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JPH03112416A - クレスの栽培方法 - Google Patents

クレスの栽培方法

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Publication number
JPH03112416A
JPH03112416A JP1246445A JP24644589A JPH03112416A JP H03112416 A JPH03112416 A JP H03112416A JP 1246445 A JP1246445 A JP 1246445A JP 24644589 A JP24644589 A JP 24644589A JP H03112416 A JPH03112416 A JP H03112416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
cress
seeds
plate
cuts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1246445A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Seto
瀬戸 淳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1246445A priority Critical patent/JPH03112416A/ja
Publication of JPH03112416A publication Critical patent/JPH03112416A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分割が容易なように切れ目を入れた発泡プラ
スチックからなる人工培地上に均一に播種し、発芽させ
、人口光源下で緑化、生長させ、芽菜として収穫するク
レス(ガーデンクレス、Lepidium 5aLiv
u+s Lとも呼称する。)の栽培方法に関するもので
ある。
(従来の技術) クレスを人工的な栽培設備で栽培する技術は、従来から
既知である。例えば、木材粗バルブ又はロックウール(
岩綿)を人工培地とし、この上に散布播種を行い、水を
噴霧して、水分を供給する。
発芽までは、強(噴霧を行い、発芽、発根すると共に、
クレスにて上面より24時間程度の加圧を行って培地に
根を貫入させ養分を吸収させる。この後、子葉が発生す
るとともに、自然光(太陽光)下で緑化成長せしめる方
法が知れられている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の方法で使用される在来の木材粗バルブ、又は
ロックウール(岩綿)は、クレスの根に比べて堅く、ク
レスの根は部分に貫入することができない。そのため、
発芽後そのまま成長させると収穫時及び調理時にクレス
が培地より脱落して、取り扱いが不便である。更に、ク
レスの脱落のため、品質上の問題も生じる。このような
問題を解決するため、従来は、発芽、発根後前記クレス
工程において加圧を行い培地に根を貫入させている。
この加圧作業は労力と設備を必要とし、この解決が望ま
れていた。
種子を散布して播種する従来の方法では、散布むらが起
き易い。散布むらは培地上でのクレスの成長に遅速を生
じ、均一に成長したクレスを収穫することができない。
クレスの栽培のように、密度の高い播種を必要とする場
合は、特にその調節が困難である。更に、従来の散布に
よる播種方法では、種子が培地に粘着していないため、
散水を行うとき種子が流されてむらが生じることが通例
で、その解決を図る必要があった。
従来の木材粗バルブ、又はロックウール(岩綿)は、−
旦ある寸法の培地に裁断すると更に所望の寸法に分割す
るのが困難である。そのため、出荷及び調理の際に、小
さなブロックに分けることが困難である。更に、葉先の
部分のみの利用の場合の外に、茎を利用する場合には不
揃いとなり、調理上不便であった。
緑化成長工程で自然光(太陽光)を利用している従来方
法では、採光の理由から栽培棚を平面的に設置する必要
がある。このため栽培室の空間を立体的に利用できず、
経済的に不利であった。更に、自然光の光強度は天候及
び季節により変動するので、高圧ナトリウムランプのよ
うな人工光源で補光する等、光強度の調節が必要であっ
た。
本発明の目的は、このような従来方法の問題を解決して
、品質を均一化し、安定的に一定空間内で高密度に生産
するクレスの栽培方法を提供することである。更に、栽
培されたクレスが調理にも便ならしめる栽培方法の提供
である。
(課題を解決するための手段と作用) 上記目的は、発泡プラスチックからなる培地上に播種し
、発芽させ、人工光源を利用して緑化し、生長させ、芽
菜として収穫するという本発明の構成により達成される
。本発明に係る発泡プラスチックの培地を使用すること
により、クレスの根は培地内に十分貫入し、更に貫通す
ることができる。
そのため、クレスは培地により確実に保持され、取り扱
いが容易になると同時に、培地に保持されている養分を
十分に吸収することができる。
好適には、密度が0.7から1.6g/cm3で厚さが
7ないし13+a−程度の軟質発泡ポリウレタンの板状
体を培地として使用する。この軟質発泡ポリウレタン板
状体は、工業的に生産された市販のものでよい。この板
状体にクレス出荷用の包装箱に合わせた寸法に分割でき
る切れ目を予め入れる。
この分割用切れ目は、板状体の一方の面からこの面と対
向する他方の面に貫通していて、板状体の一方の面の長
平方向にほぼ平行に及び長手方向に直交する方向にほぼ
平行に全体として格子状にかつ前記格子の交点近傍と板
状体の縁部近傍を除いて断続的に配置されている。好適
には、交点近傍及び縁部の不連続部はそれぞれ約21、
及び約1ffi11である。前記長手方向に平行に配置
された切れ目相互の間隔はクレス出荷用包装箱の底面の
長手方向長さとそれに直交する方向の長さの2個の長さ
のうちのいずれか一方の長さより僅かに短(、前記長手
方向に直交する方向にほぼ平行に配置された切れ口相互
の間隔は前記2個の長さのうちの他方の長さより僅かに
短い。
大きなトレイの上に連続した培地を載せ、この培地の上
に播種し、発芽させる。その後に、分割して包装箱にい
れて、栽培室にて成長させた後、包装箱ごと出荷するこ
とができる。更に、この包装箱の寸法に分割された培地
を成長したクレスと共に調理に便なる大きさに手で分割
できるように切れ目を入れることもできる。
均一な播種を行うために、本発明では、クレスの種子が
発芽する前に水分を吸収して種子表面の成分が溶出し、
粘液状の液体で覆われる特性を利用した次の構成の播種
方法を行う。即ち、容器に入れたクレスの種子に適当な
量の水を加え、種子表面から水中に浸出した成分で粘液
状となったスライム中に種子が均一に分散して懸濁した
状態になるようように撹拌し、クレスの生長に必要な養
液を含ませた培地の表面に、前記種子が均一に分散して
粘着するように懸濁液を塗布することにより、培地上に
播種する。尚、水を入れた容器に種子を加える調製方法
では、種子が浮き上がり所望のスライム状の懸濁液を得
ることが困難である。
安定的かつ均一にクレスを緑化成長させるため、自然光
でなく蛍光灯からなる人工光源を使用した栽培室で、培
地上に発芽したクレスを子葉が開いて緑化し適当な茎長
となるまで成長させるる。
以下に添付図面を参照して本発明を実施例に基づいて詳
しく説明する。
(実施例) 第1図は本発明に係る厚さ7+imから13m−の軟質
発泡ポリウレタン製板状体の培地3の一部を示す。
これは、第2図に示す出荷用包装箱1個分の大きさであ
る一辺が4から110cmの小培地6の連続体から構成
されていて、この連続体には1個づつ手で小培地6に分
割できるように貫通した切れ目が格子状に、ただし格子
の交点近傍約2mmと板状体の縁部1msを残して断続
的に設けである。第2図の小培地6に線lで示す貫通し
た切れ目を同じく断続的に設けておくと、調理時クレス
を小培地6に保持したまま、手で小培地6を切れ目に沿
って4個の小片7に割り、東3図に示すように分割する
ことができる。この場合の切れ口は小培地6の各辺縁と
は好適には3mmを残す。これにより、培地側を手で保
持して、葉先のみ、又は茎を含んで不揃いな(切断し、
調理することができる。第2′図には小培地6の別の切
れ口9の例を示す。
第4図は、播種トレイ2の上に第1図に示す連続した培
地3を敷き詰め、培地3の上面に種子4が播種されてい
る状態を示す。予め、培地3に水又は養分溶液を吸収さ
せておく。次いで、播種密度が3ないし5 g/100
0cm”となるように、容器に所要の種子を入れ、種子
容量の2ないし5倍の量の水を加えて撹拌する。5分な
いし20分程度でスライム状の液中に種子が均一に分散
して懸濁した状態となる。この懸濁液をへら又はローラ
を使用して培地3の表面に塗布する。懸濁液の粘性を利
用した塗布によるこの播種方法により、種子は高密度で
かつ均一に重なり合うことなく分散して培地表面に粘着
して播種される。
上述のように粘着して塗布播種された種子は発芽、発根
時にその一部が浮き上がる現象を呈する場合がある。こ
の場合、成育のむらを無くすため、表面がテフロン加工
しある鏝、へら又はローラ等で、発根が培地に向かうよ
うに種子を1回ないし数回培地に押し付ける。尚、テフ
ロン加工しであると、粘液で覆われた種子がこれらの表
面に付着しない利点がある。
播種後、周辺を暗(した発芽室に培地3を載せたトレイ
を移す。子葉が発生して、開くか、開(寸前まで、2日
程度発芽室に置く。この状態になったとき、培地3を小
培地6に分割して、第5図に示すように出荷用包装箱5
に移す。
第6図は、蛍光灯11からなる人口光源と上記小培地6
を入れた包装箱を置く多数の棚段lOを備える栽培室を
示す。この栽培室の棚段12の上に成長中のクレスを保
持する小培地6を入れた包装箱5を載せる。この栽培室
でのクレスの栽培工程では、人工光源の強度を調節して
クレスに4000ルツクスないし1200Gルックス程
度の光強度を与え、この状態を約2日ないし3日間保持
する。更に、必要に応じて水の噴霧をクレスに行い、培
地に養分溶液を補給して、幼葉の開展、緑化と、茎長の
伸長を行わせる。
第7図に示すような状態にクレス8が成長すると、辛み
付は工程を経て、芽もの野菜、又はっまもの野菜として
包装箱5に入れたまま小培地6ごと収穫して、そのまま
出荷する。
(発明の効果) このように、発泡プラスチックの培地を使用する本発明
に係る栽培方法では、根付けのためのクレス工程を省(
ことができるので、労力と設備の軽減を図ることができ
る。
更に、クレスの種子の特性を利用した、種子を均一に分
散懸濁せしめたスライム状の懸濁液を塗布する本発明に
係る播種方法により、高密度でかつ均一な播種を行うこ
とができ、培地の使用効率が高く、均一に成長したクレ
スを得ることができる。
本発明に係る切れ目入り培地を使用したクレスの栽培方
法により、発芽後簡単に分割して、出荷用包装箱に移植
し、成育させることができるので、従来の出荷時の培地
の分割が不要となる。そのため、出荷時の包装の労力を
軽減でき、クレスの品痛みを回避することがせきる。更
に、小さく分割できるので、調理の際の利便も顕著であ
る。
人工光源として蛍光灯を使用する本発明に係る栽培方法
では、蛍光灯を平面的に多数設置でき、かつ比較的蛍光
灯と近接した位置に培地をおいても、蛍光灯の特性とし
て葉温が上昇しないので、垂直方向に多段の栽培棚を設
置できる。そのため、栽培室の空間を有効的に利用でき
る効果がある。
以上のように、本発明に係るクレスの栽培方法では、ク
レスを人工的環境下で計画的に生産することができるの
で、高品質で、均一な製品を生産することが可能となり
、本発明の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は軟質発泡ポリウレタン培地の平面図;第2図は
各小培地に分割された1個の小培地の拡大平面図; 第2′図は第2図に示した分割パターンの変形例の拡大
平面図: 第3図は調理時に便なるように更に分割して横置した培
地付きクレスを示す; 第4図は発芽トレイに培地を敷き、その上にクレスの種
子を播種した状態を示す; 第5図は培地上で発芽したクレスがそれを保持する培地
と一緒に出荷用包装箱に移植された状態を示す: 第6図は蛍光灯と生育用の包装箱を載せた棚段を備える
栽培室を示す: 第7図は生育後、最終の辛みっけ工程に送られる前の状
態を示す。 切れ目、     2   発芽用トレイ軟質発泡ポリ
ウレタン製連続培地 クレス種子 プラスチック製出荷用包装箱 分割された小培地 7 分割された培地を更に分割した小片 収穫されたクレス 切れ目、 0 棚段 1 蛍光灯 Jスユt j±1と )AjL ]ぢ毛L 々コ」L す(。口 手 続 補 正 書 平成元年10月18日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、発泡プラスチックからなる培地上に播種し、発芽さ
    せ、生長させ、芽菜として収穫する、クレスの栽培方法
    。 2、前記培地は、厚みが生長した栽培クレスの根の長さ
    より薄い板状体であって、この板状体には板状体の一方
    の面からこの面と対向する他方の面に貫通する多数の分
    割用切れ目が、板状体の前記一方の面の長手方向にほぼ
    平行に及び前記長手方向に直交する方向にほぼ平行に全
    体として格子状にかつ前記格子の交点近傍と板状体の縁
    部近傍を除いて配置され、前記長手方向に平行に配置さ
    れた切れ目相互の間隔はクレス出荷用包装箱の底面の長
    手方向長さとそれに直交する方向の長さの2個の長さの
    うちのいずれか一方の長さより僅かに短く、前記長手方
    向に直交する方向にほぼ平行に配置された切れ目相互の
    間隔は前記2個の長さのうちの他方の長さより僅かに短
    い、発泡プラスチックである、ことを特徴とする請求項
    1に記載のクレスの栽培方法。 3、前記培地は、前記分割用切れ目で囲まれた内側の板
    状体に更に前記間隔より短い間隔で前記分割用切れ目に
    連結しない分割用切れ目が配置されている発泡プラスチ
    ックの板状体である、ことを特徴とする請求項2に記載
    のクレスの栽培方法。 4、発泡プラスチックは軟質発泡ポリウレタンであるこ
    とを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記
    載のクレスの栽培方法。 5、クレスの種子を入れた容器に適当な量の水を加え、
    種子表面から水中に浸出した成分で粘液状となったスラ
    イム中に種子が均一に分散して懸濁した状態になるよう
    ように撹拌し、クレスの生長に必要な養液を含ませた前
    記培地の表面に、前記種子が均一に分散して粘着するよ
    うに前記懸濁液を塗布することにより、前記培地上に播
    種する、ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれ
    か1項に記載のクレスの栽培方法。 6、前記培地での発芽後、発芽したクレスを保持する前
    記培地を前記切れ目に沿って分割し、蓋が開放されて上
    方が開口している出荷用包装箱に配置して生長させるこ
    とを特徴とする請求項2から5のうちのいずれか1項に
    記載のクレスの栽培方法。 7、光源を蛍光灯とする栽培室にて、前記培地上で発芽
    したクレスを子葉が開いて緑化し適当な茎長となるまで
    生長させることを特徴とする請求項1から6のうちいず
    れか1項に記載のクレスの栽培方法。
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