JPH03152334A - 可変風量型空気調和システム - Google Patents
可変風量型空気調和システムInfo
- Publication number
- JPH03152334A JPH03152334A JP1290481A JP29048189A JPH03152334A JP H03152334 A JPH03152334 A JP H03152334A JP 1290481 A JP1290481 A JP 1290481A JP 29048189 A JP29048189 A JP 29048189A JP H03152334 A JPH03152334 A JP H03152334A
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- JP
- Japan
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- air
- temperature
- amount
- indoor
- room
- Prior art date
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- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は可変風量型空気調和システムに関し、特にビル
内の各部屋内の空気を調節する可変風量型空気調和シス
テムに関する。
内の各部屋内の空気を調節する可変風量型空気調和シス
テムに関する。
従来技術
従来、この種の可変風量型空気調和システムは、第3図
に示されているように、空調機1内の冷温水コイル2で
冷却又は加熱され、一定温度となった空気を給気ファン
3で加圧し、給気ダクト12を通して各部屋の可変風量
ユニット8に送り、この可変風量ユニット8によって室
内に吹込む空気量を調節する方式となっていた。なお、
実際には部屋は多数存在するものとする。
に示されているように、空調機1内の冷温水コイル2で
冷却又は加熱され、一定温度となった空気を給気ファン
3で加圧し、給気ダクト12を通して各部屋の可変風量
ユニット8に送り、この可変風量ユニット8によって室
内に吹込む空気量を調節する方式となっていた。なお、
実際には部屋は多数存在するものとする。
すなわち、給気ダクト12内の温度(給気温度)を給気
温度計7で計測し、その温度に応じて給気温度調節器5
によって冷温水弁4の開度を変え、冷温水コイル2に流
れる冷水量又は温水量を変化させることによって給気温
度を予め定められた値に保つよう制御を行う。また、室
内側では、室内温度を室内温度計9で計測し、室内温度
調節器10により、可変風量ユニット8内のベーン11
の開度を、冷房時においては、室内温度が高い場合は開
け、低い場合は閉じ(暖房時は逆動作)、室内に吹込む
空気量を変化させて、室内温度を予め定められた値に保
つよう制御が行われていた。
温度計7で計測し、その温度に応じて給気温度調節器5
によって冷温水弁4の開度を変え、冷温水コイル2に流
れる冷水量又は温水量を変化させることによって給気温
度を予め定められた値に保つよう制御を行う。また、室
内側では、室内温度を室内温度計9で計測し、室内温度
調節器10により、可変風量ユニット8内のベーン11
の開度を、冷房時においては、室内温度が高い場合は開
け、低い場合は閉じ(暖房時は逆動作)、室内に吹込む
空気量を変化させて、室内温度を予め定められた値に保
つよう制御が行われていた。
つまり、従来の可変風量型空気調和システムにおいては
、空調機側の温度制御のフィードバック系と室内側の温
度制御のフィードバック系とが全く別々に設けられてい
たのである。
、空調機側の温度制御のフィードバック系と室内側の温
度制御のフィードバック系とが全く別々に設けられてい
たのである。
よって、上述した従来の可変風量型空気調和システムに
おける空調機による給気温度は一定であるため、冷房時
においては、室内温度が過度に低い場合、暖房時におい
ては、室内温度が過度に高い場合、可変風量ユニット8
内のベーン11が全閉状態になってしまい、室内換気量
の確保が困難になるという欠点がある。
おける空調機による給気温度は一定であるため、冷房時
においては、室内温度が過度に低い場合、暖房時におい
ては、室内温度が過度に高い場合、可変風量ユニット8
内のベーン11が全閉状態になってしまい、室内換気量
の確保が困難になるという欠点がある。
発明の目的
本発明は上述した従来の欠点を解決するためになされた
ものであり、その目的は室内換気量を常に確保し、有効
に換気を行うことができる可変風量型空気調和システム
を提供することである。
ものであり、その目的は室内換気量を常に確保し、有効
に換気を行うことができる可変風量型空気調和システム
を提供することである。
発明の構成
本発明による可変風量型空気調和システムは、空調機と
、この空調機から室内に吹込む風の量を室内の温度に応
じて制限する風量調節手段と、前記空調機からの送出風
の温度を設定温度に調整する温度制御手段と、前記設定
温度を前記風量調節手段による風量に応じて制御する手
段とを有することを特徴とする。
、この空調機から室内に吹込む風の量を室内の温度に応
じて制限する風量調節手段と、前記空調機からの送出風
の温度を設定温度に調整する温度制御手段と、前記設定
温度を前記風量調節手段による風量に応じて制御する手
段とを有することを特徴とする。
実施例
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明による可変風量型空気調和システムの一
実施例の構成を示すブロック図であり、第3図と同等部
分は同一符号により示されている。
実施例の構成を示すブロック図であり、第3図と同等部
分は同一符号により示されている。
図において、空調機]は冷温水コイル2と給気ファン3
とを含んで構成されている。冷温水コイル2を通った空
気は給気ファン3で加圧されて、給気ダクト12を通り
、室内側の可変風量ユニット8へ送られ、可変風量ユニ
ット8より室内へ吹込む。また、室内の空気は排気ダク
ト13を通り、排気ファン14て加圧されて、一部は外
気へ排気され、一部は空調機1へ戻される。
とを含んで構成されている。冷温水コイル2を通った空
気は給気ファン3で加圧されて、給気ダクト12を通り
、室内側の可変風量ユニット8へ送られ、可変風量ユニ
ット8より室内へ吹込む。また、室内の空気は排気ダク
ト13を通り、排気ファン14て加圧されて、一部は外
気へ排気され、一部は空調機1へ戻される。
以上は従来のシステム(第3図参照)と何ら変わらない
が、本例では最小開度調節器6が従来の構成に加えられ
ている点が相違している。その最小開度調節器6の内部
構成について第4図を用いて説明する。
が、本例では最小開度調節器6が従来の構成に加えられ
ている点が相違している。その最小開度調節器6の内部
構成について第4図を用いて説明する。
第4図は第1図における最小開度調節器6の内部構成を
示すブロック図である。図において、最小開度選択回路
61は各部屋に対応して設けられた室内温度調節器10
からベーン開度の制御信号を取込み、周知の比較回路等
によってそれらのうちの最も小さい開度のベーンについ
ての制御信号を選び、給気温度設定値演算回路62へ送
出する。
示すブロック図である。図において、最小開度選択回路
61は各部屋に対応して設けられた室内温度調節器10
からベーン開度の制御信号を取込み、周知の比較回路等
によってそれらのうちの最も小さい開度のベーンについ
ての制御信号を選び、給気温度設定値演算回路62へ送
出する。
パラメータ設定部63は、第2図に示されている特性、
すなわち最小開度のベーンの制御信号と給気温度設定値
との関係が予め人力されるものであり、ROM等によっ
て構成されている。
すなわち最小開度のベーンの制御信号と給気温度設定値
との関係が予め人力されるものであり、ROM等によっ
て構成されている。
給気温度設定値演算回路62は最小開度のベーン制御信
号をもとにパラメータ設定部63内の特性を参照し、給
気温度設定値を求めるものである。
号をもとにパラメータ設定部63内の特性を参照し、給
気温度設定値を求めるものである。
そして、この給気温度設定値演算回路62によって求め
られた給気温度設定値は給気温度設定器5に送られる。
られた給気温度設定値は給気温度設定器5に送られる。
つまり、空調機が動作している間は常に温度設定値演算
回路62によってパラメータ設定部63が参照され、最
小開度の変化に応じて給気温度設定器5内の給気温度設
定値が変化することとなる。例えば、最小開度が第2図
中のCであれば、給気温度設定値はTcとなる。
回路62によってパラメータ設定部63が参照され、最
小開度の変化に応じて給気温度設定器5内の給気温度設
定値が変化することとなる。例えば、最小開度が第2図
中のCであれば、給気温度設定値はTcとなる。
また、第2図に示されている特定は、原理的に予め決定
されたものである。すなわち、図中のA−B間では最小
開度が大きければ(風量が大きければ)給気温度設定値
を下げ、逆に小さければ上げている。また、最小開度は
全開の状態としてはならない(全開とすれば換気ができ
なくなる)ので、給気温度設定値の下限が必要であり、
これを考慮して定めたものである。定量的には、本シス
テムが設置された場所で運転し、その動作状態をみなが
ら調整されることとなる。つまり、最小開度が小さけれ
ば、室内に吹込む風の温度が上がり、これによって室内
の温度を下げようとして最小開度の値が大きくなるため
、全閉状態は防IFされることとなる。
されたものである。すなわち、図中のA−B間では最小
開度が大きければ(風量が大きければ)給気温度設定値
を下げ、逆に小さければ上げている。また、最小開度は
全開の状態としてはならない(全開とすれば換気ができ
なくなる)ので、給気温度設定値の下限が必要であり、
これを考慮して定めたものである。定量的には、本シス
テムが設置された場所で運転し、その動作状態をみなが
ら調整されることとなる。つまり、最小開度が小さけれ
ば、室内に吹込む風の温度が上がり、これによって室内
の温度を下げようとして最小開度の値が大きくなるため
、全閉状態は防IFされることとなる。
かかる構成とされた本システムの冷房時の動作を説明す
る。まず、給気ダクト12内の温度(給気温度)を給気
温度計7で計測し、冷温水弁4の開度を変え、冷温水コ
イル2に流れる冷水量を変化させる。これにより、給気
温度を別に設定される給気温度設定値に保つように制御
が行われる。
る。まず、給気ダクト12内の温度(給気温度)を給気
温度計7で計測し、冷温水弁4の開度を変え、冷温水コ
イル2に流れる冷水量を変化させる。これにより、給気
温度を別に設定される給気温度設定値に保つように制御
が行われる。
また、室内側では、室内温度を室内温度計9で計測し、
室内温度調節器10で、可変風量ユニット8のベーン1
1の開度を変え、室内に吹込む空気量を変化させる。こ
れにより、室内温度を予め定められた値に保つよう制御
が行われる。各室内温度調節器10によって制御される
各部屋の可変風量ユニット8のベーン11の開度のうち
、最小の開度のものを最小開度調節器6で求める。
室内温度調節器10で、可変風量ユニット8のベーン1
1の開度を変え、室内に吹込む空気量を変化させる。こ
れにより、室内温度を予め定められた値に保つよう制御
が行われる。各室内温度調節器10によって制御される
各部屋の可変風量ユニット8のベーン11の開度のうち
、最小の開度のものを最小開度調節器6で求める。
そして、最小開度が一定値以上となるように給気温度設
定値を皮化させる。すなわち、第2図に示されているよ
うに、可変風量ユニット8のベーン11の最小開度が小
さい場合(室内に吹込む風量が小さい場合)は、給気温
度設定値を上げ、給気温度を高め、可変風量ユニットの
ベーンの開度が大きくなるようにして、最小開度を制限
する。
定値を皮化させる。すなわち、第2図に示されているよ
うに、可変風量ユニット8のベーン11の最小開度が小
さい場合(室内に吹込む風量が小さい場合)は、給気温
度設定値を上げ、給気温度を高め、可変風量ユニットの
ベーンの開度が大きくなるようにして、最小開度を制限
する。
このように、各可変風量ユニットのうちの最小の開度す
なわち、風量を求め、それにもとづいて給気温度設定値
を決定すれば、常に室内換気量を確保できるのである。
なわち、風量を求め、それにもとづいて給気温度設定値
を決定すれば、常に室内換気量を確保できるのである。
つまり、本発明では、従来全(別々のフィードバック系
を有していた空調機側の温度制御と室内側の温度制御と
を関連づけ、ベーンの全開状態を防止し、換気量を確保
しているのである。
を有していた空調機側の温度制御と室内側の温度制御と
を関連づけ、ベーンの全開状態を防止し、換気量を確保
しているのである。
発明の詳細
な説明したように本発明は、予め定められた特性に応じ
て空調機からの給気温度を変化させて、可変風量ユニッ
トの最小開度が一定値以上となるように制御することに
より、常に室内換気量を確保できるという効果がある。
て空調機からの給気温度を変化させて、可変風量ユニッ
トの最小開度が一定値以上となるように制御することに
より、常に室内換気量を確保できるという効果がある。
第1図は本発明の実施例による可変風量型空気調和シス
テムの構成を示すブロック図、第2図はパラメータ設定
部内に格納された最小開度と給気温度設定値との関係を
示す特性図、第3図は従来の可変風量型空気調和システ
ムの構成を示すブロック図、第4図は第1図における最
小開度調節器6の内部構成を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 6・・・・・・最小開度調節器 8・・・・・・可変風量ユニット 10・・・・・・室内温度調節器 第1図
テムの構成を示すブロック図、第2図はパラメータ設定
部内に格納された最小開度と給気温度設定値との関係を
示す特性図、第3図は従来の可変風量型空気調和システ
ムの構成を示すブロック図、第4図は第1図における最
小開度調節器6の内部構成を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 6・・・・・・最小開度調節器 8・・・・・・可変風量ユニット 10・・・・・・室内温度調節器 第1図
Claims (1)
- (1)空調機と、この空調機から室内に吹込む風の量を
室内の温度に応じて制限する風量調節手段と、前記空調
機からの送出風の温度を設定温度に調整する温度制御手
段と、前記設定温度を前記風量調節手段による風量に応
じて制御する手段とを有することを特徴とする可変風量
型空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1290481A JPH03152334A (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 可変風量型空気調和システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1290481A JPH03152334A (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 可変風量型空気調和システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03152334A true JPH03152334A (ja) | 1991-06-28 |
Family
ID=17756576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1290481A Pending JPH03152334A (ja) | 1989-11-08 | 1989-11-08 | 可変風量型空気調和システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03152334A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007315695A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Toyo Netsu Kogyo Kk | 冷温熱源機の冷温水制御方法及びこれに用いる空調システム |
CN103047737A (zh) * | 2013-01-16 | 2013-04-17 | 杭州市城市建设科学研究院 | 一种变风量空调系统的送风温度控制方法 |
-
1989
- 1989-11-08 JP JP1290481A patent/JPH03152334A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007315695A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Toyo Netsu Kogyo Kk | 冷温熱源機の冷温水制御方法及びこれに用いる空調システム |
JP4594276B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2010-12-08 | 東洋熱工業株式会社 | 冷温熱源機の冷温水制御方法及びこれに用いる空調システム |
CN103047737A (zh) * | 2013-01-16 | 2013-04-17 | 杭州市城市建设科学研究院 | 一种变风量空调系统的送风温度控制方法 |
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