JPH0316874Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0316874Y2 JPH0316874Y2 JP1985152318U JP15231885U JPH0316874Y2 JP H0316874 Y2 JPH0316874 Y2 JP H0316874Y2 JP 1985152318 U JP1985152318 U JP 1985152318U JP 15231885 U JP15231885 U JP 15231885U JP H0316874 Y2 JPH0316874 Y2 JP H0316874Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire rope
- guide tube
- wire
- longitudinal
- load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000032368 Device malfunction Diseases 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は荷役作業の際、ワイヤロープを主体と
した吊具を使用して様々な吊荷の大きさに応じて
ワイヤロープの荷掛部分の長さや間隔を調整し、
荷役作業を無人化し、併せて作業場のデツドスペ
ースをできるだけ狭くして作業の効率を高めるこ
とができ天井クレーン、橋形クレーン、ジブクレ
ーン、トラツククレーン等様々な型式のクレーン
に使用し、又ロボツトアーム等の自動荷役機械と
組合せて使用できる荷役用の吊具に関する。
した吊具を使用して様々な吊荷の大きさに応じて
ワイヤロープの荷掛部分の長さや間隔を調整し、
荷役作業を無人化し、併せて作業場のデツドスペ
ースをできるだけ狭くして作業の効率を高めるこ
とができ天井クレーン、橋形クレーン、ジブクレ
ーン、トラツククレーン等様々な型式のクレーン
に使用し、又ロボツトアーム等の自動荷役機械と
組合せて使用できる荷役用の吊具に関する。
従来荷役機械の玉掛作業で長尺物や重量物を玉
掛するには特殊な吊具が使用されてきたが、この
長尺物や重量物の荷を定常的にしかも連続的に玉
掛する場合には、玉掛用ワイヤロープやフツクの
ついた吊ビーム、トング等を使用していた。又、
この種の吊具としては、横行ビームに取り付けら
れた一対の縦行トロリの下部にガイド筒を垂設
し、ガイド筒中にワイヤを貫通して掛け渡し、そ
れを巻取ドラムに巻き取つてワイヤを緊張させる
シートリフタが実開昭58−75279号公報に開示さ
れている。
掛するには特殊な吊具が使用されてきたが、この
長尺物や重量物の荷を定常的にしかも連続的に玉
掛する場合には、玉掛用ワイヤロープやフツクの
ついた吊ビーム、トング等を使用していた。又、
この種の吊具としては、横行ビームに取り付けら
れた一対の縦行トロリの下部にガイド筒を垂設
し、ガイド筒中にワイヤを貫通して掛け渡し、そ
れを巻取ドラムに巻き取つてワイヤを緊張させる
シートリフタが実開昭58−75279号公報に開示さ
れている。
しかしながらこの従来の玉掛用ワイヤロープで
は、形状寸法が小さい割には強度があつて良いの
であるが、ワイヤロープ自体が柔軟で荷掛部の形
状が一定せず、又常にゆらゆらと揺れ動くため運
転士が機械を寸動させて玉掛するわけにはいか
ず、従つて、必ず別に玉掛作業者がいなければな
らず、特に長尺物の場合は複数の玉掛作業者が必
要となるし、玉掛作業者の作業通路も巾広く設け
なければならずこれでは効率的には良いものでは
なかつた。
は、形状寸法が小さい割には強度があつて良いの
であるが、ワイヤロープ自体が柔軟で荷掛部の形
状が一定せず、又常にゆらゆらと揺れ動くため運
転士が機械を寸動させて玉掛するわけにはいか
ず、従つて、必ず別に玉掛作業者がいなければな
らず、特に長尺物の場合は複数の玉掛作業者が必
要となるし、玉掛作業者の作業通路も巾広く設け
なければならずこれでは効率的には良いものでは
なかつた。
又、吊りビームやトング等の吊具では強度を維持
するのに外形寸法が大きくなり、従つて荷と荷の
間のデツドスペースも広く必要とするし、又これ
を荷の形状に合わせて玉掛間隔を調整式にした場
合は強度上から全体寸法が非常に大きくなり、そ
の上自重も重くなることから荷役機械の吊上能力
のアツプも必要となつてこれを間隔調整式にする
には困難な問題であつた。又、実開昭58−75279
号公報記載のシートリフタでは、ワイヤに荷重さ
れる強い引張力は巻取ドラム装置に作用し高いト
ルクを絶えず発生させるため、巻取ドラム装置に
高い強度と安全上の負担が生じる。又巻取ドラム
装置が故障すればワイヤが繰り出され危険であ
る。
するのに外形寸法が大きくなり、従つて荷と荷の
間のデツドスペースも広く必要とするし、又これ
を荷の形状に合わせて玉掛間隔を調整式にした場
合は強度上から全体寸法が非常に大きくなり、そ
の上自重も重くなることから荷役機械の吊上能力
のアツプも必要となつてこれを間隔調整式にする
には困難な問題であつた。又、実開昭58−75279
号公報記載のシートリフタでは、ワイヤに荷重さ
れる強い引張力は巻取ドラム装置に作用し高いト
ルクを絶えず発生させるため、巻取ドラム装置に
高い強度と安全上の負担が生じる。又巻取ドラム
装置が故障すればワイヤが繰り出され危険であ
る。
又荷がかかつていない場合ワイヤがゆるんでし
まい玉掛作業の支障となるという問題点があつ
た。
まい玉掛作業の支障となるという問題点があつ
た。
本考案はかかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、玉掛
作業で使用する吊具の玉掛部に形状寸法は小さい
が強度の大きいワイヤロープを使用し、しかも実
際に吊荷に当接する荷掛部の形状を一定にし、玉
掛間隔を調整式にして玉掛作業を無人化できる荷
役用吊具を提供することにあり、このための技術
的手段として本考案では荷役機械で吊り上げる主
フレームに一対の横行ビームを間隔調整自在に設
け、該横行ビームに縦行トロリを設けると共に各
縦行トロリには伸長方向に付勢する伸縮自在なガ
イド筒を垂設し、かつ該ガイド筒の先端にワイヤ
ガイドを取付け、しかも前記ガイド筒を挿通して
前記縦行トロリ間にワイヤロープを掛け渡し、同
ワイヤロープの端部を各縦行トロリに固着し、ガ
イド筒を伸長させてワイヤガイド間のワイヤロー
プを水平に引張するようにした構成した。
なされたもので、その目的とするところは、玉掛
作業で使用する吊具の玉掛部に形状寸法は小さい
が強度の大きいワイヤロープを使用し、しかも実
際に吊荷に当接する荷掛部の形状を一定にし、玉
掛間隔を調整式にして玉掛作業を無人化できる荷
役用吊具を提供することにあり、このための技術
的手段として本考案では荷役機械で吊り上げる主
フレームに一対の横行ビームを間隔調整自在に設
け、該横行ビームに縦行トロリを設けると共に各
縦行トロリには伸長方向に付勢する伸縮自在なガ
イド筒を垂設し、かつ該ガイド筒の先端にワイヤ
ガイドを取付け、しかも前記ガイド筒を挿通して
前記縦行トロリ間にワイヤロープを掛け渡し、同
ワイヤロープの端部を各縦行トロリに固着し、ガ
イド筒を伸長させてワイヤガイド間のワイヤロー
プを水平に引張するようにした構成した。
従つて本考案では吊具の玉掛部に強度の大きい
ワイヤロープを使用したので、安全率を大きくと
つても外形寸法を小さく形成することができ、
又、前記ワイヤロープをガイド筒に挿通し、同ガ
イド筒を伸長してガイド筒の先端に設けたワイヤ
ガイド間でワイヤロープを水平に引張するように
形成したので、ワイヤロープの揺れを防止し、か
つ荷掛部のワイヤロープを常に水平に保持するこ
とができる。又、該ワイヤロープの間隔は横行ビ
ームと、縦行トロリとを可動式にしたので荷の
様々な寸法にも調整することができる。従つて、
この吊具は、玉掛部にワイヤロープを使用しても
荷役機械の運転のみで玉掛ができるので玉掛作業
者が不要となつた。又、そのために作業通路も不
要となるので作業現場が効果的に使用できるよう
になつた。又、ワイヤロープの端部は縦行トロリ
に固着されるので、ワイヤロープに働く引張力を
確実且つ安全に支持できる。しかも一度緊張させ
れば緊張が緩んで荷が下降することがない。又荷
がかかつていない場合でもガイド筒を伸長させれ
ば緊張状態に出来、ワイヤの緩みによる玉掛作業
のトラブルが確実に解消できる。
ワイヤロープを使用したので、安全率を大きくと
つても外形寸法を小さく形成することができ、
又、前記ワイヤロープをガイド筒に挿通し、同ガ
イド筒を伸長してガイド筒の先端に設けたワイヤ
ガイド間でワイヤロープを水平に引張するように
形成したので、ワイヤロープの揺れを防止し、か
つ荷掛部のワイヤロープを常に水平に保持するこ
とができる。又、該ワイヤロープの間隔は横行ビ
ームと、縦行トロリとを可動式にしたので荷の
様々な寸法にも調整することができる。従つて、
この吊具は、玉掛部にワイヤロープを使用しても
荷役機械の運転のみで玉掛ができるので玉掛作業
者が不要となつた。又、そのために作業通路も不
要となるので作業現場が効果的に使用できるよう
になつた。又、ワイヤロープの端部は縦行トロリ
に固着されるので、ワイヤロープに働く引張力を
確実且つ安全に支持できる。しかも一度緊張させ
れば緊張が緩んで荷が下降することがない。又荷
がかかつていない場合でもガイド筒を伸長させれ
ば緊張状態に出来、ワイヤの緩みによる玉掛作業
のトラブルが確実に解消できる。
以下本考案の実施例を図面に示して説明する。
本実施例の荷役用吊具1は主フレーム2、前側
の横行ビーム3、後側の横行ビーム4、前側の横
行ビーム3に設けた縦行トロリ5、後側の横行ビ
ーム4に設けた縦行トロリ6、ガイド筒7、それ
にワイヤロープ8を主要な構成としている。
の横行ビーム3、後側の横行ビーム4、前側の横
行ビーム3に設けた縦行トロリ5、後側の横行ビ
ーム4に設けた縦行トロリ6、ガイド筒7、それ
にワイヤロープ8を主要な構成としている。
主フレーム2は下面にねじ棒9を適宜間隔を設
けて2列平衡で、かつ前後に向け軸受10で軸支
している。このねじ棒9は中央部から前後に向け
て右ねじと左ねじに切り分けられている。又、主
フレーへ2中央部に設けた横行モータ11がねじ
棒9の中央部に設けたスプロケツトホイル12を
チエーン13で2列同時に回動させる。
けて2列平衡で、かつ前後に向け軸受10で軸支
している。このねじ棒9は中央部から前後に向け
て右ねじと左ねじに切り分けられている。又、主
フレーへ2中央部に設けた横行モータ11がねじ
棒9の中央部に設けたスプロケツトホイル12を
チエーン13で2列同時に回動させる。
前記前後の横行ビーム3,4はいずれも上フラ
ンジ上面の2か所に右ねじね又は左ねじを設けた
雌ねじブロツク14を固着し、この雌ねじと前記
ねじ棒9との右ねじ、又は左ねじを合わせながら
螺合して横行ビーム3,4をねじ棒9と直角に取
付けている。そしてこの前後の横行ビーム3,4
の下フランジ下面には、縦行用ねじ棒15がフラ
ンジ面に沿つて軸受16で軸支されている。この
縦行用ねじ棒15は中央部から左右に向けて右ね
じと左ねじとにねじ切り分けられており、前後の
横行ビーム3,4にそれぞれ設けた縦行モータ1
7が縦行用ねじ棒15の中央部に設けたスプロケ
ツトホイル18をチエン19で回動させる。
ンジ上面の2か所に右ねじね又は左ねじを設けた
雌ねじブロツク14を固着し、この雌ねじと前記
ねじ棒9との右ねじ、又は左ねじを合わせながら
螺合して横行ビーム3,4をねじ棒9と直角に取
付けている。そしてこの前後の横行ビーム3,4
の下フランジ下面には、縦行用ねじ棒15がフラ
ンジ面に沿つて軸受16で軸支されている。この
縦行用ねじ棒15は中央部から左右に向けて右ね
じと左ねじとにねじ切り分けられており、前後の
横行ビーム3,4にそれぞれ設けた縦行モータ1
7が縦行用ねじ棒15の中央部に設けたスプロケ
ツトホイル18をチエン19で回動させる。
又、前記縦行トロリ5,5′,6,6′は縦行車
輪20で前記横行ビーム3,4の下フランジに係
止され、右ねじ又は左ねじを設けた雌ねじブロツ
ク21を縦行用ねじ棒15と螺合している。
輪20で前記横行ビーム3,4の下フランジに係
止され、右ねじ又は左ねじを設けた雌ねじブロツ
ク21を縦行用ねじ棒15と螺合している。
ガイド筒7は上部を前記縦行トロリ5,6の下
部に固定され、内部にガイド内筒22を嵌装し、
かつガイド筒に設けたシリンダ23でガイド筒に
形成したスリツト24を介してガイド内筒22を
上下摺動させるようにしている。そしてガイド内
筒22の先端にはワイヤガイド25とパツド板2
6とを内側に向けて設けている。
部に固定され、内部にガイド内筒22を嵌装し、
かつガイド筒に設けたシリンダ23でガイド筒に
形成したスリツト24を介してガイド内筒22を
上下摺動させるようにしている。そしてガイド内
筒22の先端にはワイヤガイド25とパツド板2
6とを内側に向けて設けている。
又、前記左右の縦行トロリ5と5′と、又6と
6′とにはワイヤロープ8を前記ガイド筒7に挿
通しながら掛け渡し、かつワイヤガイド25,2
5で保持するように構成している。このワイヤガ
イド25,25間のワイヤロープ8を荷掛部27
とする。
6′とにはワイヤロープ8を前記ガイド筒7に挿
通しながら掛け渡し、かつワイヤガイド25,2
5で保持するように構成している。このワイヤガ
イド25,25間のワイヤロープ8を荷掛部27
とする。
尚、28は主フレーム2にブラケツト29で強
固に取付けた円形状の荷重受部材であり、縦行ト
ロリの上フランジに設けたスライド用軸受30を
この荷重受部材28に摺動自在に挿通している。
従つて、荷掛部27で受けた荷重はワイヤロープ
8を通じて縦行トロリの車輪20から横行ビーム
へ、横行ビームからはこの荷重受部材28から主
フレーム1へ伝達される。ガイド内筒22は常に
シリンダ23で伸長方向に付勢されているのでワ
イヤガイド25,25同志で保持された荷掛部の
ワイヤロープ8は常に水平方向に緊張してたるみ
がない。そしてこのクレーン吊具で荷を玉掛する
には、まず横行モータ11を駆動してねじ棒9を
回動させるとねじ棒9は前後に右ねじと、左ねじ
とをねじ切り分けられているのでそれぞれに螺合
した雌ねじは、中央部から等しい間隔で接近又は
離反するから吊荷長さより適宜間隔長めに横行ビ
ーム3,4の位置を調整する。次に同様にして縦
行モータ17を駆動して縦行トロリ5と5′又は
6と6′を吊荷巾より適宜巾広めに縦行トロリ位
置を調整する。そして荷役機械の巻上機を作動さ
せて主フレーム2を巻下し、荷掛部27のワイヤ
ロープ8が吊荷下面より下方にきたら停止させ
る。この状態で再び横行モータ11を駆動してワ
イヤロープ8を吊荷の下に挿入し、主フレーム2
を巻上げると荷掛部が吊荷の下面に当接するから
縦行モータ17を再度駆動し、パツド叛26を吊
荷の側面に当接して主フレームを巻上げることに
より吊荷を巻上げる。
固に取付けた円形状の荷重受部材であり、縦行ト
ロリの上フランジに設けたスライド用軸受30を
この荷重受部材28に摺動自在に挿通している。
従つて、荷掛部27で受けた荷重はワイヤロープ
8を通じて縦行トロリの車輪20から横行ビーム
へ、横行ビームからはこの荷重受部材28から主
フレーム1へ伝達される。ガイド内筒22は常に
シリンダ23で伸長方向に付勢されているのでワ
イヤガイド25,25同志で保持された荷掛部の
ワイヤロープ8は常に水平方向に緊張してたるみ
がない。そしてこのクレーン吊具で荷を玉掛する
には、まず横行モータ11を駆動してねじ棒9を
回動させるとねじ棒9は前後に右ねじと、左ねじ
とをねじ切り分けられているのでそれぞれに螺合
した雌ねじは、中央部から等しい間隔で接近又は
離反するから吊荷長さより適宜間隔長めに横行ビ
ーム3,4の位置を調整する。次に同様にして縦
行モータ17を駆動して縦行トロリ5と5′又は
6と6′を吊荷巾より適宜巾広めに縦行トロリ位
置を調整する。そして荷役機械の巻上機を作動さ
せて主フレーム2を巻下し、荷掛部27のワイヤ
ロープ8が吊荷下面より下方にきたら停止させ
る。この状態で再び横行モータ11を駆動してワ
イヤロープ8を吊荷の下に挿入し、主フレーム2
を巻上げると荷掛部が吊荷の下面に当接するから
縦行モータ17を再度駆動し、パツド叛26を吊
荷の側面に当接して主フレームを巻上げることに
より吊荷を巻上げる。
このようにして本荷役用吊具1は、玉掛用にワ
イヤロープ8を使用しながら荷掛部27のワイヤ
ロープ8のたるみもなく、しかも吊荷の大きさに
応じてワイヤロープ8の間隔を調整することがで
きる。従つて、玉掛作業者が不要で、しかも連続
して玉掛作業ができる。又、ワイヤロープは形状
寸法が小さいために安全率を充分にとつても全体
形状を小さく組立てることができる。
イヤロープ8を使用しながら荷掛部27のワイヤ
ロープ8のたるみもなく、しかも吊荷の大きさに
応じてワイヤロープ8の間隔を調整することがで
きる。従つて、玉掛作業者が不要で、しかも連続
して玉掛作業ができる。又、ワイヤロープは形状
寸法が小さいために安全率を充分にとつても全体
形状を小さく組立てることができる。
以上本考案の実施例を図面に示して説明してき
たが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限定
されず、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があつても本考案の技術的範囲に含まれる。
たが、本考案の具体的な構成はこの実施例に限定
されず、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があつても本考案の技術的範囲に含まれる。
例えば、第5図に示すようにパツド板26を上
方に延長し、ガイド筒7に当板32を摺動自在に
設けて数段重ねの吊荷の場合にこのパツド板26
を上段の吊荷側面に当接して荷くずれを防止する
ようにしてもよい。
方に延長し、ガイド筒7に当板32を摺動自在に
設けて数段重ねの吊荷の場合にこのパツド板26
を上段の吊荷側面に当接して荷くずれを防止する
ようにしてもよい。
又、荷掛部27のワイヤロープ8を緊張するの
にシリンダ23でガイド内筒22を伸長方向に付
勢させることによつて行なつたが、これに限らず
前記パツド板26の自重等を利用してガイド内筒
22を伸長方向に付勢してもよい。
にシリンダ23でガイド内筒22を伸長方向に付
勢させることによつて行なつたが、これに限らず
前記パツド板26の自重等を利用してガイド内筒
22を伸長方向に付勢してもよい。
又、横行、縦行共ねじ棒を回動させることによ
つて移行させたが、これに限らずラツクとピニオ
ンを組合せて移行させてもよい。
つて移行させたが、これに限らずラツクとピニオ
ンを組合せて移行させてもよい。
以上の如く本考案は荷役機械の玉掛用としてワ
イヤロープを使用して荷掛部を一定の形状に形成
するようにしたので、玉掛作業者を必要としない
で玉掛作業ができるし、ワイヤロープの位置を移
動するようにしたので、吊荷の形状が様々であつ
ても対処できる。又、全体形状を小さく組立てる
ことができるので作業場のデツドスペースも小さ
くすることができる。又、ワイヤロープの端部は
縦行トロリに固着されるので、ワイヤロープに働
く引張力を確実且つ安全に支持できる。しかも一
度緊張させれば緊張が緩んで荷が下降することが
ない。又荷がかかつていない場合でもガイド筒を
伸長させれば緊張状態に出来、ワイヤの緩みによ
る玉掛作業のトラブルが確実に解消できる。
イヤロープを使用して荷掛部を一定の形状に形成
するようにしたので、玉掛作業者を必要としない
で玉掛作業ができるし、ワイヤロープの位置を移
動するようにしたので、吊荷の形状が様々であつ
ても対処できる。又、全体形状を小さく組立てる
ことができるので作業場のデツドスペースも小さ
くすることができる。又、ワイヤロープの端部は
縦行トロリに固着されるので、ワイヤロープに働
く引張力を確実且つ安全に支持できる。しかも一
度緊張させれば緊張が緩んで荷が下降することが
ない。又荷がかかつていない場合でもガイド筒を
伸長させれば緊張状態に出来、ワイヤの緩みによ
る玉掛作業のトラブルが確実に解消できる。
第1図は本考案実施例の荷役用吊具を示す斜視
図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は同一部
切欠側面図、第4図は同荷掛部の拡大断面図、第
5図は他の実施例の要部断面図である。 1:荷役用吊具、2:主フレーム、3:前側の
横行ビーム(横行ビーム)、4:後側の横行ビー
ム(横行ビーム)、5,6:縦行トロリ、7:ガ
イド筒、8:ワイヤロープ、22:ガイド内筒
(ガイド筒)、25:ワイヤガイド。
図、第2図は同一部切欠正面図、第3図は同一部
切欠側面図、第4図は同荷掛部の拡大断面図、第
5図は他の実施例の要部断面図である。 1:荷役用吊具、2:主フレーム、3:前側の
横行ビーム(横行ビーム)、4:後側の横行ビー
ム(横行ビーム)、5,6:縦行トロリ、7:ガ
イド筒、8:ワイヤロープ、22:ガイド内筒
(ガイド筒)、25:ワイヤガイド。
Claims (1)
- 荷役機械で吊り上げる主フレームに一対の横行
ビームを間隔調整自在に設け、該横行ビームに縦
行トロリを設けると共に各縦行トロリには伸長方
向に付勢する伸縮自在なガイド筒を垂設し、かつ
該ガイド筒の先端にワイヤガイドを取付け、しか
も前記ガイド筒を挿入して前記縦行トロリ間にワ
イヤロープを掛け渡し、同ワイヤロープの端部を
各縦行トロリに固着し、ガイド筒を伸長させてワ
イヤガイド間のワイヤロープを水平に引張するよ
うにしたことを特徴とする荷役用吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985152318U JPH0316874Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985152318U JPH0316874Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259677U JPS6259677U (ja) | 1987-04-13 |
JPH0316874Y2 true JPH0316874Y2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=31070188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985152318U Expired JPH0316874Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0316874Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0527425Y2 (ja) * | 1987-08-22 | 1993-07-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5875279U (ja) * | 1981-11-17 | 1983-05-21 | 川崎製鉄株式会社 | シ−トリフタ |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP1985152318U patent/JPH0316874Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259677U (ja) | 1987-04-13 |
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