JPH0316514Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0316514Y2 JPH0316514Y2 JP1985099400U JP9940085U JPH0316514Y2 JP H0316514 Y2 JPH0316514 Y2 JP H0316514Y2 JP 1985099400 U JP1985099400 U JP 1985099400U JP 9940085 U JP9940085 U JP 9940085U JP H0316514 Y2 JPH0316514 Y2 JP H0316514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- shelf support
- opened
- nail
- intersection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、柱が現われないようにつくられた大
壁に用いる新規の大壁用棚受に関する。
壁に用いる新規の大壁用棚受に関する。
従来、棚受本体の水平個所および垂直個所の断
面をL字形とし且つ水平個所および垂直個所の稜
線上に斜方向の取付孔を穿設した形式の棚支持具
は、実開昭51−70112号公報により開示されてい
る。
面をL字形とし且つ水平個所および垂直個所の稜
線上に斜方向の取付孔を穿設した形式の棚支持具
は、実開昭51−70112号公報により開示されてい
る。
上記従来の技術において述べた棚支持具、取付
孔を介して打ち着けた釘の頭の納まり部分が形
凹溝状を呈しているために打ち着け時には当該頭
の両側縁が同凹溝状部の両側内面につかえ、釘の
クビ部分が外からは浮いているような状態に見え
ることになつて体裁が悪く、またこれを見えない
ようにするために取付孔に皿孔の座を加工した場
合には板厚分しかない取付孔の切縁が弱化して具
合が悪いのみならず取付孔の深さが板厚分である
ので、ハンマーで打ち着けるときの釘の安定性が
悪く釘が倒れたり曲つたりしてしまうことが往々
にあつて打ち着けの作業がなし難くい等の欠陥が
あつた。
孔を介して打ち着けた釘の頭の納まり部分が形
凹溝状を呈しているために打ち着け時には当該頭
の両側縁が同凹溝状部の両側内面につかえ、釘の
クビ部分が外からは浮いているような状態に見え
ることになつて体裁が悪く、またこれを見えない
ようにするために取付孔に皿孔の座を加工した場
合には板厚分しかない取付孔の切縁が弱化して具
合が悪いのみならず取付孔の深さが板厚分である
ので、ハンマーで打ち着けるときの釘の安定性が
悪く釘が倒れたり曲つたりしてしまうことが往々
にあつて打ち着けの作業がなし難くい等の欠陥が
あつた。
尚、上記公報に開示された棚支持具は、大壁工
法に造られた家屋の壁に取付けて使用されていな
い。この使用されない理由は同公報中符号4で
示されている木ねじ等の挿通用孔に木ねじ等を使
用するときには大壁を地獄鋲やウエジツトなどで
補強する必要があつて不便であり、補強せずに
盲用として木ねじを挿通用孔4に取付ける方法も
あるがこれでは経済的にも作業的にも好ましくな
い、盲目木ねじも取付けずに挿通用孔4を露呈
したままとしたのでは不体裁である、等が考えら
れる。
法に造られた家屋の壁に取付けて使用されていな
い。この使用されない理由は同公報中符号4で
示されている木ねじ等の挿通用孔に木ねじ等を使
用するときには大壁を地獄鋲やウエジツトなどで
補強する必要があつて不便であり、補強せずに
盲用として木ねじを挿通用孔4に取付ける方法も
あるがこれでは経済的にも作業的にも好ましくな
い、盲目木ねじも取付けずに挿通用孔4を露呈
したままとしたのでは不体裁である、等が考えら
れる。
本考案は、上記のような体裁の悪さ、具合の悪
さ、打ち着けの作業の難かしさを解消した、大壁
に用いて最適な新規の大壁用棚受を提供すること
を目的とする。
さ、打ち着けの作業の難かしさを解消した、大壁
に用いて最適な新規の大壁用棚受を提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するために本考案大壁用棚受
は、 直角三角棒状体をその傾斜面が内側となる状
に折曲した形を呈する棚受本体と、棚受本体の水
平個所から同垂直個所に渡し設けた筋かい部と、
水平個所の両直角面の交りによる稜線および垂直
個所の両直角面の交りによる稜線に一方端が開口
する状態、上記傾斜面に他方端が開口する状態お
よび同傾斜面に直交する向きの状態で穿設した複
数個の取付孔と、取付孔の他方端に設けた皿孔の
座と、をもつものである。
は、 直角三角棒状体をその傾斜面が内側となる状
に折曲した形を呈する棚受本体と、棚受本体の水
平個所から同垂直個所に渡し設けた筋かい部と、
水平個所の両直角面の交りによる稜線および垂直
個所の両直角面の交りによる稜線に一方端が開口
する状態、上記傾斜面に他方端が開口する状態お
よび同傾斜面に直交する向きの状態で穿設した複
数個の取付孔と、取付孔の他方端に設けた皿孔の
座と、をもつものである。
第1図乃至第3図に示す本願の実施例は、直角
三角棒状体をその傾斜面が内側となる状に折曲
した形を呈する棚受本体1をダイキヤストで構成
し、この棚受本体1の水平個所2から同垂直個所
3に筋かい部4を渡し設けると共に水平個所2の
両直角面7,7′の交りによる稜線8および垂直
個所3の両直角面9,9′の交りによる稜線10
に一方端が開口する状態、上記傾斜面6に他方端
が開口する状態および同傾斜面に直交する向きの
状態で複数個の取付孔5を穿設し、これ等取付孔
5の他方端に皿孔の座5′を設けたものである。
三角棒状体をその傾斜面が内側となる状に折曲
した形を呈する棚受本体1をダイキヤストで構成
し、この棚受本体1の水平個所2から同垂直個所
3に筋かい部4を渡し設けると共に水平個所2の
両直角面7,7′の交りによる稜線8および垂直
個所3の両直角面9,9′の交りによる稜線10
に一方端が開口する状態、上記傾斜面6に他方端
が開口する状態および同傾斜面に直交する向きの
状態で複数個の取付孔5を穿設し、これ等取付孔
5の他方端に皿孔の座5′を設けたものである。
第4図に示すように、取付孔に釘を押入して同
釘の尖端を大壁に突き刺した状態で釘から手を放
し、この手離し状態で釘の打ち付け作業をなして
同釘を第3図に示すように柱に直に打ち止める等
の用法で供する。
釘の尖端を大壁に突き刺した状態で釘から手を放
し、この手離し状態で釘の打ち付け作業をなして
同釘を第3図に示すように柱に直に打ち止める等
の用法で供する。
本考案は上記のように直角三角棒状体をその傾
斜面が内側となる状に折曲した形を呈する棚受
本体と、棚受本体の水平個所から同垂直個所に渡
し設けた筋かい部と、水平個所の両直角面の交り
による稜線および垂直個所の両直角面の交りによ
る稜線に一方端が開口する状態、上記傾斜面に他
方端が開口する状態および同傾斜面に直交する向
きの状態で穿設した複数個の取付孔とをもつの
で、上記用法において手放し状態とされた釘は取
付孔が深いので倒れることがなく、また打ち付け
作業のときにおける釘は深い取付孔に案内される
ので曲ることがなく確実に柱に向つて打ち進める
ことができ、更に釘の頭をハンマー等で叩く場
合、傾斜面が視覚的には傾いていない平らな面に
見えるので、傾斜面と雖も打ち付け作業がなしや
すい利点があるのみならず取付孔の他方端に皿孔
の座を設けたので、第3図で明らかであるように
打ち付けられた釘の頭は皿孔の座に嵌つた状態と
なつて体裁がよい等の実用的効果を有するもので
ある。
斜面が内側となる状に折曲した形を呈する棚受
本体と、棚受本体の水平個所から同垂直個所に渡
し設けた筋かい部と、水平個所の両直角面の交り
による稜線および垂直個所の両直角面の交りによ
る稜線に一方端が開口する状態、上記傾斜面に他
方端が開口する状態および同傾斜面に直交する向
きの状態で穿設した複数個の取付孔とをもつの
で、上記用法において手放し状態とされた釘は取
付孔が深いので倒れることがなく、また打ち付け
作業のときにおける釘は深い取付孔に案内される
ので曲ることがなく確実に柱に向つて打ち進める
ことができ、更に釘の頭をハンマー等で叩く場
合、傾斜面が視覚的には傾いていない平らな面に
見えるので、傾斜面と雖も打ち付け作業がなしや
すい利点があるのみならず取付孔の他方端に皿孔
の座を設けたので、第3図で明らかであるように
打ち付けられた釘の頭は皿孔の座に嵌つた状態と
なつて体裁がよい等の実用的効果を有するもので
ある。
第1図は本考案大壁用棚受を示す一部切截斜視
図、第2図は使用状態を示す斜視図、第3図は第
2図A−A線に沿う断面図、第4図は釘を打ち付
ける直前の状態を示す同断面図である。 1……棚受本体、2……水平個所、3……垂直
個所、4……筋かい部、5……取付孔、5′……
皿孔の座、6……傾斜面、7,7′,9,9′……
直角面、8,10……稜線、11……釘、12…
…柱、イ……大壁。
図、第2図は使用状態を示す斜視図、第3図は第
2図A−A線に沿う断面図、第4図は釘を打ち付
ける直前の状態を示す同断面図である。 1……棚受本体、2……水平個所、3……垂直
個所、4……筋かい部、5……取付孔、5′……
皿孔の座、6……傾斜面、7,7′,9,9′……
直角面、8,10……稜線、11……釘、12…
…柱、イ……大壁。
Claims (1)
- 直角三角棒状体をその傾斜面が内側となる状
に折曲した形を呈する棚受本体と、棚受本体の水
平個所から同垂直個所に渡し設けた筋かい部と、
水平個所の両直角面の交りによる稜線および垂直
個所の両直角面の交りによる稜線に一方端が開口
する状態、上記傾斜面に他方端が開口する状態お
よび同傾斜面に直交する向きの状態で穿設した複
数個の取付孔と、取付孔の他方端に設けた皿孔の
座と、をもつことを特徴とする大壁用棚受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985099400U JPH0316514Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985099400U JPH0316514Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627240U JPS627240U (ja) | 1987-01-17 |
JPH0316514Y2 true JPH0316514Y2 (ja) | 1991-04-09 |
Family
ID=30968242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985099400U Expired JPH0316514Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0316514Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5170112U (ja) * | 1974-11-27 | 1976-06-02 | ||
JPS53136319U (ja) * | 1977-04-01 | 1978-10-28 |
-
1985
- 1985-06-29 JP JP1985099400U patent/JPH0316514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS627240U (ja) | 1987-01-17 |
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