JPH0286574A - エレベータの群管理制御装置 - Google Patents
エレベータの群管理制御装置Info
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- JPH0286574A JPH0286574A JP63235021A JP23502188A JPH0286574A JP H0286574 A JPH0286574 A JP H0286574A JP 63235021 A JP63235021 A JP 63235021A JP 23502188 A JP23502188 A JP 23502188A JP H0286574 A JPH0286574 A JP H0286574A
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Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエレベータの群管理制御装置に係り、特に、多
項目の制御目標を満足する制御を行う群管理制御装置に
関する。
項目の制御目標を満足する制御を行う群管理制御装置に
関する。
従来、エレベータ群管理制御装置では、エレベータの運
転効率向上、及び、乗降客のサービス向上を目的に1発
生するホール呼びをオンラインで監視し、全体のホール
呼びのサービス状況を加味して、最適なエレベータに呼
びを割当てることにより平均的な待時間を短かくする方
式が採用されている。最近では、複数台のエレベータの
うちからホール呼びを割当てるエレベータを選択するに
当って、それぞれのエレベータを評価するための評価関
数に可変パラメータを付加し、交通需要に応じて、可変
パラメータ値を変化し、得られた結果を用いて、予め設
定した目標値を満足するパラメータ値を学習しておき、
エレベータの運転状況に応じてパラメータを利用して呼
び割当て制御を実行する方式が特開昭58−52162
号、特開昭58−63668号公報で提案されている。
転効率向上、及び、乗降客のサービス向上を目的に1発
生するホール呼びをオンラインで監視し、全体のホール
呼びのサービス状況を加味して、最適なエレベータに呼
びを割当てることにより平均的な待時間を短かくする方
式が採用されている。最近では、複数台のエレベータの
うちからホール呼びを割当てるエレベータを選択するに
当って、それぞれのエレベータを評価するための評価関
数に可変パラメータを付加し、交通需要に応じて、可変
パラメータ値を変化し、得られた結果を用いて、予め設
定した目標値を満足するパラメータ値を学習しておき、
エレベータの運転状況に応じてパラメータを利用して呼
び割当て制御を実行する方式が特開昭58−52162
号、特開昭58−63668号公報で提案されている。
この方式は、待ち時間と省エネルギという二つの制御目
標値をスイッチやビル管理システムからのレベル指令に
より設定できるようになっており、発生呼び附近の停止
呼びを評価し、この停止呼びを多く持つエレベータに発
生ホール呼びを優先的に割当てる停止、及び、評価指標
を導入したものである。停止呼び評価指標の重み係数を
適当に変更することにより、待ち時間が最適となる重み
係数を得たり、逆に、この重み係数を大きくして行くと
省エネルギ効果が得られる。一方、特公昭62−70号
、特公昭62−71号公報にも待ち時間と省エネルギを
考慮したものが記載され、他方、特公昭58−5670
9号公報には満員予測を評価指標に加えたものが、特公
昭62−47787号公報には予報外れ確率、及び、満
員確率のうち少なくとも一つを評価指標として加えたも
のが記載されている。
標値をスイッチやビル管理システムからのレベル指令に
より設定できるようになっており、発生呼び附近の停止
呼びを評価し、この停止呼びを多く持つエレベータに発
生ホール呼びを優先的に割当てる停止、及び、評価指標
を導入したものである。停止呼び評価指標の重み係数を
適当に変更することにより、待ち時間が最適となる重み
係数を得たり、逆に、この重み係数を大きくして行くと
省エネルギ効果が得られる。一方、特公昭62−70号
、特公昭62−71号公報にも待ち時間と省エネルギを
考慮したものが記載され、他方、特公昭58−5670
9号公報には満員予測を評価指標に加えたものが、特公
昭62−47787号公報には予報外れ確率、及び、満
員確率のうち少なくとも一つを評価指標として加えたも
のが記載されている。
従来技術のうち待ち時間と省エネルギの二つの制御目標
をもつものは、平均的な待ち時間を短縮することにより
1乗降客の不満を解消できるが、それでも、なお、いく
つかの問題があった。具体的には、特定の階床でいつも
同じ時間帯で長待ちが発生したり、待機エレベータが近
くにいるにもかかわらず、遠くのエレベータに呼びが割
当てられたり、ワゴン等の量の大きい荷物を運搬中にも
かかわらず、混雑したエレベータに割当てられたため、
このエレベータが出発後、再度、呼びを発生しなければ
ならない等、種々のクレームが発生し、それがビルのオ
ーナ、管理者などに伝えられていた。
をもつものは、平均的な待ち時間を短縮することにより
1乗降客の不満を解消できるが、それでも、なお、いく
つかの問題があった。具体的には、特定の階床でいつも
同じ時間帯で長待ちが発生したり、待機エレベータが近
くにいるにもかかわらず、遠くのエレベータに呼びが割
当てられたり、ワゴン等の量の大きい荷物を運搬中にも
かかわらず、混雑したエレベータに割当てられたため、
このエレベータが出発後、再度、呼びを発生しなければ
ならない等、種々のクレームが発生し、それがビルのオ
ーナ、管理者などに伝えられていた。
また、待ち時間と省エネルギ、待ち時間と満員確率(予
報外れ確率)以外の制御目標値については考慮がされて
おらず、他にも制御目標が多々あるにもかかわらず、こ
れらの制御をビルのオーナ。
報外れ確率)以外の制御目標値については考慮がされて
おらず、他にも制御目標が多々あるにもかかわらず、こ
れらの制御をビルのオーナ。
管理者等が指示して行なわせるのは困難であり、また、
種々の組合せにかかる多目標の制御はなし得なかった。
種々の組合せにかかる多目標の制御はなし得なかった。
一旦、納入したビルで、種々のクレームに対応するには
、ビルのオーナ、管理者等のエレベータ利用者はエレベ
ータ製造業者に改変を要求し、エレベータ製造業者の側
でプログラムの変更や追加を行なってROMの焼き直し
を施さなければならなかった。これは、多くの人手と時
間を要するのが常であり、更に利用者である乗降客、ビ
ルのオーナ、管理者等の多岐にわたる要求を全て満足さ
せることはできず、かつ、利用者に対し、プログラム変
更後、実際にエレベータを稼動したときの効果を提示す
るということが困荒であるといった問題点もあった。
、ビルのオーナ、管理者等のエレベータ利用者はエレベ
ータ製造業者に改変を要求し、エレベータ製造業者の側
でプログラムの変更や追加を行なってROMの焼き直し
を施さなければならなかった。これは、多くの人手と時
間を要するのが常であり、更に利用者である乗降客、ビ
ルのオーナ、管理者等の多岐にわたる要求を全て満足さ
せることはできず、かつ、利用者に対し、プログラム変
更後、実際にエレベータを稼動したときの効果を提示す
るということが困荒であるといった問題点もあった。
このように、各ビルで利用できる資源、エレベータ台数
、定員、エレベータ速度などには制約があり、この制約
内で実現できる希望値を入力するには、多くの試行錯誤
や経験を必要とする。また。
、定員、エレベータ速度などには制約があり、この制約
内で実現できる希望値を入力するには、多くの試行錯誤
や経験を必要とする。また。
利用者の希望を予め矛盾なく数値化しておくことは困難
である。ところが、従来技術では、利用者の希望を入力
するという考えがないので、希望を矛盾なく決定する手
法に関しては何等考慮されておらず、設置するビルの個
性に合せた制御を実現するのは困難であった。
である。ところが、従来技術では、利用者の希望を入力
するという考えがないので、希望を矛盾なく決定する手
法に関しては何等考慮されておらず、設置するビルの個
性に合せた制御を実現するのは困難であった。
本発明の目的は、利用者の要望をわかりやすい形式で、
多岐にわたる要望間で整合性のとれた制御目標の設定を
可能とし、それを直接制御系に取り入れて、直ちに制御
に反映させることにより、この問題点を解決することに
ある。更に、利用者の種々の要求項目の追加、削除を容
易に行うことのできるエレベータの制御装置を提供する
ことにある。
多岐にわたる要望間で整合性のとれた制御目標の設定を
可能とし、それを直接制御系に取り入れて、直ちに制御
に反映させることにより、この問題点を解決することに
ある。更に、利用者の種々の要求項目の追加、削除を容
易に行うことのできるエレベータの制御装置を提供する
ことにある。
上記目的は、制御目標値の設定に当り、各目標に対する
重要性を同時に設定してもらい、同重要性を加味すると
共に、目標値を満足させうる制御方法をも考慮した上で
、制御目標値の設定@IyIを決定する制御目標値設定
範囲決定部を設け、設定範囲を越える目標値を設定され
た場合、対応方向を設定者に報知する機能を持たせるこ
とにより、三項目以上の制御目標値の設定を簡単に行え
、設定された目標値を満足させる制御方法も簡単に決定
できる。
重要性を同時に設定してもらい、同重要性を加味すると
共に、目標値を満足させうる制御方法をも考慮した上で
、制御目標値の設定@IyIを決定する制御目標値設定
範囲決定部を設け、設定範囲を越える目標値を設定され
た場合、対応方向を設定者に報知する機能を持たせるこ
とにより、三項目以上の制御目標値の設定を簡単に行え
、設定された目標値を満足させる制御方法も簡単に決定
できる。
〔作用〕
複数の制御目標項目間の整合性を取りながら制御目標値
を決定するため、各制御目標間の交互作用の度合を、予
め、シミュレータで求め、関連度テーブルの形で記録し
ておき、設定される制御項目とその重要度(優先順位)
に応じて、設定可能な制御目標値の範囲を決定し、目標
設定者に報知するため、無理な設定が抑制可能となる。
を決定するため、各制御目標間の交互作用の度合を、予
め、シミュレータで求め、関連度テーブルの形で記録し
ておき、設定される制御項目とその重要度(優先順位)
に応じて、設定可能な制御目標値の範囲を決定し、目標
設定者に報知するため、無理な設定が抑制可能となる。
又、設定者が11標設定範囲を逸脱した目標設定を行っ
た場合には、その逸脱した目標を満足させる方策を設定
者に報知する機能を付加することにより、設定者の理解
の下に各制御目標の設定が可能であるため、使用上の問
題点に対し、ビル管理者側で対応可能となる。
た場合には、その逸脱した目標を満足させる方策を設定
者に報知する機能を付加することにより、設定者の理解
の下に各制御目標の設定が可能であるため、使用上の問
題点に対し、ビル管理者側で対応可能となる。
以下、本発明の一実施例を第1図ないし第12図を用い
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図である。1は複数台
のエレベータの運行管理制御を実行する群管理制御装置
であり、2は個々のエレベータを制御する号機制御装置
群で、本図ではA M−機〜C号機(2A〜2C)の王
台の号機制御装置で構成している。又、各階エレベータ
ホールにはホール呼び装置3が設置され、この信号は直
接群管理制御装置1に伝送される。又、別設の入出力装
置4により、制御目標値の変更等の指示をする。本人出
力装置4には群管理制御を実行した結果を出力すること
も可能である。次に、群管理制御装置1内の動作を説明
する。各階ホールに設置したホール呼び装置3の信号、
及び、各号機制御装置2A。
のエレベータの運行管理制御を実行する群管理制御装置
であり、2は個々のエレベータを制御する号機制御装置
群で、本図ではA M−機〜C号機(2A〜2C)の王
台の号機制御装置で構成している。又、各階エレベータ
ホールにはホール呼び装置3が設置され、この信号は直
接群管理制御装置1に伝送される。又、別設の入出力装
置4により、制御目標値の変更等の指示をする。本人出
力装置4には群管理制御を実行した結果を出力すること
も可能である。次に、群管理制御装置1内の動作を説明
する。各階ホールに設置したホール呼び装置3の信号、
及び、各号機制御装置2A。
2B、2Cから、各エレベータの位置・方向、かご呼び
9乗降客数等の情報を、群管理運転実行部1−1に取り
込む。もし、ホール呼び装置3から新たなホール呼び信
号が送信されてきた場合に。
9乗降客数等の情報を、群管理運転実行部1−1に取り
込む。もし、ホール呼び装置3から新たなホール呼び信
号が送信されてきた場合に。
各号機制御装置2A、2B、2Cから送信されてきた各
種情報に基づき、現在の運転状況、及び、第3図に示し
た交通流パターンを判定し、最も近い交通流パターンに
対応する制御方法と各制御パラメータを第2図に示す制
御テーブルから選択し、選択された制御テーブルに記録
された運転方法、及び、呼び割当て制御を実行する。こ
こで運転方法として、一つは第4図に示すようにサービ
ス階を決定することである。図の斜線部は各エレベータ
のサービス可能階を示している。その他、利用者の集中
する階床に複数台のエレベータを優先的に配車すること
、及び、ドアの開閉時間を変更することなどを指定する
ことを云う。
種情報に基づき、現在の運転状況、及び、第3図に示し
た交通流パターンを判定し、最も近い交通流パターンに
対応する制御方法と各制御パラメータを第2図に示す制
御テーブルから選択し、選択された制御テーブルに記録
された運転方法、及び、呼び割当て制御を実行する。こ
こで運転方法として、一つは第4図に示すようにサービ
ス階を決定することである。図の斜線部は各エレベータ
のサービス可能階を示している。その他、利用者の集中
する階床に複数台のエレベータを優先的に配車すること
、及び、ドアの開閉時間を変更することなどを指定する
ことを云う。
次に、呼び割当て制御方法は、予め制御目標設定部1−
4で設定された制御目標値に対して、呼び割当て評価式
で評価できる項目(例えば、待ち時間2乗車時間、かご
内混雑度、予約適中率、省エネルギ、情報案内伝達率、
長持ち率等)に関して、制御項目ごとに評価式を複数準
備しており、この評価式をエレベータの仕様や、交通流
パターン等のデータに基づいて選択し、各号機ごとに制
御目標項目ごとの評価値を求める。求めた評価値に設定
された重要度に応じて、重み係数を付加し、それらの総
和(又は差)をとって総合評価値とし、総合評価値の最
小(又は最大)となる号機に発生したホール呼びを割当
てるものである。
4で設定された制御目標値に対して、呼び割当て評価式
で評価できる項目(例えば、待ち時間2乗車時間、かご
内混雑度、予約適中率、省エネルギ、情報案内伝達率、
長持ち率等)に関して、制御項目ごとに評価式を複数準
備しており、この評価式をエレベータの仕様や、交通流
パターン等のデータに基づいて選択し、各号機ごとに制
御目標項目ごとの評価値を求める。求めた評価値に設定
された重要度に応じて、重み係数を付加し、それらの総
和(又は差)をとって総合評価値とし、総合評価値の最
小(又は最大)となる号機に発生したホール呼びを割当
てるものである。
ここで、交通流パターンとは人の乗降データから移動の
状態を求めたもので第3図はその代表例を示す。例えば
、Aのパターンは出動時間帯に発生するパターンで、基
準階から上方への移動が大部分を占めるものである。パ
ターンBは、逆に、退勤時間の状態で基準階へ向う人の
流れが大部分を占める場合である。パターンCは、昼食
時間前半に見られるパターンで、食堂のある特定階へ人
が集中するパターンである。昼食後半はこれを逆に特定
階から分散するパターンもある。パターンDは通常の時
間帯に見られるもので、階間の移動の多いものである。
状態を求めたもので第3図はその代表例を示す。例えば
、Aのパターンは出動時間帯に発生するパターンで、基
準階から上方への移動が大部分を占めるものである。パ
ターンBは、逆に、退勤時間の状態で基準階へ向う人の
流れが大部分を占める場合である。パターンCは、昼食
時間前半に見られるパターンで、食堂のある特定階へ人
が集中するパターンである。昼食後半はこれを逆に特定
階から分散するパターンもある。パターンDは通常の時
間帯に見られるもので、階間の移動の多いものである。
次に、データ学習部1−2は、群管理運転実行部で収集
した。各階の乗降客数(100人単位あるいは5〜10
分単位で収集)や、各ホール呼び階の待ち時間、かご呼
びのサービス時間(かご呼びが発生してから目的階へ到
着するまでの時間)、各かごの乗車人数、呼び割当ての
変更回数、呼び割当てかごの通過階や通過回数、長待ち
の発生階や発生回数等、第5図に示した制御目標項目に
対応する各種データを統計処理し、それぞれの項目ごと
に設けられた学習データテーブルへ記録する。
した。各階の乗降客数(100人単位あるいは5〜10
分単位で収集)や、各ホール呼び階の待ち時間、かご呼
びのサービス時間(かご呼びが発生してから目的階へ到
着するまでの時間)、各かごの乗車人数、呼び割当ての
変更回数、呼び割当てかごの通過階や通過回数、長待ち
の発生階や発生回数等、第5図に示した制御目標項目に
対応する各種データを統計処理し、それぞれの項目ごと
に設けられた学習データテーブルへ記録する。
制御プログラム生成部1−3では、データ学習部で作成
された各種学習データテーブルと、制御目標設定部1−
4で作成された制御目標値テーブル(第6図)及び、制
御戦略決定用知識ベースと推論機能を用いて、制御目標
テーブルに記録された制御目標値を満足する制御方法を
選択する。次に、選択された制御方法を用いて、回部に
内蔵されたシミュレータを用いてシミュレートし、その
結果に基づいて最適な制御パラメータを求める。
された各種学習データテーブルと、制御目標設定部1−
4で作成された制御目標値テーブル(第6図)及び、制
御戦略決定用知識ベースと推論機能を用いて、制御目標
テーブルに記録された制御目標値を満足する制御方法を
選択する。次に、選択された制御方法を用いて、回部に
内蔵されたシミュレータを用いてシミュレートし、その
結果に基づいて最適な制御パラメータを求める。
選択された制御方法及び制御パラメータは第2図に示し
た制御テーブルに登録される。
た制御テーブルに登録される。
制御目標設定部1−4では、入出力装置4から入力され
た制御目標項目と、その値を、エレベータの利用環境に
応じて分類整理して制御目標値テーブルを作成する。
た制御目標項目と、その値を、エレベータの利用環境に
応じて分類整理して制御目標値テーブルを作成する。
制御目標設定範囲決定部1−5では、入出力装置4で、
設定しようとする制御目標項目の選択を指示し、次いで
、選択された制御目標項目についてそれぞれの目標達成
の重要度(優先順位)を入力してもらう。この重要度の
入力に当って、目標設定者が群管理制御に精通していな
くても簡単に設定する方法として、二項目間の目標項目
間の重要件を一対比較により設定してもらい、作成され
た一対比較行列の個有値を求める等の方法がある。
設定しようとする制御目標項目の選択を指示し、次いで
、選択された制御目標項目についてそれぞれの目標達成
の重要度(優先順位)を入力してもらう。この重要度の
入力に当って、目標設定者が群管理制御に精通していな
くても簡単に設定する方法として、二項目間の目標項目
間の重要件を一対比較により設定してもらい、作成され
た一対比較行列の個有値を求める等の方法がある。
入力された状況に対応して、各制御目標の設定範囲の決
定方法として1次の様な方法が考えられる。まず、従来
の待ち時間を優先的に達成する呼び割当てする評価方法
を用いた場合の、各入力制御目標項目の達成度を予め実
測値、あるいは、シミュレーションにより求め、その値
を標準目標達成値として第7図の制御目標予測値テーブ
ルへ記録する。さらに、同じ状態での各制御項目ごとの
最大達成値を求め、制御目標予測値テーブルへ予め記録
する。
定方法として1次の様な方法が考えられる。まず、従来
の待ち時間を優先的に達成する呼び割当てする評価方法
を用いた場合の、各入力制御目標項目の達成度を予め実
測値、あるいは、シミュレーションにより求め、その値
を標準目標達成値として第7図の制御目標予測値テーブ
ルへ記録する。さらに、同じ状態での各制御項目ごとの
最大達成値を求め、制御目標予測値テーブルへ予め記録
する。
制御目標値設定範囲決定部1−5では、入力された重要
度の最も大きい制御目標項目の最大達成値をamay、
同制御目標項目の標準値をa ave、さらに、最大の
重要度の制御目標項目の他の項目Bへの影響度をaab
(予め、シミュレータ等を用いて求めた影響度を第8図
に示すテーブルに記録しである中より選択する。)とす
ると項目Bの最大(又は最小)設定可能値bsは、B項
目の標準制御目標値b ave とすると次式で求めら
れる。
度の最も大きい制御目標項目の最大達成値をamay、
同制御目標項目の標準値をa ave、さらに、最大の
重要度の制御目標項目の他の項目Bへの影響度をaab
(予め、シミュレータ等を用いて求めた影響度を第8図
に示すテーブルに記録しである中より選択する。)とす
ると項目Bの最大(又は最小)設定可能値bsは、B項
目の標準制御目標値b ave とすると次式で求めら
れる。
1)s= baveX(1+ aabX(amax/
aave))・・・(1) 但し、aab≠0 ここで、aab=oのときは1項目Bについては最大値
b waxが設定可能と考え、Bの目標項に対して他の
項の取り得る最大値(又は最小値)を求め、そのうち、
大きい方を最大設定可能値として設定する。この最大値
(又は最小値)が決定すれば、取り得る範囲は設定可能
値の最大値(又は最小値)より小さい(又は、大きい)
値であり、意に決定する。
aave))・・・(1) 但し、aab≠0 ここで、aab=oのときは1項目Bについては最大値
b waxが設定可能と考え、Bの目標項に対して他の
項の取り得る最大値(又は最小値)を求め、そのうち、
大きい方を最大設定可能値として設定する。この最大値
(又は最小値)が決定すれば、取り得る範囲は設定可能
値の最大値(又は最小値)より小さい(又は、大きい)
値であり、意に決定する。
以上の設定可能範囲は、入出力装置4へ送信され、装置
へ表示され、目標設定者はその設定範囲内で値を設定す
ることにより、達成不可能な目標値を設定することがな
くなる。又、目標設定可能範囲を越える目標値が入力さ
れた場合、目標値設定範囲決定部で判断して、重要度の
変更、目標項目の変更等を報知したり、又、設定目標値
範囲を越えている等のことを、目標設定者に報知する機
能もある。
へ表示され、目標設定者はその設定範囲内で値を設定す
ることにより、達成不可能な目標値を設定することがな
くなる。又、目標設定可能範囲を越える目標値が入力さ
れた場合、目標値設定範囲決定部で判断して、重要度の
変更、目標項目の変更等を報知したり、又、設定目標値
範囲を越えている等のことを、目標設定者に報知する機
能もある。
以上の動作をフローチャートを用いて説明する。
第9図は、制御目標の入力から目標値決定までの動作を
示したもので、まず、制御目標を新規、又は、変更の指
令を群管理制御装置1へ送信する(401)。群管理制
御装置1からは入出力装置4へ、現在のビルの仕様(4
02)、エレベータの仕様(40:II)等を送信し、
それぞれ、変更の必要があれば設定者は修正を行い、群
管理制御装置1へそれらデータを送信する。次に、設定
者は目標を達成しなければならないと考えている時間帯
、又は、交通流を設定し、その情報を群管理制御装置へ
送信する(404)、次に、予め準備されている制御目
標項目中から設定変更を行う項目を抽出する(405)
。但し、この抽出に当っては、基本的制御項目である待
ち時間の項は必ず含める。この理由は、他の目標項目の
目標値を変更すると、この待ち時間の項に影響すること
が多く、待ち時間が極端に悪くなり。
示したもので、まず、制御目標を新規、又は、変更の指
令を群管理制御装置1へ送信する(401)。群管理制
御装置1からは入出力装置4へ、現在のビルの仕様(4
02)、エレベータの仕様(40:II)等を送信し、
それぞれ、変更の必要があれば設定者は修正を行い、群
管理制御装置1へそれらデータを送信する。次に、設定
者は目標を達成しなければならないと考えている時間帯
、又は、交通流を設定し、その情報を群管理制御装置へ
送信する(404)、次に、予め準備されている制御目
標項目中から設定変更を行う項目を抽出する(405)
。但し、この抽出に当っては、基本的制御項目である待
ち時間の項は必ず含める。この理由は、他の目標項目の
目標値を変更すると、この待ち時間の項に影響すること
が多く、待ち時間が極端に悪くなり。
利用者のクレームとならないよう事前に設定者がどの程
度の待ち時間となるかを把握しておくためである。また
、設定する制御項目の設定と合わせて、それぞれの項目
の重要度を設定してもらう。
度の待ち時間となるかを把握しておくためである。また
、設定する制御項目の設定と合わせて、それぞれの項目
の重要度を設定してもらう。
以上の処理が終了すると、各設定値及び、それぞれの制
御項目の子測達成値テーブルを用いて、先に述べた手法
等を用いて制御目標値設定範囲を制御目標値設定範囲決
定部1−5で求める。この設定範囲決定後、各制御目標
値を入力してもらう。
御項目の子測達成値テーブルを用いて、先に述べた手法
等を用いて制御目標値設定範囲を制御目標値設定範囲決
定部1−5で求める。この設定範囲決定後、各制御目標
値を入力してもらう。
この目標値の入力方法は、各制御項目ごとに、設定可能
な値を数値で表わしておき、キーボードから該当する値
を入力する方法や、レーダチャー1・等の図形を用いる
方法が考えられる。第10図にレーダチャートを用いた
場合の表示画面例を示す。
な値を数値で表わしておき、キーボードから該当する値
を入力する方法や、レーダチャー1・等の図形を用いる
方法が考えられる。第10図にレーダチャートを用いた
場合の表示画面例を示す。
図では標準値(各目標項目を実線で結んだもの)と、各
制御目標項目間の設定可能領域を斜線で示す。この例で
は待ち時間に対する要求が高く、多少乗車時間を長く取
る場合が多くなるため、乗車時間が標準値よりも小さく
なっている。
制御目標項目間の設定可能領域を斜線で示す。この例で
は待ち時間に対する要求が高く、多少乗車時間を長く取
る場合が多くなるため、乗車時間が標準値よりも小さく
なっている。
レーダーチャートによる入力の場合、マウスやタッチパ
ネルを併用して、入力を簡単化できる。
ネルを併用して、入力を簡単化できる。
次に、入力された各制御目標値が、設定された制御目標
値設定可能範囲内にあるかどうかを判定する(407)
。もし、設定可能範囲を越えていればそのl」標を満足
する最も良い方法を検索しく408)、提示するととも
に、設定可能範囲を越えていることを入出力装置4の表
示部、又は、音声発生部を用いて報知する(409)。
値設定可能範囲内にあるかどうかを判定する(407)
。もし、設定可能範囲を越えていればそのl」標を満足
する最も良い方法を検索しく408)、提示するととも
に、設定可能範囲を越えていることを入出力装置4の表
示部、又は、音声発生部を用いて報知する(409)。
もし、設定範囲内の値であれば制御目標設定部1−4へ
、入力された目標値を送信する(410)。
、入力された目標値を送信する(410)。
但し、目標設定可能領域以外の領域へ指示を受は付けな
い形にすれば407,408,409の処理は不要とな
り、410の処理の前に、再設定の有無の判定を付加し
て対応す′ることもできる。
い形にすれば407,408,409の処理は不要とな
り、410の処理の前に、再設定の有無の判定を付加し
て対応す′ることもできる。
制御目標設定部1−4では、入力された制御[]標値と
、目標値を達成させる時間帯から交通流パターンを判定
し、該当する制御目標値テーブルの内容を入力された値
に変更、あるいは、新規制御目標値テーブルを作成して
記録する。次に、ここでは制御プログラム生成部1−3
へ制御目標値テーブルの変更、又は、新設されたことを
伝達する。
、目標値を達成させる時間帯から交通流パターンを判定
し、該当する制御目標値テーブルの内容を入力された値
に変更、あるいは、新規制御目標値テーブルを作成して
記録する。次に、ここでは制御プログラム生成部1−3
へ制御目標値テーブルの変更、又は、新設されたことを
伝達する。
次に、制御プログラム生成部1−3では、制御目標値を
満足する制御方法と制御パラメータを求める。その動作
のフローチャートを第11図に示すにこでは、まず、交
通流及び時間帯を読み込む(301)。次いで、制御目
標値を読み込み(302)。この目標値を満足する制御
方法を、予め設定した知識テーブルと推論機能により選
択する(303)。
満足する制御方法と制御パラメータを求める。その動作
のフローチャートを第11図に示すにこでは、まず、交
通流及び時間帯を読み込む(301)。次いで、制御目
標値を読み込み(302)。この目標値を満足する制御
方法を、予め設定した知識テーブルと推論機能により選
択する(303)。
次に、選択された制御方法を用いて、制御プログラム生
成部1−5に内蔵されたシミュレータによりシミュレー
トする(304)。ここでは、各制御パラメータを変化
させて、数回のシミュレートを行い、各制御目標項目に
対応する結果を求め。
成部1−5に内蔵されたシミュレータによりシミュレー
トする(304)。ここでは、各制御パラメータを変化
させて、数回のシミュレートを行い、各制御目標項目に
対応する結果を求め。
目標値に対する達成度の最も高い制御パラメータを選択
する(305)。この処理で決定した結果は、制御テー
ブルへ登録し、ここでの処理を終了する。以上は、新規
、又は、変更のあった制御目標値テーブルに対する情報
が送信されて来たときの処理フローを説明したものであ
るが、ここでは、通常、次に説明する処理を行っている
。第11図にその処理フローを示す。まず、データ学習
部で作成された交通流データから、交通流パターンを生
成する(310)。次に、生成された交通流パターンが
新規パターンか、いままでにW 8されているパターン
かどうかを判定する(312)。もし、新規の交通流パ
ターンであれば、最も近い交通流パターンを二つ選択す
る(313)。選択された交通流パターンにおいて、登
録済の制御方法を比較し、同一の方法かどうかを判断す
る(314)。
する(305)。この処理で決定した結果は、制御テー
ブルへ登録し、ここでの処理を終了する。以上は、新規
、又は、変更のあった制御目標値テーブルに対する情報
が送信されて来たときの処理フローを説明したものであ
るが、ここでは、通常、次に説明する処理を行っている
。第11図にその処理フローを示す。まず、データ学習
部で作成された交通流データから、交通流パターンを生
成する(310)。次に、生成された交通流パターンが
新規パターンか、いままでにW 8されているパターン
かどうかを判定する(312)。もし、新規の交通流パ
ターンであれば、最も近い交通流パターンを二つ選択す
る(313)。選択された交通流パターンにおいて、登
録済の制御方法を比較し、同一の方法かどうかを判断す
る(314)。
もし、同一制御方法であれば、新規の交通流パターン、
及び、制御方法を用いて制御パラメータを変化させてシ
ミュレートする(315)。次に、同時間帯の設定され
た制御目標値とシミュレーション結果から、制御目標に
対する達成度を算出する(316)。次に、各達成度を
比較して、最も達成度の良い制御パラメータを選択しく
317)、その制御方法とパラメータを、交通流パター
ン用として登録する。もし、制御方法が二種類選択され
た場合には、どちらか一方を第一の制御方法として、そ
の方法を制御テーブルより引き出す(318)。次に、
引き出した方法について、先に説明した315〜317
の処理を行う(319)。
及び、制御方法を用いて制御パラメータを変化させてシ
ミュレートする(315)。次に、同時間帯の設定され
た制御目標値とシミュレーション結果から、制御目標に
対する達成度を算出する(316)。次に、各達成度を
比較して、最も達成度の良い制御パラメータを選択しく
317)、その制御方法とパラメータを、交通流パター
ン用として登録する。もし、制御方法が二種類選択され
た場合には、どちらか一方を第一の制御方法として、そ
の方法を制御テーブルより引き出す(318)。次に、
引き出した方法について、先に説明した315〜317
の処理を行う(319)。
引き続き、第二の制御方法に関するデータを取り出しく
320)、やはり、第一の制御方法の場合と同様315
〜317の処理を行なう(321)。
320)、やはり、第一の制御方法の場合と同様315
〜317の処理を行なう(321)。
次に、それぞれの制御方法で最良な目標達成値を比較し
、達成度の大きな方の制御方法と制御パラメータを選択
する(322)。選択された制御方法と制御パラメータ
を新規交通流パターンに対する制御方法と制御パラメー
タとして制御テーブルへ登録する。
、達成度の大きな方の制御方法と制御パラメータを選択
する(322)。選択された制御方法と制御パラメータ
を新規交通流パターンに対する制御方法と制御パラメー
タとして制御テーブルへ登録する。
又、新規交通流パターンかどうかの判定312で、もし
、従来の交通流パターンと同じであると判定された場合
には、制御パラメータを変化させて、交通流は実測デー
タを用いてシミュレ−1・(324)する。次に、シミ
ュレーションの結果から設定した制御目標の達成度を算
出する(325)。
、従来の交通流パターンと同じであると判定された場合
には、制御パラメータを変化させて、交通流は実測デー
タを用いてシミュレ−1・(324)する。次に、シミ
ュレーションの結果から設定した制御目標の達成度を算
出する(325)。
こうして得られた達成度から最良の制御パラメータを決
定(326)L、その制御方法と制御パラメータを登録
する(327)。
定(326)L、その制御方法と制御パラメータを登録
する(327)。
このように、本実施例によれば、三つ以上の制御目標値
を設定する場合、各目標値の設定可能範囲を明確にでき
るため、目標の設定が簡単にでき。
を設定する場合、各目標値の設定可能範囲を明確にでき
るため、目標の設定が簡単にでき。
設定した目標値を満足させる制御方法を選択するための
知識ベースも数多く準備する必要がなく。
知識ベースも数多く準備する必要がなく。
制御方法の選択の速度を向上できる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。まず。
制御目標値の設定では、設定可能領域を指定する方法を
採用したが、その他の方法として、設定された制御項目
に対する総合設定可能点数を求め、各目標値を設定者が
設定するたびに総合評価点から設定値から減算していく
方式で、総合評価点が途中で零になれば、先に設定した
項の目標値を減少させて、選択した制御目標項目の目標
値を設定できるもので、全項目の設定が終了した時点で
制御目標設定部1−4へ設定完了信号を送って、設定を
終了する。
採用したが、その他の方法として、設定された制御項目
に対する総合設定可能点数を求め、各目標値を設定者が
設定するたびに総合評価点から設定値から減算していく
方式で、総合評価点が途中で零になれば、先に設定した
項の目標値を減少させて、選択した制御目標項目の目標
値を設定できるもので、全項目の設定が終了した時点で
制御目標設定部1−4へ設定完了信号を送って、設定を
終了する。
本方法を用いる場合には、各制御目標値を正規化し、か
つ、それぞれに重みをつけて平温化を図り、先に述べた
方法と同様、制御目標項目間の関連度を求めておく必要
がある。又、総合点に関しても関連度がなく1つでも独
立の目標項目があれば、それに関しては独立設定項とし
て取り扱い総合評価値とは別に設定領域を設ける必要が
ある。
つ、それぞれに重みをつけて平温化を図り、先に述べた
方法と同様、制御目標項目間の関連度を求めておく必要
がある。又、総合点に関しても関連度がなく1つでも独
立の目標項目があれば、それに関しては独立設定項とし
て取り扱い総合評価値とは別に設定領域を設ける必要が
ある。
第13図にその設定の一例をレーダチャー1・を用いた
場合について示す。実線で示した場合、総合持ち点は、
また、80点あったが破線のように、早く乗りたい(待
ち時間)とすいたかごに乗りたい(かご内混雑度)を重
視し、予約かごを早く報知してほしい(予約報知時間)
を多少良くすることにより持ち点は零となり、これ以上
目標値の設定はできなくなるにのように、レーダチャー
1・等の図形表示で目標値の設定を行う場合に、本方式
は有効で、目標設定を簡単に行うことができる。
場合について示す。実線で示した場合、総合持ち点は、
また、80点あったが破線のように、早く乗りたい(待
ち時間)とすいたかごに乗りたい(かご内混雑度)を重
視し、予約かごを早く報知してほしい(予約報知時間)
を多少良くすることにより持ち点は零となり、これ以上
目標値の設定はできなくなるにのように、レーダチャー
1・等の図形表示で目標値の設定を行う場合に、本方式
は有効で、目標設定を簡単に行うことができる。
この総合評価点を求める場合、各制御項目を正規化する
方法としては次のような方法が考えられる。各制御項目
のある交通流パターン、又は、時間帯における最小のサ
ービス可能な平均待ち時間を25秒、最大の平均待時間
を70秒とすると、最小の平均待時間を100、最大の
平均待時間Oとして正規化する。他の項も同様にして正
規化可能である。
方法としては次のような方法が考えられる。各制御項目
のある交通流パターン、又は、時間帯における最小のサ
ービス可能な平均待ち時間を25秒、最大の平均待時間
を70秒とすると、最小の平均待時間を100、最大の
平均待時間Oとして正規化する。他の項も同様にして正
規化可能である。
本システムの構成も、これまでは制御目標値を直接入力
することで説明してきたが、実際ビルの管理者等が個々
の制御目標値を設定することは難かしいため、平易な日
本語や第13図に示すように正規化したもので設定でき
るように、人力された目標値を実際の制御目標値へ変換
する必要がある。そこで、第14図のように、感性目標
変換部1−6を設けここで、入力された感性目標値を制
御目標値に変換して、前述の処理を行う。この場合、先
述の制御目標設定範囲決定部で、各変換関数、又は、変
換テーブルに記録された値に、ビルの仕様、及び、エレ
ベータの利用環境に応じて予めシミュレータ等を用いて
求めた制御項目間の関連度より求めた重み係数から最大
(又は最小)設定可能値を加えることによって、1つの
変換関数で、種々の条件に対応できる。
することで説明してきたが、実際ビルの管理者等が個々
の制御目標値を設定することは難かしいため、平易な日
本語や第13図に示すように正規化したもので設定でき
るように、人力された目標値を実際の制御目標値へ変換
する必要がある。そこで、第14図のように、感性目標
変換部1−6を設けここで、入力された感性目標値を制
御目標値に変換して、前述の処理を行う。この場合、先
述の制御目標設定範囲決定部で、各変換関数、又は、変
換テーブルに記録された値に、ビルの仕様、及び、エレ
ベータの利用環境に応じて予めシミュレータ等を用いて
求めた制御項目間の関連度より求めた重み係数から最大
(又は最小)設定可能値を加えることによって、1つの
変換関数で、種々の条件に対応できる。
第15図は変換関数の一例を示したものであり(1)は
早く乗りたいという要望を平均待ち時間に変換するもの
で、この変換関数をf(tl)とすると、この関数に最
小設定可能値a1を加えると混雑時間帯に対応した目標
値を求めることができる。
早く乗りたいという要望を平均待ち時間に変換するもの
で、この変換関数をf(tl)とすると、この関数に最
小設定可能値a1を加えると混雑時間帯に対応した目標
値を求めることができる。
例えば、希望値を100を入力すると40秒という値が
設定され、40秒を越える呼び割当ては極力防止する。
設定され、40秒を越える呼び割当ては極力防止する。
又、(2)は空いたかごに乗りたいという希望に対し、
かご内混雑度を設定する場合。
かご内混雑度を設定する場合。
設定者100を入力するとホテルではdl雑度が25%
以上のかごには呼び割当てしないように動作する。この
例はビルの種類と交通需要を別々に取り扱っているが、
実際にはビル種による制限を交通需要と同時に取り扱う
必要がある。このように、感性という形で人力すれば人
力に対する制限を考える必要がなくなる。
以上のかごには呼び割当てしないように動作する。この
例はビルの種類と交通需要を別々に取り扱っているが、
実際にはビル種による制限を交通需要と同時に取り扱う
必要がある。このように、感性という形で人力すれば人
力に対する制限を考える必要がなくなる。
本発明によれば、実現不可能な目標値を設定することを
事前に防止することができ、目標値設定に対するわずら
れしさを低減でき、希望に近い目標値を設定することが
できる。
事前に防止することができ、目標値設定に対するわずら
れしさを低減でき、希望に近い目標値を設定することが
できる。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は制御
テーブルの一例を示す図、第3図は交通流パターンの代
表例図、第4図はサービス階の側口、第5図は感性目標
項目と対応する制御目標項目の側口、第6図は制御目標
値テーブル側口、第7図は制御予測テーブルの一例図、
第8図は開速度テーブル側口、第9図は制御目標設定の
フローチャート、第10図はレーダチャートによる制御
目標設定範囲提示側口、第11図は制御目標に対応する
制御方法決定のフローチャート、第12図は制御結果に
よる制御プログラム生成のフローチャート、第13図〜
第15図は本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。 1・・・群管理制御装置、1−1・・・群管理運転実行
部、1−2・・・データ学習部、1−3・・・制御プロ
グラム生成部、1.−4・・・制御目標設定部、1−5
・・・目標設定範囲決定部、2・・・号機制御装置群、
3・・・ホール呼び装置、4・・・入出力装置。
テーブルの一例を示す図、第3図は交通流パターンの代
表例図、第4図はサービス階の側口、第5図は感性目標
項目と対応する制御目標項目の側口、第6図は制御目標
値テーブル側口、第7図は制御予測テーブルの一例図、
第8図は開速度テーブル側口、第9図は制御目標設定の
フローチャート、第10図はレーダチャートによる制御
目標設定範囲提示側口、第11図は制御目標に対応する
制御方法決定のフローチャート、第12図は制御結果に
よる制御プログラム生成のフローチャート、第13図〜
第15図は本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。 1・・・群管理制御装置、1−1・・・群管理運転実行
部、1−2・・・データ学習部、1−3・・・制御プロ
グラム生成部、1.−4・・・制御目標設定部、1−5
・・・目標設定範囲決定部、2・・・号機制御装置群、
3・・・ホール呼び装置、4・・・入出力装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、多階床に就役する複数台のエレベータを制御するエ
レベータの群管理制御装置において、三項目以上の制御
目標項目の目標値が設定可能な制御目標設定部と、前記
制御目標設定部で前記目標値を設定するに当り、前記目
標値の設定領域を決定する、制御目標設定領域決定部と
、設定された前記目標値を満足する制御方法を選択決定
する、制御プログラム生成部、及び、決定した制御方法
を用いて制御を行う運転制御部よりなることを特徴とす
るエレベータの群管理制御装置。 2、前記制御目標設定領域決定部では、入力された前記
制御目標項目と前記制御目標項目に対する優先度、及び
、先に設定されたビルの仕様別、各交通需要別、又は、
時間帯別の各制御目標値間の関連度テーブルを用いて前
記各制御目標値の設定領域を決定するようにしたことを
特徴とする特許請求項第1項のエレベータの群管理制御
装置。 3、前記制御目標設定領域決定部では、入力された前記
制御目標項目と前記制御目標項目に対する優先度、及び
予め制御装置内に設定された、ビルの仕様別、各交通需
要別、又は、時間帯別の各制御目標値の関連度テーブル
を用いて、設定制御目標項目の設定可能な総合値を求め
て、前記総合値の範囲内で制御目標を設定可能としたこ
とを特徴とする特許請求項第1項のエレベータの群管理
制御装置。 4、前記制御目標値の設定可能な総合値、又は設定可能
領域を入力装置に表示し、目標の設定値に応じて変更表
示可能としたことを特徴とする特許請求項第2項または
第3項のエレベータの群管理制御装置。 5、前記制御目標設定範囲を越える目標値を入力された
場合、目標値制限を越えたことを音又表示によつて入力
者に報知する手段を設けたことを特徴とする特許請求項
第4項のエレベータの群管理制御装置。 6、前記三項目以上の制御目標項目として、ホール平均
待ち時間、平均乗車時間、かご内混雑度、予測適中率、
長待ち発生率、情報伝達率、省エネルギ、満員通過率、
かご呼び先着率、輸送能力等のうちから前記待ち時間を
必ず含めて他の項目を選択するようにしたことを特徴と
する特許請求項第1項のエレベータ群管理制御装置。 7、多階床に就役する複数台のエレベータを制御するエ
レベータの群管理制御装置において、三項目以上の制御
目標の設定に当り、感性目標で設定した値を、群管理制
御装置で用いる値に変換する感性変換部と、変換に当り
前記制御目標値の設定可能領域を判定して、前記領域内
に変換するように指令する制御目標値設定可能領域決定
部を設けたエレベータの群管理制御装置。 8、前記感性目標値とは日本語あるいは制御目標を正規
化した数値で表わしたものであることを特徴とする特許
請求項第7項のエレベータの群管理制御装置。 9、前記感性目標値を制御目標値へ変換するに当り、ビ
ルの仕様に応じて、各目標項目に対する重みを設けた変
換関数、あるいは、同種のビルで得られているデータに
基づいて作成した変換値を用いて行うことを特徴とする
特許請求項第8項のエレベータの群管理制御装置。 10、前記感性目標値を制御目標値へ変換するに当り、
前記制御目標値を満足する時間帯、または、交通需要、
エレベータの設定台数、定員、速度等のエレベータの利
用環境に応じて、各目標項目に対応する重みを設けた変
換関数、あるいは、変換値を用いて行うことを特徴とす
る特許請求項第8項のエレベータの群管理制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63235021A JP2574876B2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | エレベータの群管理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63235021A JP2574876B2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | エレベータの群管理制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0286574A true JPH0286574A (ja) | 1990-03-27 |
JP2574876B2 JP2574876B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16979902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63235021A Expired - Lifetime JP2574876B2 (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | エレベータの群管理制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574876B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013002717A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2015048174A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
CN115924663A (zh) * | 2023-03-09 | 2023-04-07 | 常熟理工学院 | 基于物联网的智能电梯设备控制方法 |
WO2025099841A1 (ja) * | 2023-11-08 | 2025-05-15 | 三菱電機株式会社 | エレベーター情報提供装置 |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP63235021A patent/JP2574876B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013002717A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Fujitsu General Ltd | 空気調和機 |
JP2015048174A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
CN104418221A (zh) * | 2013-08-30 | 2015-03-18 | 东芝电梯株式会社 | 电梯控制装置 |
CN115924663A (zh) * | 2023-03-09 | 2023-04-07 | 常熟理工学院 | 基于物联网的智能电梯设备控制方法 |
WO2025099841A1 (ja) * | 2023-11-08 | 2025-05-15 | 三菱電機株式会社 | エレベーター情報提供装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2574876B2 (ja) | 1997-01-22 |
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