JPH03118349A - 耐汚染性可塑剤組成物及びその製造方法 - Google Patents
耐汚染性可塑剤組成物及びその製造方法Info
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- JPH03118349A JPH03118349A JP2233428A JP23342890A JPH03118349A JP H03118349 A JPH03118349 A JP H03118349A JP 2233428 A JP2233428 A JP 2233428A JP 23342890 A JP23342890 A JP 23342890A JP H03118349 A JPH03118349 A JP H03118349A
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Abstract
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Description
ジオールと安息香酸又はアルキル置換安息香酸とのエス
テル、該エステルを製造する方法、及びポリ塩化ビニル
及び他のポリマー、特にポリ塩化ビニルをベースとする
床仕上(f loor−covering)組成物のた
めの耐汚染性(stain−resistant)可塑
剤としての該エステルの使用に関する。
ペンタンジオールと安息香酸とのモノエステル及びジエ
ステルは、特に可塑化された組成物に改良された耐汚染
性を付与するための、塩化ビニルポリマー及び他のポリ
マーの有用な可塑剤である。上記エステルを製造する新
規な方法が開示される。
は、硬質でありそして可塑剤の不存在下にそのままの状
態では脆いことすらある。このような未可塑化樹脂は、
パイプ、家屋の壁板、レコドなどのような有用な商業製
品を製造するのにしばしば使用されるけれども、多くの
他の用途では、加工温度を低くするか又はこのような樹
脂から製造された最終製品に可撓性及び柔軟性を付与す
るためには、可塑剤が必要である。加工性を改良しモし
て可撓性を付与することに加えて、好適な可塑剤は、樹
脂と相溶性でなければならず、又加工中及び最終使用条
件下に熱安定性でなければならず、実質的な色又は臭い
を付与するべきではなく、恒久性、即ち、揮発化、溶媒
による抽出又は可塑化された樹脂と接触している材料へ
の移行により樹脂から除去されることに対して抵抗性で
あるべきである。
組成物として広く使用されており、非常に多くのコンパ
ウンドが、このような樹脂の可塑剤として様々な程度に
有用であることが見出された。特に、このような可塑剤
のうち最も有用なものとしては、アルカノールとジカル
ボン酸とのジエステル、ジオールとジカルボン酸から誘
導されたポリエステル、より少ない程度であるが、ジオ
ールとモノカルボン酸とのジエステルが包含される。
は、保護と装飾の目的で、床仕上げ材及び壁張り材料と
しての用途である。これらの用途においては、特に、好
適な可塑剤の更に要求される性質は、道路のタール、ク
レヨン、靴墨、食品などのようなものと接触したとき、
汚れに対する抵抗性を付与することである。
は、種々の方法、特に、カレンダー加工又は液体分散液
−−−プラスチゾル又はオルガノゾルの基材への塗布に
より製造される。後者の場合には、可塑剤が好適である
ためには、なお−層の要求を満足しなければならない。
を付与するのに十分に低い粘度を有するべきであり、樹
脂と可塑剤を容易に融合させて凝集した塊とするのに十
分な高められた温度で樹脂に対する溶媒和力を有するべ
きであるが、同時に普通の室温での樹脂に対するその溶
媒和力は、製造後及び貯蔵中0 分散液の粘度の過度の増加を回避するのに十分低くなく
てはならない。多大の急速な粘度増加は、分散液を基材
上に適切に広げることを困難又は不可能とすることがあ
る。例としては、ブチルベンジルフタレートは、かなり
良好な耐汚染性を含む、塩化ビニルポリマー酔うの可塑
剤の望ましい多くの性質を有するが、常温でのその溶媒
和力はプラスチゾルの急速な粘度増加を引き起こし、従
ってこのような分散液における用途は制限される。
(pvc)及び他の樹脂の可塑剤が先行技術に多数開示
されており、その幾つかは安息香酸のエステルであり、
その幾つかは2,2.4−)ジメチル−1,3−ペンタ
ンジオール(以後TMPDと呼ぶ)のジエステルである
。ケルソ(Kelso)等の米国特許筒3,158,5
85号には、耐汚染性可塑剤として種々のアルコールの
7タル酸エステルが開示されている。スカッリン(Sc
allin)等の米国特許筒3,160,599号には
、TMPDのモノイソブチレートモノベンゾエートの耐
汚染性が1 開示されている。ベイソー(Bailey)等、ジャー
ナ176−178(1976)は、エステル成分の一つ
がベンゾエートであるエチレングリコール、ジエチレン
カブリコール及び2−ブタン−1,4ジオールの混合エ
ステルのPVC可塑剤としての有用性を報告している。
4,074,058号、及び第4,107,192号は
関連した開示を含んでいる。
IasticE ng、 P reprint、 A
nnual T echnical Confer
ence、238−42頁(1969)は、エチレング
リコールジエステルのPVC可塑剤としての性質を比較
している。ダリー(Daly)等の米国特許筒2454
.274号には、セルロースのエステル及びエーテルの
可塑剤としてのエチレングリコールアセテートベンジェ
−1・の有用性が開示されている。
0゜656号及び第2.766.266号には、一つの
エステル基が芳香族酸部分であり他方が脂肪族酸部分で
ある置換された1、5−ペンタンジオールのジエステル
が開示されている。米国特許筒3゜072.591号に
は、PVC可塑剤として、ポリメチロールアルカンの芳
香族−脂肪族カルポン酸エステルが開示されている。
゜661号には、芳香族炭化水素、ホルムアルデヒド及
びモノカルボン酸から誘導された複雑なモノエステルが
耐汚染性可塑剤として開示されている。
号には、ネオ酸と直鎖又は分岐鎖脂肪族酸とのネオアル
キルポリオールエステルの可塑剤としての使用が開示さ
れている。
特許筒3゜652.610号には、立体障害酸グリコー
ルモノエステルと二塩基性又は三塩基性酸との反応から
誘導される可塑剤が開示されている。日本特許3 公報52−101253号には、■−14エーテル結合
を含みそして1個の安息香酸エステル基と1個の脂肪族
酸エステル基を有するポリアルキレングリコールエステ
ルが可塑剤として開示されている。ウィックソンの米国
特許筒4,656,214号には、一方のエステル基が
ベンゾエート又はトルエート部分であり、他方のエステ
ル基がネオ酸部分であるエチレングリコール、プロピレ
ングリコール又は1.4−ブタンジオールのジエステル
である耐汚染性可塑剤が開示されている。この文献は、
少量成分の一つとしてTMPDジベンゾエートを含む、
TMPDのジエステルの混合物である可塑剤の付随的開
示も含んでいる。
の条件下でのこのグリコールの熱不安定性を考慮しなけ
ればならない。かくして、工業化学百科事典(カークオ
スマー)、第2編、679頁(1966)のTMPDの
説明は、TMPDは熱分解を受けて対応する2、2.4
−トリメチル−3ペンテン−1−オールのモノエステル
となること4 を指摘している。ビー・モリソン(P、Morison
)及びジェー・イーーハッチンス(J、E、Hutch
ins)、Am、 Chem、 Soc、 、Div、
○rg、 CoatingsP Iastics C
hem、 ; P reprints 2 ]、11
号159−70(1961);ケミカルアブストラクト
、57.15272eは、検討した種々+7) りv
コ・−ルのなかでは、TMPDが熱分解を最も受けやす
いことを報告している。
1,290.094(1972);ケミカルアブス
トラクト、78.15503aは、TMPDイソブチレ
ート、TMPDジイソブチレート及びTMPD自体の混
合物の酸触媒脱水により2,2.4−)ジメチルペンテ
ン−1−インブチレートを製造した。関連しり研究で、
エム・マゼツ) (M、Mazet)及U 、=c ム
・デスメインン(M、Desmaison)、B ri
t、 B ull、 S 。
6;ケミカルアブストラクト、75.1I7725eは
、TMPDの第二級ヒドロキンル基の酸触媒脱水はC2
から03へのいくらかのメチル移動も伴うことを5 報告している。
er、1,011.865(1’1157)により述べ
られた。従って、145°Cで水酸化カリウムと共にT
MPDを加熱することは、イソブチルアルデヒド、イソ
ブチルアルコール及びイソブチレートイオンを生成する
ことによるその形成方法を逆にした。
、脂肪族ジエステルを製造するのにかなり良好乃至優秀
な結果が達成され、酸性条件で最も好ましいようである
。かくして、エイチ・ノスラー(H,Nos 1er)
及びエイチ・シュ不ゲルペルガ(H,Schnegel
berger)、米国特許第3,671,654号(1
967);ケミカルアブス]・ラクト・78.7587
6j、により、TMPDジアセテートは、p−トルエン
スルホン酸の存在下に120−130°Cで無水酢酸の
作用により、93%の収率で製造された。アール・ボー
デン(R,Boden)及びエム・リチャールデロ(M
、Licciardel Io)、米国特許第4゜6 /105 646号(1983);ケミカルアブストラ
クト・100.5039nにより、TMPDと過剰のギ
酸との反応の触媒として硫酸を使用してTMPDジホル
メートも又製造された。しかし収率は報告されていない
。
563号(+98953);ケミカルアブストラクト、
47.11229bによれば、ビス2−エチルブタン酸
エステル及び2−エチルヘキサン酸エステルが、対応す
る酸によるTMPDの200−210°Cでの触媒を作
用させないエステル化により、それぞれ60%及び42
%の収率で製造された。
rit。
379iにより、ビスデカン酸エステル及びトリデカン
酸エステルも又製造された。しかし実験の詳細は示され
ていない。
た。かくして、日本公開特許公報5849377号(8
349377X1983);7 ケミカルアブストラクト、99.53768gによれば
、I)−)ルエンスルホン酸を触媒とする100°Cで
のTMPDとエチレンカーポネーI・との反応は、環状
カーボイ・−トエステル、即ち、二置換TMPDエステ
ル誘導体の93%収率をもたらしtこ。
54−46708号(1979)、ケミカルアブストラ
クト、91 140357aによれば、錫又はチタン、
ルイス酸型触媒を使用して120−250℃でTMPD
とインブチルイソブチレートとのエステル交換反応によ
りTMPDジイソブチレトが96%の収率で製造された
。水酸化す1−リウム触媒を使用する塩基性系では、収
率は64%にすぎなかった。水酸化ナトリウムの存在下
にイソブチルアルコール中で120−170°Cで、T
MPDとインブチルイソブチレートとからTMP Dジ
イソブチレートを製造するだめの同様な塩基性系が、テ
ィ・コジマ(T、Kojima)等、日本公開特許公報
49−94620号(1974);ケミカルア8 ブストラクト、82.139395uにより使用された
。しかし収率は報告されていない。
ンタンジオール(TMPD)と安息香酸及び/又はアル
キル置換安息香酸とのモノエステル及びジエステルは、
熱可塑性樹脂及び合成ゴムの有用で有効な可塑剤である
ことが見出だされた。それらは、特に、ビニル樹脂、即
ち塩化ビニルのホモポリマー及びコポリマーの可塑剤と
して有用である。ビニル樹脂の可塑剤として使用する場
合には、これらのエステルは、高度の耐汚染性を付与し
、そして常温で貯蔵中粘度増加に対する良好な抵抗性を
有するプラスチゾル及びオルガノゾルを与える。これら
の特徴によりこの可塑剤は、床仕上げ材、壁張り材及び
カウンター上板表面の製造に特に有用である。更に、本
発明のエステルは、耐汚染性が主要な関心事ではない用
途にも汎用可塑剤として有用である。このエステルは、
機械、金属加工又はテキスタイル繊維の潤滑剤などの合
成潤滑剤として及び自動トランスミッション流体9 などの機能的流体としても有用である。
そしてこのような樹脂の効率的且つ耐汚染性の可塑剤で
あるということは、予想されなかったことであり且つ又
驚くべきことである。相溶性でありそして相溶性を維持
するためには、エステル可塑剤が本質的に完全にエステ
ル化されるべきでありそして未反応のヒドロキシル又は
カルボン酸基を含まないようにすべきであるということ
は、当業界では良く知られている。これと対照的に、T
MPDモノベンゾエートは約6.8%のヒドロキシル含
有率(約224のヒドロキシル価)を有する。
れる。即ち、ピリジンのようなアミン中でのベンゾイル
化、及びTMPD又はTMPDの低級アルキルエステル
と安息香酸又はアルキル置換安息香酸のエステルとの塩
基触媒下のエステル交換による方法である。
の不安定性が問題であることが見出された先行技術の方
法とは対照的に、塩基触媒下のエステル交換は、高収率
で且つ優れた選択性でTMPDベンゾエート及びアルキ
ル置換ベンゾエートを得る手段を提供する。所望により
、高ジエステル含有率の製品を製造することができる。
せ触媒系を使用することにより90%以上のジエステル
まで行うことができる。酸触媒下の方法を使用する比較
例は、TMPD部分の分解から生じる副生物と共にTM
PDベンゾエート製品の低い収率及びTMPDベンゾエ
ートに対する低い選択性を与える。
のジエステルは、TMPD又はTMPDと1個乃至約4
個の炭素原子を有する1種又はそれより多くのモノカル
ボンとのエステを、式、1 式中、Rは、C,−C,アルキル、アルケニル又はアル
キニル基であり、R1、R11、R111及びR111
+は、水素と14個の炭素原子を有するアルキル基との
組み合わせである、 を有するエステルと、触媒量の塩基の存在下にエステル
交換する方法により高収率で得られる。
触媒として使用する塩基又は塩基の組み合わせに依存し
て、仕込んだTMPDを基準として少なくとも約45モ
ル%乃至90モル%以上の収率でジエステルを製造する
ことが可能であり、これは、仕込んだTMPDを基準と
して約84モル%乃至98モル%以上の全エステル(ジ
エステルとモノエステルの合計したもの)の収率に相当
する。得られる製品は、98重量%以上の全エステル含
有率と、約60重量%乃至約97重量%の2 範囲のジエステル含有率を有する。ジエステル以外の本
製品の主成分は、TMPDのモノエステルから成る。約
60重量%又はそれより高いジエステル含有率を有する
ジエステルとモノエステルとの混合物は更に分離するこ
となく使用する(例えば可塑剤として)のに好適である
けれども、所望により、公知の方法によって(例えば分
別蒸留により)モノエステルを除去して、木質的に10
0重量%までのより高いジエステル含有率の製品を得る
ことができることは当業者には明らかであろう。
行うことができるが、約90℃乃至約I05°Oの範囲
が好ましい。所望のジエステル製品を得るために、約1
/2のTMPD(又はTMPDの低級エステル)対安息
香酸エステルのモル比が使用されるが、これは臨界的で
はなく、本発明の範囲から逸脱することなく合理的な程
度に修正することができることは理解されるであろう。
ども、塩基触媒下のエステル交換の条件下1:TMPD
アニオンに転化されるTMPDの誘導体も、本発明の方
法に使用することができる。
エステル交換中に形成されたエステルとして反応物質か
ら除去されるのに十分に揮発性であるカルボン酸から誘
導されるTMPDエステルが包含される。
テルの例としては、メタノール、エタノール、n−プロ
パツール、イソプロパツール、nブタノール、5ec−
ブタノール、ter L−ブタツル、アリルアルコール
、プロパルギルアルコール、クロチルアルコール、アリ
ルカルビノール、3ブチン−1−オール、2−ブチン−
1−オール、3−ブチン−2−オール及びメタリルアル
コールと安息香酸及び下記のアルキル置換安息香酸:2
−メチル安息香酸、3−メチル安息香酸、4−メチル安
息香酸、2,3−ジメチル安息香酸、2,44 ジメチル安息香酸、2,5−ジメチル安息香酸、3.4
−ジメチル安息香酸、3.5−ジメチル安息香酸、3,
4−ジメチル安息香酸、3.5−ジメチル安息香酸、2
.34−トリメチル安息香酸、2゜35−トリメチル安
息香酸、2,4.5− トリメチル安息香酸、3,4.
5−トリメチル安息香酸、2゜3.4.5−テトラメチ
ル安息香酸、2−エチル安息香酸、3−エチル安息香酸
、4−エチル安息香酸、2.3−ジエチル安息香酸、2
,4−ジエチル安息香酸、2,5−ジエチル安息香酸、
2.3.4トリエチル安息香酸、2,3.5−)ジエチ
ル安息香酸、2−n−プロピル安息香酸、4−sec−
プロピル安息香酸、4−n−ブチル安息香酸、4sec
−ブチル安息香酸、2− tert−ブチル安息香酸、
3− tert−ブチル安息香酸、4− tart−ブ
チル安息#酸とのエステルが包含される。好ましい反応
体は、2−メチル、3−メチル又は4−メチル安息香酸
と上記のアルコールのいずれかとのエステルである。特
に好ましいものは安息香酸メチルである。単一の安息香
酸エステルの使用が好ま5 しいが、任意の割合の前記安息香酸エステルの組み合わ
せは本発明の範囲に包含される。
カリ土金属(マグネシウムを排除する)の水酸化物、ア
ルコキシド、グリコレート、アミド、水素化物及び他の
比較的強塩基性のアニオン種;及び第四級アンモニウム
水酸化物及びアルコキシドが包含される。
して平衡を移動させそしてエステル交換反応の連続を可
能とする大気圧又は大気圧以下の条件下に行うことがで
きる。これは、好ましくは、IQ−100mmHgの範
囲の大気圧以下の圧力で行なわれる。しかしながら、窒
素スパージングと共により高い圧力を使用して同じ結果
を達成することができる。
nは0−5であり、X又はYのいずれかはIイである、 を有するアルキル置換安息香酸のモノエステルを包含す
るTMPDのモノベンゾエートエステルは、特に塩化ビ
ニルのホモポリマー及びコポリマーのための優れた耐汚
染性可塑剤であることが見出された。二つの異性体のい
ずれか又は任意の割合のその混合物は、前記したTMP
Dのジベンゾエート(又は置換ジベンゾエート)との混
合物としても使用することができる。好ましいモノエス
テルはRがメチルであり、nは1であるモノエステル及
びRはHであるモノエステルである。後者、即ち安息香
酸自身のモノエステルが特に好ましい。
トリメチル−1,3−ペンタンジオ−L。
び上記塩基性触媒を使用して、本質的Iこジエステルの
製造について前記した如くしてエステル交換によって製
造することができる。高収率でモノエステルを得るため
には、TMPD対安息香酸エステルのモル比は約1/l
であることが明らかであるか、この厳密な値は臨界的で
はない。所望により、いずれかの反応体を僅かに過剰で
使用することができる。
モル量の塩化ベンゾイル又はアルキル置換ペンゾイルク
aライドを使用して、HCI吸収剤として働くピリジン
又は他の適当な第三級アミン中での2.2.4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオールのベンゾイル化による
。例えば四塩化炭素のような適当な溶媒中で好ましくは
行なわれるこの方法においては、酸塩化物を、発熱反応
熱を制御するのに十分な速度で、必要に応して外部冷8 却手段を用いて、TMPDとアミンの溶液と一緒にする
。ベンゾイル化工程が終了すると、得られる反応混合物
を、例えばリン酸のような酸の水性溶液で洗浄して、副
生物アミン塩酸塩及び過剰のアミンを除去する。次いで
有機層を水及び/又は水性アルカリ溶液で洗浄して塩化
物イオンを除去し、そして当業界で周知の如くして、ス
トリッピングして溶媒を除去する。このようにして得ら
れる生成物は、所望によりそのままで使用することがで
きるが、好ましくは蒸留により更に精製する。
ロライド又はベンゾイルクロライドを使用するのが好ま
しく、ベンゾイルクロライドを使用するのが特に好まし
い。しかしながら、エステル交換に使用するための前記
したアルキル置換安息香酸の酸塩化物及び例えば2,6
−ジメチル安息香酸、2.4.6−トリメチル安息香酸
、2,3゜4.6−テトラメチル安息香酸及び2.3.
4.5 。
る安息香酸の酸塩化物及びそれらの混合物9 も所望により使用することができる。
媒は、ベンゼン、トルエン、ナツタ、ハロゲン化炭化水
素などのような不活性有機溶媒である。反応混合物を洗
浄するために適当な水溶性酸を水性溶液として使用する
ことができるが、有機酸が好ましい。
ステル及びジエステルは、潤滑剤、機能的流体、抗微生
物剤などのような用途を含むエステルが良く使用される
種々の目的に有用である。
特に有用で価値がある。このような可塑化された組成物
は、成形、押出、カレンダー加工及び噴霧コーティング
を含む公知の方法により有用な物品に加工することがで
きる。
マー及び酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル
のようなカルボン酸のビニルエステル、メチルアクリレ
ート及びメチルメタクリレ0 1・のような不飽和酸のエステル、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニリデン及ヒセ
ルロースエステル及びエーテルのコポリマーが包含され
る。
に有用なポリマー樹脂の特定の種類は、ビニル樹脂であ
り、このビニル樹脂は、塩化ビニルのホモポリマー及び
塩化ビニルとそれと共重合可能な1種又は1種より多く
の七ノー又はジ−オレフィン系不飽和モノマーとのコポ
リマーを意味する。このような他の千ツマ−には、例と
しては、エチレン、プロピレン、塩化ビニリデン、酢酸
ビニル及びメチルアクリレートが包含される。
樹脂組成物の成分として好ましい。可塑剤、TMPDの
モノベンゾエートエステル又はTMPDのジベンゾエー
トエステル(この用語はアルキル安息香酸のエステルを
包含する)又は任意の割合のそれらの混合物は、所望さ
れる性質に依存して、樹脂100重量部当たり約1重量
部乃至1 約200重量部の範囲の量で使用することができる。一
般に、可塑剤の量は、樹脂100部当たり約10部乃至
約100部であろう。
所望により、通常の量で良く使用される添加剤も含有す
ることができる。このような添加剤には、安定剤、光安
定剤、潤滑剤、難燃剤、殺微生物剤、耐衝撃性改良剤、
流れ改良剤、帯電防止剤、充填剤及び顔料が包含される
。フタル酸エステル、アジピン酸エステル、リン酸エス
テル、エポキシ化油などのような他の公知の可塑剤も、
本発明の範囲から逸脱することなく樹脂組成物中に存在
させることができる。前記添加剤のすべては随意であり
、それ自体本発明の一部を構成するものではない。
実施例は本発明を限定するものとみなすべきではない。
ンジオール(TMPD)584g(4,00モル)、安
息香酸メチル1200g(8,82モル)及びリチウム
アミドl 、38g(0,06モルXTMPDを基準と
して1.5モル%)を仕込んだ。混合物を加熱しながら
約15+++n+Hgとなるまで真空をかけて、50−
55℃で反応体の溶解及び60℃で反応からのメタノー
ルの蒸発を行った。2時間かけてメタノールの放出が減
少した後、この容器の温度を100℃に上げ、もう1時
間この温度及び15mmHg絶対圧に維持した。
た物質が反応混合物中に形成された。これは、安息香酸
メチルとエステル交換を続けるために必要な伝搬メトキ
シドイオン(propagating meLhoxi
de ton)との副反応を示す。例えば、バネット(
Bummett)等、ジャーナル・オプ・アメリカl。
oc) 。
合物にメタノール中のナトリウムメトキシドの25%溶
液6.1g (0,03モル)を加え(リチウムの可溶
化より不溶性の安息香酸ナトリウムの形成によっても行
なわれる)、そして100°C及び15mmHg絶対圧
での加熱を更に2時間続けてより高い完了度までエステ
ル交換を行った。次いで100℃で0.1闘Hgの絶対
圧まで真空を増加させて塔頂留出物として安息香酸メチ
ル127gを回収した。未反応TMPD及び最後の痕跡
量の安息香酸メチルを125−130°C及び255Q
mmHgでの真空水蒸気蒸留により除去し、その後、得
られる粗製生成物を1%炭酸ナトリウム溶液300gで
洗浄した。得られる有機層を9095℃及び15mmH
gで真空ストリッピングにより乾燥し、ケイソウ土5.
2gにより真空濾過して、生成物1322gを得た。こ
の生成物は、ガスクロマトグラフィーにより下記の如き
分析(重4 量%)を有していた。
ノベンゾエート2.7% 少量成分 0.2%仕込んだTM
PDを基準として、この分析は、ジベンゾエートエステ
ルの収率90.7%及び高いジエステル含有率を有する
TMPDジ/モノベンゾエート混合物の収率94.2%
に相当した。
してのナトリウムメトキシドを使用しないで上記の操作
を行った。この系から、安息香酸メチル182gが回収
され、生成物1292gが得られた。この生成物は、下
記の分析値を有していた。
ノベンゾエート 14.9%少量成分
0.8%この場合に、ジベンゾエートの収率
は76.9%であり、一方高いジエステル含有率を有す
るTMPDジ/モノベンゾエート混合物の収率は96゜
5 2%であった。
法を行った。結果を表■に示す。
換反応に関する結果は、TMPDベンゾエートの一般に
高い収率及び優れた選択性のバタンを示す。生成物は低
いレベルの少量成分を示しそして定量的収率より少ない
収率は、TMPD又はTMPDエステルの分解から生じ
る副生物の形成よりはむしろ未反応TMPDによるもの
と思われる。
を有するTMPDベンゾエート生成物を与えた。しかし
ながら、伝搬アルコキシド種を再生するのにナトリウム
メトキシドを使用する組み合わせ触媒系の使用は、90
%以上のジエステルレベルを有するTMPDベンゾエー
ト組成物を製造するのに特に有用である。驚くべきこと
に、単独触媒としてのナトリウムメトキシドは、より遅
い反応速度を促進するようである。
エステル交換系を説明する。かくして、TMPD 14
6 g(1,00モル)、安息香酸メチル300g(2
,21モル)及びブチル錫酸0.98g(0,0047
モル)の混合物を、凝縮装置を載せ、グッドロエ(Go
odloe)を充填した12インチ×1インチの分別カ
ラムを備えた反応器中で撹拌しながら加熱した。3時間
にわたって、192213°Cの範囲の容器温度及び6
0−70℃の塔頂温度(最終的には117°Cに上昇)
で塔頂留出物65.5gを採集した。この留出物は96
.4%のメタノールと3.5%の水とから成ることがガ
スクロマトグラフィーにより見出だされた。
れた。この生成物は、下記の分析値を有する。
ノベンゾニー) 15.2%他の成分
14.4%これらの結果は、ジペンゾエー
トエステルの収率9 56.5%及びTMPDジ/モノベンゾエートの収率7
3.8%に相当する。
他の成分の主成分は、明らかに触媒の助けによるTMP
Dの内部脱水から生じる副生物である2、2.11−リ
メチルペンテニルベンゾエートとして同定された。
息香酸によるTMPDの直接エステル化を促進した。従
って、TMPD 146 g(1,00モル)、安息香
酸268g(2,20モル)、ブチル錫酸1.25 g
(0,006モル)及びトルエン40gの混合物を撹拌
しながら加熱した。1976212°(温度に到達する
のに必要に応じてトルエンを除去した)の範囲の容器温
度(還流)で56時間にわたり、ディーン・シュターフ
・トラフ0 ブの助けにより反応からの水34.3 g(1,91モ
ル)を除去した。
50モルの安息香酸を含有することが見出だされ、かく
してTMPDIモル当たり1,70モルの安息香酸が反
応した。発生した水のモル数と消費された安息香酸のモ
ル数のこの差、即ち0.21モル1モルTMPDは、広
く行なわれている酸性条件下に競合する内部脱水反応を
示している。
することにより除去して、100°C及び15mmHg
絶対圧で揮発性物質を真空ストリッピングし、0.5%
ケイソウ土によるが過の後、下記の分析値を有する生成
物275gを得た。
9.8%少量成分
1.0%故に、ジベンゾエートエステルの収
率及び合わ1 せたTMPDジ/モノベンゾエートの収率は、それぞれ
、68.1%及び69.8%であった。前記実施例と同
様に、副生物は2,2.4−トリメチルペンテニルベン
ゾエートとして同定された。
る強酸触媒の効果を示すために、TMPD146g(1
,00モル)、安息香酸268g(2,20モル)、p
−トルエンスルホン酸2.62g(0,014モル)及
びトルエン40gの混合物を、+21−148°Cの容
器温度範囲で約9時間にわたり撹拌しながら還流して水
30.4 g(1。
は止んだ(理論量2.00モル水1モルTMPDより不
足している)−一多分分子間及び/又は分子内エーテル
形成による。
が見出だされた。故にこの場合に、TMPD1モル当た
りI、07モルの安息香酸のみが反応したことになる。
ており、そして同様な方法での処理により下記の分析値
を有する生成物196gが得られlこ。
ノベンゾエート 0.9%副生物
63.0%他の成分
28.9%故にTMPDベンゾエートの合わせたものの
収率は4.7%にすぎず、前記の二つの実施例と同様に
副生物は2,2.4−トリメチルペンテニルベンゾエー
トとして同定されたが、この場合にはそれは53.2%
も形成された。他の成分は同定しなかったが、TMPD
から誘導された副反応の生成物であると思われる。
の生成を伴って低い収率のTMPDベンゾエートを与え
た。p−トルエンスルホン酸触媒を使用する実施例4の
系は、このような分解の極端な例であるが、しかしなが
ら、これは上記の実験条件下に温和なブチル錫酸触媒の
場合でも明らかである。長い時間/温度サイクルを伴う
スケ−アップした商業的操作では、ブチル錫酸又は同様
に温和な錫又はチタン触媒のこの不利な効果がもっと顕
著になるであろうと予想される。
ンジオール584 g(4゜00モル)、ピリジン38
3g(4,85モル)及び四塩化炭素500gを仕込ん
だ。得られる混合物を撹拌して溶解させそして氷/水浴
で5℃に冷却した。次いで、約2.5時間にわたり塩化
ベンゾイル620g(4,41モル)を加え、その期間
反応温度を外■ 。
混合物を、水2000g中の85%リン酸longの溶
液とともに撹拌して、ピリジン塩酸塩副生物及び過剰の
ピリジンを水性相中に抽出した。得られる有機層を各回
2kgの水で3回洗浄して、約pH5とし、この点で水
性抽出物中の塩化物イオンに対する試験は負であった。
び水(pH6−7となるまで3−5回)を使用して続け
た。洗浄した有機相を真空ストリッピングして溶媒を除
去し、次いで0.O5mmHg絶対圧で6インチのビグ
ローカラム(Vigreaux column)を通し
て蒸留して、130−132°Cの塔頂温度カットで、
留出物717gを得た。この留出物はガスクロマトグラ
フィーによる下記の分析値(重量%)を有していた。
ジベンゾエート 1,0%少量成分
0.8%この生成物の核磁気共鳴分析
は、二つの可能な5 モノベンゾエート成分、即ち、2.2.4−トリメチル
−3−ヒドロキシペント−1−イルベンゾエート及び2
,2.4−)リフチル−1−ヒドロキシベント−3−イ
ルベンゾエートの1/1の割合を示した。
146g(1,00モル)、安息香酸メチル150g(
1,10モル)及びモノリチウムエチレングリコレ−)
1.02g(0,015モル)の混合物を、実施例1b
に記載の方法と同様にして反応させた。この場合に、最
終エステル交換反応混合物を直接真空水蒸気ストリッピ
ング工程に服させて、下記百分率の未反応原料物質を含
有する(ガスクロマトグラフィーによる)上部有機層3
0゜3gを得た。
チル 4.1%適当に乾燥すると、回収さ
れた原料物質のこの混合物は、その後の実験に再循環さ
せることがで6 きる。最終的に、下記の分析値を有する生成物217g
が得られた。
ジペンゾエート 46,1%少量成分
l・7%仕込んだTMPDを基準とし
て、TMPDベンゾエート種の収率は73.7%であり
、TMPDモノベンゾエートに対する選択性は45.3
%であった。水蒸気蒸留留出物において回収されたTM
PDを再循環させると、消費されたTMPDを基準とし
て、得られたすべてのTMPDベンゾエトの収率は91
.9%となるであろう。
1xer)中で室温で、樹脂粒子の均一な分散液が得ら
れるまで混合することにより、各々異なった可塑剤を含
有する4種のプラスチゾルを製造した。
a−Zn複合安定剤) 3可塑剤
50完全に混合した後、このプラスチゾルをコ
ーテツド紙の上にフィルム状にキャストし、そして17
0°Cで2分間融合させた。下記の5種類の汚染剤をこ
の融合したフィルム上に塗布し室温で2時間放置した。
を湿らせた紙タオルでふき取った。
か、3−軽微、4−中程度、5=ひどい。
−ブチルベンジルフタレート b、プラスチゾルの粘度について 上記のプラスチゾル配合物の各々を、均一な分散液が得
られた後15分間撹拌した。次いで粘度をブルックフィ
ールド粘度計、モデルLVFで、2Qrpmのスピンド
ル速度で測定した。測定は、0時間及び25°Cで24
時間及び48時間エージングさせた後に行った。結果を
表■に示す。
チス(Warner−Mathis)強制空気オーブン
中でテフロンのシート上に置いた。発色を表■に要約し
た。
loss Unit)で測定した (2)ASTM D2240 (3)ASTM D638 表Hに記載の結果は、本発明の二つの製品、即ち、TM
PDモノベンゾエート及びTMPDジベンゾエートは、
商品可塑剤製品であるビス(2エチルヘキシル)7タレ
ート(DOP)又は特殊な可塑剤であるn−ブチルベン
ジルフタレート(両方共床仕上げ工業で使用される)よ
りも良好な耐汚染性を有することを示す。
ゾル及び硬化したフィルムに、受は入れられている市販
の可塑剤製品に関する特性の範囲にある特性を付与する
ことを示す。
のモノエステル化合物。
1−イルベンゾエート、2,2.4−)リフチル−l−
ヒドロキシベント−3−イルベンゾエート又はその混合
物より成る上記lに記載のモノエステル化合物。
効量の1種又は1種より多くの上記1の化合物との混合
物を含有して成る可塑化された樹脂組成物。
ニル及び塩化ビニルと共重合可能な少なくとも1種のモ
ノ又はジオレフィン系不飽和モ8 ツマ−のコポリマー及びそれらの混合物から成る群より
選ばれる上記4に記載の可塑化された樹脂組成物。
ペンタンジオールとメチル安息香酸との1種又は1種よ
り多くのモノエステルより成る、上記5に記載の可塑化
された組成物。
ロキシペント−1−イルベンゾエート、2.2.4−ト
リメチル−1−ヒドロキシベント3−イルベンゾエート
又はその混合物より成る、上記5に記載の可塑化された
樹脂組成物。
ル、第三級アミン及び不活性有機溶媒の反応混合物を形
成し、該反応混合物に少なくとも1種の、式、 1 9 式中、Rは1−4個の炭素原子を有するアルキル基であ
り、nはO−5である、 を有する化合物から選ばれる酸塩化物を加え、該2.2
.4−)ジメチル−1,3−ペンタンジオールと、該第
三級アミンと、該酸塩化物を実質的に等モル量で存在さ
せ、反応を完了させ、反応生成物を回収することより成
る、2,2.4−)リメチル−13−ペンタンジオール
モノベンゾエート、2.2.4−トリメチル−1,3−
ペンタンジオールモノ(アルキル置換)ベンゾエート又
はそれらの混合物を製造する方法。
え、一方反応が完了するまで反応熱を制御するのに十分
な外部冷却手段を適用し、反応混合物を無機酸の水性溶
液で洗浄して過剰のアミン及び副生物アミン塩酸塩を除
去し、有機相を分離し、それを水性アルカリ溶液及び水
で、水性相が6−7の範囲のpHとなるまで洗浄し、有
機相を分離し、それから溶媒を真空ストリッピングによ
り除去し、そして場合により、蒸留により生成物0 を精製する、上記8に記載の方法。
溶媒が四塩化炭素であり、該酸塩化物が塩化ベンゾイル
であり、該無機酸がリン酸であり、該水性アルカリ溶液
が水酸化カリウムの水性溶液である、上記8に記載の方
法。
を排除する)の水酸化物、アルコキシド、グリコレート
、アミド、水素化物及び他の比較的強い塩基性アニオン
種及び水酸化第四級アンモニウム及び第四級アンモニウ
ムアルコキシドから成る群より選ばれる触媒量の1種又
は1種より多くの塩基性化合物の存在下に、約30°C
乃至約150°Cの温度で、2,2.4−)サメチル−
1,3−ペンタンジオール、2,2.4−トリメチル=
1゜3−ペンタンジオールと1−4個の炭素原子を有す
るモノカルボン酸とのモノエステル又はそれらの混合物
を、式、 1 式中、Rは、1−4個のの炭素原子を有するアルキル、
アルケニル又はアルキニル基であり、R1、R11、R
口1及びR1111は、Hと1−4個のの炭素原子を有
するアルキル基の組み合わせである、を有する実質的に
等モル量の少なくとも1種の安息香酸又は置換安息香酸
のエステルとエステル交換させ、それと共にエステル交
換の副生物として形成されたアルコール又はエステルを
連続的に除去することより成る、2,2.il)リメチ
ル=1,3−ペンタンジオールモノベンゾエート、モノ
−(アルキル置換)ベンゾエート又はそれらの混合物を
製造する方法。
ールを触媒量のモノリチウムエチレングリコレートの存
在下に安息香酸メチルでエステル交2 換する、上記11に記載の方法。
オール又は2,2.1−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオールのエステルを、揮発性アルコール又はエステル
副生物を除去しながら、安息香酸又はアルキル置換安息
香酸のエステルとエステル交換させることにより2,2
.4−)リメチルーl。
ル置換)ベンゾエートを製造する方法において、アルカ
リ金属及びアルカリ土金属(マグネシウムを排除する)
の水酸化物、アルコキシド、グリコレート、アミド、水
素化物及び他の比較的強い塩基性アニオン種及び水酸化
第四級アンモニウム及び第四級アンモニウムアルコキシ
ドから成る群より選ばれる触媒量の111又は1種より
多くの塩基性化合物の存在下に、2,2.4−トリメチ
ル−1,3−ペンタンジオール、又は2,2.4−1リ
メチル−1,3−ペンタンジオールとi4個の炭素原子
を有する1種又は1種より多くのモノカルボン酸とのモ
ノエステル又はそれらの混合物3− を、 式、 式中、Rは、C,−C,アルキル、アルケニル又はアル
キニル基であり、R1、Rl l、R111及びR11
11は、Hと1−4個の炭素原子を有するアルキル基の
組み合わせである、 を有するエステルとエステル交換させ、それによリジエ
ステルを高収率で得る、ことを特徴とする方法。
ール又はそのエステルと安息香酸又は置換安息香酸のエ
ステルを約1/2のモル割合で使用し、エステル交換を
約30°C乃至約150°Cの温度で行う、上記13に
記載の方法。
オールを、安息香酸メチルとエステル交換し4 て、2.2.4−)ジメチル−1,3−ペンタンジオー
ルジベンゾエートを生成させる、上記13に記載の方法
。
記載の方法。
キシドの組み合わせである、上記13に記載の方法。
3に記載の方法。
記載の方法。
である、上記13に記載の方法。
13に記載の方法。
ある、上記13に記載の方法。
とナトリウムメトキシドとの組み合わせ5− である、上記13に記載の方法。
トリウムメトキシドとの組み合わせである、上記13に
記載の方法。
の可塑剤を含有して成る樹脂組成物において、該可塑剤
が、2,2.44リメチルーl。
メチル−1,3−ペンタンジオールと各々14個の炭素
原子を含むl−4個のアルキル置換基を有する安息香酸
とのジエステル及びそれらの混合物から成る群より選ば
れる化合物60重量%乃至100重量%と、2,2.4
−トリメチル1.3−ペンタンジオールのモノベンゾエ
ートエステル、各々1−4個の炭素原子を含む1−4個
のアルキル置換基を有する安息香酸と2.2.4=トリ
メチル−1,3−ペンタンジオールとのモノエステル及
びそれらの混合物から成る群より選ばれる化合物0%乃
至約40重量%とを含有して成ることを特徴とする組成
物。
び、塩化ビニル及び塩化ビニルと共重合可能な少なくと
も1種のモノ又はジオレフィン系不飽和上ツマ−のコポ
リマーから成る群より選ばれ、可塑剤が、2.2.4−
トリメチル−1,3ベンタンジオ一ルジベンゾエート約
60重量%乃至100重量%と、2.2.4−トリメチ
ル−1゜3−ペンタンジオールのモノベンゾエートエス
テル0%乃至約40重量%とを含有して成る、上記25
に記載の組成物。
er)で覆われた装飾された表面を有する裏材より成り
、該裏材が可塑剤と混合された塩化ビニルのホモポリマ
ー又はコポリマー又はそれらの混合物より成る、保護及
び装飾表面被覆材料として使用するのに適した組成物に
おいて、該耐摩耗性層の可塑剤として、前記ホモポリマ
ー又はコポリマー100重量部当たり、2,2.4−)
ジメチル−1,3−ペンタンジオールジベンゾエート、
2,2.4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモ
ノベンゾ7 エート及び任意の割合のそれらの混合物から成る群より
選ばれるエステル約10重量部乃至約90重量部を使用
し、それにより該耐摩耗性層の耐汚染性を改良すること
を特徴とする組成物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Xは、▲数式、化学式、表等があります▼又はH
であり、 Yは▲数式、化学式、表等があります▼又はHであり、 Rは、1−4個の炭素原子を有するアルキル基であり、 nは0−5であり、 但し、Xが▲数式、化学式、表等があります▼であると
きには、Yは Hであり、 Yが▲数式、化学式、表等があります▼であるときには
、XはHで あるものとする、 のモノエステル化合物。 2、少なくとも1種のポリマー樹脂と、可塑剤として有
効量の1種又は1種より多くの特許請求の範囲第1項記
載の化合物との混合物を含有して成る可塑化された樹脂
組成物。 3、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオー
ル、第三級アミン及び不活性有機溶媒の反応混合物を形
成し、該反応混合物に少なくとも1種の、式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rは1−4個の炭素原子を有するアルキル基であ
り、nは0−5である、 を有する化合物から選ばれる酸塩化物を加え、該2,2
,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールと、該第
三級アミンと、該酸塩化物を実質的に等モル量で存在さ
せ、反応を完了させ、反応生成物を回収することより成
る、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオー
ルモノベンゾエート、2,2,4−トリメチル−1,3
−ペンタンジオールモノ(アルキル置換)ベンゾエート
又はそれらの混合物を製造する方法。 4、アルカリ金属及びアルカリ土金属(マグネシウムを
排除する)の水酸化物、アルコキシド、グリコレート、
アミド、水素化物及び他の比較的強い塩基性アニオン種
及び水酸化第四級アンモニウム及び第四級アンモニウム
アルコキシドから成る群より選ばれる触媒量の1種又は
1種より多くの塩基性化合物の存在下に、約30℃乃至
約150℃の温度で、2,2,4−トリメチル−1,3
−ペンタンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3
−ペンタンジオールと1−4個の炭素原子を有するモノ
カルボン酸とのモノエステル又はそれらの混合物を、式
、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rは、1−4個のの炭素原子を有するアルキル、
アルケニル又はアルキニル基であり、R^1、R^1^
1、R^1^1^1及びR^1^1^1^1は、Hと1
−4個のの炭素原子を有するアルキル基の組み合わせで
ある、を有する実質的に等モル量の少なくとも1種の安
息香酸又は置換安息香酸のエステルとエステル交換させ
、それと共にエステル交換の副生物として形成されたア
ルコール又はエステルを連続的に除去することより成る
、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
モノベンゾエート、モノ−(アルキル置換)ベンゾエー
ト又はそれらの混合物を製造する方法。 5、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオー
ル又は2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
ールのエステルを、揮発性アルコール又はエステル副生
物を除去しながら、安息香酸又はアルキル置換安息香酸
のエステルとエステル交換させることにより2,2,4
−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジベンゾエー
ト又はジ−(アルキル置換)ベンゾエートを製造する方
法において、アルカリ金属及びアルカリ土金属(マグネ
シウムを排除する)の水酸化物、アルコキシド、グリコ
レート、アミド、水素化物及び他の比較的強い塩基性ア
ニオン種及び水酸化第四級アンモニウム及び第四級アン
モニウムアルコキシドから成る群より選ばれる触媒量の
1種又は1種より多くの塩基性化合物の存在下に、2,
2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、又は
2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールと
1−4個の炭素原子を有する1種又は1種より多くのモ
ノカルボン酸とのモノエステル又はそれらの混合物を、
式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rは、C_1−C_4アルキル、アルケニル又は
アルキニル基であり、R^1、R^1^1、R^1^1
^1及びR^1^1^1^1は、Hと1−4個の炭素原
子を有するアルキル基の組み合わせである、 を有するエステルとエステル交換させ、それによりジエ
ステルを高収率で得る、ことを特徴とする方法。 6、少なくとも1種のポリマー樹脂と少なくとも1種の
可塑剤を含有して成る樹脂組成物において、該可塑剤が
、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
ジベンゾエート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペ
ンタンジオールと各々1−4個の炭素原子を含む1−4
個のアルキル置換基を有する安息香酸とのジエステル及
びそれらの混合物から成る群より選ばれる化合物60重
量%乃至100重量%と、2,2,4−トリメチル−1
,3−ペンタンジオールのモノベンゾエートエステル、
各々1−4個の炭素原子を含む1−4個のアルキル置換
基を有する安息香酸と2,2,4−トリメチル−1,3
−ペンタンジオールとのモノエスチル及びそれらの混合
物から成る群より選ばれる化合物0%乃至約40重量%
とを含有して成ることを特徴とする組成物。 7、実質的に透明な耐摩耗性層で覆われた装飾された表
面を有する裏材より成り、該裏材が可塑剤と混合された
塩化ビニルのホモポリマー又はコポリマー又はそれらの
混合物より成る、保護及び装飾表面被覆材料として使用
するのに適した組成物において、該耐摩耗性層の可塑剤
として、前記ホモポリマー又はコポリマー100重量部
当たり、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オールジベンゾエート、2,2,4−トリメチル−1,
3−ペンタンジオールモノベンゾエート及び任意の割合
のそれらの混合物から成る群より選ばれるエステル約1
0重量部乃至約90重量部を使用し、それにより該耐摩
耗性層の耐汚染性を改良することを特徴とする組成物。
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---|---|---|---|
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