JPH03129980A - 映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法 - Google Patents
映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法Info
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- JPH03129980A JPH03129980A JP1267050A JP26705089A JPH03129980A JP H03129980 A JPH03129980 A JP H03129980A JP 1267050 A JP1267050 A JP 1267050A JP 26705089 A JP26705089 A JP 26705089A JP H03129980 A JPH03129980 A JP H03129980A
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- quantization
- quantization step
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A産業上の利用分野
B発明の概要
C従来の技術(第4図〜第7図)
D発明が解決しようとする問題点(第6図及び第7図)
E問題点を解決するための手段(第1図〜第3図)F作
用(第1図〜第3図) G実施例 (G1)第1実施例(第1図〜第3図)(G2〉他の実
施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号符号化方法に関し、特に映像信号を高
能率符号化データに変換処理する場合に適用して好適な
ものである。
用(第1図〜第3図) G実施例 (G1)第1実施例(第1図〜第3図)(G2〉他の実
施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号符号化方法に関し、特に映像信号を高
能率符号化データに変換処理する場合に適用して好適な
ものである。
B発明の概要
本発明は、映像信号符号化方法において、量−化ステッ
プを伝送すべき画像情報量に応じて制4するようにした
ことにより、画像の劣化に対す・人間の視感度特性に適
合するような符号化を実】することにより、高画質の伝
送データを効率良発生させることができる。
プを伝送すべき画像情報量に応じて制4するようにした
ことにより、画像の劣化に対す・人間の視感度特性に適
合するような符号化を実】することにより、高画質の伝
送データを効率良発生させることができる。
C従来の技術
従来動画映像でなる映像信号を高能率符号化とてなるフ
レーム内符号化データ及びフレーム間?合化データをC
D (compact disk)などの記録邊体に記
録し、当該記録データを必要に応じてサーチできるよう
にした映像信号記録装置が提案さオている。
レーム内符号化データ及びフレーム間?合化データをC
D (compact disk)などの記録邊体に記
録し、当該記録データを必要に応じてサーチできるよう
にした映像信号記録装置が提案さオている。
この高能率符号化処理は、例えば第4図(A)に示すよ
うに、時点1=1.、tl、tl・・・・・におい1動
画の画像PCI、PO2、PO2−・・・・・をデイう
タル符号化して例えばCD記録装置でなる伝送語に伝送
する際に、映像信号が大きい自己相関性感もっている点
を利用して伝送処理すべきディジタルデータを圧縮する
ことにより、伝送効率を高めるような工夫をするもので
、フレーム内符号化処理は、例えば画像Pct、、PC
2、PO2・・・・・・を水平走査線方向に沿って1次
元的又は2次元的に隣合う画素データ間の差分を求める
ような圧縮処理を実行し、かくして各画像PCI、PO
2、PO2・・・・・・について圧縮されたビット数の
画像データを伝送する。
うに、時点1=1.、tl、tl・・・・・におい1動
画の画像PCI、PO2、PO2−・・・・・をデイう
タル符号化して例えばCD記録装置でなる伝送語に伝送
する際に、映像信号が大きい自己相関性感もっている点
を利用して伝送処理すべきディジタルデータを圧縮する
ことにより、伝送効率を高めるような工夫をするもので
、フレーム内符号化処理は、例えば画像Pct、、PC
2、PO2・・・・・・を水平走査線方向に沿って1次
元的又は2次元的に隣合う画素データ間の差分を求める
ような圧縮処理を実行し、かくして各画像PCI、PO
2、PO2・・・・・・について圧縮されたビット数の
画像データを伝送する。
またフレーム間符号化処理は、第4図(B)に示すよう
に、順次隣合う画像PCI及びPO2、PO2及びPO
2・・・・・・間の画素データの差分てなる画像データ
PCI2、PO23・・・・・・を求め、これを時点1
=1.における初期画像PCIについてフレーム内符号
化処理された画像データと共に伝送する。
に、順次隣合う画像PCI及びPO2、PO2及びPO
2・・・・・・間の画素データの差分てなる画像データ
PCI2、PO23・・・・・・を求め、これを時点1
=1.における初期画像PCIについてフレーム内符号
化処理された画像データと共に伝送する。
かくして画像PCI、PC2、PO2・・・・・・をそ
の全ての画素データを伝送する場合と比較して格段的に
ビット数が少ないディジタルデータに高能率符号化して
伝送系に送出することかできる。
の全ての画素データを伝送する場合と比較して格段的に
ビット数が少ないディジタルデータに高能率符号化して
伝送系に送出することかできる。
かかる映像信号の符号化処理は、第5図に示す構成の画
像データ発生装置lにおいて実行される画像データ発生
装置1は映像信号VDを映像信号符号化回路部2におい
て高能率符号化データ1)voに量子化して伝送バッフ
ァメモリ3に一時記憶させ、当該伝送バッファメモリ3
に一時記憶された高能率符号化データ[)voを所定の
伝送速度で伝送データD□AN3として読出し、伝送系
を構成する伝送路4を介して例えばCD記録再生装置で
なる画像データ記録再生装置5に伝送するようになされ
ている。
像データ発生装置lにおいて実行される画像データ発生
装置1は映像信号VDを映像信号符号化回路部2におい
て高能率符号化データ1)voに量子化して伝送バッフ
ァメモリ3に一時記憶させ、当該伝送バッファメモリ3
に一時記憶された高能率符号化データ[)voを所定の
伝送速度で伝送データD□AN3として読出し、伝送系
を構成する伝送路4を介して例えばCD記録再生装置で
なる画像データ記録再生装置5に伝送するようになされ
ている。
ここで伝送バッファメモリ3は画像データ記録再生装置
5への伝送路4の伝送容量によって決まる伝送速度で伝
送データD TlANjを伝送すると同時に、伝送バッ
ファメモリ3に残っているデータ量を表す残量データ信
号D□をフィードバックループ6を介して映像信号符号
化回路部2にフィードバックすることにより、映像信号
VDをディジタル符号化する際の量子化ステップ5TE
PG (第6図)を制御することにより、伝送バッファ
メモリ3に供給される高能率符号化データI)weのデ
ータ発生量を制御し、これにより伝送バッファメモリ3
に保持されているデータをオーバーフロー又はアンダー
フローさせないように制御する。
5への伝送路4の伝送容量によって決まる伝送速度で伝
送データD TlANjを伝送すると同時に、伝送バッ
ファメモリ3に残っているデータ量を表す残量データ信
号D□をフィードバックループ6を介して映像信号符号
化回路部2にフィードバックすることにより、映像信号
VDをディジタル符号化する際の量子化ステップ5TE
PG (第6図)を制御することにより、伝送バッファ
メモリ3に供給される高能率符号化データI)weのデ
ータ発生量を制御し、これにより伝送バッファメモリ3
に保持されているデータをオーバーフロー又はアンダー
フローさせないように制御する。
映像信号符号化回路部2は第7図に示すように、映像信
号VDを前処理部11において受けてその輝度信号及び
クロマ信号をディジタルデータに変換した後、片フィー
ルド落し処理及び片フィールドライン間引き処理等の処
理をすることにより動画画像データに変換すると共に、
これを16画素(水平方向に)×16ライン分のデータ
(すなわち16画画素上6画素のデータ)でなる伝送単
位ブロックデータSllに変換して現フレームメモ17
12に蓄積する。
号VDを前処理部11において受けてその輝度信号及び
クロマ信号をディジタルデータに変換した後、片フィー
ルド落し処理及び片フィールドライン間引き処理等の処
理をすることにより動画画像データに変換すると共に、
これを16画素(水平方向に)×16ライン分のデータ
(すなわち16画画素上6画素のデータ)でなる伝送単
位ブロックデータSllに変換して現フレームメモ17
12に蓄積する。
かくして現フレームメモリ12には現在伝送しようとす
るフレームのフレーム画像データが保持され、これが現
フレームデータ312として減算回路13の加算入力端
に供給される。
るフレームのフレーム画像データが保持され、これが現
フレームデータ312として減算回路13の加算入力端
に供給される。
減算回路13には減算入力として前フレームメモリ14
から得られる前フレームデータ313が与えられ、これ
により減算回路13の出力端に現フレームの画像データ
の伝送単位ブロックデータと、前フレームの画像データ
の伝送単位ブロックデータとの偏差を表す偏差データ3
14が順次出力され、これを例えばディスクリートコサ
イン変換回路でなる変換符号化回路15において変換符
号化データS15に変換した後、量子化回路16によっ
て量子化する。
から得られる前フレームデータ313が与えられ、これ
により減算回路13の出力端に現フレームの画像データ
の伝送単位ブロックデータと、前フレームの画像データ
の伝送単位ブロックデータとの偏差を表す偏差データ3
14が順次出力され、これを例えばディスクリートコサ
イン変換回路でなる変換符号化回路15において変換符
号化データS15に変換した後、量子化回路16によっ
て量子化する。
かくして量子化回路16から得られる量子化データS1
6は可変長符号化回路17において再度高能率符号化さ
れ、その可変長符号化データS17が複合化回路18に
おいて第1及び第2の管理情報S18及び319と複合
化された後、伝送バッファメモリ3に伝送画像データS
20として供給される。
6は可変長符号化回路17において再度高能率符号化さ
れ、その可変長符号化データS17が複合化回路18に
おいて第1及び第2の管理情報S18及び319と複合
化された後、伝送バッファメモリ3に伝送画像データS
20として供給される。
これに加えて量子化データS16は逆量子化回路及び逆
変換符号化回路を含んでなる逆変換回路19において逆
変換されて復号化偏差データS21として加算回路20
を通じて前フレームメモリ14に蓄積され、かくして前
フレームメモリ14にバッファメモリ3へ送出した現フ
レームの画像データが前フレーム画像データとして蓄積
される。
変換符号化回路を含んでなる逆変換回路19において逆
変換されて復号化偏差データS21として加算回路20
を通じて前フレームメモリ14に蓄積され、かくして前
フレームメモリ14にバッファメモリ3へ送出した現フ
レームの画像データが前フレーム画像データとして蓄積
される。
一方現フレームメモリ12の現フレームデータS12は
、前フレームメモリ14の前フレームデータ322と共
に動き補償回路21に供給され、これにより現フレーム
データを前フレームデータと比較することにより、現フ
レームの画像データのうち前フレームの画像データから
動きが生じた画像部分の伝送単位ブロックについて、そ
の動きベクトルを表す動きベクトルデータS23を形威
し、これを前フレームメモリ14に供給する。これと共
に、動きベクトルデータS23は複合化回路18に第1
の管理情報31Bとして供給されることにより、偏差デ
ータS14に対応するデータのヘッダ情報の一部として
伝送バッファメモリ3に送出される。
、前フレームメモリ14の前フレームデータ322と共
に動き補償回路21に供給され、これにより現フレーム
データを前フレームデータと比較することにより、現フ
レームの画像データのうち前フレームの画像データから
動きが生じた画像部分の伝送単位ブロックについて、そ
の動きベクトルを表す動きベクトルデータS23を形威
し、これを前フレームメモリ14に供給する。これと共
に、動きベクトルデータS23は複合化回路18に第1
の管理情報31Bとして供給されることにより、偏差デ
ータS14に対応するデータのヘッダ情報の一部として
伝送バッファメモリ3に送出される。
また量子化回路16における量子化処理の際に用いられ
た量子化ステップ5TEPGを表す量子化ステップデー
タ324が可変長符号化回路17に可変長条件信号とし
て与えられると共に、第2の管理情報S19として複合
化回路18に与えられ、これが偏差データ314のデー
タに付されるヘッダ情報の一部として伝送画像データ3
20に複合化される。
た量子化ステップ5TEPGを表す量子化ステップデー
タ324が可変長符号化回路17に可変長条件信号とし
て与えられると共に、第2の管理情報S19として複合
化回路18に与えられ、これが偏差データ314のデー
タに付されるヘッダ情報の一部として伝送画像データ3
20に複合化される。
以上の構成によれば、第4図(A)の時点t1における
画像データPCIをフレーム内符号化データとして伝送
しようとする場合に、は、減算回路13に供給される前
フレームデータS13として「0」データ(空白画像を
表す)を与え、これにより現在伝送しようとする現フレ
ームデータ312がそのまま減算回路13を通じて偏差
データS14として変換符号化回路15に供給される。
画像データPCIをフレーム内符号化データとして伝送
しようとする場合に、は、減算回路13に供給される前
フレームデータS13として「0」データ(空白画像を
表す)を与え、これにより現在伝送しようとする現フレ
ームデータ312がそのまま減算回路13を通じて偏差
データS14として変換符号化回路15に供給される。
このとき変換符号化回路15はフレーム内符号化してな
る変換符号化データ315を量子化回路16に送出し、
これにより当該フレーム内符号化データが可変長符号化
回路17、複合化回路18を通じて伝送画像データS2
0として伝送バッファメモリ3に送出されると同時に、
当該偏差データ514、従って現フレームデータS12
が逆変換回路19において復号化偏差データ321に復
号化されて前フレームメモリ14に蓄積される。
る変換符号化データ315を量子化回路16に送出し、
これにより当該フレーム内符号化データが可変長符号化
回路17、複合化回路18を通じて伝送画像データS2
0として伝送バッファメモリ3に送出されると同時に、
当該偏差データ514、従って現フレームデータS12
が逆変換回路19において復号化偏差データ321に復
号化されて前フレームメモリ14に蓄積される。
かくして画像データPctがフレーム内符号化データと
して伝送された後、時点11において画像データPC2
が現フレームデータS12として減算回路13に供給さ
れるタイミングになると、前フレームメモリ14から前
フレームの画像データとして画像データPC1が減算回
路13に供給され、その結果減算回路13は現フレーム
データS12として与えられる画像データPC2と前フ
レームデータ313として与えられる画像データPC1
との偏差を表す画像データPC12(第4図(B))に
相当する偏差データS14をフレーム間符号化データを
構成する差分データとして得る。
して伝送された後、時点11において画像データPC2
が現フレームデータS12として減算回路13に供給さ
れるタイミングになると、前フレームメモリ14から前
フレームの画像データとして画像データPC1が減算回
路13に供給され、その結果減算回路13は現フレーム
データS12として与えられる画像データPC2と前フ
レームデータ313として与えられる画像データPC1
との偏差を表す画像データPC12(第4図(B))に
相当する偏差データS14をフレーム間符号化データを
構成する差分データとして得る。
この偏差データS14は変換符号化回路15、量子化回
路16を通じ、さらに可変長符号化回路17及び複合化
回路18を通じて伝送画像データ320として伝送バッ
ファメモリ3に送出されると共に、逆変換回路19にお
いて復号化されて復号化偏差データ321として加算回
路20に供給される。
路16を通じ、さらに可変長符号化回路17及び複合化
回路18を通じて伝送画像データ320として伝送バッ
ファメモリ3に送出されると共に、逆変換回路19にお
いて復号化されて復号化偏差データ321として加算回
路20に供給される。
このとき加算回路20は前フレームメモリ14に保持さ
れていた前フレームの画像データPctに対して、復号
化偏差データ321が表す差分データを動き補償回路2
1から得られる動きベクトルデータS23によって動い
た位置に加算し、かくして前フレームデータに基づいて
データを予測して前フレームメモリ14に保持させる。
れていた前フレームの画像データPctに対して、復号
化偏差データ321が表す差分データを動き補償回路2
1から得られる動きベクトルデータS23によって動い
た位置に加算し、かくして前フレームデータに基づいて
データを予測して前フレームメモリ14に保持させる。
このとき動き補償回路21は前フレームメモリ14に保
持されていた前フレーム画像データPCIと、現フレー
ムデータ512として到来した画像データの動きを表す
動きベクトルデータS23を送出し、これにより前フレ
ームメモリ14において動きベクトルデータS23によ
って表されるベクトル位置に復号化偏差データS21と
前フレーム画像データとの加算結果を格納させると共に
、当該動きベクトルデータS23を複合化回路18を介
して伝送画像データS20として送出させる。
持されていた前フレーム画像データPCIと、現フレー
ムデータ512として到来した画像データの動きを表す
動きベクトルデータS23を送出し、これにより前フレ
ームメモリ14において動きベクトルデータS23によ
って表されるベクトル位置に復号化偏差データS21と
前フレーム画像データとの加算結果を格納させると共に
、当該動きベクトルデータS23を複合化回路18を介
して伝送画像データS20として送出させる。
かくして映像信号符号化回路部2は、1=1.(第4図
(A))の画像データPC2を伝送するにつき、フレー
ム間符号化データとして、前フレームの画像データPC
Iと現フレームの画像データPC2との差分を表す画像
データPC12を、偏差データ314と動きベクトルデ
ータ323とを含むフレーム間符号化データに高能率符
号化して伝送バッファメモリ3に供給することになる。
(A))の画像データPC2を伝送するにつき、フレー
ム間符号化データとして、前フレームの画像データPC
Iと現フレームの画像データPC2との差分を表す画像
データPC12を、偏差データ314と動きベクトルデ
ータ323とを含むフレーム間符号化データに高能率符
号化して伝送バッファメモリ3に供給することになる。
以下同様にして時点t1、t4・・・・・・において新
たな画像データが現フレームデータ512として到来し
たとき前フレームメモリ14に保持されている前フレー
ムの画像データ(すなわち前フレームデータ513)を
用いて現フレームデータ312をフレーム間符号化デー
タとして高能率符号化して伝送バッファメモリ3に送出
することかできる。
たな画像データが現フレームデータ512として到来し
たとき前フレームメモリ14に保持されている前フレー
ムの画像データ(すなわち前フレームデータ513)を
用いて現フレームデータ312をフレーム間符号化デー
タとして高能率符号化して伝送バッファメモリ3に送出
することかできる。
このようにして送出されて来る伝送画像データS20を
受けた伝送バッファメモリ3は、伝送路4の伝送容量に
よって決まる所定のデータ伝送速度で内部に一時記憶し
た伝送画像データS20を順次伝送データD□□、とし
て読出して画像データ記録再生装置5に伝送して行(が
、その際に内部に残留しているデータ量を表す残量デー
タ信号S25を量子化回路16に量子化ステップ制御信
号としてフィードバックして映像信号符号化回路部2か
ら伝送画像データ320として供給するデータ発生量を
制御する。
受けた伝送バッファメモリ3は、伝送路4の伝送容量に
よって決まる所定のデータ伝送速度で内部に一時記憶し
た伝送画像データS20を順次伝送データD□□、とし
て読出して画像データ記録再生装置5に伝送して行(が
、その際に内部に残留しているデータ量を表す残量デー
タ信号S25を量子化回路16に量子化ステップ制御信
号としてフィードバックして映像信号符号化回路部2か
ら伝送画像データ320として供給するデータ発生量を
制御する。
因に伝送バッファメモリ3のデータ残量が許容上限値に
まで増量して来たときこれを放置すれば、伝送バッファ
メモリ3が記憶できるデータ量を超過してオーバーフロ
ーするおそれがあるので、伝送バッファメモリ3は残量
データ信号S25によって量子化回路16の量子化ステ
ップ5TEPC;を大きな値に変更するように制御する
ことにより、偏差データS14に対する量子化データ3
16のデータ発生量を減少させ、これにより伝送画像デ
ータS20のデータ量を減少させ、その結果オーバーフ
ローの発生を回避する。
まで増量して来たときこれを放置すれば、伝送バッファ
メモリ3が記憶できるデータ量を超過してオーバーフロ
ーするおそれがあるので、伝送バッファメモリ3は残量
データ信号S25によって量子化回路16の量子化ステ
ップ5TEPC;を大きな値に変更するように制御する
ことにより、偏差データS14に対する量子化データ3
16のデータ発生量を減少させ、これにより伝送画像デ
ータS20のデータ量を減少させ、その結果オーバーフ
ローの発生を回避する。
これとは逆に伝送バッファメモリ3は残量データが許容
下限値にまで減量して来たときこれを放置すればアンダ
ーフローになるおそれがあるので、残量データ信号S2
5によって量子化回路16の量子化ステップ5TEPG
を小さい値に制御し、これにより偏差データS14に対
する量子化データ316のデータ発生量を増大させるこ
とにより、伝送画像データS20のデータ量を増大させ
、その結果伝送バッファメモリ3におけるアンダーフロ
ーの発生を回避する。
下限値にまで減量して来たときこれを放置すればアンダ
ーフローになるおそれがあるので、残量データ信号S2
5によって量子化回路16の量子化ステップ5TEPG
を小さい値に制御し、これにより偏差データS14に対
する量子化データ316のデータ発生量を増大させるこ
とにより、伝送画像データS20のデータ量を増大させ
、その結果伝送バッファメモリ3におけるアンダーフロ
ーの発生を回避する。
D発明が解決しようとする問題点
このように従来の画像データ発生装置lは、伝送データ
D?lIA間のデータ伝送速度が伝送路4の伝送容量に
基づいて制限されている伝送条件に整合させながら有意
画像情報を伝送する手段として、伝送バッファメモリ3
のデータ残量が常にオーバーフロー又はアンダーフロー
を生じさせるおそれがないように維持すれば良いことに
着目して量子化ステップ5TEPGを制御するようにな
されている。
D?lIA間のデータ伝送速度が伝送路4の伝送容量に
基づいて制限されている伝送条件に整合させながら有意
画像情報を伝送する手段として、伝送バッファメモリ3
のデータ残量が常にオーバーフロー又はアンダーフロー
を生じさせるおそれがないように維持すれば良いことに
着目して量子化ステップ5TEPGを制御するようにな
されている。
しかしこの手法は、符号化しようとする画像の性質を反
映するようにはなされていないので、高い画質の伝送デ
ータを得ようとするにつき、未だ不十分である。
映するようにはなされていないので、高い画質の伝送デ
ータを得ようとするにつき、未だ不十分である。
特に人間の視感度特性は、伝送画像の画質を評定する際
の重要な条件の1つであり、これを満足させることがで
きなければ、実用上高い画質の画像を伝送できなくなる
。
の重要な条件の1つであり、これを満足させることがで
きなければ、実用上高い画質の画像を伝送できなくなる
。
ところで、人間の視感度特性として、第1に、視覚のマ
スキング効果がある。このマスキング効果は、複雑な画
像(高周波成分を多く含むような画像)及びシンプルな
画像(高周波成分を余り含まないような画像)を同し量
子化ステップで量子化した場合に、複雑な画像の方がシ
ンプルな画像に比べて画質の劣化が感知し難いような現
象をいう。
スキング効果がある。このマスキング効果は、複雑な画
像(高周波成分を多く含むような画像)及びシンプルな
画像(高周波成分を余り含まないような画像)を同し量
子化ステップで量子化した場合に、複雑な画像の方がシ
ンプルな画像に比べて画質の劣化が感知し難いような現
象をいう。
従って複雑な画像について画像情報量が大きいときこれ
を大きな量子化ステップによって粗い量子化をしても、
視感上画質が劣化したと感知できないことになる。
を大きな量子化ステップによって粗い量子化をしても、
視感上画質が劣化したと感知できないことになる。
また第2の視感度特性として、ウェーバの法則がある。
これは人間の視覚においては、ある刺激Bを与えた状態
においてその刺激をΔBだけ変化させたとき当該変化Δ
Bを感じるための最小閾値ΔB/Bは のように一定値になる現象をいう。
においてその刺激をΔBだけ変化させたとき当該変化Δ
Bを感じるための最小閾値ΔB/Bは のように一定値になる現象をいう。
この現象を画像の差分信号の量子化に当てはめて考えて
みると、量子化しようとする差分信号の値が大きれば大
きい程その誤差ΔBが大きくなっても感知し難くいこと
を意味し、従って画像の変化の大きな部分程大きな量子
化ステップで量子化しても画質の劣化が感知され難くな
る。
みると、量子化しようとする差分信号の値が大きれば大
きい程その誤差ΔBが大きくなっても感知し難くいこと
を意味し、従って画像の変化の大きな部分程大きな量子
化ステップで量子化しても画質の劣化が感知され難くな
る。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、量子化し
ようとする画像に対する視覚的な特徴を利用することに
よって、−段と高い画質の伝送データを発生させ得るよ
うにした映像信号符号化方法を提案しようとするもので
ある。
ようとする画像に対する視覚的な特徴を利用することに
よって、−段と高い画質の伝送データを発生させ得るよ
うにした映像信号符号化方法を提案しようとするもので
ある。
E問題点を解決するための手段
かかる問題点を解決するため、第1の発明は、ディジタ
ル映像信号S14を量子化ステップ5TEPGによって
量子化することにより伝送データS16を発生するよう
になされた映像信号符号化方法において、伝送すべき画
像情報量MEANに応じて量子化ステップ5TEPGの
値を変更制御する。
ル映像信号S14を量子化ステップ5TEPGによって
量子化することにより伝送データS16を発生するよう
になされた映像信号符号化方法において、伝送すべき画
像情報量MEANに応じて量子化ステップ5TEPGの
値を変更制御する。
また第2の発明は、ディジタル映像信号S14を量子化
ステップ5TEPGによって量子化することにより伝送
データ516を発生し、当該伝送データ516を伝送バ
ッファメモリ3を介して伝送するようになされた映像信
号符号化方法において、伝送すべき画像情報量MEAN
と、伝送バッファメモリ3の残量を表す残量データS2
5とに応して量子化ステップ5TEPGの値を変更制御
する。
ステップ5TEPGによって量子化することにより伝送
データ516を発生し、当該伝送データ516を伝送バ
ッファメモリ3を介して伝送するようになされた映像信
号符号化方法において、伝送すべき画像情報量MEAN
と、伝送バッファメモリ3の残量を表す残量データS2
5とに応して量子化ステップ5TEPGの値を変更制御
する。
1作用
量子化ステップ5TEPGの値を伝送すべき画像情報量
MEAN、又は当該画像情報量MEAN及び残量データ
S25に応じて変更制御するようにしたことにより、伝
送すべき画像情報iiMEANが大きいとき画質の劣化
を感知し難くなる人間の視感度特性に適合するように、
伝送すべき画像情報量MEANが少なくなったときこれ
に応じて発生するデータ量を増大させることにより、視
覚上の特性に適合した伝送データを効率良く発生させる
ことができる。
MEAN、又は当該画像情報量MEAN及び残量データ
S25に応じて変更制御するようにしたことにより、伝
送すべき画像情報iiMEANが大きいとき画質の劣化
を感知し難くなる人間の視感度特性に適合するように、
伝送すべき画像情報量MEANが少なくなったときこれ
に応じて発生するデータ量を増大させることにより、視
覚上の特性に適合した伝送データを効率良く発生させる
ことができる。
かくするにつき、伝送バッファメモリ3の残量データ3
25によって量子化ステップ5TEPGを制御する際に
当該残量データS25の値を画像情報量MEANによっ
て換算することにより、伝送バッファメモリ3にオーバ
ーフロー又はアンダーフローを生じさせないようにし得
る。
25によって量子化ステップ5TEPGを制御する際に
当該残量データS25の値を画像情報量MEANによっ
て換算することにより、伝送バッファメモリ3にオーバ
ーフロー又はアンダーフローを生じさせないようにし得
る。
G実施例
以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1実施例
第7図との対応部分に同一符号を付して示す第1図にお
いて、量子化回路16はデータ制御回路31から与えら
れる量子化ステップ制御信号S31によって量子化処理
する際に用いる量子化ステツブ5TEPGを制御される
。
いて、量子化回路16はデータ制御回路31から与えら
れる量子化ステップ制御信号S31によって量子化処理
する際に用いる量子化ステツブ5TEPGを制御される
。
データ制御回路31は動き補償回路21から得られる伝
送データ情報S33に基づいて、第2図に示す量子化ス
テップ算定処理手順に従って伝送しようとする各フレー
ムの画像部分について符号化すべき有意画像情報量(す
なわち減算回路13から得られる偏差データS14によ
って表される差分データ量)に対応する量子化ステップ
5TEPGで量子化を実行することにより、各画像部分
の画像情報をその性質に応じた量子化ステップ5TEP
Gで量子化し得、その結果視感度特性上適正な伝送デー
タを発生できるようにする。
送データ情報S33に基づいて、第2図に示す量子化ス
テップ算定処理手順に従って伝送しようとする各フレー
ムの画像部分について符号化すべき有意画像情報量(す
なわち減算回路13から得られる偏差データS14によ
って表される差分データ量)に対応する量子化ステップ
5TEPGで量子化を実行することにより、各画像部分
の画像情報をその性質に応じた量子化ステップ5TEP
Gで量子化し得、その結果視感度特性上適正な伝送デー
タを発生できるようにする。
第2図の量子化ステップ算定処理手順においてデータ制
御回路31は第3図に示すように、1フレームの画像を
メイン領域ROMとし、このメイン領域ROMを16画
素×16画素分の伝送単位ブロックでなるサブ領域RG
Sに分割し、このサブ領域RGSの有意画像情報を構成
する各画素データDATAを伝送データに量子化する。
御回路31は第3図に示すように、1フレームの画像を
メイン領域ROMとし、このメイン領域ROMを16画
素×16画素分の伝送単位ブロックでなるサブ領域RG
Sに分割し、このサブ領域RGSの有意画像情報を構成
する各画素データDATAを伝送データに量子化する。
すなわちデータ制御回路31は第2図のステップSPI
において量子化ステップ算定処理手順に入ると、ステッ
プSP2において次式 3式% (2) のように、伝送単位ブロックごとに(従ってサブ領域R
GSごとに)画素データDATAの絶対値和ACCを求
めた後、ステップSP3において次式 のような平均値演算を実行することにより、絶対値和A
CCに基づいて1画素単位の画素平均値データMEAN
を求める。
において量子化ステップ算定処理手順に入ると、ステッ
プSP2において次式 3式% (2) のように、伝送単位ブロックごとに(従ってサブ領域R
GSごとに)画素データDATAの絶対値和ACCを求
めた後、ステップSP3において次式 のような平均値演算を実行することにより、絶対値和A
CCに基づいて1画素単位の画素平均値データMEAN
を求める。
かくして1フレームの画像データは、各伝送単位ブロッ
ク(従って各サブ領域RGS)を単位として有意画像情
報量の分布を表すことになり、しかも当該有意画像情報
の分布を1画素単位のデータとして求めた状態を得るこ
とができる。
ク(従って各サブ領域RGS)を単位として有意画像情
報量の分布を表すことになり、しかも当該有意画像情報
の分布を1画素単位のデータとして求めた状態を得るこ
とができる。
この状態においてデータ制御回路31はステップSP4
に移って EST 1 =4 ・・・・・・ (4) のように、第1の評定基準値ESTIとして設定した値
「4」を用いて当該画素平均値データMEANが第1の
評定基準(!EST1=4より小さいか否かの評定をす
る。
に移って EST 1 =4 ・・・・・・ (4) のように、第1の評定基準値ESTIとして設定した値
「4」を用いて当該画素平均値データMEANが第1の
評定基準(!EST1=4より小さいか否かの評定をす
る。
ここで第1の評定基準値EST1の値は雑音レベルに相
当する値に選定され、かくしてステップSP4において
肯定結果が得られると、このことは当該サブ領域RGS
には伝送すべき有意画像情報がなく、たとえ画素データ
DATAに変化があったとしても、当該変化はノイズで
あると評定できる状態にあることを意味し、このときデ
ータ制御回路31はステップSP5に移って次式3式% (5) のように、量子化ステップ5TEPGとしてノイズレベ
ルより格段的に大きい数値、例えば数値「32」を選定
してこれを量子化ステップ5TEPGとして設定し、こ
の量子化ステップ5TEPGをステップSP6において
量子化回路16に量子化ステップ制御信号331として
出力した後、ステップSP7において当該量子化ステッ
プ算定処理手順を終了する。
当する値に選定され、かくしてステップSP4において
肯定結果が得られると、このことは当該サブ領域RGS
には伝送すべき有意画像情報がなく、たとえ画素データ
DATAに変化があったとしても、当該変化はノイズで
あると評定できる状態にあることを意味し、このときデ
ータ制御回路31はステップSP5に移って次式3式% (5) のように、量子化ステップ5TEPGとしてノイズレベ
ルより格段的に大きい数値、例えば数値「32」を選定
してこれを量子化ステップ5TEPGとして設定し、こ
の量子化ステップ5TEPGをステップSP6において
量子化回路16に量子化ステップ制御信号331として
出力した後、ステップSP7において当該量子化ステッ
プ算定処理手順を終了する。
かくしてデータ制御回路31は画素平均値データMEA
Nが雑音レベルの画素データDATAをもっている伝送
単位ブロックについては、量子化ステップ5TEPGを
当該雑音レベルより大きい値に選定することにより、量
子化回路16から量子化データS16として送出させな
いような状態(すなわち数値「0」のデータを送出する
状Jlq)に制御する。
Nが雑音レベルの画素データDATAをもっている伝送
単位ブロックについては、量子化ステップ5TEPGを
当該雑音レベルより大きい値に選定することにより、量
子化回路16から量子化データS16として送出させな
いような状態(すなわち数値「0」のデータを送出する
状Jlq)に制御する。
これに対してステップSP4において否定結果が得られ
ると、このことは当該伝送単位ブロックに伝送すべき有
意画像情報があることを表しており、このときデータ制
御回路31はステップSP8に移って次式 によってバッファ残量比率RATIOを求めた後、ステ
ップSP9に移って次式 %式% (7) によって量子化ステップ5TEPGを求める。
ると、このことは当該伝送単位ブロックに伝送すべき有
意画像情報があることを表しており、このときデータ制
御回路31はステップSP8に移って次式 によってバッファ残量比率RATIOを求めた後、ステ
ップSP9に移って次式 %式% (7) によって量子化ステップ5TEPGを求める。
(7)式において画素平均値データMEANは現在量子
化しようとしている伝送単位ブロックの有意画像情報量
のレベル(いわゆる直流的なデータ量に相当する)を表
しているのに対して、バッファ残量比率RATIOは現
在伝送バッファメモリ3に伝送画像データS20を送り
込むにつき、その余裕度を表しており、さらに数値「2
」は比例係数を表している。
化しようとしている伝送単位ブロックの有意画像情報量
のレベル(いわゆる直流的なデータ量に相当する)を表
しているのに対して、バッファ残量比率RATIOは現
在伝送バッファメモリ3に伝送画像データS20を送り
込むにつき、その余裕度を表しており、さらに数値「2
」は比例係数を表している。
かくして(7)式によって求めることができる量子化ス
テップ5TEPC;は、現在伝送しようとしている伝送
単位ブロックにおいて伝送すべき有意画像情報量に対し
て伝送バッファメモリ3におけるデータ処理能力(又は
データ処理余裕度)を重み付けした値になる。
テップ5TEPC;は、現在伝送しようとしている伝送
単位ブロックにおいて伝送すべき有意画像情報量に対し
て伝送バッファメモリ3におけるデータ処理能力(又は
データ処理余裕度)を重み付けした値になる。
これにより、伝送単位ブロックの画像情報量が多い(又
は少い)ために画素平均値データMEANが大きい(又
は小さい)WM像部分を量子化する際の量子化ステップ
5TEPC;は大きい値(又は小さい値)に変更するよ
うに制御されることにより、量子化回路16が粗い量子
化(又は細い量子化)を実行する。かかる制御をしてい
る間に、伝送バッファメモリ3のデータ残量が多く(又
は少く)なって行けば、これに応じてバッファ残量比率
RATIOが大きく(又は小さく)なって行くことによ
り、量子化ステップ5TEPGが大きい値(又は小さい
値)に変更するように制御されることにより、量子化回
路16が粗い量子化(又は細い量子化)を実行する。
は少い)ために画素平均値データMEANが大きい(又
は小さい)WM像部分を量子化する際の量子化ステップ
5TEPC;は大きい値(又は小さい値)に変更するよ
うに制御されることにより、量子化回路16が粗い量子
化(又は細い量子化)を実行する。かかる制御をしてい
る間に、伝送バッファメモリ3のデータ残量が多く(又
は少く)なって行けば、これに応じてバッファ残量比率
RATIOが大きく(又は小さく)なって行くことによ
り、量子化ステップ5TEPGが大きい値(又は小さい
値)に変更するように制御されることにより、量子化回
路16が粗い量子化(又は細い量子化)を実行する。
この状態においてデータ制御回路31はステップ5Pl
Oにおいて、(7)式によって求めた量子化ステップ5
TEPGが次式 %式%(8) によって設定された第2の評定基準値EST2=4より
小さいか否かの判断をする。
Oにおいて、(7)式によって求めた量子化ステップ5
TEPGが次式 %式%(8) によって設定された第2の評定基準値EST2=4より
小さいか否かの判断をする。
ここで第2の評定基準値EST2は、量子化ステップ5
TEPGO値を無制限に低下させないような下限値に選
定され、ステップ5PIOにおいて肯定結果が得られた
とき、データ制御口!31はステップ5PIIに移って
量子化ステップ5TEPGを次式 %式% (9) のように当該下限値に設定することによりそれ以下には
ならないように制限し、これによりデータ発生量が過大
にならないような状態に設定した後、ステップSP6、
SF3を通じて当該量子化ステップ算定処理手順を終了
する。
TEPGO値を無制限に低下させないような下限値に選
定され、ステップ5PIOにおいて肯定結果が得られた
とき、データ制御口!31はステップ5PIIに移って
量子化ステップ5TEPGを次式 %式% (9) のように当該下限値に設定することによりそれ以下には
ならないように制限し、これによりデータ発生量が過大
にならないような状態に設定した後、ステップSP6、
SF3を通じて当該量子化ステップ算定処理手順を終了
する。
これに対して上述のステップ5PIOにおいて否定結果
が得られると、データ制御回路31はステップ5P12
において次式 %式% (10) によって設定された第3の評定基準値EST3=128
より量子化ステップ5TEPGが大きいか否かの判断を
する。
が得られると、データ制御回路31はステップ5P12
において次式 %式% (10) によって設定された第3の評定基準値EST3=128
より量子化ステップ5TEPGが大きいか否かの判断を
する。
ここで第3の評定基準値EST3は量子化ステップS
T E P GO値を無制限に増大させないような上限
値に選定され、ステップ5P12において肯定結果が得
られたときデータ制御回路31はステップ5P13にお
いて量子化ステップ5TEPGを当該上限値128に設
定することにより、量子化回路16におけるデータ発生
量が異常に小さくならないように制御した後、上述のス
テップSP6、SF3を通じて当該量子化ステップ算定
処理手順を終了する。
T E P GO値を無制限に増大させないような上限
値に選定され、ステップ5P12において肯定結果が得
られたときデータ制御回路31はステップ5P13にお
いて量子化ステップ5TEPGを当該上限値128に設
定することにより、量子化回路16におけるデータ発生
量が異常に小さくならないように制御した後、上述のス
テップSP6、SF3を通じて当該量子化ステップ算定
処理手順を終了する。
これに対して上述のステップ5P12において否定結果
が得られると、現在量子化処理をしようとしている伝送
単位ブロックの有意画像情報量及び伝送バッファメモリ
3のバッファ残量のいずれにも異常がないことを意味し
ており、このときデータ制御回路31はステップSP9
において求めた量子化ステップ5TEPGを設定したま
まの状態で上述のステップSP6、SF3を通じて当該
量子化ステップ算定処理手順を終了する。
が得られると、現在量子化処理をしようとしている伝送
単位ブロックの有意画像情報量及び伝送バッファメモリ
3のバッファ残量のいずれにも異常がないことを意味し
ており、このときデータ制御回路31はステップSP9
において求めた量子化ステップ5TEPGを設定したま
まの状態で上述のステップSP6、SF3を通じて当該
量子化ステップ算定処理手順を終了する。
以上の構成において、正常動作状態においてデータ制御
回路31は現在処理しようとしている伝送単位ブロック
の有意画像情報量が多い場合には量子化ステップ5TE
PGを大きい値に設定することによりデータ発生量を小
さい値に抑制し、これにより人間の視覚上マスキング効
果やウェーバの法則に基づいてMWの劣化を人間が感知
できない程度に有意画像情報量が大きな映像信号が到来
したとき、当該映像信号におけるデータ発生量を抑制す
ることにより、この分データの伝送効率を高めることが
できる。
回路31は現在処理しようとしている伝送単位ブロック
の有意画像情報量が多い場合には量子化ステップ5TE
PGを大きい値に設定することによりデータ発生量を小
さい値に抑制し、これにより人間の視覚上マスキング効
果やウェーバの法則に基づいてMWの劣化を人間が感知
できない程度に有意画像情報量が大きな映像信号が到来
したとき、当該映像信号におけるデータ発生量を抑制す
ることにより、この分データの伝送効率を高めることが
できる。
これと同時にマスキング効果やウェーバの法則に基づい
て人間の視覚上画質の劣化を明確に感知できるような有
意画像情報量が少ない画像信号部分を量子化する場合に
は、当該量子化ステップ5TEPGを小さくなるように
制御してデータ発生量を増大させることができることに
より、画質の良い画像データを発生させることができる
。
て人間の視覚上画質の劣化を明確に感知できるような有
意画像情報量が少ない画像信号部分を量子化する場合に
は、当該量子化ステップ5TEPGを小さくなるように
制御してデータ発生量を増大させることができることに
より、画質の良い画像データを発生させることができる
。
かくして全体として人間の視覚上一段と画質が良好な伝
送データを効率良く発生させることができる。
送データを効率良く発生させることができる。
(G2)他の実施例
(1)上述の実施例においては、フレーム内符号化デー
タと隣接する画素間の差分データを用いるようにした場
合について述べたが、これに代え、その他の符号化方法
、例えば平均値(DCC骨分からの差分信号(ACC骨
分を伝送データとして符号化する等積々の符号化方法を
用いても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
タと隣接する画素間の差分データを用いるようにした場
合について述べたが、これに代え、その他の符号化方法
、例えば平均値(DCC骨分からの差分信号(ACC骨
分を伝送データとして符号化する等積々の符号化方法を
用いても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
(2)上述の実施例においては、伝送単位ブロックごと
に画素平均値データMEANを求めるにつき、各画素デ
ータの絶対値和ACCを用いるようにした場合について
述べたが、これに代え、パワーを用いるようにしたり、
最大値又はダイナミックレンジを用いるようにしても上
述の場合と同様の効果を得ることができる。
に画素平均値データMEANを求めるにつき、各画素デ
ータの絶対値和ACCを用いるようにした場合について
述べたが、これに代え、パワーを用いるようにしたり、
最大値又はダイナミックレンジを用いるようにしても上
述の場合と同様の効果を得ることができる。
(3)さらに変換符号化回路15としてディスクリート
コサイン変換回路を用いる場合には、ディスクリート変
換係数によって符号化すべき情報量、従って画素平均値
データMEANを決めるようにしても良い。
コサイン変換回路を用いる場合には、ディスクリート変
換係数によって符号化すべき情報量、従って画素平均値
データMEANを決めるようにしても良い。
(4)上述の実施例においては、量子化ステップ5TE
PGの最小値を数値「4Jに選定した場合について述べ
たが、この値は変換符号化回路15において変換符号化
する際に生ずるダイナ泉ツクレンジの拡大の程度に従っ
て決めれば良く、例えば変換符号化回路15としてディ
スクリートコサイン変換回路を用いた場合には入力信号
に対してダイナミックレンジが8倍に拡がるので、量子
化ステップの最小値として4〜8程度に設定すれば良い
。
PGの最小値を数値「4Jに選定した場合について述べ
たが、この値は変換符号化回路15において変換符号化
する際に生ずるダイナ泉ツクレンジの拡大の程度に従っ
て決めれば良く、例えば変換符号化回路15としてディ
スクリートコサイン変換回路を用いた場合には入力信号
に対してダイナミックレンジが8倍に拡がるので、量子
化ステップの最小値として4〜8程度に設定すれば良い
。
また最大値は実際上伝送バッファメモリ3の容量や制御
速度等の観点から46〜128程度に選定し得る。
速度等の観点から46〜128程度に選定し得る。
H発明の効果
上述のように本発明によれば、
量子化ステップ
を符号化すべき画像情報量に基づいて当該画像情報量が
大きくなったとき大きくなるように制御するようにした
ことにより、人間の視覚上画質の劣化を感知できるデー
タ部分を高画質で伝送し、かつ画質の劣化を感知できな
い画像部分を低画質で伝送できるような伝送データを容
易に発生させることができる。
大きくなったとき大きくなるように制御するようにした
ことにより、人間の視覚上画質の劣化を感知できるデー
タ部分を高画質で伝送し、かつ画質の劣化を感知できな
い画像部分を低画質で伝送できるような伝送データを容
易に発生させることができる。
第1図は本発明による映像信号符号化方法を適用した画
像データ発生装置を示すブロック図、第2図は本発明に
よる映像信号符号化方法の一実施例を示すフローチャー
ト、第3図は伝送単位ブロックの説明に供する路線図、
第4図は高能率符号化方法の説明に供する路線図、第5
図は従来の映像信号符号化処理装置を示すブロック図、
第6図はその量子化ステップの説明に供する特性曲線図
、第7図は従来の画像データ発生装置を示すブロック図
である。 1・・・・・・画像データ発生装置、2・・・・・・映
像信号符骨化回路部、3・・・・・・伝送バッファメモ
リ、4・・・・・・伝送路、5・・・・・・画像データ
記録再生装置、12・・・・・・現フレームメモリ、1
3・・・・・・減算回路、14・・・・・・前フレーム
メモリ、15・・・・・・変換符号化回路、16・・・
・・・量子化回路、21・・・・・・動き補償回路、3
1・・・・・・データ制御回路。
像データ発生装置を示すブロック図、第2図は本発明に
よる映像信号符号化方法の一実施例を示すフローチャー
ト、第3図は伝送単位ブロックの説明に供する路線図、
第4図は高能率符号化方法の説明に供する路線図、第5
図は従来の映像信号符号化処理装置を示すブロック図、
第6図はその量子化ステップの説明に供する特性曲線図
、第7図は従来の画像データ発生装置を示すブロック図
である。 1・・・・・・画像データ発生装置、2・・・・・・映
像信号符骨化回路部、3・・・・・・伝送バッファメモ
リ、4・・・・・・伝送路、5・・・・・・画像データ
記録再生装置、12・・・・・・現フレームメモリ、1
3・・・・・・減算回路、14・・・・・・前フレーム
メモリ、15・・・・・・変換符号化回路、16・・・
・・・量子化回路、21・・・・・・動き補償回路、3
1・・・・・・データ制御回路。
Claims (2)
- (1)ディジタル映像信号を量子化ステップによつて量
子化することにより伝送データを発生するようになされ
た映像信号符号化方法において、伝送すべき画像情報量
に応じて上記量子化ステップの値を変更制御する ことを特徴とする映像信号符号化方法。 - (2)ディジタル映像信号を量子化ステップによつて量
子化することにより伝送データを発生し、当該伝送デー
タを伝送バッファメモリを介して伝送するようになされ
た映像信号符号化方法において、伝送すべき画像情報量
と、上記伝送バッファメモリの残量を表す残量データと
に応じて上記量子化ステップの値を変更制御する ことを特徴とする映像信号符号化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267050A JPH03129980A (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1267050A JPH03129980A (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129980A true JPH03129980A (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=17439346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1267050A Pending JPH03129980A (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 映像信号符号化装置及び映像信号符号化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03129980A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05284456A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録再生装置 |
JPH05284455A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録装置 |
US5506623A (en) * | 1991-12-19 | 1996-04-09 | Sony Corporation | Data compression methods and systems with quantization distortion measurement means |
US6256420B1 (en) | 1991-12-24 | 2001-07-03 | Sony Corporation | Data transmission system |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63111781A (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-17 | Sony Corp | 情報量制御回路 |
JPS6478591A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | Fujitsu Ltd | Mode control method |
JPH02141088A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-05-30 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 動画像符号化方式 |
JPH02262785A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-10-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像信号圧縮符号化装置 |
-
1989
- 1989-10-14 JP JP1267050A patent/JPH03129980A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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JPH05284456A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録再生装置 |
JPH05284455A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-29 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録装置 |
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