JPH03129121A - シール装置付複列玉軸受 - Google Patents
シール装置付複列玉軸受Info
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- JPH03129121A JPH03129121A JP1265038A JP26503889A JPH03129121A JP H03129121 A JPH03129121 A JP H03129121A JP 1265038 A JP1265038 A JP 1265038A JP 26503889 A JP26503889 A JP 26503889A JP H03129121 A JPH03129121 A JP H03129121A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 4
- 239000004519 grease Substances 0.000 abstract description 8
- 239000011553 magnetic fluid Substances 0.000 description 5
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/41—Ball cages comb-shaped
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7893—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted to a cage or integral therewith
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/08—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with two or more rows of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
- F16C2370/12—Hard disk drives or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明に係るシール装置付複列玉軸受は、例えばコン
ピュータの外部記憶装置として使用されるハードディス
クを回転駆動する為の、電動モータに組み込んで利用さ
れる。
ピュータの外部記憶装置として使用されるハードディス
クを回転駆動する為の、電動モータに組み込んで利用さ
れる。
3゜
(従来の技術)
ハードディスクを回転駆動する為の装置(HDD)には
、従来から、例えば第12図に示す様なスピンドルモー
タが組み込まれている。
、従来から、例えば第12図に示す様なスピンドルモー
タが組み込まれている。
この第12図に示したスピンドルモータは、外周面に形
成した取付フランジ1により、取付基板等に固定される
ハウジング2の内側に回転軸3を、玉軸受4.4を介し
て回転自在に支承すると共に、この回転軸3の端部に、
ロータとして機能するハブ6を固定し、このハブ6に、
ハードディスクを固定する様にしている。
成した取付フランジ1により、取付基板等に固定される
ハウジング2の内側に回転軸3を、玉軸受4.4を介し
て回転自在に支承すると共に、この回転軸3の端部に、
ロータとして機能するハブ6を固定し、このハブ6に、
ハードディスクを固定する様にしている。
ハウジング2の内側に回転@3を支承する為の玉軸受4
.4は、それぞれ第13図に詳示する様に構成されてい
る。
.4は、それぞれ第13図に詳示する様に構成されてい
る。
7は内周面に内方軌道8を形成した外輪、9は外周面に
外方軌道tOを形成した内輪、11は上記内方軌道8と
外方軌道10との間に複数設けられた玉、12はこれら
複数の玉11を回転自在に保持する為の保持器、13.
13は、それぞれの外周縁を外輪7の両端部内周面に支
持し、それぞれの内周縁を内輪9.の両端部外周面に近
接させたシール板である。
外方軌道tOを形成した内輪、11は上記内方軌道8と
外方軌道10との間に複数設けられた玉、12はこれら
複数の玉11を回転自在に保持する為の保持器、13.
13は、それぞれの外周縁を外輪7の両端部内周面に支
持し、それぞれの内周縁を内輪9.の両端部外周面に近
接させたシール板である。
上述の様に構成される玉軸受4を、第12図に示した様
な、ハードディスク駆動用のスピンドルモータに組み込
む場合、外輪7をハウジング2に内嵌固定し、内輪9を
回転@3に外嵌固定する。
な、ハードディスク駆動用のスピンドルモータに組み込
む場合、外輪7をハウジング2に内嵌固定し、内輪9を
回転@3に外嵌固定する。
この結果回転軸3が、ハウジング2の内側に回転自在に
支承される。
支承される。
又、外輪7の両端部内周面に支持したシール板13.1
3は、両シール板13.13に挟まれた部分に存在し、
前記複数の玉11が転勤する部分を潤滑するグリースが
外部に漏洩したり、或は上記部分に異物が進入する事を
防止する。
3は、両シール板13.13に挟まれた部分に存在し、
前記複数の玉11が転勤する部分を潤滑するグリースが
外部に漏洩したり、或は上記部分に異物が進入する事を
防止する。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上述の様に構成される玉軸受4.4を組み込
んだ、従来のハードディスク駆動用電動モータの場合、
玉軸受4.4の構造に起因して、次に述べる様な不都合
を生じる。
んだ、従来のハードディスク駆動用電動モータの場合、
玉軸受4.4の構造に起因して、次に述べる様な不都合
を生じる。
即ち、グリースが外部に漏洩するのを防止する為のシー
ル板13.13の内、一方(第13図の上方)のシール
板13は、保持器12との干渉を防止する為、この保持
器12によって保持された複数の玉11から大きく離れ
た位置に設ける必要がある。
ル板13.13の内、一方(第13図の上方)のシール
板13は、保持器12との干渉を防止する為、この保持
器12によって保持された複数の玉11から大きく離れ
た位置に設ける必要がある。
この為、玉軸受4.4の幅寸法W(第13図)が大きく
なる事が避けられず、この様な玉軸受4.4を組み込ん
だスピンドル千−夕の厚さ寸法T(第12図)も大きく
なる事が避けられない。
なる事が避けられず、この様な玉軸受4.4を組み込ん
だスピンドル千−夕の厚さ寸法T(第12図)も大きく
なる事が避けられない。
HDD等の設置スペースは、近年に於けるラップトツブ
型のOA機器の普及等により、極めて狭くなっており、
上述の様な原因により、スピンドルモータの厚さ寸法T
が僅かでも大きくなる事は好ましくない。
型のOA機器の普及等により、極めて狭くなっており、
上述の様な原因により、スピンドルモータの厚さ寸法T
が僅かでも大きくなる事は好ましくない。
第12図に示した様な車列の玉軸受4.4を2個組み合
わせて使用するのに代えて、外輪の内周面と内輪の外周
面と、に、それぞれ複数の内方軌道或は外方軌道を有す
る、複列の玉軸受を使用すれば、成る程度モータの厚さ
寸法を小さくする事が出来るが、使用条件によっては未
だ不十分な場合も考えられる。
わせて使用するのに代えて、外輪の内周面と内輪の外周
面と、に、それぞれ複数の内方軌道或は外方軌道を有す
る、複列の玉軸受を使用すれば、成る程度モータの厚さ
寸法を小さくする事が出来るが、使用条件によっては未
だ不十分な場合も考えられる。
本発明のシール装置付複列玉軸受は、上述の様な事情に
鑑みて考えられたものである。
鑑みて考えられたものである。
(課題を解決する為の手段)
本発明のシール装置付複列玉軸受は、従来から知られて
いる複列玉軸受と同様に、内周面に複数の内方軌道を有
する外輪相当部材と、外周面に複数の外方軌道を有する
内輪相当部材と、上記複数の内方軌道と複数の外方軌道
との間に設けられた複数の玉と、この複数の玉を保持す
る為、それぞれ環状に形成された複数の保持器とから構
成されている。
いる複列玉軸受と同様に、内周面に複数の内方軌道を有
する外輪相当部材と、外周面に複数の外方軌道を有する
内輪相当部材と、上記複数の内方軌道と複数の外方軌道
との間に設けられた複数の玉と、この複数の玉を保持す
る為、それぞれ環状に形成された複数の保持器とから構
成されている。
更に、本発明のシール装置付複列玉軸受に於いては、上
記複数の保持器の内の少なくとも一方の保持器の外端部
にシール板を、当該保持器と一体に設けると共に、この
シール板の外周縁を上記転がり軸受を構成する外輪相当
部材の内周面に、内周縁を上記転がり軸受を構成する内
輪相当部材の外周面に、それぞれ近接させて、上記外輪
相当部材の内周面と内輪相当部材の外周面との間の空間
の一端開口部を塞いでいる。
記複数の保持器の内の少なくとも一方の保持器の外端部
にシール板を、当該保持器と一体に設けると共に、この
シール板の外周縁を上記転がり軸受を構成する外輪相当
部材の内周面に、内周縁を上記転がり軸受を構成する内
輪相当部材の外周面に、それぞれ近接させて、上記外輪
相当部材の内周面と内輪相当部材の外周面との間の空間
の一端開口部を塞いでいる。
(作 用)
上述の様に構成される本発明のシール装置付複列玉軸受
は、幅寸法を十分に小さく出来る為、この複列玉軸受を
電動モータに組み込んだ場合、この電動モータの厚さ寸
法を十分に小さくする事が可能となる。
は、幅寸法を十分に小さく出来る為、この複列玉軸受を
電動モータに組み込んだ場合、この電動モータの厚さ寸
法を十分に小さくする事が可能となる。
(実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ、本発明を更に詳しく
説明する。
説明する。
第1図は本発明のシール装置付複列玉軸受の第一実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
14は外輪で、この外輪14の内周面には、2木の内方
軌道15.15を形成している。又、16は内輪で、こ
の内輪16は、それぞれの外周面に外方軌道17.17
を形成した、2個の内輪素子18.18を組み合わせる
事で構成されている。
軌道15.15を形成している。又、16は内輪で、こ
の内輪16は、それぞれの外周面に外方軌道17.17
を形成した、2個の内輪素子18.18を組み合わせる
事で構成されている。
上記複数の内方軌道15.15と複数の外方軌道17.
17との間には、それぞれ複数の玉19.19を設けて
おり、この複数の玉19.19を、それぞれ環状に形成
された複数の保持器20120により保持している。
17との間には、それぞれ複数の玉19.19を設けて
おり、この複数の玉19.19を、それぞれ環状に形成
された複数の保持器20120により保持している。
更に、上記複数の保持器20.20の外端部にはそれぞ
れシール板21.21を、各保持器20.20と一体に
設けると共に、各シール板21.21の外周縁を上記外
輪14の両端部内周面に、内周縁を内輪16の両端部外
周面に、それぞれ近接させて、上記外輪14の内周面と
内輪16の外周面との間の空間22の両端開口部を塞い
でいる。
れシール板21.21を、各保持器20.20と一体に
設けると共に、各シール板21.21の外周縁を上記外
輪14の両端部内周面に、内周縁を内輪16の両端部外
周面に、それぞれ近接させて、上記外輪14の内周面と
内輪16の外周面との間の空間22の両端開口部を塞い
でいる。
即ち、第2図に詳示する様に、各シール板21の内周縁
部分23と、内輪16の両端部外周部分で、表面を平滑
に仕上げられた部分とを、掻く小さい(例えば50μm
程度)隙間を介して対向させる事により、各シール板2
1が内輪16に摺動案内される様にすると共に、各シー
ル板21の外周縁部分24と外輪14の両端部内周部分
との間に、屈曲した隙間を形成する事で、上記摺動案内
用の隙間よりも大きな(例えば150μm程度)の隙間
寸法を有する、ラビリンスシール部25としている。各
シール板21と上記内周縁部分23及び外周縁部分24
との関係を、上述の様に構成する結果、各シール板21
.21の存在によるトルク損失を少なくして、しかも上
記ラビリンスシール部25の隙間寸法精度が安定し、各
シール板21によるシール性が良好になる。
部分23と、内輪16の両端部外周部分で、表面を平滑
に仕上げられた部分とを、掻く小さい(例えば50μm
程度)隙間を介して対向させる事により、各シール板2
1が内輪16に摺動案内される様にすると共に、各シー
ル板21の外周縁部分24と外輪14の両端部内周部分
との間に、屈曲した隙間を形成する事で、上記摺動案内
用の隙間よりも大きな(例えば150μm程度)の隙間
寸法を有する、ラビリンスシール部25としている。各
シール板21と上記内周縁部分23及び外周縁部分24
との関係を、上述の様に構成する結果、各シール板21
.21の存在によるトルク損失を少なくして、しかも上
記ラビリンスシール部25の隙間寸法精度が安定し、各
シール板21によるシール性が良好になる。
上述の様に構成される本発明のシール装置付複列玉軸受
は、幅寸法W(第1図)を十分に小さく出来る為、この
複列玉軸受を電動モータに組み込んだ場合、この電動モ
ータの厚さ寸法を十分に小さくする事が可能となる。
は、幅寸法W(第1図)を十分に小さく出来る為、この
複列玉軸受を電動モータに組み込んだ場合、この電動モ
ータの厚さ寸法を十分に小さくする事が可能となる。
又、第1図に示したシール装置付複列玉軸受の場合、玉
19.19を設けた空間22の両端開口部が、シール板
21.21により塞がれている為、電動モータへの組み
付は後に、この空間22内に存在するグリースが外部に
漏れ出す事を防止出来るだけでなく、組み付は前に、上
記空間22内に塵芥等の異物が進入する事を防止する事
が出来る。
19.19を設けた空間22の両端開口部が、シール板
21.21により塞がれている為、電動モータへの組み
付は後に、この空間22内に存在するグリースが外部に
漏れ出す事を防止出来るだけでなく、組み付は前に、上
記空間22内に塵芥等の異物が進入する事を防止する事
が出来る。
尚、上記第一実施イ列のシール装置付複列玉軸受の場合
、電動モータ等への組み込み時に、内輪素子18.18
を軸方向(第1図の上下方向)に押圧する事で、各内輪
素子18.18と外輪14との間に設けた玉19.19
に予圧を付与する。この際、一方の内輪素子18を先に
回転軸3の外周面に接着しておき、他方の内輪素子18
は、予圧付与後に、回転!ld 3の外周面に接着する
。
、電動モータ等への組み込み時に、内輪素子18.18
を軸方向(第1図の上下方向)に押圧する事で、各内輪
素子18.18と外輪14との間に設けた玉19.19
に予圧を付与する。この際、一方の内輪素子18を先に
回転軸3の外周面に接着しておき、他方の内輪素子18
は、予圧付与後に、回転!ld 3の外周面に接着する
。
次に、第3図は本発明のシール装置付複列玉軸受の第二
実施例を示している。
実施例を示している。
本実施例の場合、上記第一実施例の場合とは逆に、内輪
16を一体とし、外輪14を2個の外輪素子26.26
から構成している。
16を一体とし、外輪14を2個の外輪素子26.26
から構成している。
この為、本実施例のシール装置付複列玉軸受の場合、電
動モータ等への組み込み時に、外輪素子26.26を軸
方向(第3図の上下方向)に押圧する事で、各外輪素子
26.26と内輪16との間に設けた玉19.19に予
圧を付与する。
動モータ等への組み込み時に、外輪素子26.26を軸
方向(第3図の上下方向)に押圧する事で、各外輪素子
26.26と内輪16との間に設けた玉19.19に予
圧を付与する。
次に、第4図は本発明のシール装置付複列玉軸受の第三
実施例を示している。
実施例を示している。
本実施例の場合、外輪14と内輪16とを、何れも一体
に形成している。
に形成している。
従って本実施例のシール装置付複列玉軸受の場合、玉軸
受の組み立て時に、外輪14と内輪16との間に設ける
玉19.19に予圧を付与しておく。
受の組み立て時に、外輪14と内輪16との間に設ける
玉19.19に予圧を付与しておく。
上述の様に構成される、本発明のシール装置付複列玉軸
受は、例えば第5〜11図に示す様に、ハードディスク
駆動用等に使用されるモータに組み込まれる。
受は、例えば第5〜11図に示す様に、ハードディスク
駆動用等に使用されるモータに組み込まれる。
先ず、第5図は、本発明のシール装置付複列玉軸受を、
ボトムロータ型のスピンドルモータに組み込んだ例を示
している。この第5図に示したスピンドルモータは、外
周面に形成した取付フランジ1により、取付基板等に固
定されるハウジング2の内側に回転軸3を、玉軸受を介
して回転自在に支承すると共に、この回転軸3の一端部
にロータ5を固定する事で構成され、上記回転軸3の他
端部に固定したハブ6に、ハードディスクを固定する様
にしている。
ボトムロータ型のスピンドルモータに組み込んだ例を示
している。この第5図に示したスピンドルモータは、外
周面に形成した取付フランジ1により、取付基板等に固
定されるハウジング2の内側に回転軸3を、玉軸受を介
して回転自在に支承すると共に、この回転軸3の一端部
にロータ5を固定する事で構成され、上記回転軸3の他
端部に固定したハブ6に、ハードディスクを固定する様
にしている。
ハウジング2の内側に回転軸3を支承する為の玉軸受は
、前述の第4図に示す様に、内周面に2本の内方軌道1
5.15を形成した外輪14と、外周面に2本の外方軌
道17.17を形成した内輪16との間に、保持器20
.20によって保持された複数の玉19.19を設ける
事で構成されており、上記各保持器20.20の外端部
には、それぞれシール板21.21を形成している。
、前述の第4図に示す様に、内周面に2本の内方軌道1
5.15を形成した外輪14と、外周面に2本の外方軌
道17.17を形成した内輪16との間に、保持器20
.20によって保持された複数の玉19.19を設ける
事で構成されており、上記各保持器20.20の外端部
には、それぞれシール板21.21を形成している。
この為、シール装置付複列玉軸受を構成する玉19.1
9部分に、外部から塵芥が進入したり、或は上記部分に
存在するグリースが、ハードディスクを設置した清浄空
間内に進入する事を防止する機能を確保しつつ、この玉
軸受を組み込んだスピンドルモータの厚さ寸法tを小さ
くする事が出来る。
9部分に、外部から塵芥が進入したり、或は上記部分に
存在するグリースが、ハードディスクを設置した清浄空
間内に進入する事を防止する機能を確保しつつ、この玉
軸受を組み込んだスピンドルモータの厚さ寸法tを小さ
くする事が出来る。
更に、第5図に示したスピンドルモータに於いては、前
記回転軸3の外周面とハウジング2の内周面との間で、
シール装置付複列玉軸受と、ハードディスクを固定する
為のハブ6との間部分に、円輪状に形成されたポールピ
ース27と磁性流体28とから成る磁性流体シール装置
29を、前記シール板21に対向させた状態で設けて、
玉19を設けた部分に存在するグリースが、ハードディ
スクを設けた清浄空間内に進入する事を、より確実に防
止している。
記回転軸3の外周面とハウジング2の内周面との間で、
シール装置付複列玉軸受と、ハードディスクを固定する
為のハブ6との間部分に、円輪状に形成されたポールピ
ース27と磁性流体28とから成る磁性流体シール装置
29を、前記シール板21に対向させた状態で設けて、
玉19を設けた部分に存在するグリースが、ハードディ
スクを設けた清浄空間内に進入する事を、より確実に防
止している。
尚、本発明のシール装置付複列玉軸受を組み込む為の電
動モータは、第5図に示す様なボトムロータ型のスピン
ドルモータに限らず、他の形式の電動モータに適用して
、その電動モータの厚さ寸法を小さくする事が出来る。
動モータは、第5図に示す様なボトムロータ型のスピン
ドルモータに限らず、他の形式の電動モータに適用して
、その電動モータの厚さ寸法を小さくする事が出来る。
例えば、第6図に示す様な、内輪回転型のインハブ型ス
ピンドルモータに本発明のシール装置付複列玉軸受を組
み込んだり、第7図に示す様な、外輪回転型のインハブ
型スピンドルモータに本発明のシール装置付複列玉軸受
を組み込んだりする事も出来る。
ピンドルモータに本発明のシール装置付複列玉軸受を組
み込んだり、第7図に示す様な、外輪回転型のインハブ
型スピンドルモータに本発明のシール装置付複列玉軸受
を組み込んだりする事も出来る。
又、スピンドルモータに組み込むシール装置付複列玉軸
受としては、前記第4図に示した外輪14と内輪16と
の何れもが一体のものに限らず、例えば第1図に示す様
な、内輪16が二分割されたシール装置付複列玉軸受を
用いて、第8図に示す様なスピンドルモータ、更には他
の形式の電動モータを構成したり、或は、第3図に示す
様な、外輪14が二分割されたシール装置付複列玉軸受
を用いて、第9図に示す様なスピンドルモータ、或は他
の形式の電動モータを構成する事も出来る。
受としては、前記第4図に示した外輪14と内輪16と
の何れもが一体のものに限らず、例えば第1図に示す様
な、内輪16が二分割されたシール装置付複列玉軸受を
用いて、第8図に示す様なスピンドルモータ、更には他
の形式の電動モータを構成したり、或は、第3図に示す
様な、外輪14が二分割されたシール装置付複列玉軸受
を用いて、第9図に示す様なスピンドルモータ、或は他
の形式の電動モータを構成する事も出来る。
但し、外輪14が一体型のシール装置付複列玉軸受を使
用した場合、電動モータ用のコイル30を直接外輪14
の外周面に固定すると言った、出願人会社の従業者であ
るr井通隆正」 (神奈川県用崎市中原区中丸子116
5)の発明と組み合わせる事により、第10図に示す様
に、厚さ寸法tだけでなく、外径寸法dも小さな電動モ
ータを得る事が出来る。
用した場合、電動モータ用のコイル30を直接外輪14
の外周面に固定すると言った、出願人会社の従業者であ
るr井通隆正」 (神奈川県用崎市中原区中丸子116
5)の発明と組み合わせる事により、第10図に示す様
に、厚さ寸法tだけでなく、外径寸法dも小さな電動モ
ータを得る事が出来る。
更に、第11図に示す様に、外輪14の外側に固定した
コイル30の一部を、この外輪14の一端面から突出さ
せると共に、ハードディスクを固定する為のハブ6の一
部に、上記外輪14の突出部31が進入自在な凹溝32
を形成する事によリ、上記コイル30とハブ6との間に
ラビリンスシール部を構成すれば、磁性流体シール装置
を省略しても、玉11.11部分に存在するグリースが
、ハードディスクを設けた清浄空間に進入する事を確実
に防止出来る。
コイル30の一部を、この外輪14の一端面から突出さ
せると共に、ハードディスクを固定する為のハブ6の一
部に、上記外輪14の突出部31が進入自在な凹溝32
を形成する事によリ、上記コイル30とハブ6との間に
ラビリンスシール部を構成すれば、磁性流体シール装置
を省略しても、玉11.11部分に存在するグリースが
、ハードディスクを設けた清浄空間に進入する事を確実
に防止出来る。
尚、ラビリンスシール部を設ける部分は、上記コイル3
0とハブ6との間に代えて、或はコイル30とハブ6と
の間と共に、取付フランジ1とハブ6との間に形成する
事も出来る。即ち、取付フランジ1の内側面(第11図
の上面)とハブ6の開口縁部との一方に環状の凹溝を、
必要に応じて他方に、この凹溝に進入自在な突条を、そ
れぞれ形成すれば、取付フランジ1とハブ6との間にラ
ビリンスシール部を設けて、玉11.11部分に存在す
るグリースが、ハードディスクを設けた清浄空間に進入
する事を確実に防止出来る。
0とハブ6との間に代えて、或はコイル30とハブ6と
の間と共に、取付フランジ1とハブ6との間に形成する
事も出来る。即ち、取付フランジ1の内側面(第11図
の上面)とハブ6の開口縁部との一方に環状の凹溝を、
必要に応じて他方に、この凹溝に進入自在な突条を、そ
れぞれ形成すれば、取付フランジ1とハブ6との間にラ
ビリンスシール部を設けて、玉11.11部分に存在す
るグリースが、ハードディスクを設けた清浄空間に進入
する事を確実に防止出来る。
又、第11図に於いては、内輪16を回転軸3と一体に
しているが、内輪16と回転軸3とは一体である必要は
ない。但し、内輪16を回転軸3と一体にした複列玉軸
受が、本発明の技術的範囲4゜ に属する事は、勿論である。同様に、外輪14に就いて
も、ハウジング等と一体に形成されたものが、本発明の
技術的範囲に属する事は勿論である。即ち、これらの一
体構造の場合、回転軸或はハウジングが、内輪相当部材
或は外輪相当部材となる。
しているが、内輪16と回転軸3とは一体である必要は
ない。但し、内輪16を回転軸3と一体にした複列玉軸
受が、本発明の技術的範囲4゜ に属する事は、勿論である。同様に、外輪14に就いて
も、ハウジング等と一体に形成されたものが、本発明の
技術的範囲に属する事は勿論である。即ち、これらの一
体構造の場合、回転軸或はハウジングが、内輪相当部材
或は外輪相当部材となる。
(発明の効果)
本発明のシール装置付複列玉軸受は、以上に述べた通り
構成され作用する為、電動モータに組み込んだ場合に、
この電動モータの厚さ寸法を小さくして、電動モータを
組み込んだ各種機器の小型化を図る事が出来る。
構成され作用する為、電動モータに組み込んだ場合に、
この電動モータの厚さ寸法を小さくして、電動モータを
組み込んだ各種機器の小型化を図る事が出来る。
第1図は本発明の第一実施例を示す断面図、第2図は第
1図のA部拡大図、第3〜4図は本発明の第二〜第三実
施例を示す、それぞれ断面図、第5〜11図は、本発明
のシール装置付複列玉軸受を電動モータに組み込んだ状
態の7例を示す、それぞれ断面図、第12図は従来の電
動モータの1例を示す断面図、第13図は第12図のB
部に相当する拡大図である。 1:取付フランジ、2:ハウジング、3;回転軸、4:
玉軸受、5;ロータ、6:ハブ、7:外輪、8:内方軌
道、9:内輪、10:外方軌道、11:玉、12:保持
器、13;シール板、14:外輪、15:内方軌道、1
6;内輪、17:外方軌道、18:内輪素子、19:玉
、20:保持器、21:シール板、22:空間、23:
内周縁部分、24:外周縁部分、25:ラビリンスシー
ル部、26:外輪素子、27:ポールピース、28:磁
性流体、29:磁性流体シール装置、3゜:コイル、3
1:突出部、32:凹溝。
1図のA部拡大図、第3〜4図は本発明の第二〜第三実
施例を示す、それぞれ断面図、第5〜11図は、本発明
のシール装置付複列玉軸受を電動モータに組み込んだ状
態の7例を示す、それぞれ断面図、第12図は従来の電
動モータの1例を示す断面図、第13図は第12図のB
部に相当する拡大図である。 1:取付フランジ、2:ハウジング、3;回転軸、4:
玉軸受、5;ロータ、6:ハブ、7:外輪、8:内方軌
道、9:内輪、10:外方軌道、11:玉、12:保持
器、13;シール板、14:外輪、15:内方軌道、1
6;内輪、17:外方軌道、18:内輪素子、19:玉
、20:保持器、21:シール板、22:空間、23:
内周縁部分、24:外周縁部分、25:ラビリンスシー
ル部、26:外輪素子、27:ポールピース、28:磁
性流体、29:磁性流体シール装置、3゜:コイル、3
1:突出部、32:凹溝。
Claims (5)
- (1)内周面に複数の内方軌道を有する外輪相当部材と
、外周面に複数の外方軌道を有する内輪相当部材と、上
記複数の内方軌道と複数の外方軌道との間に設けられた
複数の玉と、この複数の玉を保持する為、それぞれ環状
に形成された複数の保持器とから成る複列玉軸受であっ
て、上記複数の保持器の内の少なくとも一方の保持器の
外端部にシール板を、当該保持器と一体に設けると共に
、このシール板の外周縁を上記転がり軸受を構成する外
輪相当部材の内周面に、内周縁を上記転がり軸受を構成
する内輪相当部材の外周面に、それぞれ近接させて、上
記外輪相当部材の内周面と内輪相当部材の外周面との間
の空間の一端開口部を塞いだ事を特徴とするシール装置
付複列玉軸受。 - (2)外輪相当部材が一体で、内輪相当部材である内輪
が二分割されている、請求項1に記載のシール装置付複
列玉軸受。 - (3)内輪相当部材が一体で、外輪相当部材である外輪
が二分割されている、請求項1に記載のシール装置付複
列玉軸受。 - (4)外輪相当部材と内輪相当部材との何れもが一体で
ある、請求項1に記載のシール装置付複列玉軸受。 - (5)シール板の内周縁部分と内輪相当部材の外周部分
との係合により、このシール板が内輪相当部材に案内さ
れており、シール板の外周縁部分と外輪相当部材の内周
部分との間に、ラビリンスシール部が形成されており、
このラビリンスシール部の隙間寸法は、上記係合部分の
隙間寸法よりも大きくしている、請求項1〜5の何れか
に記載のシール装置付複列玉軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1265038A JPH03129121A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | シール装置付複列玉軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1265038A JPH03129121A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | シール装置付複列玉軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03129121A true JPH03129121A (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=17411721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1265038A Pending JPH03129121A (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | シール装置付複列玉軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03129121A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04244756A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-01 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
US6179472B1 (en) | 1998-10-13 | 2001-01-30 | International Business Machines Corporation | Ball bearing oil/grease loss containment method |
WO2004057202A1 (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Koyo Seiko Co., Ltd. | 玉軸受 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1265038A patent/JPH03129121A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04244756A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-01 | Nippon Densan Corp | スピンドルモータ |
US6179472B1 (en) | 1998-10-13 | 2001-01-30 | International Business Machines Corporation | Ball bearing oil/grease loss containment method |
US6280094B1 (en) * | 1998-10-13 | 2001-08-28 | International Business Machines Corporation | Ball bearing oil/grease loss containment shield |
WO2004057202A1 (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-08 | Koyo Seiko Co., Ltd. | 玉軸受 |
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