JPH0316124Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0316124Y2 JPH0316124Y2 JP1984031223U JP3122384U JPH0316124Y2 JP H0316124 Y2 JPH0316124 Y2 JP H0316124Y2 JP 1984031223 U JP1984031223 U JP 1984031223U JP 3122384 U JP3122384 U JP 3122384U JP H0316124 Y2 JPH0316124 Y2 JP H0316124Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk cartridge
- slider
- engaging
- magnetic disk
- eject
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は磁気デイスクカートリツジ等のデイス
クカートリツジ用に備えられる記録再生装置のイ
ジエクト機構に関する。
クカートリツジ用に備えられる記録再生装置のイ
ジエクト機構に関する。
この種のイジエクト機構を備えたデイスクカー
トリツジ用記録再生装置は、従来から各種のもの
が提案されているが、これらのものは一般に記録
再生装置内に収容された例えば磁気デイスクカー
トリツジを記録再生操作が可能なようにロード位
置にロツクするタイミングが難しく、それ故複雑
な構造にせざるを得ない。また、ロツクが不十分
であると磁気デイスクカートリツジが記録再生装
置の本体に形成された挿入口の方向に戻される不
具合があつた。また、イジエクト動作時にあつて
は磁気デイスクカートリツジ内の磁気デイスクを
磁気ヘツド方向に押圧していたパツドの押圧解除
動作と連動してイジエクト機構が作動し、磁気デ
イスクカートリツジを挿入口の方向に排出するも
のの、パツドの押圧解除動作とイジエクト機構の
動作とがそれぞれ独立におこなわれることから、
磁気デイスクカートリツジの排出に時間がかかる
不具合があつた。
トリツジ用記録再生装置は、従来から各種のもの
が提案されているが、これらのものは一般に記録
再生装置内に収容された例えば磁気デイスクカー
トリツジを記録再生操作が可能なようにロード位
置にロツクするタイミングが難しく、それ故複雑
な構造にせざるを得ない。また、ロツクが不十分
であると磁気デイスクカートリツジが記録再生装
置の本体に形成された挿入口の方向に戻される不
具合があつた。また、イジエクト動作時にあつて
は磁気デイスクカートリツジ内の磁気デイスクを
磁気ヘツド方向に押圧していたパツドの押圧解除
動作と連動してイジエクト機構が作動し、磁気デ
イスクカートリツジを挿入口の方向に排出するも
のの、パツドの押圧解除動作とイジエクト機構の
動作とがそれぞれ独立におこなわれることから、
磁気デイスクカートリツジの排出に時間がかかる
不具合があつた。
本考案は、このような従来技術における実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、記録再生装
置に収容されたデイスクカートリツジをタイミン
グよく、かつ確実にロード位置にロツクすること
ができ、またパツドの押圧解除動作と同時にイジ
エクト動作をおこなわせることのできる記録再生
装置のイジエクト機構を提供することにある。
鑑みてなされたもので、その目的は、記録再生装
置に収容されたデイスクカートリツジをタイミン
グよく、かつ確実にロード位置にロツクすること
ができ、またパツドの押圧解除動作と同時にイジ
エクト動作をおこなわせることのできる記録再生
装置のイジエクト機構を提供することにある。
この目的を達成するために、本考案は、デイス
クカートリツジの挿脱方向に延びる軸が架設され
るとともに係止部を有する取付板と、上記軸に回
転可能かつ往復動自在に嵌合されたスライダと、
上記デイスクカートリツジに対して接離可能なパ
ツドを担持する支持部材と、この支持部材に連動
して移動可能なイジエクトレバーとを備え、上記
スライダには上記デイスクカートリツジの先端部
が係合可能な第1の係合部と、ロード状態で上記
イジエクトレバーが係合可能な第2の係合部と、
ロード前の待機状態で上記係止部に係合可能な第
3の係合部とが設けられ、さらに、上記スライダ
を上記デイスクカートリツジの挿入口方向に付勢
するとともに上記第3の係合部が上記係止部と係
合する方向に付勢する弾性体を設けた構成にして
ある。
クカートリツジの挿脱方向に延びる軸が架設され
るとともに係止部を有する取付板と、上記軸に回
転可能かつ往復動自在に嵌合されたスライダと、
上記デイスクカートリツジに対して接離可能なパ
ツドを担持する支持部材と、この支持部材に連動
して移動可能なイジエクトレバーとを備え、上記
スライダには上記デイスクカートリツジの先端部
が係合可能な第1の係合部と、ロード状態で上記
イジエクトレバーが係合可能な第2の係合部と、
ロード前の待機状態で上記係止部に係合可能な第
3の係合部とが設けられ、さらに、上記スライダ
を上記デイスクカートリツジの挿入口方向に付勢
するとともに上記第3の係合部が上記係止部と係
合する方向に付勢する弾性体を設けた構成にして
ある。
以下、本考案の記録再生装置のイジエクト機構
を図に基づいて説明する。
を図に基づいて説明する。
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示す説明
図で、第1図は磁気デイスクカートリツジを記録
再生装置に挿入する途中の状態を示す要部平面
図、第2図は第1図に示す状態に対応する要部側
面図、第3図はこの実施例に備えられるスライダ
の側面図、第4図は磁気デイスクカートリツジの
仮保持時における状態を示す要部面図、第5図は
第4図に示す状態に対応する要部側面図、第6図
は磁気デイスクカートリツジのロード時における
状態を示す要部側面図である。
図で、第1図は磁気デイスクカートリツジを記録
再生装置に挿入する途中の状態を示す要部平面
図、第2図は第1図に示す状態に対応する要部側
面図、第3図はこの実施例に備えられるスライダ
の側面図、第4図は磁気デイスクカートリツジの
仮保持時における状態を示す要部面図、第5図は
第4図に示す状態に対応する要部側面図、第6図
は磁気デイスクカートリツジのロード時における
状態を示す要部側面図である。
これらの図において、1はデイスクカートリツ
ジ例えば磁気デイスクカートリツジで、剛性を有
するケース、およびこのケース内に収容される磁
気デイスク等からなつている。2は取付板で、た
とえば記録再生装置の本体に固定される。この取
付板2は立壁2a、2bを有するとともに、平面
部2cに係止部たとえば穴2dを有している。3
は取付板2の立壁2aに取付けたイジエクトレバ
ーで、突起3aを有し、支点3bを中心に回動可
能になつている。4は例えば磁気デイスクカート
リツジ1を把持する図示しないチヤツキング機構
と連動して第1図の紙面と直交する方向に降下、
あるいは上昇するストツパで、イジエクトレバー
3の回動を規制するとともに、図示しない磁気ヘ
ツド上に対向して配置されるパツド5の支持部材
6の降下を規制する。なお、7はばねで、イジエ
クトレバー3をストツパ4に係合する方向に、す
なわち第2図の矢印8方向に付勢する。
ジ例えば磁気デイスクカートリツジで、剛性を有
するケース、およびこのケース内に収容される磁
気デイスク等からなつている。2は取付板で、た
とえば記録再生装置の本体に固定される。この取
付板2は立壁2a、2bを有するとともに、平面
部2cに係止部たとえば穴2dを有している。3
は取付板2の立壁2aに取付けたイジエクトレバ
ーで、突起3aを有し、支点3bを中心に回動可
能になつている。4は例えば磁気デイスクカート
リツジ1を把持する図示しないチヤツキング機構
と連動して第1図の紙面と直交する方向に降下、
あるいは上昇するストツパで、イジエクトレバー
3の回動を規制するとともに、図示しない磁気ヘ
ツド上に対向して配置されるパツド5の支持部材
6の降下を規制する。なお、7はばねで、イジエ
クトレバー3をストツパ4に係合する方向に、す
なわち第2図の矢印8方向に付勢する。
また、9は取付板2上に配置されるスライダ
で、取付板2の立壁2a,2bに両端を支持され
る軸10が挿入される穴9aを有するとともに、
第3図に例示するように、磁気デイスクカートリ
ツジ1の先端部1aが係合可能な第1の係合部た
とえば段部9bと、イジエクトレバー3の突起3
aが係合可能な第2の係合部たとえば凹部9c
と、取付板2の穴2dに係合可能な第3の係合部
たとえば爪部9dを端部に備えたアーム9eと、
突出部9fとを備えており、磁気デイスクカート
リツジ1の挿脱方向すなわち第1図の矢印11方向
に移動自在になつている。
で、取付板2の立壁2a,2bに両端を支持され
る軸10が挿入される穴9aを有するとともに、
第3図に例示するように、磁気デイスクカートリ
ツジ1の先端部1aが係合可能な第1の係合部た
とえば段部9bと、イジエクトレバー3の突起3
aが係合可能な第2の係合部たとえば凹部9c
と、取付板2の穴2dに係合可能な第3の係合部
たとえば爪部9dを端部に備えたアーム9eと、
突出部9fとを備えており、磁気デイスクカート
リツジ1の挿脱方向すなわち第1図の矢印11方向
に移動自在になつている。
また、12は一端をスライダ9の突出部9fに
係着され、他端を取付板2の平面部2cに係着し
た弾性体たとえばばねで、スライダ9を磁気デイ
スクカートリツジ1の挿入口方向、すなわち第1
図の矢印13方向に付勢する。
係着され、他端を取付板2の平面部2cに係着し
た弾性体たとえばばねで、スライダ9を磁気デイ
スクカートリツジ1の挿入口方向、すなわち第1
図の矢印13方向に付勢する。
このように構成してある一実施例における動作
は次のとおりである。
は次のとおりである。
すなわち、記録再生操作に際してはまず、磁気
デイスクカートリツジ1が記録再生装置の図示し
ない挿入口から挿入されるが、第1図、第2図に
示すようにその先端部1aがスライダ9に係合し
ていない状態にあつては、スライダ9はばね12
の力によつて第1図の矢印13方向に付勢され、取
付板2の立壁2bに当接した位置にあり、イジエ
クトレバー3はばね7の力に抗して、ストツパ4
によつてその右端が上方に位置するように保持さ
れている。なお、パツド5の支持部材6もストツ
パ4によつて上方に保持されている。
デイスクカートリツジ1が記録再生装置の図示し
ない挿入口から挿入されるが、第1図、第2図に
示すようにその先端部1aがスライダ9に係合し
ていない状態にあつては、スライダ9はばね12
の力によつて第1図の矢印13方向に付勢され、取
付板2の立壁2bに当接した位置にあり、イジエ
クトレバー3はばね7の力に抗して、ストツパ4
によつてその右端が上方に位置するように保持さ
れている。なお、パツド5の支持部材6もストツ
パ4によつて上方に保持されている。
上記の状態から、さらに磁気デイスクカートリ
ツジ1を第1図の矢印14方向に押込むと、この磁
気デイスクカートリツジ1の先端部1aがスライ
ダ9の段部9bに係合し、スライダ9はばね12
の力に抗して磁気デイスクカートリツジ1ととも
に矢印14方向に移動する。なおこのとき、スライ
ダ9にはばね12の力によつて軸10部分を中心
とした第2図の矢印15方向の回動力が付与されて
いる。この回動力は、後述のスライダ9の爪部9
dと取付板2の穴2dとの係合動作に貢献する。
ツジ1を第1図の矢印14方向に押込むと、この磁
気デイスクカートリツジ1の先端部1aがスライ
ダ9の段部9bに係合し、スライダ9はばね12
の力に抗して磁気デイスクカートリツジ1ととも
に矢印14方向に移動する。なおこのとき、スライ
ダ9にはばね12の力によつて軸10部分を中心
とした第2図の矢印15方向の回動力が付与されて
いる。この回動力は、後述のスライダ9の爪部9
dと取付板2の穴2dとの係合動作に貢献する。
そして、スライダ9の爪部9dと取付板2の穴
2dとが適合する位置に至ると、第4図および第
5図に示すように、ばね12による上述の回動力
によつて爪部9dが穴2d内に嵌入して第1回目
のロツク、すなわち仮ロツクがおこなわれる。こ
れによつてスライダ9および磁気デイスクカート
リツジ1の移動は停止し、磁気デイスクカートリ
ツジ1は待機状態となる。
2dとが適合する位置に至ると、第4図および第
5図に示すように、ばね12による上述の回動力
によつて爪部9dが穴2d内に嵌入して第1回目
のロツク、すなわち仮ロツクがおこなわれる。こ
れによつてスライダ9および磁気デイスクカート
リツジ1の移動は停止し、磁気デイスクカートリ
ツジ1は待機状態となる。
次いで図示しない磁気デイスクカートリツジ1
のチヤツキング機構が作動し、これに連動してス
トツパ4が第1図の紙面と直交する方向に下降す
る。これによつて、イジエクトレバー3がばね7
の力によつて第5図の矢印16方向に回動し、第6
図に示すようにその突起3aがスライダ9の凹部
9cに嵌入して第2回目のロツク、すなわち本ロ
ツクがおこなわれ、これとともにばね12によつ
て与えられるスライダ9の第2図の矢印15方向の
回動力に抗してスライダ9がイジエクトレバー3
の回動力によつて第5図の矢印16方向に回動し、
爪部9dと穴2dとの仮ロツクが解除される。ま
た上記したストツパ4の下降によつて支持部材6
が下降し、パツド5が磁気デイスクカートリツジ
1の磁気デイスクの所定の面上に対向する。すな
わち、イジエクトレバー3によるスライダ9の本
ロツク動作とパツド5の下降動作とがストツパ4
の下降によつて同時におこなわれ、これによつて
磁気デイスクの記録再生が可能な状態となる。な
お、記録再生操作についての説明は省略する。
のチヤツキング機構が作動し、これに連動してス
トツパ4が第1図の紙面と直交する方向に下降す
る。これによつて、イジエクトレバー3がばね7
の力によつて第5図の矢印16方向に回動し、第6
図に示すようにその突起3aがスライダ9の凹部
9cに嵌入して第2回目のロツク、すなわち本ロ
ツクがおこなわれ、これとともにばね12によつ
て与えられるスライダ9の第2図の矢印15方向の
回動力に抗してスライダ9がイジエクトレバー3
の回動力によつて第5図の矢印16方向に回動し、
爪部9dと穴2dとの仮ロツクが解除される。ま
た上記したストツパ4の下降によつて支持部材6
が下降し、パツド5が磁気デイスクカートリツジ
1の磁気デイスクの所定の面上に対向する。すな
わち、イジエクトレバー3によるスライダ9の本
ロツク動作とパツド5の下降動作とがストツパ4
の下降によつて同時におこなわれ、これによつて
磁気デイスクの記録再生が可能な状態となる。な
お、記録再生操作についての説明は省略する。
また、イジエクト動作に際しては、図示しない
チヤツキング機構の解除に伴つてストツパ4が上
昇し、これによつてイジエクトレバー3がばね7
の力に抗して第6図の矢印17方向に回動するとと
もに、支持部材6が上昇してパツド5が磁気デイ
スク面から離れる。そして、上記したイジエクト
レバー3の矢印17方向の回動によつて突起3aと
スライダ9の凹部9cとの本ロツクが解除され、
ばね12の力によつてスライダ9および磁気デイ
スクカートリツジ1は挿入口方向に排出される。
すなわち、パツド5の磁気デイスク面からの離隔
動作とスライダ9のロツク解除動作とがストッパ
4の上昇によつて同時におこなわれ、瞬時にして
磁気デイスクカートリツジ1は排出される。
チヤツキング機構の解除に伴つてストツパ4が上
昇し、これによつてイジエクトレバー3がばね7
の力に抗して第6図の矢印17方向に回動するとと
もに、支持部材6が上昇してパツド5が磁気デイ
スク面から離れる。そして、上記したイジエクト
レバー3の矢印17方向の回動によつて突起3aと
スライダ9の凹部9cとの本ロツクが解除され、
ばね12の力によつてスライダ9および磁気デイ
スクカートリツジ1は挿入口方向に排出される。
すなわち、パツド5の磁気デイスク面からの離隔
動作とスライダ9のロツク解除動作とがストッパ
4の上昇によつて同時におこなわれ、瞬時にして
磁気デイスクカートリツジ1は排出される。
なお、上記実施例にあつては取付板2に形成さ
れる係止部として穴2dを設け、スライダ9に形
成される第1の係合部として爪部9dを設けた
が、本考案はこれに限定されず、たとえば穴2d
の代りに磁気デイスクカートリツジ1の挿入口に
近い部分が低く、遠い部分が高くなるテーパ面を
有する突起を設け、爪部9dに上述のテーパ面に
対向する形状のテーパ面を形成するように構成す
ることもできる。
れる係止部として穴2dを設け、スライダ9に形
成される第1の係合部として爪部9dを設けた
が、本考案はこれに限定されず、たとえば穴2d
の代りに磁気デイスクカートリツジ1の挿入口に
近い部分が低く、遠い部分が高くなるテーパ面を
有する突起を設け、爪部9dに上述のテーパ面に
対向する形状のテーパ面を形成するように構成す
ることもできる。
また、上記実施例にあつてはスライダ9に形成
される第2の係合部として凹部9cを設けたが、
本考案はこれに限定されず、たとえば凹部9cの
代りにイジエクトレバー3の突起3aに係合可能
な突起を設けた構成にしてもよい。
される第2の係合部として凹部9cを設けたが、
本考案はこれに限定されず、たとえば凹部9cの
代りにイジエクトレバー3の突起3aに係合可能
な突起を設けた構成にしてもよい。
また、上記実施例にあつてはスライダ9に形成
される第3の係合部として段部9bを設けてある
が、本考案はこれには限定されず、たとえばスラ
イダ9の上面を基本的に平坦面として、その平坦
面上に磁気デイスクカートリツジ1の先端部1a
が係合可能な突起を上記段部9bの代りに設けた
構成にすることもできる。
される第3の係合部として段部9bを設けてある
が、本考案はこれには限定されず、たとえばスラ
イダ9の上面を基本的に平坦面として、その平坦
面上に磁気デイスクカートリツジ1の先端部1a
が係合可能な突起を上記段部9bの代りに設けた
構成にすることもできる。
本考案の記録再生装置のイジエクト機構は以上
述べたように、スライダにデイスクカートリツジ
と係合可能な第1の係合部を設け、デイスクカー
トリツジの挿入動作に伴つて当該スライダが一体
的に移動するように構成するとともに、スライダ
にイジエクトレバーと係合可能な第2の係合部
と、取付板に設けた係止部と係合可能な第3の係
合部とを設けた構成にしてあり、係止部と第3の
係合部との係合による仮ロツクの後にイジエクト
レバーと第2の係合部との本ロツクおよび仮ロツ
クの解除をおこなわせるようにしてあり、かつイ
ジエクトレバーによる本ロツクとパツドの下降動
作とを同時におこなわせるようにしてあることか
ら、記録再生装置内に収容されたデイスクカート
リツジをタイミングよくロード位置にロツクする
ことができ、しかも第1、第2、第3の係合部を
有する構造の単純なスライダや、取付板の係止
部、イジエクトレバー等を設けるだけの簡単な構
成でこの動作を実現できる。
述べたように、スライダにデイスクカートリツジ
と係合可能な第1の係合部を設け、デイスクカー
トリツジの挿入動作に伴つて当該スライダが一体
的に移動するように構成するとともに、スライダ
にイジエクトレバーと係合可能な第2の係合部
と、取付板に設けた係止部と係合可能な第3の係
合部とを設けた構成にしてあり、係止部と第3の
係合部との係合による仮ロツクの後にイジエクト
レバーと第2の係合部との本ロツクおよび仮ロツ
クの解除をおこなわせるようにしてあり、かつイ
ジエクトレバーによる本ロツクとパツドの下降動
作とを同時におこなわせるようにしてあることか
ら、記録再生装置内に収容されたデイスクカート
リツジをタイミングよくロード位置にロツクする
ことができ、しかも第1、第2、第3の係合部を
有する構造の単純なスライダや、取付板の係止
部、イジエクトレバー等を設けるだけの簡単な構
成でこの動作を実現できる。
また、仮ロツクから本ロツクにスムースに移行
することによつて確実にデイスクカートリツジを
ロード位置にロツクすることができ、したがつて
従来のようなロツク不十分によるデイスクカート
リツジの挿入口方向への戻りを生じることがなく
優れたロツク性能が得られる。
することによつて確実にデイスクカートリツジを
ロード位置にロツクすることができ、したがつて
従来のようなロツク不十分によるデイスクカート
リツジの挿入口方向への戻りを生じることがなく
優れたロツク性能が得られる。
また、イジエクト動作すなわちイジエクトレバ
ーと第2の係合部との係合の解除動作をパツドの
押圧解除動作と同時におこなわせることができ、
したがつてデイスクカートリツジの排出に要する
時間を従来に比べて短くすることのできる効果が
ある。
ーと第2の係合部との係合の解除動作をパツドの
押圧解除動作と同時におこなわせることができ、
したがつてデイスクカートリツジの排出に要する
時間を従来に比べて短くすることのできる効果が
ある。
第1図〜第6図は本考案の記録再生装置のイジ
エクト機構の一実施例を示す説明図で、第1図は
磁気デイスクカートリツジを記録再生装置に挿入
する途中の状態を示す要部平面図、第2図は第1
図に示す状態に対応する要部側面図、第3図はこ
の実施例に備えられるスライダの側面図、第4図
は磁気デイスクカートリツジの仮保持時における
状態を示す要部平面図、第5図は第4図に示す状
態に対応する要部側面図、第6図は磁気デイスク
カートリツジのロード時における状態を示す要部
側面図である。 1……磁気デイスクカートリツジ、1a……先
端部、2……取付板、2a、2b……立壁、2c
……平面部、2d……穴(係止部)、3……イジ
エクトレバー、3a……突起、3b…支点、7…
…ばね、9……スライダ、9a……穴、9b……
段部(第1の係合部)、9c……凹部(第2の係
合部)、9d……爪部(第3の係合部)、9e……
アーム、9f……突出部、10……軸、12……
ばね(弾性体)。
エクト機構の一実施例を示す説明図で、第1図は
磁気デイスクカートリツジを記録再生装置に挿入
する途中の状態を示す要部平面図、第2図は第1
図に示す状態に対応する要部側面図、第3図はこ
の実施例に備えられるスライダの側面図、第4図
は磁気デイスクカートリツジの仮保持時における
状態を示す要部平面図、第5図は第4図に示す状
態に対応する要部側面図、第6図は磁気デイスク
カートリツジのロード時における状態を示す要部
側面図である。 1……磁気デイスクカートリツジ、1a……先
端部、2……取付板、2a、2b……立壁、2c
……平面部、2d……穴(係止部)、3……イジ
エクトレバー、3a……突起、3b…支点、7…
…ばね、9……スライダ、9a……穴、9b……
段部(第1の係合部)、9c……凹部(第2の係
合部)、9d……爪部(第3の係合部)、9e……
アーム、9f……突出部、10……軸、12……
ばね(弾性体)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) デイスクカートリツジの挿脱方向に延びる軸
が架設されるとともに係止部を有する取付板
と、上記軸に回転可能かつ往復動自在に嵌合さ
れたスライダと、上記デイスクカートリツジに
対して接離可能なパツドを担持する支持部材
と、この支持部材に連動して移動可能なイジエ
クトレバーとを備え、上記スライダには上記デ
イスクカートリツジの先端部が係合可能な第1
の係合部と、ロード状態で上記イジエクトレバ
ーが係合可能な第2の係合部と、ロード前の待
機状態で上記係止部に係合可能な第3の係合部
とが設けられ、さらに、上記スライダを上記デ
イスクカートリツジの挿入口方向に付勢すると
ともに上記第3の係合部が上記係止部と係合す
る方向に付勢する弾性体を設けたことを特徴と
する記録再生装置のイジエクト機構。 (2) 第1の係合部が段部よりなり、第2の係合部
がイジエクトレバーに形成された突起が嵌入可
能な凹部よりなり、第3の係合部が爪部よりな
るとともに、係止部が該爪部が嵌入可能な穴よ
りなることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第(1)項記載の記録再生装置のイジエクト機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122384U JPS60146954U (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 記録再生装置のイジエクト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122384U JPS60146954U (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 記録再生装置のイジエクト機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60146954U JPS60146954U (ja) | 1985-09-30 |
JPH0316124Y2 true JPH0316124Y2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=30531632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3122384U Granted JPS60146954U (ja) | 1984-03-06 | 1984-03-06 | 記録再生装置のイジエクト機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60146954U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920494B2 (ja) * | 1975-09-19 | 1984-05-14 | ドラフテツクス・デイヴエロツプメント・アクチエンゲゼルシヤフト | 案内、シ−ル又は仕上のためのチャンネル状帯状体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920494U (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-07 | 株式会社三協精機製作所 | デイスクの排出装置 |
-
1984
- 1984-03-06 JP JP3122384U patent/JPS60146954U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5920494B2 (ja) * | 1975-09-19 | 1984-05-14 | ドラフテツクス・デイヴエロツプメント・アクチエンゲゼルシヤフト | 案内、シ−ル又は仕上のためのチャンネル状帯状体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60146954U (ja) | 1985-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4703373A (en) | Device for loading or unloading magnetic disc pack | |
JPH0316124Y2 (ja) | ||
JPS6023956U (ja) | デイスクカ−トリツジ用記録再生装置 | |
JPH0755711Y2 (ja) | ディスク用記録再生装置 | |
JPS624938Y2 (ja) | ||
JPH026531Y2 (ja) | ||
KR100238647B1 (ko) | 광디스크의 척킹 장치 | |
JPH0240627Y2 (ja) | ||
JPH021717Y2 (ja) | ||
JPS624939Y2 (ja) | ||
JPH0210620Y2 (ja) | ||
JPS5890585U (ja) | 記録再生装置における記録再生用カセツトのロツク装置 | |
JP2599519Y2 (ja) | ロック装置 | |
JP2616501B2 (ja) | カセットローディング装置 | |
JP2553824Y2 (ja) | ディスク装置 | |
JP2590499Y2 (ja) | 磁気記録装置のカセット装着機構 | |
JPH0320925Y2 (ja) | ||
JPS5835166U (ja) | テ−ププレ−ヤの頭出し機構 | |
JPS60192166U (ja) | 可撓性磁気デイスク装置 | |
JPH0586141U (ja) | 磁気ディスクカートリッジ装着脱機構 | |
KR19980085122A (ko) | 광디스크의 척킹 해제구조 | |
JPS627685U (ja) | ||
JPS60766U (ja) | 回転記録媒体収納ケ−ス | |
JPH02143940A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
JPH0731861B2 (ja) | ディスク装置 |