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JPH03111026A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置

Info

Publication number
JPH03111026A
JPH03111026A JP1249894A JP24989489A JPH03111026A JP H03111026 A JPH03111026 A JP H03111026A JP 1249894 A JP1249894 A JP 1249894A JP 24989489 A JP24989489 A JP 24989489A JP H03111026 A JPH03111026 A JP H03111026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cleaning
ozone
washing
solenoid valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1249894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Abe
正人 阿部
Daisaku Negoro
大作 根来
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1249894A priority Critical patent/JPH03111026A/ja
Publication of JPH03111026A publication Critical patent/JPH03111026A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は特にオゾン水を用いて内視鏡を消毒するように
した内視鏡洗浄消毒装置に関する。
[従来の技術] 従来知られている内視鏡洗浄消毒装置は、洗浄消毒槽に
内視鏡を設置してその内視鏡を洗浄液による洗浄、消毒
液による消毒、すすぎ洗い、乾燥等の各工程を経て内視
鏡を洗浄消毒するようになっている(例えば特開昭60
−90531号公報参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の内視鏡洗浄消毒装置では、効
率的な洗浄消毒を行うことができないとしてオゾン水の
もつ優れた殺菌作用を利用して内視鏡を消毒する方式を
採用する内視鏡洗浄消毒装置が未公開出願(特願昭63
−220215号)で提案されている。
これは、オゾン水のもつ優れた殺菌作用を利用して内視
鏡を消毒するため、以下のような方法がとられている。
オゾンガス発生装置により発ベニさせたオゾンガスを気
密接触塔内の水に送り込み、オゾン水を生成する。この
オゾン水を洗浄消毒槽内に送り込み、そのオゾン水中に
内視鏡を一定時間浸漬させることで消毒する。そして、
使用後、このオゾン水は廃棄されていた。
このように上述した内視鏡洗浄消毒装置では、−度、消
毒に使用されたオゾン水は使用後、すぐに廃棄するよう
にしていた。
この理由は、第1にオゾン水を容易で、しかも、効率的
に処理する手段がない。第2にオゾン水は放置しておく
と、自然に水と酸素に分解し、残留毒素がなくなること
にあると思われる。
しかし、オゾン水から有毒なオゾンガスが発生するため
、使用済のオゾン水を廃棄する際には、オゾンガスが周
囲に拡散しないように何等かの工夫が必要であった。
一般に、内視鏡洗浄消毒装置は内視鏡検査室内に設置さ
れ、検査室内の流しを利用して排水するため、オゾンガ
ス拡散防止は是非必要である。例えば排水口と下水口と
を直結する工事等の面倒な作業を行っていた。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的
とするところは、比較的簡単な構成により使用済みのオ
ゾン水を安全な状態に処理して廃棄できるようにした内
視鏡洗浄消毒装置を提供することにある。
[課題を解決する手段および作用] 上記課題を解決するために本発明は、洗浄消毒槽に内視
鏡を設置してその内視鏡を洗浄消毒するとともにその消
毒処理をオゾン水で行う内視鏡洗浄消毒装置において、
上記洗浄消毒槽内に設けられ洗浄消毒槽内の廃棄すべき
オゾン水を加温する加熱手段と、この加熱手段の動作後
に上記洗浄消毒槽内に冷却用水を噴射する水噴射手段と
、洗浄消毒槽内に残るオゾンガスを無害化するオゾン処
理手段と、上記洗浄消毒槽内に残った水を排水する手段
とを具備したものである。
しかして、洗浄消毒層内に設けた加熱手段によりその洗
浄消毒層内に注入されている廃棄すべきオゾン水を加温
し、オゾン水からオゾンガスを分離する。そして、オゾ
ンを分離した水を排出する。
水噴射手段を動作させることにより洗浄消毒槽内に残っ
ている水蒸気を液化し、水に溶解しにくいオゾンガスの
みとし、この水蒸気の含まれていないオゾンガスをオゾ
ンガス処理手段で無害化する。
このようにオゾン水は完全に無害化処理されるため、装
置外へ有害なオゾンガスを放出することがない。
したがって、例えば排水口と下水口とを直結する工事等
の面倒な作業を行う必要がない。
また、洗浄消毒槽内に水を噴射してその洗浄消毒槽内の
水蒸気を液化し、除去するから、オゾン処理手段が水蒸
気によってダメージを受けにくい。
また、オゾン処理手段による無害化処理の効率を高める
[実施例] 第1図ないし第5図は本発明の第1の実施例を示すもの
である。この内視鏡洗浄消毒装置は大別すると以下の5
つの装置部から構成されている。
すなわち、給水部a1オゾン水生成部b、洗浄消毒部c
1排オゾン部d、排水部eである。そして、これらは後
述する装置本体52に組み込まれている。
まず、給水部aの構成について述べる。すなわち、給水
源1に第1の三方電磁弁2を介して後述するイオン交換
器3の入水口4と、第2の三方電磁弁5とが連通してい
る。第1の三方電磁弁2とイオン交換器3の入水口4と
はイオン交換器管路6によって連通し、第1の三方電磁
弁2と第2の三方電磁弁5とは連結管路7によって連通
している。また、第2の三方電磁弁5は温水タンク管路
8により温水タンク9と電磁弁10を経て、洗浄消毒!
f111に連通している。この温水タンク9は温水洗浄
1回分の必要量に対し、かなり多く貯留できるようにな
っている。第2の三方電磁弁5は消毒槽管路12により
洗浄消毒槽11と連通している。温水タンク9内には第
1のヒータ13、および必要水量の検知を行なうフロー
トスイッチ58が設けられている。
次に、オゾン水生成部すの構成について述べる。
イオン交換器3の出水口14と気液接触塔15の上部と
はイオン交換水供給管路16により連通されており、イ
オン交換水供給管路16の途中には、電磁弁17が設け
られている。生成したオゾン水を貯蔵する気液接触塔1
5の中には所定の位置にフロートスイッチ18が設けら
れており、ここには必要量のイオン交換水が貯留できる
ようになっている。さらに、酸素ボンベ19が設けられ
、この酸素ボンベ19には酸素供給管路20によりオゾ
ン発生手段としてのオゾナイザ21の人口22に連通さ
れており、酸素供給管路20の途中には電磁弁23が設
けられている。オゾナイザ21の出口24はオゾン供給
管路25により気液接触塔15内の底部に位置する散気
管26に連通されており、オゾン供給管路25の途中に
は逆止弁27が設けられている。ここで、逆止弁27は
気液接触#i15からオゾナイザ21への流れを禁止す
る向きに設置されている。
また、散気管26は、例えば多孔質セラミックスのよう
な材質で作られており、それには多数の細かな孔がおい
ている。オゾン供給管路25のオゾナイザ21の出口2
4と逆止弁27との間には、濃度DI定用管路28が設
けられており、この濃度測定用管路28はオゾン濃度計
29へ連通している。
気液接触塔15の底部と洗浄消毒槽11とは、その途中
に電磁弁30を介挿したオゾン水供給管路31により連
通されていて、オゾン水を供給する手段を構成している
。このオゾン水供給管路31の途中は、槽内送液用管路
32とチャンネル内送液用管路33に分かれる。
洗浄消毒槽11の底部に近いところに位置する循環口3
4は、回収管路35により、気液接触塔15の上部と連
通している。この回収管路35の途中には、電磁弁36
、および回収ポンプ37が設けられている。そして、こ
れらによりオゾン水を気液接触塔15に回収する手段を
構成している。
次に、洗浄消毒部Cについて述べる。洗浄消毒部Cの洗
浄消毒槽11内には内視鏡38をセットする保持網3つ
がある。その他、浸漬に必要な水量の貯留を検知するよ
うに所定の位置にはフロートスイッチ40が設、けられ
ている。さらに、洗浄消毒槽11の底部から出ている循
環管路41は洗浄ポンプ42を経たのち、2又に分岐し
、その−方はチャンネル内送液用ジヨイント100へ連
通し、他方のものは電磁弁43を経て、洗浄消毒槽11
内の洗浄ノズル44へ連通している。洗浄ノズル44は
水圧を受けて回転するようになっている。洗浄消毒槽1
1内には第2のヒータ45が設けられている。この第2
のヒータ45は洗浄水の加温を行うが、また、後述する
ように使用済のオゾン水を廃棄する際にそのオゾン水を
加温する手段を構成するものでもある。
チャンネル内送液用ジヨイント100にはエアーポンプ
46が接続されている。
次に、排オゾン部dについて述べる。すなわち、気液接
触塔15、および洗浄消毒槽11の上部からそれぞれ出
ている排オゾン管路47.47は別々の逆止弁48,4
9を介して合流し、この後、ファン50、およびオゾン
ガスを無害化する手段としての排オゾン処理触媒51を
経て、装置本体52の外へ通じている。ここで、逆止弁
48は気液接触塔15からファン50への方向へのみ流
れるようにし、逆止弁49は洗浄消毒槽11からファン
50への方向へのみ流れるように設置されている。
次に、排水部(排出手段)eについて述べる。
この排水部eにおける排水管路53は、洗浄消毒槽11
の下部の排水口54からフィルタ55、電磁弁56、お
よび排水ポンプ57を順に経て装置本体52の外へ通じ
ている。
ところで、第2図に示す装置本体52における付属品収
納室60内には、上述したイオン交換器3、排オゾン処
理触媒51.および酸素ボンベ19が収納されており、
必要に応じドア61を開けて取り出し、それらを交換す
ることができるようになっている。
また、装置本体52の操作パネル70は第3図に示すよ
うに構成されている。すなわち、操作パネル70には洗
浄時間設定ダイヤル71、消毒時間設定ダイヤル72、
乾燥時間設定ダイヤル73、始動スイッチ74、停止ス
イッチ75、残り時間および異常の表示窓76が設けら
れている。さらに、「準備」、「洗浄」、「消毒」、「
乾燥」、および「オゾン水処理」の工程を選択する第1
ないし第5の工程選択ボタン77.78,79゜80.
81と、これらの各工程の実行を表示するLEDからな
る第1ないし第5の実行表示ランプ82.83.84,
85.86が設けられている。
さらに、これらの各工程の実行完了をそれぞれ表示する
第1ないし第5の実行完了表示ランプ87゜8g、89
,90.91が設けられている。なお、第5の工程選択
ボタン81には保護カバー92が設けられている。
次に、この内視鏡洗浄消毒装置の作用を第4図で示すタ
イムチャートに従い説明する。
この全工程は準備■−冷水洗浄(非循環)■−ζ温水洗
浄循環)■−冷水洗浄(非循環)■→消毒■−乾燥■−
オゾン水排水■の7エ程からなっている。
貸ず、準備工程■について説明する。第1の三方電磁弁
2と、第2の三方電磁弁5とを切り換えて、給水源1と
温水タンク9とを連通させ、温水、?ンク9に水を貯留
させる。フロートスイッチ58により、所定量貯留した
ことを検知した後、第1の三方電磁弁2を給水源1とイ
オン交換器3とを連通させるよう切り換える。それと同
時に電磁弁17を開き、気液接触塔15にイオン交換水
を注入する。ヒータ13は準備工程の開始時より動作さ
せ、図示していない温度センサによりその水温を検知し
、所定の温度を保持させる。
また、気液接触塔15に所定量のイオン交換水が貯留さ
れたことをフロートスイッチ18により検知すると、電
磁弁17が閉じる。ついで、オゾナイザ21が作動し、
定常状態になった後、電磁弁23を開く。すると、図示
しないレギュレータによりオゾナイザ用に制御された圧
力および流量の酸素ガスが酸素ボンベ19からオゾナイ
ザ21内に送り込まれる。ここで、濃度測定用管路28
に接続されたオゾン濃度計29により、オゾン濃度の測
定を行ない異常の場合、後述の異常表示を行なう。また
、逆止弁27によりオゾン水の逆流によるオゾナイザ2
1の故障を防ぐ。オゾナイザ21から出たオゾンガスは
気液接触塔15内の散気百26から細かな気泡となり、
イオン交換水に溶は込む。なお、イオン交換水との接触
時間をかせぎ、オゾンガスの溶存度を高めるため、気液
接触塔15の高さはできるだけ高くしである。
これと同時にファン50を作動させ、気液接触塔15内
のイオン交換水に完全に溶けきらなかったオゾンを、排
オゾン処理触媒51に通すことで処理した後、排気する
。その後、一定時間だけオゾナイザ21を作動させ、気
液接触塔15内のオゾン濃度を所定の濃度にする。その
後はオゾナイザ21を適当な間隔で、オン、オフさせ、
所定濃度を保つ。この所定濃度は消毒に必要とされる濃
度よりは低いものとし、洗浄消毒槽11内へ注入する直
前、すなわち、後の冷水洗浄(非循環)工程■で、再び
オゾナイザ21を作動させ、消毒に必要な濃度まで高め
る等、全体として効率が一番良くなるように設定されて
いる。
次に、冷水洗浄(非循環)工程■について説明する。第
1の三方電磁弁2と第2の三方電磁弁−5を切り換えて
、給水源lと洗浄消毒槽11とを連通させ、洗浄消毒槽
11に洗浄水を注入する。図示しないタイマにより注入
開始から一定時間後、電磁弁(洗浄ノズル送液用)43
を開き、洗浄ポンプ42を作動させる。それと同時に、
排水用の電磁弁56を開き、排水ポンプ57を作動させ
る。
これにより、洗浄ノズル44が回転し、内視鏡38の外
表部を洗浄するとともに、チャンネル内送液用ジヨイン
ト100から図示しない送液チューブを介し、内視鏡3
8のチャンネル内にも洗浄液を送り込み、そのチャンネ
ル内を洗浄する。ここで、洗浄に使用される洗浄水は、
排水口54より高い位置から取り込まれるため、清浄な
ものである。
そして、汚れを含んだ洗浄水は排水口54より装置本体
52の外へ排出される。また、大きなゴミ等の汚れはフ
ィルタ55により取り除かれる。
以上の工程で、付着力のそれほど大きくない汚れは完全
に除去される。
ついでζ温水洗浄(循環)工程■について説明すると、
この場合には電磁弁10が開き、温水夕:/り9内で既
に加熱、保温されている温水が洗浄消毒槽11へ注入さ
れる。それと同時に、洗浄消毒槽〕1内の第2のヒータ
45が作動し、洗浄消毒槽11内の温水を本工程の間中
、所定の温度に保持する。図示しないタイマにより注入
開始から〜定時間経過後、電磁弁10を閉じる。そして
、7、lS磁弁43を開き、洗浄ポンプ42を所定時間
作1!iさせる。これにより前記冷水洗浄(非循環)工
程■で述べたのと同様に、内視鏡38の外表面、bよび
チャンネル内に温水を送る。ここで、温水は所定時間の
間繰り返し使用され、それにより付Δカの大きな汚れも
完全に除去される。なお、温水タンク9から洗浄消毒槽
11へ温水の注入が完了した後はすぐ第2の三方電磁弁
5を温水タンク0側に切り換えて洗浄消毒槽11へ注入
された分を補い、同時に第1のヒータ13も作動させ所
定の温度まで加熱し、その後、その温度を保持するよう
になっている。なお、温水タンク9内で作られる温水の
量は1回に使用される温水量に対してかなり多い。その
ため、準備工程で1度作成しておけば、以後、温水洗浄
のために毎回使用される分の温水補給は短時間で済むた
め、連続使用しても問題がない。
なお、温水タンク9が容量的に1日に使用する全温水を
貯留保温できるものであれば、毎日補給していく必要は
ない。
一定時間、温水を循環させて洗浄した後、電磁弁56を
開き、排水ポンプ57を作動させることにより温水を装
置本体52の外へ排出する。
なお、以上の冷水洗浄(非循環)工程■、および温水洗
浄(循環)工程■において洗浄性を高めるため、その洗
浄液中に洗剤を添加してもよい。
次に、冷水洗浄(非循環)工程■について説明する。こ
の工程では、すすぎ工程、および次の工程である消毒工
程■のための準備工程、およびチャンネル内の除水工程
からなる。なお、すすぎ工程は上述した冷水洗浄(非循
環)工程■で説明したものと同様である。
また、消毒工程■の準備工程として、電磁弁23を開き
、オゾナイザ21を作動させ、消毒に必要な濃度にする
。チャンネル内の除水工程として、エアーポンプ46を
作動させる。そして、チャンネル内送液ジヨイント59
から、図示しない送液チューブを介し、チャンネル内に
エアーを送り、チャンネル内の水を除水する、また、こ
こで冷水によるすすぎ工程を行なうことにより前の温水
洗浄工程で高温になった洗浄消毒槽11内を冷却し、次
の消毒工程時オゾン水が分解し、濃度が低ドするのを防
ぐ。その上、消毒に使用されるオゾン水は繰り返し使用
されるので、このすすぎに−11′)、より不純物が除
かれることは望ましいことである。
次に、消毒工程■について説明する。まず、電磁弁30
を開くことにより、洗浄消毒槽11より高いところに位
置する気液接触塔15内のオゾン水が洗浄消毒槽11内
に注入される。そして、フロートスイッチ40により必
要量のオゾン水が貯留したことを検知し、電磁弁30を
閉じる。その後はその状態で所定時間、内視鏡38を浸
漬させることで、オゾン水による消毒が行なわれる。
その後、電磁弁36が開き、同時に回収ポンプ37が作
動する。これにより洗浄消毒槽11内のオゾン水は回収
管路35を通り気液接触塔15の中に回収され、次の消
毒工程までここに貯えられる。このとき、気液接触塔1
5内のオゾン濃度は、消毒工程直前に比べ消毒により分
解した分だけ低いものとなっている。
次回以降の冷水洗浄(非循環)の工程■でのオゾナイザ
21の作動時間は、この点を考慮したものとなっている
なお、この実施例ではオゾナイザ21の発生オゾン流量
、および発生濃度、発生時間、その他のパラメータをも
とにオゾン濃度を調節し、かつモニタリングしているが
、気液接触塔15内または洗浄消毒槽11内にオゾン濃
度計を設けても同様のことを行なうことができる。
ついで、乾燥工程■について説明する。第2のヒータ4
5を作動させることにより、洗浄消毒槽11内の温度を
高め、内視鏡38の外表面を乾燥させ、オゾン水の除去
を行なう。同時にエアーポンブ46を作動させ、内視鏡
38のチャンネル内にエアーを送り、チャンネル内のオ
ゾン水の除去を行なう。この時、チャンネル内に送り込
むエアーをあたためるヒータ等の手段をチャンネル内送
液管路33の途中に設け、それによって加熱されたエア
ーを送ればより高い効果が期待できる。
最後に、オゾン水排水工程■について説明する。
この工程■は、1日の最終工程に行なわれるべきもので
あるが、第4図で示す内容の工程による通常の場合と、
第5図で示す本発明の内容の工程による場合が考えられ
る。まず、通常工程の場合について説明しておく。
すなわち、電磁弁30.および電磁弁56を開き、排水
ポンプ57を作動させる。これにより気液接触塔15内
のオゾン水は排水管路53を経て、装置本体52の外へ
排出される。オゾン水は放置しておくことで自然にH2
Oと02に分解し、残留毒性がないため安全である。た
だし、オゾン水から発生するオゾンガスが周囲に悪影響
を与えないように、図示しないが、排水管路53の先端
は排水口と直結している。
一方、第5図で示す本発明の内容の工程による場合につ
いて説明する。
まず、電磁弁30を開き、気液接触塔15内のオゾン水
を洗浄消毒t!11内に適量送り込む。そして、第2の
ヒータ45を発熱作動させ、オゾン水中からオゾンをガ
スとして分離する。この後、電磁弁56を開き、排水ポ
ンプ57を作動することによりオゾンを含まなくなった
水を装置本体52の外へ排出する。
次に、第1の三方電磁弁2および第2の三方電磁弁5を
調節し、給水源1と洗浄消毒槽11を連通させる。洗浄
消毒#f111内に洗浄水を適量、貯留させる。
そして、電磁弁43を開き、洗浄ポンプ42を作動させ
ることにより洗浄ノズル44を通じて洗浄消毒槽11内
に洗浄水を噴射する。これにより洗浄消毒槽11内の水
蒸気は冷却され、凝縮液化する。
このようにして水蒸気が除去されたところで、ファン5
0を作動させ、洗浄消毒槽11内にあるオゾンガスを排
オゾン処理触媒51へ送り込み、オゾンを処理する。そ
して、無害化したガスを装置本体52の外へ排気する。
また、ここで、洗浄消毒槽11内の洗浄水は上述したと
同様に電磁弁56を開き、排水ポンプ57を作動するこ
とにより装置本体52の外へ排出される。このような動
作をオゾン水の量に応じて必要回数繰り返す。
なお、洗浄消毒槽11内に洗浄水を噴射してその洗浄消
毒槽11内の水蒸気を凝縮液化して除去するから、排オ
ゾン処理触媒51にはオゾンガスのみが送られ、水蒸気
は入らない。このため、排オゾン処理触媒51による無
害化処理の効率を高め、しかも、処理能力の低下を防止
する。これは、排オゾン処理触媒51は一般に水蒸気に
よって処理の効率および処理能力を大幅に低下させるが
、これを回避するのである。
しかして、簡単な方法で使用済みのオゾン水を安全に廃
棄できる状態に、容易かつ迅速に処理できる。
なお、オゾン水排水工程■中は図示しないロック機構に
より洗浄消毒槽11のカバー(図示しない。)が開かな
いようになっている。これにより誤ってカバーを開け、
オゾンガスを装置外に放出するのを防止する。
一方、以下に実際の工程を操作する場合について説明す
る。通常の工程としては、1日の使用前に、第2図の操
作パネル70の第1の工程選択ボタン77を押すことに
より、第1の表示ランプ82が点灯する。この状態で始
動スイッチ74を押すことにより、準備工程■が行なわ
れる。そして、この工程が終了すると、第1の完了表示
ランプ87が点灯する。そして、この状態はオゾン水排
水工程■が終了するまで継続する。なお、この工程は1
日1回使用の1番始めに行なわれるものである。
そして、実際の洗浄、消毒を行なうにあたり、まず、カ
バー101を開き、保持網39に内視鏡38をセットし
、再びカバー101を閉じる。
次に、第2〜第4の工程選択ボタン78.7980、お
よび各時間設定ダイヤル71,72゜73により工程選
択を行なう。
例えば、洗浄工程を行なう場合について説明する。まず
、洗浄時間設定ダイヤル71を調節し、第2の工程選択
ボタン78を押すと、第2の表示ランプ83が点灯する
。その後、始動スイッチ74を押すことで洗浄工程が行
なわれる。
すなわち、前記冷水洗浄(非循環)工程■、温水洗浄(
循環)工程■、および冷水洗浄(非循環;工程■からオ
ゾンガス注入、およびファン作動を除・いた工程が行な
われる。これが終了すると、第2の完了表示ランプ88
が点灯する。このとき、乾燥をも付加する場合、前記操
作に加えて乾燥時間設定ダイヤル73の調節および第4
の工程選択ボタン80の押下を行なった後、始動スイッ
チ74を押す。このとき、各工程終了に伴い、それに応
じた完了表示ランプ87.88,89,90゜91が点
灯し、その進み具合がわかるようになっている。
洗浄および消毒を行なう場合、洗浄時間設定ダイヤル7
1、消毒時間設定ダイヤル72、乾燥時間設定ダイヤル
73を調整し、つづいて、第2の工程選択ボタン78、
および第3の工程選択ボタン79を押す。このとき、第
1ないし第4の表示ランプ82.83,84.85が点
灯する。そして、始動スイッチ74を押すと、前記冷水
洗浄(非循環)工程■、温水洗浄(循環)工程■、冷水
洗浄(非循環)工程■、消毒工程■、乾燥工程■が行な
われる。完了表示ランプ87.88゜89.90.91
の点灯については、前記同様である。
一日の最終の使用が終了した後、保護カバー92を開け
、第5の工程選択ボタン81を押すと、オゾン水排水工
程■が行なわれる。なお、保護カバー92は第5の工程
選択ボタン81が誤って押され、1日分おオゾン水が排
水されてしまうのを防ぐために設けられている。
なお、温水タンク9の加熱用ヒータ13の容量により準
備工程が長時間かかるような場合、図示しないタイマ等
によって、それに合わせたかなり早い時間から自動的に
始動するようにし、朝一番から使用できるようにしても
よい。
しかして、オゾン水を繰り返し使用するため、イオン交
換器使用回数が少なく、しかもオゾン水を作成するため
に必要とするオゾンガス量が少ないためランニングコス
トの安いものとなる。
第6図および第7図は本発明の第2の実施例を示すもの
である。
この実施例は洗浄消毒槽ll内に湿度センサ110を設
け、また、洗浄消毒槽11とファン50との間の排オゾ
ン管路47の途中には電磁弁111を設ける。そして、
オゾン水排水工程■において、洗浄消毒槽11内に水蒸
気が残留しているIHIは電磁弁111を解放させない
ようにするものである。
第7図で示すように、この実施例のオゾン水排水工程■
は次のように行われる。
すなわち、電磁弁111は始め閉じており、水蒸気を含
んだオゾンガスが排オゾン処理触媒51へ到達しないよ
うにする。なお、電磁弁111はこのオゾン水排水工程
■以外では開放している。
そこで、上記第1の実施例の場合と同様に第2のヒータ
45によりオゾン水を加温し、オゾンガスを分離する。
この後、洗浄ノズル44から洗浄水を噴射し、水蒸気を
冷却して液化する。このとき、洗浄消毒槽11内の湿度
センサ110により充分に湿度が低下したことを検知し
たとき、電磁弁111を開き、ファン50を作動させ、
オゾンガスを排オゾン処理触媒51へ送り込む。そして
、この排オゾン処理触媒51でオゾンガスを無害化処理
する。その他は実施例の場合と同様である。
この実施例のものによれば、オゾン水排水工程において
、洗浄消毒槽11内の湿度が充分に低くなるまで、電磁
弁111を開かず、ファン50も作動させないため、排
オゾン処理触媒51には水蒸気を送り込むことがない。
したがって、より効率的にオゾンガスを無害化処理でき
るとともに、その排オゾン処理触媒51にダメージを与
えることが少なくなる。
第8図は本発明の第3の実施例を示すものである。この
実施例は洗浄消毒槽11内にファンなどからなる攪拌装
置112,112を設置し、第2のヒータ45でオゾン
水を加熱する際、同時にその攪拌装置112,112を
動作させるようにしたものである。その他の構成は上記
第2の実施例のものと同じである。
このように洗浄消毒槽11内に、攪拌装置112.11
2を設置し、第2のヒータ45でオゾン水を加熱してオ
ゾンガスを分離する際、同時にその攪拌装置112,1
12を動作させるから、オゾンガスの分離を促進する。
したがって、オゾンガスの処理時間が短縮する。その他
の作用は上記第2の実施例のものと同様である。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、オゾン水を用いる
にも拘らず、比較的簡単な構成により使用済みのオゾン
水を安全な状態で廃棄できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図はシステムの構成の説明図、第2図は内視鏡洗浄消
毒装置の外観斜視図、第3図は操作パネルの正面、第4
図および第5図は動作のタイムチャートである。第6図
ないし第7図は本発明の第2の実施例を示し、第6図は
その内視鏡洗浄消毒装置におけるシステムの構成の説明
図、第7図はその動作のタイムチャートである。第8図
は本発明の第3の実施例におけるその動作のタイムチャ
ートである。 11・・・洗浄消毒槽、15・・・気液接触塔、21・
・・オゾナイザ、25・・・オゾン供給管路、35・・
・回収管路、38・・・内視鏡、44・・・洗浄ノズル
、45・・・第2のヒータ、47・・・排オゾン管路、
50・・・ファン、51・・・オゾン処理触媒、53・
・・排水管路、57・・・排水ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 洗浄消毒槽に内視鏡を設置してその内視鏡を洗浄消毒す
    るとともにその消毒処理をオゾン水で行う内視鏡洗浄消
    毒装置において、 上記洗浄消毒槽内に設けられ洗浄消毒槽内の廃棄すべき
    オゾン水を加温する加熱手段と、この加熱手段の動作後
    に上記洗浄消毒槽内に冷却用水を噴射する水噴射手段と
    、洗浄消毒槽内に残るオゾンガスを無害化するオゾン処
    理手段と、上記洗浄消毒槽内に残った水を排水する手段
    と、を具備したことを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
JP1249894A 1989-09-26 1989-09-26 内視鏡洗浄消毒装置 Pending JPH03111026A (ja)

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