JPH03108218A - 押釦スイッチ - Google Patents
押釦スイッチInfo
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- JPH03108218A JPH03108218A JP24603389A JP24603389A JPH03108218A JP H03108218 A JPH03108218 A JP H03108218A JP 24603389 A JP24603389 A JP 24603389A JP 24603389 A JP24603389 A JP 24603389A JP H03108218 A JPH03108218 A JP H03108218A
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Landscapes
- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
押釦スイッチの構造に関し、
押釦スイッチの低背化と信顛性の向上を目的とし、
基板と、前記基板に近接して設けられたスイッチ接点部
と、前記スイッチ接点部を開閉するアクチュエータ部と
、前記アクチュエータ部の上端に当接するインナースラ
イダと、下端が前記インナースライダの底面部に当接す
るスプリングと、前記スプリングの上端に押下可能なご
とくに当接し前記インナースライダと遊嵌して前記スプ
リングを挟持するごとくに設けられたスライダと、前記
スライダの中心軸から相異なる距離の複数個所に設けら
れたスライダ摺動部と、前記スライダの複数のスライダ
摺動部と摺動可能なごとくに嵌合する複数のハウジング
摺動部を有し、前記基板に取付は可能なごとくに形成さ
れたハウジングとを少なくとも備えるように押釦スイッ
チを構成する。
と、前記スイッチ接点部を開閉するアクチュエータ部と
、前記アクチュエータ部の上端に当接するインナースラ
イダと、下端が前記インナースライダの底面部に当接す
るスプリングと、前記スプリングの上端に押下可能なご
とくに当接し前記インナースライダと遊嵌して前記スプ
リングを挟持するごとくに設けられたスライダと、前記
スライダの中心軸から相異なる距離の複数個所に設けら
れたスライダ摺動部と、前記スライダの複数のスライダ
摺動部と摺動可能なごとくに嵌合する複数のハウジング
摺動部を有し、前記基板に取付は可能なごとくに形成さ
れたハウジングとを少なくとも備えるように押釦スイッ
チを構成する。
本発明は押釦スイッチ、とくに、小型、軽量。
高信頼性などが要求されるラップトツブ型パソコンなど
に用いられるキーボード用の押釦スイッチの低背(ロー
・プロファイル)化と高信頬度化を実現するスライダ構
造に関する。
に用いられるキーボード用の押釦スイッチの低背(ロー
・プロファイル)化と高信頬度化を実現するスライダ構
造に関する。
最近のパソコンや各種OA機器の普及にともない、それ
に用いられるキーボードの小型、軽量。
に用いられるキーボードの小型、軽量。
高信頼度への要求がますます強まっており、これらキー
ボード用の押釦スイッチもそのスイッチ素子部を中心に
多様な進歩を遂げてきた。と(に、メンブレンタイプの
スイッチ接点部を有する押釦スイッチは低背、すなわち
、スイッチ高さを低くでき、1枚の基板上にスイッチア
レイを容易に集積形成できるので、キーホードの小型・
軽量化と低価格化という点から広(使用されるようにな
ってきた。
ボード用の押釦スイッチもそのスイッチ素子部を中心に
多様な進歩を遂げてきた。と(に、メンブレンタイプの
スイッチ接点部を有する押釦スイッチは低背、すなわち
、スイッチ高さを低くでき、1枚の基板上にスイッチア
レイを容易に集積形成できるので、キーホードの小型・
軽量化と低価格化という点から広(使用されるようにな
ってきた。
第3図はこのような従来の押釦スイッチの例を示す断面
図である。
図である。
図中、1°はスライダで、たとえば、一方に開口部を有
する中空の円筒の天井部分にスプリング2゛の上端が当
接し、かつ、嵌合して係止する突起が設けられ、開口端
の近くに、たとえば、2本の爪状のスライド保合部11
”を備えている。2”はスプリングで上端はスライダ1
゛の突起に係止し、下端は有底円筒型のインナースライ
ダ3゛に嵌合して底部に当接している。
する中空の円筒の天井部分にスプリング2゛の上端が当
接し、かつ、嵌合して係止する突起が設けられ、開口端
の近くに、たとえば、2本の爪状のスライド保合部11
”を備えている。2”はスプリングで上端はスライダ1
゛の突起に係止し、下端は有底円筒型のインナースライ
ダ3゛に嵌合して底部に当接している。
本従来例ではインナースライダ3”はハウジング4°の
内部に滑動可能なごとくに遊嵌し、スライダ1゛はイン
ナースライダ3゛とハウジング4°の上部を覆うように
、かつ、ハウジング4゛のスライド溝4”にスライダ1
゛の爪状のスライド保合部11”が嵌合している。
内部に滑動可能なごとくに遊嵌し、スライダ1゛はイン
ナースライダ3゛とハウジング4°の上部を覆うように
、かつ、ハウジング4゛のスライド溝4”にスライダ1
゛の爪状のスライド保合部11”が嵌合している。
11’ はスライダ1′の内壁面を含むスライダ摺動部
、41’ はハウジング4゛の外壁面を含むハウジング
摺動部でスライダ摺動部11”と摺動可能なごとくに嵌
合している。
、41’ はハウジング4゛の外壁面を含むハウジング
摺動部でスライダ摺動部11”と摺動可能なごとくに嵌
合している。
5”はアクチュエータ部で、たとえば、ゴムなどの材料
からなり、上端部はインナースライダ3゛の底面に当接
しており、その中心部の下方にはスイッチ接点部6を押
下する突起部51゛が設けられている。
からなり、上端部はインナースライダ3゛の底面に当接
しており、その中心部の下方にはスイッチ接点部6を押
下する突起部51゛が設けられている。
スイッチ接点部6は、たとえば、プラスチックフィルム
上にマトリクス状に接点を印刷した上下2枚の接点電極
配線フィルム(メンブレーン)を、接点部だけに孔を明
けた絶縁フィルムを間に挟んで重ねて形成されている。
上にマトリクス状に接点を印刷した上下2枚の接点電極
配線フィルム(メンブレーン)を、接点部だけに孔を明
けた絶縁フィルムを間に挟んで重ねて形成されている。
7は基板で、たとえば、鉄パネルからなりキーボードの
構造部材の一つを構成する。
構造部材の一つを構成する。
なお、必ずしも押釦スイッチの構成部品とは言えないが
、8゛はキートップで参考のために図示した。
、8゛はキートップで参考のために図示した。
いま、たとえば、キートップ8゛を押下すると、スライ
ダ1”のスライダ摺動部11′ とハウジング4゛のハ
ウジング摺動部41’ とが摺動しながらスライダ1゛
が押し下げられ、スプリング2゛を介してインナースラ
イダ3°を押し下げ、したがって、インナースライダ3
゛の底面に当接しているアクチュエータ部5′が、必要
に応じてクリックアクションをともないながら、押し下
げられて突起部51゛がスイッチ接点部6に当接しスイ
ッチ動作が行われる。
ダ1”のスライダ摺動部11′ とハウジング4゛のハ
ウジング摺動部41’ とが摺動しながらスライダ1゛
が押し下げられ、スプリング2゛を介してインナースラ
イダ3°を押し下げ、したがって、インナースライダ3
゛の底面に当接しているアクチュエータ部5′が、必要
に応じてクリックアクションをともないながら、押し下
げられて突起部51゛がスイッチ接点部6に当接しスイ
ッチ動作が行われる。
第4図は従来の押釦スイッチの分解斜視図で、各構成部
品の細部は正確に図示されていないが、その基本的な構
造を分かり易く理解するために参考として示したもので
ある。すなわち、基板7の上°にスイッチ接点部6を設
けた接点電極配線フィルムが重ねられており、その上に
順次アクチュエータ部51.ハウジング4゛、インナー
スライダ3゛。
品の細部は正確に図示されていないが、その基本的な構
造を分かり易く理解するために参考として示したもので
ある。すなわち、基板7の上°にスイッチ接点部6を設
けた接点電極配線フィルムが重ねられており、その上に
順次アクチュエータ部51.ハウジング4゛、インナー
スライダ3゛。
スプリング2°、スライダl”、キートップ8゛の1l
liにそれぞれ嵌合係止されて押釦スイッチが組立てら
れ構成されていることがわかる。
liにそれぞれ嵌合係止されて押釦スイッチが組立てら
れ構成されていることがわかる。
〔発明が解決しようとする課題]
一般に、押釦スイッチにおいてはキータッチ時の操作性
、感触性などの点からストローク長(キートップ8゛の
フリーな時の高さと最低押下時の高さの差)をある程度
の長さ、たとえば、3.8mm程度の長さに維持しなけ
ればならない。
、感触性などの点からストローク長(キートップ8゛の
フリーな時の高さと最低押下時の高さの差)をある程度
の長さ、たとえば、3.8mm程度の長さに維持しなけ
ればならない。
一方、上記従来の押釦スイッチでは、ストローク長を維
持しつ\背丈を低く、すなわち、低背にするには、アク
チュエータ部5゛は余り低くできないので、スライダ1
°やハウジング4”なとの高さを低く\しなければなら
ない。
持しつ\背丈を低く、すなわち、低背にするには、アク
チュエータ部5゛は余り低くできないので、スライダ1
°やハウジング4”なとの高さを低く\しなければなら
ない。
しかし、上記従来の押釦スイッチでは、スライダ1′や
ハウジング4゛の高さを小さくするということは、結局
スライダ1′とハウジング4°との各摺動部の重なり部
分の長さが短くなることを意味するので、キートップ押
下時に横振れやガタが生じ。
ハウジング4゛の高さを小さくするということは、結局
スライダ1′とハウジング4°との各摺動部の重なり部
分の長さが短くなることを意味するので、キートップ押
下時に横振れやガタが生じ。
すなわち、安定性が悪くなり、長期動作時の信頼性の低
下を招くことになるなどの問題があり、その解決が必要
であった。
下を招くことになるなどの問題があり、その解決が必要
であった。
上記の課題は、基板7と、前記基板7に近接して設けら
れたスイッチ接点部6と、前記スイッチ接点部6を開閉
するアクチュエータ部5と、前記アクチュエータ部5の
上端に当接するインナースライダ3と、下端が前記イン
ナースライダ3の底面部に当接するスプリング2と、前
記スプリング2の上端に押下可能なごとくに当接し、前
記インナースライダ3と遊嵌して前記スプリング2を挟
持するごとくに設けられたスライダ1と、前記スライダ
1の中心軸から相異なる距離の複数個所に設けられたス
ライダ摺動部11および12と、前記スライダ1の複数
のスライダ摺動部11および12と摺動可能なごとくに
嵌合する複数のハウジング摺動部41および42を有し
、前記基板7に取付は可能なごとくに形成されたハウジ
ング4とを少なくとも備えた押釦スイッチによって解決
することができる。
れたスイッチ接点部6と、前記スイッチ接点部6を開閉
するアクチュエータ部5と、前記アクチュエータ部5の
上端に当接するインナースライダ3と、下端が前記イン
ナースライダ3の底面部に当接するスプリング2と、前
記スプリング2の上端に押下可能なごとくに当接し、前
記インナースライダ3と遊嵌して前記スプリング2を挟
持するごとくに設けられたスライダ1と、前記スライダ
1の中心軸から相異なる距離の複数個所に設けられたス
ライダ摺動部11および12と、前記スライダ1の複数
のスライダ摺動部11および12と摺動可能なごとくに
嵌合する複数のハウジング摺動部41および42を有し
、前記基板7に取付は可能なごとくに形成されたハウジ
ング4とを少なくとも備えた押釦スイッチによって解決
することができる。
本発明によれば、スライダ1とハウジング4との各摺動
部の重なり部を1個所ではなく、スライダ1の中心軸か
ら相異なる距離の複数個所、たとえば、2箇所に設けら
れたスライダ摺動部11および12と、前記スライダ1
の2箇所のスライダ摺動部11および12と摺動可能な
ごとくに嵌合する複数の、たとえば、2箇所のハウジン
グ摺動部41および42を設けであるので、それぞれの
摺動部の重なり量は小さくても、押下方向に沿って複数
個所。
部の重なり部を1個所ではなく、スライダ1の中心軸か
ら相異なる距離の複数個所、たとえば、2箇所に設けら
れたスライダ摺動部11および12と、前記スライダ1
の2箇所のスライダ摺動部11および12と摺動可能な
ごとくに嵌合する複数の、たとえば、2箇所のハウジン
グ摺動部41および42を設けであるので、それぞれの
摺動部の重なり量は小さくても、押下方向に沿って複数
個所。
たとえば、2箇所に摺動支点が構成され、押下動作に際
して横触れやガタが生じる恐れがなく安定に、かつ、信
頼性の高いスイッチ操作が可能となるのである。
して横触れやガタが生じる恐れがなく安定に、かつ、信
頼性の高いスイッチ操作が可能となるのである。
第1図は本発明実施例の構造を示す断面図である。
図中、1はスライダで、たとえば、弗素樹脂などを含む
潤滑性樹脂材料からなり、一方に開口部を有する中空の
円筒の天井部分にスプリング2の上端が当接し、かつ、
嵌合して係止する突起が設けられ、開口端の近くに、た
とえば、インナースライダ3の指部31(第2図参照)
が遊嵌される孔と内側のスライダ摺動部12が設けられ
ている。さらに、前記スライダ摺動部12よりも外側に
、たとえば、2本の腕状に伸びた外側のスライダ摺動部
11が設けられている。
潤滑性樹脂材料からなり、一方に開口部を有する中空の
円筒の天井部分にスプリング2の上端が当接し、かつ、
嵌合して係止する突起が設けられ、開口端の近くに、た
とえば、インナースライダ3の指部31(第2図参照)
が遊嵌される孔と内側のスライダ摺動部12が設けられ
ている。さらに、前記スライダ摺動部12よりも外側に
、たとえば、2本の腕状に伸びた外側のスライダ摺動部
11が設けられている。
2はスプリングで上端はスライダlの天井部に係止され
、下端はインナースライダ3の中央突起に嵌合係止され
て、スライダ1とインナースライダ3との間に伸縮自在
に挟持されている。
、下端はインナースライダ3の中央突起に嵌合係止され
て、スライダ1とインナースライダ3との間に伸縮自在
に挟持されている。
3はインナースライダで、たとえば、弗素樹脂などを含
む潤滑性樹脂材料からなり、中央にスプリング2の下端
に嵌合する突起を有し、たとえば4方向に伸びた4本の
指部31がスライダエの内面に設けられた溝に遊嵌され
ている。
む潤滑性樹脂材料からなり、中央にスプリング2の下端
に嵌合する突起を有し、たとえば4方向に伸びた4本の
指部31がスライダエの内面に設けられた溝に遊嵌され
ている。
4はハウジングで、たとえば、弗素樹脂などを含む潤滑
性樹脂材料からなり、スライダ1の外側面、すなわち、
内側のスライダ摺動部12と摺動する内側のハウジング
摺動部42と、スライダ1の腕状に伸びた外側のスライ
ダ摺動部11と摺動する外側のハウジング摺動部41を
有し、基板7の孔61に挿入固定される取付は部43な
どを備えている。
性樹脂材料からなり、スライダ1の外側面、すなわち、
内側のスライダ摺動部12と摺動する内側のハウジング
摺動部42と、スライダ1の腕状に伸びた外側のスライ
ダ摺動部11と摺動する外側のハウジング摺動部41を
有し、基板7の孔61に挿入固定される取付は部43な
どを備えている。
5はアクチュエータ部で、たとえば、シリコーンゴムな
どの材料からなり、上端部はインナースライダ3の底面
に当接しており、その中心部の下方にはスイッチ接点部
6を押下する突起部51が設けられている。8はキート
ップである。
どの材料からなり、上端部はインナースライダ3の底面
に当接しており、その中心部の下方にはスイッチ接点部
6を押下する突起部51が設けられている。8はキート
ップである。
なお、前記従来例の諸国面で説明したものと同等の部分
については同一符号を付し、かつ、同等部分についての
説明は省略する。
については同一符号を付し、かつ、同等部分についての
説明は省略する。
いま、たとえば、キートップ8を押下するとスライダl
が押し下げられ、スプリング2を介してインナースライ
ダ3を押し下げ、したがって、インナースライダ3の底
面に当接しているアクチュエータ部5が、必要に応じて
クリツクシクションをともないながら、押し下げられて
突起部51がスイッチ接点部6に当接しスイッチ操作が
行われる。
が押し下げられ、スプリング2を介してインナースライ
ダ3を押し下げ、したがって、インナースライダ3の底
面に当接しているアクチュエータ部5が、必要に応じて
クリツクシクションをともないながら、押し下げられて
突起部51がスイッチ接点部6に当接しスイッチ操作が
行われる。
図示したごとく、内側のスライダ摺動部12と内側のハ
ウジング摺動部42との重なり長さ、すなわち、内側の
摺動長は押釦スイッチ全体の低背化のために極めて小さ
い長さしかとれないが、その外側に外側のスライダ摺動
部11と外側のハウジング摺動部41との間に摺動面を
確保しているので、押下動作に際して横触れやガタが生
ぜず極めて安定に、かつ、信頼性の高いスイッチ操作が
可能となった。
ウジング摺動部42との重なり長さ、すなわち、内側の
摺動長は押釦スイッチ全体の低背化のために極めて小さ
い長さしかとれないが、その外側に外側のスライダ摺動
部11と外側のハウジング摺動部41との間に摺動面を
確保しているので、押下動作に際して横触れやガタが生
ぜず極めて安定に、かつ、信頼性の高いスイッチ操作が
可能となった。
上記実施例を従来の押釦スイッチと比較したところ、ス
トローク長を何れも3.8mmとし、従来例の摺動長が
2.5mm必要であったのに対し、本発明実施例は内側
の摺動部間の重なり長を0.4 mm、外側の摺動部間
の重なり長を1.2 mmと2つの摺動部を設けること
により、スライダlおよびハウジング4のそれぞれの高
さを低くすることが可能となり、その結果、押釦スイッ
チの全高が従来24mmであったものが本発明実施例で
は12m mと半減することができた。
トローク長を何れも3.8mmとし、従来例の摺動長が
2.5mm必要であったのに対し、本発明実施例は内側
の摺動部間の重なり長を0.4 mm、外側の摺動部間
の重なり長を1.2 mmと2つの摺動部を設けること
により、スライダlおよびハウジング4のそれぞれの高
さを低くすることが可能となり、その結果、押釦スイッ
チの全高が従来24mmであったものが本発明実施例で
は12m mと半減することができた。
第2図は本発明実施例を説明する分解斜視図で、各構成
部品の細部は正確に図示されていないが、その基本的な
構造を分かり易く理解するために参考として示したもの
である。すなわち、基板7の上にスイッチ接点部6を設
けた接点電極配線フィルム(メンブレーン)が重ねられ
ており、その上に順次アクチュエータ部5.ハウジング
4.インナースライダ3.スプリング2.スライダ1.
キートップ8の順にそれぞれ嵌合係止されて押釦スイッ
チが組立て構成されている。
部品の細部は正確に図示されていないが、その基本的な
構造を分かり易く理解するために参考として示したもの
である。すなわち、基板7の上にスイッチ接点部6を設
けた接点電極配線フィルム(メンブレーン)が重ねられ
ており、その上に順次アクチュエータ部5.ハウジング
4.インナースライダ3.スプリング2.スライダ1.
キートップ8の順にそれぞれ嵌合係止されて押釦スイッ
チが組立て構成されている。
なお、上記実施例は一例を示したものであり、素材、形
状、サイズ、製造方法など適宜他のものを組み合わせて
、本発明の趣旨に基づく多様な製品を実現できることは
言うまでもない。
状、サイズ、製造方法など適宜他のものを組み合わせて
、本発明の趣旨に基づく多様な製品を実現できることは
言うまでもない。
以上述べたように、本発明によればスライダ1とハウジ
ング4との各摺動部の重なり部を1個所ではなく、スラ
イダ1の中心軸から相異なる距離の複数個所、たとえば
、2箇所に設けられたスライダ摺動部11および12と
、前記スライダlの2箇所の一スライダ摺動部11およ
び12と摺動可能なごとくに嵌合する複数の、たとえば
、2箇所のハウジング摺動部41および42を設けであ
るので、それぞれの摺動部の重なり量は小さくても、押
下方向に沿って複数個所、たとえば、2箇所に摺動支点
が構成され、押下動作に際して横触れやガタが生じる恐
れがなく安定に、かつ、信頼性の高いスイッチ操作が可
能となり、押釦スイッチの低背化と品質安定・信頼性の
向上に寄与するところが極めて大きい。
ング4との各摺動部の重なり部を1個所ではなく、スラ
イダ1の中心軸から相異なる距離の複数個所、たとえば
、2箇所に設けられたスライダ摺動部11および12と
、前記スライダlの2箇所の一スライダ摺動部11およ
び12と摺動可能なごとくに嵌合する複数の、たとえば
、2箇所のハウジング摺動部41および42を設けであ
るので、それぞれの摺動部の重なり量は小さくても、押
下方向に沿って複数個所、たとえば、2箇所に摺動支点
が構成され、押下動作に際して横触れやガタが生じる恐
れがなく安定に、かつ、信頼性の高いスイッチ操作が可
能となり、押釦スイッチの低背化と品質安定・信頼性の
向上に寄与するところが極めて大きい。
第1図は本発明実施例の構造を示す断面図、第2図は本
発明実施例を説明する分解斜視図、第3図は従来の押釦
スイッチの例を示す断面図、第4図は従来の押釦スイッ
チの分解斜視図である。 図において、 lはスライダ、 2はスプリング、 3はインナースライダ、 4はハウジング、 5はアクチュエータ部、 6はスイ ッチ接点部、 7は基板、 ■ l。 2はスライダ摺動部、 41゜ 42はハウジング摺動部である。 本勇叱日月1こ粕亘1列斤茗も日月丁シンタL解斜ネ見
図窮 2 図 2本、廼日月¥箆例の購立を示て断面国策 図 従来のj@釦フイッ千の別と示す断面国策 図
発明実施例を説明する分解斜視図、第3図は従来の押釦
スイッチの例を示す断面図、第4図は従来の押釦スイッ
チの分解斜視図である。 図において、 lはスライダ、 2はスプリング、 3はインナースライダ、 4はハウジング、 5はアクチュエータ部、 6はスイ ッチ接点部、 7は基板、 ■ l。 2はスライダ摺動部、 41゜ 42はハウジング摺動部である。 本勇叱日月1こ粕亘1列斤茗も日月丁シンタL解斜ネ見
図窮 2 図 2本、廼日月¥箆例の購立を示て断面国策 図 従来のj@釦フイッ千の別と示す断面国策 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板(7)と、 前記基板(7)に近接して設けられたスイッチ接点部(
6)と、 前記スイッチ接点部(6)を開閉するアクチュエータ部
(5)と、 前記アクチュエータ部(5)の上端に当接するインナー
スライダ(3)と、 下端が前記インナースライダ(3)の底面部に当接する
スプリング(2)と、 前記スプリング(2)の上端に押下可能なごとくに当接
し、前記インナースライダ(3)と遊嵌して前記スプリ
ング(2)を挟持するごとくに設けられたスライダ(1
)と、 前記スライダ(1)の中心軸から相異なる距離の複数個
所に設けられたスライダ摺動部(11、12)と、前記
スライダ(1)の複数のスライダ摺動部(11、12)
と摺動可能なごとくに嵌合する複数のハウジング摺動部
(41、42)を有し、前記基板(7)に取付け可能な
ごとくに形成されたハウジング(4)とを少なくとも備
えたことを特徴とする押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24603389A JPH03108218A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 押釦スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24603389A JPH03108218A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 押釦スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03108218A true JPH03108218A (ja) | 1991-05-08 |
Family
ID=17142454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24603389A Pending JPH03108218A (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 押釦スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03108218A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5203448A (en) * | 1991-02-12 | 1993-04-20 | Minebea Co., Ltd. | Push button key switch |
US5215187A (en) * | 1992-01-31 | 1993-06-01 | Acer Incorporated | Keyboard membrane keyswitch assembly |
CN105428125A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-03-23 | 王昆 | 一种设有可更换式底座的机械键盘按键开关 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6312118B2 (ja) * | 1979-08-29 | 1988-03-17 | Daikin Kogyo Co Ltd |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP24603389A patent/JPH03108218A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6312118B2 (ja) * | 1979-08-29 | 1988-03-17 | Daikin Kogyo Co Ltd |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5215187A (en) * | 1992-01-31 | 1993-06-01 | Acer Incorporated | Keyboard membrane keyswitch assembly |
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CN105428125B (zh) * | 2015-12-30 | 2018-02-09 | 王昆 | 一种设有可更换式底座的机械键盘按键开关 |
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