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JPH03130186A - 円筒体周面へのスクリーン印刷方法及びその装置 - Google Patents

円筒体周面へのスクリーン印刷方法及びその装置

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JPH03130186A
JPH03130186A JP26975089A JP26975089A JPH03130186A JP H03130186 A JPH03130186 A JP H03130186A JP 26975089 A JP26975089 A JP 26975089A JP 26975089 A JP26975089 A JP 26975089A JP H03130186 A JPH03130186 A JP H03130186A
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JP
Japan
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screen
printing
cylindrical body
squeegee
printed
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JP26975089A
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Hiroshi Takahashi
博 高橋
Masatoshi Fujiwara
正利 藤原
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Piolax Inc
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Kato Hatsujo Inc
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Publication date
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  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は1円筒体周面へのスクリーン印刷方法及びその
装置に関し、特に1円筒体の周面における印刷開始及び
終了位置での印刷不良をなくすようにした方法及び装置
に関する。
「従来の技術」 従来、例えば缶などの円筒体の周面にスクリーン印刷す
る場合には、スクリーンの上面にスキージを押圧し、ス
クリーンの下面であってスキージに対応した位置に円筒
体の周面を当接し、スキージ及び円筒体に対してスクリ
ーンを相対的に移動させるとと6に、スクリーンの移動
速度と同じ周速で円筒体を回転させ1円筒体を一回転さ
せることにより全周に印刷している。このようなスクリ
ーン印刷装置は、既に各種のものが提案され、市販され
ている。
ところで、本発明者らは1紙送りローラなどに好適な高
摩擦ローラの製造に際して、金属の円筒体の外周面にス
クリーン印刷によりレジスト用樹脂をドツト状に印刷し
、この円筒体をエツチング液に浸漬してエツチングする
ことにより、表面に微細な凸部を形成する方法を既に提
案している。
この方法では、金属の円筒体の外周面にスクリーン印刷
し、エツチングするという極めて簡単な工程で、グリッ
プ力及び耐久性に優れた高摩擦ローラを製造できる。
第6図は、上記高摩擦ローラの製造工程の概略を示して
いる。
同図+a+において、lはステンレスなどの金属の円筒
体であり、軸心の孔2は図示しない回転軸等が挿通され
、外周面3は紙、ベルトなどに接触する摩擦面となる。
同図(bl に示すように、円筒体lの孔2に回転軸4
を挿入して固定し、円筒体lをスクリーン5の下面に当
接して配置する。このスクリーン5には、多数の微細な
ドツト孔6が形成されている。
スクリーン5の上面には、ウレタン樹脂等からなるスキ
ージ7が配置されており、スキージ7とスクリーン5と
の接触面には、レジスト用樹脂8が所定量塗布されてい
る。
同図(c)は、こうして円筒体lの外周面3にレジスト
用樹脂8がドツト状に塗布された状態が示されている。
この状態で、円筒体lを塩酸、硫酸、硝酸などの公知の
エツチング液に浸漬し、必要に応じて更に電圧を印加し
て、エツチング処理する。
同図+d)は、こうしてエツチング処理した状態が示さ
れている0円筒体lの外周面3におけるレジスト用樹脂
8が塗布された部分はエツチング液によって腐食されず
に残り、レジスト用樹脂8が塗布されていない部分9は
エツチング液によって腐食される。この結果、レジスト
用樹脂8が塗布された部分がドツト状の凸部lOとなっ
て残る。
その後、レジスト用樹脂8を表面から剥離することによ
り、外周面3に微細な凸部IOを有する高摩擦ローラを
得ることができる。
上記高摩擦ローラでは、凸部lOの径が25〜150μ
m、凸部10の配列間隔が0.3〜0.9mmというよ
うな、極めて微細な凸部lOを所定間隔で形成する必要
がある。このため、レジスト用樹脂8のドツト印刷もそ
れに対応して精密に行なう必要がある。また、印刷開始
位置と、印刷終了位置とが正確に整合し、2重印刷など
がないことが要求される。更に、印刷されたドツトの形
状、大きさが一定で、レジスト用樹脂が均一に塗布され
ることが要求される。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記高摩擦ローラの製造方法においては
、レジスト用樹脂8を通常の方法及び装置でスクリーン
印刷すると、次のような問題が生じることがわかった。
すなわち、第7図において、1は円筒体、5はスクリー
ン、6はドツト孔、7はスキージ、8はレジスト用樹脂
であり、同図fatは印刷開始時の状態、同図fblは
印刷途中の状態、同図(c)は印刷終了時の状態を示し
ている。
同図fa)に示すように、印刷開始時にスクリーン5の
ドツト孔6を通してスキージ7によりレジスト用樹脂8
が押し出され、円筒体lの周面に最初の列のドツトSが
転写される。その後、同図(bl に示すように、スク
リーン5が移動するととちに、円筒体lが同じ周速で同
期して回転し1次々にドツトが転写されていく、そして
、同図fclに示すように1円筒体lが1回転すると、
最初の列のドツトSに隣接する最終の列のドツトEが転
写され、印刷終了となる。
ところが、上述したように、各ドツトの配列間隔は0.
3〜0.9mn+という極めて短いものであり。
最終の列のドツトEが転写されるときには、最初の列の
ドツトSがスクリーン5に押し付けられ。
ドツトSが漬れてしまうことがわかった。
これを防止するためには、最初の列のドツトSがスクリ
ーン5に当たる前に円筒体1の回転を停止させる必要が
あるが、ウレタン樹脂等からなるスキージ7は1図に示
すように下端が弾性的に変形して印刷用樹脂8を押し出
しているため、最初の列のドツトSがスクリーン5に当
たる程度まで回転させないと、最終の列のドラI−Eを
転写することが困難である。
このため、印刷開始及び終了位置におけるドツト形状が
漬れてしまったり、その部分におけるレジスト用樹脂8
の膜厚が薄くなったりする不都合があった。その結果、
エツチングをしときに、その部分における凸部lOの形
状が崩れたり、レジスト膜が剥離して凸部10が形成さ
れなかったりすることがあった。このように凸部IOの
不良部分が生じると、その部分に紙やベルトが当接した
ときのグリップ力が不足し、十分な送り精度を得ること
ができなかった。
したがって、本発明の目的は、円筒体の周面に微細なド
ツト等をスクリーン印刷する際、印刷開始及び終了位置
での印刷不良を防止するようにしたスクリーン印刷方法
及びその装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明のスクリーン印刷方法
は、スクリーンの上面にスキージを押圧し、スクリーン
の下面であってスキージに対応した位置に円筒体の周面
を当接し、スキージ及び円筒体に対してスクリーンを相
対的に移動させるとともに、スクリーンの移動速度と同
じ周速で円筒体を回転させ、円筒体の全周に亙ってスク
リーン印刷する方法において、円筒体を所定角度回転さ
せて周面の一部に印刷した後、円筒体の回転を停止して
印刷された樹脂を硬化させ、その後、再び円筒体を回転
させて残りの周面に印刷することを特徴とする。
また、本発明のスクリーン印刷装置は、所定の印刷領域
を有し、水平方向に移動するスクリーンと、このスクリ
ーンの上面に下端が押圧されるように支持されたスキー
ジと、円筒体をスクリーンの下面であってスキージに対
応した位置に当接させ、かつ、スクリーンの移動方向に
対して直交する回転軸を介して回転自在に支持する円筒
体支持手段と、スクリーンの移動速度と同じ周速で円筒
体を回転させる連動回転手段とを備え、スクリーンの印
刷領域が円筒体の全周を複数回に分けて印刷するように
設定されており、前の印刷終了位置と後の印刷開始位置
とが整合するように円筒体の回転位置を規制する位置決
め手段が設けられていることを特徴とする。
「作用J 本発明によれば1円筒体を所定角度回転させて周面の一
部に印刷した後5円筒体の回転を停止して印刷された樹
脂を硬化させ、その後、再び円筒体を回転させて残りの
周面に印刷するため、印刷開始部分が1周してスクリー
ンに当接しても、その部分は既に樹脂が硬化しており、
印刷された樹脂が漬れてしまうことがない、また、印刷
開始部分がスクリーンに当接するまで円筒体を回転させ
ることができるので、印刷終了部分も良好に印刷するこ
とができる。したがって、印刷開始及び終了部分におけ
る印刷不良をなくし、円筒体全面に重なりや欠損のない
良好な印刷を旋すことができる。このことは1例えば第
6図に示したような高摩擦ローラ製造におけるレジスト
用樹脂のドツト印刷に適用した際、印刷開始及び終了部
分のドツトを他の部分と同様に形成することが可能とな
り、それによって微細な凸部を全面に亙って均一に形成
し、優れたグリップ力を有する高F!R擦ローラを製造
できることを意味する。
また、本発明のスクリーン印刷装置によれば。
円筒体支持手段に円筒体を支持させてスクリーンの下面
に当接させ、その状態でスクリーンを移動させ、円筒体
を同期して回転させると、スキージにより樹脂がスクリ
ーンの印刷領域から押し出されて円筒体の周面に印刷が
なされる。スクリーンの印刷領域は、スクリーンの印刷
領域が円筒体の全周を複数回に分けて印刷するように設
定されているので、1回の印刷は円筒体の周面の一部に
なされる。その状態で1部分印刷された樹脂を硬化させ
、続きから再び印刷を始め、最終的に円筒体の全周に亙
って印刷を施すことができる。この場合、前の印刷終了
位置と後の印刷開始位置とが整合するように円筒体の回
転位置を規制する位置決め手段を設けたので、分けられ
た印刷の繋ぎ目を正確に整合させることかできる。
「実施例」 第2図及び第3図には1本発明を実施したスクリーン印
刷装置の全体的構成が示されている。
このスクリーン印刷装置11は、直方体の基台12を有
し、この基台12の両側に一対の支持板13.14が平
行に立設されている。これらの支持板13.14間には
、ボールネジ15、ガイドバー16が水平かつ平行に取
付けられている。
ボールネジ15は、支持板13外側に取付けられたサー
ボモータ17により回転する。基部側をボールネジ15
に螺合され、ガイドバー16に貫通された一対のアーム
18.19が基台12の前面方向に平行に延出されてい
る。更に、アーム18.19の延出された部分から下方
に垂下して取付けられた合計4本の支持棒20を介して
、スクリーン枠2Iが支持されており、スクリーン枠2
1の底面にはシルクなどのスクリーン22が張られてい
る。スクリーン22には、2つに分けられた長方形状の
印刷領域23.24が設けられており、各印刷領域23
.24は、ドツト状に配列された多数の小孔からなって
いる。スクリーン枠21は、サーボモータ17によりボ
ールネジ15が回転すると、それに螺合するアーム18
.19が水平移動するため、アーム18.19とともに
水平移動する。この場合、サーボモータ17の正逆回転
を制御することにより、スクリーン枠21を往復移動さ
せるとともに、任意の位置で停止させ、あるいは起動で
きるようになっている。
支持板13.14の上部には、支持板25が水平に架設
されており、この支持板25に固定されたアーム26が
基台12の前方に延出され、更に下方に垂下されて、そ
の下端にポリウレタン樹脂からなるスキージ27が取付
けられている。スキージ27の下端は、スクリーン22
の上面に弾性的に押圧されている。なお1図示を省略し
たが、スクリーン22の上面には、印刷用の樹脂が塗布
される。
基台12の前面下部には、支持板28が水平に延設され
ており、この上面に一対のエアシリンダ29.30が、
その作動ロッド31.32を上方に向けて取付けられて
いる。更に、作動ロッド31、.32の上端には、昇降
ベース33が水平に取付けられている。昇降ベース33
上には、軸受34及び回転軸35を介して、被印刷物で
ある円筒体36が回転自在に支持されている。エアシリ
ンダ29.30の作動により昇降ベース33が上下動し
、円筒体36がスクリーン22に対して近接離反するよ
うになっている。
更に、基台12の前面には、支持板37が水平に延設さ
れ、この支持板37に温風ヒータ38が設置されている
。温風ヒータ38は1円筒体36の側方において吹き出
し口を円筒体38に向けるように設置されている。
第4図は、このスクリーン印刷装置11における円筒体
36の支持手段を更に詳細に示す図であり、この図を併
せて参照すると、円筒体36は、中心に回転軸35を挿
通され、円筒体36の一端に突出するボス39に、スト
ッパネジ4oを挿入されて回転軸35に固定されている
6回転軸35は、その両端を一対の軸受34に回転自在
に支持されている6回転軸35の一端には、円筒体36
と同一の径を有するビニオンギア41が装着されており
、このビニオンギア41は、スクリーン枠21の一辺の
下面に形成されたラック42に歯合している。このため
、スクリーン枠21が前述した態様で水平移動すると、
ラック42、ビニオンギア41及び回転軸35を介して
1円筒体36がスクリーン枠21と同じ周速度で同期し
て回転する。なお、ビニオンギア41の代りにゴムロー
ラなどを用いて摩擦的に回転連動させてもよい。
また、回転軸35の一端部には、軸方向に直交し軸心を
通って貫通する位置決め孔43が形成されている。これ
と対応して、昇降ベース33上には、ソレノイド44が
設置され、その作動ビン45は、上下出没自在とされて
いる。第5図を併せて参照すると、位置決め孔43の両
端開口部43a、43bは、開口が広がったテーバ状に
形成されており、これに対してソレノイド44の作動ビ
ン45の先端45aは、先細のテーパ状に形成されてい
る。したがって1回転軸35の所定の回転位置において
ソレノイド44の作動ビン45が突出すると、回転軸3
5の位置決め孔43に挿入され、回転軸35の回転位置
が固定されるようになっている。また1位置決め孔43
から作動ビン45が抜き出されれば1回転軸35は再び
回転自在となる。これらの位置決め孔43及びソレノイ
ド44の作動ビン45は、本発明における位置決め手段
を構成するちのである。ただし、本発明における位置決
め手段は、回転軸35をクランプする構造のちのなど、
各種の構造が採用できる。
また、上記における位置決め孔43を円筒体36のボス
39に形成し、ソレノイド44の作動ビン45がその孔
に入るように配置してもよい。
ところで、第1図に示したように、スクリーン22には
、2つに分けられた印刷領域23.24が設けられてい
るが、これらの印刷領域23゜24は、円筒体36の周
面を半分ずつ印刷するように設定されている。すなわち
、印刷領域23.24の移動方向長さβは、円筒体36
の直径をDとしたときI)+tとなるように形成されて
いる。
次に2上記スクリーン印刷装置を用いた本発明のスクリ
ーン印刷方法の実施例を説明する。
高摩擦ローラの母材となるステンレス等の金属の円筒体
36の中心に回転軸35を挿通し、エアシリンダ29.
30により昇降ベース33を下降させた状態で、回転軸
35を一対の軸受34に支持させることにより、円筒体
36を回転自在に支持させる6円筒体36が軸受34の
間に納まったらストッパネジ40を締め付けて1円筒体
36を回転軸35に固定する。更に、回転軸35の回転
位置を調節しつつ、ソレノイド44の作動ビン45を突
出させ1回転軸35の位置決め孔43に突入させる。
次に、サーボモータ17を作動させてスクリーン枠21
及びスクリーン22を移動させ、最初の印刷領域23の
印刷開始位置に、スキージ27の下端が位置するように
セットする。この状態で、エアシリンダ29.30を作
動させて昇降ベース33を上昇させ5円筒体36をスク
リーン22の下面に当接させる。こうして印刷を開始す
る状態が第7図(a+に示されている。すなわち、スキ
ージ27により押圧された樹脂47は、印刷領域23の
始端に位置するドツト孔46を通して円筒体36の周面
に印刷され、最初の列のドツトSLが円筒体36の周面
に印刷される。そして、同図fb)に示すように、スク
リーン22を移動させるとともに1円筒体36を同期し
て回転させ1円筒体36の周面に次々にドツトを印刷し
ていく。
円筒体36が180度回転したところで、最初の印刷領
域23の印刷が終了し、サーボモータI7が停止して、
スクリーン22の移動及び円筒体36の回転が停止する
。このとき、円筒体36は半円分印刷された状態となっ
ている。この状態でソレノイド44の作動ビン45を突
出させると、作動ビン45は、180度回転した回転軸
35の位置決め孔43に前記とは逆方向がら入り1回転
軸35の回転が固定される。そして、エアシリンダ29
.30を作動させて昇降ベース33を下降させ、第7図
(c)に示すように、円筒体36をスクリーン22の下
面より離反させる0次いで、温風ヒータ38を作動させ
、円筒体36の周面に温風を吹き付けて、円筒体36の
半周に印刷された樹脂47のドツトを乾燥硬化させる。
上記乾燥中にサーボモータ17が作動してスフノーン2
2を移動させ、スキージ27の下端を次の印刷領域24
の始端に位置させる6そして、乾燥が終了すると、温風
ヒータ38が停止し、再びエアシリンダ29.30が作
動し、昇降ベース33を上昇させて円筒体36をスクリ
ーン22の下面に当接させる。更に、ソレノイド44の
作動ビン45を回転軸35の位置決め孔43がら引き込
ませ、回転軸35を回転自在の状態にする。こうして印
刷が再び開始されたときの状態が第7図(di に示さ
れている。すなわち、2回目の印刷における最初の列の
ドツトS2が前回の印刷における最終ドツトに隣接して
印刷され、サーボモータ17の作動によりスクリーン2
2が移動し、それと同期して円筒体36が回転し、次々
にド・ソトが印刷されていく。
最終的に円筒体36が360度回転すると、サーボモー
タ17が停止し、スクリーン22の移動及び円筒体36
の回転が停止する。このときの状態が第7図tel に
示されている。すなわち、最初の列のドツトS1に隣接
して最終の列のドツトEが印刷される。このとき、円筒
体36はドツトS。
がスクリーン22の下面に当接する位置まで回転するが
、前述したようにドツトS、は既に乾燥硬化されており
、スクリーン22の下面に接触してもその形状が崩れた
り、膜厚が薄くなったりすることは防止される。そして
、エアシリンダ29゜30を作動させて昇降ベース33
を下降させ、回転軸35から円筒体36を取り外すこと
により。
第7図ffl に示すように全周にドツトが印刷された
円筒体36を得ることができる。なお、円筒体36を取
り外す前に、2回目に印刷されたドツトを温風ヒータ3
8で乾燥させてもよい。
こうして得られた円筒体36は、前述したようにエツチ
ング液に浸漬してエツチング処理することにより、微細
な凸部が全周に互って均一に形成された高摩擦ローラと
することができる。この高摩擦ローラは、凸部の部分的
な形くずれや欠損がなく、全周に亙って優れたグリップ
力を発揮するちのとなる。
なお、上記実施例では1円筒体36の周面に半周ずつ印
刷を廁すようにしているが、例えば円筒体36の回転角
にして120度と240度とに分けて印刷してもよい、
更には120度ずつ3回に分けて印刷することもできる
。また、スクリーン22の印刷領域を一つにし、スクリ
ーン22の往復時にそれぞれ印刷を施すようにしてもよ
い、更に1円筒体36の周面に半周印刷した時点で円筒
体36を取り外し、円筒体36を乾燥炉に入れて乾燥さ
せた後、円筒体36を再び取付けて残りの半周を印刷す
るようにしてもよい。
「発明の効果」 以上説明したように1本発明によれば、円筒体を所定角
度回転させて周面の一部に印刷した後、円筒体の回転を
停止して印刷された樹脂を硬化させ、その後、再び円筒
体を回転させて残りの周面に印刷するようにしたので、
印刷終了部分の印刷時に印刷開始部分の樹脂がスクリー
ンの下面に当接しても、印刷開始部分の樹脂が既に硬化
しているため樹脂の潰れが起こらず、印刷開始及び終了
位置における印刷不良を防止できる。したがって、例え
ば高摩擦ローラの微細な凸部をエツチング処理で形成す
るとき、レジスト用の樹脂を全周に亙って均一微細に印
刷することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるスクリーン印刷方法を工
程に従って示す説明図、第2図は本発明の実施例による
スクリーン印刷装置を示す平面図、第3図は同スクリー
ン印刷装置の正面図、第4図は同スクリーン印刷装置に
おける円筒体の支持手段を示す部分拡大断面図、第5図
は同スクリーン印刷装置における位置決め手段を示す部
分拡大断面図、第6図fan、 fbl、 (cl、 
 (diは本発明に先立って提案された高摩擦ローラの
製造工程を順に示す説明図、第7図は従来の円筒体への
スクリーン印刷方法を工程に従って示す説明図である。 図中、11はスクリーン印刷装置、15はボールネジ、
16はガイドバー、17はサーボモータ、21はスクリ
ーン枠、22はスクリーン。 23.24は印刷領域、27はスキージ、34は軸受、
35は回転軸、36は円筒体、41はビニオンギア、4
2はラック、43は位置決め孔。 44はソレノイド、45は作動ビンである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スクリーンの上面にスキージを押圧し、スクリー
    ンの下面であってスキージに対応した位置に円筒体の周
    面を当接し、スキージ及び円筒体に対してスクリーンを
    相対的に移動させるとともに、スクリーンの移動速度と
    同じ周速で円筒体を回転させ、円筒体の全周に亙ってス
    クリーン印刷する方法において、円筒体を所定角度回転
    させて周面の一部に印刷した後、円筒体の回転を停止し
    て印刷された樹脂を硬化させ、その後、再び円筒体を回
    転させて残りの周面に印刷することを特徴とする円筒体
    周面へのスクリーン印刷方法。
  2. (2)所定の印刷領域を有し、水平方向に移動するスク
    リーンと、このスクリーンの上面に下端が押圧されるよ
    うに支持されたスキージと、円筒体をスクリーンの下面
    であってスキージに対応した位置に当接させ、かつ、ス
    クリーンの移動方向に対して直交する回転軸を介して回
    転自在に支持する円筒体支持手段と、スクリーンの移動
    速度と同じ周速で円筒体を回転させる連動回転手段とを
    備え、スクリーンの印刷領域が円筒体の全周を複数回に
    分けて印刷するように設定されており、前の印刷終了位
    置と後の印刷開始位置とが整合するように円筒体の回転
    位置を規制する位置決め手段が設けられていることを特
    徴とする円筒体周面へのスクリーン印刷装置。
JP26975089A 1989-10-17 1989-10-17 円筒体周面へのスクリーン印刷方法及びその装置 Expired - Lifetime JP2898667B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0770499A (ja) * 1993-06-28 1995-03-14 Color Fastener Kogyo Kk 分岐サイクロデキストリンを用いたインキ並びにプリント体及びその製法

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