JPH0314077A - パターン認識方法および装置 - Google Patents
パターン認識方法および装置Info
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- JPH0314077A JPH0314077A JP1150109A JP15010989A JPH0314077A JP H0314077 A JPH0314077 A JP H0314077A JP 1150109 A JP1150109 A JP 1150109A JP 15010989 A JP15010989 A JP 15010989A JP H0314077 A JPH0314077 A JP H0314077A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、入力されたカラー画像およびモノクロ画像に
含まれた文字やシンボルなどのパターンを認識すること
に利用できる、パターン認識方法および装置に関するも
のである。
含まれた文字やシンボルなどのパターンを認識すること
に利用できる、パターン認識方法および装置に関するも
のである。
(従来の技術)
従来のパターン認識に関する技術では、入力画像が明度
だけで表されるモノクロ画像であることが前提とされて
いた。すなわち、画像を入力する際、対象となるパター
ンの色に応じて入力する条件を設定した上でモノクロ画
像として取り込み、この画像に含まれる色を明度に関す
る閾値法により2種類に分類し、2値画像に変換したう
えで認識を始めていた。従って、従来のパターン認識技
術の対象となるものは、文字やシンボルなどのパターン
の色および背景色の組合せが固定的である場合、すなわ
ち、パターン色および背景色の明度がある程度法まって
いる組合せの画像に限られており、応用が可能な範囲が
狭く限られてしまっていた。
だけで表されるモノクロ画像であることが前提とされて
いた。すなわち、画像を入力する際、対象となるパター
ンの色に応じて入力する条件を設定した上でモノクロ画
像として取り込み、この画像に含まれる色を明度に関す
る閾値法により2種類に分類し、2値画像に変換したう
えで認識を始めていた。従って、従来のパターン認識技
術の対象となるものは、文字やシンボルなどのパターン
の色および背景色の組合せが固定的である場合、すなわ
ち、パターン色および背景色の明度がある程度法まって
いる組合せの画像に限られており、応用が可能な範囲が
狭く限られてしまっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、パターン認識の自動化が必要とされている対象
の中には、様々な色相のパターン色および背景色をもつ
画像が数多く存在する。例えば、多色刷りの文書の画像
からの文字の読み取りや、切手画像からの切手の値段の
読み取りは、従来の技術だけでは不可能である。しかし
、人はそれらの組合わせが予め知らされていなくても、
十分な色の差があればそのパターンを認識することがで
きる。
の中には、様々な色相のパターン色および背景色をもつ
画像が数多く存在する。例えば、多色刷りの文書の画像
からの文字の読み取りや、切手画像からの切手の値段の
読み取りは、従来の技術だけでは不可能である。しかし
、人はそれらの組合わせが予め知らされていなくても、
十分な色の差があればそのパターンを認識することがで
きる。
本発明の目的は、このような固定的でない様々なパター
ン色・背景色をもつカラー画像およびモノクロ画像から
の、文字やシンボルなどのパターンの読み取りを可能に
する方法および装置を提供することである。
ン色・背景色をもつカラー画像およびモノクロ画像から
の、文字やシンボルなどのパターンの読み取りを可能に
する方法および装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段)
第1の発明のカラー画像からのパターン認識方法は、
入力されたカラー画像を色空間の色分布に変換し、色空
間における複数の色領域に分割し、色分割により得られ
たされたそれぞれの分割領域に含まれている色を同一色
と判断し、入力画像中の画像を走査し、同一色と判断さ
れた色に適合する画素を”′1″、それ以外の画素を”
θ″とすることにより2値画像を作成し、各々の2値画
像についてパターンの認識をさせることを特徴としてい
る。
間における複数の色領域に分割し、色分割により得られ
たされたそれぞれの分割領域に含まれている色を同一色
と判断し、入力画像中の画像を走査し、同一色と判断さ
れた色に適合する画素を”′1″、それ以外の画素を”
θ″とすることにより2値画像を作成し、各々の2値画
像についてパターンの認識をさせることを特徴としてい
る。
第2の発明のモノクロ画像からのパターン認識方法は、
入力されたモノクロ画像の、明度に関するヒストグラム
について複数の明度領域に分割し、これにより得られた
それぞれの分割領域に含まれている明度を同一の明度と
判断し、入力画像中の画素を走査し、同一と判断された
明度に適合する画素を”1”、それ以外の画素を′”0
″とすることにより2値画像を作成し、各々の2値画像
についてパターンの認識をさせることを特徴としている
。
について複数の明度領域に分割し、これにより得られた
それぞれの分割領域に含まれている明度を同一の明度と
判断し、入力画像中の画素を走査し、同一と判断された
明度に適合する画素を”1”、それ以外の画素を′”0
″とすることにより2値画像を作成し、各々の2値画像
についてパターンの認識をさせることを特徴としている
。
第3の発明のカラー画像からのパターン認識装置は、
パターンを含むカラー画像を入力する画像入力手段と、
入力画像を色空間の色分布に変換し、色空間における色
分割により得られたそれぞれの分割領域を同一色の領域
として判断する色空間における分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、色分割後の領域において同
一色と判断された色に適合する画素を1111?、それ
以外の画素を0とすることにより、2値画像に変換する
2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての2値画像メモリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて順番に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
分割により得られたそれぞれの分割領域を同一色の領域
として判断する色空間における分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、色分割後の領域において同
一色と判断された色に適合する画素を1111?、それ
以外の画素を0とすることにより、2値画像に変換する
2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての2値画像メモリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて順番に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
第4の発明のカラー画像からのパターン認識装置は、
パターンを含むカラー画像を入力する画像入力手段と、
入力画像を色空間の色分布に変換し、色空かにおける色
分割により得られたそれぞれの分割領域を同一色の領域
として判断する色空間に於ける分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、色分割後の領域において同
一色と判断された色に適合する画素を”1”、それ以外
の画素を”0”とすることにより、複数の2値画像に変
換する2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての複数の2値画像メモ
リと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて並列に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
分割により得られたそれぞれの分割領域を同一色の領域
として判断する色空間に於ける分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、色分割後の領域において同
一色と判断された色に適合する画素を”1”、それ以外
の画素を”0”とすることにより、複数の2値画像に変
換する2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての複数の2値画像メモ
リと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて並列に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
第5の発明のモノクロ画像からのパターン認識装置は、
パターンを含むモノクロ画像を入力する画像入力手段と
、 入力画像を明度に関するヒストグラムに変換し、ヒスト
グラムの分割により得られたそれぞれの分割領域を同一
明度の領域として判断する明度に関する分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、分割後の領域において同一
と判断された明度に適合する画素をIll!+、それ以
外の画素を”0″とすることにより、2値画像に変換す
る2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての2値画像メモリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて順番に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
、 入力画像を明度に関するヒストグラムに変換し、ヒスト
グラムの分割により得られたそれぞれの分割領域を同一
明度の領域として判断する明度に関する分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、分割後の領域において同一
と判断された明度に適合する画素をIll!+、それ以
外の画素を”0″とすることにより、2値画像に変換す
る2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての2値画像メモリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて順番に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
第6の発明のモノクロ画像からのパターン認識装置は、
パターンを含むモノクロ画像を入力する画像入力手段と
、 入力画像を明度に関するヒストグラムに変換し、ヒスト
グラムの分割により得られたそれぞれの分割領域を同一
明度の領域として判断する明度に関する分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、分割後の領域において同一
と判断された明度に適合する画素を”1”、それ以外の
画素を0″とすることにより、複数の2値画像に変換す
る2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての複数の2値…イ象メ
モリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて並列に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
、 入力画像を明度に関するヒストグラムに変換し、ヒスト
グラムの分割により得られたそれぞれの分割領域を同一
明度の領域として判断する明度に関する分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、分割後の領域において同一
と判断された明度に適合する画素を”1”、それ以外の
画素を0″とすることにより、複数の2値画像に変換す
る2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての複数の2値…イ象メ
モリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて並列に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴としている。
(作用)
本発明のパターン認識方法では、入力画像の色空間にお
ける領域分割の方法として、特願昭 63−31119
2号明細書に記載の限定色表示技術に用いられているク
ラスタ分割の方法を利用することができる。
ける領域分割の方法として、特願昭 63−31119
2号明細書に記載の限定色表示技術に用いられているク
ラスタ分割の方法を利用することができる。
これらの限定色表示に関する技術は、入力されたフルカ
ラー画像が、例えば、1画素につきR,G、B各8ビッ
トの階調で表されているものを、予め与えられた数の代
表色で表すものであり、人の視覚特性を考慮することに
より原画像と変わらぬ高品質の限定色表示を得ることを
目標としている。ここに示されている代表色の選考方法
の骨子は、入力画像を色空間における色分布に変換し、
色分布をひとつのクラスタと考え、クラスタ分割が限定
色数に達するまでクラスタ分割をすることである。
ラー画像が、例えば、1画素につきR,G、B各8ビッ
トの階調で表されているものを、予め与えられた数の代
表色で表すものであり、人の視覚特性を考慮することに
より原画像と変わらぬ高品質の限定色表示を得ることを
目標としている。ここに示されている代表色の選考方法
の骨子は、入力画像を色空間における色分布に変換し、
色分布をひとつのクラスタと考え、クラスタ分割が限定
色数に達するまでクラスタ分割をすることである。
このクラスタ゛分割の方法について第7図を用いて説明
する。ただし、第7図では、説明を簡単にするため2次
元で表現している。まず、フルカラー画像を変換してで
きた色空間の色分布全体をひとつのクラスタと考える。
する。ただし、第7図では、説明を簡単にするため2次
元で表現している。まず、フルカラー画像を変換してで
きた色空間の色分布全体をひとつのクラスタと考える。
次に、第7図の(a)に示すように、このクラスタの第
1主軸を求め、第7図の(b)のような第1主軸方向の
ヒストグラムを作る。そして、第7図の(c)のように
、判別分析の手法を用し)た2値化の手法に基づき、こ
のヒストグラムを2つのクラスタに分割する。すなわち
、親クラスタXを第1主軸方向のヒスタグラムに対しで
ある閾値を定め、分割を行ったときの二つの子クラスタ
をXl、N2とする。X、 Xi、N2の画素の数をそ
れぞれN、N1、N2とし、Xl、N2の平均値をA1
、A2とし、(1)式により■を求める。
1主軸を求め、第7図の(b)のような第1主軸方向の
ヒストグラムを作る。そして、第7図の(c)のように
、判別分析の手法を用し)た2値化の手法に基づき、こ
のヒストグラムを2つのクラスタに分割する。すなわち
、親クラスタXを第1主軸方向のヒスタグラムに対しで
ある閾値を定め、分割を行ったときの二つの子クラスタ
をXl、N2とする。X、 Xi、N2の画素の数をそ
れぞれN、N1、N2とし、Xl、N2の平均値をA1
、A2とし、(1)式により■を求める。
このとき、この■の値を最大にするようにxl、N2、
すなわち閾値を選び、分割を行う。このような閾値の計
算方法をとるのは、クラスタに対する誤差、すなわち分
散を最小化しようとする意図があるからである。親クラ
スタについてこのような分割を行ってできた、二つの子
クラスタ間の平均色差が、予め与えられた閾値より小さ
いとき、Qの分割により与えられる代表色は人の目に識
別できないと判断して、この親クラスタに分割を行わな
いことを示すマークをつける。分割が可能なりラスタを
分割する。クラスタの総数が予め定めておいた代表色数
に達したか、分割が可能なりラスタがなくなったならば
終了し、そうでなければ更に同じ操作を繰り返す。
すなわち閾値を選び、分割を行う。このような閾値の計
算方法をとるのは、クラスタに対する誤差、すなわち分
散を最小化しようとする意図があるからである。親クラ
スタについてこのような分割を行ってできた、二つの子
クラスタ間の平均色差が、予め与えられた閾値より小さ
いとき、Qの分割により与えられる代表色は人の目に識
別できないと判断して、この親クラスタに分割を行わな
いことを示すマークをつける。分割が可能なりラスタを
分割する。クラスタの総数が予め定めておいた代表色数
に達したか、分割が可能なりラスタがなくなったならば
終了し、そうでなければ更に同じ操作を繰り返す。
本発明にこの方法を利用する場合はん高品質な限定色表
示を得る場合と違い、もともと同じ色の領域に含まれる
と考えられる画素に同じ代表色を与える必要がある。従
って、子クラスタ間の平均色差による分割の閾値を大き
くし、この条件だけで分割が終了した場合の総クラスタ
数を想定し、代表色数は十分大きくしておく。
示を得る場合と違い、もともと同じ色の領域に含まれる
と考えられる画素に同じ代表色を与える必要がある。従
って、子クラスタ間の平均色差による分割の閾値を大き
くし、この条件だけで分割が終了した場合の総クラスタ
数を想定し、代表色数は十分大きくしておく。
次に、本発明のカラー画像からのパターン認識方法の原
理に関し、切手を内容とするカラー画像から、切手の値
段を表す数字を認識する場合を例にあげて説明する。一
般に、文字やシンボルなどのパターン認識がひつようと
されている対象は、人の目に解りやすいように書かれて
いるはずである。従って、その−例である切手も、その
値段が人の目にわかりやすいように配色されているはず
であるから、色による領域分割により値段を示す数字部
分が切り出しやすくなっているはずである。まず、各ク
ラスタに対する統計データテーブル・ヒストグラムテー
ブルを用意する。次に、切手画像を色空間における色分
布に変換し、色分布全体をひとつのクラスタと考える。
理に関し、切手を内容とするカラー画像から、切手の値
段を表す数字を認識する場合を例にあげて説明する。一
般に、文字やシンボルなどのパターン認識がひつようと
されている対象は、人の目に解りやすいように書かれて
いるはずである。従って、その−例である切手も、その
値段が人の目にわかりやすいように配色されているはず
であるから、色による領域分割により値段を示す数字部
分が切り出しやすくなっているはずである。まず、各ク
ラスタに対する統計データテーブル・ヒストグラムテー
ブルを用意する。次に、切手画像を色空間における色分
布に変換し、色分布全体をひとつのクラスタと考える。
以下、第5図に示す流れ図のように色分割、2値画像の
作成を行う。現在ある全てのクラスタについて第1主軸
を計算し、第1主軸方向についてのヒストグラムを作る
(第5図101及び102)。このヒストグラムに対す
る分割の閾値を上記のように判別分析の手法を用いる2
値化の方法で計算して与える(第5図103)。各クラ
スタを親クラスタと考え、親クラスタを分割することに
より得られる2つの子クラスタ間の平均色差が、パラメ
ータとして予め与えられた閾値より小さい場合には、こ
の親クラスタに分割を行わないことを示すマークをつけ
る。分割可能なりラスタが存在する場合には、そのクラ
スタを分割し、上記の操作を繰り返し行う(第5図10
4.105)。分割可能なりラスタが存在しない場合に
は、各クラスタに色コードを割り当てる(第5図106
.107)。色コード画像から、各色コードの領域が入
力画像中で示す領域に属する画素を′”1”′、そうで
ない画素を′0″とする2値画像を生成する(第5図1
07)。切手の文字はどの様な色か指定されていないが
、1色で描かれていることが仮定できるから、このよう
な2値画像の中の1枚に含まれていると考えられる。こ
の関係を第8図を用いて説明すると、第8図の(a)の
ような入力画像に対し、第8図の(b)、(e)、(d
)、(e)のような2値画像が生成される。この中で、
切手の値段を示す数字は第8図の(b)のように1枚の
2値画像の中に含まれるので、それぞれの2値画像につ
いてパターン認識を行うことにより数字が認識される。
作成を行う。現在ある全てのクラスタについて第1主軸
を計算し、第1主軸方向についてのヒストグラムを作る
(第5図101及び102)。このヒストグラムに対す
る分割の閾値を上記のように判別分析の手法を用いる2
値化の方法で計算して与える(第5図103)。各クラ
スタを親クラスタと考え、親クラスタを分割することに
より得られる2つの子クラスタ間の平均色差が、パラメ
ータとして予め与えられた閾値より小さい場合には、こ
の親クラスタに分割を行わないことを示すマークをつけ
る。分割可能なりラスタが存在する場合には、そのクラ
スタを分割し、上記の操作を繰り返し行う(第5図10
4.105)。分割可能なりラスタが存在しない場合に
は、各クラスタに色コードを割り当てる(第5図106
.107)。色コード画像から、各色コードの領域が入
力画像中で示す領域に属する画素を′”1”′、そうで
ない画素を′0″とする2値画像を生成する(第5図1
07)。切手の文字はどの様な色か指定されていないが
、1色で描かれていることが仮定できるから、このよう
な2値画像の中の1枚に含まれていると考えられる。こ
の関係を第8図を用いて説明すると、第8図の(a)の
ような入力画像に対し、第8図の(b)、(e)、(d
)、(e)のような2値画像が生成される。この中で、
切手の値段を示す数字は第8図の(b)のように1枚の
2値画像の中に含まれるので、それぞれの2値画像につ
いてパターン認識を行うことにより数字が認識される。
ここで用いるパターン認識には、対象となる画像が既に
2値化されているので、公知の技術で十分であ゛る。な
お、切手の値段認識する場合、値段を表す数字は、右上
、右下、左上、左下のようにある程度決まった位置に存
在するので、位置的な画像の切り出しは不要である。そ
のような条件が期待できない場合には、その用途に応じ
て、適切な公知技術を併用する。
2値化されているので、公知の技術で十分であ゛る。な
お、切手の値段認識する場合、値段を表す数字は、右上
、右下、左上、左下のようにある程度決まった位置に存
在するので、位置的な画像の切り出しは不要である。そ
のような条件が期待できない場合には、その用途に応じ
て、適切な公知技術を併用する。
以上のカラー画像からのパターン認識方法は、入力画像
をモノクロ画像とした場合にも、モノクロ画像をカラー
画像の特殊な場合と考え、適用することが可能である。
をモノクロ画像とした場合にも、モノクロ画像をカラー
画像の特殊な場合と考え、適用することが可能である。
しかし、モノクロ画像を対象としたとき、カラー画像の
場合とは違って色空間が1次元で表されるので、第1主
軸を計算する必要はまったくない。従って、計算を簡略
化することが可能である。
場合とは違って色空間が1次元で表されるので、第1主
軸を計算する必要はまったくない。従って、計算を簡略
化することが可能である。
本発明のモノクロ画像からのパターン認識方法は、第6
図に示すように、各クラスタに対する統計データテーブ
ル・ヒストグラムテーブルを用意した上で(第6図10
8)、各クラスタについて明度についてのヒストグラム
を求め(第6図108)、このヒストグラムに対する分
割の閾値を与え(第6図109)、各クラスタを与えら
れた閾値で分割する。総クラスタ数が予め与えられた規
定値に達していなければ以上のアルゴリズムを繰り返し
行い(第6図110.111)、達したならば各クラス
タに明度コードを割り当てる(第6図112)。さらに
、各明度コードの領域が入力画像中で示す領域に属する
画素を11119、そうでない画素を”0”とする2値
画像を生成する(第6図113)。そして、それぞれの
2値画像についてパターン認識を行う。
図に示すように、各クラスタに対する統計データテーブ
ル・ヒストグラムテーブルを用意した上で(第6図10
8)、各クラスタについて明度についてのヒストグラム
を求め(第6図108)、このヒストグラムに対する分
割の閾値を与え(第6図109)、各クラスタを与えら
れた閾値で分割する。総クラスタ数が予め与えられた規
定値に達していなければ以上のアルゴリズムを繰り返し
行い(第6図110.111)、達したならば各クラス
タに明度コードを割り当てる(第6図112)。さらに
、各明度コードの領域が入力画像中で示す領域に属する
画素を11119、そうでない画素を”0”とする2値
画像を生成する(第6図113)。そして、それぞれの
2値画像についてパターン認識を行う。
(実施例)
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は第3の発明のカラー画像からのパターン認識装
置に関する一実施例を示すブロック図であり、第2図は
第4の発明のカラー画像からのパターン認識装置に関す
る一実施例を示すブロック図であり、第3図は第5の発
明のモノクロ画像からのパターン認識装置に関する一実
施例を示すブロック図であり、第4図は第6の発明のモ
ノクロ画像からのパターン認識装置に関する一実施例を
示すブロック図であり、また、第8図は、第1図におけ
るカラー画像メモリと第1、第2、第3、第4の2値画
像メモリの関係を示す説明図である。
置に関する一実施例を示すブロック図であり、第2図は
第4の発明のカラー画像からのパターン認識装置に関す
る一実施例を示すブロック図であり、第3図は第5の発
明のモノクロ画像からのパターン認識装置に関する一実
施例を示すブロック図であり、第4図は第6の発明のモ
ノクロ画像からのパターン認識装置に関する一実施例を
示すブロック図であり、また、第8図は、第1図におけ
るカラー画像メモリと第1、第2、第3、第4の2値画
像メモリの関係を示す説明図である。
第1図において、入力されたカラー画像は、カラー画像
記憶手段としてのカラー画像メモリ2に格納される。3
は、カラー画像メモリ2に格納されているカラー画像を
色空間における色分布に変換し、色空間における色情報
、すなわち、明度や色相をもとに色分布を分割し、分割
により得られる分割領域の中で同一のものに属する画素
は同じ色であるものと判断し、更に、それぞれの分割領
域について対応する色コードを割り当て、同じ分割領域
に含まれるそれぞれの画素、すなわち、同じ色と判断さ
れた画素に該当する色コードを与え、この情報を色コー
ド画像メモリ4に色コード画像として格納する色分布分
割手段であり、特願昭63−311192号における限
定色表現装置100,200,300,400の構成で
実現できる。4は、各領域に含まれる画素に、色分布分
割手段3で与えられた色コードを格納する、色コード画
像記憶手段としての色コード画像メモリである。5は、
色コード画像メモリ4に登録されている色コード毎に2
値画像を作成するもので、例えば色コード19111、
に対応する2値画像を作成する場合には、色コード画像
メモリ4を走査し、各画素の色コードが1”9であれば
+1111、そうでなければ0′″となる2値画像を作
成する2値画像作成手段であり、作成された2値画像は
色コード毎に2値画像メモリ6−1〜nに格納する。2
値画像メモリ6−1〜nは、色コード画像メモリ4に与
えられた色コードの数、すなわち、色分布分割手段3で
分割されてできた分割領域の数を予想し、十分な数を用
意している。7は、2値画像メモリに格納されているそ
れぞれの2値画像から、パターンの認識を行うパターン
認識手段であり、認識されたパターンが出力される。こ
こで、対象となる画像は2値画像なので、パターン認識
には公知の技術を利用できる。第1図では2値画像を同
時に生成し、複数の2値画像メモリに記憶する構成にな
っているが、2値画像を同時に一つだけ作り、パターン
認識を行ってから次の2値画像を作るという、2値画像
メモリを一つだけ用意した構成も可能である。この場合
は、2値画像メモリは1つだけでよい。
記憶手段としてのカラー画像メモリ2に格納される。3
は、カラー画像メモリ2に格納されているカラー画像を
色空間における色分布に変換し、色空間における色情報
、すなわち、明度や色相をもとに色分布を分割し、分割
により得られる分割領域の中で同一のものに属する画素
は同じ色であるものと判断し、更に、それぞれの分割領
域について対応する色コードを割り当て、同じ分割領域
に含まれるそれぞれの画素、すなわち、同じ色と判断さ
れた画素に該当する色コードを与え、この情報を色コー
ド画像メモリ4に色コード画像として格納する色分布分
割手段であり、特願昭63−311192号における限
定色表現装置100,200,300,400の構成で
実現できる。4は、各領域に含まれる画素に、色分布分
割手段3で与えられた色コードを格納する、色コード画
像記憶手段としての色コード画像メモリである。5は、
色コード画像メモリ4に登録されている色コード毎に2
値画像を作成するもので、例えば色コード19111、
に対応する2値画像を作成する場合には、色コード画像
メモリ4を走査し、各画素の色コードが1”9であれば
+1111、そうでなければ0′″となる2値画像を作
成する2値画像作成手段であり、作成された2値画像は
色コード毎に2値画像メモリ6−1〜nに格納する。2
値画像メモリ6−1〜nは、色コード画像メモリ4に与
えられた色コードの数、すなわち、色分布分割手段3で
分割されてできた分割領域の数を予想し、十分な数を用
意している。7は、2値画像メモリに格納されているそ
れぞれの2値画像から、パターンの認識を行うパターン
認識手段であり、認識されたパターンが出力される。こ
こで、対象となる画像は2値画像なので、パターン認識
には公知の技術を利用できる。第1図では2値画像を同
時に生成し、複数の2値画像メモリに記憶する構成にな
っているが、2値画像を同時に一つだけ作り、パターン
認識を行ってから次の2値画像を作るという、2値画像
メモリを一つだけ用意した構成も可能である。この場合
は、2値画像メモリは1つだけでよい。
第2図において、入力されたカラー画像は・、カラー画
像記憶手段としてのカラー画像メモリ2に格納される。
像記憶手段としてのカラー画像メモリ2に格納される。
3はカラー画像メモリ2に格納されているカラー画像を
色情報に基づき分割し、それぞれの分割領域に色コード
を割り当てる色分布分割手段である。4は、各領域に含
まれる画素に、色分布分割手段3で与えられた色コード
を格納する、色コード画像記憶手段としての色コード画
像メモリである。5は色コード画像から各色コードに対
応する2値画像、すなわち、各画素について該当する色
コードを持つ場合には”1”、そうでない場合には1l
oltである2値画像を生成する2値画像作成手段であ
り、2値画像作成手段5で作られた2値画像は2値画像
記憶手段としての2値画像メモリ6−1〜nに格納され
る。7−1〜nは、2値画像メモリ6−1〜nに格納さ
れているそれぞれの2値画像から、パターンの認識を行
うパターン認識手段である。
色情報に基づき分割し、それぞれの分割領域に色コード
を割り当てる色分布分割手段である。4は、各領域に含
まれる画素に、色分布分割手段3で与えられた色コード
を格納する、色コード画像記憶手段としての色コード画
像メモリである。5は色コード画像から各色コードに対
応する2値画像、すなわち、各画素について該当する色
コードを持つ場合には”1”、そうでない場合には1l
oltである2値画像を生成する2値画像作成手段であ
り、2値画像作成手段5で作られた2値画像は2値画像
記憶手段としての2値画像メモリ6−1〜nに格納され
る。7−1〜nは、2値画像メモリ6−1〜nに格納さ
れているそれぞれの2値画像から、パターンの認識を行
うパターン認識手段である。
第3図においては、モノクロ画像が入力される。
入力されたモノクロ画像は、モノクロ画像記憶手段とし
てのモノクロ画像メモリ10に格納される。
てのモノクロ画像メモリ10に格納される。
11は、まず、モノクロ画像メモリ10に格納されてい
るモノクロ画像を明度に関するヒストグラムに変換し、
明度分布をもとにヒストグラムを分割し、分割により得
られる分割領域の中で同一のものに属する画素は同じ明
度であるものと判断するもので、それぞれの分割領域に
ついて対応する明度コードを割り当て、同じ分割領域に
おけるそれぞれの画素、すなわち、同じ明度と判断され
た画素に該当する明度コードを与えるヒストグラム分割
手段であり、この情報を明度コード画像メモリ4に明度
コード画像として格納する。12は、各領域に含まれる
画素に、ヒストグラム分割手段11で与えられた明度コ
ードを格納する、明度コード画像記憶手段としての明度
コード画像メモリである。5は明度コード画像から各明
度コードに対応する2値画像、すなわち、各画像につい
て該当する明度コードを持つ場合には+1111、そう
でない場合にはTTol+である2値画像を生成する2
値画像作成手段であり、2値画像作成手段5で作られた
2値画像は2値画像記憶手段としての2値画像メモリ6
−1〜nに明度コード毎に格納される。7は、2値画像
メモリ6に一1〜n格納されているそれぞれの2値画像
から、パターンの認識を行うパターン認識手段であり、
確認されたパターンが出力される。
るモノクロ画像を明度に関するヒストグラムに変換し、
明度分布をもとにヒストグラムを分割し、分割により得
られる分割領域の中で同一のものに属する画素は同じ明
度であるものと判断するもので、それぞれの分割領域に
ついて対応する明度コードを割り当て、同じ分割領域に
おけるそれぞれの画素、すなわち、同じ明度と判断され
た画素に該当する明度コードを与えるヒストグラム分割
手段であり、この情報を明度コード画像メモリ4に明度
コード画像として格納する。12は、各領域に含まれる
画素に、ヒストグラム分割手段11で与えられた明度コ
ードを格納する、明度コード画像記憶手段としての明度
コード画像メモリである。5は明度コード画像から各明
度コードに対応する2値画像、すなわち、各画像につい
て該当する明度コードを持つ場合には+1111、そう
でない場合にはTTol+である2値画像を生成する2
値画像作成手段であり、2値画像作成手段5で作られた
2値画像は2値画像記憶手段としての2値画像メモリ6
−1〜nに明度コード毎に格納される。7は、2値画像
メモリ6に一1〜n格納されているそれぞれの2値画像
から、パターンの認識を行うパターン認識手段であり、
確認されたパターンが出力される。
第4図において、入力されたモノクロ画像は、モノクロ
画像記憶手段としてのモノクロ画像メモリ10に格納さ
れる。11はモノクロ画像メモリ10に格納されている
モノクロ画像を明度に関するヒストグラムに基づき分割
し、それぞれの分割領域に明度コードを割り当てるヒス
トグラム分割手段である。12は、各領域に含まれる画
素に、ヒストグラム分割手段11で与えられた明度コー
ドを格納する明度コード画像記憶手段としての明度コー
ド画像メモリである。5は明度コード画像から各明度コ
ードに対応する2値画像、すなわち、各画素について該
当する明度コードを持つ場合には!1111、そうでな
い場合には”0”である2値画像を生成する2値画像作
成手段であり、2値画像作成、手段5で作られた2値画
像は2値画像記憶手段としての2値画像メモリ6−1〜
nに明度毎に格納される。7は、2値画像メモリ6−1
〜nに格納されているそれぞれの2値画像から、パター
ンの認識を行うパターン認識手段であり、認識されたパ
ターンが出力される。
画像記憶手段としてのモノクロ画像メモリ10に格納さ
れる。11はモノクロ画像メモリ10に格納されている
モノクロ画像を明度に関するヒストグラムに基づき分割
し、それぞれの分割領域に明度コードを割り当てるヒス
トグラム分割手段である。12は、各領域に含まれる画
素に、ヒストグラム分割手段11で与えられた明度コー
ドを格納する明度コード画像記憶手段としての明度コー
ド画像メモリである。5は明度コード画像から各明度コ
ードに対応する2値画像、すなわち、各画素について該
当する明度コードを持つ場合には!1111、そうでな
い場合には”0”である2値画像を生成する2値画像作
成手段であり、2値画像作成、手段5で作られた2値画
像は2値画像記憶手段としての2値画像メモリ6−1〜
nに明度毎に格納される。7は、2値画像メモリ6−1
〜nに格納されているそれぞれの2値画像から、パター
ンの認識を行うパターン認識手段であり、認識されたパ
ターンが出力される。
以下、パターン認識の対象として切手画像を例にとり、
第3の発明のカラー画像がらのパターン認識装置を適用
した場合について、第8図も含めて説明する。まず、第
1図のカラー画像メモリ2には、カラースキャナ、TV
左カメラのカラー画像入力手段1から入力され、パター
ンの認識を行いたい切手のフルカラー画像が例えば各画
素にっきR,G、 B各8ビットの階調で格納されてい
る。この切手画像は色分布分割手段3において色分割さ
れて色コード画像に変換され、色コード画像メモリ4に
格納される。切手の絵の中に含まれている値段を示す数
字は、人間の目に読みやいように配色されているはずで
あるから、このような色分割により数字の領域の切り出
しは容易である。次に、色コード画像に含まれる色コー
ド毎の2値画像が生成され、各画素1ビツトで2値画像
メモリ6に格納される。この関係を示したものが、第8
図である。この場合、パターンに相当するものは切手の
値段を表している数字部分である。第8図の(a)は入
力されたフルカラー画像、(b)、(c)、(d)、(
e)はそれぞれ第1.2.3.4の2値画像メモリを表
している。2値画像作成手段5において作られた2値画
像は、それぞれ一つの色を表しており、その色の表す領
域は”′1′″、それ以外の領域は”0”となっている
。第8図の(b)は切手の値段を示す数字の色を表して
おり、数字の部分が”1”、それ以外の部分がjlol
jとなっ−Cいる。従って、数字の部分が2値化されて
切り出されている。
第3の発明のカラー画像がらのパターン認識装置を適用
した場合について、第8図も含めて説明する。まず、第
1図のカラー画像メモリ2には、カラースキャナ、TV
左カメラのカラー画像入力手段1から入力され、パター
ンの認識を行いたい切手のフルカラー画像が例えば各画
素にっきR,G、 B各8ビットの階調で格納されてい
る。この切手画像は色分布分割手段3において色分割さ
れて色コード画像に変換され、色コード画像メモリ4に
格納される。切手の絵の中に含まれている値段を示す数
字は、人間の目に読みやいように配色されているはずで
あるから、このような色分割により数字の領域の切り出
しは容易である。次に、色コード画像に含まれる色コー
ド毎の2値画像が生成され、各画素1ビツトで2値画像
メモリ6に格納される。この関係を示したものが、第8
図である。この場合、パターンに相当するものは切手の
値段を表している数字部分である。第8図の(a)は入
力されたフルカラー画像、(b)、(c)、(d)、(
e)はそれぞれ第1.2.3.4の2値画像メモリを表
している。2値画像作成手段5において作られた2値画
像は、それぞれ一つの色を表しており、その色の表す領
域は”′1′″、それ以外の領域は”0”となっている
。第8図の(b)は切手の値段を示す数字の色を表して
おり、数字の部分が”1”、それ以外の部分がjlol
jとなっ−Cいる。従って、数字の部分が2値化されて
切り出されている。
切手画像については、切手の値段を表す数字の部分は、
右上、右下、左上、左下のある程度決まった位置にある
と考えることができるので、パターン認識を行う際、必
ずしも画像全体を走査する必要はない。従って、2値画
像メモリ6に格納された各々の2値画像について、パタ
ーン認識手段7により文字が存在する部分のパターン認
識を行う。第1の2値画像から切手の値段を表す数字が
認識され、第2.3の2値画像からは何も認識されない
という結果となり、これらの2値画像に対する認識結果
を総括して認識結果出力手段8に切手の値段を出力する
。
右上、右下、左上、左下のある程度決まった位置にある
と考えることができるので、パターン認識を行う際、必
ずしも画像全体を走査する必要はない。従って、2値画
像メモリ6に格納された各々の2値画像について、パタ
ーン認識手段7により文字が存在する部分のパターン認
識を行う。第1の2値画像から切手の値段を表す数字が
認識され、第2.3の2値画像からは何も認識されない
という結果となり、これらの2値画像に対する認識結果
を総括して認識結果出力手段8に切手の値段を出力する
。
このようにして、パターンを含むカラー画像について色
空間における色情報をもとに色分布の分割を行い、ある
いは、パターンを含むモノクロ画f象について明度情報
をもとにヒストグラムの分割を行い、分割後にできるそ
れぞれの分割領域について、同一の分割領域に対応する
入力画像中の各画素はすべて同一の色を持つと判断し、
入力画1象において同一色の部分を求め、各々の色に対
応する2値画像を生成し、それぞれの2値画像について
パターンを認識することにより、入力されたカラー画像
およびモノクロ画像からのパターン認識が可能となる。
空間における色情報をもとに色分布の分割を行い、ある
いは、パターンを含むモノクロ画f象について明度情報
をもとにヒストグラムの分割を行い、分割後にできるそ
れぞれの分割領域について、同一の分割領域に対応する
入力画像中の各画素はすべて同一の色を持つと判断し、
入力画1象において同一色の部分を求め、各々の色に対
応する2値画像を生成し、それぞれの2値画像について
パターンを認識することにより、入力されたカラー画像
およびモノクロ画像からのパターン認識が可能となる。
(発明の効果)
以上に説明したように、本発明の方法および装置によれ
ば、固定的な色のパターンに限らず、様々な色相や明度
からなるパターン色・背景色を含むカラー画像およびモ
ノクロ画像からパターンを認識することができる。従っ
て、従来のように統−色で書かれた文字文書等をスキャ
ナにより入力するだけではなく、例えば、カラーをふん
だんに用いた文書画像の文字認識や、カメラなどにより
撮影された風景画像からの看板等の文字やシンボルの認
識など、画像の対象や入力手段に幅広く対応することが
可能である。
ば、固定的な色のパターンに限らず、様々な色相や明度
からなるパターン色・背景色を含むカラー画像およびモ
ノクロ画像からパターンを認識することができる。従っ
て、従来のように統−色で書かれた文字文書等をスキャ
ナにより入力するだけではなく、例えば、カラーをふん
だんに用いた文書画像の文字認識や、カメラなどにより
撮影された風景画像からの看板等の文字やシンボルの認
識など、画像の対象や入力手段に幅広く対応することが
可能である。
第1図、第2図は、本発明のカラー画像からのパターン
認識装置の一実施例を示すブロック図、第3図、第4図
は、本発明のモノクロ画像からのパターン認識装置の一
実施例を示すブロック図、第5図は、第1の発明のカラ
ー画像からのパターン認識方法における色分布の分割に
関する流れ図、 第6図は、第2の発明のモノクロ画像からのパターン認
識方法における明度分布の分割に関する流れ図、 第7図は色空間におけるクラスタ分割の方法を示す説明
図、 第8図は第1.2.3.4図における入力画像メモリ2
値画像メモリの関係の一例を示す説明図である。 図において、 2・・・カラー画像メモリ、3・・・色分布分割手段、
4・・・色コード画像メモリ、5・・・2値画像作成手
段、6−1〜6−n・・・・2値画像メモリ、7−1〜
7−n・・・・パターン認識手段、10・・・モノクロ
画像メモリ、11・・・ヒストグラム分割手段、12・
・・明度コード画像メモリ。 半 7 図 享 υ 図 (0) カリ−8d龜メ七す (b) %1の2fadムpkメモリ (d) 享3の2値gkイ宅メtす (C) $2x2侭alltメ七す (e) 半4ts2浬8・1龜メ七す
認識装置の一実施例を示すブロック図、第3図、第4図
は、本発明のモノクロ画像からのパターン認識装置の一
実施例を示すブロック図、第5図は、第1の発明のカラ
ー画像からのパターン認識方法における色分布の分割に
関する流れ図、 第6図は、第2の発明のモノクロ画像からのパターン認
識方法における明度分布の分割に関する流れ図、 第7図は色空間におけるクラスタ分割の方法を示す説明
図、 第8図は第1.2.3.4図における入力画像メモリ2
値画像メモリの関係の一例を示す説明図である。 図において、 2・・・カラー画像メモリ、3・・・色分布分割手段、
4・・・色コード画像メモリ、5・・・2値画像作成手
段、6−1〜6−n・・・・2値画像メモリ、7−1〜
7−n・・・・パターン認識手段、10・・・モノクロ
画像メモリ、11・・・ヒストグラム分割手段、12・
・・明度コード画像メモリ。 半 7 図 享 υ 図 (0) カリ−8d龜メ七す (b) %1の2fadムpkメモリ (d) 享3の2値gkイ宅メtす (C) $2x2侭alltメ七す (e) 半4ts2浬8・1龜メ七す
Claims (6)
- (1)入力されたカラー画像を色空間の色分布に変換し
、色空間における複数の色領域に分割し、色分割により
得られたそれぞれの分割領域に含まれている色を同一色
と判断し、入力画像中の画素を走査し、同一色と判断さ
れた色に適合する画素を”1”、それ以外の画素を”0
”とすることにより2値画像を作成し、各々の2値画像
についてパターンの認識をさせることを特徴とするカラ
ー画像からのパターン認識方法。 - (2)入力されたモノクロ画像の、明度に関するヒスト
グラムについて複数の明度領域に分割し、これにより得
られたそれぞれの分割領域に含まれている明度を同一の
明度と判断し、入力画像中の画素を走査し、同一と判断
された明度に適合する画素を”1”、それ以外の画素を
”0”とすることにより2値画像を作成し、各々の2値
画像についてパターンの認識をさせることを特徴とする
モノクロ画像からのパターン認識方法。 - (3)入力されたパターンを含むカラー画像を格納する
カラー画像メモリと、カラー画像メモリ内の画像を色空
間の色分布に変換し、色空間における色分割により得ら
れたそれぞれの分割領域を同一色の領域として判断する
色空間における分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、色分割後の領域において同
一色と判断された色に適合する画素を”1”、それ以外
の画素を”0”とすることにより、2値画像に変換する
2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての2値画像メモリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて順番に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴とするカラー画像からのパターン認識装置。 - (4)入力されたパターンを含むカラー画像を格納する
カラー画像メモリと、 カラー画像メモリ内の入力画像を色空間の色分布に変換
し、色空間における色分割により得られたそれぞれの分
割領域を同一色の領域として判断する色空間における分
割手段と、入力画像中の画素を走査し、色分割後の領域
において同一色と判断された色に適合する画素を”1”
、それ以外の画素を”0”とすることにより、複数の2
値画像に変換する2値画生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての複数の2値画像メモ
リと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて並列に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴とするカラー画像からのパターン認識装置。 - (5)入力されたパターンを含むモノクロ画像を格納す
るモノクロ画像メモリと、モノクロ画像メモリ内の入力
画像を明度に関するヒストグラムに変換し、ヒストグラ
ムの分割により得られたそれぞれの分割領域を同一明度
の領域として判断する明度に関する分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、分割後の領域において同一
と判断された明度に適合する画素を”1”、それ以外の
画素を”0”とすることにより、2値画像に変換する2
値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての2値画像メモリと、 画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画像につ
いて順番に認識するパターン認識手段とを備えているこ
とを特徴とするモノクロ画像からのパターン認識装置。 - (6)入力されたパターンを含むモノクロ画像を格納す
るモノクロ画像メモリと、モノクロ画像メモリ内の入力
画像を明度に関するヒストグラムに変換し、ヒストグラ
ムの分割により得られたそれぞれの分割領域を同一明度
の領域として判断する明度に関する分割手段と、 入力画像中の画素を走査し、分割後の領域において同一
と判断された明度に適合する画素を”1”、しれ以外の
画素を”0”とすることにより、複数の2値画像に変換
する2値画像生成手段と、 各々の2値画像の記憶手段としての複数の2値画像メモ
リと、画像中に含まれるパターンを、それぞれの2値画
像について並列に認識するパターン認識手段とを備えて
いることを特徴とするモノクロ画像からのパターン認識
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1150109A JP3061812B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | パターン認識方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1150109A JP3061812B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | パターン認識方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314077A true JPH0314077A (ja) | 1991-01-22 |
JP3061812B2 JP3061812B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=15489691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1150109A Expired - Fee Related JP3061812B2 (ja) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | パターン認識方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3061812B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04354071A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 特定色抽出方法 |
US5579130A (en) * | 1991-07-05 | 1996-11-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication apparatus and method that paints a color corresponding to a pattern |
US6320156B1 (en) | 1999-05-10 | 2001-11-20 | Komatsu Ltd. | Plasma processing device, plasma torch and method for replacing components of same |
JP2003016444A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Nec Corp | パターン認識装置とそのパターン認識方法、及びパターン認識プログラム |
JP2009253751A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
CN104243821A (zh) * | 2014-09-10 | 2014-12-24 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种大视角照片的获取方法及装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022634A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Nippon Steel Corp | 画像パタ−ンの分離装置 |
JPS62237591A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Hitachi Ltd | カラ−パタ−ンマツチング方式 |
-
1989
- 1989-06-12 JP JP1150109A patent/JP3061812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6022634A (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-05 | Nippon Steel Corp | 画像パタ−ンの分離装置 |
JPS62237591A (ja) * | 1986-04-09 | 1987-10-17 | Hitachi Ltd | カラ−パタ−ンマツチング方式 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04354071A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 特定色抽出方法 |
US5579130A (en) * | 1991-07-05 | 1996-11-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication apparatus and method that paints a color corresponding to a pattern |
US6075927A (en) * | 1991-07-05 | 2000-06-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication apparatus and method selectively recording a color or monochrome pattern image in response to received image information |
US6320156B1 (en) | 1999-05-10 | 2001-11-20 | Komatsu Ltd. | Plasma processing device, plasma torch and method for replacing components of same |
JP2003016444A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Nec Corp | パターン認識装置とそのパターン認識方法、及びパターン認識プログラム |
JP2009253751A (ja) * | 2008-04-08 | 2009-10-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及び画像処理プログラム |
CN104243821A (zh) * | 2014-09-10 | 2014-12-24 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种大视角照片的获取方法及装置 |
CN104243821B (zh) * | 2014-09-10 | 2018-07-03 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种大视角照片的获取方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3061812B2 (ja) | 2000-07-10 |
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