JPH0311595Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0311595Y2 JPH0311595Y2 JP13294786U JP13294786U JPH0311595Y2 JP H0311595 Y2 JPH0311595 Y2 JP H0311595Y2 JP 13294786 U JP13294786 U JP 13294786U JP 13294786 U JP13294786 U JP 13294786U JP H0311595 Y2 JPH0311595 Y2 JP H0311595Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- water
- wall
- scales
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は瞬間湯沸器、蒸気発生器などに用いら
れる熱交換器に関するものである。
れる熱交換器に関するものである。
（従来の技術）
従来瞬間湯沸器などに用いられる熱交換器では
硬水を加熱すると硬水中の炭酸カルシウム溶解度
の減少により管体内に缶石が多量に付着し、又硬
水でなくとも可溶性塩分の多い水の加熱では局部
沸騰により蒸発残留物が管体内に付着成長して、
いづれの場合でも熱効率の低下を招いたり、極端
な場合には管体内が閉塞されてしまう問題が生じ
ていた。
硬水を加熱すると硬水中の炭酸カルシウム溶解度
の減少により管体内に缶石が多量に付着し、又硬
水でなくとも可溶性塩分の多い水の加熱では局部
沸騰により蒸発残留物が管体内に付着成長して、
いづれの場合でも熱効率の低下を招いたり、極端
な場合には管体内が閉塞されてしまう問題が生じ
ていた。
（考案の目的）
本考案は加熱中に発生し付着した缶石或るいは
蒸発残留物を自動的に除去することで上記熱効率
の低下や閉塞を防止せんとするものである。
蒸発残留物を自動的に除去することで上記熱効率
の低下や閉塞を防止せんとするものである。
（考案の構成）
上記目的を達成する為に本考案では熱交換器を
構成する管体内に、管体内壁に接して配設されこ
の管体の軸方向に形状復帰する形状記憶合金製の
乱流子を配設した構成としている。
構成する管体内に、管体内壁に接して配設されこ
の管体の軸方向に形状復帰する形状記憶合金製の
乱流子を配設した構成としている。
（実施例）
第１図、第２図は本考案の一実施例の要部断面
図であり、図中１は外周に吸熱フイン２を取付け
内部に通水される管体で、管体１内には管体内壁
に接してコイル状の乱流子３が配設されている。
このコイル状の乱流子３は常時は第２図に示す様
に収縮状態にあり、所定温度の上昇で形状復帰し
管体１の軸方向に伸張する形状記憶合金製のコイ
ルスプリングを用いてある。尚乱流子３はコイル
スプリングの他プレート状のものであつても良
い。
図であり、図中１は外周に吸熱フイン２を取付け
内部に通水される管体で、管体１内には管体内壁
に接してコイル状の乱流子３が配設されている。
このコイル状の乱流子３は常時は第２図に示す様
に収縮状態にあり、所定温度の上昇で形状復帰し
管体１の軸方向に伸張する形状記憶合金製のコイ
ルスプリングを用いてある。尚乱流子３はコイル
スプリングの他プレート状のものであつても良
い。
以上の構成において、通水を行つて熱交換器を
加熱すると乱流子３は第２図の状態から第３図の
状態に形状復帰し、管体１内は乱流子３によつて
乱流が形成され一層熱効率が高められる。一方加
熱により発生した缶石、蒸発残留物は管体１内壁
に付着するが、加熱の停止に伴う冷却によつて乱
流子３は第２図に示した如く収縮し又再加熱時の
伸張により付着物を管体１内壁より剥離させ、通
水と共に排出させることになる。
加熱すると乱流子３は第２図の状態から第３図の
状態に形状復帰し、管体１内は乱流子３によつて
乱流が形成され一層熱効率が高められる。一方加
熱により発生した缶石、蒸発残留物は管体１内壁
に付着するが、加熱の停止に伴う冷却によつて乱
流子３は第２図に示した如く収縮し又再加熱時の
伸張により付着物を管体１内壁より剥離させ、通
水と共に排出させることになる。
（考案の効果）
以上のように本考案は管体内壁に付着した缶石
等を乱流子の伸張収縮作用により剥離させるもの
であるから、缶石等の付着防止を乱流子で兼用さ
せることによる構成の簡素化並びに缶石等の剥離
動作を熱交換器の加熱毎に行うことによる缶石等
の除去の確実化という有益な効果を有するもので
ある。
等を乱流子の伸張収縮作用により剥離させるもの
であるから、缶石等の付着防止を乱流子で兼用さ
せることによる構成の簡素化並びに缶石等の剥離
動作を熱交換器の加熱毎に行うことによる缶石等
の除去の確実化という有益な効果を有するもので
ある。
図面は本考案の一実施例を示す要部断面図であ
り、第１図は加熱状態を、第２図は加熱停止状態
を共に示すものである。 １……管体、３……乱流子。
り、第１図は加熱状態を、第２図は加熱停止状態
を共に示すものである。 １……管体、３……乱流子。
Claims (1)
- 被加熱水の流路を形成する管体と、該管体内
に、管体内壁に接して配設されこの管体の軸方向
に形状復帰する形状記憶合金製の乱流子とからな
ることを特徴とする熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13294786U JPH0311595Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13294786U JPH0311595Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344079U JPS6344079U (ja) | 1988-03-24 |
| JPH0311595Y2 true JPH0311595Y2 (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=31032809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13294786U Expired JPH0311595Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0311595Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016121817A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP13294786U patent/JPH0311595Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016121817A (ja) * | 2014-12-24 | 2016-07-07 | 株式会社ノーリツ | 給湯装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344079U (ja) | 1988-03-24 |
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