JPH03125227A - 複数プロセス間のデータ授受方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数プロセス間において大量のデータを高速
に授受するための方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、プロセスが発生した大量データを他のグロセスが
引き継ぎデータを処理する場合、−時的なファイルを外
部記憶装置に作成し、７０口セス間テテータの授受をお
こなっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のようにプロセス間でデータの授受を行う際、外部
記憶装置に一時的フアイルを作成する場合には、全ての
データを上記ファイル上に格納しなければならず、全て
のデータ分の容量に対応するファイルスペースが必要と
なってしまう。さらに、全てのデータを外部記憶装置の
ファイル上に格納しているからデータの入出力に時間が
かかるという問題点がある。

本発明の目的は、プロセス間で大量のｒ−夕の授受を高
速に行うことのできるデータ授受方式を提供することが
できる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による複数プロセス間のデータ授受方式は、主記
憶装置上には格納エリアが備えられ、前記データ格納エ
リア内のデータの一部を外部記憶装置に退避する一方、
前記外部記憶装置から７’　−タの一部を前記データ格
納エリア内に復元するデータ退避復元手段と、前記デー
タ格納エリア内に空きエリアがあるとき該空きエリアを
割り当て。

空きエリアが無いとき前記データ退避復元手段を用いて
データ格納エリアからデータの一部を退避し、これによ
って空エリアを割り当てるエリア割り当て手段と、指定
されたデータが前記格納エリア内にあるとき該指定デー
タを渡し、無いときは前記データ退避復元手段を用いて
外部記憶装置から指定データを復元し、この復元したデ
ータを渡すデータ参照手段と、指定されたデータが格納
されているエリアを解放するエリア解放手段と、プロセ
スからのデータ出力要求があると、前記エリア割り当て
手段を用いてエリアを割り当て、割り当てたエリアに要
求されたデータを格納するデータ受け渡し手段と、プロ
セスからのデータ入力要求があると、前記データ参照手
段を用いて要求されたデータを受け取り、この要求デー
タを入力要求したプロセスに渡し、エリア解放手段を用
いて要求データが格納されていたエリアを解放するデー
タ受け取り手段とを有することを特徴としている。

〔実施例〕

次に本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して１本発明によるデータ授受方式は、デ
ータ受け渡し手段２と、データ受け取シ手段６と、デー
タ制御部１４とを備えておシ、主記憶装置１３には、授
受データ情報エリア３．データ格納エリア４．及びデー
タエリア管理テーブル５が形成されている。また、外部
記憶装置１５には、データ退避ファイル１２が形成され
ている。

データ制御部１４は、エリア割り当て手段８と。

データ参照手段９と、エリア解放手段１ｏと、データ退
避復元手段ｌｌとを有している。

データ受け渡し手段２は、プロセスＡ１からデータ出力
要求を受け取ると、エリア割り当て手段８に対してデー
タ格納エリア４の一部の確保の要求をおこなう。

エリア割り当て手段８は、データ受け渡し手段２からデ
ータ格納エリア４の一部の確保要求を受け取ると、デー
タ格納エリア４内にエリアを確保し、データ格納エリア
４の使用情報をデータエリア管理チーグル５に記録し、
確保したエリアをアクセスするための制御情報をデー′
夕受け渡し手段２に渡す。

一方、データ格納エリア４内にエリアが確保できない場
合、データ格納エリア４のデータの一部の退避をデータ
退避復元手段１１に要求し、退避完了通知を受けたなら
ばデータ格納エリア４の確保をおこないデータエリアＶ
埋チーグル５に記録するＯ データ受け渡し手段２は、エリア割り当て手段８からデ
ータ格納エリア４の一部の割り当てをうけたならば、プ
ロセスＡｌから受け取ったデータをデータ格納エリア４
へ出力する。データの出力が完了したならば授受データ
情報エリア３に出力データの制御情報を格納し、エリア
割り当て手段８にデータ格納エリア４への出力完了を通
知することによシプロセスＡ１からのデータ出力が完了
する。プロセスＡ１のデータ出力が完了したならば、プ
ロセスＡｌに対し出力完了を通知し再びプロセスＡ１か
らのデータ出力要求を待つ。

データ割り当て手段８は、７″−夕受け渡し手段２から
出力完了通知を受けると、その旨、７″−ダニリア管理
テーブル５に記録する。

データ受け取９手段６は、プロセスＢ７からのデータ入
力要求を受け取ると、授受情報エリア３から、入力する
データの制御情報を取シ出し、ブタ参照手段９に対して
データ格納エリア４からのデータ参照要求を行う。

データ参照手段９は、７″−夕受け取シ手段６からデー
タ格納エリア４の参照要求をうけとると。

エリアをアクセスするための制御情報をデータ受け取９
手段６に渡し、その旨データエリア管理テーブル５に記
録する。データ格納エリア４内に参照するデータが存在
しない場合、データエリア管理テーブル５をもとにデー
タの復元をデータ退避復元手段１１に要求し復元をおこ
なう。このとき。

データ格納エリ゛ア４内に復元するエリアが無い場合、
データ格納エリア４の一部を退避する。

データ受け取り手段６は、データ参照手段９からのデー
タ格納エリア４の割り当てを受けたならハ、テータ格納
エリア４からプロセスＢ７ヘデータの受ケ渡しをおこな
う。プロセスＢ７へのデータの受け渡しが完了したなら
ば、エリア解放手段１０に対してデータ格納エリア４の
解放を通知し。

プロセスＢ７のデータ入力が完了する。プロセスＢ７か
らのデータ入力が完了したなら−ば、プロセスＢ７に対
し入力完了を通知し再びプロセスＢ７からのデータ入力
要求を待つ。

エリア解放手段ｌＯは、７′−タ受け取シ手段６からデ
ータ格納エリア４の解放通知を受け取ると。

データエリア管理テーブル５に記録し、エリアの解放を
おこなう。

データ退避復元手段１１は、退避要求を受けたならばデ
ータ格納エリア４内の指定されたエリアをデータ退避フ
ァイル１２へ退避し、退避が完了したならば完了を通知
する。また、復元要求を受けたならば、７″−タ格納エ
リア４内の指定されたエリアにデータ退避ファイル１２
から復元し、復元が完了したならば完了を通知する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明では、プロセス間の一時的大
量データの授受を、主として主記憶装置でおこない、外
部記憶装置に作られたファイルを利用する場合も必要最
小限の入出力だけですむから、複数プロセス間で一時的
大量データを高速に授受できるという効果がある。

第１　図

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。 １・・・プロセスＡ、２・・・データ受け渡し手段、３
・・・授受データ情報エリア、４・・・データ格納エリ
ア。 ５・・・データエリア管理テーブル、６・・・データ受
け取シ手段、７・・・プロセスＢ、８・・・エリア割り
当て手段、９・・・ｒ−夕参照手段、１０・・・エリア
解放手段、１１・・・データ退避復元手段、１２・・・
データ退避ファイル、１３・・・主記憶装置、１４・・
・データ制御部、１５・・・外部記憶装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数のプロセス間でデータの授受を行う際に用いら
   れ、主記憶装置上にはデータ格納エリアが備えられ、前
   記データ格納エリア内のデータの一部を外部記憶装置に
   退避する一方、前記外部記憶装置からデータの一部を前
   記データ格納エリア内に復元するデータ退避復元手段と
   、前記データ格納エリア内に空きエリアがあるとき該空
   きエリアを割り当て、空きエリアが無いとき前記データ
   退避復元手段を用いて前記データ格納エリアからデータ
   の一部を退避し、これによって空エリアを割り当てるエ
   リア割り当て手段と、指定されたデータが前記格納エリ
   ア内にあるとき該指定データを渡し、無いときは前記デ
   ータ退避復元手段を用いて前記外部記憶装置から指定デ
   ータを復元し、該復元したデータを渡すデータ参照手段
   と、指定されたデータが格納されているエリアを解放す
   るエリア解放手段と、プロセスからのデータ出力要求が
   あると、前記エリア割り当て手段を用いてエリアを割り
   当て、割り当てたエリアに要求されたデータを格納する
   データ受け渡し手段と、プロセスからのデータ入力要求
   があると、前記データ参照手段を用いて要求されたデー
   タを受け取り、該要求データを前記入力要求したプロセ
   スに渡し、前記エリア解放手段を用いて前記要求データ
   が格納されていたエリアを解放するデータ受け取り手段
   とを有することを特徴とする複数プロセス間のデータ授
   受方式。