[go: up one dir, main page]

JPH0299365A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH0299365A
JPH0299365A JP25422188A JP25422188A JPH0299365A JP H0299365 A JPH0299365 A JP H0299365A JP 25422188 A JP25422188 A JP 25422188A JP 25422188 A JP25422188 A JP 25422188A JP H0299365 A JPH0299365 A JP H0299365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
recording
carriage
roller
pressure plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25422188A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamaki Hashimoto
橋本 玉己
Tetsuo Suzuki
哲夫 鈴木
Takao Aichi
孝郎 愛知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25422188A priority Critical patent/JPH0299365A/ja
Publication of JPH0299365A publication Critical patent/JPH0299365A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、記録装置に関し、特に紙、 0IIP用シー
ト等の記録媒体(以下記録用紙または紙ともいう)に対
し、所定方向に記録ヘッドを走査して記録を行う所謂シ
リアルタイプの記録装置(以下シリアルプリンタという
)において、給紙ないし搬送動作中におけるジャムや、
送給された記りj媒体の幅を検知する手段の改良を図っ
たものである。
[従来の技術] プリンタや複写機などの記録装置においては、例えばカ
ットシート状の記録媒体(以下カットシートともいう)
の自動給紙装置を内蔵したり、これを着脱可能としたも
のがある。この自動給紙装置は、1ペ一ジ分の記録を終
了したシートを排出する際に次のシートの給紙命令があ
ると、積載されたカットシートの最上層の1枚を分11
111.てシート送り機4Yjへ送り込むよう動作する
装置である。
シリアルプリンタにおいては、シート送りローラへ送り
込まれたシートは、シート送りローラの制御をすること
によって記録ヘッドとプラテンの間を通して所定ピッチ
(例えば改行ごとに)でシート送りされ、記録された。
シートは排出ローラで外部へ排出される。自動給紙装置
は、1ペ一ジ分の記録が終了し、次のページのシートが
必要になるごとに動作するものであり、コスト低減、構
造の簡略化の目的で給紙のタイミングをキャリッジの動
作によって行い、また、排出口−ラロから記録済の記録
用紙が排出されたか検知する手段を持たない構成が採用
されている。さらに、キャリッジ上に給紙された紙の幅
を検知する手段を有し、シートの給紙後にキャリッジの
往復運動によってこの手段により給紙された用紙の紙幅
を検知する制御系も採用されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のシリアルプリンタでは、例えば自
動給紙装置によるシートの給紙後にキャリッジが往復し
て紙幅の検知を行うため、給排紙の時間も含めて考える
と記録のスルーブツトが低いものであった。また、排出
ローラに排紙検知手段が設けられていなかったために、
記録済の紙が確実に排紙されたか検知することが不可能
であり、その排出がなされないときには次の記録用紙も
ジャムとなってしまうという問題点があった。
本発明は、かかる問題点を解決し、構成簡単にして記録
°媒体に係る確実な検知が行えるようにするとともに、
記録のスルーブツトも高い記録装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] そのために、本発明では、記録媒体に対し所定方向に記
録ヘッドを走査して記録を行うとともに、記録ヘッドに
よる記録領域を越えた所定位置への、記録ヘッドを搭載
した可動部の設定に応じて記録媒体の送給を行う手段を
具えた記録装置において、可動部上に設けられ、記録媒
体に係る検知を行う検知手段と、記録媒体の送給の指令
に応じて可動部を所定位置に向けて往動させる第1制御
手段と、往動の過程で検知手段の出力により記録済の記
録媒体の排出の有無を判定する判定手段と、排出が判定
されなかった。ときには可動部の所定位置への設定を阻
止する第2制御手段と、所定位置への設定後にそこから
の復動の過程で送給された記録媒体に係る検知を検知手
段の出力により行う第3制御手段とを具えたことを特徴
とする。
[作 用] 本発明によれば、可動部(キャリッジ)を給紙タイミン
グのトリガ位置である所定位置に移動させるときにキャ
リッジ上の紙幅センサ等検知手段により記録済用紙の排
出を検知することにより、次の記録用紙の紙ジヤムを防
ぐことができる。また、給紙後のキャリッジのホームポ
ジション等への移動時に、給紙された用紙の紙幅等を検
出することにより、記録のスループットを向上すること
ができる。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の外観斜視図であり、第2図は第1図に示した装置
の主要部断面図である。また、第3図は第1図における
給紙機構部の部分拡大図である。
これら図において、61は圧板であり、記録用紙をイン
クジェット記録装置へ供給するために積載する。62は
圧板61の背面部に取付けられた圧板ばねであり、この
圧板ばね62により圧板61は上方へ付勢される。63
は紙幅規制板であり、圧板61と摺動可能に配設され圧
板61に積載された記録用紙の幅に応じてその位置を規
制する。65は圧板61に積載された記録用紙を1枚ず
つ公庫1する分刻10−ラであり、分離ローラlTll
11651に固定される。652は円弧状の押えコロで
あり、分離ローラ65の両側に1個ずつ設けられ、分離
ローラ@k 651に関して自由回転できるよう取付け
られている。分離ローラ軸651の一方の端部には圧板
押し下げカム661が固定され、ざらに圧板押し下げカ
ム661に隣接して分離ローラギア662が回転、自在
に遊嵌されている。圧板押し下げカム661 と分離ロ
ーラギア662との間にはばねクラッチ663が配設さ
れ、ばねクラッチ663はその周囲に設けられたロック
リング664をロック爪665によってロックされたと
き回転力非伝達(オフ)状態になり、ロック爪665が
ロックソング664から外れてロックリング664がフ
リーとなったとき回転力伝達(オン)状態になる。ここ
で、ロック爪665は、後述されるキャリッジ5の突出
部との動的接触により上述したロックリング664との
係合を解除される位置にある。
圧板61には圧板押し下げカム661と係合する位置に
カム受は部611が形成されている。これにより圧板押
し下げカム661によって圧板61が押し下げられてい
るときは記録用紙は分列ローラ65および押えコロ65
2から離隔し、押し下げカム661がカム受は部611
との係合を解除すると圧板61が圧板ばね62で押し下
げられ、記録用紙は分離ローラ65に圧接される。
また、圧板61における送紙方向下流側には記録用紙を
1枚ずつ摩擦分離するための分離パッド66が設けられ
、分離パッド66はバッドばね67により分離ローラ6
5および押えコロ652に向けて付勢されている。押え
コロ652はローラ軸651 と垂直な断面において円
形をしており、分離ローラ65は同断面においてほぼ半
円の円弧状をしており、かつ、分離ローラ65の半径は
押えコロ652の半径より若干大きく構成する。この結
果、分離パッド66は分離ローラ65の円弧範囲ではこ
れに圧接され、その以外の範囲では押えコロ652に圧
接される。
ここで、分離ローラ65の径は、20〜30m+n程度
であり比較的小さくしである。これにより第2図に示す
ように圧板61の分離ローラ65との接触点から分離パ
ッド66の分離ローラ65との接触点までの角度αが大
きくなり、従って分離ローラ65によりピックアップさ
れた記録用紙先端の分離パッド66への突入角度が圧板
61に相対して大きくとることができ、パッドばね67
による分離パッド圧が小さくても分離性能が損なわれな
、い。通常の分離ローラ径(40mm程度)では分離パ
ッド圧が300g程度必要であったのに対し、小径(2
0〜30mm )にすることにより50g前後でも問題
なく分離可能となる。
したがって紙送りローラ7で記録用紙を送っている際に
押えコロ652と分離パッド66から受けるバックテン
ションが小さくなり、安定した紙送りが可能となる。
また、押えコロ652 と分離パッド66から記録用紙
後端が外れた際に発生する送り量の変化も押えられる。
7は上述した給紙機構によって給紙される記録紙を、さ
らに記録ヘッドに対向する記録位置へ搬送する搬送径路
上に設けられた紙送りローラであり、紙送りローラ7に
対向して記録紙を挟むようピンチローラ81が配設され
る。ピンチローラ81は両端をピンチローラばね82に
付勢されたピンチローラステー8上に回動自在に軸支さ
れている。
また、ピンチローラステー8はステー視点83を中心に
回動可能に取付けられる。9は紙ガイドであり、給紙機
構より送り込まれた記録用紙を紙送りローラ7とピンチ
ローラ81とに挟まれる位置まで案内する。lOは紙押
え板であり、ピンチローラ81から記録用紙の浮上を押
える。
紙送りローラ7はモータ(不図示)により駆動され、こ
のとき駆動力の伝達はギア等にて1段で行なわれており
、モータの1回転で記録1ライン分紙送りを行なうよう
な減速比になっている。これにより紙送りによる記録画
像における記録ラインのつなぎ部に発生する白スジ、重
なり等、画像劣化の原因となるモータ自体およびモータ
ギアの偏心成分がキャンセルさせる。また、駆動モータ
から紙送りローラ7までは1段減速であり、最小の伝達
要素で駆動力伝達を行なっているので、余分な誤差成分
が含まれていない。
11は背面にヒータを有する熱板であり、後述の電源部
と協働し記録紙のインク定着を促進する。
熱板11の温度は40℃〜90℃の範囲であれば実用上
問題はない。12は排紙ローラであり、これに対向して
排紙ピンチローラ13が設けられている。排紙ピンチロ
ーラ13ははく車状を、なし、記録紙の記録面側を点で
押え、インク定着の不完全記録面が生じた場合、こすれ
等で汚れることを防止する。また、排紙ローラ12の送
り速度は紙送りローラフの送り速度より数%速くし、記
録紙にテンションを与え、熱板11への記録紙の密着お
よび記録位置での記録紙の平面性を保つようにしている
熱板11は記録へラド51の記録素子より記録紙搬送径
路下流側に位置し、熱板11からの熱を直接記録ヘッド
51の記録素子部に与えないようにしている。また、紙
ガイド9と熱板11の間には間隙を設け、キャリッジ5
上に設けられた反射型のフォトセンサで構成される紙幅
センサによる検知をその間隙部位で行なうことによりガ
イド等の反射による誤検知を防止する。
15はガイド軸であり、キャリッジ5は1ltts上を
左右に移動可能に係合し、キャリッジ5にはモータ16
からベルト1gを介して駆動力が伝達されるモータ16
と同軸を回転支点としたテンションプレート17上にプ
ーリ171が配設され、ベルト19にテンションばね1
72により一定張力が与えられている。
また、キャリッジ5はガイド軸15廻りに回動可能に取
付けられ、キャリッジ5の自重によりキャリッジ5が有
する押し付は部54はピンチローラステー8の面を押し
付ける。押し付は部54はスライダーをなしキャリッジ
5の移動に伴ないピンチローラステー8上を摺動する。
押し付は部54の材質はテフロン等の特に摺動性の高い
樹脂で形成される。さらに、キャリッジ5は、記録ヘッ
ド51と接続する近傍に突出部55を有し、突出部55
は記録ヘッド51の吐出面より0.3〜0.5m+n程
度前面に突出するが、通常の状態では紙押え板10と接
触しない。
第4図は記録ヘッド51およびキャリッジ5を含む配縁
系ユニットを示す。
記録ヘッド51は、紙送り方向に配列された吐出口およ
びこの吐出口の各々に対応した吐出エネルギ発生素子を
設けた吐出部518を有する。記録ヘット51が有する
凸部とキャリッジ5の穴とが嵌合することによりキャリ
ッジ5.に対する記録ヘッド51の位置が定まる。また
、キャリッジ5上には、固定レバー52が支点525を
中心として回動可能に取付けられる。この固定レバー5
2は記録ヘッド51をキャリッジ5に固定する際に押し
付は力を発生する弾性部521.523等を有し、レバ
ー52が有する固定レバー引掛は部とキャリッジ5が有
する引掛は部とを係合させることにより固定レバー52
のロックを行ない、記録ヘッド51をキャリッジ5に固
定する。なお、5−aは記録ヘッド51の側面方向の位
置決め基準となる固定台である。
また、キャリッジ5にはキャリッジ5が移動する際に記
録媒体の幅および有無を検知するための紙幅センサ11
43が設けられる。この紙幅センサは記録ヘット51の
吐出オリフィスの紙送り方向における最下流に位置する
吐出オリフィス近イブzに検知位置がくるように取付け
られる。さらに、キャリッジ5のガイド軸15上と係合
する部分の近傍には前述した給紙機構のロック爪665
の係合を解除するための突出部57が設けられ、キャリ
ッジ移動径路における記録領域外の所定位置でロック爪
665と接触して係合を解除する。また、キャリッジ5
はキャップ位置決めピンを有し、非記録時にキャリッジ
5が回復装置の位置に退避し、記録ヘッド51の記録素
子面をキャップするときの位置決めに用いられる。
150は記録ヘッド51の吐出面のキャッピングおよび
インク吸引を行なう吐出回復装置であり、キャリッジ5
の移動径路における記録領域外の一方側に配設される。
吐出回復装置150において、156は記録ヘッド51
の吐出面をキャッピングするキャップであり、キャップ
156は、キャリッジ5の位置決めピンと係合する位置
決めレバー157を具える。18は記録ヘッド51へ供
給するインクを貯留するためのインクカートリッジであ
り、キャッピングにより吸引された排インクを貯留する
排液回収部を具える。
79は電源部であり、自身が有する放熱板が排紙トレイ
の直下にくるよう底板1002上に固定される。
以上説明した構成における。動作を以下に説明する。
まず、第5図を参照して給紙動作を説明するに、非記録
時にキャリッジ5は回復装置150のキャップ156に
よりキャップされ、記録待機状態にある。ホストコンピ
ュータあるいはデータ転送装置から記録データを受は取
ると、キャリッジ5は移動径路上回復装置150と反対
側に位置するロック爪665を解除するため移動を開始
する。ロック爪665が解除されると、ロックリング6
64がフリーになり分離ローラギア662の回転が分離
ローラ軸65と圧板押し下げカム661に伝達可能とな
り、モータ駆動により分離ローラ65および圧板押し下
げカム661が回転し始める。モータの駆動を開始した
後、キャリッジ5は、ロック爪665が自身の弾性によ
り復帰できる位置(ロックリング664に係合する位置
)まで戻るのを妨げない位置まで移動し、待機する。圧
板押し下げカム661が回転し始めると、圧板61は圧
板ばね62の付勢により上方に8勤し分離ローラ65に
圧接され、分離ローラ65の回転に伴なって記録用紙が
分離パッド66の位置まで送り込まれる。ここで、記録
用紙はしごかれ分離ローラ65と分離パッド66により
1枚のみ紙送りローラ7とピンチローラ81の位置まで
、分離ローラ651の1回転以内で送り込まれる。ロッ
クソング664の爪が再びロック爪665の位置までく
るとロックリング665の回転が阻止され分離ローラ6
5の回転が停止する。
通常、給紙動作は分離ローラ65の1回転で終了するが
、装置の構成上紙送りローラ7までの長さが分離ローラ
65の周長より長くなった場合、分離ローラ65を複数
回回転させることになる。その場合、キャリッジ5はロ
ック爪665の係合を解除する位置で、最後の回転が始
まるまで待機していることになる。給紙動作において、
紙送りローラ7と分離ローラ65の間にある紙端センサ
に記録用紙の先端が検知されると、その位置から予め定
められた量だけ記録用紙を送った後紙送りローラフの回
転を停止させ、給紙および記録用紙の頭出しが完了する
その後、キャリッジ5は回復装置150側へ戻る。その
際、キャリッジ5に設けられた紙幅センサにより紙幅お
よび紙の有無を検知する。給紙動作が正常に行なわれて
いれば、記録用紙の幅すなわち記録用紙のサイズを検出
し、記録用紙外には記録しないようにする。記録用紙が
検出されない場合は給紙不良と判断し、エラーとなって
停止する。
このような給紙不良が生じないよう、キャリッジ5によ
る給紙の際のロック爪665の係合解除動作を少なくと
も2回以上行なう。
以上のようにして給紙が完了した後、キャリッジ5は記
録用紙の幅方向に往復運動し、これに伴ない紙送りロー
ラ7は記録ヘッド51の1ライン記録毎に紙送りしなが
ら、記録を行なう。このとき、記録ヘッド51と記録用
紙面とのギャップはピンチローラステー8上をスライド
するキャリッジ5の押し付は部54により定まる。すな
わち、ピンチローラステー8にピンチローラ81が設け
られているため、紙送りローラ7とピンチローラ81間
に記録用紙が入るとその分ピンチローラステー8がキャ
リッジ5側に移動する。したがって、記録用紙の厚みが
変化しても、それに応じ°Cピンチローラステー8が移
動するため常に一定のギャップを保つことになる。
記録された記録紙はインク定着用の熱板ll上を通り排
紙ローラ12と排紙ピンチローラ13の間へ送り込まれ
る。記録用紙後端が紙送りローラ7とピンチローラ81
間をはずれた後は排紙ローラ12と排紙ピンチローラ1
3とで送紙され、最終ライン分の記録がなされた後、排
紙トレイ101Oに送り出される。この排紙トレイ10
10に送り込まれた記録紙は、排紙トレイ1010の直
下にある電源部79の放熱板から発生する熱によりイン
ク定着等が行なわれる。
ところで、記録用紙が封筒、ハカキ等の厚紙の場合、紙
送りローラ7とピンチローラ81との間からはずれた際
に、キャリッジ突出部55が、その紙厚によりキャリッ
ジ側にせり出した紙押え板lo上をスライドするため直
接記録ヘッド51の吐出面が記録用紙面をこすらないで
済、む。
以上の動作により記録紙1枚の記録を完了し、以後同様
の動作を繰り返す。
第6図は上述した記録装置(以下、プリンタと称す)の
概略構成を示すブロック図である。
図中1100はイメージデータを水平方向(プリント方
向)の1ライン毎に送出するポストコンピュータまたは
、データ転送装置であり、ホストコンピュータ(データ
転送装置) 1100よりプリンタへ送出される各ライ
ン毎のイメージデータは制御部1020からのトリガ信
号1160に応じて所定周波数のクロックレートで転送
される。
1020はプリンタ全体の制御を行なう制御部であり、
例えば、マイクロプロセッサなどのMPU+021 、
 MPU+021の制御プログラムや後述するフローチ
ャートに示す制御手順、データなどを格納するROM1
022 、ワークエリアとして使用され、例えば紙幅や
紙幅に応じたデータ数を計算した計数値や、その計数値
に応じた受信ライン総数を計算して得られる総数値を記
憶する領域などを含むRへM1023 、紙送り数やキ
ャリッジ送りパルス数をカウントするカウンタ1024
、MPU1021の指示に対応して計時を行ない指示さ
れた時間を計時するとMPU1021に割り込み信号を
出力するタイマ1025、各種データおよび制御信号の
人出力を行なうI10ボート1026等を有する。
1300はホストコンピュータ1100より送出された
イメージデータを少なくとも記録ヘッドの記録素子数分
(本実施例では128ライン分)格納するイメージバッ
ファメモリであり、ホストコンピュータ(データ転送装
置) 1100からのイメージデータは制御部1020
の制御により、順次イメージバッファメモリ1300に
格納される。1040は1ライン分の受信するイメージ
データ数を設定できるカウンタ1041を備え、制御部
1020が設定したデータ数を受信すると検出信号11
70を制御部1020に出力する受信回路である。また
、この受信回路1040には、黒ドツトの有無を識別で
きる黒ドツト判別回路1042が備えられている。
1050はイメージバッファメモリ3より記録ヘッド5
1の記録素子数に対応するライン分(例えば128ライ
ン分)のデータを垂直方向に1列ずつ(128ドツト)
読み出し、記録ヘッド51の記録位置に対応して出力す
るデータコンバータである。
記録ヘッド51は縦方向に128個の吐出オリフィスお
よび吐出オリフィスの各々に対応した吐出エネルギー発
生素子からなるインクノズルを1列に配置し、水平方向
に走査して、記録を行なうインクジェット方式の記録ヘ
ッドである。
1070はデータコンバータからのプリントデータに基
いて記録ヘッド51の記録素子を駆動するドライバであ
る。
16は記録へラド51を搭載したキャリッジ5を水平方
向に走査する前述のキャリッジモータ、1090は制御
部1020からの制御データに従いキャリッジモータ1
6の駆動を行なうキャリッジモータトライ八である。7
1は記録ヘッド51の各記録素子間のピッチと等しい量
の紙送りを実行可能な紙送りモータであり、1110は
紙送りモータ71を駆動するドライバである。また、+
120はカセットフィーダ用のカセットモータであり、
ホストコンピュータ(データ転送装置) 1100から
の指示もしくは後述する+11f報人力部1140内の
キーパネル1141からの指定によりカセットからの給
紙が行なわれる。1130はカセットモータを駆動する
駆動ドライバである。キャリッジモータ16と紙送りモ
ータ71およびカセットモータ1120は本実施例にお
いてはステッピングモータで構成される。
1140は様々な情報を制御部1020へ送出する情報
人力部であり、これらの情報は検出信号1180として
制御部1020に出力される。情報入力部1140は以
下の要素で構成される。すなわち、1141は例えば紙
のサイズを指示することが可能なキーパネルであり、八
4やB5などの紙サイズを指定できるものとする。11
42は給紙時の記録用紙の先端位置決めや後端の検出に
使用される紙ENDセンサである。
1143は紙幅検出装置であり、本実施例ではキャリッ
ジ上に塔載され、たとえばこの紙幅検出装置により給紙
された紙幅を検出し、記録用紙以外の位置に記録しない
ようにする。1144は紙カセツトフィーダが装着され
ているか否かを検出するカセット装着検出部であり、ま
た、1145はカセット内の紙の有無を検出するカセッ
ト紙有無検出部である。さらに、1146は記録ヘッド
51に記録用のインクを供給するインクカートリッジ内
のインクの有無を検出するインク有無検出部であり、1
147は上記インクカートリッジの有無を検出するイン
クカートリッジ有無検出部である。1149はインクジ
ェット記録装置に特有のキャップ機構やポンプ機構の基
準位置を定めるポンプホームポジション検出部であり、
1410は記録ヘッド51を搭載したキャリッジ5の基
準位置を定めるキャリッジホームポジション検出部であ
る。また、1141はドアの開閉を検出するドア開閉検
出部である。
1150はホストコンピュータ(データ転送装置)11
00から指示される紙サイズ、記録命令等のコマンド信
号であり、情報入力部+140からだけでなくホストコ
ンピュータ1100からも紙サイズの指定ができる。
第7図は、本実施例に係る制御手順の一例を示すフロー
チャートである。
まずステップSlで第6図のホストコンピュータまたは
データ転送装置1100から記録命令等が信号1150
として制御部2に送出されると、当該信号が記録命令で
あるか否かを判定し、そうでなかった場合には次処理へ
進む。
一方、記録命令であったときには、ステップS2にて現
在のキャリッジの位置が給紙トリガ位置と一致している
か否かを判断する。一致している場合には、ステップS
8へ進む。否定判定の場合には、ステップS3へ進み、
カウンタ1o24内に設けられたキャリッジカウンタに
給紙トリガ位置パルスを設定し、キャリッジモータを起
動する。
ステップS4では、紙幅センサにより正確に前記行用紙
が排紙されたか否かを検出できる規定位置にキャリッジ
が達したか否かを判断する。ここで規定位置にある場合
には、ステップS5へ進み、第6図の情報人力部114
0内にある紙幅センサ1143によって検出を行う。ス
テップS4で規定位置にないと判定された場合は、ステ
ップS7へ進む。ここでの規定位置とは、記録用紙の、
被記録面に向って左側を基準とする左基準の給紙機構で
は左基準よりも若干右側、またセンタ基準の給紙機構で
はセンタ基準位置とする。
ステップS5.SSで紙幅センサ1143により前記行
用紙を検出した場合には、ステップ528へ進む。
前記行用紙を検出しなかった場合にはステップS7へ進
む。ステップS7では、キャリッジが給紙トリガ位置に
来たか否かを判断し、未到達の場合にはステップ54〜
S7の動作を繰り返して行う。
ステップS8では、前記給紙カウンタをクリアするとと
もに、第6図の制御部1020内にあるRAM1023
に設けられた紙幅検出フラグをクリアする。ステップS
9では、給紙ローラが1回転するパルス数をカウンタ1
024内に設けられた紙送りカウンタに設定し、紙送り
モータを起動する。次にステップS10では、上記紙送
りカウンタが給紙トリガを外すパルス数になったかどう
かを判断し、否定判定の場合にはステップ5IOI〃を
繰返す。
方、達している場合には、ステップSllへ進み、キャ
リッジを給紙トリガから外れる位置まで移動させる。
ステップ512では、第6図の情報人力部1140の紙
ENDセンサ1142に紙が進入してきたか否かを判断
する。入ってきた場合には、ステップ513で前記紙送
りカウンタに記録用紙の先端位置決めができるパルス数
を設定する。否定判定の場合には、ステップ514へ進
み、紙送りモータがストップしたか否かを判断して、否
定された場合にはステップ512〜514を繰り返す。
ステップ514で紙送りモータがストップしたと判定さ
れた場合にはステップ515へ進む。ここでは再び紙E
NDセンサ1142に紙があるかないかの判断をして、
ある場合にはステップS16へ進み、ない場合にはステ
ップS24へ進む。
ところで、ステップ516へ進むと、キャリッジカウン
タにホームポジション位置へ戻すパルス数を設定し、キ
ャリッジモータを起動する。ステップ517で、紙の最
左端を前記紙幅検出装置により検出したか否かを判断し
、検出していない場合にはステップS22へ進む。一方
1、ステップ518で検出がなされた場合には、ステッ
プ518へ進み、紙の最右端を検知済か否かを判断し、
検知済の場合にはステップS20へ進む。一方、否定判
定の場合には、ステップ519で最右端検出位置を第7
図の制御部1020内のRAM1023に設けられた最
右端位置ポインタに格納する。
ステップ521では紙の最左端位置を検知か否かを判断
して、否定判定の場合にはステップS22へ進み、肯定
判定の場合には最左端検出位置を最右端位置ポインタと
同様に設けられた最左端位置ポインタに格納し、紙幅検
出フラグをオンにする。
ステップ522では、キャリッジモータがストップした
か否かを判断し、ストップしている場合にはステップ5
23へ進む。否定判定された場合にはステップ517〜
522の動作を繰り返して行う。
ステップS23では、紙幅検出フラグがオンか否かを判
断して、否定判定の場合にはステップ528に進み、オ
ンの場合には次処理へ進む。
ステップS24へ進んだ場合には紙なしエラーとしてス
テップS25にてエラー処理へ進む。
ステップ526へ進んだ場合には、キャリッジ送りカウ
ンタの値を給紙トリガ位置より手前に変更して給紙がな
されないようにし、ステップS27でキャリッジモータ
がストップしたのを確認し、ステップ528でジャムエ
ラーとしてエラー処理へ進む(ステップ529)。
なお、本手順の変形例を第8図に示す。
みである。すなわち、上述の手順では、キャリッジが規
定位置、例えばキャリッジが移動可能な最大幅のセンタ
位置や、給紙が左基準で行われた場合には最左端の位置
より右側の位置で前記行用紙の検出を行っていた。これ
に対して、第8図では、ある規定位置だけではなく、前
記行用紙の記録範囲内のすべての位置において、キャリ
ッジに搭載された紙幅センサー目3で紙の検出を行うよ
うになしくSJI’)、ステップS7で前記行用紙が検
出され順は第7図と同様である。
本発明は、記録ヘッドによる記録領域を越えた所定位置
へのキャリッジの設定に関連して給紙が行われるシリア
ルプリンタであって、キャリッジ上に記録媒体の検出手
段を有し、給紙の指令に応じて所定位置に向けてキャリ
ッジが往動作を行い、その過程で記録済の記録媒体の排
出を検出手段により確認してから所定位置への設定を行
い、復動作時に給紙された記録媒体の■無ないし紙幅検
知を行うものであれば、各部構成は上述した実施例に限
られないのは言うまでもない。
例えば、給紙機構に関して、第9図に示すような構成と
することもできる。
第9図において、219はソレノイドで、ロックリング
664の爪とかみ合うロック爪部219aを有している
。ロック爪部2+9aは通常ばね219bによりロック
リング664の爪とかみ合い状態になっていて、ソレノ
イド219を励磁することにより、ロック爪部219a
が引き上げられ、ロックリング664の爪が解除される
すなわち、キャリッジの最右端位置への設定によって、
例えばその近傍に設けたスイッチに係合し、そのスイッ
チによりソレノイド219の励磁が行われるようにすれ
ば、その後は前述したと同様にして給紙がなされること
になる。
また、本発明は、記録ヘッドにインクジェット方式によ
るものを用いる他、サーマルヘッド、ワイヤドツトヘッ
ドその他適宜の方式による記録ヘッドを用いることがで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、給紙のタイミン
グをキャリッジの動作に関連させて行うために装置構成
の簡略化が達成できると共に、当該給紙を起動する所定
位置への往動作に関連して記録済の記録媒体の排出を確
認し、復動作時に給紙された記録媒体に係る検知を行う
ようにしたので、ジャム等搬送異常の確実な検知や紙幅
の検知を、記録のスルーブツトを低下させることなく行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の斜視図、 第2図は第1図示の装置の断面図、 第3図は第1図における給紙機構部の部分拡大図、 第4図は記録ヘッドおよびキャリッジを含む記録系ユニ
ットの詳細な構成例を示す斜視図、第5図は給紙動作を
説明するために説明図、第6図は本例に係る制御系の一
構成例を示すブロック図、 第7図は本例における記録媒体に係る検知手順の一例を
示すフローチャート、 第8図はその検知手順の他の例を示すフローチャート、 第9図は給紙機構の他の構成例を示す部分拡大図である
。 5・・・キャリッジ、 51・・・記録ヘット、 61・・・圧板、 63・・・紙幅規制板、 65・・・分離ローラ、 219・・・ソレノイド、 651 ・・・分離ローラ軸、 652・・・押えコロ、 661・・・圧板押し下げカム、 662・・・分離ローラギア、 663・・・ばねクラッチ、 664・・・ロックリング、 665・・・ロック爪、 1020・・・1−4御部、 1143・・・紙幅センサ。 第3図 第7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)記録媒体に対し所定方向に記録ヘッドを走査して記
    録を行うとともに、前記記録ヘッドによる記録領域を越
    えた所定位置への、前記記録ヘッドを搭載した可動部の
    設定に応じて前記記録媒体の送給を行う手段を具えた記
    録装置において、前記可動部上に設けられ、前記記録媒
    体に係る検知を行う検知手段と、 前記記録媒体の送給の指令に応じて前記可動部を前記所
    定位置に向けて往動させる第1制御手段と、 当該往動の過程で前記検知手段の出力により前記記録済
    の記録媒体の排出の有無を判定する判定手段と、 当該排出が判定されなかったときには前記可動部の前記
    所定位置への設定を阻止する第2制御手段と、 前記所定位置への設定後にそこからの復動の過程で前記
    送給された記録媒体に係る検知を前記検知手段の出力に
    より行う第3制御手段と を具えたことを特徴とする記録装置。
JP25422188A 1988-10-07 1988-10-07 記録装置 Pending JPH0299365A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25422188A JPH0299365A (ja) 1988-10-07 1988-10-07 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25422188A JPH0299365A (ja) 1988-10-07 1988-10-07 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0299365A true JPH0299365A (ja) 1990-04-11

Family

ID=17261947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25422188A Pending JPH0299365A (ja) 1988-10-07 1988-10-07 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0299365A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713568A (en) * 1994-12-27 1998-02-03 Sharp Kabushiki Kaisha Paper feeding apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5713568A (en) * 1994-12-27 1998-02-03 Sharp Kabushiki Kaisha Paper feeding apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0299360A (ja) 記録装置
US7367642B2 (en) Image-recording device
CN107265151B (zh) 印刷装置
JP4502004B2 (ja) 記録装置における媒体給送方法及び記録装置
US6679637B2 (en) Printing apparatus and printing method
EP0482356B1 (en) Recording apparatus
EP3524438B1 (en) Printing apparatus
US7681974B2 (en) Recording apparatus and method
EP2095967B1 (en) Image recording device and method
JP2009155037A (ja) 記録装置における媒体給送方法及び記録装置
US5861726A (en) Recording apparatus with a step motor controlling mechanism
US6991387B2 (en) Printing apparatus and printing position adjustment method
JP4314174B2 (ja) 記録装置及び該装置における記録媒体の搬送制御方法
JPH0299365A (ja) 記録装置
US7046380B2 (en) Recording apparatus with feed control based on leading end margin amount
JP4259574B2 (ja) 記録装置及び記録装置における記録方法
US7540586B2 (en) Recording apparatus and recording method
JP2005319740A (ja) プリンタ
JP2745577B2 (ja) インクジェットプリンタの紙送り装置
EP0862314B1 (en) Recording apparatus and method for controlling such recording apparatus
JP3952827B2 (ja) 給紙装置、給紙装置を備えた記録装置及び給紙方法
JPH0299363A (ja) 記録装置
JPH0299362A (ja) 記録装置
US20230166512A1 (en) Inkjet printing apparatus, control method, and storage medium
JP3091989U (ja) 印字装置