JPH03114094A - ガス放電発光素子 - Google Patents
ガス放電発光素子Info
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- JPH03114094A JPH03114094A JP2190662A JP19066290A JPH03114094A JP H03114094 A JPH03114094 A JP H03114094A JP 2190662 A JP2190662 A JP 2190662A JP 19066290 A JP19066290 A JP 19066290A JP H03114094 A JPH03114094 A JP H03114094A
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- JP
- Japan
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- discharge
- pulse
- voltage
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- light
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガス放電が発生する可視光、真空紫外光など
の放射光を利用する文字、図形表示用、あるいは照明用
発光素子に関するものである2〔従来の技術〕 ガス放電が発生する可視光あるいは真空紫外線を直接、
あるい蛍光体の励起発光を介して表示、照明等の目的で
使用する発光素子は、既に数多く存在する。
の放射光を利用する文字、図形表示用、あるいは照明用
発光素子に関するものである2〔従来の技術〕 ガス放電が発生する可視光あるいは真空紫外線を直接、
あるい蛍光体の励起発光を介して表示、照明等の目的で
使用する発光素子は、既に数多く存在する。
一例として、直流放電を用いた平板型ガス放電表示パネ
ルを挙げる。第1図は文献(1) 、 J、 H。
ルを挙げる。第1図は文献(1) 、 J、 H。
J、 Lorteija and G、 H,F、 d
a Vries、 ”A tw。
a Vries、 ”A tw。
−electrode−system da gas−
discharge panel”。
discharge panel”。
1974 Conference、 Display
Devices and Systems。
Devices and Systems。
pp、116〜118に紹介されているものと類似のパ
ネルの分解斜視図である0図中1は絶縁基板、2は該基
板上に設けたスダレ状陰極、3はスペーサ、4はスペー
サに設けた貫通孔、5は該貫通孔内壁に塗布した蛍光体
、6は陰極2と垂直方向に設けたスダレ状陽極、7は透
光性面板である。貫通孔4は放電空間となり、この中に
適当なガスを封入する。陰極2および陽極6の一部は貫
通孔4内に露出し、1対の放電電極を形成する。即ち、
1つの貫通孔と、その貫通孔をはさんで対向して配置さ
れた1対の放電電極によって1つの放電管が構成される
。したがって、第1図のパネルは放電管が3×4のマト
リックス状に配置されたマトリックス型パネルである。
ネルの分解斜視図である0図中1は絶縁基板、2は該基
板上に設けたスダレ状陰極、3はスペーサ、4はスペー
サに設けた貫通孔、5は該貫通孔内壁に塗布した蛍光体
、6は陰極2と垂直方向に設けたスダレ状陽極、7は透
光性面板である。貫通孔4は放電空間となり、この中に
適当なガスを封入する。陰極2および陽極6の一部は貫
通孔4内に露出し、1対の放電電極を形成する。即ち、
1つの貫通孔と、その貫通孔をはさんで対向して配置さ
れた1対の放電電極によって1つの放電管が構成される
。したがって、第1図のパネルは放電管が3×4のマト
リックス状に配置されたマトリックス型パネルである。
封入ガスにたとえばXeなと真空紫外線を発生するガス
を選ぶと、該真空紫外線は蛍光体5を励起し、可視光が
発生する。
を選ぶと、該真空紫外線は蛍光体5を励起し、可視光が
発生する。
第1図に示したようなパネルの駆動方法は種々ある。文
献(1)の方法は、電極間に幅100μs程度のパルス
電圧を印加する。文献(2) 、 G、 E。
献(1)の方法は、電極間に幅100μs程度のパルス
電圧を印加する。文献(2) 、 G、 E。
)1o1z、 ”Pu1sed gas discha
rge display withmemory”、
5ociety for Information D
isplay。
rge display withmemory”、
5ociety for Information D
isplay。
Digest of Technical Paper
s、 pp、36−37.1972では、たとえば幅1
.5μs、周期50μsのパルス電圧を陽、陰極間に印
加している。同様なパルス電圧を印加している例は文献
(3) 、N、 F。
s、 pp、36−37.1972では、たとえば幅1
.5μs、周期50μsのパルス電圧を陽、陰極間に印
加している。同様なパルス電圧を印加している例は文献
(3) 、N、 F。
5chiekel and H,5ussenbach
、 ”DCpulsedmulticolor pl
asma display”、 5ociety
forInformation Display、
Digest of TechnicalPapers
、 pp、148−149.1980.あるいは文献(
4)、Y、 Okamoto and M、
Mizushima、 ”A positive−
coloンdischarge memory p
anel withoutcurrent−1imi
ting resistors for color
TVdisplay”、 IEEE Trans、
ε1ectron Devices、 vol。
、 ”DCpulsedmulticolor pl
asma display”、 5ociety
forInformation Display、
Digest of TechnicalPapers
、 pp、148−149.1980.あるいは文献(
4)、Y、 Okamoto and M、
Mizushima、 ”A positive−
coloンdischarge memory p
anel withoutcurrent−1imi
ting resistors for color
TVdisplay”、 IEEE Trans、
ε1ectron Devices、 vol。
HD−22,pp、1778−1783.1980.あ
るいは文献(5)、叛将、久保、″放電光色の制御″、
電気学会プラズマ研究会資料、EP−73−2,197
3などに見られる。
るいは文献(5)、叛将、久保、″放電光色の制御″、
電気学会プラズマ研究会資料、EP−73−2,197
3などに見られる。
第1図の陰極2および陽極6を絶縁膜でおおい、画電極
に交流電圧を印加して駆動する例も文献(6) 、H,
J、 Hoehn、 ”A 601ine per i
nchplasma display panel”、
IEEE Trans、 ElectronDevi
ces、 vol、 HD−18,pp、659−66
3.1971などに見られる。また、ガス放電パネルを
使用したカラーテレビ表示素子の研究は、たとえば文献
(7)、50M1koshiba、 S、 5hina
da、 H,Takano and M。
に交流電圧を印加して駆動する例も文献(6) 、H,
J、 Hoehn、 ”A 601ine per i
nchplasma display panel”、
IEEE Trans、 ElectronDevi
ces、 vol、 HD−18,pp、659−66
3.1971などに見られる。また、ガス放電パネルを
使用したカラーテレビ表示素子の研究は、たとえば文献
(7)、50M1koshiba、 S、 5hina
da、 H,Takano and M。
Fukushima、 ”A positive co
lumn discharge+*e+++ory p
anel for color TV display
”、 IEEETrans、 Electron De
vices、 VOl、 ED−26,pp、1177
−1181.1979など古くから続品午いるが、未だ
実用化に至っていない。
lumn discharge+*e+++ory p
anel for color TV display
”、 IEEETrans、 Electron De
vices、 VOl、 ED−26,pp、1177
−1181.1979など古くから続品午いるが、未だ
実用化に至っていない。
このようなパネルは直流または交流ガス放電の負グロ一
部、陽光柱部などからの放射光を利用している。これら
のパネルに共通した欠点は発光効率が低いことである。
部、陽光柱部などからの放射光を利用している。これら
のパネルに共通した欠点は発光効率が低いことである。
効率は発光色により異なるが、最も高効率な緑一色でも
高々IQm/w程度である。したがって高輝度表示をす
ると入力電力が増大し、パネル温度が上昇し、熱歪のた
めにパネルが割れてしまう。
高々IQm/w程度である。したがって高輝度表示をす
ると入力電力が増大し、パネル温度が上昇し、熱歪のた
めにパネルが割れてしまう。
本発明はガス放電表示パネルなどガス放電が発生する放
射光を利用する発光素子の輝度及び発光効率の向上を計
ることを目的とする。
射光を利用する発光素子の輝度及び発光効率の向上を計
ることを目的とする。
すなわちタウンゼント発光を利用することにより、素子
の高効率発光を実現するものである。すなわち、マトリ
クス状に配列された。複数の放電セルから成る発光素子
と、上記各放電セルに備えられた少なくとも1対の電極
間に、放電開始時に過渡的な放射光を主−生させるのに
必要な狭いパルス幅を持つパルスを前のパルスによる上
記放射光の発生が次のパルスによる上記放射光の発生に
ほとんど影響を与えないような繰り返しで周期的に与え
る駆動回路とからガス放電発光素子を構成したものであ
る。
の高効率発光を実現するものである。すなわち、マトリ
クス状に配列された。複数の放電セルから成る発光素子
と、上記各放電セルに備えられた少なくとも1対の電極
間に、放電開始時に過渡的な放射光を主−生させるのに
必要な狭いパルス幅を持つパルスを前のパルスによる上
記放射光の発生が次のパルスによる上記放射光の発生に
ほとんど影響を与えないような繰り返しで周期的に与え
る駆動回路とからガス放電発光素子を構成したものであ
る。
タウンゼント放電は文献(8)、電気学会。
“放電ハンドブック”オーム社、p83゜1974によ
れば「電界中の電離を伴なう低気圧自続放電の第1段階
」と定義され、放電管に電圧を印加した直後から始まる
。グロー放電の前段階の放電形態を指す、このとき発生
する放電破壊現象は、タウンゼント機構により支配され
る。このタウンゼント放電に伴ない発生する放射を、こ
こではタウンゼント発光と称する。本発明は、このタウ
ンゼント発光の効率が高いことを初めて見い出したこと
によりなされたものである。
れば「電界中の電離を伴なう低気圧自続放電の第1段階
」と定義され、放電管に電圧を印加した直後から始まる
。グロー放電の前段階の放電形態を指す、このとき発生
する放電破壊現象は、タウンゼント機構により支配され
る。このタウンゼント放電に伴ない発生する放射を、こ
こではタウンゼント発光と称する。本発明は、このタウ
ンゼント発光の効率が高いことを初めて見い出したこと
によりなされたものである。
第2図は、たとえば第1図に示したような放電管にXe
を主体とするガスを封入し、パルス状電圧を印加した場
合の、諸変数を示したものである。
を主体とするガスを封入し、パルス状電圧を印加した場
合の、諸変数を示したものである。
放電管の放電電極間隔は十分長く、定常状態では陽光柱
が発生するものとする。第2図において(a)は放電管
印加電圧、(b)は放電電流を示す。(c)、(d)、
(e)はそれぞれ陽光柱が発生する位置における電子密
度、電子温度、放射光強度を示す。軸方向電界強度は示
してないが、電子温度と同様な変化をする。
が発生するものとする。第2図において(a)は放電管
印加電圧、(b)は放電電流を示す。(c)、(d)、
(e)はそれぞれ陽光柱が発生する位置における電子密
度、電子温度、放射光強度を示す。軸方向電界強度は示
してないが、電子温度と同様な変化をする。
電圧印加とともに、放電管にはスパイク状電流が流れる
。(この期間を、期間Iと称する6)この電流に伴ない
電子温度および発光強度も鋭いピークを示す。この期間
■では、タウンゼント放電1、IIを通じて増加する6
期間■は定常状態を示す。印加電圧が切れると、放電電
流は浮遊容量の電荷を放電しなから0になる(期間■)
。
。(この期間を、期間Iと称する6)この電流に伴ない
電子温度および発光強度も鋭いピークを示す。この期間
■では、タウンゼント放電1、IIを通じて増加する6
期間■は定常状態を示す。印加電圧が切れると、放電電
流は浮遊容量の電荷を放電しなから0になる(期間■)
。
期間I〜■に発生している現象を以下に説明する。
期間■:雷電圧印加とともに放電管内に強い電界がかか
り、電子なだれが発生する。放電初期は電極間電子密度
が低く空間電荷効果が小さいため、電流は外部抵抗など
で定まる値まで増加する。このときの等測的電子温度は
高い。励起衝突確率は電子温度の上昇とともに指数的に
増加するため、発光強度が大きく、発光効率も高い。た
だし電子温度が上りすぎると電離衝突確率の方が大きく
なり1発光効率は下ってくる。電子密度は急増できない
ため、この期間の電子密度は低いが、軸方向電界が大き
いため電流も大きい値をとることができる。この期間、
陽光柱や負グローは形成されていない、なお、期間■の
電流には、浮遊容量を充電する電流も含まれる。
り、電子なだれが発生する。放電初期は電極間電子密度
が低く空間電荷効果が小さいため、電流は外部抵抗など
で定まる値まで増加する。このときの等測的電子温度は
高い。励起衝突確率は電子温度の上昇とともに指数的に
増加するため、発光強度が大きく、発光効率も高い。た
だし電子温度が上りすぎると電離衝突確率の方が大きく
なり1発光効率は下ってくる。電子密度は急増できない
ため、この期間の電子密度は低いが、軸方向電界が大き
いため電流も大きい値をとることができる。この期間、
陽光柱や負グローは形成されていない、なお、期間■の
電流には、浮遊容量を充電する電流も含まれる。
期間■:時間の経過とともになだれで発生した電子密度
が増大し、空間電荷効果が大きくなる。
が増大し、空間電荷効果が大きくなる。
また、ある時間遅れの後に陰極降下、負グローファラデ
ー暗部、陽光柱等が形成される。放電が定常状態に達す
る直前に、陽光柱が生起する位置には過剰電子が発生す
るため、電子温度が一時的に下降し、放射光強度も低下
する。
ー暗部、陽光柱等が形成される。放電が定常状態に達す
る直前に、陽光柱が生起する位置には過剰電子が発生す
るため、電子温度が一時的に下降し、放射光強度も低下
する。
期間■:放電が定常状態に達し、陽光柱内電子温度は、
電子エネルギの衝突や拡散による損失を補うのに十分な
値に定まり、この値は期rJJIの電子温度と期間■の
電子温度の中間の値をとる。したがって発光効率は期間
Iが最も高く、高に■。
電子エネルギの衝突や拡散による損失を補うのに十分な
値に定まり、この値は期rJJIの電子温度と期間■の
電子温度の中間の値をとる。したがって発光効率は期間
Iが最も高く、高に■。
■の順になっている。
このことから、発光効率を向上するためには、期間■の
発光(タウンゼント発光)を主に利用し、この発光強度
が弱まると入力電力をOにするような狭幅パルスを与え
ればよいことがわかった。さらに、このような狭幅パル
スを前パルスの影響が残らない程度の繰り返しで周期的
に与えることにより輝度も向上できることがわかった。
発光(タウンゼント発光)を主に利用し、この発光強度
が弱まると入力電力をOにするような狭幅パルスを与え
ればよいことがわかった。さらに、このような狭幅パル
スを前パルスの影響が残らない程度の繰り返しで周期的
に与えることにより輝度も向上できることがわかった。
以下本発明を実施例によって詳細に説明する。
第3図(a)は本発明によるガス放電パネルの駆動方法
の一例を実施する装置の構成を模式的に示す図である。
の一例を実施する装置の構成を模式的に示す図である。
図中11はマトリクス型ガス放電表示パネル、12は放
電セル内陽極、13は放電空間、14は陰極、15は放
電保護抵抗、16−1゜16−2.16−3は陽極リー
ド端子、17−1゜17−2.17−3は陰極リード端
子、18は放電管壁に設けた蛍光体である。19は、入
力端子20から入った信号から陽極群に印加する電圧を
発生する駆動回路、21は入力端子22から入った信号
から陰極群に印加する電圧を発生する駆動回路、23は
駆動回路19.21に駆動電圧のタイミングを指示する
パルス発生回路である。
電セル内陽極、13は放電空間、14は陰極、15は放
電保護抵抗、16−1゜16−2.16−3は陽極リー
ド端子、17−1゜17−2.17−3は陰極リード端
子、18は放電管壁に設けた蛍光体である。19は、入
力端子20から入った信号から陽極群に印加する電圧を
発生する駆動回路、21は入力端子22から入った信号
から陰極群に印加する電圧を発生する駆動回路、23は
駆動回路19.21に駆動電圧のタイミングを指示する
パルス発生回路である。
第3図(a)に示すパネルに印加する駆動電圧波形を第
3図(b)に示す6図中V Ax p V A2/V
Amは第3図(a)の端子16−1.16−2.16−
3にそれぞれ印加する。また、VK工、Vx2゜VK、
は第3図(a)の端子17−1.17−2゜17−3に
それぞれ印加する。
3図(b)に示す6図中V Ax p V A2/V
Amは第3図(a)の端子16−1.16−2.16−
3にそれぞれ印加する。また、VK工、Vx2゜VK、
は第3図(a)の端子17−1.17−2゜17−3に
それぞれ印加する。
V^□、 V hzN A2に常時印加されているパル
スVpは本発明によるタウンゼント発光を得る幅の狭い
パルスである。Vpパルスの大きさは、Vpパルスを常
時印加しておけば、何かの方法で放電を発生するとその
放電は永続し、何らかの方法で放電を停止すれば放電は
永続的に停止するように選ぶ、 V^およびVKは点灯
パルスで、いずれが−方では電圧が小さすぎて点灯しな
いが、両者の複合では電圧が十分大きくなり点灯するよ
う選ぶ。
スVpは本発明によるタウンゼント発光を得る幅の狭い
パルスである。Vpパルスの大きさは、Vpパルスを常
時印加しておけば、何かの方法で放電を発生するとその
放電は永続し、何らかの方法で放電を停止すれば放電は
永続的に停止するように選ぶ、 V^およびVKは点灯
パルスで、いずれが−方では電圧が小さすぎて点灯しな
いが、両者の複合では電圧が十分大きくなり点灯するよ
う選ぶ。
したがってV^とVKが同時に印加される放電セルは点
灯し、その後Vpパルスにより放電し続ける。
灯し、その後Vpパルスにより放電し続ける。
このようにして全てのセルを任意に点灯することができ
る。放電を消灯する場合は、たとえばVpパルスを一定
期間停止すればよい。
る。放電を消灯する場合は、たとえばVpパルスを一定
期間停止すればよい。
第3図(a)中駆動回路19は、たとえば第3図(c)
のごとく構成される。この回路の説明は。
のごとく構成される。この回路の説明は。
後述する第6図を使用して説明する。第3図(a)中入
刃端子20は、たとえば2個の端子で構成され、第3図
(c)中101に接続する。第3図(a)中陽極リード
端子16−1.16−2または16−3は、第3図(c
)中102と接続する。
刃端子20は、たとえば2個の端子で構成され、第3図
(c)中101に接続する。第3図(a)中陽極リード
端子16−1.16−2または16−3は、第3図(c
)中102と接続する。
2個の電源103はそれぞれVpおよびV^の値を持つ
。
。
なお、第3図(a)ではマドリス型ガス放電表示パネル
を模式的に示したが、実際には、たとえば第1図に示し
たパネルと同様に構成されるもの/C である。あるいは第4図に示したパネルと同様禮構成さ
れてもよい。またマトリクス型ガス放電パネルの代りに
、第5図に示すような単一放電管にも実施できる。
を模式的に示したが、実際には、たとえば第1図に示し
たパネルと同様に構成されるもの/C である。あるいは第4図に示したパネルと同様禮構成さ
れてもよい。またマトリクス型ガス放電パネルの代りに
、第5図に示すような単一放電管にも実施できる。
ここで第4図(a)、(b)中31は表示放電陽極、3
2は補助放電陽極、33は共通陰極。
2は補助放電陽極、33は共通陰極。
34は表示放電空間、35は補助放電空間、37は抵抗
、44は結合空間、45は表示放電空間に塗布された蛍
光体、46は透光性m縁面板、47は絶縁基板、48は
絶縁板、49は表示放電陽極リード、50は表示放電陽
極カバーガラス、51は陰極リード、52は陰極カバー
ガラスである。
、44は結合空間、45は表示放電空間に塗布された蛍
光体、46は透光性m縁面板、47は絶縁基板、48は
絶縁板、49は表示放電陽極リード、50は表示放電陽
極カバーガラス、51は陰極リード、52は陰極カバー
ガラスである。
また、第5図中61は透光性外管、62は該外管の内面
に設けた蛍光体、63は放電空間、64および65は電
極、66は放電保護回路、67は増幅回路、68はパル
ス発生回路である。
に設けた蛍光体、63は放電空間、64および65は電
極、66は放電保護回路、67は増幅回路、68はパル
ス発生回路である。
上記パルス発生回路68は、たとえばパルス幅0.2μ
sおよび繰り返し周期40μsの単安定フリップフロッ
プ回路などで構成される。
sおよび繰り返し周期40μsの単安定フリップフロッ
プ回路などで構成される。
上記パルス増幅回路67は、たとえば第6図に示す回路
を使用すればよい。図中入力端子101に5v程度のパ
ルス電圧を加えると、出力端子102から入力パルス幅
とほぼ等しい幅のパルスが出る。出力パルスの電圧は、
直流電源103の電圧とほぼ等しい。104はバイポー
ラトランジスタ、MO8電界効果トランジスタなどのス
イッチング素子、105は抵抗、106はカップリング
コンデンサ、107はダイオードである。
を使用すればよい。図中入力端子101に5v程度のパ
ルス電圧を加えると、出力端子102から入力パルス幅
とほぼ等しい幅のパルスが出る。出力パルスの電圧は、
直流電源103の電圧とほぼ等しい。104はバイポー
ラトランジスタ、MO8電界効果トランジスタなどのス
イッチング素子、105は抵抗、106はカップリング
コンデンサ、107はダイオードである。
第6図中のスイッチング素子104を開放すると、第5
図に示す放電セル内電極64.65間の電圧は0になり
、放電は発生しない。次にスイッチング素子104を短
絡すると電源103の電圧が電極64.65間に印加さ
れる。電源103の電圧が十分大きい場合は放電が発生
し、放電空間63内にタウンゼント放電が発生し、セル
が発光する。この発光の強度が減衰するとともにスイッ
チング素子104を再び開放すると、放電は停止する。
図に示す放電セル内電極64.65間の電圧は0になり
、放電は発生しない。次にスイッチング素子104を短
絡すると電源103の電圧が電極64.65間に印加さ
れる。電源103の電圧が十分大きい場合は放電が発生
し、放電空間63内にタウンゼント放電が発生し、セル
が発光する。この発光の強度が減衰するとともにスイッ
チング素子104を再び開放すると、放電は停止する。
なお、出力電圧には、バイアス電圧を常時印加しておい
てもよい。
てもよい。
第4図に示した素子と類似の放電管として、長さ2.I
I断面の等測的直径0.7waの円筒状(実際は角柱状
)空間を設け、その内壁に緑色発光蛍光体Zn25in
4:Mnを塗布し、放電管内にキセノンを20Torr
封入し、可視光を半径方向から観察し、点輝度および発
光効率を測定した結果を第7図に示す。パルス電圧幅は
0.2μs、周期は40μsである。また、陰極はバリ
ウムで形成されている。電圧が200V以下になると放
電しなくなる。また電圧が100OVを超えると。
I断面の等測的直径0.7waの円筒状(実際は角柱状
)空間を設け、その内壁に緑色発光蛍光体Zn25in
4:Mnを塗布し、放電管内にキセノンを20Torr
封入し、可視光を半径方向から観察し、点輝度および発
光効率を測定した結果を第7図に示す。パルス電圧幅は
0.2μs、周期は40μsである。また、陰極はバリ
ウムで形成されている。電圧が200V以下になると放
電しなくなる。また電圧が100OVを超えると。
第6図中スイッチング素子104に高耐圧のものを使用
する必要が出てき、さらに放射するノイズも大きくなる
。パルス電圧が200,800Vのとき放電電流のピー
ク値はそれぞれ100゜400μAであり、また消費電
力の時間平均はそれぞれ0.1,1.6mW程度である
。
する必要が出てき、さらに放射するノイズも大きくなる
。パルス電圧が200,800Vのとき放電電流のピー
ク値はそれぞれ100゜400μAであり、また消費電
力の時間平均はそれぞれ0.1,1.6mW程度である
。
第8図中横軸のパルス幅は、たとえば第6図の出力端子
102におけるパルス電圧の幅を示す。
102におけるパルス電圧の幅を示す。
パルス電圧は200V、パルス周期は40μSである。
Xeのタウンゼント発光の幅は0.2μs程度であるた
め、パルス幅も0.2μs程度に選ぶと発光効率は最大
値、10Ωm / W程度になる。
め、パルス幅も0.2μs程度に選ぶと発光効率は最大
値、10Ωm / W程度になる。
この値は従来の駆動方式による発光効率、IQm/W程
度の約10倍に達している。
度の約10倍に達している。
パルス幅をさらに長くすると入力電力はパルス幅にほぼ
比例して増加するが、放射光は増えないため、効率はパ
ルス幅にほぼ逆比例して低下する第8図から、キセノン
、あるいはキセノンを励起発光の主体とした混合ガスに
おいて、高効率発光を得るためにはパルス幅をタウンゼ
ント発光幅の約3倍の値である、0.5μs以下に選べ
ばよいことがわかる。パルス幅を0.5μSとしたとき
の発光効率は、最大値の約2である。1μS幅のパルス
を使用した場合、発光効率は最大値の約百 に低下して
しまう。
比例して増加するが、放射光は増えないため、効率はパ
ルス幅にほぼ逆比例して低下する第8図から、キセノン
、あるいはキセノンを励起発光の主体とした混合ガスに
おいて、高効率発光を得るためにはパルス幅をタウンゼ
ント発光幅の約3倍の値である、0.5μs以下に選べ
ばよいことがわかる。パルス幅を0.5μSとしたとき
の発光効率は、最大値の約2である。1μS幅のパルス
を使用した場合、発光効率は最大値の約百 に低下して
しまう。
パルス幅が0.05μs以下になると効率の低下が著し
くなる。さらに幅0.05μs以下のパルスでマトリク
ス型パネルを駆動することも浮遊容量等の点で回路上好
ましくない。
くなる。さらに幅0.05μs以下のパルスでマトリク
ス型パネルを駆動することも浮遊容量等の点で回路上好
ましくない。
本発明により効率が向上する理由は電子温度が適度に上
るためである。この目的を果すためには種々の方法があ
る。たとえば定常電流にパルス電流を重畳することによ
り電流を急増して電子温度を上げてもよい。すなわち、
第3図において、全放電セルに、あらかじめ放電維持電
圧より大きい、あるいは小さいバイアス電圧を印加して
おいてもかまわない。ただし、効率向上の度合には差が
ある。なお、第3図において、駆動電圧発生回路19.
21は、電圧源でも電流源でもかまわない。
るためである。この目的を果すためには種々の方法があ
る。たとえば定常電流にパルス電流を重畳することによ
り電流を急増して電子温度を上げてもよい。すなわち、
第3図において、全放電セルに、あらかじめ放電維持電
圧より大きい、あるいは小さいバイアス電圧を印加して
おいてもかまわない。ただし、効率向上の度合には差が
ある。なお、第3図において、駆動電圧発生回路19.
21は、電圧源でも電流源でもかまわない。
印加パルス電圧が小さすぎると、タウンゼント放電時の
電界が小さくなり、効率は下る。印加電圧パルスの過電
圧が小さいと放電電流立上りの時間遅れが大きくなるか
ら、この場合、実際に印加するパルス幅は第8図から得
られる値にこの時間遅れを加えた値にせねばならない。
電界が小さくなり、効率は下る。印加電圧パルスの過電
圧が小さいと放電電流立上りの時間遅れが大きくなるか
ら、この場合、実際に印加するパルス幅は第8図から得
られる値にこの時間遅れを加えた値にせねばならない。
多数のセルを駆動する場合、放電電流立上りの時間遅れ
はセル毎に異なる。全セルが確実に点灯するよう開動パ
ルス電圧幅を広くすると、立上り時間遅れの短いセルの
効率は第8図かられかるように低下する。
はセル毎に異なる。全セルが確実に点灯するよう開動パ
ルス電圧幅を広くすると、立上り時間遅れの短いセルの
効率は第8図かられかるように低下する。
この効率の低下を小さくするためには、過電圧を十分大
きくすることにより、上記時間遅れのバラツキを小さく
することが重要である。ここで、過電圧とは、印加パル
ス電圧と、直流放電開始電圧差を示す。たとえば、上述
した実験条件では、過電圧が300Vあれば時間遅れが
十分小さくなり、時間遅れのバラツキも小さくなる。
きくすることにより、上記時間遅れのバラツキを小さく
することが重要である。ここで、過電圧とは、印加パル
ス電圧と、直流放電開始電圧差を示す。たとえば、上述
した実験条件では、過電圧が300Vあれば時間遅れが
十分小さくなり、時間遅れのバラツキも小さくなる。
なお、第3図(a)の放電保護抵抗15は必ずしも必要
でない。しかし、多数のセルを駆動する時、上記の理由
で駆動パルス幅を十分短かくできない場合がある。この
とき、電流立上りの時間遅れが短いセルの電流は外部抵
抗などにより定まる値にまで上昇するため、抵抗15が
あった方が効率の低下を小さくできる。上述の実験では
、抵抗15は2MΩ程度に選んである。
でない。しかし、多数のセルを駆動する時、上記の理由
で駆動パルス幅を十分短かくできない場合がある。この
とき、電流立上りの時間遅れが短いセルの電流は外部抵
抗などにより定まる値にまで上昇するため、抵抗15が
あった方が効率の低下を小さくできる。上述の実験では
、抵抗15は2MΩ程度に選んである。
上述の説明では、放電セルに印加しているパルスは単一
極性であるが、極性を正、負に切換えてもよい。
極性であるが、極性を正、負に切換えてもよい。
タウンゼント発光を利用する場合、単一パルスによる発
光のみでは光束や輝度が不足することが多い。このとき
は放電セルに複数個のパルスを印加することにより、複
数個のタウンゼント放射光を発生せしめればよい。発光
光束や輝度を変えるには、たとえば、単位時間当りの印
加するパルス個数を変えればよい。
光のみでは光束や輝度が不足することが多い。このとき
は放電セルに複数個のパルスを印加することにより、複
数個のタウンゼント放射光を発生せしめればよい。発光
光束や輝度を変えるには、たとえば、単位時間当りの印
加するパルス個数を変えればよい。
印加パルス幅を一定に保ちパルス周期を変えたときの、
緑色発光効率の変化を第9図に示す。図からパルス周期
が7μS未満になると、輝度は向上するが発光効率が低
下することがわかる。これはパルス周期が短かくなると
、パルス印加時に前パルスからの残留荷電粒子や準安定
原子数が十分減っておらず、このため高電界が印加でき
ず、電子温度が十分上らないためである。パルス周期が
一定である必要は無い。
緑色発光効率の変化を第9図に示す。図からパルス周期
が7μS未満になると、輝度は向上するが発光効率が低
下することがわかる。これはパルス周期が短かくなると
、パルス印加時に前パルスからの残留荷電粒子や準安定
原子数が十分減っておらず、このため高電界が印加でき
ず、電子温度が十分上らないためである。パルス周期が
一定である必要は無い。
この放電発光を表示に使用する場合、パルス周期が33
m5を超えるようになると1人間の目にフリッカが目立
つようになる。したがって、パルス周期はこれ以下であ
ることが好ましい。
m5を超えるようになると1人間の目にフリッカが目立
つようになる。したがって、パルス周期はこれ以下であ
ることが好ましい。
第10図は、放電管長3mの放電管にXeを10.20
あるいは30Torr封入し、@0.2μS1周期40
μsのパルス電圧を500V印加したときの、放電管径
と緑色発光効率の関係を示す。効率は放電管径の2乗に
ほぼ比例している。Xe圧力が高いほど効率は高いが、
放電維持電圧も上昇してくる。
あるいは30Torr封入し、@0.2μS1周期40
μsのパルス電圧を500V印加したときの、放電管径
と緑色発光効率の関係を示す。効率は放電管径の2乗に
ほぼ比例している。Xe圧力が高いほど効率は高いが、
放電維持電圧も上昇してくる。
第11図は、管直径0.7mmの放電管にXsを10.
20あるいは30 Torr封入し、幅0.2μs、周
期40μsのパルス電圧を500V印加したときの、放
電管長と緑色発光効率の関係を示す。効率は放電管長に
ほぼ比例している。
20あるいは30 Torr封入し、幅0.2μs、周
期40μsのパルス電圧を500V印加したときの、放
電管長と緑色発光効率の関係を示す。効率は放電管長に
ほぼ比例している。
第12図は放電管長3nmの放電管にXeを封入し、幅
0.2μs周期40μsのパルス電圧を500V印加し
たときの、放電管直径と緑色点輝度の関係を示す。点輝
度は管径にほぼ比例している。
0.2μs周期40μsのパルス電圧を500V印加し
たときの、放電管直径と緑色点輝度の関係を示す。点輝
度は管径にほぼ比例している。
第13図は管直径0.7+nn+の放雷管にXsを封入
し、幅0.2μS、周期40μsのパルス電圧を500
v印加したときの、放電管長と緑色点輝度の関係を示す
。点輝度は管長にあまり依存していない。
し、幅0.2μS、周期40μsのパルス電圧を500
v印加したときの、放電管長と緑色点輝度の関係を示す
。点輝度は管長にあまり依存していない。
本発明によるタウンゼント発光を利用する表示方式によ
れば高効率が得られるが、この発光では高輝度も得られ
る。たとえば、第7.12.13図に示した点輝度の値
は駆動パルスの幅0.2μS、周期40μs、駆動デユ
ーティ比−」−一00 で得られる。放電管直径を0.7+nn+、管長を3m
、電圧を800vに選べば、緑色点輝度は約800fL
である。このような表示パネルでカラーテレビ画像を表
示する場合は、放電セルの面積利用率を50%、白色と
緑色の視感度差による輝度の低下を2 とすれば、白色
面輝度200fLが得られる。ところが周期をたとえば
10μs、叩動デユーティ比を面にすれば、緑色点輝度
および白色輝度は上記値の約4倍である、それぞれ32
00fL、800fL程度となり、極めて高輝度な表示
が可能である。なお、直流陽光柱放電では、駆動デユー
ティ比をほぼ1にしても、白色面輝度で200fL程度
しか得られない。
れば高効率が得られるが、この発光では高輝度も得られ
る。たとえば、第7.12.13図に示した点輝度の値
は駆動パルスの幅0.2μS、周期40μs、駆動デユ
ーティ比−」−一00 で得られる。放電管直径を0.7+nn+、管長を3m
、電圧を800vに選べば、緑色点輝度は約800fL
である。このような表示パネルでカラーテレビ画像を表
示する場合は、放電セルの面積利用率を50%、白色と
緑色の視感度差による輝度の低下を2 とすれば、白色
面輝度200fLが得られる。ところが周期をたとえば
10μs、叩動デユーティ比を面にすれば、緑色点輝度
および白色輝度は上記値の約4倍である、それぞれ32
00fL、800fL程度となり、極めて高輝度な表示
が可能である。なお、直流陽光柱放電では、駆動デユー
ティ比をほぼ1にしても、白色面輝度で200fL程度
しか得られない。
以上は放電セルの封入ガスをXsに選んだが、He、N
e、Art Kr、Hg、等、あるいはそれらの混合ガ
スでも高効率高輝度のタウンゼント発光を得ることがで
きる。これらのガスを選ぶこ輝度や効率も変化する。
e、Art Kr、Hg、等、あるいはそれらの混合ガ
スでも高効率高輝度のタウンゼント発光を得ることがで
きる。これらのガスを選ぶこ輝度や効率も変化する。
次に、本発明と上述した文献との相違につき説明する。
文献(1)は放電管に幅100μs程度のパルス電圧を
印加しているため、第2図における期間■の発光が大部
分であり、効率は低い。文献(2)、(3)、(4)は
放電管に同期的パルス電圧を印加しているが、これは−
効率を上げるためではなく、各放電セルにメモリー機能
を与えるためである。したがってパルス幅は、放電セル
内に放電を新たに発生させるには短かすぎ、かつ、−旦
発生した放電を維持するには十分長いように選んでおり
、パルス周期やパルス電圧の関数である。
印加しているため、第2図における期間■の発光が大部
分であり、効率は低い。文献(2)、(3)、(4)は
放電管に同期的パルス電圧を印加しているが、これは−
効率を上げるためではなく、各放電セルにメモリー機能
を与えるためである。したがってパルス幅は、放電セル
内に放電を新たに発生させるには短かすぎ、かつ、−旦
発生した放電を維持するには十分長いように選んでおり
、パルス周期やパルス電圧の関数である。
文献(2)、(3)においてパルス幅は、さらにアーク
放電が成長する時間よりも短くしである。
放電が成長する時間よりも短くしである。
文献(2)、(3)、(4)で使用しているパルスの幅
は1〜10μs程度である。したがって、第8図から明
らかなように、セルの高効率発光は望めない。事実、こ
の方式のセル発光効率は、第2図における期間■の発光
効率と同程度であることが報告されており、期間■の発
光効率の1程0 度しかない。
は1〜10μs程度である。したがって、第8図から明
らかなように、セルの高効率発光は望めない。事実、こ
の方式のセル発光効率は、第2図における期間■の発光
効率と同程度であることが報告されており、期間■の発
光効率の1程0 度しかない。
文献(6)は電極に交流電圧を印加する。ところが、そ
の周波は100kHz前後であるから、各半サイクルは
タウンゼント発光の長さに比べて十分長く、したがって
、第2図における期間Iの発光が終了した後もセルに電
力を注入している。
の周波は100kHz前後であるから、各半サイクルは
タウンゼント発光の長さに比べて十分長く、したがって
、第2図における期間Iの発光が終了した後もセルに電
力を注入している。
発光効率は第2図の期間■の効率と同程度である。
文献(5)は水銀およびネオンを封入した放電管の駆動
電流パルスを、幅0.15〜0.2ms、周期1〜20
m5の範囲で変えると、電子温度が変化するため主発光
ガスが水銀、あるいはネオンに変り、これにしたがって
発光色も変ることを見出した。ところがパルス幅を第2
図の期間■と同程度には短かくしておらず、タウンゼン
ト発光終了後も電流が流れ続けているため、効率は高く
ない。また、同一放電セル内で発光色を変えることを目
的としているため、蛍光体を使用できず、特に青色の発
光効率は劣っている。
電流パルスを、幅0.15〜0.2ms、周期1〜20
m5の範囲で変えると、電子温度が変化するため主発光
ガスが水銀、あるいはネオンに変り、これにしたがって
発光色も変ることを見出した。ところがパルス幅を第2
図の期間■と同程度には短かくしておらず、タウンゼン
ト発光終了後も電流が流れ続けているため、効率は高く
ない。また、同一放電セル内で発光色を変えることを目
的としているため、蛍光体を使用できず、特に青色の発
光効率は劣っている。
以上、説明したごとく本発明によればガス放電発光素子
の発光効率及び輝度を上げることができる。本発明をた
とえばガス放電型表示パネルに使用すれば、効率は従来
例に比べ約10倍になる。
の発光効率及び輝度を上げることができる。本発明をた
とえばガス放電型表示パネルに使用すれば、効率は従来
例に比べ約10倍になる。
第1図は従来のガス放電表示パネルの構成を示す分解斜
視図、第2図(a)〜(e)はそれぞれ印加電圧、放電
電流、電子密度、電子温度、発光強度の変化を示す図、
第3図は本発明による駆動方法を実施するための装置の
構成を模式的に示す図、第4図は本発明の駆動方法が適
用できるガス放電表示パネルの構造の一例を示す図、第
5図は本発明の駆動方法による単一放電管駆動発光装置
の一例を示す図、第6図は本発明の駆動方法による印加
パルスを発生させるための回路構造の一例を示す図、第
7図は印加パルス電圧に対する放電箇10および第11
図は放電管直径および放電管長に対する発光効率の変化
を示す図、第12図および第13図は放電管直径および
放電管長に対する緑色輝度の変化を示す図である。 第 3 図 (C) (久) (ル) 第 7 図 八・ルス1ン、ル (v) 第 j目 茎 図 ハOfχ周列 (tみSン 第 12 図 黴も壜通社禮り
視図、第2図(a)〜(e)はそれぞれ印加電圧、放電
電流、電子密度、電子温度、発光強度の変化を示す図、
第3図は本発明による駆動方法を実施するための装置の
構成を模式的に示す図、第4図は本発明の駆動方法が適
用できるガス放電表示パネルの構造の一例を示す図、第
5図は本発明の駆動方法による単一放電管駆動発光装置
の一例を示す図、第6図は本発明の駆動方法による印加
パルスを発生させるための回路構造の一例を示す図、第
7図は印加パルス電圧に対する放電箇10および第11
図は放電管直径および放電管長に対する発光効率の変化
を示す図、第12図および第13図は放電管直径および
放電管長に対する緑色輝度の変化を示す図である。 第 3 図 (C) (久) (ル) 第 7 図 八・ルス1ン、ル (v) 第 j目 茎 図 ハOfχ周列 (tみSン 第 12 図 黴も壜通社禮り
Claims (1)
- 1、マトリクス状に配列された、複数の放電セルから成
る発光素子と、上記各放電セルに備えられた少なくとも
1対の電極間に、放電開始時に過渡的な放射光を主に発
生させるのに必要な狭いパルス幅を持つパルスを前のパ
ルスによる上記放射光の発生が次のパルスによる上記放
射光の発生にほとんど影響を与えないような繰り返しで
周期的に与える駆動回路と、を有するガス放電発光素子
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190662A JPH03114094A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | ガス放電発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2190662A JPH03114094A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | ガス放電発光素子 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56117775A Division JPS5821293A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | ガス放電発光装置およびその駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03114094A true JPH03114094A (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=16261818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2190662A Pending JPH03114094A (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | ガス放電発光素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03114094A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494952B1 (ko) * | 1996-11-22 | 2005-09-15 | 에타 쏘시에떼 아노님 마누팍투레 홀로게레 스위세 | 무선송출신호용송/수신안테나를가진시계 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56117775A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-16 | Masakazu Kato | Apparatus for squeezing boiled and ground soybean |
JPS5821293A (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-08 | 株式会社日立製作所 | ガス放電発光装置およびその駆動方法 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP2190662A patent/JPH03114094A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56117775A (en) * | 1980-02-20 | 1981-09-16 | Masakazu Kato | Apparatus for squeezing boiled and ground soybean |
JPS5821293A (ja) * | 1981-07-29 | 1983-02-08 | 株式会社日立製作所 | ガス放電発光装置およびその駆動方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100494952B1 (ko) * | 1996-11-22 | 2005-09-15 | 에타 쏘시에떼 아노님 마누팍투레 홀로게레 스위세 | 무선송출신호용송/수신안테나를가진시계 |
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