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JPH03170941A - 電子写真方法 - Google Patents

電子写真方法

Info

Publication number
JPH03170941A
JPH03170941A JP23035289A JP23035289A JPH03170941A JP H03170941 A JPH03170941 A JP H03170941A JP 23035289 A JP23035289 A JP 23035289A JP 23035289 A JP23035289 A JP 23035289A JP H03170941 A JPH03170941 A JP H03170941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor
antioxidant
parts
image
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23035289A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Kojima
成人 小島
Mitsuru Seto
瀬戸 満
Hiroshi Nagame
宏 永目
Setsu Rokutanzono
節 六反園
Shinji Nosho
伸二 納所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP23035289A priority Critical patent/JPH03170941A/ja
Publication of JPH03170941A publication Critical patent/JPH03170941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は電子写真方法、すなわち、カールソンプロセス
を利用した静電複写方法において、感光体表面の劣化を
防止する方法に関する。 [従来の技術] 従来、電子写真用感光体としては、導電性支持体上にセ
レン(Se)ないしセレン合金を主体とする光導電層を
設けたもの、酸化亜鉛、硫化カドミウムなどの無機光導
電材料をバインダー中に分散させたもの、ポリーN−ビ
ニル力ルバゾールとトリニトロフルオレノンあるいはア
ゾ顔料などの有機光導電材料を用いたもの及び非品質シ
リコンを用いたもの等が一般に知られている。 ここにいう「電子写真方式]とは一般に光導電性の感光
体をまず暗所で、例えばコロナ放電によって帯電させ、
次いで像露光し、露光部のみの電荷を選択的に散逸せし
めて静電潜像を得、この潜像部を染料、顔料などの着色
剤と高分子物質などの結合剤とから構成される検電微粒
子(トナー)で現像し可視化して画像を形成する様にし
た画像形或法の一つである。 この様な電子写真法において感光体に要求される基本的
な特性としては (1)暗所で適当な電位に帯電できること。 (2〉暗所において電荷の散逸が少ないこと。 (3)光照射によって速やかに電荷を散逸せしめうるこ
と。 などが挙げられる。 近年、電子写真複写機の高速化、大型化が進むなか、感
光体に対して上記特性以外に長期繰返し使用に際しても
高画質を保つことのできる信頼性が強く要求される様に
なっている。 現在、感光体の寿命を損なっている主な原因としては大
きく分けて2つ考えられており、ひとつは、現像プロセ
ス、クリーニングプロセス、コピー紙などから受ける機
械的なストレスによってひきおこされる摩耗、もうひと
つは帯電、転写、分離過程等で受けるコロナ放電によっ
てひきおこされる化学的な損傷である。 前者の摩耗を防ぐ方法としては、a−SL感光体の様に
非常に硬度が高い感光層を設ける方法、或いは感光体表
面に保護層を設ける技術が知られている。この保護層に
関しては具体的には感光層の表面に有機フィルムを設け
る方法(特公昭38−015446)、無機酸化物層を
設ける方法(特公昭43−014517)、接着層を設
けた後絶縁層を積層する方法(特公昭43−02759
1)、或いはプラズマCVD法、光CVD法等によって
a一St層、a−Si:N:H層、a−Si:O:H層
等を積層する方法(特開昭57−179859 、特開
昭59−058437)などが開示されている。 さらにこれら保護層に要求される電気特性[保護層が電
子写真的に高抵抗( 10”Ω・印以上)なものである
と、残留電位の増大や繰返し使用時の蓄積等が問題にな
る。コや光透過性(保護層が感光層の感度を有する波長
領域に光の吸収を持つと丈質的に感光体としての感度が
低下する。)といった課題を解決する技術として、保護
層樹脂の組成により抵抗を適正化する方法(特公昭52
− 024414) 、保護層を光導電層とする方法(
特公昭4g−038427 、特公昭43−01619
8、特公昭49−010258 、U S P−290
1348)、保護層中に色素やルイス酸に代表される移
動剤を添加する方法(特公昭44−000834 、特
開昭53−133444)、或いは金属や金属酸化物微
粒子の添加により保護層の抵抗を制御する方法(特開昭
53−003338)さらに、特開昭57−03054
8に提案されている様に平均粒径0.3μm以下の金属
酸化物微粒子を抵抗制御剤として保護層中に分散させる
ことにより可視光に対し実質的に透明にする方法などが
知られている。 上述の様な方法により、機械的なストレスに対する耐久
性に関しては非常に良好なものが得られる様になってき
ている。 ところが、機械的な耐久性が向上しても、複写機の中で
長期的に繰返し使用された場合、高湿下或いは急激な湿
度上昇の環境下でコピー画像が流れる、いわゆる「画像
ボケ」と呼ばれる現象が発生するという問題があること
が明らかになってきている。 この問題はa−Si系の感光体で特に激しく、上述の様
な保護層を設けた感光体でも発生してしまうものである
。 この現象の原因はいまだ明確になっていないが、感光体
が繰返しコロナ放電にさらされるとコロナ放電により発
生するオゾンや各種イオンこより感光層表面あるいは保
護層樹脂が酸化劣化を受け、Si02等の親水性物質に
変化したり、構迭が切断されたり、ラジカルが形成され
る様になる。一方、コロナ放出によるオゾンや各種イオ
ンはまた、空気中の水分、炭酸ガス等の不純物と反応し
、窒素化合物、カルボキシル基、アルデヒド基等を含む
親水性の化合物を形成する。これらは感光層表面あるい
は保護層表面の劣化部分に強く化学的に吸着するので、
高湿下や急激に湿度が上昇する様な場合には感光体表面
に水分が多量に吸着されて表面の2次元方向の抵抗が低
下し、画像流れを発生すると考えられている。 これらの問題を解決する手段としてこれまでの感光層上
にプラズマCVD,光CVD,スパッタ等の方法で酸化
劣化に対し、抵抗力を持つa−C:H(あるいは無定形
炭素膜、ダイアモンド状炭素膜等とも呼ばれる。)系の
膜を表面層として形成する方法(特開昭57−1141
46 、特開昭60−012554 、特開昭60−0
61761 ,特開昭61−094056等)が提案さ
れている。この方法によれば、a−Si系感光層がむき
出しになっている場合よりも良好な耐久性を得ることが
できるが、感光体が要求されている信頼性、高寿命とい
う点では効果がまだ不充分であった。 また、一方では感光体表面にあらかじめ酸化防止剤を含
有させたワックスを塗布しておくことによりドラム回り
の酸化雰囲気によって分散型感光体の電気特性(感度、
帯電能、残留電位等)が劣化するのを防ぐ方法(特開昭
59−135477)が提案されている。 しかし、この方法でも初朋には良好な効果が得られるが
、複写プロセスによる機械的なストレス(クリーニング
ブレード、現像ローラー転写紙との接触等)のくりかえ
しにより、ワックス層が消失してしまうため、その効果
が長期間持続しないという欠点がある。 [発明が解決しようとする課題] そこで本発明は複写プロセス中で繰返し使用しても、コ
ロナ放電によるオゾンや各種イオンによって感光体表面
が劣化されることなく長期間良好な耐環境性、画像品質
を維持することができる電子写真方法を提供しようとす
るものである。 [3題を解訣するための手段] 上記課題を解訣するための本発明の構成は、1)電子写
真用感光体の表面に、この感光体との接触部材より酸化
防止剤を供給する電子写真方法、 2)感光体との接触部材が弾性ブレード、弾性ローラー
 ブラシ状構造部材、現像剤のうちのfiJれかである
上記1)項記載の電子写真方法、3)酸化防止剤が、フ
ェノール系化合物、硫黄系化合物、リン系化合物のうち
の何れかである上記l)または2)項に記載の電子写真
方法、である。 すなわち、本発明は、感光体の最表面に酸化防止剤を供
給、保持させて、コロナ放電による酸化雰囲気から感光
体表面を守り、親水性物質の形或および吸着を防ぐこと
によって画像品質の低下をまねくことなく長期間安定し
た画像が得られるものである。 本発明において、酸化防止剤を有効に感光体表面に供給
する接触部材を備えた装置の一例を図面によって説明す
る。 第1図に示すように、感光体2の周囲に、弾性ローラ1
、除電ランブ3、帯電チャージャ4、イレーサ5、両像
露光部6、現像ユニット7、転写前チャージャ8、レジ
ストローラー9、転写紙10、転写チャージャ11、分
離チャージャ12、分離爪13、クリーニング前チャー
ジャ14、ファーブラシ15、クリーニングブレード1
6等を備えたものである。 第2図ないし第3図は感光体との接触部材がブラシ状構
遣部材(ブラシ構造体)である場合の説明図である。 第2図に示す装置は、感光体の表面に供給す’ll&斤
呼f−a=ItslJ−n’sIOえ’W:HXノ1t
1:’rI*+7メーI’hlて感光体2に供給するよ
うにした装置で19バイアスローラーである。 第3図に示す装置は、ブラシ構造体を用いた装置の他の
例であって、感光体に供給する物質を成形した物18を
スプリングによってブラシ構造体l7に押しつけている
ものである。 第4図に示す装置は、感光体に供給する物質が粉末20
である場合で、この粉末20が粉末交換用カートリッジ
22に収容され、粉末供給ローラー21によって、ブラ
シ構造体17に供給され、更に、感光体2に供給される
ようになっている。 弾性ブレードおよび弾性ローラーの構成材料としては、
天然ゴム、イソブレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン
●ブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレン
ゴム、エチレン酢酸ビニルノ(重合体、クロロプレンゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレ
ン、エビクロルヒドリンゴム、ニトリルゴム、ニトリル
●イソブレンゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、多硫
化ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料及び
その発泡体、及び各種合成樹脂の発泡体等が用いられる
。 ブラシを横成する材料としては、レーヨン、アセテート
、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン
、ポリエチレン、ポリウレタン、ふっ素系、綿、羊毛等
の繊維あるいはガラス、金属等を繊維状に加工したもの
が用いられる。 繊維の太さとしては5〜15 [デニール/フィラメン
ト]のものが一般的に使用される。 また、ブラシの密度としては1万〜10万[本/Inc
h2]  ブラシの毛足長さは1−1h+mが適当であ
る。 更に、ブラシ繊維は導電性処理を施されていてもよい。 ブラシ構造体を構成するには、支持体上にブラシ繊維を
直接固定する方法、あるいは、プラン繊維の織物(パイ
ル)を支持体上に接着等の手段で固定する等の方法があ
る。 ブラシの毛先は、ブラシ繊維が切断ざれた状態であって
も、ループ状態になっていてもかまわない。 酸化防止剤を仰性ブレードまたは仲性ローラーから感光
体表面へ供給する手段としては、上記ブレードやローラ
ーの構成材料の成分として含Hさせるか、あるいは、ブ
レードやローラーを多孔質材料で作製し、それに酸化防
止剤の溶液を含浸させて用いればよい。 弾性ローラーの場合は、上記手段の他に弾性ローラーの
表面に酸化防止剤またはその溶液を塗布した後、感光体
表面に運ぶ、いわゆるキャリアとして用いる方法もある
。 酸化防止剤をブラシ構造体を用いて感光体表四へ供給す
る手段としては、ブラシ構造体に酸化防止剤単独あるい
は他の物質との混合物から成る粉体を供給して用いる。 (前記第4図参照)あるいは、第2図および第3図に示
すようにブラシ構造体を酸化肋止剤単独あるいは他物質
との混合物から成る成形体に接触させて用いる等の方法
が挙げられる。 これらの弾性ブレード、俳性ローラーまたはブラシ構逍
部材を感光体表面に接触させるための複写プロセスにお
ける配置は、感光体上のトナー像を乱さない位置または
タイミングになればどこに配置されていてもよい。 すなわち、ブレードの場合は通常のクリーニングブレー
ドと同様に用いたり、または、クリニングブレードとは
別の位置で感光体と接触させてもよい。 また、この弾性ブレード、弾性ローラーまたはブラシ構
造部材は複写サイクルの中で常時連続して感光体と接触
させてもよいし、必要な時に適時接触させるようにして
もかまわない。さらに、弥性ローラーを感光体表面に接
触させる際、ローラー表面の線速と感光体表面の線速は
同じであってもよいし、接触効率を向上させるためには
、線速差を設けたり、リバース方向に回転させてもかま
わない。 つぎに、本発明における接触部材が現像剤である場合に
ついて説明する。 現像とは、カールソン方式の電子写真プロセスにおいて
感光体上の静電潜像を可視顕在化させるものであるが、
これには大きく分けて以下に示す3種類がある。 その第1として液体現像剤が挙げられる。 液体現像剤とは脂肪族炭化水素を主成分とするキャリア
液体中に、樹脂及び着色剤を主成分とするトナーを分散
して成るものである。 キャリア液体は、高絶縁性、低誘電率の非水溶媒が用い
られ、その具体例としては、トリクロロトリフルオロエ
タン、ヘキサン、シクロヘキサン、アイソパーH等が挙
げられる。 トナー用の樹脂としては例えばアルキッド樹脂、ロジン
変性フェノールホルムアルデヒド樹脂、水素添加口ジン
の多価アルコールエステル、ポリアクリルエステル、ま
たはポリメタクリルエステル樹脂、スチレン樹脂、塩化
ゴム等が用いられる。 着色剤としては、例えばカーボンプラック、フタロシア
ニンブルー、フタロシアニングリーン、スカイブルー 
ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレーキ、メチル
バイオレットレーキ、ビーコックブルーレーキ、ナフト
ールグリーンB1ナフトールグリーンY5ナフトールイ
エロー81リソールファーストイエロー2G,パーマネ
ントレッド4R,ブリリアントファーストスカーレット
、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー リソールレッ
ド、レーキレッド、レーキレッドD1ブリリフントカー
ミン6B,パーマネントレッドF5R,ビグメントスカ
ーレット3B,及びボルドー10B1ナフトールレッド
等が用いられる。 その第2としては、乾式2戊分タイプと呼ばれるもので
あり、トナーとキャリア及びその他添加物の混合物から
成る。 トナーは、熱可塑性樹脂を主成分とし、これに必要に応
じて着色剤やシ1シ電能コントロールのための極性制御
剤等を添加して構成されている。 結着樹脂としては例えば、ボリスチレン、クロロポリス
チレン、ポリーα−メチルスチレン、スチレンーク口口
スチレン共重合体、スチレンーブロビレン共重合体、ス
チレンーブタジエン共重合体、スチレンー塩化ビニル共
重合体、スチレンー酢酸ビニル共重合体、スチレンーマ
レイン酸ノ(重合体、スチレンーアクリル酸エステル共
重合体(スチレンーアクリル酸メチル共重合体、スチレ
ンーアクリル酸エチル共重合体、スチレンーアクリル酸
ブチル共重合体、スチレンーアクリル酸オクチル共重合
体、スチレンーアクリル酸フエニル共重合体等)、スチ
レンーメタクリル酸エステル共重合体(スチレンーメタ
クリル酸メチル共重合体、スチレンーメタクリル酸エチ
ル共重合体、スチレンーメタクリル酸ブチル共重合体、
スチレンーメタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレ
ンーα−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレンー
アクリ口ニトリルーアクリル酸エステル共重合体等のス
チレン系樹脂(スチレン又はスチレン置換体を含む単一
重合体又は共重合体)、塩化ビニル樹脂、スチレンー酢
酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、エボキ
シ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン、ボリブロピ
レン・アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹
脂、エチレンーエチルアクリレート共重合体、キシレン
樹脂、ポリビニルブチラール等の熱溶融性樹脂や天然又
は合成ワックス等のワックス類が挙げられる。これらは
単独又は混合して使用される。 着色剤としてはカーボンブラック(例えばチャンネルブ
ラック、アセチレンブラック、ランプブラック等)、ニ
グロシン染料、アニリン青、カルコオイルブルー フタ
ロシアニンブルークロム費、群青、キノリンイエロー 
メチレンブルー塩化物、モナストラルブルー、マラカイ
トグリーンオザレート、ランプブラック、ローズベンガ
ル、モナストラルレッド、スダンブラックBM等が挙げ
られる。 キャリアは静電気力でトナーを保持し、感光体表面へ運
ぶものであり、粒径50〜300μmくらいの鉄粉、ニ
ッケル粉、フエライト粉、ガラスビーズなどが使用され
る。 また、キャリア表一には、トナーの付着(スベント化)
防止等を目的として被覆層が設けられている場合もある
。 この被覆層の樹脂としてはポリオレフィン系樹脂、例え
ばポリエチレン、ボリブロピレン、塩素化ポリエチレン
、及びクロロスルホン化ポリエチレン;ボリビニル及び
ポリビニリデン系樹血、例えばボリスチレン、アクリル
樹脂(例えばポリメチルメタクリレート)、ポリアクリ
ロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリビニルエーテル及びポリビニル
ケトン;塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体;スチレンー
アクリル酸ノ(重合体;オルガノシロキサン粘合から成
るストレートシリコン樹脂のようなシリコン樹脂又はそ
の変性品(例えばアルキド樹脂、ポリエステル、エポキ
シ樹脂、ポリウレタン等による変性品);フッ素樹脂、
例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル
、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチ
レンボリアミド;ポリエステル、例えばポリエチレンテ
レフタレート、ポリウレタン、ポリカーボネート;アミ
ノ樹脂、例えば尿索一ホルムアルデヒド樹脂;エボキシ
樹脂等が挙げられる。中でもスベントトナーのキャリア
への付着防止の点で好ましいのはアクリル樹脂、シリコ
ン樹脂又はその変性品、フッ素樹脂、特にシリコン樹脂
又はその変性品である。 さらに2或分タイプ現像剤にはシリカ微粉末の様な流動
化剤、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物や
炭化ケイ素等の研摩剤、脂肪酸金属塩等の潤滑剤等を添
加する場合もある。 その第3としては乾式1成分タイプと呼ばれる、キャリ
アーを含まず、トナー及びその他添加物との混合物から
成るものである。 トナーはやはり熱可塑性樹脂を主体とし、必要に応じて
着色剤、極性制御剤または磁性体粉末等を添加して構成
されている。 トナー用の結石樹脂としては前述の2成分トナーと同様
にボリスチレン、スチレンーアクリル酸共重合体、スチ
レンーメタクリル酸共重合体、スチレンーアクリル酸エ
ステル共重合体、スチレンーメタクリル酸エステル共重
合体、スチレンーブタジエン共重合体、などのスチレン
系樹脂をはじめ、飽和ポリエステル樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、エボキシ樹脂、フェノール樹脂、マレイン
酸樹脂、クマロン樹脂、塩素化バラフィン、キシレン樹
脂、塩化ビニル系樹指、ポリプロピレン、ポリエチレン
などが例示できる。これら粘着樹脂の二種類以上が適宜
混合されて用いられてよいことはいうまでもない。 また磁性体粉末としてはコバルト、鉄及びニッケルなど
の金属粉:アルミニウム、コバルト、銅、鉄、鉛、ニッ
ケル、マグネシウム、スズ、亜鉛、金、銀、セレン、チ
タン、タングステン及びジルコニウムのような金属並び
にこの混合物;酸化鉄、酸化ニッケルのような金属酸化
物とこれを含む金属化合物;強磁性フエライト並びにそ
れらの混合物等が挙げられる。 さらに、このトナーは上記戊分の他に必要に応じてトナ
ーの熱特性、電気特性、物理特性などを調整する目的で
各種の可塑剤(フタル酸ジプチル、フタル酸ジオクチル
など)、抵抗調製剤(酸化スズ、酸化鉛、酸化アンチモ
ンなど)等の助剤が添加されることもある。 一戊分タイプ現像剤のトナー以外の添加物としては、ト
ナーの流動性の改質を図る目的で加えられる、T iO
 2 、A I 2 0 3、S l 0 2等が挙げ
られる。 本発明において感光体表面へ供給する酸化防止剤は上記
いずれの現像剤のどの部分に含有されていてもかまわな
い。 すなわち、キャリア液体中、トナー中、キャリアの被覆
層中、あるいは酸化防止剤単独もしくは酸化防止剤と樹
脂等との複合体の形でキャリアやトナー以外の現像剤添
加物として加えてもよい。 酸化防止剤を感光体表面へ供給するにはこの現像剤構成
物の少なくととも一種に酸化防止剤を含有せしめた現像
剤を用いて通常の電子写真プロセスによって画像形成を
おこなえば良い。 すなわち現像過程において感光体表面と現像剤が接触す
る際に酸化防止剤が供給されるわけである。 また更に、定朋的に全軸方向に帯状に現像をおこない、
酸化防止剤の供給を効率的におこなう等の方法をとって
もかまわない。 酸化防止剤を感光体に供給するための接触部材として、
弾性ブレードを用いた場合は他の接触部材を用いた場合
に比較して効果の持続性がやや小さい。現像剤の一部に
酸化防止剤を添加した場合が最も効果の持続性が大きい
が、酸化防止剤を入れ過ぎると現像剤の特性を害すると
いう問題があり、最善の接触部材を特定することはでき
ない。 本発明で用いる酸化防止剤は大別して、フェノール系酸
化防止剤(フェノール系化合物)、硫黄系酸化防止剤(
硫黄系化合物)、リン系酸化防止剤(リン系化合物)に
分けられる。 (1)まず、フェノール系酸化防止剤について具体的に
例示すると下記のとおりである。 2.6−ジーt−ブチルーp−クレゾール(BHT) 
、2.6−ジーt−プチルフェノール、2,4−ジーメ
チル−6−t−プチルフェノール、プチルヒドロキシア
ニソール、22゛−メチレンビス(4−メチル−6−t
−プチルフェノール)、4.4″−チオビス(3一メチ
ル−6−t−プチルフェノール)、ビスフェノールA,
DL一α一トコフエロール、スチレン化フェノール、ス
チレン化クレゾール、3,5−ジーt−プチルヒドロキ
シベンズアルデヒド、2.6−ジーt−ブチルー4−ヒ
ドロキシメチルフェノール、2,6−ジーS−プチルフ
ェノール、2.4−ジーt−プチルフェノール、3.5
−ジーt−プチルフェノール、o−n−ブトキシフェノ
ール、o−t−プチルフェノール、m−t−プチルフェ
ノール、p−t−プチルフェノール、0−イソブトキシ
フェノール、o−n−ブロボキシフェノール、0−クレ
ゾール、4.6−ジーt−ブチルー3−メチルフェノー
ル、2,6−ジメチルフェノール、2,3,5,6−テ
トラメチルフェノール、3−(3=5′−ジーt−ブチ
ルー4′−ヒドロキシフェニル)プロビオニック酸ステ
アリルエステル、2.4,6,  一トリーt−プチル
フェノール、2,4.6−トリメチルフェノール、2,
4,6−トリス(3−  5”−ジーt−プチルー4゛
−ヒドロキシベンジル)メシチレン、1,6−ヘキサン
ジオールービス[3− (3.5−ジーt−ブチルー4
−ヒドロキシフエニル)プロピオネート1、2.2−チ
オージエチレンビス[3− (3.5−ジーt−ブチル
ー4−ヒドロキシフエニル)プロピオネート]、2.2
−チオビス(4−メチル−6−t−プチルフェノール)
、3.5−ジーt−ブチルー4−ヒドロキシーペンジル
フォスフエートージエチルエステル、1,3.5−1リ
メチル−2.4.6−トリス(3,5−ジーt−ブチル
ー4−ヒドロキシベンジル) ベンゼン、 訂y% I n−オクタデシル−3−(3−  5=−ジーt−ブチ
ルー4−ヒドロキシフエニル)プロビオネート、2−(
−ブチルー6(3−−t−ブチルー5′−メチル−2−
ヒドロキシベンジル)−4−メチルフエニルアクリレー
ト、4.4”一ブチリデンービス(3−メチル−6−t
−プチルフェノール)、ハイドロキノン、2.5−ジー
t−プチルハイドロキノン、テトラメチルハイドロキノ
ン専であり、これらの少なくとも18類を用いる。 なお、フェノール化合物系酸化防止剤に分類されるもの
であれば、例示化合物に限定されることなく用いること
ができる。 (II)硫買系化合物防止剤について具体的に例示する
と下記のとおりである。 3.3′−チオジプロビオン酸−ジーn−ドデシル、3
.3′−チオジブロピオン酸−ジーミリスチル、3.3
−−チオジプロピオン酸一ジーn−オクタデシル、2−
メルカプトベンゾイミダゾール、ペンタエリスリトール
テトラキスー(β−ラウリルチオプロビオネート),ジ
トリデシル−3.3一一チオジプロビオネート,3.3
一一チオジブロピオン酸ジメチル、チオグリコール酸オ
クタデシル、フェノチアジン、β.β゛−チオジブロビ
オン酸、チオグリコール酸一n−ブチル、チオグリコー
ル酸エチル、チオグリコール酸−2−エチルヘキシル、
チオグリコール酸イソオクチル、チオグリコール酸−n
−オクチル、ジーt−ドデシルージサルファイド、n−
プチルサルファイド、ジーn−アミルジサルファイド、
n−ドデシルサルファイド、n−オクタデシルサルファ
イド、p−チオクレゾールまた 0 (Cl2 1hs SCl12 0112 ’CII2
 COCll2 ) 4 C等であり、これらの少なく
とも1種類を用いる。なお、イオウ系化合物に分類され
るものであれば例示化合物に阻定されることなく用いる
ことができる。 (m)リン系化合物防止剤について具体的に例示すると
下記のとおりである。 トリス(ノニルフエニル)ホスファイト、トリス(2、
4−ジーt−プチルフェニル)ホスファイト、ジフェニ
ルモノ(トリデシル)ホスファイト、テトラフエニルジ
プロピレングリコールジホスファイト、テトラフェニル
テトラ(トリデシル)ペンタエリスリトールテトラホス
ファイト、4.4″−プチリデンービス(3一メチル−
6−t−プチルフエニルージートリデシル)ホスファイ
ト、テトラキス(2。4−ジーt−プチルフェニル)−
4.4−−ビフエニレンホスファイト、トリフエニルホ
スファイト、テトラ(トリデシル)−4.4”−イソプ
ロビリデンジフエニルジホスファイト等の亜リン酸芳香
族エステル類、亜リン酸トリメチル、亜リン酸トリエチ
ル、亜リン酸トリ一〇一ブチル、亜リン酸トリオクチル
、亜リン酸トリイソデシル、亜リン酸トリドデシル、ト
リストリデシルホスファイト、亜リン酸トリオレイル、
亜リン酸トリス(2−プロムエチル)等の亜リン酸脂肪
族エステル、トリフエニルホスフィン、トリラウリルチ
オホスファイト、亜リン酸トリス(2−クロロエチル)
、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト等
であり、これらの少なくとも1種類を用いる。 なおリン化合物系酸化防止剤に分類されるものであれば
、例示化合物に限定されることなく用いることができる
。 上記各酸化防止剤のうちではフェノール系とリン系の酸
化防止剤が比較的効果が大きい。 [実施例] 以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。 なお、実施例に記載の各成分の量(部)は重量部である
。 実施例1−1 [ウレタンゴム処方] ポリエステル(ODX lo[i、大日本インキ化学)
100部 イソシアネート          20部2,6−ジ
ーt−プチルーP−クレゾール6部 ポリエステルを減圧下120℃で30分間脱水した後上
S己2.6−ジーt−ブチノレーP−クレゾ−ルを加え
撹袢する。 次にイソシアネートを加え30+m++X  318旧
× 311fflのシート金型にこれを注入し、100
’0 3時間の条件で硬化して、硬度70度(JISA
)の実施例!−1のウレタンゴムブレードを作製した。 比較例1−1 上塗己の2.6−ジー
【−ブチノレーp−クレゾールを
加えない以外は実施例■−1と全く同様にして比較PI
 I − 1のウレタンゴムブレードを作製した。 この様にして作製したゴムブレードを市販の複写機Cf
rtjl紙’) :7 ヒ−PT[i650 (株) 
’J :7−M)のクリーニングブレードとして配置し
、画像採取をおこなった。 更に感光体として、As2 Se)感先層上にSnO2
を抵抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂の
保護層が形成されているものを用いた。 評価は5本/III1の解像チャートがコピー上で良好
に角’i’lg!Lているかを特性値としておニなった
。 クリーニングブレードに尖施例1−1と比較例のウレタ
ンゴムブレードを用いてそれぞれくり返し画像採取をお
こなったところ、表1−1に示した様に比較例1−1の
場合は1万サイクルのコピー後に高湿環境下で画像流れ
が発生したが、実施例1−1の場合は5万サイクルの後
ても画像流れ現象は認められず、安定した画像が得られ
た。 表1−1 0 良好に解像している [シリコンゴム処方] 末端ビニル基含有ポリジメチルシロキサン(重合度約7
000)           100部ポリメチルハ
イドロジェンシロキサン 0.6部 [(C6 Hq)] P]   Pt    ’  0
.003部シリカ(アエロジノレ200,日本アエロジ
ノレ)50部 2,6−ジーt−ブチルーP−クレゾール5部 上記処方で良く混練したシリコーンゴムコンバウンドを
51Ilfflφ 500+a++1のステンレス製芯
金上に射出成形し、 120”cで lhr硬化させた
後、外径18■φの形状に研削加工して硬度40度(J
IS^)の実施例1−2の弥性ローラーを作製した。 市販の段写機(普通紙リコビーr’T7050 (株)
リコー)を改造し、この様にして作製した弾性ローラー
を第1図の様にクリーニングブレードの後に、このロー
ラーが感光体と接触する様に配置した。 火に感光体としてはAS2Se3感光層上にSn02を
抵抗制御剤として分散含有させたボリウレタン樹+1W
の保護層が113成されているものを用いた。 この仰性ローラーがある場合と無い場合(比較例I−2
)とでくり返し画像採取をおこなった。評価は5本/I
IIII1の解像力チャートがコピー上で良好に肘はし
ているかを特性値としておこなった。結果を表1−2に
示す。 この!,!i果より、この弾性ローラーが無い場合は1
万サイクルのコピー後に高湿環境下で画像流れが発生し
たが、丈施例1の弾性ローラーがある場急には5万サイ
クルのコピー後でも高湿環埴下で画像流れの発生は認め
られず、安定した画像がi’j ”yれたことがわかる
。 表1−2 ○ 良好に解像している Δ やや解像が劣る X 全く解像しない 実地例1 − 3 スチレンーn−プチルメタクリレート 100部 カーボンブラック          10部2,6−
ジー【−ブチルーP−クレゾール5部 上記混合物を混練、粉砕、分緩し、平均粒径11μmの
トナーを作製した。このトナーを平均粒径100μmの
球形フエライトキャリア100部に対して3部加え、ポ
ールミルポットで30分撹ffl’ Lて丈施例1−3
の乾式2成分現像剤を作製した。 比較例1−3 トナー中に2.6−ジーt−ブチルーP−クレゾールを
加えない以外は実施例1−3と全く同様にして比較例1
−3の2成分現像剤を作製した。 この様にして作製した乾式2成分現1象剤を用いて市販
の曳写機(?3通紙リコビーPT6550 (K−)リ
コー製)によって画像採取をおこなった。 更に感光体としてAS2 Se3感光層上にSn02を
抵抗制御剤として分散含イ了させたポリウレタン樹脂の
保護層が形成されているものを使用した。 画像の評価は5本/IIIIBの角Y像力チャートがコ
ピー上で良好に解像しているかを特性値としておこなっ
た。 現像剤として、大施例1−3と比較例1−3の乾式2或
分現像剤を川いてそれぞれくりかえし画像採取をおこな
ったところ、表1−3に示した様に、比較例1−3の場
合は1万サイクルのコピー後に高湿環境下で画像流れが
発生したか、実施例1−3の場合は5万サイクルを越え
ても幽像流れ現象は認められず、安定した画像が得られ
た。 表1−3 ○ 良好に解像している Δ やや解像が劣る 夫施例 l −4           × 全く解像
しな(1第2図に示した構造の装置を使う電子写真方法
において、ブラシ状構造体としてブラシ繊維に導電性ア
クリル繊維(太さ6[デニール/フィラメント]、密度
5[万本/ Inch2] ,毛足5[IIIII])
を使用したもの(外径2511111)を使用した。 また感光体表面供給物質成形体として、下記組威の粉末 2.6−ジーt−ブチルーp 一クレゾール(BIIT)          50部
ステアリン酸亜鉛        50部をステンレス
芯金上にローラー状に加圧成形したものを用いた。 本構成の電子写真方法により実際に感光体の連続試験を
行った。感光体にはAs2Se3感先層上にSn02を
抵抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂より
成る保護層が積層されているものを川いた。 感光体表血{jt給物質或形体がある場合とない場合(
比較例I−4)とでくり返し画像採取を5万枚までおこ
なった。 画像の評価は5本/I一の角lf像力チャートがコピー
上で良好に角¥像しているか否かを特性値としておこな
った。結果を表I−4に示す。 O 良好に解像している Δ やや解像が劣る X 全く解像しない この桔果から感光体表面供給物質成形体がある場合、す
なわち、ブラシ状構造体により感光体表面に酸化防止剤
が供給される場合には、5万サイクルのコピー後でも画
像流れが発生せず、これがない場合と比較して長期的に
安定した画像が得られることが明らかである。 実施例1−5 第4図に示した構造の装置を使う電子写真方lhにおい
て、ブラシ状構造体は実施例I−4と同様のもの、感光
体表面供給物質粉末としては、2,6−ジーt−ブチル ーp−クレゾール(BIT)       80部ボリ
フッ化ビニリデン      20部の組成の混合粉末
を使用して実施例!−4と同様に連続試験を行った。 結果は実施例1−4と同様5万サイクルをこえても良好
な画像が得られた。 夫施例I1−1 [ウレタンゴム処方] ポリエステル(ODX−10[i大日本インキ化学)1
00部 イソシアネート          20部3.3′−
チオジプロピオン酸一ジーn−ドデシル       
         6部ポリエステルを減圧下120℃
で30分間脱水した後、上記3.3−−チオジブロビオ
ン酸一ジーn−ドデシルを加え撹拌する。 次にイソシアネートを加え30mmX  318mmX
  3■のシート金型にこれを注入し、100℃3時間
の条件で硬化して硬度70度( J ISA)の実施例
■1のウレタンゴムブレードを作製した。 比較例n−1 上記の3,3゛−チオジブロビオン酸−ジーn−ドデシ
ルを加えない以外は、実施例I1−1と全く同様にして
比較例I1−1のウレタンゴムブレードを作製した。 この様にして作製したゴムブレードを市販の複写機(普
通紙リコビーFT6550 (株)リコー製)のクリー
ニングブレードとして配置し、画像採取をおこなった。 更に感光体として、As2Se,感光層上にSnO,を
抵抗制御剤として分散含有させたボリウレタン樹脂の保
譲層が形成されているものを用いた。 評価は5本/■の解像力チャートがコピー上で良好に改
造しているかを特性値としておこなった。 クリーニングブレードに実施例I1−1と比較例n−1
のウレタンゴムブレードを川いてぞれぞれくり返し画像
採取をおこなったところ、表I1−1に示した様に比較
例I1−1の場合は1万サイクルのコピー後に高湿環境
下で画像流れが発牛したが、実施例n−1の場合は5万
サイクルの後でも画像流れ現象は認められず、安定した
両像が得られた。 ○ 良好に解像している Δ やや解像が劣る X 全く解像しない 「師性ローラー実施例」 実施例■−2 [シリコンゴム処方] 末端ビニル基含aボリジメチルシロキサン(重合度約7
000)          100部ポリメチルハイ
ドロジエンシロキサン 0.6部 [(C6 H5 ) 3 P]   P t     
O.003部シリカ(アエロジル200、[E本アエロ
ジル)50部 3.3′−チオジブロビオン酸一ジーn−ドデシル  
              5部上記処方で良く混練
したシリコーンゴムコンバウンドを51IIIIφ 5
00mlllのステンレス製芯金上に射出成形し、12
0℃でIhr硬化させた後外径18mmφの形状に研削
加工して硬度40度CJISA)の実施例n−2の弥性
ローラーを作製した。 市販の複写機(普通紙リコピーFT7050 (株)リ
コー)を改遣し、この様にして作製した弾性ローラーを
第1図の様にクリーニングブレードの後にこのローラー
が感光体と接触する様に配d望した。 史に感光体としてはAs2 Se3感光層上にSn02
を抵坑制御剤として分散含6゛させたポリウレタン樹脂
の保譲層が形成されているものを用いた。 この弾性ローラーがある場合と無い場合(比較fflJ
 n − 2 )とてくり返し画像採取をおこなった。 計価は5本/Imlの解1象カチャートがコピー上で良
好に解像しているかを特性値としておこなった。結果を
表I1−2に示す。 この桔果より、この弾性ローラーが無い場合は1万サイ
クルのコピー後に高湿環境下で画像流れが発生したか、
実施例n−2の弾性ローラーがある場合には5万サイク
ルのコピー後でも高混環境下で画像流れの允生は認めら
れず、安定した画像か得られた。 表n−2 ○ 良好に解像している △ やや解像が劣る × 全く解像しない 実施例I1−3 スチレンーn−プチルメタクリレート l圓部 カーボンブラック         lO部3.3″−
チオジブロピオン酸−ジーn−ドデシル       
         5部上記混合物を混練、粉砕、分級
し、平均粒径IIμmのトナーを作製した。このトナー
を平均粒径10(lμmの球形フエライトキャリア 1
00部に対して3部加え、ポールミルポットで30分撹
袢して実施例I1−3の乾式2成分現像剤を作製した。 比較例n−3 トナー中に3,3′−チオジプロピオン酸一ジーn−ド
デシルを加えない以外は実施例n−3と全く同[lにし
て比較例Ir−3の2成分現像i’FIJを作製した。 この様にして作製した乾式2或分現像剤によって、市販
の複写機(首通紙リコビーI’T6550(株)リコー
製)を用いて画像採取をおこなった。 更に感光体としてAs2Se3感光層上にS n O 
2を抵抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂
の保護層が形成されているものを使用した。 幽像の評山は5木/fflfflの解像力チャートがコ
ピー上で良奸に角イ像しているかを特性値としておこな
った。 現像剤として、実施例I1−3と比較例I1−3の乾式
2成分現像剤を用いてそれぞれくりかえし画像採取をお
こなったところ、表11−3に示した様に、比較例I1
−3の場合は1万サイクルのコピー後に高湿環境下で画
像流れが発生したが、実施例n−3の場合は5万サイク
ルを越えても画像流れ現象は認められず、安定した画像
が得られた。 表n−3 0 良好に解像している Δ やや解像が劣る × 全く解像しない 大施例11−4 ?102図に示した11■造の装置を使う電子写真方法
において、ブラシ状構造体としてブラシ繊維に導電性ア
クリル繊維(太さ6[デニール/フィラメント〕、密度
5[万本/lnCh2コ、毛足5[aa+])を使用し
たもの(外径25ml)を使用した。 また感光体表一供給物質成形体として、下記ill成の
粉末 3,3゜−チオジブロピオン酸−ジ ミリチスチル           50部ステアリン
酸亜鉛        50部をステンレス芯金上にロ
ーラー状に加圧成形したものを用いた。 本構威の電子写真方法により実際に感光体の連続試験を
行った。感光体にはAs2Se3感光層上にSI102
を抵抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂よ
り威る保護層が積層されているものを用いた。 感光体表面供給物質成形体がある場合とない場合(比較
例■−4)とでくり返し画像採取を5万枚までおこなっ
た。 画像の評価は5本/問の解像力チャートがコピー上で良
好に解像しているか否かを特性値としておこなった。結
果を表I1−4に示す。 表I1−4 ◎ 非常に良奸に解像している O 良好に解像している Δ やや解像が劣る × 全く解像しない この粘果から感光体表面供給物質成形体がある場合、す
なわち、ブラシ状横造体により感光体表向に酸化防止剤
か供給される場合には、5万サイクルのコピー後でも画
像流れが発生せず、これがない場含と比較して長期的に
安定した画像が得られることが明らかである。 実施例n−5 第4図に示した構逍の装置を使う電子写真方法において
、ブラシ状構造体は実施例n−4と同様のもの、感光体
表面供給物質粉宋としては、3,3゛−ジプロビオン酸
一ジ ミリスチル             80部ポリフッ
化ビニリデン      20部の組成の混合粉末を使
用して実施例I1−4と同様に連続試験を行った。 結果は大施例n−4と同様5万サイクルをこえても良好
な画像が得られた。 失施例II1−1 [ウレタンゴム処方] ポリエステル(ODX− LOG大口本インキ化学)l
00部 イソシアネート          20部トリス(2
.4−ジーt−プチルフエニル)ホスファイト    
        6部ポリエステルを減圧下120℃で
30分間脱水した後上記トリス(2.4−ジーt−プチ
ルフェニル)ホスファイトを加え撹拌する。 次にイソシアネートを加え30aunX 31Bmm+
X3a+mのシート金型にこれを注入し、100℃3時
間の条件で硬化して硬度70度( J ISA)の実施
例m−1のウレタンゴムブレードを作製した。 比較例III−1 上5己のトリス(2,4−ジーt−プチノレフエニル)
ホスファイトを加えない以外は、丈施例III−1全く
同様にして比較例III−1のウレタンゴムブレードを
作製した。 この様にして作製したゴムブレードを市販の複写機(?
3通紙リコビーPT6550 (株)リコー製)のクリ
ーニングブレードとして配置し、画像採取をおこなった
。 更に感光体として、As2Se3感光層上にSn02を
抵抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂の保
護層が形成されているものを用いた。 評価は5本/■の解像力チャートがコピー上で良好に解
像しているかを特性値としておこなった。 クリーニングブレードに実施例II1−1と比較例■−
1のウレタンゴムブレードを用いてぞれぞれくり返し画
像採取をおこなったところ、表II1−1に示した様に
比較例II1−1の場含は1万サイクルのコピー後に高
湿環境下で画像流れが発生したが、丈施例I11−1の
場合は5万サイクルの後でも画像流れ現象は認められず
、安定した画像が11られた。 表■ 1 O 良好に解像している Δ やや解像が劣る × 全く解像しない 実施例l−2 [シリコンゴム処方] 末端ビニル基含aポリジメチルシロキサン(重合度約7
000)           10部ポリメチルハイ
ドロジェンシロキサン 0.6部 [(C6 H5 ) 3 P]   P t     
O.003部シリカ(アエロジノレ200,日本アエロ
ジル)50部 トリス(2.4−ジー(−プチルフエニル)ホスファイ
ト            5部上記処方で良く混練し
たンリコーンゴムコンバウンドを5Iφ 500■Iの
ステンレス製芯金上に身・J出成形し、120℃でlh
r硬化させた後外径18■φの形状に研削加工して硬度
40度(JISA)の夫施例■−2の弾性ローラーを作
製した。 市販の複写機(苫通紙リコピーFT7050 (株)リ
コー)を改造し、この様にして作製した弾性口−ラーを
第1区の様にクリーニングブレードの後にこのローラー
が感光体と接触する様に配置した。 更に感光体としてはAs,,Se,感光層上にSnO2
を抵抗制御剤として分散含aさせたポリウレタン樹脂の
保護層が11二成されているものを用いた。 この仰性ローラーがある場合と無い場合(比較例■−2
)とでくり返し両像採取をおこなった。評価は5本/O
II1の角’i!t′j!カチャートがコピー上で良好
に角I?像しているかを特性値としておこなった。桔果
を表II1−2に示す。 この結果より、この弾性ローラーが無い場合は1万サイ
クルのコピー後に高湿環境下で画像流れが允土したが、
丈施例m−2の弾性ローラーがある場合には5万サイク
ルのコピー後でも晶混環埴下で画像流れの発生は認めら
れず、安定した画像が得られたことがわかる。 表m−2 ◎ 非常に良灯に解像している ○ 良好に解像している Δ やや解像が劣る × 仝く解像しない 丈施例III−3 スチレンー『】−プチルメタクリレート100部 カーボンブラック         10部トリス(2
.4−ジーt−プチルフェニル)?スファイト    
        5部上11己氾合物を混練、粉砕、分
級し、平均粒径11μ]nのトナーを作製した。このト
ナーを平均粒径100μmの球1]ニフェライトキャリ
ア 100部に対して3部加え、ポールミルポットで3
0分撹拌して実施例II1−3の乾式2成分現像剤を作
製し t二 。 比較例III−3 トナー中にトリス(2.4−ジーt−プチルフエニル)
ホスファイトを加えない以外は実施例II1−3と全く
同様にして比較例I−3の25jE分現像剤を作製した
。 この様にして作製した乾式2成分現像剤によって市販の
複写機(苦通紙リコビーFT6550 (株)リコー製
)を用いて画像採取をおこなった。 央に感光体としてAs2Se+感光層上にSnO■を抵
抗制御剤として分散含有させたポリウレタン樹脂の保護
層が形威されているものを使用した。 両像の評価は5本/■の解像力チャートがコビー上で良
好に解像(7ているかを特性値としておこなった。 現像剤として、実施例III−3と比較例rll−3の
乾式2戊分現像剤を用いてそれぞれくりかえし画像採取
をおこなったところ、表I11−3に示した様に、比較
例III−3の場合は1万サイクルのコピー後に高湿環
境下で画像流れが発生したが、丈施例III−3の場合
は5万サイクルを越えても画(象流れ現象は認められず
、安定した画像が得られた。 表m−3 ◎ 非常に良好に解像している ○ 良好に解像している △ やや解像が劣る × 全く解像しない 実施例III−4 第2図に示した構逍の装置を使う電子写真方法において
、ブラシ状構造体としてブラシ繊維に4電性アクリル繊
維(太さ6[デニール/フィラメント]、密度5[万本
/ Inch2] 、毛足5[mm])を使用したもの
(外径25mm)を使用した。 また感光体表而供給物質成形体として、下記組成の粉末 トリス(2.4−ジーt−プチルフエニル)ホスファイ
ト           50部ステアリン酸皿鉛  
      50部をステンレス芯金上にローラー状に
加圧成形したものを111いた。 木摺成の電子写真方法により実陛に感光体の連続試験を
行った。感光体にはAs2Se:+感光層上にS n 
0 2を抵抗制御剤として分散eEHさせたポリウレタ
ン樹脂より成る保護層が積層されているものを用いた。 感光体表面供給物質成形体がある場合とない場合(比較
例■−4)とてくり返し画像採取を5万枚までおこなっ
た。 両像の評価は5本/IIIImの解像力チャートがコビ
ー上で良好に解像しているか否かを特性値としておこな
った。結果を表III−4に示す。 表II[−4 ◎ 非常に良好に解像している 0 良好に解像している Δ やや解像が劣る × 全く解像しない この粘果から感光体表面供給物質成形体がある場含、す
なわち、ブラシ状横逍体により感光体表而に酸化防II
一剤が供給される場合には、5万サイクルのコピー後で
も両像流れか発生せず、これがない場含と比較して長明
的に安定した画1象が得られることが明らかである。 丈施例III−5 第4図に示した構遣の装置を使う電子写真方法において
、ブラシ状構造体は実施例!−4と同t1のもの、感光
体表面供給物質粉末としては、トリス(2,4−ジーt
−プチルフェニル)ホスファイト          
  80部ポリフッ化ビニリデン      20部の
組成のlja A粉末を使川して実施例m−4と同様に
連続試験を行った。 結果は実施例I11−4と同様5万サイクルをこえても
良flfな画1象か得られた。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明の方法によれば感光体表面
が劣化されることがないので長期間こわたって安定した
高画像品質を維持することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子写真方法を実施するのこ適する装
置の一部の説明図、 第2図〜第4図は酸化防止剤の供給手段がブラシ構造体
である場合の具体的装置の一部の説明図である。 1・・弾性ローラー 2・・・感光体、3・・・除電ラ
ンブ、4・・・帯電チャージャ、5・・・イレーサ、6
・・・幽像露光、7・・・現像ユニット、8・・・転写
前チャージャ、9・・・レジス1・ローラー 10・・
・転写紙、11・・・転写チャージャ、12・・・分離
チャージャ、13・・・分離爪、 14・・・クリーニング前チャージャ、15・・・ファ
ープラン、 16・・・クリーニングブレード、 17・・・ブラシ状横這体、 ]8・・・感光体表面供給物質成形体、19・・・バイ
アスローラー 20・・・感光体表面供給物質粉末、 21・・・粉末供給ローラー 22・・・粉末交換用カートリッジ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子写真用感光体の表面に、この感光体との接触
    部材より酸化防止剤を供給することを特徴とする電子写
    真方法。
  2. (2)感光体との接触部材が、弾性ブレード、弾性ロー
    ラー、ブラシ状構造部材、現像剤のうちの何れかである
    ことを特徴とする上記請求項(1)記載の電子写真方法
  3. (3)酸化防止剤が、フェノール系化合物、硫黄系化合
    物、リン系化合物のうちの何れかであることを特徴とす
    る上記請求項(1)または(2)に記載の電子写真方法
JP23035289A 1989-02-08 1989-09-07 電子写真方法 Pending JPH03170941A (ja)

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JP23035289A JPH03170941A (ja) 1989-02-08 1989-09-07 電子写真方法

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JP2748389 1989-02-08
JP1-27483 1989-02-08
JP17797589 1989-07-12
JP1-177975 1989-07-12
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JP23035289A Pending JPH03170941A (ja) 1989-02-08 1989-09-07 電子写真方法

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JP (1) JPH03170941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5837412A (en) * 1996-08-08 1998-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic photosensitive member, and process cartridge and electrophotographic apparatus utilizing the same

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