JPH0312081A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents
薄膜磁気ヘッドInfo
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- JPH0312081A JPH0312081A JP1145820A JP14582089A JPH0312081A JP H0312081 A JPH0312081 A JP H0312081A JP 1145820 A JP1145820 A JP 1145820A JP 14582089 A JP14582089 A JP 14582089A JP H0312081 A JPH0312081 A JP H0312081A
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- thin film
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- 239000010802 sludge Substances 0.000 abstract description 12
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract 2
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- 239000010408 film Substances 0.000 description 5
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/31—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
- G11B5/3103—Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/187—Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
- G11B5/1871—Shaping or contouring of the transducing or guiding surface
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/60—Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
- G11B5/6005—Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、スライダの空気流出方向の端面に読み書き素
子を付着させた浮上型の薄膜磁気ヘッドに関し、レール
部間のスライダ面は、レール部の内面に沿って形成され
た第1の凹溝及び第2の凹溝と、凹溝間に形成された平
面部とを含み、レール部の表面から平面部までの深さを
α、平面部から第1の凹溝及び第2の凹溝の底面までの
深さをβとしたとき、 α〉〉β β≧0 を満足することにより、切粉やスラッジ等を確実に除去
でき、しかも、取出電極形成面積を拡大し、設計の自由
度を上げた薄膜磁気ヘッドを提供できるようにしたもの
である。
子を付着させた浮上型の薄膜磁気ヘッドに関し、レール
部間のスライダ面は、レール部の内面に沿って形成され
た第1の凹溝及び第2の凹溝と、凹溝間に形成された平
面部とを含み、レール部の表面から平面部までの深さを
α、平面部から第1の凹溝及び第2の凹溝の底面までの
深さをβとしたとき、 α〉〉β β≧0 を満足することにより、切粉やスラッジ等を確実に除去
でき、しかも、取出電極形成面積を拡大し、設計の自由
度を上げた薄膜磁気ヘッドを提供できるようにしたもの
である。
〈従来の技術〉
浮上型薄膜磁気ヘッドは、磁気ディスクに対して相対的
に高速移動する時に空気の粘性によって発生する動圧を
利用して、磁気ディスク面との間に微小な浮上量を発生
させるようにしたもので、第4図に従来の一般的な構造
を示す。図において、1はスライダ、2は読み書き素子
、3は保護膜、4は読み書き素子2の取出電極である。
に高速移動する時に空気の粘性によって発生する動圧を
利用して、磁気ディスク面との間に微小な浮上量を発生
させるようにしたもので、第4図に従来の一般的な構造
を示す。図において、1はスライダ、2は読み書き素子
、3は保護膜、4は読み書き素子2の取出電極である。
スライダ1は、磁気ディスクとの対向面側に、空気流出
方向aに沿って、間隔をおいて突設した2つのレール部
102.103を有し、レール部102.103の表面
104.105を浮上面として利用すると共に、表面1
04.105の空気流入方向の端部に、揚力発生部とな
るテーバ面104a、105aを設けである。
方向aに沿って、間隔をおいて突設した2つのレール部
102.103を有し、レール部102.103の表面
104.105を浮上面として利用すると共に、表面1
04.105の空気流入方向の端部に、揚力発生部とな
るテーバ面104a、105aを設けである。
レール部102−103間のスライダ面は、第5図にも
示すように、レール部102.103の内面に沿って形
成された第1の凹溝106及び第2の凹溝107と、両
凹溝106−107間に形成された平面部108とを含
んでいる。第1の凹溝106及び第2の凹溝107は、
レール部102.103を機械加工によって形成する際
のチッピングを防止するために設けられたものである。
示すように、レール部102.103の内面に沿って形
成された第1の凹溝106及び第2の凹溝107と、両
凹溝106−107間に形成された平面部108とを含
んでいる。第1の凹溝106及び第2の凹溝107は、
レール部102.103を機械加工によって形成する際
のチッピングを防止するために設けられたものである。
両凹溝106.107及び平面部108は、レール部1
02.103の表面104.105から平面部108ま
での深さをα、平面部108から第1の凹溝106及び
第2の凹溝107の底面までの深さをβとしたとき、α
が約100μm、βが約150μmとなるように形成し
てあった。
02.103の表面104.105から平面部108ま
での深さをα、平面部108から第1の凹溝106及び
第2の凹溝107の底面までの深さをβとしたとき、α
が約100μm、βが約150μmとなるように形成し
てあった。
更に、レール部102.103の外面にも、第1の凹溝
106及び第2の凹溝107と同様の深さを有する第3
の凹溝109及び第4の凹溝110を設けである。第3
の凹溝109及び第4の凹溝110も、レール部102
.103を機械加工によって形成する際のチッピングを
防止するために設けられたものである。
106及び第2の凹溝107と同様の深さを有する第3
の凹溝109及び第4の凹溝110を設けである。第3
の凹溝109及び第4の凹溝110も、レール部102
.103を機械加工によって形成する際のチッピングを
防止するために設けられたものである。
第6図(a)、(b)は、凹溝加工工程を示す図である
。多数の薄膜磁気ヘッドを整列して形成したウェハーよ
り、多数の薄膜磁気ヘッドA1、A2、A3.、、有す
る列単位の薄膜磁気ヘッド集合体を切出した後、第6図
(a)に示すように、各薄膜磁気ヘッドA1、A2、A
、毎に、斜線領域で示す溝加工を施し、第1の凹溝10
6〜第4の凹溝110を形成する。第1の凹溝106〜
第4の凹溝110は、レール部102.103の表面1
04.105からの深さδが、約250μm程度となる
ように形成する。第1の凹溝106〜第4の凹溝110
の幅d1〜d4は、レール部102−103間の間隔よ
りも著しく小さい微小間隔であって、幅d、と幅d2、
幅d3と幅d4がほぼ等しくなるように形成する。
。多数の薄膜磁気ヘッドを整列して形成したウェハーよ
り、多数の薄膜磁気ヘッドA1、A2、A3.、、有す
る列単位の薄膜磁気ヘッド集合体を切出した後、第6図
(a)に示すように、各薄膜磁気ヘッドA1、A2、A
、毎に、斜線領域で示す溝加工を施し、第1の凹溝10
6〜第4の凹溝110を形成する。第1の凹溝106〜
第4の凹溝110は、レール部102.103の表面1
04.105からの深さδが、約250μm程度となる
ように形成する。第1の凹溝106〜第4の凹溝110
の幅d1〜d4は、レール部102−103間の間隔よ
りも著しく小さい微小間隔であって、幅d、と幅d2、
幅d3と幅d4がほぼ等しくなるように形成する。
次に、第6図(b)に示すように、第1の凹溝106と
第2の凹溝107との間のスライダ面の斜線領域を機械
加工によって研磨する。このときの深さは、100μm
程度である。これにより、レール部102.103の表
面104.105から平面部108までの深さαが約1
00μm1平面部108から第1の凹溝106及び第2
の凹溝107の底面までの深さβが約150μmの薄膜
磁気ヘッドとなる。
第2の凹溝107との間のスライダ面の斜線領域を機械
加工によって研磨する。このときの深さは、100μm
程度である。これにより、レール部102.103の表
面104.105から平面部108までの深さαが約1
00μm1平面部108から第1の凹溝106及び第2
の凹溝107の底面までの深さβが約150μmの薄膜
磁気ヘッドとなる。
そして、切断線X−Xで切断して、薄膜磁気ヘッドの単
体を取り出す。
体を取り出す。
読み書き素子2は、IC製造テクノロジと同様のプロセ
スにしたがって形成された薄膜素子である。読み書き素
子2は、通常、2個備えられ、レール部102.103
の略中間部において、スライダ1の空気流出方向の端面
101に付着させ、アルミナ等でなる保護膜3により覆
っである。
スにしたがって形成された薄膜素子である。読み書き素
子2は、通常、2個備えられ、レール部102.103
の略中間部において、スライダ1の空気流出方向の端面
101に付着させ、アルミナ等でなる保護膜3により覆
っである。
取出電極4は、読み書き素子2のそれぞれに対備えられ
ており、読み書き素子2を構成する導体コイル膜(図示
しない)に電気的に導通している。この取出電極4には
、図示しない磁気ディスク装置から導かれたリード線が
接続される。
ており、読み書き素子2を構成する導体コイル膜(図示
しない)に電気的に導通している。この取出電極4には
、図示しない磁気ディスク装置から導かれたリード線が
接続される。
〈発明が解決しようとする課題〉
上述した溝加工及び薄膜磁気ヘッド端体を切出すときの
切断工程において、第1の凹溝106〜第4の凹溝11
0内に切粉やスラッジ等が残る。
切断工程において、第1の凹溝106〜第4の凹溝11
0内に切粉やスラッジ等が残る。
これらの切粉やスラッジ等は、磁気記録媒体表面の損傷
や、ヘッドクラッシュ等の原因になるので、従来は、自
動刷毛洗浄装置を使用して排除していた。
や、ヘッドクラッシュ等の原因になるので、従来は、自
動刷毛洗浄装置を使用して排除していた。
第3の凹溝109及び第4の凹溝110は、側部が外部
に開いているので、切粉やスラッジ等は上述の自動刷毛
洗浄工程により除去できる。
に開いているので、切粉やスラッジ等は上述の自動刷毛
洗浄工程により除去できる。
ところが、第1の凹溝106及び第2の凹溝107は、
両側がレール部102.103の内面及び平面部の内面
によって閉じられていて、平面部108の表面からの深
さβが約150μmと、かなり深いため、両凹溝106
.107内に入った切粉やスラッジ等が除去しにくく、
凹溝106.107内の残存した切粉やスラッジ等によ
り、磁気記録媒体表面の損傷や、ヘッドクラッシュ等を
招くことがあった。
両側がレール部102.103の内面及び平面部の内面
によって閉じられていて、平面部108の表面からの深
さβが約150μmと、かなり深いため、両凹溝106
.107内に入った切粉やスラッジ等が除去しにくく、
凹溝106.107内の残存した切粉やスラッジ等によ
り、磁気記録媒体表面の損傷や、ヘッドクラッシュ等を
招くことがあった。
また、第1の凹溝106及び第2の凹溝107が深いた
め、取出電極4を形成する面積がその分小さくなり、取
出電極4の設計の余裕度が小さくなるという問題点もあ
った。
め、取出電極4を形成する面積がその分小さくなり、取
出電極4の設計の余裕度が小さくなるという問題点もあ
った。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、切粉やスラッジ等を確実に除去でき、しかも、取出
電極形成面積を拡大し、設計の自由度を上げた薄膜磁気
ヘッドを提供することである。
し、切粉やスラッジ等を確実に除去でき、しかも、取出
電極形成面積を拡大し、設計の自由度を上げた薄膜磁気
ヘッドを提供することである。
く課題を解決するための手段〉
上述する課題を解決するため、本発明は、スライダの端
面に読み書き素子を備えた薄膜磁気ヘッドであって、 前記スライダは、磁気記録媒体と対向する面側に、空気
流出方向に沿う2つのレール部が間隔を隔てて突設され
ており、 前記レール部間のスライダ面は、前記レール部の内面に
沿りて形成された第1の凹溝及び第2の凹溝と、前記第
1の凹溝と前記第2の凹溝の間に形成された平面部とを
含み、 前記レール部の表面から前記平面部までの深さをα、前
記平面部から前記第1の凹溝及び第2の凹溝の底面まで
の深さをβとしたとき、α〉〉β β≧0 を満足すること を特徴とする。
面に読み書き素子を備えた薄膜磁気ヘッドであって、 前記スライダは、磁気記録媒体と対向する面側に、空気
流出方向に沿う2つのレール部が間隔を隔てて突設され
ており、 前記レール部間のスライダ面は、前記レール部の内面に
沿りて形成された第1の凹溝及び第2の凹溝と、前記第
1の凹溝と前記第2の凹溝の間に形成された平面部とを
含み、 前記レール部の表面から前記平面部までの深さをα、前
記平面部から前記第1の凹溝及び第2の凹溝の底面まで
の深さをβとしたとき、α〉〉β β≧0 を満足すること を特徴とする。
〈作用〉
レール部の表面から前記平面部までの深さをα、前記平
面部から前記第1の凹溝及び第2の凹溝の底面までの深
さをβとしたとき、 α〉〉β β≧0 を満足することにより、第1の凹溝及び第2の凹溝カ月
曵くなり、或いは第1の凹溝及び第2の凹溝がなくなる
ので、切粉やスラッジ等を確実に除去できる。
面部から前記第1の凹溝及び第2の凹溝の底面までの深
さをβとしたとき、 α〉〉β β≧0 を満足することにより、第1の凹溝及び第2の凹溝カ月
曵くなり、或いは第1の凹溝及び第2の凹溝がなくなる
ので、切粉やスラッジ等を確実に除去できる。
また、第1の凹溝及び第2の凹溝が浅くなることから、
取出電極を形成するための面積が増大し、設計の自由度
が上がる。
取出電極を形成するための面積が増大し、設計の自由度
が上がる。
〈実施例〉
第1図は本発明に係る浮上型薄膜磁気ヘッドの斜視図で
ある。図において、第4図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。本発明においても、レール部
102−103間のスライダ面が、レール部102.1
03の内面に沿って形成された第1の凹溝106及び第
2の凹溝107と、第1の凹溝106と第2の凹溝10
7の間に形成された平面部108とを含むことは、従来
と同様である。従来と著しく異なる点は、第2図にも示
すように、レール部102.103の表面104.10
5から平面部108までの深さをα、平面部108から
第1の凹溝106及び第2の凹溝107の底面までの深
さをβとしたとき、 α〉〉β β≧O を満足することである。深さα、βの具体的な数値関係
は、 α= 100 μm としたとき、 β= 10μm となるように設定する。従って、深さαが深さβよりも
著しく大きくなる。深さαは、通常の薄膜磁気ヘッドで
は、30μm以上あれば、安定した浮上特性が得られる
ことが知られている。
ある。図において、第4図と同一の参照符号は同一性あ
る構成部分を示している。本発明においても、レール部
102−103間のスライダ面が、レール部102.1
03の内面に沿って形成された第1の凹溝106及び第
2の凹溝107と、第1の凹溝106と第2の凹溝10
7の間に形成された平面部108とを含むことは、従来
と同様である。従来と著しく異なる点は、第2図にも示
すように、レール部102.103の表面104.10
5から平面部108までの深さをα、平面部108から
第1の凹溝106及び第2の凹溝107の底面までの深
さをβとしたとき、 α〉〉β β≧O を満足することである。深さα、βの具体的な数値関係
は、 α= 100 μm としたとき、 β= 10μm となるように設定する。従って、深さαが深さβよりも
著しく大きくなる。深さαは、通常の薄膜磁気ヘッドで
は、30μm以上あれば、安定した浮上特性が得られる
ことが知られている。
上述のように、第1の凹溝106及び第2の凹溝107
が浅くなるので、溝加工等において凹溝106.107
に入った切粉やスラッジ等を簡単、かつ、確実に除去で
きる。
が浅くなるので、溝加工等において凹溝106.107
に入った切粉やスラッジ等を簡単、かつ、確実に除去で
きる。
また、第1の凹溝106及び第2の凹溝106.107
が浅くなることから、取出電極4を形成するための面積
が増大し、その設計の自由度が上がる。第3の凹溝10
9及び第4の凹溝110も、第1の凹溝106及び第2
の凹溝107と同様の深さにする。
が浅くなることから、取出電極4を形成するための面積
が増大し、その設計の自由度が上がる。第3の凹溝10
9及び第4の凹溝110も、第1の凹溝106及び第2
の凹溝107と同様の深さにする。
第3図は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例
を示している。この実施例は、β=0とした例を示して
いる。ただし、この実施例の場合も、第6図(a)に示
す製造工程を経るので、レール部102.103のチッ
ピング防止は可能である。
を示している。この実施例は、β=0とした例を示して
いる。ただし、この実施例の場合も、第6図(a)に示
す製造工程を経るので、レール部102.103のチッ
ピング防止は可能である。
〈発明の効果〉
以上述べたように、本発明は、スライダの端面に読み書
き素子を備えた薄膜磁気ヘッドであって、スライダは、
磁気記録媒体と対向する面側に、空気流出方向に沿う2
つのレール部が間隔を隔てて突設されており、レール部
間のスライダ面は、レール部の内面に沿って形成された
第1の凹溝及び第2の凹溝と、第1の凹溝と第2の凹溝
の間に形成された平面部とを含み、レール部の表面から
平面部までの深さをα、平面部から第1の凹溝及び第2
の凹溝の底面までの深さをβとしたとき、 α〉〉β β≧O を満足しているから、切粉やスラッジ等を簡単、かつ、
確実に除去し、磁気記録媒体表面の損傷や、ヘッドクラ
ッシュ等を防止すると共に、取出電極を形成するための
面積を拡大し、その設計の自由度及びリード線接続作業
性を向上させた薄膜磁気ヘッドを提供できる。
き素子を備えた薄膜磁気ヘッドであって、スライダは、
磁気記録媒体と対向する面側に、空気流出方向に沿う2
つのレール部が間隔を隔てて突設されており、レール部
間のスライダ面は、レール部の内面に沿って形成された
第1の凹溝及び第2の凹溝と、第1の凹溝と第2の凹溝
の間に形成された平面部とを含み、レール部の表面から
平面部までの深さをα、平面部から第1の凹溝及び第2
の凹溝の底面までの深さをβとしたとき、 α〉〉β β≧O を満足しているから、切粉やスラッジ等を簡単、かつ、
確実に除去し、磁気記録媒体表面の損傷や、ヘッドクラ
ッシュ等を防止すると共に、取出電極を形成するための
面積を拡大し、その設計の自由度及びリード線接続作業
性を向上させた薄膜磁気ヘッドを提供できる。
第1図は本発明に係る浮上型薄膜磁気ヘッドの斜視図、
第2図は同じく空気流出端側から見た側面図、第3図は
本発明に係る浮上型薄膜磁気ヘッドの別の実施例におい
て空気流出端側から見た側面図、第4図は従来の薄膜磁
気ヘッドの斜視図、第5図は同じく空気流出端側から見
た側面図、第6図はスライダ溝加工工程を示す図である
。 1・・・スライダ 2・・・読み書き素子101・
・・端面 102.103・・・レール部 104.105・・・レール部の表面 106・・・第1の凹溝 107・・・第2の凹溝 108・・・平面部 第4図 +01 第5図 8 手 続 ネ甫 正 ffff1 第6図 (0) 平成 2年 3月 6日 N)・ 3
第2図は同じく空気流出端側から見た側面図、第3図は
本発明に係る浮上型薄膜磁気ヘッドの別の実施例におい
て空気流出端側から見た側面図、第4図は従来の薄膜磁
気ヘッドの斜視図、第5図は同じく空気流出端側から見
た側面図、第6図はスライダ溝加工工程を示す図である
。 1・・・スライダ 2・・・読み書き素子101・
・・端面 102.103・・・レール部 104.105・・・レール部の表面 106・・・第1の凹溝 107・・・第2の凹溝 108・・・平面部 第4図 +01 第5図 8 手 続 ネ甫 正 ffff1 第6図 (0) 平成 2年 3月 6日 N)・ 3
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スライダの端面に読み書き素子を備えた薄膜磁気ヘッド
であって、 前記スライダは、磁気記録媒体と対向する面側に、空気
流出方向に沿う2つのレール部が間隔を隔てて突設され
ており、 前記レール部間のスライダ面は、前記レール部の内面に
沿って形成された第1の凹溝及び第2の凹溝と、前記第
1の凹溝と前記第2の凹溝の間に形成された平面部とを
含み、 前記レール部の表面から前記平面部までの深さをα、前
記平面部から前記第1の凹溝及び第2の凹溝の底面まで
の深さをβとしたとき、 α>>β β≧0 を満足すること を特徴とする薄膜磁気ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1145820A JP2637823B2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 磁気ヘッド |
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