラフィン等を
用いることができる。
前記合成潤滑剤としては、(イ)ポリ−α−オレフィン
、ポリブテン等のポリオレフィン、(ロ)アルキレング
リコール、ポリオキシアルキレングリコール、それらの
アルキルエーテル、ポリオール、ポリフェニルエーテル
、ポリオールエステル等のポリオール、ポリエーテル若
しくはポリエステル、(ハ)シリコーン油等を用いるこ
とができる。
、ポリブテン等のポリオレフィン、(ロ)アルキレング
リコール、ポリオキシアルキレングリコール、それらの
アルキルエーテル、ポリオール、ポリフェニルエーテル
、ポリオールエステル等のポリオール、ポリエーテル若
しくはポリエステル、(ハ)シリコーン油等を用いるこ
とができる。
また、油性向上剤とは、油性(潤滑性)を向上させるも
のを広くいい、前記の範鴫に入らないものも含む。これ
としては、(イ)牛指、豚脂、ナタ不油、ヤシ油、パー
ム油、ヌカ油、これちの水素添加物等の油脂類、(ロ)
ステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
、バルミチン酸等の脂肪酸、この脂肪酸等とアルコール
のエステル、(ハ)オレイルアルコール等の高級アルコ
ール、脂肪族アミン及σアミド等を用いることができる
。前記エステルとなるアルコールとしては、炭素原子数
が1〜22の1価アルコール、エチレングリコール等の
2価アルコール、トリメチロルブロバン等の多価アルコ
ール等を例示することができる。
のを広くいい、前記の範鴫に入らないものも含む。これ
としては、(イ)牛指、豚脂、ナタ不油、ヤシ油、パー
ム油、ヌカ油、これちの水素添加物等の油脂類、(ロ)
ステアリン酸、オレイン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
、バルミチン酸等の脂肪酸、この脂肪酸等とアルコール
のエステル、(ハ)オレイルアルコール等の高級アルコ
ール、脂肪族アミン及σアミド等を用いることができる
。前記エステルとなるアルコールとしては、炭素原子数
が1〜22の1価アルコール、エチレングリコール等の
2価アルコール、トリメチロルブロバン等の多価アルコ
ール等を例示することができる。
前記極圧剤としては、(イ)硫化油脂、硫化脂肪酸エス
テル、オレフィンポリサルファイド、ジアルキルポリサ
ルファイド等の硫黄系極圧剤、(v])塩素化パラフィ
ン、塩素化脂肪酸エステル等の塩素系極圧剤、(ハ)ア
ルキル若しくはアリルリン酸エステル、アルキル若しく
はアリル亜リン酸エステル等のリン系極圧剤、(ニ)ナ
フテン酸鉛、チオリン酸亜鉛等の有機金属塩等を用いる
ことができる。
テル、オレフィンポリサルファイド、ジアルキルポリサ
ルファイド等の硫黄系極圧剤、(v])塩素化パラフィ
ン、塩素化脂肪酸エステル等の塩素系極圧剤、(ハ)ア
ルキル若しくはアリルリン酸エステル、アルキル若しく
はアリル亜リン酸エステル等のリン系極圧剤、(ニ)ナ
フテン酸鉛、チオリン酸亜鉛等の有機金属塩等を用いる
ことができる。
尚、本潤滑剤成分には、−船釣に使用されている防錆剤
、酸化防止剤、消泡剤又は分散剤等を必要に応じて併用
することができる。
、酸化防止剤、消泡剤又は分散剤等を必要に応じて併用
することができる。
〔作用:
本発明の水溶性金属加工用潤滑剤組成物は、防菌・防黴
物質糖の抗菌性物質がマイクロカプセルに包含されてい
るので、このマイクロカプセ、ルの壁を通って所定の抗
菌性物質が徐々に放出される。更に、この抗菌性物質は
マイクロカプセル壁により潤滑剤成分と隔離されている
ので、潤滑剤成分に含まれる成分と反応しない。従って
、このマイクロカプセル内の抗菌性物質の活性が低下又
は消、或することもない。
物質糖の抗菌性物質がマイクロカプセルに包含されてい
るので、このマイクロカプセ、ルの壁を通って所定の抗
菌性物質が徐々に放出される。更に、この抗菌性物質は
マイクロカプセル壁により潤滑剤成分と隔離されている
ので、潤滑剤成分に含まれる成分と反応しない。従って
、このマイクロカプセル内の抗菌性物質の活性が低下又
は消、或することもない。
以下実泡例により本発明を具体的に説明する。
フニお、下記の実施例及び比較例において、「部」は特
記しない限りは重量部である ■、各潤滑剤組底物の調製 実施例1 本組成物は、マイクロカプセルに包含される抗菌性物質
としてチアゾリン系防腐剤を用いた切削加工用潤滑剤組
成物である。
記しない限りは重量部である ■、各潤滑剤組底物の調製 実施例1 本組成物は、マイクロカプセルに包含される抗菌性物質
としてチアゾリン系防腐剤を用いた切削加工用潤滑剤組
成物である。
(1)マイクロカプセルの製作
まず、チアゾリン系防腐剤(ベンゾイソチアゾリン)2
0部をグリセリン1.53部に溶解した液を、ノニオン
系界面活性剤(商品名「イオネッ) S 85j 、三
洋化或(株)製)8部を鉱物油(Cマシン油、40℃の
動粘度46mm2/s、日本石油〈株〉製〉32部に溶
解した液に、滴下して微小滴に乳濁させる。得られた乳
濁液に、トリレンジイソシアネート2.47部を同鉱物
油36部に溶解した液を滴下し、液温20℃で4時間攪
拌して、チアゾリン系防腐剤20%を含有するマイクロ
カプセルを得た。
0部をグリセリン1.53部に溶解した液を、ノニオン
系界面活性剤(商品名「イオネッ) S 85j 、三
洋化或(株)製)8部を鉱物油(Cマシン油、40℃の
動粘度46mm2/s、日本石油〈株〉製〉32部に溶
解した液に、滴下して微小滴に乳濁させる。得られた乳
濁液に、トリレンジイソシアネート2.47部を同鉱物
油36部に溶解した液を滴下し、液温20℃で4時間攪
拌して、チアゾリン系防腐剤20%を含有するマイクロ
カプセルを得た。
(2)潤滑剤組成物の調製
次いで、前記マイクロカプセル2部、同鉱物油51部、
ナタネ油18部、アニオン系界面活性剤(炭素原子数1
6〜18の脂肪酸のジェタノールアミン塩)23部、及
びノニオン系界面活性剤(オレイン酸アミドエチレンオ
キシド2モル付加物3BR’、Cノニルフェノールエチ
レンオキシド約8モル付加物3部)6部を攪拌混合させ
て混合溶液かあなる潤滑剤組成物を得た。
ナタネ油18部、アニオン系界面活性剤(炭素原子数1
6〜18の脂肪酸のジェタノールアミン塩)23部、及
びノニオン系界面活性剤(オレイン酸アミドエチレンオ
キシド2モル付加物3BR’、Cノニルフェノールエチ
レンオキシド約8モル付加物3部)6部を攪拌混合させ
て混合溶液かあなる潤滑剤組成物を得た。
実施例2
本組成物は、マイクロカプセルに包含される抗菌性物質
としてトリアジン系防腐剤を用いた切ilJ加工用潤滑
剤組成物である。
としてトリアジン系防腐剤を用いた切ilJ加工用潤滑
剤組成物である。
即ち、実施例1で用いたチアゾリン系防腐剤の代わりに
、トリアジン系防腐剤(1,3,5−トリヒドロキシト
リアジン)を用いること以外は、実施例1と同様にして
所定のマイクロカプセルを得た。
、トリアジン系防腐剤(1,3,5−トリヒドロキシト
リアジン)を用いること以外は、実施例1と同様にして
所定のマイクロカプセルを得た。
次5)で、前記マイクロカプセル4部、実、違例1で用
いた、鉱物油46部、ナタ不油11部、極圧添加剤(塩
素含有量40重遣%の塩化パラフィン)15g、アニオ
ン系界面活性剤19部1ブからなる潤滑剤組成物を得た
。
いた、鉱物油46部、ナタ不油11部、極圧添加剤(塩
素含有量40重遣%の塩化パラフィン)15g、アニオ
ン系界面活性剤19部1ブからなる潤滑剤組成物を得た
。
実施例3
本組成物は、マイクロカプセルに包含される抗開性物質
としてはハロゲン化合物系防腐剤を用いたロールフォー
ミング加工用潤滑剤である。
としてはハロゲン化合物系防腐剤を用いたロールフォー
ミング加工用潤滑剤である。
実施例1で用いたチアゾリン系防腐剤の代わりに、ハロ
ゲン化合物系防腐剤(2、4、5−トリクロロフェノー
ル)を用いること以外は、実施例1と同様にしで所定の
マイクロカプセルを得た。
ゲン化合物系防腐剤(2、4、5−トリクロロフェノー
ル)を用いること以外は、実施例1と同様にしで所定の
マイクロカプセルを得た。
次いで、前記マイクロカプセル5部、実施例1で用いた
、鉱物油75部、ナタネ油6部、アニオン系界面活性剤
11部及びノニオン系界面活性剤3部を攪拌混合させて
混合溶液からなる潤滑開祖す文1勿を得た。
、鉱物油75部、ナタネ油6部、アニオン系界面活性剤
11部及びノニオン系界面活性剤3部を攪拌混合させて
混合溶液からなる潤滑開祖す文1勿を得た。
実施例4
本組成物は、実施例3で使用したマイクロカプセルを用
いたプレス加工用潤滑剤組成物である。
いたプレス加工用潤滑剤組成物である。
このマイクロカプセル4部、実施例1で用いた、鉱物油
11部、ナタ不油55部、アニオン系界面活性剤21部
及びノニオン系界面活性剤9部を攪拌混合させて混合溶
液かろなる潤滑剤組成物を得た。
11部、ナタ不油55部、アニオン系界面活性剤21部
及びノニオン系界面活性剤9部を攪拌混合させて混合溶
液かろなる潤滑剤組成物を得た。
比較例1
本組成物は実施例1と対応した成分をもち、所定の防腐
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
切削加工用゛潤滑剤組成物である。
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
切削加工用゛潤滑剤組成物である。
この組成物において、実施例1で用いた、チアゾリン系
防腐剤、鉱物油、ナタネ油、アニオン系界面活性剤及び
ノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実施例1と同じ
である。即ち、その各0。
防腐剤、鉱物油、ナタネ油、アニオン系界面活性剤及び
ノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実施例1と同じ
である。即ち、その各0。
4部、52.6部、18部、23部、6部を混合させて
混合溶液か与なる潤滑剤組成物を得た。
混合溶液か与なる潤滑剤組成物を得た。
比較例2
本組成物は実施例2と対応した成分をもち、所定の防腐
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
切削加工用潤滑油組成物である。
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
切削加工用潤滑油組成物である。
この組成物において、実施例2で用いた、トリ了ジン系
防腐剤、鉱物油、ナタネ油、極圧添加剤、アニオン系界
面活性剤及びノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実
施例2と同じである。即ち、その各0.8部、49.2
部、11部、15部19部、5部を混合させて混合溶液
からなる潤滑剤組成物を辱た。
防腐剤、鉱物油、ナタネ油、極圧添加剤、アニオン系界
面活性剤及びノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実
施例2と同じである。即ち、その各0.8部、49.2
部、11部、15部19部、5部を混合させて混合溶液
からなる潤滑剤組成物を辱た。
比較例3
本組成物は実施例3と対応した成分をもち、所定の防腐
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
ロールフォーミング加工用潤滑油組成物である。
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
ロールフォーミング加工用潤滑油組成物である。
この組成物において、実施例3で用いた、ハロゲン化合
物系防腐剤、鉱物油、ナタネ油、アニオン系界面活性剤
及びノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実施例3と
同じである。即ち、その各1部、76部、6部、11部
、3部を混合させて混合溶液からなる潤滑剤組成物を得
た。
物系防腐剤、鉱物油、ナタネ油、アニオン系界面活性剤
及びノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実施例3と
同じである。即ち、その各1部、76部、6部、11部
、3部を混合させて混合溶液からなる潤滑剤組成物を得
た。
比較例4
本組成物は実施例4と対応した成分をもち、所定の防腐
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
プレス加工用潤滑油vA底物である。
剤をマイクロカプセル化しないで、単に混合した従来の
プレス加工用潤滑油vA底物である。
この組成物において、実施例4で用いた、ハロゲン化合
物系系防腐剤、鉱物油、ナタネ油、アニオン系界面活性
剤及びノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実施例4
と同じである。即ち、その各0.8部、14.2部、5
5邪、21部、9部を混合させて混合溶液からなる潤滑
剤組成物を得た。
物系系防腐剤、鉱物油、ナタネ油、アニオン系界面活性
剤及びノニオン系界面活性剤の各組成割合は、実施例4
と同じである。即ち、その各0.8部、14.2部、5
5邪、21部、9部を混合させて混合溶液からなる潤滑
剤組成物を得た。
H11部成物の性能評価
以上により得られた実施例1〜4及び比較例1〜4の各
組成物について、以下の性能試験を行い、その評価結果
を表に示す。
組成物について、以下の性能試験を行い、その評価結果
を表に示す。
この性能試験において、各試料原液(潤滑剤組成物)を
50℃で35日間放置し、その間1週間毎に抗菌性を評
価した。この抗菌性試験方法は、以下の通りである。即
ち、各試料を水で10倍に希釈した溶液2gと普通寒天
培地〔栄研化学(株)製E 18gで調製した平板固
形培地に、腐敗液から分離採取したバクテリアを塗抹し
て30℃で1週間静置した時の経時の菌の発育状態を観
察して評価した。この評価は、表に示すように、閑の発
育なし、 + :閑の発育ありで行った。
50℃で35日間放置し、その間1週間毎に抗菌性を評
価した。この抗菌性試験方法は、以下の通りである。即
ち、各試料を水で10倍に希釈した溶液2gと普通寒天
培地〔栄研化学(株)製E 18gで調製した平板固
形培地に、腐敗液から分離採取したバクテリアを塗抹し
て30℃で1週間静置した時の経時の菌の発育状態を観
察して評価した。この評価は、表に示すように、閑の発
育なし、 + :閑の発育ありで行った。
表
■、実施例の効果
本実施例1.2.4は35日経過後においても菌の発育
はなく、実施例3は28日経過後において始めて菌の発
育があった。一方、比較例1.24は、たった7日経過
後、比較例3は14日経過後に、もう菌の発育があった
。以上より、所定の防腐剤をマイクロカプセル化するこ
とにより、比較例と比べて、長期間の抗菌性を示した。
はなく、実施例3は28日経過後において始めて菌の発
育があった。一方、比較例1.24は、たった7日経過
後、比較例3は14日経過後に、もう菌の発育があった
。以上より、所定の防腐剤をマイクロカプセル化するこ
とにより、比較例と比べて、長期間の抗菌性を示した。
尚、本発明においては、上記具体的実施例に示すものに
限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変
更した実施例とすることができる。即ち、使用する抗菌
性物質の種類、その組成割合は、前記以外にも種々選択
でき、抗菌性の効果を有するものであればよい。
限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変
更した実施例とすることができる。即ち、使用する抗菌
性物質の種類、その組成割合は、前記以外にも種々選択
でき、抗菌性の効果を有するものであればよい。
本潤滑剤組成物は、前記作用を有するので、長期間使用
された場合でも、微生物による劣化が起こり難い、即ち
本組成物が腐敗しにくく黴が発生しにくい。換言すれば
、優れた抗菌性が長期間保持される。
された場合でも、微生物による劣化が起こり難い、即ち
本組成物が腐敗しにくく黴が発生しにくい。換言すれば
、優れた抗菌性が長期間保持される。
また、以上より、本組成物は1.潤滑性、作業性が低下
することも悪臭が発生することもなく、循環系統の詰ま
りも生じに<<、更に組成物の交換頻度も少なくなる。
することも悪臭が発生することもなく、循環系統の詰ま
りも生じに<<、更に組成物の交換頻度も少なくなる。
Claims (1)
- (1)抗菌性物質を内部に含むマイクロカプセルと、鉱
物油、合成潤滑剤、油性向上剤及び極圧剤から選ばれた
少なくとも1種以上を含有する潤滑剤成分と、からなる
ことを特徴とする水溶性金属加工用潤滑剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31628089A JPH03177498A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 水溶性金属加工用潤滑剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31628089A JPH03177498A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 水溶性金属加工用潤滑剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03177498A true JPH03177498A (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=18075349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31628089A Pending JPH03177498A (ja) | 1989-12-05 | 1989-12-05 | 水溶性金属加工用潤滑剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03177498A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248085A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nippon Oil Corp | 潤滑油組成物及びその製造方法 |
KR20180115685A (ko) | 2016-02-16 | 2018-10-23 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | 수용성 금속 가공유 조성물, 금속 가공액 및 금속 가공 방법 |
-
1989
- 1989-12-05 JP JP31628089A patent/JPH03177498A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248085A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nippon Oil Corp | 潤滑油組成物及びその製造方法 |
KR20180115685A (ko) | 2016-02-16 | 2018-10-23 | 이데미쓰 고산 가부시키가이샤 | 수용성 금속 가공유 조성물, 금속 가공액 및 금속 가공 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE69613012T2 (de) | Synthetische Kraftübertragungsflüssigkeiten mit verbesserter Leistung | |
EP0434464B1 (en) | Transition-metal free Lubricant | |
RU2451719C2 (ru) | Состав карбамидной смазки | |
CN104694234A (zh) | 高性能环境友好型中长期防锈冲压油 | |
US4555352A (en) | Lubricant additive | |
US4362634A (en) | Metal working lubricant and lubricant emulsion | |
CN104593126A (zh) | 一种防锈润滑剂及其制备方法 | |
CN101631846B (zh) | 金属加工用油剂和金属加工方法 | |
US5254272A (en) | Lubricant compositions with metal-free antiwear or load-carrying additives and amino succinate esters | |
JPH03229631A (ja) | 新規な耐生分解性界面活性剤およびそれを利用する切削油配合物 | |
EP0388320A1 (en) | Antibacterial water-soluble cutting fluids resistant to yeast-like fungi | |
JPH03177498A (ja) | 水溶性金属加工用潤滑剤組成物 | |
JP2013159710A (ja) | 水溶性金属加工油剤組成物、クーラント、アミン化合物の気相防カビ剤としての使用、気相防カビ方法、及び金属加工方法 | |
WO2011117892A2 (en) | Composition of oil for high speed thin and thick gauge steel sheet rolling in tandem mills | |
US4261842A (en) | Lubricant for high temperature operations | |
US4052322A (en) | Corrosion-inhibited grease compositions | |
JP5717471B2 (ja) | 水溶性金属加工油剤組成物 | |
JP3015199B2 (ja) | 水溶性加工油剤 | |
CN106811280A (zh) | 一种切削液及其制备方法 | |
EP0824578B1 (en) | Bacteriostatic compositions and use in metal working fluids | |
JPH08259978A (ja) | 潤滑組成物 | |
CN109415653A (zh) | 阻燃性润滑脂组合物 | |
US2610151A (en) | Noncorrosive oil compositions | |
JP2000034492A (ja) | 金属加工油組成物 | |
US3203897A (en) | Sodium soap grease containing a zinc salt of a dialkyl dithiophosphate |