JPH0311795Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311795Y2 JPH0311795Y2 JP10426584U JP10426584U JPH0311795Y2 JP H0311795 Y2 JPH0311795 Y2 JP H0311795Y2 JP 10426584 U JP10426584 U JP 10426584U JP 10426584 U JP10426584 U JP 10426584U JP H0311795 Y2 JPH0311795 Y2 JP H0311795Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable contact
- piece
- electrostrictive element
- contact piece
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 9
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の分野〉
この考案はリレー、とくに接点の駆動源として
電歪素子を使用したリレーに関するものである。
電歪素子を使用したリレーに関するものである。
〈従来技術とその問題点〉
近年、低消費電力化を目的として、かつ発熱,
ノイズの低減を目的として、接点の駆動源に電歪
素子を使用したリレーが提案されている。
ノイズの低減を目的として、接点の駆動源に電歪
素子を使用したリレーが提案されている。
従来のものとして、電歪素子の両端を固定、つ
まり両持状態に支持させ、この電歪素子に装着し
た押圧子で可動接触片を押圧することにより、可
動接点を固定接点に対して接離させるようにした
ものがある。
まり両持状態に支持させ、この電歪素子に装着し
た押圧子で可動接触片を押圧することにより、可
動接点を固定接点に対して接離させるようにした
ものがある。
この構成によれば、電歪素子が両持ちされてい
るから、片持ちのものに比し、大きなトルクで可
動接触片を押圧変位させることができるものの、
電歪素子自体の変位量が小さいため、押圧ストロ
ークが大きくとれない欠点があつた。
るから、片持ちのものに比し、大きなトルクで可
動接触片を押圧変位させることができるものの、
電歪素子自体の変位量が小さいため、押圧ストロ
ークが大きくとれない欠点があつた。
〈考案の目的〉
この考案は電歪素子の変位力、変位量が小さく
とも、安定した接点の開閉特性を発揮し得るリレ
ーを提供することを目的としている。
とも、安定した接点の開閉特性を発揮し得るリレ
ーを提供することを目的としている。
〈考案の構成と効果〉
この考案は、両持ち支持された電歪素子と、圧
縮ばねによりスナツプアクシヨンする可動接触子
と、上記電歪素子の変位を拡大して可動接触片に
伝達させる作動片とを組み合せて構成したことを
特徴としている。
縮ばねによりスナツプアクシヨンする可動接触子
と、上記電歪素子の変位を拡大して可動接触片に
伝達させる作動片とを組み合せて構成したことを
特徴としている。
このように構成したことにより、コイルレスリ
レーが容易に達成できることは勿論のこと、電歪
素子が両持ちされているから、耐衝撃性が高いう
え、特定の作動片との組み合せによる強い押圧ト
ルクにより、可動接触片のスナツプアクシヨンを
安定駆動でき、換言すれば動作特性の向上を図る
ことができる。
レーが容易に達成できることは勿論のこと、電歪
素子が両持ちされているから、耐衝撃性が高いう
え、特定の作動片との組み合せによる強い押圧ト
ルクにより、可動接触片のスナツプアクシヨンを
安定駆動でき、換言すれば動作特性の向上を図る
ことができる。
ちなみに、圧電素子によつても同様の目的を達
成できるが、電歪素子の場合には、圧電素子にく
らべて、印加電圧の方向性を問わず、かつ分極が
ないから電圧ストレスによる劣化がなく、さらに
は温度特性を無視すれば、経年変化が少ないとい
う利点がある。
成できるが、電歪素子の場合には、圧電素子にく
らべて、印加電圧の方向性を問わず、かつ分極が
ないから電圧ストレスによる劣化がなく、さらに
は温度特性を無視すれば、経年変化が少ないとい
う利点がある。
〈実施例の説明〉
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
説明する。
第1図ないし第3図において、10は電歪素子
を2枚貼り合わせたものであり、この電歪素子1
0は後述のケースに収納されており、電気的に
は、放電抵抗11,突入電流制限抵抗12および
スイツチ14を介して電源13に接続されてい
る。この電歪素子10はその両端がケース15の
内壁に形成した突起16,16にて支持されて、
電圧が印加された際にこの突起16,16を支点
として下方に湾曲可能となつている。
を2枚貼り合わせたものであり、この電歪素子1
0は後述のケースに収納されており、電気的に
は、放電抵抗11,突入電流制限抵抗12および
スイツチ14を介して電源13に接続されてい
る。この電歪素子10はその両端がケース15の
内壁に形成した突起16,16にて支持されて、
電圧が印加された際にこの突起16,16を支点
として下方に湾曲可能となつている。
17は接点機構であり、この接点機構17は周
知のスナツプアクシヨン機構を備えたもので、先
端に可動接点18を有する可動接触片19,共通
固定端子20,上記可動接触片19に一体に切り
起し形成されて反転ばね部を構成する圧縮ばね2
1,固定端子22,23および各固定端子22,
23にそれぞれ固着された固定接点24,25な
どからなる。上記可動接触子19の基端を上記共
通固定端子20に固定し、さらに圧縮ばね21の
先端を共通固定端子20の端部に形成された凹欠
部20aにヒンジ支持させることにより、可動接
触片19は緊張状態に保持されている。
知のスナツプアクシヨン機構を備えたもので、先
端に可動接点18を有する可動接触片19,共通
固定端子20,上記可動接触片19に一体に切り
起し形成されて反転ばね部を構成する圧縮ばね2
1,固定端子22,23および各固定端子22,
23にそれぞれ固着された固定接点24,25な
どからなる。上記可動接触子19の基端を上記共
通固定端子20に固定し、さらに圧縮ばね21の
先端を共通固定端子20の端部に形成された凹欠
部20aにヒンジ支持させることにより、可動接
触片19は緊張状態に保持されている。
26は上記電歪素子10と接点機構17との間
に介在された作動片であり、この作動片26は基
端が共通固定端子20に対して、枢支点27を中
心に回動できるように装着されており、作動片2
6の遊端部26aは上記電歪素子10のほぼ中央
に当接している。さらにこの作動片26の支点寄
りの押圧体28を可動接触片19に当接させてあ
り、これにより電歪素子10の力は作動片26を
介して拡大されて可動接触片19に伝達されるよ
うになつている。
に介在された作動片であり、この作動片26は基
端が共通固定端子20に対して、枢支点27を中
心に回動できるように装着されており、作動片2
6の遊端部26aは上記電歪素子10のほぼ中央
に当接している。さらにこの作動片26の支点寄
りの押圧体28を可動接触片19に当接させてあ
り、これにより電歪素子10の力は作動片26を
介して拡大されて可動接触片19に伝達されるよ
うになつている。
以上の構成において、電歪素子10に電圧が印
加されていないとき、第1図に示すように、電歪
素子10は水平に延在しているため、可動接触片
19の先端は圧縮ばね21にて上方に付勢されて
おり、可動接点18が固定接点25に対して開
放、他方の固定接点24を閉成している。電源1
3から一定の電圧が印加されると、電歪素子10
は第2図のように突起16,16を支点として下
方に湾曲するこれにより操作片26が支点27を
中心にして時計方向へ回動して突起28により可
動接触片19が押圧されて、死線を越えると、圧
縮ばね21のばね力が逆方向に作用し、可動接点
18が固定接点24に対して開放、固定接点25
を閉成させる。
加されていないとき、第1図に示すように、電歪
素子10は水平に延在しているため、可動接触片
19の先端は圧縮ばね21にて上方に付勢されて
おり、可動接点18が固定接点25に対して開
放、他方の固定接点24を閉成している。電源1
3から一定の電圧が印加されると、電歪素子10
は第2図のように突起16,16を支点として下
方に湾曲するこれにより操作片26が支点27を
中心にして時計方向へ回動して突起28により可
動接触片19が押圧されて、死線を越えると、圧
縮ばね21のばね力が逆方向に作用し、可動接点
18が固定接点24に対して開放、固定接点25
を閉成させる。
一方、電圧印加を断つと、電歪素子10中の電
荷は放電抵抗11を介して放電され、電歪素子1
0は自己の弾性により復帰し、可動接点18が固
定接点24に切換わる。
荷は放電抵抗11を介して放電され、電歪素子1
0は自己の弾性により復帰し、可動接点18が固
定接点24に切換わる。
この実施例においては、作動片26の押圧体2
8で可動接触片19の固定側端部近傍を押圧する
ようにしたために、電歪素子10の変位量は少な
くてすみ、5Aの電流を開閉するものであれば、
約50μmの変位でよい。ただし作動片26による
押圧力は50g程度必要であり、この変位力は電歪
素子10を重ね合わせて得るようにしても良い
が、作動片26のレバー比の調整により、電歪素
子10の力を十分拡大できる。
8で可動接触片19の固定側端部近傍を押圧する
ようにしたために、電歪素子10の変位量は少な
くてすみ、5Aの電流を開閉するものであれば、
約50μmの変位でよい。ただし作動片26による
押圧力は50g程度必要であり、この変位力は電歪
素子10を重ね合わせて得るようにしても良い
が、作動片26のレバー比の調整により、電歪素
子10の力を十分拡大できる。
第4a図ないし第4c図は他の実施例を示し、
可動接触片19の基端を支軸29に固定し、この
支軸29を共通固定端子20に回動自在としたも
ので、他の構成は第1図のものと同様である。こ
のように、可動接触片19の基端を回動自在とす
れば、電歪素子10の変位力ないし変位量が少な
くてもスムーズな反転動作が得られる。
可動接触片19の基端を支軸29に固定し、この
支軸29を共通固定端子20に回動自在としたも
ので、他の構成は第1図のものと同様である。こ
のように、可動接触片19の基端を回動自在とす
れば、電歪素子10の変位力ないし変位量が少な
くてもスムーズな反転動作が得られる。
なお、接点機構17は可動接触片19がスナツ
プアクシヨンを有するものであれば、他の構成の
ものであつてもよい。
プアクシヨンを有するものであれば、他の構成の
ものであつてもよい。
第1図はこの考案に係るリレーの一実施例を示
す一部切欠側面図、第2図はその動作時の一部切
欠側面図、第3図は駆動回路図、第4a図は他の
実施例の要部を示す平面図、第4b図は第4a図
の側面図、第4c図は第4a図の圧縮ばねの支持
部の拡大図である。 10……電歪素子、15……ケース、17……
接点機構、19……可動接触片、21……圧縮ば
ね、26……作動片、28……押圧体。
す一部切欠側面図、第2図はその動作時の一部切
欠側面図、第3図は駆動回路図、第4a図は他の
実施例の要部を示す平面図、第4b図は第4a図
の側面図、第4c図は第4a図の圧縮ばねの支持
部の拡大図である。 10……電歪素子、15……ケース、17……
接点機構、19……可動接触片、21……圧縮ば
ね、26……作動片、28……押圧体。
Claims (1)
- ケースに対して両端が支持された電歪素子と、
上記ケース内に配設された可動接触片およびこの
可動接触片にスナツプアクシヨン機能を付与する
圧縮ばねをもつた接点機構と、一端が上記ケース
側に支持されかつ他端が上記電歪素子のほぼ中央
部に当接された作動片と、この作動片に突設され
かつ上記可動接触片に当接する押圧体とを具備し
たことを特徴とするリレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10426584U JPS6118559U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | リレ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10426584U JPS6118559U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | リレ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6118559U JPS6118559U (ja) | 1986-02-03 |
JPH0311795Y2 true JPH0311795Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=30663618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10426584U Granted JPS6118559U (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | リレ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6118559U (ja) |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP10426584U patent/JPS6118559U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6118559U (ja) | 1986-02-03 |
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