JPH029778Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH029778Y2 JPH029778Y2 JP12601285U JP12601285U JPH029778Y2 JP H029778 Y2 JPH029778 Y2 JP H029778Y2 JP 12601285 U JP12601285 U JP 12601285U JP 12601285 U JP12601285 U JP 12601285U JP H029778 Y2 JPH029778 Y2 JP H029778Y2
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- JP
- Japan
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- tip
- cover
- heat insulating
- insulating cover
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- Expired
Links
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、先端に取り付けた刃具を駆動して、
物、例えば歯牙等を切削したり、研磨するハンド
ピースに関するものである。
物、例えば歯牙等を切削したり、研磨するハンド
ピースに関するものである。
(従来の技術)
第3図は従来のハンドピースの先端部の構成を
示すもので、1は回転軸2を回動自在に内装した
ストレートハンドピースのシヤンク部で、このシ
ヤンク部1を動力源を内装したモータケース(図
示しない)の先端に接続すると、回転軸2が動力
源の駆動軸に連結する。3は中心線方向に移動可
能な状態で回転軸2に内装したコレツトチヤツク
(以下チヤツクという)で、このチヤツク3の先
端部の円錐部は回転軸2の先端部内周壁面に接触
している。4はシヤンク部1の管壁に回動自在に
取り付けたチヤツク開閉レバー(以下レバーとい
う)で、このレバー4を回動するとチヤツク3が
前後方向(図中左右方向)に移動して、チヤツク
3の先端部が開閉する。5はチヤツク3の先端部
を覆うようにしてシヤンク部1の先端に取り付け
た先端カバーで、この先端カバー5はシヤンク部
1と同様に金属で形成されている。
示すもので、1は回転軸2を回動自在に内装した
ストレートハンドピースのシヤンク部で、このシ
ヤンク部1を動力源を内装したモータケース(図
示しない)の先端に接続すると、回転軸2が動力
源の駆動軸に連結する。3は中心線方向に移動可
能な状態で回転軸2に内装したコレツトチヤツク
(以下チヤツクという)で、このチヤツク3の先
端部の円錐部は回転軸2の先端部内周壁面に接触
している。4はシヤンク部1の管壁に回動自在に
取り付けたチヤツク開閉レバー(以下レバーとい
う)で、このレバー4を回動するとチヤツク3が
前後方向(図中左右方向)に移動して、チヤツク
3の先端部が開閉する。5はチヤツク3の先端部
を覆うようにしてシヤンク部1の先端に取り付け
た先端カバーで、この先端カバー5はシヤンク部
1と同様に金属で形成されている。
このように構成された従来例では、レバー4に
よりチヤツク3を開閉させて、回転軸2の先端に
刃具6を取り付けた上、回転軸2を駆動すれば、
物を切削したり、研磨することができる。
よりチヤツク3を開閉させて、回転軸2の先端に
刃具6を取り付けた上、回転軸2を駆動すれば、
物を切削したり、研磨することができる。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、シヤンク部1の中に侵入した切削
粉、研磨粉は軸受(図示しない)等を異常摩耗さ
せて、ハンドピースの寿命を短くするので、切削
粉、研磨粉の侵入を防止するため、先端カバー5
と刃具6との間隔をできるだけ小さくしなければ
ならない。しかしながら、その間隔を小さくする
と、刃具6の刃を切削物或いは研磨物に当てたと
きに撓んだ刃具6の柄が先端カバー5の内周壁面
に接触して、先端カバー5と刃具6とが共に発熱
してしまう。ところが、刃具6はその刃と被切削
物とを冷却する水によつて常に冷却されているの
で、刃具6の柄の温度上昇は抑制されるが、先端
カバー5は冷却されないので、先端カバー5の温
度が上昇して、取扱者の手に火傷を負わせたり、
歯牙等の治療を行うときには患者の口等に火傷を
負わせてしまう問題があつた。
粉、研磨粉は軸受(図示しない)等を異常摩耗さ
せて、ハンドピースの寿命を短くするので、切削
粉、研磨粉の侵入を防止するため、先端カバー5
と刃具6との間隔をできるだけ小さくしなければ
ならない。しかしながら、その間隔を小さくする
と、刃具6の刃を切削物或いは研磨物に当てたと
きに撓んだ刃具6の柄が先端カバー5の内周壁面
に接触して、先端カバー5と刃具6とが共に発熱
してしまう。ところが、刃具6はその刃と被切削
物とを冷却する水によつて常に冷却されているの
で、刃具6の柄の温度上昇は抑制されるが、先端
カバー5は冷却されないので、先端カバー5の温
度が上昇して、取扱者の手に火傷を負わせたり、
歯牙等の治療を行うときには患者の口等に火傷を
負わせてしまう問題があつた。
又、この問題のため、シヤンクの使用時間が制
限されて、作業能率が低くなる問題があつた。
限されて、作業能率が低くなる問題があつた。
本考案はこの問題を解決するためになされたも
ので、発熱している先端カバーが取扱者の手や、
患者の皮膚、粘膜等に直接触れないようにしたも
のである。
ので、発熱している先端カバーが取扱者の手や、
患者の皮膚、粘膜等に直接触れないようにしたも
のである。
(問題点を解決するための手段)
シヤンク部の先端部を断熱カバーで覆つたもの
である。
である。
(作用)
シヤンク部の先端を覆つた断熱カバーの表面温
度が低いので、取扱者の手や、患者の皮膚、粘膜
等が断熱カバーに触れても火傷しない。
度が低いので、取扱者の手や、患者の皮膚、粘膜
等が断熱カバーに触れても火傷しない。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示すもの
で、7は管壁を先端カバー5に沿つて傾斜させ
た、例えば、断熱性と耐薬物性を有するポリエー
テルサルホン樹脂からなる筒状の断熱カバーで、
この断熱カバー7の中間部及び後部内周壁面には
先端カバー5の外径よりも僅かに小さい内径の凸
部8が円周方向に設けられ、管壁には中心線方向
の溝穴9と通風穴10とが穿設されている。
で、7は管壁を先端カバー5に沿つて傾斜させ
た、例えば、断熱性と耐薬物性を有するポリエー
テルサルホン樹脂からなる筒状の断熱カバーで、
この断熱カバー7の中間部及び後部内周壁面には
先端カバー5の外径よりも僅かに小さい内径の凸
部8が円周方向に設けられ、管壁には中心線方向
の溝穴9と通風穴10とが穿設されている。
このように構成された本実施例では、管壁に溝
穴9が穿設されて弾力性を有する断熱カバー7の
中にシヤンク部1の先端部を圧入すると、断熱カ
バー7が凸部8によつて先端カバー5の外周に固
定されるが、その際、断熱カバー7の先端部及び
凸部8の内周壁面以外の部分は先端カバー5の外
周壁面から離隔される(第2図参照)。
穴9が穿設されて弾力性を有する断熱カバー7の
中にシヤンク部1の先端部を圧入すると、断熱カ
バー7が凸部8によつて先端カバー5の外周に固
定されるが、その際、断熱カバー7の先端部及び
凸部8の内周壁面以外の部分は先端カバー5の外
周壁面から離隔される(第2図参照)。
このため、ハンドピースの使用中に刃具6の柄
が先端カバー5の内周壁面に接触して発熱して
も、加熱された先端カバー5と断熱カバー7との
間の空気が溝穴9と通風穴10とから排出される
と共に、断熱カバー7の周囲の冷えた空気が溝穴
9と通風穴10とから吸入されて先端カバー5が
冷却される上、断熱カバー7によつて熱の伝導が
ほぼ遮断されるので、断熱カバー7の表面温度は
それほど上昇しない。
が先端カバー5の内周壁面に接触して発熱して
も、加熱された先端カバー5と断熱カバー7との
間の空気が溝穴9と通風穴10とから排出される
と共に、断熱カバー7の周囲の冷えた空気が溝穴
9と通風穴10とから吸入されて先端カバー5が
冷却される上、断熱カバー7によつて熱の伝導が
ほぼ遮断されるので、断熱カバー7の表面温度は
それほど上昇しない。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、先端カ
バーの外周に断熱カバーを着脱自在に取り付ける
ことにより、自然換気による先端カバーの冷却
と、断熱カバーによる熱伝導の遮断により、断熱
カバーの表面温度を低く抑えることができるの
で、取扱者の手に火傷を負わせたり、歯牙等の治
療を行うときには患者の口等に火傷を負わせるこ
とがなくなる効果があると共に、シヤンクの使用
時間が制限されなくなるので、作業能率が高くな
る効果がある。
バーの外周に断熱カバーを着脱自在に取り付ける
ことにより、自然換気による先端カバーの冷却
と、断熱カバーによる熱伝導の遮断により、断熱
カバーの表面温度を低く抑えることができるの
で、取扱者の手に火傷を負わせたり、歯牙等の治
療を行うときには患者の口等に火傷を負わせるこ
とがなくなる効果があると共に、シヤンクの使用
時間が制限されなくなるので、作業能率が高くな
る効果がある。
第1図aは本考案の一実施例の半截断面図、第
1図bは第1図aに示した本考案の一実施例の右
側面図、第2図は本考案の一実施例を従来のシヤ
ンク部の先端に取り付けたときの部分断面図、第
3図は従来のシヤンク部の先端部の部分断面図で
ある。 1……シヤンク部、7……断熱カバー、8……
凸部、9……溝穴、10……通風穴。
1図bは第1図aに示した本考案の一実施例の右
側面図、第2図は本考案の一実施例を従来のシヤ
ンク部の先端に取り付けたときの部分断面図、第
3図は従来のシヤンク部の先端部の部分断面図で
ある。 1……シヤンク部、7……断熱カバー、8……
凸部、9……溝穴、10……通風穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内周壁面に凸部を設け且つ管壁に複数の溝穴
を穿設した筒状の断熱カバーがシヤンク部の先
端部に取り付けられていることを特徴とするハ
ンドピース。 (2) 前記管壁には通風穴が穿設されていることを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
のハンドピース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12601285U JPH029778Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12601285U JPH029778Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6233818U JPS6233818U (ja) | 1987-02-27 |
JPH029778Y2 true JPH029778Y2 (ja) | 1990-03-12 |
Family
ID=31019419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12601285U Expired JPH029778Y2 (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH029778Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP12601285U patent/JPH029778Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6233818U (ja) | 1987-02-27 |
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