JPH03133935A - ヒト天然型インターロイキン6組成物 - Google Patents
ヒト天然型インターロイキン6組成物Info
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- JPH03133935A JPH03133935A JP1273369A JP27336989A JPH03133935A JP H03133935 A JPH03133935 A JP H03133935A JP 1273369 A JP1273369 A JP 1273369A JP 27336989 A JP27336989 A JP 27336989A JP H03133935 A JPH03133935 A JP H03133935A
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- JP
- Japan
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- human
- interleukin
- pro
- natural
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明はヒト線維芽細胞からヒトインターフェロンβ
を産生させるためのスーパーインダクション法で同時産
生された天然型のヒトインターロイキン6に関する。本
発明に係るヒト天然型インターロイキン6は、免疫不全
症、骨髄移植後などの骨髄抑制、血小板減少症等に汎く
治療築として利用しうる有用な物質である。また、血中
などのインターロイキン6濃度を測定するための標準品
としても有用である。
を産生させるためのスーパーインダクション法で同時産
生された天然型のヒトインターロイキン6に関する。本
発明に係るヒト天然型インターロイキン6は、免疫不全
症、骨髄移植後などの骨髄抑制、血小板減少症等に汎く
治療築として利用しうる有用な物質である。また、血中
などのインターロイキン6濃度を測定するための標準品
としても有用である。
[従来の技術]
抗原刺激を受けたB!jA胞が、抗体産生細胞にまで分
化するのにT細胞由来の分化誘導因子が必要であること
が知られている(Nature N、Biol、237
゜15(1972))。B細胞を抗体産生細胞に分化さ
せる因子の総称はB CD F (B cell di
fferentiationfacter)と呼ばれて
いる。そしてこのBCDFはヒトの末梢血、扁桃などよ
り密度勾配遠心等でリンパ球を分離し、Epstein
−narr Virusを用イテヒトB細胞を形質転換
し、ヒトBCDF産生B細胞株を樹立し、これを培養す
ることにより得られることがわかっている(特開昭6O
−169424)。また、リンパ球混合反応中細胞、マ
イトゲン刺激T細胞、T細胞ハイブリドーマなどを培養
することによって活性部位に糖鎖をもっBMJ胞分化囚
子(TRTi’1)と糖鎖をもたないB細胞因子(TR
F2)が得られることがわかっている(特開昭60−2
37022 )。さらにB細胞分化囚子蛋白品として人
T細胞白血病ウィルスにより形質転換された大細胞によ
り生産されたB細胞分化因子が提唱された(特開昭61
−115025 )。またhuman T lym
photropicvirLls type Iで
形質転換させたヒトT細胞株の培養上清から分離したB
CDF活性を有する分子121kdの蛋白質はBSF−
2と呼ばれていた(T、l1iranoら、 Proc
、Natl、Acad、Sci、USA、82.540
0(1985))。以上のようにB細胞やT細胞のよう
なリンパ球系の細胞が産生ずるB細胞分化因子が報告さ
れている。
化するのにT細胞由来の分化誘導因子が必要であること
が知られている(Nature N、Biol、237
゜15(1972))。B細胞を抗体産生細胞に分化さ
せる因子の総称はB CD F (B cell di
fferentiationfacter)と呼ばれて
いる。そしてこのBCDFはヒトの末梢血、扁桃などよ
り密度勾配遠心等でリンパ球を分離し、Epstein
−narr Virusを用イテヒトB細胞を形質転換
し、ヒトBCDF産生B細胞株を樹立し、これを培養す
ることにより得られることがわかっている(特開昭6O
−169424)。また、リンパ球混合反応中細胞、マ
イトゲン刺激T細胞、T細胞ハイブリドーマなどを培養
することによって活性部位に糖鎖をもっBMJ胞分化囚
子(TRTi’1)と糖鎖をもたないB細胞因子(TR
F2)が得られることがわかっている(特開昭60−2
37022 )。さらにB細胞分化囚子蛋白品として人
T細胞白血病ウィルスにより形質転換された大細胞によ
り生産されたB細胞分化因子が提唱された(特開昭61
−115025 )。またhuman T lym
photropicvirLls type Iで
形質転換させたヒトT細胞株の培養上清から分離したB
CDF活性を有する分子121kdの蛋白質はBSF−
2と呼ばれていた(T、l1iranoら、 Proc
、Natl、Acad、Sci、USA、82.540
0(1985))。以上のようにB細胞やT細胞のよう
なリンパ球系の細胞が産生ずるB細胞分化因子が報告さ
れている。
その後、遺伝子操作技術のめまぐるしい進歩により、二
〇B細胞分化因子(BSF−2)をコードする遺伝子の
DNA配列、および蛋白質のアミノ酸配列が決定された
(特願昭61−184858、特開昭(i3−1579
90 )。さらにこの遺伝子を用いて原核生物の細胞内
で複製可能なベクターDNAよりなる組み換えDNAに
より形質転換された原核生物細胞を培地中にて培養し、
生産されたヒトBCDFを採取することも可能となった
(特開昭63−157996)。そして、このヒトBC
DFを有効成分とする免疫療法剤が癌・原発性・二次性
免疫不全症及びこれから′生じる各種感染症に対して有
効であることが見いだされた(特開昭64−63524
)。
〇B細胞分化因子(BSF−2)をコードする遺伝子の
DNA配列、および蛋白質のアミノ酸配列が決定された
(特願昭61−184858、特開昭(i3−1579
90 )。さらにこの遺伝子を用いて原核生物の細胞内
で複製可能なベクターDNAよりなる組み換えDNAに
より形質転換された原核生物細胞を培地中にて培養し、
生産されたヒトBCDFを採取することも可能となった
(特開昭63−157996)。そして、このヒトBC
DFを有効成分とする免疫療法剤が癌・原発性・二次性
免疫不全症及びこれから′生じる各種感染症に対して有
効であることが見いだされた(特開昭64−63524
)。
一方、肝細胞の急性期蛋白を誘導する蛋白質としてHS
F (hepatocyte stimulati
ng facter)が知られていた(Ann、N、
Y、Acad、Sci、408.90(1983))。
F (hepatocyte stimulati
ng facter)が知られていた(Ann、N、
Y、Acad、Sci、408.90(1983))。
二〇H8Fも研究の結果、機能的にはBCDF (BS
F−2)と同じであることが分かった( Proc、N
atl、Acad、Sci、USA、84.7251(
1987))。
F−2)と同じであることが分かった( Proc、N
atl、Acad、Sci、USA、84.7251(
1987))。
また、インターフェロン活性をもつといわれる■FN−
β2 (ヨーロッパ公開特許N o、 022057
4、Proc、Natl、Acad、Sci、USA、
77.7152(1980))や26kd prot
ein (Proc、Natl、Acad、Sci、
tlSA、72.2708(1982))およびハイプ
リドーマ/プラズマサイトーマの増殖因子であるHPG
Fも同じ物質である゛ことがわかった( 5cienc
e、324.415(1986) 、 EMBO、J、
6.1219(1987) 、J、Exp、Med、1
65,914.(1987) )。
β2 (ヨーロッパ公開特許N o、 022057
4、Proc、Natl、Acad、Sci、USA、
77.7152(1980))や26kd prot
ein (Proc、Natl、Acad、Sci、
tlSA、72.2708(1982))およびハイプ
リドーマ/プラズマサイトーマの増殖因子であるHPG
Fも同じ物質である゛ことがわかった( 5cienc
e、324.415(1986) 、 EMBO、J、
6.1219(1987) 、J、Exp、Med、1
65,914.(1987) )。
このように別々の活性で単離された蛋白質が実は同一物
質でありインターロイキン6と呼ぶことが提唱された(
Nature、324. 73(1986)、 EN
IlO,J、。
質でありインターロイキン6と呼ぶことが提唱された(
Nature、324. 73(1986)、 EN
IlO,J、。
6.1219(1987))。
インターロイキン6は様々な細胞が産生ずることがわか
っている。上述のリンパ球のほかにヒト線維芽細胞をP
o1y(I)・Po1y(C)とシクロへキシミドを刺
激することで産生ずることが報告されている(Eur、
J、口iochem、、159,625.(1986)
)。誘導物質は多岐にわたりIL−1,TNF、PD
GF。
っている。上述のリンパ球のほかにヒト線維芽細胞をP
o1y(I)・Po1y(C)とシクロへキシミドを刺
激することで産生ずることが報告されている(Eur、
J、口iochem、、159,625.(1986)
)。誘導物質は多岐にわたりIL−1,TNF、PD
GF。
IFN−β、LPS、 ウ゛イルスなども知られてい
る。また、ヒト血管内皮細胞、マクロファージ、ヒトグ
リオブラストーマなどが産生ずることも報告されている
。 (Immunol、、142,144.(1989
)、 J。
る。また、ヒト血管内皮細胞、マクロファージ、ヒトグ
リオブラストーマなどが産生ずることも報告されている
。 (Immunol、、142,144.(1989
)、 J。
Immunol、、141,1529.(1988)、
特開昭83−296688) )。
特開昭83−296688) )。
ところで、遺伝子組換え大腸菌によるヒトBCDF (
IL−6)の生産が可能になってから(特開昭63−1
57!396 )その生物活性や他細胞への作用といっ
た生物学的知見は多く得られたものの、これは糖鎖を持
たないこともあり、実際にヒト細胞が産生ずる天然型の
インターロイキン6と同等であるのか、その他の生物活
性についてもどうが、という疑問が残されたままであっ
た。これは、大腸菌などの原核動物を用いた遺伝子組み
換え型では特定蛋白質の生産性が非常にすぐれるのに対
し、ヒト細胞゛では生産性が劣るというのが原因の1つ
でありヒト天然型インターロイキン6を一定の品質で大
量に入手することが不可能であった。また、ヒト天然型
インターロイキン6のアミノ酸配列や糖鎖構造などの物
理化学的知見が少ないのもこのことが原因の1つである
。
IL−6)の生産が可能になってから(特開昭63−1
57!396 )その生物活性や他細胞への作用といっ
た生物学的知見は多く得られたものの、これは糖鎖を持
たないこともあり、実際にヒト細胞が産生ずる天然型の
インターロイキン6と同等であるのか、その他の生物活
性についてもどうが、という疑問が残されたままであっ
た。これは、大腸菌などの原核動物を用いた遺伝子組み
換え型では特定蛋白質の生産性が非常にすぐれるのに対
し、ヒト細胞゛では生産性が劣るというのが原因の1つ
でありヒト天然型インターロイキン6を一定の品質で大
量に入手することが不可能であった。また、ヒト天然型
インターロイキン6のアミノ酸配列や糖鎖構造などの物
理化学的知見が少ないのもこのことが原因の1つである
。
BCDFをコードする遺伝子を組み込んで形質転換した
原核生物細胞を用いて生産したヒトBCDFのN末端ア
ミノ酸はPro−Val−Pr。
原核生物細胞を用いて生産したヒトBCDFのN末端ア
ミノ酸はPro−Val−Pr。
−Pro−Gly= ・・とAla−Pro−Val−
Pro−Pro−・・・などが知られている(特開昭6
3−157990 )。天然型についてはインターロイ
キンl″′C誘導をかけた線維芽細胞由来のインターロ
イキン6のN末端アミノ酸はAla−Pro−Val−
Pro−Pro−Gly−Glu−Asp−Ser−L
ys−Asp−Val ・・・とVal−Pro−Pr
o−−・・の混合物であることが報告されている(J、
Exp、Med、、165,914(1987))。ま
た、白血球由来の天然型インターロイキン6のN末端ア
ミノ酸も同様にAla−Pro−Val−Pro−Pr
o ・・・とVal−(Pro)−Pro−Gly−G
lu ・・・(D混合物であるとされている(J、Im
munol、、140.1534(1988) )。
Pro−Pro−・・・などが知られている(特開昭6
3−157990 )。天然型についてはインターロイ
キンl″′C誘導をかけた線維芽細胞由来のインターロ
イキン6のN末端アミノ酸はAla−Pro−Val−
Pro−Pro−Gly−Glu−Asp−Ser−L
ys−Asp−Val ・・・とVal−Pro−Pr
o−−・・の混合物であることが報告されている(J、
Exp、Med、、165,914(1987))。ま
た、白血球由来の天然型インターロイキン6のN末端ア
ミノ酸も同様にAla−Pro−Val−Pro−Pr
o ・・・とVal−(Pro)−Pro−Gly−G
lu ・・・(D混合物であるとされている(J、Im
munol、、140.1534(1988) )。
また、 F −D I F(fibroblast−
derived differentiation i
nducing facter)のN末端アミノ酸はV
al−Pro−Pro−Gly ・と報告されており、
インターロイキン6とホモロジーが高い(The bi
ology of the 1nterferon S
ystem 1988.p395)。以上のように様々
な報告がなされているが、産生細胞の種類や、誘導物質
の種類などで天然型インターロイキン6の構造等物理化
学的性状が変化することが示唆される。このことは、分
子量、等電点、糖鎖構造などについても同様なことが言
える。たとえば、線維芽細胞からインターロイキン1で
産生させたH G F (hybridoma gro
wth facter)の分子量は、23kdと24k
dであるが(J、Exp、Med、、 165,91
4(1987))、単球が産生したヒトインターロイキ
ン6の分子量は21.5,23.5.24,26,28
kdと(FEBS LETTER5,247,323(
1989))様々である。ヒトインターロイキン6の分
子量の多様性は糖鎖構造(O−グリコシド型とN−グリ
コシド型)とリン酸化が原因基よると予想されている(
FEBS LETTER3,247,323(1989
)、 Iloichem、Biophys、Res、
Commun、、152.1144(1988))。
以上のようにヒト天然型インターロイキン6については
依然として解明されていない点が多く、またその細胞の
種類や誘導物質などの違いによる活性、構造等も未知で
ある。
derived differentiation i
nducing facter)のN末端アミノ酸はV
al−Pro−Pro−Gly ・と報告されており、
インターロイキン6とホモロジーが高い(The bi
ology of the 1nterferon S
ystem 1988.p395)。以上のように様々
な報告がなされているが、産生細胞の種類や、誘導物質
の種類などで天然型インターロイキン6の構造等物理化
学的性状が変化することが示唆される。このことは、分
子量、等電点、糖鎖構造などについても同様なことが言
える。たとえば、線維芽細胞からインターロイキン1で
産生させたH G F (hybridoma gro
wth facter)の分子量は、23kdと24k
dであるが(J、Exp、Med、、 165,91
4(1987))、単球が産生したヒトインターロイキ
ン6の分子量は21.5,23.5.24,26,28
kdと(FEBS LETTER5,247,323(
1989))様々である。ヒトインターロイキン6の分
子量の多様性は糖鎖構造(O−グリコシド型とN−グリ
コシド型)とリン酸化が原因基よると予想されている(
FEBS LETTER3,247,323(1989
)、 Iloichem、Biophys、Res、
Commun、、152.1144(1988))。
以上のようにヒト天然型インターロイキン6については
依然として解明されていない点が多く、またその細胞の
種類や誘導物質などの違いによる活性、構造等も未知で
ある。
ヒト線維芽細胞をスーパーインダクション法で産生させ
たヒト天然型インターロイキン6については完全に精製
した例がなく、N末端アミノ酸や、糖鎖構造に関しても
報告がない。
たヒト天然型インターロイキン6については完全に精製
した例がなく、N末端アミノ酸や、糖鎖構造に関しても
報告がない。
[発明が解決しようとする課題]
従って本発明の目的は、ヒト線維芽細胞からスーパーイ
ンダクション法で産生させたヒト天然型インターロイキ
ン6を精製し、インターロイキン6を物質として提供す
るものである。
ンダクション法で産生させたヒト天然型インターロイキ
ン6を精製し、インターロイキン6を物質として提供す
るものである。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は上記問題点を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、ヒト線維芽細胞からヒトインターフェロンβ
を産生させるために用いられるスーパーインダクション
法で産生された培養液からヒトインターロイキン6を精
製する手法を確立し、かくして得られたインターロイキ
ン6標品の構造を明らかにすることで、既に知られてい
るものとは異なる線維芽細胞由来のヒトインターロイ上
26組成物を提供することを達成し、本発明を完成に至
らしめた。以下に本発明の詳細な説明する。
ねた結果、ヒト線維芽細胞からヒトインターフェロンβ
を産生させるために用いられるスーパーインダクション
法で産生された培養液からヒトインターロイキン6を精
製する手法を確立し、かくして得られたインターロイキ
ン6標品の構造を明らかにすることで、既に知られてい
るものとは異なる線維芽細胞由来のヒトインターロイ上
26組成物を提供することを達成し、本発明を完成に至
らしめた。以下に本発明の詳細な説明する。
さて、本発明者等はヒト線維芽細胞を合成核酸であるボ
リエ:ボリCと蛋白合成阻害剤であるシクロへキシミド
で処理することによりIL−6を産生させる方法に着目
した。本誌はヒト天然型インターフェロンβの産生方法
であるスーパーインダクション法と共通するものであり
、この方法によってヒト綜維芽細胞が多量に抗ウィルス
活性を有するとも云われる工FN−β2(26kd
pr。
リエ:ボリCと蛋白合成阻害剤であるシクロへキシミド
で処理することによりIL−6を産生させる方法に着目
した。本誌はヒト天然型インターフェロンβの産生方法
であるスーパーインダクション法と共通するものであり
、この方法によってヒト綜維芽細胞が多量に抗ウィルス
活性を有するとも云われる工FN−β2(26kd
pr。
tein、 I L −6)を産生じているとの報告
に注目した(Proc、Natl、Acad、Sci、
、79. 2768. (1982))。
に注目した(Proc、Natl、Acad、Sci、
、79. 2768. (1982))。
この産生方法は既に知られているヒト天然型インターフ
ェロンβのものと全く同一(Proc、Natl、Ac
ad、sci、 、 67、464(1970) 、
J、Gen、Virol、 、56.78(1970)
)の方法でよい。
ェロンβのものと全く同一(Proc、Natl、Ac
ad、sci、 、 67、464(1970) 、
J、Gen、Virol、 、56.78(1970)
)の方法でよい。
本発明者らはスーパーインダクション法を用いた線維芽
細胞培養液中にはヒト天然型インターロイキン6とヒト
天然型インターフェロンβを含有されていることをEL
ISA法およびHGF活性測定で確認した。本スーパー
インダクションによって産生された有用物質IFN−β
は゛プル−セファロース°”等のブルー色素結合の不溶
性担体(ブルー担体)および金属キレート担体で精製す
ることができる(特公昭64−12700.USP−4
541952)。
細胞培養液中にはヒト天然型インターロイキン6とヒト
天然型インターフェロンβを含有されていることをEL
ISA法およびHGF活性測定で確認した。本スーパー
インダクションによって産生された有用物質IFN−β
は゛プル−セファロース°”等のブルー色素結合の不溶
性担体(ブルー担体)および金属キレート担体で精製す
ることができる(特公昭64−12700.USP−4
541952)。
好都合にもヒトIFN−β2(IL 6)はブルー担
体にあまり吸着しないことが知られている(ENllo
、J、 、5.2529(1986))が、既報告では
IL−6を抗ウイルス活性物質ととらえているので本発
明で述べるような抗ウィルス活性を持たないIL−6の
挙動を示すものではない。ここで用いられるブルー担体
の量は実質的にインターフェロンβを結合するのに足り
る量が使用されるので通常1〜5%程度のヒト天然型イ
ンターフェロンβがブルー担体に未吸着で残る。本条件
においては90%以上のヒト天然型インターロイキン6
が非特異吸着画分に残ることが明らかにされた。次にこ
のブルー担体素通り上清よりヒト天然型インターロイキ
ン6を回収するためには、公知の方法に従って粗ヒト天
然型インターロイキン6を含む液をシリカ系吸着剤(シ
リカ担体)に接触させて吸着することができる。シリカ
担体とはたとえば、CPG (controlled
pore glass )やシリカゲルなどがある。シ
リカ系担体を用いた濃縮方法はCPG(c。
体にあまり吸着しないことが知られている(ENllo
、J、 、5.2529(1986))が、既報告では
IL−6を抗ウイルス活性物質ととらえているので本発
明で述べるような抗ウィルス活性を持たないIL−6の
挙動を示すものではない。ここで用いられるブルー担体
の量は実質的にインターフェロンβを結合するのに足り
る量が使用されるので通常1〜5%程度のヒト天然型イ
ンターフェロンβがブルー担体に未吸着で残る。本条件
においては90%以上のヒト天然型インターロイキン6
が非特異吸着画分に残ることが明らかにされた。次にこ
のブルー担体素通り上清よりヒト天然型インターロイキ
ン6を回収するためには、公知の方法に従って粗ヒト天
然型インターロイキン6を含む液をシリカ系吸着剤(シ
リカ担体)に接触させて吸着することができる。シリカ
担体とはたとえば、CPG (controlled
pore glass )やシリカゲルなどがある。シ
リカ系担体を用いた濃縮方法はCPG(c。
ntrolled pare glass )でバッチ
吸着し酸で回収する方法が知られている(J、Exp、
Med、、165,914(1987))。また、イン
ターロイキン6と同じアミノ酸配列を有し、同一物質と
推定されている線維芽細胞由来分化誘導因子(F−DI
F)の精製にはマイクロビーズシリカゲルを用いるバッ
チ吸着方法が知られている(The Iliology
of the 1nterferan System
1988.p、395 )。本発明では、シリカ担体
を粗ヒト天然型インターロイキン6液中に投入するバッ
チ吸着でも、あるいはシリカ担体をカラムに充填し、そ
の中に粗ヒト天然型インターロイキン6液を流すカラム
吸着法のいずれでもよい。
吸着し酸で回収する方法が知られている(J、Exp、
Med、、165,914(1987))。また、イン
ターロイキン6と同じアミノ酸配列を有し、同一物質と
推定されている線維芽細胞由来分化誘導因子(F−DI
F)の精製にはマイクロビーズシリカゲルを用いるバッ
チ吸着方法が知られている(The Iliology
of the 1nterferan System
1988.p、395 )。本発明では、シリカ担体
を粗ヒト天然型インターロイキン6液中に投入するバッ
チ吸着でも、あるいはシリカ担体をカラムに充填し、そ
の中に粗ヒト天然型インターロイキン6液を流すカラム
吸着法のいずれでもよい。
用いるシリカ担体の細孔径は7〜1100n、好ましく
は10〜50nmのものがよい。吸着条件は中性付近、
好ましくはpH6,5〜8でよい。
は10〜50nmのものがよい。吸着条件は中性付近、
好ましくはpH6,5〜8でよい。
カラム吸着法を行なう場合には、粗ヒト天然型インター
ロイキン6液中に残存する不溶化した蛋白質や核酸、細
胞の保護効果のために投入しである水溶性高分子(メチ
ルセルロースなど)の除去のためにシリカ担体のカラム
の前段にプレカラムを設置してもよい。プレカラムには
少量のシリカ担体、または工L−6を結合しないブルー
担体など不溶化担体であるならばいずれでも良い。シリ
カ担体からヒト天然型インターロイキン6を溶出させる
前にIL−6を溶出させない溶液(中性または弱酸性バ
ッファー)で洗浄することが望ましい。
ロイキン6液中に残存する不溶化した蛋白質や核酸、細
胞の保護効果のために投入しである水溶性高分子(メチ
ルセルロースなど)の除去のためにシリカ担体のカラム
の前段にプレカラムを設置してもよい。プレカラムには
少量のシリカ担体、または工L−6を結合しないブルー
担体など不溶化担体であるならばいずれでも良い。シリ
カ担体からヒト天然型インターロイキン6を溶出させる
前にIL−6を溶出させない溶液(中性または弱酸性バ
ッファー)で洗浄することが望ましい。
これによって担体に吸着していた一部夾M蛋白質などを
除去することができる。洗浄後、ヒト天然型インターロ
イキン6を脱着可能な回収液で回収する。この場合の回
収液は公知の酸性溶液が望ましい。具体的にはグリシン
−塩酸バッファー(pI(2)やpH1〜″3の塩酸、
硫酸などの鉱酸または有機酸が用いられる。また、これ
らの回収剤にエチレングリコールやグリセリンなど適宜
加えることもできる。
除去することができる。洗浄後、ヒト天然型インターロ
イキン6を脱着可能な回収液で回収する。この場合の回
収液は公知の酸性溶液が望ましい。具体的にはグリシン
−塩酸バッファー(pI(2)やpH1〜″3の塩酸、
硫酸などの鉱酸または有機酸が用いられる。また、これ
らの回収剤にエチレングリコールやグリセリンなど適宜
加えることもできる。
シリカ担体にはヒト天然型インターフェロンβも親和性
があり、酸で回収した濠には、夾雑蛋白質やヒト天然型
インターフェロンβも濃縮されている。シリカ系担体か
ら酸性条件下で回収したインターロイキン6およびイン
ターフェロンβを含む液からインターロイキン6を分離
精製する方法としては、中和/抗粗インターロイキン6
ボリクローナル抗体カラム/ゲルろ過/強酸性イオン交
換クロマトグラフィー/逆相クロマトグラフィーを組み
合わせた方法(Eur、J、Illiochem、、
168,541(1987))のうち強酸性イオン交換
クロマトグラフィーで分離すると報告されているが、操
作が煩雑であり、分離度も明確でない。
があり、酸で回収した濠には、夾雑蛋白質やヒト天然型
インターフェロンβも濃縮されている。シリカ系担体か
ら酸性条件下で回収したインターロイキン6およびイン
ターフェロンβを含む液からインターロイキン6を分離
精製する方法としては、中和/抗粗インターロイキン6
ボリクローナル抗体カラム/ゲルろ過/強酸性イオン交
換クロマトグラフィー/逆相クロマトグラフィーを組み
合わせた方法(Eur、J、Illiochem、、
168,541(1987))のうち強酸性イオン交換
クロマトグラフィーで分離すると報告されているが、操
作が煩雑であり、分離度も明確でない。
本発明者らは、これらの問題を解決するために鋭意検討
を重ねた結果、塩析法と疎水性クロマトグラフィーを組
み合わせることが極めて高い効果をもたらすことを見い
だした。具体的に述べる。
を重ねた結果、塩析法と疎水性クロマトグラフィーを組
み合わせることが極めて高い効果をもたらすことを見い
だした。具体的に述べる。
まずヒト天然型インターロイキン6が安定である酸性条
件(pH1〜6)で塩析することで夾雑蛋白質と分離で
きることを見いだした。つまりヒト天然型インターロイ
キン6を液相中に残し、他の夾雑蛋白質などを沈殿させ
る方法である。塩析に使用する塩としては硫酸アンモニ
ウム、硫酸ナトリウム、リン酸1ナトリウム、塩化ナト
リウム、塩化カリウムなどが用いられるが好ましくは硫
酸アンモニウムか硫酸ナトリウムが良い。たとえば硫酸
アンモニウム10%〜60%飽和硫安として添加し、遠
心分離機で沈殿を除去することで上清中のヒト天然型イ
ンターロイキン6の純度を飛躍的に上昇させることがで
きることを見いだした。
件(pH1〜6)で塩析することで夾雑蛋白質と分離で
きることを見いだした。つまりヒト天然型インターロイ
キン6を液相中に残し、他の夾雑蛋白質などを沈殿させ
る方法である。塩析に使用する塩としては硫酸アンモニ
ウム、硫酸ナトリウム、リン酸1ナトリウム、塩化ナト
リウム、塩化カリウムなどが用いられるが好ましくは硫
酸アンモニウムか硫酸ナトリウムが良い。たとえば硫酸
アンモニウム10%〜60%飽和硫安として添加し、遠
心分離機で沈殿を除去することで上清中のヒト天然型イ
ンターロイキン6の純度を飛躍的に上昇させることがで
きることを見いだした。
塩折接のヒト天然型インターロイキン6を含む上清中に
は多量の塩類を含有する。一方、疎水的クロマトグラフ
ィーは蛋白質の疎水性を利用して、吸着、脱着を行い、
精製する有効な手法として用いられている( Bioc
hem、Biophys、Res、Commun、 、
49.383(1972))。特に塩類の濃度が高くな
っている状態ではそのまま接触させることで蛋白質を吸
着ままあるいは一部希釈して疎水的クロマトグラフィー
に接触でき、効率よくヒト天然型インターロイキン6を
吸着できる。吸着方法はカラム法でもバッチ法でも良い
。また、上記の塩析において、インターロイキン6を含
有する上清に対しさらに硫安を添加して65%〜70%
飽和硫安とする沈澱物を40%以下の飽和硫安液で溶解
し、疎水性条件下、上記疎水性クロマトグラフィーにて
吸着させ精製することもできる。ここに用いる疎水的ク
ロマトグラフィーはアルキル基(C+〜Cl8)、フェ
ニル基などが担体骨格に化学的に結合されたものならば
いずれでも良い。骨格担体としてはセルロース、アガロ
ースなどを材料とする多糖類系および合成高分子系等の
不溶性担体を用いることが出来る。本性の疎水性条件下
、塩析上清液中のインターロイキン6およびインターフ
ェロンβの大部分が疎水性担体に吸着される。吸着済担
体は常法に従ってグラジェント方式またはステップ的に
塩濃度を下げた液を通液して目的蛋白質を溶出させるこ
とが出来た。また、塩濃度を変える他にpHや温度を変
えても良い。本疎水性クロマトグラフィーによれば、た
とえば、p I(5〜9で塩濃度を下げた液を流すと驚
くべきことにヒト天然型インターロイキン6は効率よく
溶出され、さらに精製されたインターロイキン6が得ら
れるが、−方ヒト天然型インターフェロンβは担体に吸
着したままで溶出されずインターフェロンβの完全分離
が可能となった。さらにヒト天然型インターロイキン6
を純化するためには、逆相クロマトグラフィーを用いる
ことで達成された。1例を示すならば、OD S (C
+e)−カラム高速液体クロマトグラフィー法でトリフ
ロロ酢酸を含む水とトリフロロ酢酸を含むアセトニトリ
ルのグラジェントでヒト天然型インターロイキン6のピ
ークを分取することにより、純度を上昇させ、実質的に
純化されたIL−6標品を得ることが可能である。逆相
クロマトグラフィー担体としては疎水性クロマトグラフ
ィーと同じくアルキル基またはフェニル基を結合した担
体が好ましく用いられる。
は多量の塩類を含有する。一方、疎水的クロマトグラフ
ィーは蛋白質の疎水性を利用して、吸着、脱着を行い、
精製する有効な手法として用いられている( Bioc
hem、Biophys、Res、Commun、 、
49.383(1972))。特に塩類の濃度が高くな
っている状態ではそのまま接触させることで蛋白質を吸
着ままあるいは一部希釈して疎水的クロマトグラフィー
に接触でき、効率よくヒト天然型インターロイキン6を
吸着できる。吸着方法はカラム法でもバッチ法でも良い
。また、上記の塩析において、インターロイキン6を含
有する上清に対しさらに硫安を添加して65%〜70%
飽和硫安とする沈澱物を40%以下の飽和硫安液で溶解
し、疎水性条件下、上記疎水性クロマトグラフィーにて
吸着させ精製することもできる。ここに用いる疎水的ク
ロマトグラフィーはアルキル基(C+〜Cl8)、フェ
ニル基などが担体骨格に化学的に結合されたものならば
いずれでも良い。骨格担体としてはセルロース、アガロ
ースなどを材料とする多糖類系および合成高分子系等の
不溶性担体を用いることが出来る。本性の疎水性条件下
、塩析上清液中のインターロイキン6およびインターフ
ェロンβの大部分が疎水性担体に吸着される。吸着済担
体は常法に従ってグラジェント方式またはステップ的に
塩濃度を下げた液を通液して目的蛋白質を溶出させるこ
とが出来た。また、塩濃度を変える他にpHや温度を変
えても良い。本疎水性クロマトグラフィーによれば、た
とえば、p I(5〜9で塩濃度を下げた液を流すと驚
くべきことにヒト天然型インターロイキン6は効率よく
溶出され、さらに精製されたインターロイキン6が得ら
れるが、−方ヒト天然型インターフェロンβは担体に吸
着したままで溶出されずインターフェロンβの完全分離
が可能となった。さらにヒト天然型インターロイキン6
を純化するためには、逆相クロマトグラフィーを用いる
ことで達成された。1例を示すならば、OD S (C
+e)−カラム高速液体クロマトグラフィー法でトリフ
ロロ酢酸を含む水とトリフロロ酢酸を含むアセトニトリ
ルのグラジェントでヒト天然型インターロイキン6のピ
ークを分取することにより、純度を上昇させ、実質的に
純化されたIL−6標品を得ることが可能である。逆相
クロマトグラフィー担体としては疎水性クロマトグラフ
ィーと同じくアルキル基またはフェニル基を結合した担
体が好ましく用いられる。
なお本発明にかかるヒト天然型インターロイキン6の定
量は、ヒトインターロイキン6の生物活性を強く中和す
るモノクローナル抗体(p 1128237)を使った
エンザイムイムノアッセイやヒトBCDFに反応して工
gMを産生ずるヒトB細胞株CL 4 (Proc、N
atl、Acad、Sci、 、82.5490.(1
985))などを用いることで達成される。
量は、ヒトインターロイキン6の生物活性を強く中和す
るモノクローナル抗体(p 1128237)を使った
エンザイムイムノアッセイやヒトBCDFに反応して工
gMを産生ずるヒトB細胞株CL 4 (Proc、N
atl、Acad、Sci、 、82.5490.(1
985))などを用いることで達成される。
本発明にかかる純化されたヒト天然型インターロイキン
6の構造解析を行なった結果、5DS−PAGE法で分
子量は21〜25kdにその90%以上が存在し、少成
分が27〜30kdに存在していた。電気泳動法にて等
電点は5.0〜6.5にその80%が存在していること
がわがった。これらの物性は既知のヒトインターロイキ
ン6と合致した。また、N末端アミノ酸分析では、N末
端がA 1 a、 P r o、 V a 1のそ
れぞれからなるものの混合物であることがわかった。す
なわち下記の3種のヒトインターロイキン6の混合物で
ある。
6の構造解析を行なった結果、5DS−PAGE法で分
子量は21〜25kdにその90%以上が存在し、少成
分が27〜30kdに存在していた。電気泳動法にて等
電点は5.0〜6.5にその80%が存在していること
がわがった。これらの物性は既知のヒトインターロイキ
ン6と合致した。また、N末端アミノ酸分析では、N末
端がA 1 a、 P r o、 V a 1のそ
れぞれからなるものの混合物であることがわかった。す
なわち下記の3種のヒトインターロイキン6の混合物で
ある。
■ Ala−Pro−val−Pro−Pr。
−Gly−Glu−Asp−8er−
■ Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Glu
−Asp−Sep−Lys− ■ Val−Pro−Pro−Gly−Gl u−As
p−Ser−Lys−Asp− また、上記■、■、■の混合割合は約37 5: 2
である。ヒト線維芽細胞由来のインターロイキン6のN
末端アミノ酸として、これら3種のN末端アミノ酸のペ
プチド混合物は本発明によって初めて得られたものであ
る。また、このヒト天然型インターロイキン6の糖組成
分析からそのほとんどが(80%以上)0−グリコシド
型糖鎖(ムチン型)でありさらにその10分の1以下が
N−グリコシ型糖鎖も有していることが明らかになった
。
−Asp−Sep−Lys− ■ Val−Pro−Pro−Gly−Gl u−As
p−Ser−Lys−Asp− また、上記■、■、■の混合割合は約37 5: 2
である。ヒト線維芽細胞由来のインターロイキン6のN
末端アミノ酸として、これら3種のN末端アミノ酸のペ
プチド混合物は本発明によって初めて得られたものであ
る。また、このヒト天然型インターロイキン6の糖組成
分析からそのほとんどが(80%以上)0−グリコシド
型糖鎖(ムチン型)でありさらにその10分の1以下が
N−グリコシ型糖鎖も有していることが明らかになった
。
また、本発明で得られたヒト天然型インターロイキン6
はたとえば安定化剤としてヒト血清アルブミンなどを添
加し、常法に従って透析またはRja塩川ゲ用クロマト
グラフィーなどによって注射剤として適した溶液に置換
することが出来る。さらに適当に希釈・分注し、必要に
応じ、凍結乾燥することにより製剤化することが出来る
。
はたとえば安定化剤としてヒト血清アルブミンなどを添
加し、常法に従って透析またはRja塩川ゲ用クロマト
グラフィーなどによって注射剤として適した溶液に置換
することが出来る。さらに適当に希釈・分注し、必要に
応じ、凍結乾燥することにより製剤化することが出来る
。
以上のようにヒト線維芽細胞からIFN−βの産生のた
めのスーパーインダクション法で産生させたfi lf
j造を持つヒトインターロイキン6は本発明にかかるヒ
ト天然型インターロイキン6である。
めのスーパーインダクション法で産生させたfi lf
j造を持つヒトインターロイキン6は本発明にかかるヒ
ト天然型インターロイキン6である。
[実施例]
以下に実施例に従って本発明を具体的に説明する。
実施例1
21のガラス製培養槽に11の5%のNC5を含むイー
グルMEM培地中で、細胞数が106/m1になるよう
にヒト線維芽細胞をビーズ培養した(ビーズ:゛サイト
デックスlパ (ファルマシア社)、37°C)。そ
の後、培地を少量のカルボキシメチルセルロースを含む
無血清イーグルMEM培地11に交換し、プライミング
として10万゛単位/1のヒト天然型インターフェロン
βを添加した。翌日さらにポリ■:ボリC30mg/l
。
グルMEM培地中で、細胞数が106/m1になるよう
にヒト線維芽細胞をビーズ培養した(ビーズ:゛サイト
デックスlパ (ファルマシア社)、37°C)。そ
の後、培地を少量のカルボキシメチルセルロースを含む
無血清イーグルMEM培地11に交換し、プライミング
として10万゛単位/1のヒト天然型インターフェロン
βを添加した。翌日さらにポリ■:ボリC30mg/l
。
シクロへキシミド10 m g / 1 添加した。そ
の4時間後、アクチノマイシンDを4 m g / 1
投入し、そして、さらに1時間後、産生培地として少量
のメチルセルロースを含むイーグルMEM培地に置換し
、スーパーインダクション処理をおこなった。
の4時間後、アクチノマイシンDを4 m g / 1
投入し、そして、さらに1時間後、産生培地として少量
のメチルセルロースを含むイーグルMEM培地に置換し
、スーパーインダクション処理をおこなった。
その後2日間そのまま培養を続けた(37°C)。
を別の攪拌装置付き容器に移した。この産生液に滅菌し
た”ブルーセファロースCL −6B F F ”(フ
ァルマシア社)を投入し、15°C,4日間撹拌しなが
らバッチ吸着させた。撹拌停止後、ブルー担体を沈降さ
せ上清を別の容器に移した。シリカ担体は、リン酸ナト
リウム!1衝液中で高圧蒸気滅菌(121″C130分
)したのち、4mlずつ2本のカラムに充填して直列に
接続させた。これに、ブルー担体の素通り上清を流速2
0 m 1 / hrで流した。全量流した接、2本の
カラムを別々に精製した。それぞれリン酸ナトリウム緩
衝液25m1を流した後、20mM塩酸を流してインタ
ーロイキン6含有画分10m1を回収した。この塩酸回
収液にさらに硫酸アンモニウムを1.33Mになるよう
に?戯加し、4°C,1晩ゆるやかに撹拌した。沈殿物
を3000rpm、30分遠心分離しく4°C)、除去
した。分離した上清を疎水性クロマトグラフィー用担体
である°”ブチルトヨパール650M”1m1(東ソー
社)を充填したカラムに流し、吸着さぜた。このカラム
を1.33Mの硫酸アンモニウムを含む20mM塩酸、
1゜33Mの硫酸アンモニウムを含む50mMリン酸ナ
トリウム!1衝液で洗浄した後、50mMリン酸ナトリ
ウム緩衝液で回収した。その後、逆相系のクロマトグラ
フィーであるODSカラム(C+s)(YMC−Pac
k ODS A−312S−5120A、YMC社
)を装着した高速液体クロマトグラフィー(島?jt
L C−4A )を用いて、O01%トワフロロ#酸を
含有する水と0.1%トリフロロ酢酸を含有するアセト
ニトリルのグラジェント溶出させヒト天然型インターロ
イキン6ビークを分取した。こうして得られたヒト天然
型インターロイキン6を゛セファデックスG−25゛°
(ファルマシア社)で5mMギ酸を溶媒としてゲル濾過
しアセトニトリルを含まないインターロイキン6溶液を
得た。
た”ブルーセファロースCL −6B F F ”(フ
ァルマシア社)を投入し、15°C,4日間撹拌しなが
らバッチ吸着させた。撹拌停止後、ブルー担体を沈降さ
せ上清を別の容器に移した。シリカ担体は、リン酸ナト
リウム!1衝液中で高圧蒸気滅菌(121″C130分
)したのち、4mlずつ2本のカラムに充填して直列に
接続させた。これに、ブルー担体の素通り上清を流速2
0 m 1 / hrで流した。全量流した接、2本の
カラムを別々に精製した。それぞれリン酸ナトリウム緩
衝液25m1を流した後、20mM塩酸を流してインタ
ーロイキン6含有画分10m1を回収した。この塩酸回
収液にさらに硫酸アンモニウムを1.33Mになるよう
に?戯加し、4°C,1晩ゆるやかに撹拌した。沈殿物
を3000rpm、30分遠心分離しく4°C)、除去
した。分離した上清を疎水性クロマトグラフィー用担体
である°”ブチルトヨパール650M”1m1(東ソー
社)を充填したカラムに流し、吸着さぜた。このカラム
を1.33Mの硫酸アンモニウムを含む20mM塩酸、
1゜33Mの硫酸アンモニウムを含む50mMリン酸ナ
トリウム!1衝液で洗浄した後、50mMリン酸ナトリ
ウム緩衝液で回収した。その後、逆相系のクロマトグラ
フィーであるODSカラム(C+s)(YMC−Pac
k ODS A−312S−5120A、YMC社
)を装着した高速液体クロマトグラフィー(島?jt
L C−4A )を用いて、O01%トワフロロ#酸を
含有する水と0.1%トリフロロ酢酸を含有するアセト
ニトリルのグラジェント溶出させヒト天然型インターロ
イキン6ビークを分取した。こうして得られたヒト天然
型インターロイキン6を゛セファデックスG−25゛°
(ファルマシア社)で5mMギ酸を溶媒としてゲル濾過
しアセトニトリルを含まないインターロイキン6溶液を
得た。
なお、ヒト天然型インターロイキン6の濃度の測定は、
96穴プレートを用いたELISA法を使った。すなわ
ち抗インターロイキン6抗体lG61(モノクローナル
抗体)を1μg / m 1の濃度でプレートにコート
した。牛血清アルブミン(BSA)を含むリン酸ナトリ
ウム緩衝液(p H7,0、洗浄バッファー)でブロッ
キングした後、2次抗体として別の抗インターロイキン
6抗体(■C67)をビオチン標識したものを10Mg
/m1.50μlをまずプレートにのせ、さらに濃度既
知のインターロー1’−’Fン6標準品と未知濃度のイ
ンターロイキン6液をそれぞれ50μm加え、1時間振
盪しながら反応させた。洗浄バッファーで3回洗浄した
後、洗浄バッファーで2000倍希釈した゛°ストレプ
トアビジンーHRPコンジュゲート°’ (BRL社
)を100μm添加し、30分反応させた。洗浄バッフ
ァーで3回洗浄した後、オルトフェニレンジアミンと過
酸化水素を含むクエン酸緩衝液(pH5,0)を100
μm添加し発色反応させた。30分i&4 、5 N硫
酸で反応停止し、各ウェルの発色量をマイクロプレート
用光度計(゛マルチスキャン CM”: フローラボラ
トリー社製)を用い、492−690nmで測定した。
96穴プレートを用いたELISA法を使った。すなわ
ち抗インターロイキン6抗体lG61(モノクローナル
抗体)を1μg / m 1の濃度でプレートにコート
した。牛血清アルブミン(BSA)を含むリン酸ナトリ
ウム緩衝液(p H7,0、洗浄バッファー)でブロッ
キングした後、2次抗体として別の抗インターロイキン
6抗体(■C67)をビオチン標識したものを10Mg
/m1.50μlをまずプレートにのせ、さらに濃度既
知のインターロー1’−’Fン6標準品と未知濃度のイ
ンターロイキン6液をそれぞれ50μm加え、1時間振
盪しながら反応させた。洗浄バッファーで3回洗浄した
後、洗浄バッファーで2000倍希釈した゛°ストレプ
トアビジンーHRPコンジュゲート°’ (BRL社
)を100μm添加し、30分反応させた。洗浄バッフ
ァーで3回洗浄した後、オルトフェニレンジアミンと過
酸化水素を含むクエン酸緩衝液(pH5,0)を100
μm添加し発色反応させた。30分i&4 、5 N硫
酸で反応停止し、各ウェルの発色量をマイクロプレート
用光度計(゛マルチスキャン CM”: フローラボラ
トリー社製)を用い、492−690nmで測定した。
各精製の精製収率、純度を表1に示す。
(以下余白)
二の精製収率は48%で5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動(SDS−PAGE)による精製純度は90
%以上であった。
ル電気泳動(SDS−PAGE)による精製純度は90
%以上であった。
5DS−PAGE/クーマシーブリリアントブルー染色
法で、分子量は23000±2000ダルトン(90%
以上)と小量成分27000±1000ダルトンとを求
められた。
法で、分子量は23000±2000ダルトン(90%
以上)と小量成分27000±1000ダルトンとを求
められた。
等電点電気泳動から求めた等電点けp■ 5.0〜6.
5の範囲に数本存在していた。
5の範囲に数本存在していた。
実施例2
ヒト天然型インターロイキン6のN末端アミノ酸配列を
決定するために実施例1で得られた20μgの精製ヒト
天然型インターロイキン6をまず非還元条件下で5DS
−ポリアクリルアミドゲル(4〜20%、テフコ社製)
電気泳動を行なった。
決定するために実施例1で得られた20μgの精製ヒト
天然型インターロイキン6をまず非還元条件下で5DS
−ポリアクリルアミドゲル(4〜20%、テフコ社製)
電気泳動を行なった。
ついでこれをP V D F 膜にプロッティングした
後、クマシー染色し、22〜24kdのメインバンドを
明りだしてアミノ酸シーケンサ−(Applied D
iosystems 477A型)にかけ、回収された
PTH−アミノ酸はその3分の1fflを用いてIIP
LC(APplied Biosystems 1
20A型、PTHアナライザー)で同定、定量された。
後、クマシー染色し、22〜24kdのメインバンドを
明りだしてアミノ酸シーケンサ−(Applied D
iosystems 477A型)にかけ、回収された
PTH−アミノ酸はその3分の1fflを用いてIIP
LC(APplied Biosystems 1
20A型、PTHアナライザー)で同定、定量された。
サイクルごとに同定されたアミノ酸量を表2に示す。同
一サイクルに3または2種のアミノ酸が同定された。ま
たVal、Pro、Pro、Gly、 G 1 u、
A s p、 S e rのアミノ酸がそれぞれ
連続して3サイクル検出されること、およびインターロ
イキン6についてのcDNAから推定されるアミノ酸配
列と比較することによりヒト天然型インターロイキン6
のN末端アミノ酸の配列は次の3種類からなることがわ
かった。また、N末端アミノ酸分析値よりその比は約3
: 5: 2であった。
一サイクルに3または2種のアミノ酸が同定された。ま
たVal、Pro、Pro、Gly、 G 1 u、
A s p、 S e rのアミノ酸がそれぞれ
連続して3サイクル検出されること、およびインターロ
イキン6についてのcDNAから推定されるアミノ酸配
列と比較することによりヒト天然型インターロイキン6
のN末端アミノ酸の配列は次の3種類からなることがわ
かった。また、N末端アミノ酸分析値よりその比は約3
: 5: 2であった。
■ Ala−Pro−Val−Pro−Pr。
−Gly−、Glu−Asp−8er −■ Pro−
Val−Pro−Pro−Gly−Glu−Asp−8
er−Lys −■ Val−Pro−Pro−Gly
−Gl u−Asp−8er−Lys−Asp −(以
下余白) 実施例3 ヒト天然型インターロイキン6の構成糖を高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)によって測定した。
Val−Pro−Pro−Gly−Glu−Asp−8
er−Lys −■ Val−Pro−Pro−Gly
−Gl u−Asp−8er−Lys−Asp −(以
下余白) 実施例3 ヒト天然型インターロイキン6の構成糖を高速液体クロ
マトグラフィー(HPLC)によって測定した。
■中性糖の分析
サンプルに2Nのトリフロロ酢酸1mlを添加し、10
0°C16時間加水分解した。内部標準物質にラムノー
ス500ng加え、減圧乾固し蒸留水に溶解した。こう
して調製したサンプルをHPLC分析した。カラムは”
TSK−gel Suger AXG” (東ソー
社)、移動相には05Mホウ酸カリウムpH8,1を用
いた。ボストカラム標識には反応試薬に1%アルギニン
/3%ホウ酸を用い、検出波長は、EX: 320n
m。
0°C16時間加水分解した。内部標準物質にラムノー
ス500ng加え、減圧乾固し蒸留水に溶解した。こう
して調製したサンプルをHPLC分析した。カラムは”
TSK−gel Suger AXG” (東ソー
社)、移動相には05Mホウ酸カリウムpH8,1を用
いた。ボストカラム標識には反応試薬に1%アルギニン
/3%ホウ酸を用い、検出波長は、EX: 320n
m。
EM: 430nmとした。
■アミノ糖の分析
サンプルに4N塩酸1mlを添加し、100°C16時
間加水分解した。内部標準物質にマンノサミン500n
g加え、減圧乾固し蒸留水に溶17した。こうして調製
したサンプルをHPLC分析した。カラムは”TSK−
gel SCX”(東ソー社)、移動相には0.16
Mホウ酸ナトリウム緩衝液pH7,6を用いた。ボスト
カラム標識の反応試薬に1%アルギニン/3%ホウ酸を
用い、検出波長は、EX: 320nm、EM: 43
0nmとした。
間加水分解した。内部標準物質にマンノサミン500n
g加え、減圧乾固し蒸留水に溶17した。こうして調製
したサンプルをHPLC分析した。カラムは”TSK−
gel SCX”(東ソー社)、移動相には0.16
Mホウ酸ナトリウム緩衝液pH7,6を用いた。ボスト
カラム標識の反応試薬に1%アルギニン/3%ホウ酸を
用い、検出波長は、EX: 320nm、EM: 43
0nmとした。
■シアル酸の分析
サンプルに0.05N硫酸0.2mlを添加し、80°
C11時間加水分解した。これに内部標準物質にN−7
セチルマンノサミンlμg加えた。こうして調製したサ
ンプルをHPLC分析した。カラムは°’ Ge1pa
k C−620−10” (H+型)(日立化成柱
)、移動相には0.3%リン酸を用いた。ボストカラム
標識の反応試薬に0.1%マロノニトリルを用い、検出
波長は、EX:360nm、EM: 430nmとし
た。
C11時間加水分解した。これに内部標準物質にN−7
セチルマンノサミンlμg加えた。こうして調製したサ
ンプルをHPLC分析した。カラムは°’ Ge1pa
k C−620−10” (H+型)(日立化成柱
)、移動相には0.3%リン酸を用いた。ボストカラム
標識の反応試薬に0.1%マロノニトリルを用い、検出
波長は、EX:360nm、EM: 430nmとし
た。
各構成糖の組成分析結果を表3に示す。
(以下余白)
この結果からヒト天然型インターロイキン6の糖組成は
そのほとんどが式 ( ) %式% ド型構造を持つことが推定され、 さらにその約1 0%以下のものが式(II) のN−グリコシド型溝 造を有していると推定される。
そのほとんどが式 ( ) %式% ド型構造を持つことが推定され、 さらにその約1 0%以下のものが式(II) のN−グリコシド型溝 造を有していると推定される。
−0−G a 1
Ac
・ N−G a l−N e u
・ Ac
(
■
)
(以下余白)
uc
Ac
Man−[GlcNAc−Gal−(Neu)、]cN
Ac−Gal−(Neu)、1 Ac y=Q rl n=1 r2 (II ) [発明の効果] 本発明のヒト天然型インターロイキン6の応用は非常に
多面的である。第1にヒト天然型インターロイキン6と
抗インターロイキン6抗体によるイムノアッセイ系を用
いて免疫学的な病態の解析に用いることが出来る。第2
にCl1n、Immunol、 、21、1225(1
989)に示されるような生理活性の多様性を利用して
各種疾患の治療にも応用できる。また第3には、ハイブ
リドーマなどの増殖培地に加えることにより、その増殖
を高めることも出来る。
Ac−Gal−(Neu)、1 Ac y=Q rl n=1 r2 (II ) [発明の効果] 本発明のヒト天然型インターロイキン6の応用は非常に
多面的である。第1にヒト天然型インターロイキン6と
抗インターロイキン6抗体によるイムノアッセイ系を用
いて免疫学的な病態の解析に用いることが出来る。第2
にCl1n、Immunol、 、21、1225(1
989)に示されるような生理活性の多様性を利用して
各種疾患の治療にも応用できる。また第3には、ハイブ
リドーマなどの増殖培地に加えることにより、その増殖
を高めることも出来る。
このようにヒト天然型インターロイキン6は非常に広範
囲に有効な物質である。
囲に有効な物質である。
また、本発明により高品質のヒト天然型インターロイキ
ン6が大量に提供できるようになった。
ン6が大量に提供できるようになった。
Claims (1)
- (1)ヒト線維芽細胞由来で下記3種のN末端アミノ酸
配列を有するヒトインターロイキン6の混合物からなる
ヒト天然型インターロイキン6組成物。 [1]Ala−Pro−Val−Pro−Pro−Gl
y−Glu−Asp−Ser− [2]Pro−Val−Pro−Pro−Gly−Gl
u−Asp−Ser−Lys− [3]Val−Pro−Pro−Gly−Glu−As
p−Ser−Lys−Asp−
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1273369A JPH03133935A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | ヒト天然型インターロイキン6組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1273369A JPH03133935A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | ヒト天然型インターロイキン6組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03133935A true JPH03133935A (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=17526943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1273369A Pending JPH03133935A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | ヒト天然型インターロイキン6組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03133935A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993006840A1 (fr) * | 1991-10-09 | 1993-04-15 | Toray Industries, Inc. | Medicament de prevention et de traitement de la tendance a l'hemorragie |
EP0550756A4 (ja) * | 1991-04-18 | 1994-04-27 | Toray Industries, Inc. |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP1273369A patent/JPH03133935A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0550756A4 (ja) * | 1991-04-18 | 1994-04-27 | Toray Industries, Inc. | |
WO1993006840A1 (fr) * | 1991-10-09 | 1993-04-15 | Toray Industries, Inc. | Medicament de prevention et de traitement de la tendance a l'hemorragie |
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