JPH03167002A - ラジアルタイヤ - Google Patents
ラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JPH03167002A JPH03167002A JP1308107A JP30810789A JPH03167002A JP H03167002 A JPH03167002 A JP H03167002A JP 1308107 A JP1308107 A JP 1308107A JP 30810789 A JP30810789 A JP 30810789A JP H03167002 A JPH03167002 A JP H03167002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- cord
- adhesive
- carcass ply
- modulus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/38—Textile inserts, e.g. cord or canvas layers, for tyres; Treatment of inserts prior to building the tyre
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業トの利用分1!l,]
この発明はポリエステルコードをカーカスプライに用い
たラジアルタイヤにおいて、特にその操縦安定性、タイ
ヤユニフ十ミティ及びサイド凹凸を改善したラジアルタ
イヤに関する。
たラジアルタイヤにおいて、特にその操縦安定性、タイ
ヤユニフ十ミティ及びサイド凹凸を改善したラジアルタ
イヤに関する。
[促来の技術]
一般にタイヤカーカスに川いられる繊靴コードは、耐熱
性、耐疲労性、寸法安定性、接着性及び弾性率等の諸特
性に優れることが必要であるため、カーカスの繊維コー
ドとして、レーヨン、ナイロン、ポリエステル等のマル
チフィラメン1・糸が広く使用されている。しかし、ナ
イロンコードを使用したタイヤは自動車に装着した状態
で長時間放置すると、接地による変形がセットされたい
わゆるフラットスポットが生じ、運転を開始した初期に
おいて、乗心地が悪いという欠点があり、またモジュラ
スが低いため操縦安定性が劣る欠点がある。また、レー
ヨンコードは強度が小さく、吸湿により接着が低下し、
工程管理が手間である欠点があり、従来よりラジアルタ
イヤにはポリエステルコードが使用されていた。
性、耐疲労性、寸法安定性、接着性及び弾性率等の諸特
性に優れることが必要であるため、カーカスの繊維コー
ドとして、レーヨン、ナイロン、ポリエステル等のマル
チフィラメン1・糸が広く使用されている。しかし、ナ
イロンコードを使用したタイヤは自動車に装着した状態
で長時間放置すると、接地による変形がセットされたい
わゆるフラットスポットが生じ、運転を開始した初期に
おいて、乗心地が悪いという欠点があり、またモジュラ
スが低いため操縦安定性が劣る欠点がある。また、レー
ヨンコードは強度が小さく、吸湿により接着が低下し、
工程管理が手間である欠点があり、従来よりラジアルタ
イヤにはポリエステルコードが使用されていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかし近時、自動車の性能が向」ニするにつれて、タイ
ヤについても操縦安定性やタイヤユニフォミティの向上
が一層求められ、従来使用していたポリエステルコード
で19造したタイヤでは、これらの性能の向トの要求に
は充分答えられないのが実情である。
ヤについても操縦安定性やタイヤユニフォミティの向上
が一層求められ、従来使用していたポリエステルコード
で19造したタイヤでは、これらの性能の向トの要求に
は充分答えられないのが実情である。
すなわちポリエステルコードを用いてタイヤを製造する
場合、通常、ポリエステルコードを多数配列してなるコ
ード層いわゆるすたれ織に接着剤処理してゴム被覆し、
これを所定の・J゜法に裁断してカーカスブライを一つ
くり、このカーカスプライを成型機して一対のビードフ
ィラーを備えたビードコア間に懸架してビードコアに沿
って内側から外へ向って折り返し、この折返し端をビー
ドフィラーに接着してカーカスを構成する。そしてこの
カーカスのザイド部にサイドウオールゴムとリムストリ
ップゴl1を貼り、カーカスクラウン部にはスチールコ
ードでなるベルトとトレッドゴムを市合して加硫成形す
るものである。
場合、通常、ポリエステルコードを多数配列してなるコ
ード層いわゆるすたれ織に接着剤処理してゴム被覆し、
これを所定の・J゜法に裁断してカーカスブライを一つ
くり、このカーカスプライを成型機して一対のビードフ
ィラーを備えたビードコア間に懸架してビードコアに沿
って内側から外へ向って折り返し、この折返し端をビー
ドフィラーに接着してカーカスを構成する。そしてこの
カーカスのザイド部にサイドウオールゴムとリムストリ
ップゴl1を貼り、カーカスクラウン部にはスチールコ
ードでなるベルトとトレッドゴムを市合して加硫成形す
るものである。
ところがこの加硫成形の時、加熱温度が150〜200
℃になることに起囚して、前記すたれ織の被田ゴムが軟
化し、コードとの接着力が一時的に低下する現象が生じ
、一方コードは加熱されると大きく収縮する性質がある
ので加硫中にコードが収縮する結果、総じてタイヤ構成
部品の配置か乱れ、タイヤユニフォミティが低下する問
題があった。
℃になることに起囚して、前記すたれ織の被田ゴムが軟
化し、コードとの接着力が一時的に低下する現象が生じ
、一方コードは加熱されると大きく収縮する性質がある
ので加硫中にコードが収縮する結果、総じてタイヤ構成
部品の配置か乱れ、タイヤユニフォミティが低下する問
題があった。
またポリエステルコードは、コードを2%伸張したとき
発生する応力である2%伸張モジュラスが充分でないこ
とから、タイヤに内圧を充填したとき人きく膨張するた
め、タイヤ製造中に坐したカーカスプライの市ね継ぎ部
分は本体部分よりコードの数が多くなるので局部的に剛
性が高くなり、内圧を充填したとき、この部分の膨張は
小さくなるが、一方周囲の本体部分の膨張は大きくなる
結果、膨脹の小さい所と大きい所とで段差ができ、いわ
ゆるサイド凹凸となって美観を損ねる問題点があった。
発生する応力である2%伸張モジュラスが充分でないこ
とから、タイヤに内圧を充填したとき人きく膨張するた
め、タイヤ製造中に坐したカーカスプライの市ね継ぎ部
分は本体部分よりコードの数が多くなるので局部的に剛
性が高くなり、内圧を充填したとき、この部分の膨張は
小さくなるが、一方周囲の本体部分の膨張は大きくなる
結果、膨脹の小さい所と大きい所とで段差ができ、いわ
ゆるサイド凹凸となって美観を損ねる問題点があった。
またタイヤの操縦性はタイヤの横剛性が高い稈よいが、
従来のポリエステルコードでは剛性が充分でなかったの
で、必要に応じて補強層をサイド下部に配設して横剛性
を高める方法等が行われていた。
従来のポリエステルコードでは剛性が充分でなかったの
で、必要に応じて補強層をサイド下部に配設して横剛性
を高める方法等が行われていた。
この発明のU的は、従来タイヤに比して操縦安定性及び
タイヤユニフォミディにすぐれ、サイド凹凸が少ないラ
ジアルタイヤを提供する点にある。
タイヤユニフォミディにすぐれ、サイド凹凸が少ないラ
ジアルタイヤを提供する点にある。
[課題を解決するための千段]
七記目的を達戊するため鋭意検討した結果、接着剤処理
したポリエステルコードが多数配列してなるコード層に
ゴム被覆したカーカスプライを、一対のビード間に懸架
し、端をビードフィラーを備えたビードコアに沿って内
側から外へ向って折返し7、”j 詠4)j返し部をビ
ードフィラーに接着したラジアル構造のカーカスプライ
を備えたタイヤにおいて、乾熱収縮率が0. 5〜2
.5%、引張り強力に対する2%伸張モジュラスの比が
0.2〜0.35である接着剤処理ポリエステルコード
をカーカスブライに用いたラジアルタイヤを開発した。
したポリエステルコードが多数配列してなるコード層に
ゴム被覆したカーカスプライを、一対のビード間に懸架
し、端をビードフィラーを備えたビードコアに沿って内
側から外へ向って折返し7、”j 詠4)j返し部をビ
ードフィラーに接着したラジアル構造のカーカスプライ
を備えたタイヤにおいて、乾熱収縮率が0. 5〜2
.5%、引張り強力に対する2%伸張モジュラスの比が
0.2〜0.35である接着剤処理ポリエステルコード
をカーカスブライに用いたラジアルタイヤを開発した。
乾熱収縮率が0.5〜2.5%、引張り強力に対する2
%伸張モジュラスの比が0.2〜0.35である接着剤
処理ポリエステルコードを得るには、フィラメン1・の
製造をも含めて、従来法のポリエステルコードとは異な
った製造条件で製造する一つの方法としては、まずフィ
ラメン1・を製造するにあたり、紡糸及び延伸工程にお
いて、ポリエステル分子の結晶化を高め、同時に、非冑
部分を伸びきらしてフィラメン1・の残留歪を小さくす
る条件、例えば従来法と比較して口金から押出された紡
出体が硬化するに要する時間を長くし、延伸を比較的高
い温度で行う条件でフィラメン1・を製造することが望
ましい。次にこれを撚ってコードとし、これをさらに接
着剤処裡した後5〜20%の伸張下で180〜230゜
Cに加熱し、続いてこの張力を緩和して最終的に元の長
さに対して103〜120%の長さになるように、奸ま
しくは105〜118%の長さになるようヒー1・セッ
1・条件を選定する。なお接着剤処理は、エポキシ化合
物を水に分散した第1浴とレゾルシンーフオルマリン−
樹脂初期縮合物とラテックスの混合物でなる第2浴に浸
漬処理することによって行われる。
%伸張モジュラスの比が0.2〜0.35である接着剤
処理ポリエステルコードを得るには、フィラメン1・の
製造をも含めて、従来法のポリエステルコードとは異な
った製造条件で製造する一つの方法としては、まずフィ
ラメン1・を製造するにあたり、紡糸及び延伸工程にお
いて、ポリエステル分子の結晶化を高め、同時に、非冑
部分を伸びきらしてフィラメン1・の残留歪を小さくす
る条件、例えば従来法と比較して口金から押出された紡
出体が硬化するに要する時間を長くし、延伸を比較的高
い温度で行う条件でフィラメン1・を製造することが望
ましい。次にこれを撚ってコードとし、これをさらに接
着剤処裡した後5〜20%の伸張下で180〜230゜
Cに加熱し、続いてこの張力を緩和して最終的に元の長
さに対して103〜120%の長さになるように、奸ま
しくは105〜118%の長さになるようヒー1・セッ
1・条件を選定する。なお接着剤処理は、エポキシ化合
物を水に分散した第1浴とレゾルシンーフオルマリン−
樹脂初期縮合物とラテックスの混合物でなる第2浴に浸
漬処理することによって行われる。
[作用]
この発叩に係るポリエステルコードは、低収縮率、特に
乾熱収縮率が2.5%以下であるので、これをラジアル
タイヤのカーカスプライに適用した場合、たとえ加硫成
形の際の加熱により被覆ゴムが軟化し、コードとの接着
力が一時的に低下する現象が生じても、タイヤ構成部品
の配置が乱れることがないため、タイヤユニフォミティ
の低下が防止できる。一方乾熱収縮率の下限値を0.5
%より大きくしているため、タイヤの描剛性は良灯であ
る。すなわち0.5%より小さくした場合、タイヤの加
硫成形中のコードの収縮が小さくなりすぎ、タイA・成
!lullIに生した他みが収縮によって取れず、コー
ドが緊張状態にないのでタイヤ剛性が低下する。
乾熱収縮率が2.5%以下であるので、これをラジアル
タイヤのカーカスプライに適用した場合、たとえ加硫成
形の際の加熱により被覆ゴムが軟化し、コードとの接着
力が一時的に低下する現象が生じても、タイヤ構成部品
の配置が乱れることがないため、タイヤユニフォミティ
の低下が防止できる。一方乾熱収縮率の下限値を0.5
%より大きくしているため、タイヤの描剛性は良灯であ
る。すなわち0.5%より小さくした場合、タイヤの加
硫成形中のコードの収縮が小さくなりすぎ、タイA・成
!lullIに生した他みが収縮によって取れず、コー
ドが緊張状態にないのでタイヤ剛性が低下する。
またこの発四に係るポリエステルコードは高モジュラス
、特に2%伸彊モジュラスの引張強力に対する比が0.
2以トなので、タイヤの剛性が人でコーナリングパワー
が大きく操縦性能がよい。
、特に2%伸彊モジュラスの引張強力に対する比が0.
2以トなので、タイヤの剛性が人でコーナリングパワー
が大きく操縦性能がよい。
3.5より大きい鳩合はタイヤの耐久P「が乏しくなり
、0.2より少ない場合はタイヤ剛性が低下し操縦性が
低下する。
、0.2より少ない場合はタイヤ剛性が低下し操縦性が
低下する。
[実施例]
図面はこの発明に係るラジアルタイヤの一実施例を示す
概略半断面図で、1は接着剤処理したポリエステルコー
ドを多数配列してなるコード層にゴム被覆したカーカス
プライであり、一対のビード間に懸架して図示の如く端
部をビードフィラ−2を備えたビードコア3に沿って内
側から外へ向って折返し、折返し部4をビードフィラ−
2に接着する構造である。
概略半断面図で、1は接着剤処理したポリエステルコー
ドを多数配列してなるコード層にゴム被覆したカーカス
プライであり、一対のビード間に懸架して図示の如く端
部をビードフィラ−2を備えたビードコア3に沿って内
側から外へ向って折返し、折返し部4をビードフィラ−
2に接着する構造である。
5はリムストップ、6はベル1・、7はトレッド、8は
サイドウォールである。
サイドウォールである。
カーカスプライ1に使用されるポリエステルコードは、
残留歪が少ない条件で紡糸延伸したフィラメン1・を、
コード構造1500d/2、10cm長さ当りの下撚が
38回、上撚が42回加撚されたコードとして形成して
いる。そしてこのコードをエポキシ化合物の水分散物の
第1浴と続いてレゾルシンフォルマリン樹脂初期縮合物
とラテックスを主戊分とする第2浴に浸漬して接着剤処
理した後、210゜Cの雰囲気温度で15%伸張する応
力を加え、さらに伸張されたコードを収縮させて残留歪
を緩和して、最終的に元の長さの1.08倍の長さにし
た。伸張された長さいわゆるスI・レッチ率は3〜20
%が選択される。従来のように3%より小であるとモジ
ュラスが低くなる。
残留歪が少ない条件で紡糸延伸したフィラメン1・を、
コード構造1500d/2、10cm長さ当りの下撚が
38回、上撚が42回加撚されたコードとして形成して
いる。そしてこのコードをエポキシ化合物の水分散物の
第1浴と続いてレゾルシンフォルマリン樹脂初期縮合物
とラテックスを主戊分とする第2浴に浸漬して接着剤処
理した後、210゜Cの雰囲気温度で15%伸張する応
力を加え、さらに伸張されたコードを収縮させて残留歪
を緩和して、最終的に元の長さの1.08倍の長さにし
た。伸張された長さいわゆるスI・レッチ率は3〜20
%が選択される。従来のように3%より小であるとモジ
ュラスが低くなる。
第1表は、この接着剤処理したポリエステルコードの物
性と、このコードを用いたタイヤサイズ175/7(I
IRI3てあるラジアルタイヤの試験李古果を示してい
る。
性と、このコードを用いたタイヤサイズ175/7(I
IRI3てあるラジアルタイヤの試験李古果を示してい
る。
以下余白
第1表
テスト条件
乾熱収縮率:
150℃雰囲気温度で30分加熱後の寸法変化(%)
中間伸度;
6. 8kg/本の荷重で引張ったときの伸率(%)
寸法変化指数;
収縮串と中間仲度の千1
2%Md.
2%伸張モジュラスの略記で2%伸張したとき発生ずる
応力( kg) CP; コー←号ナリングパワーの略記で、スリップ角2度でド
ラムテストを行い、横方向に発生する力を2で刺した値
。タイヤFを100として指数で表示、大きい程よい。
応力( kg) CP; コー←号ナリングパワーの略記で、スリップ角2度でド
ラムテストを行い、横方向に発生する力を2で刺した値
。タイヤFを100として指数で表示、大きい程よい。
サイド凹凸;
タイヤを10本製作して、サイドに生じた凹凸の高さと
長さの積の平均をタイヤFを10011 として指数表示、小さい方がよい。
長さの積の平均をタイヤFを10011 として指数表示、小さい方がよい。
ユニフォミティ;
自動車技術会制定 自動車規格JASO C607
自動車タイヤのユニフォミティ試験方法に準拠して行っ
た。
自動車タイヤのユニフォミティ試験方法に準拠して行っ
た。
タイヤに荷重を加え、タイヤとテス1・ドラムの軸間距
離を一定に保ち、正方向と逆方向にそれぞれ回転して、
その間に接地而に発生するタイヤ半径方向の力を測定し
、最大と最小の斧をR F V (radial fo
rce variation)とする。タイヤFを10
0として指数で示し、小さい程奸ましい。
離を一定に保ち、正方向と逆方向にそれぞれ回転して、
その間に接地而に発生するタイヤ半径方向の力を測定し
、最大と最小の斧をR F V (radial fo
rce variation)とする。タイヤFを10
0として指数で示し、小さい程奸ましい。
ドラムテス1・;
米国自動車安全基準FMVSS109に耐久試験として
定める条件に準拠して、規定荷垂で規定時間試験を行い
、故障の発生は認められず合格したが、さらに速度8
5 k’m/ h 、荷重140%で24時間の追加条
件で走行した。タイヤC以外は完走したが、タイヤCは
追加条件でコード切れが生じ途中で走行を中止した。
定める条件に準拠して、規定荷垂で規定時間試験を行い
、故障の発生は認められず合格したが、さらに速度8
5 k’m/ h 、荷重140%で24時間の追加条
件で走行した。タイヤC以外は完走したが、タイヤCは
追加条件でコード切れが生じ途中で走行を中止した。
12
なおタイヤFは紡糸のとき引出し張力の弱い条件で紡糸
した従来の基本的な方法で製造したポリエステルコード
を使用したもので、第1表でけこのタイヤFをコントロ
ールにしている。
した従来の基本的な方法で製造したポリエステルコード
を使用したもので、第1表でけこのタイヤFをコントロ
ールにしている。
第1表に示す様に、
■ 本願発門タイヤは収縮率が2.5%以下であり、ま
た4+間伸度が小さいので、サイド凹凸及びユニフォミ
ティが優れている。
た4+間伸度が小さいので、サイド凹凸及びユニフォミ
ティが優れている。
■ 2%伸張モジュラスの引張強力に対する比が0.2
以14cので、タイヤの剛t’l−が人でコーナリング
パワーが大きく操縦性能がよい。
以14cので、タイヤの剛t’l−が人でコーナリング
パワーが大きく操縦性能がよい。
■ これに対して比較例Dのタイヤに用いたポリエステ
ルコ−1・゛は、市会度が低いポリJ,ステルであって
、収縮率は低く、また2%伸張モジュラスが大きく、モ
ジュラスの引張強力に対する比は0.2より大きいが、
引張強力が低いのでタイヤの耐久性が劣っている。
ルコ−1・゛は、市会度が低いポリJ,ステルであって
、収縮率は低く、また2%伸張モジュラスが大きく、モ
ジュラスの引張強力に対する比は0.2より大きいが、
引張強力が低いのでタイヤの耐久性が劣っている。
■ 比較例Eタイヤに用いたポリエステルコードは、畠
速で紡糸したいわゆるPOYポリエステルコードであっ
て、タイヤのサイド凹凸、ユニフォ13 ミディに関係する寸法変化指数が小さく、これらは良好
であるが、モジュラスが低いのでCPの改良が貼られな
い。
速で紡糸したいわゆるPOYポリエステルコードであっ
て、タイヤのサイド凹凸、ユニフォ13 ミディに関係する寸法変化指数が小さく、これらは良好
であるが、モジュラスが低いのでCPの改良が貼られな
い。
■ 比較例Fタイヤのコードは、モジュラスが高くなる
ようにPOYポリエステルコードの撚数を低下させたも
ので、モジュラスの強力に対する比は大きくなる・が、
収縮率も大きく、これを用いたタイヤはサイド凹凸ユニ
フォミディは若干良くなるがcpは改良されない。
ようにPOYポリエステルコードの撚数を低下させたも
ので、モジュラスの強力に対する比は大きくなる・が、
収縮率も大きく、これを用いたタイヤはサイド凹凸ユニ
フォミディは若干良くなるがcpは改良されない。
収縮が2.5%より大きくなると、サイド凹1111及
びユニフォミティが悪くなる。収縮率が0.5%より低
いとタイヤの加硫成形中のコードの収縮が小さいので、
タイヤ成型時生じた弛みが収縮によって取れず、コード
が緊張状態にないのでタイヤ剛性が低下する。一般に同
一紡糸条件で製造したコードは、他の条件を変えて収縮
率を小さくすると中間伸度が大きくなって剛性が低下す
る性質があって、収縮率と中間伸度の和で示される・」
゛法変化指数はほぼ一定になるので、これが6.1以下
になる紡糸条件で製造されたコードが好ましい。
びユニフォミティが悪くなる。収縮率が0.5%より低
いとタイヤの加硫成形中のコードの収縮が小さいので、
タイヤ成型時生じた弛みが収縮によって取れず、コード
が緊張状態にないのでタイヤ剛性が低下する。一般に同
一紡糸条件で製造したコードは、他の条件を変えて収縮
率を小さくすると中間伸度が大きくなって剛性が低下す
る性質があって、収縮率と中間伸度の和で示される・」
゛法変化指数はほぼ一定になるので、これが6.1以下
になる紡糸条件で製造されたコードが好ましい。
14
6.1より大きくなるとサイド凹凸及びユニフォミティ
が低下する。
が低下する。
2%伸張モジュラスの引張強力に対する比が、3.5よ
り大きいコードは定義から理解されるように、引張り強
力か小さい堝合てあー,て、タイヤの耐久性が劣る。
り大きいコードは定義から理解されるように、引張り強
力か小さい堝合てあー,て、タイヤの耐久性が劣る。
一般にタイヤを設=1するとき、コードの強力を最も考
慮して行うので、モジュラスの引張り強力に対する比が
0.2より小さい場合は同じ強力にしたとき、タイヤ剛
性が低下して操縦性が低下する。
慮して行うので、モジュラスの引張り強力に対する比が
0.2より小さい場合は同じ強力にしたとき、タイヤ剛
性が低下して操縦性が低下する。
実川七はコードの公称デニール数と5g/dの積より大
きい強度を持ったタイヤコードを使用ずることが好まし
い。これより低いと多量のコードを使用する必要かあり
、タイヤ重量が人となって、それに伴うill4点が生
じ、またコストが高くなる。
きい強度を持ったタイヤコードを使用ずることが好まし
い。これより低いと多量のコードを使用する必要かあり
、タイヤ重量が人となって、それに伴うill4点が生
じ、またコストが高くなる。
なおこの発明はト述した実施例に限定されない。
[発明の効!i!:]
以1.の通り、この発明は乾熱収縮十か0.5〜2,5
%、引張り強力に対する2%伸張モジュラ1 5 スの比が0.2〜0.35である低収縮率・高モジュラ
スの接着剤処理ポリエステルコードをカーカスプライに
適用したラジアルタイヤであるので、従来タイヤと比べ
てタイヤユニフォミティ及びサイ1・′叫凸の点で良打
てあり、操縦性能が向1.シ、しかも剛性の点ですぐれ
かつ耐久性の低下もないラジアルタイヤを提供すること
ができた。
%、引張り強力に対する2%伸張モジュラ1 5 スの比が0.2〜0.35である低収縮率・高モジュラ
スの接着剤処理ポリエステルコードをカーカスプライに
適用したラジアルタイヤであるので、従来タイヤと比べ
てタイヤユニフォミティ及びサイ1・′叫凸の点で良打
てあり、操縦性能が向1.シ、しかも剛性の点ですぐれ
かつ耐久性の低下もないラジアルタイヤを提供すること
ができた。
図面はこの発明に係るラジアルタイヤの一実施例を示す
概略半断面図である。
概略半断面図である。
Claims (1)
- (1)接着剤処理したポリエステルコードが多数配列し
てなるコード層にゴム被覆したカーカスプライを、一対
のビード間に懸架し、端をビードフィラーを備えたビー
ドコアに沿って内側から外へ向って折返し、当該折返し
部をビードフィラーに接着したラジアル構造のカーカス
プライを備えたタイヤにおいて、乾熱収縮率が0.5〜
2.5%、引張り強力に対する2%伸張モジュラスの比
が0.2〜0.35である接着剤処理ポリエステルコー
ドをカーカスプライに用いたことを特徴とするラジアル
タイヤ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308107A JPH03167002A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ラジアルタイヤ |
DE19904037715 DE4037715A1 (de) | 1989-11-27 | 1990-11-27 | Guertelreifen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308107A JPH03167002A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ラジアルタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03167002A true JPH03167002A (ja) | 1991-07-18 |
Family
ID=17976956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1308107A Pending JPH03167002A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | ラジアルタイヤ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03167002A (ja) |
DE (1) | DE4037715A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5906693A (en) * | 1995-06-28 | 1999-05-25 | Bridgestone Corporation | Pneumatic radial tire with specified organic fiber carcass cords |
JP2001180220A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-07-03 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 空気入りラジアルタイヤ |
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DE4037715A1 (de) | 1991-05-29 |
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