JPH03103738A - トルク測定装置 - Google Patents
トルク測定装置Info
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- JPH03103738A JPH03103738A JP24286889A JP24286889A JPH03103738A JP H03103738 A JPH03103738 A JP H03103738A JP 24286889 A JP24286889 A JP 24286889A JP 24286889 A JP24286889 A JP 24286889A JP H03103738 A JPH03103738 A JP H03103738A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はトルク測定装置に関する.
従来の技術
従来、トルク測定装置として、トルク伝達軸の外周に一
対の磁気異方性部を形戒し、この軸にトルクが負荷され
たときの各磁気異方性部の透磁率の変化を、前記磁気異
方性部の近傍に配置された一対の検出コイルで検出し、
両検出信号の差がら、軸に作用するトルクの大きさを電
気信号に変換するようにしたものが、たとえば特願昭6
2−334862号によって提案されている. 第3図は、この特願昭62−334862号によって提
案されたトルク測定装置の概略構成を示す.ここで1は
トルク伝達用の軸であり、軟磁性および磁歪性を有する
材料にて形成されている.軸1の外周には、この軸1の
軸心の方向と士約45度の角Jiをなして互いに反対方
向に傾斜する磁気異方性部2,3が、多数の溝などによ
って形或されている.磁気異方性部2.3の周囲には、
各磁気異方性部2,3に対応した検出コイル4,5と、
これら検出コイル4,5を励磁するための励磁コイル6
とが設けられている。wJFiiコイル6は交流電源7
に接続され、この交流な源7と励磁コイル6との間には
オートゲインコントローラ8が設けられている。
対の磁気異方性部を形戒し、この軸にトルクが負荷され
たときの各磁気異方性部の透磁率の変化を、前記磁気異
方性部の近傍に配置された一対の検出コイルで検出し、
両検出信号の差がら、軸に作用するトルクの大きさを電
気信号に変換するようにしたものが、たとえば特願昭6
2−334862号によって提案されている. 第3図は、この特願昭62−334862号によって提
案されたトルク測定装置の概略構成を示す.ここで1は
トルク伝達用の軸であり、軟磁性および磁歪性を有する
材料にて形成されている.軸1の外周には、この軸1の
軸心の方向と士約45度の角Jiをなして互いに反対方
向に傾斜する磁気異方性部2,3が、多数の溝などによ
って形或されている.磁気異方性部2.3の周囲には、
各磁気異方性部2,3に対応した検出コイル4,5と、
これら検出コイル4,5を励磁するための励磁コイル6
とが設けられている。wJFiiコイル6は交流電源7
に接続され、この交流な源7と励磁コイル6との間には
オートゲインコントローラ8が設けられている。
各検出コイル4,5からの出力ライン9,10は、整流
およびフィルタ装1f11.12の入力端へそれぞれ接
続され、またこれら整流およびフィルタ装置11. 1
2の出力側は差動増幅器13の入力端に接続されている
。差増幅器13は、両検出コイル4,5の検出信号の差
をとることによって、軸1に作用するトルクに対応した
電圧の出力を出力端子14に出力する.整流およびフィ
ルタ装置11. 12の出力開はまた加算器15の入力
端にも接続され、この加算器15の出力側は、フィード
バックループ25を介して、前述のオートゲインコント
ローラ8に接続されている.26は差動増幅器、27は
基準電圧源である. このような構戒によれば、軸1に作用するトルクにもと
づく各磁気異方性部2.3での透磁率の変化が、検出コ
イル4.5にて検出される。このとき、磁気異方性部は
互いに反対方向に傾斜しているため、一方の磁気異方性
部に引張力が酷くと、他方には圧縮力が働く。このため
、たとえば一方の検出コイル4の検出電圧v1がトルク
の増加にしたがって増加すると、他方の検出コイル5の
検出電圧V2はそれにともなって減少する。そこで、゜
前述のように差動増幅器13により両検出電圧の差Vl
−v2を求めると、トルクの変化に対応する信号が出力
端子14に現われる. いま、軸1まわりのセンザ部に温度変化があると、装置
の特性が変動して、正確な検出値が得られなくなるおそ
れがある.そこで、このような場合には、上述のように
逆方向の傾斜を有する両検出電圧v1 ,v2の平均値
が一定になるように制御して、温度変化にともなう測定
誤差の発生を防止している.すなわち、加算器15によ
って両検出電圧V1.V2 (1)和v1 +v2
(平均値の2倍の値〉を求め、この値が一定値となるよ
うに、オートゲインコントローラ8をフィードバック制
御して励磁電流を増減させている。こうずることで、温
度変化により装置の特性が変動しても、軸1に作用する
トルクと検出電圧v1 ,v2との関係に変化が生じる
ことがなく、正確な測定を期待できる。
およびフィルタ装1f11.12の入力端へそれぞれ接
続され、またこれら整流およびフィルタ装置11. 1
2の出力側は差動増幅器13の入力端に接続されている
。差増幅器13は、両検出コイル4,5の検出信号の差
をとることによって、軸1に作用するトルクに対応した
電圧の出力を出力端子14に出力する.整流およびフィ
ルタ装置11. 12の出力開はまた加算器15の入力
端にも接続され、この加算器15の出力側は、フィード
バックループ25を介して、前述のオートゲインコント
ローラ8に接続されている.26は差動増幅器、27は
基準電圧源である. このような構戒によれば、軸1に作用するトルクにもと
づく各磁気異方性部2.3での透磁率の変化が、検出コ
イル4.5にて検出される。このとき、磁気異方性部は
互いに反対方向に傾斜しているため、一方の磁気異方性
部に引張力が酷くと、他方には圧縮力が働く。このため
、たとえば一方の検出コイル4の検出電圧v1がトルク
の増加にしたがって増加すると、他方の検出コイル5の
検出電圧V2はそれにともなって減少する。そこで、゜
前述のように差動増幅器13により両検出電圧の差Vl
−v2を求めると、トルクの変化に対応する信号が出力
端子14に現われる. いま、軸1まわりのセンザ部に温度変化があると、装置
の特性が変動して、正確な検出値が得られなくなるおそ
れがある.そこで、このような場合には、上述のように
逆方向の傾斜を有する両検出電圧v1 ,v2の平均値
が一定になるように制御して、温度変化にともなう測定
誤差の発生を防止している.すなわち、加算器15によ
って両検出電圧V1.V2 (1)和v1 +v2
(平均値の2倍の値〉を求め、この値が一定値となるよ
うに、オートゲインコントローラ8をフィードバック制
御して励磁電流を増減させている。こうずることで、温
度変化により装置の特性が変動しても、軸1に作用する
トルクと検出電圧v1 ,v2との関係に変化が生じる
ことがなく、正確な測定を期待できる。
発明が解決しようとする課題
しかし、このような従来のものでは、両検出電圧の和V
l +v2が一定値になるように制御しているだけであ
るため、これら検出電圧Vl , v2の大きさが異な
っていても、問題なく動作してしまう.すなわち、両セ
ンサ部のトルクに対する感度はトルクゼロのときの検出
電圧Vl ,v2の値に比例するものであるが、これら
トルクゼロのときの検出電圧v1 ,v2の大きさが
異なっている場合には、両センサ部のトルクに対する感
度が異なってしまい、トルク値の検出の基礎となる差値
v1−v2に変動が生じたり、感度のアンバランスにも
とづく誤差が生じたりして、トルク測定精度が良好なも
のとならないという問題点がある.そこで本発明はこの
ような問題点を解決し、検出電圧などで代表される検出
信号の大きさが異なることによるトルク測定精度の悪化
を防止できるようにすることを目的とする. 5題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、両検出信号の和が一
定値になるように制御する手段と、電気回路の電源を投
入した直後の一定時間内において、両検出信号の値が互
いに等しい一定値になるように制御する手段とを有する
構成としたものである。
l +v2が一定値になるように制御しているだけであ
るため、これら検出電圧Vl , v2の大きさが異な
っていても、問題なく動作してしまう.すなわち、両セ
ンサ部のトルクに対する感度はトルクゼロのときの検出
電圧Vl ,v2の値に比例するものであるが、これら
トルクゼロのときの検出電圧v1 ,v2の大きさが
異なっている場合には、両センサ部のトルクに対する感
度が異なってしまい、トルク値の検出の基礎となる差値
v1−v2に変動が生じたり、感度のアンバランスにも
とづく誤差が生じたりして、トルク測定精度が良好なも
のとならないという問題点がある.そこで本発明はこの
ような問題点を解決し、検出電圧などで代表される検出
信号の大きさが異なることによるトルク測定精度の悪化
を防止できるようにすることを目的とする. 5題を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明は、両検出信号の和が一
定値になるように制御する手段と、電気回路の電源を投
入した直後の一定時間内において、両検出信号の値が互
いに等しい一定値になるように制御する手段とを有する
構成としたものである。
また本発明は、上記構成に加えてさらに、軸にトルクが
印加されているか否かを検出する手段と、トルクが印加
されていないときに、両検出信号の値が互いに等しい一
定値になるように制御する手段とを有するようにしたも
のである, 作用 このような構成において、電気回路の電源を投入した直
後の一定時間内は、一般にトルク測定装置が測定不能状
態から測定可能状態へ移行する期間であるので、軸にト
ルクが作用していることは殆んどない。したがって、こ
の時間内はトルクゼロの状態であるとすることができ、
この期間内に両検出信号の値を互いに等しい一定値にな
るように制御することで、両センサ部の検出特性のアン
バランスが解消される.すなわち、このようなものであ
ると、電気回路の電源を投入した直後の常温時の両検出
信号の値が互いに等しいため、温度変化にともなう両検
出信号の変動分も等しく、両検出信号の差値がトルク以
外の要囚で変動しないことから、零点ドリフトの少ない
トルク測定装置が得られる.また両検出信号の値が互い
に等しいため、両センサ部のトルクに対する感度も等し
く、両センサ部の感度にアンバランスが生じない.また
、軸にトルクが印加されているか否かを検出し、トルク
が印加されていないときに、両検出信号の値を互いに等
しい一定値になるように制御することで、軸の運転中に
おいても、トルクゼロとなる適時に両センサ部のバラン
スがとられる.実施例 以下、本発明の第1の実施例を、第1図にもとづき、第
3図に示したもと同一の部材には同一の参照番号を付し
て、詳細に説明する. ここで励磁コイル21. 22は、各磁気異方性部2,
3ごとに対応して、それぞれ独立した回路を構成してい
る.また、交流電源7には第1および第2のオートゲイ
ンコントローラ23. 24が直列に接続され、第2の
オートゲインコントローラ24にさらに励磁コイル21
が直列に接続されている.励磁コイル22は、第2のオ
ートゲインコントローラ24および励磁コイル21に並
列に接続されている。
印加されているか否かを検出する手段と、トルクが印加
されていないときに、両検出信号の値が互いに等しい一
定値になるように制御する手段とを有するようにしたも
のである, 作用 このような構成において、電気回路の電源を投入した直
後の一定時間内は、一般にトルク測定装置が測定不能状
態から測定可能状態へ移行する期間であるので、軸にト
ルクが作用していることは殆んどない。したがって、こ
の時間内はトルクゼロの状態であるとすることができ、
この期間内に両検出信号の値を互いに等しい一定値にな
るように制御することで、両センサ部の検出特性のアン
バランスが解消される.すなわち、このようなものであ
ると、電気回路の電源を投入した直後の常温時の両検出
信号の値が互いに等しいため、温度変化にともなう両検
出信号の変動分も等しく、両検出信号の差値がトルク以
外の要囚で変動しないことから、零点ドリフトの少ない
トルク測定装置が得られる.また両検出信号の値が互い
に等しいため、両センサ部のトルクに対する感度も等し
く、両センサ部の感度にアンバランスが生じない.また
、軸にトルクが印加されているか否かを検出し、トルク
が印加されていないときに、両検出信号の値を互いに等
しい一定値になるように制御することで、軸の運転中に
おいても、トルクゼロとなる適時に両センサ部のバラン
スがとられる.実施例 以下、本発明の第1の実施例を、第1図にもとづき、第
3図に示したもと同一の部材には同一の参照番号を付し
て、詳細に説明する. ここで励磁コイル21. 22は、各磁気異方性部2,
3ごとに対応して、それぞれ独立した回路を構成してい
る.また、交流電源7には第1および第2のオートゲイ
ンコントローラ23. 24が直列に接続され、第2の
オートゲインコントローラ24にさらに励磁コイル21
が直列に接続されている.励磁コイル22は、第2のオ
ートゲインコントローラ24および励磁コイル21に並
列に接続されている。
加算器15の出力側とオートゲインコントローラ23と
の間には、第3図の場合と同様のフィードバックループ
25が形成されている.フィードバックループ25には
差動増幅器26が設けられ、この差動増幅器26には、
可変抵抗を利用した基準電圧源27が接続されている. 差動増幅器13とオートゲインコントローラ24トの間
にはフィードバヅクルー128が形成され、このフィー
ドバックループ28には、無限サンプルホールド回路2
9と差動増幅器30とが設けられている.無限サンプル
ホールド回829にはコンデンサを利用したパワーオン
タイマ31が接続されている.また差動増幅器30には
、可変抵抗を利用した基準電圧源32が接続されている
。
の間には、第3図の場合と同様のフィードバックループ
25が形成されている.フィードバックループ25には
差動増幅器26が設けられ、この差動増幅器26には、
可変抵抗を利用した基準電圧源27が接続されている. 差動増幅器13とオートゲインコントローラ24トの間
にはフィードバヅクルー128が形成され、このフィー
ドバックループ28には、無限サンプルホールド回路2
9と差動増幅器30とが設けられている.無限サンプル
ホールド回829にはコンデンサを利用したパワーオン
タイマ31が接続されている.また差動増幅器30には
、可変抵抗を利用した基準電圧源32が接続されている
。
差動増幅器13の出力開は、V/I変換器33へ接続さ
れている,V/I変換器33の出力端子34にはな流出
力が現われる.35は抵抗である。
れている,V/I変換器33の出力端子34にはな流出
力が現われる.35は抵抗である。
このような楕或において、差動増幅器13の出力測に両
検出電圧の差v1−v2が現われる点は、第3図の場合
と同様である.軸1に作用するトルクの大きさを測定す
る際には、まず励磁、検出用の電気回路の電源を投入し
なければならない.この電源を投入した後の一定時間内
は、トルク測定のための準備期間であって、軸1にトル
クが作用することは、まず有り得ない。そこで、この一
定時間をパワーオンタイマ31で検出し、この一定時問
内は無限サンプルホールド回路29がサンプルホールド
しないようにする. 軸1にトルクが作用していないときには、本来、検出電
圧の差値v1−v2はゼローになる筈である.いま、も
しこの値がゼロでないならば、両センサ部の感度特性は
アンバランスな状態にある.そこで差動増幅器30で差
値Vl−v2を基準電圧V raftと比較し、V1−
V2 .=Otなわt>V1=v2 =一定となるよう
に、オートゲインコントローラ24の増幅度を調整する
. @1にトルクが加わったときにフィードバックループ2
8がn能してしまうと、トルク検出出力が意味をなさな
くなる.そこで上記一定時間の経過後は無限サンプルホ
ールド回路29が働き、差値V1−v2をサンプルホー
ルドすることによって、オートゲインコントローラ24
の増幅率を一定に維持する. このようにして両センサ部の感度のバランスがとられた
状態で軸1にトルクが加わると、差動増幅器13の出力
側には差値v1−v2が電圧の形で現われる。これはV
/t変換器33によって電流に変換され、変換後の電流
出力が出力端子34に現われる. 加算器15の出力測に現われる検出電圧の和■1+v2
は、軸1にトルクが印加されているか否かにかかわらず
、フィードバックルーブ25における差動増幅器26に
よって基?!電圧源27の基準電圧■raf2と比較さ
れる。そして、上記和Vj +v2の値が常に一定値と
なるように、オートゲインコントローラ23ヘフィード
バック信号が送られる.第2図は本発明の第2実施例を
示す。上記第1実施例では、電気回路への電源投入後の
一定時間内のみをトルクゼロであるとして感度バランス
をとっているが、この第2実施例のものでは、それ以外
のトルクゼロとなる任意の時刻においても感度バランス
をとれるようにしている。
検出電圧の差v1−v2が現われる点は、第3図の場合
と同様である.軸1に作用するトルクの大きさを測定す
る際には、まず励磁、検出用の電気回路の電源を投入し
なければならない.この電源を投入した後の一定時間内
は、トルク測定のための準備期間であって、軸1にトル
クが作用することは、まず有り得ない。そこで、この一
定時間をパワーオンタイマ31で検出し、この一定時問
内は無限サンプルホールド回路29がサンプルホールド
しないようにする. 軸1にトルクが作用していないときには、本来、検出電
圧の差値v1−v2はゼローになる筈である.いま、も
しこの値がゼロでないならば、両センサ部の感度特性は
アンバランスな状態にある.そこで差動増幅器30で差
値Vl−v2を基準電圧V raftと比較し、V1−
V2 .=Otなわt>V1=v2 =一定となるよう
に、オートゲインコントローラ24の増幅度を調整する
. @1にトルクが加わったときにフィードバックループ2
8がn能してしまうと、トルク検出出力が意味をなさな
くなる.そこで上記一定時間の経過後は無限サンプルホ
ールド回路29が働き、差値V1−v2をサンプルホー
ルドすることによって、オートゲインコントローラ24
の増幅率を一定に維持する. このようにして両センサ部の感度のバランスがとられた
状態で軸1にトルクが加わると、差動増幅器13の出力
側には差値v1−v2が電圧の形で現われる。これはV
/t変換器33によって電流に変換され、変換後の電流
出力が出力端子34に現われる. 加算器15の出力測に現われる検出電圧の和■1+v2
は、軸1にトルクが印加されているか否かにかかわらず
、フィードバックルーブ25における差動増幅器26に
よって基?!電圧源27の基準電圧■raf2と比較さ
れる。そして、上記和Vj +v2の値が常に一定値と
なるように、オートゲインコントローラ23ヘフィード
バック信号が送られる.第2図は本発明の第2実施例を
示す。上記第1実施例では、電気回路への電源投入後の
一定時間内のみをトルクゼロであるとして感度バランス
をとっているが、この第2実施例のものでは、それ以外
のトルクゼロとなる任意の時刻においても感度バランス
をとれるようにしている。
すなわち、第2図において、41はトルク印加状態の検
出回路で、差動増幅器を有している。この差動増幅器の
一方の入力端は一方の整流およびフィルタ装置11の出
力側に接続され、また他方の入力端は、可変抵抗を利用
した基準電圧源42に接続されている.差動増幅器の出
力端は無限サンプルホールド回路29に接続されている
。
出回路で、差動増幅器を有している。この差動増幅器の
一方の入力端は一方の整流およびフィルタ装置11の出
力側に接続され、また他方の入力端は、可変抵抗を利用
した基準電圧源42に接続されている.差動増幅器の出
力端は無限サンプルホールド回路29に接続されている
。
このような構成によれば、検出回路41の差動増幅器で
整流およびフィルタ装置11の出力が基′4.電圧源4
2の基準電圧と比較されることで、トルクゼロの状態で
あるか否かが検出される。そして、電源の投入以降にお
ける軸1の動作時であっても、この軸1にトルクが加わ
っていないときには、検出回路41の出力により、無限
サンプルホールド回路29にてサンプルホールドを行わ
せないようにして、オートゲインコントローラ24をフ
ィードバック制御させる. 発明の効果 以上述べたように本発明によると、電気回路の電源を投
入した直後のトルクゼロの状態において一対のセンサ部
の感度バランスをとることができるため、両センサ部に
感度のアンバランスが生じることを防止できるのみなら
ず、温度変化にともなう検出信号の変動分が等しくなる
ことから、両検出信号の差値は変動せず、零点ドリフト
を少なく抑えることができる。
整流およびフィルタ装置11の出力が基′4.電圧源4
2の基準電圧と比較されることで、トルクゼロの状態で
あるか否かが検出される。そして、電源の投入以降にお
ける軸1の動作時であっても、この軸1にトルクが加わ
っていないときには、検出回路41の出力により、無限
サンプルホールド回路29にてサンプルホールドを行わ
せないようにして、オートゲインコントローラ24をフ
ィードバック制御させる. 発明の効果 以上述べたように本発明によると、電気回路の電源を投
入した直後のトルクゼロの状態において一対のセンサ部
の感度バランスをとることができるため、両センサ部に
感度のアンバランスが生じることを防止できるのみなら
ず、温度変化にともなう検出信号の変動分が等しくなる
ことから、両検出信号の差値は変動せず、零点ドリフト
を少なく抑えることができる。
また軸にトルクが印加されているか否がを検出する手段
を設けて、トルクが印加されていないときに感度バラン
スをとるようにしたことで、電源投入時のみならず、軸
の作動中においてトルクが作用していない任意の時刻に
も感度バランスをとることができる。
を設けて、トルクが印加されていないときに感度バラン
スをとるようにしたことで、電源投入時のみならず、軸
の作動中においてトルクが作用していない任意の時刻に
も感度バランスをとることができる。
第1図および第2図は本発明の第1および第2実施例の
トルク測定装置の回路構戒を示す図、第3図は従来のト
ルク測定装置の回路構成を示す図である. 1・・・軸、2.3・・・磁気異方性部、4,5・・・
検出コイル、21. 22・・・励磁コイル、23.
24・・・オートケインコントローラ、25. 28・
・・フィードバックルーブ、29・・・無1@サンプル
ホールド回路、31.・・パヮーオンタイマ、41・・
・トルク印加状態の検出回路。
トルク測定装置の回路構戒を示す図、第3図は従来のト
ルク測定装置の回路構成を示す図である. 1・・・軸、2.3・・・磁気異方性部、4,5・・・
検出コイル、21. 22・・・励磁コイル、23.
24・・・オートケインコントローラ、25. 28・
・・フィードバックルーブ、29・・・無1@サンプル
ホールド回路、31.・・パヮーオンタイマ、41・・
・トルク印加状態の検出回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、トルク伝達軸の外周に一対の磁気異方性部を形成し
、この軸にトルクが負荷されたときの各磁気異方性部の
透磁率の変化を、前記磁気異方性部の近傍に配置された
一対の検出コイルで検出し、両検出信号の差から、軸に
作用するトルクの大きさを電気信号に変換するようにし
たトルク測定装置であって、 両検出信号の和が一定値になるように制御する手段と、 電気回路の電源を投入した直後の一定時間内において、
両検出信号の値が互いに等しい一定値になるように制御
する手段と、 を有することを特徴とするトルク測定装置。 2、軸にトルクが印加されているか否かを検出する手段
と、 トルクが印加されていないときに、両検出信号の値が互
いに等しい一定値になるように制御する手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載のトルク測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24286889A JPH03103738A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | トルク測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24286889A JPH03103738A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | トルク測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03103738A true JPH03103738A (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=17095439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24286889A Pending JPH03103738A (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | トルク測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03103738A (ja) |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP24286889A patent/JPH03103738A/ja active Pending
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