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JPH0285405A - 半剛性舗装の急速施工法 - Google Patents

半剛性舗装の急速施工法

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Publication number
JPH0285405A
JPH0285405A JP23481588A JP23481588A JPH0285405A JP H0285405 A JPH0285405 A JP H0285405A JP 23481588 A JP23481588 A JP 23481588A JP 23481588 A JP23481588 A JP 23481588A JP H0285405 A JPH0285405 A JP H0285405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grout
pavement
open
concrete
cement
Prior art date
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Granted
Application number
JP23481588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2649264B2 (ja
Inventor
Katsuaki Ishikawa
石川 勝章
Akio Arai
明夫 荒井
Shozo Yokota
横田 昭三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Corp Ltd
Original Assignee
Nippon Hodo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nippon Hodo Co Ltd filed Critical Nippon Hodo Co Ltd
Priority to JP23481588A priority Critical patent/JP2649264B2/ja
Publication of JPH0285405A publication Critical patent/JPH0285405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2649264B2 publication Critical patent/JP2649264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、半剛性舗装工法に係り、特に開粒度アスファ
ルトコンクリートの骨材間隙中にポリマーセメントグラ
ウトを注入する半剛性舗装工法を短時間で効果的に行う
方法に関する。
〈従来の技術〉 現在の舗装は、アスファル1−コンクリート舗装とセメ
ントコンクリート舗装が主流となっているが、開粒度ア
スファルトコンクリートの骨材間隙中にポリマーセメン
トグラウトを注入することにより舗装体を形成する半剛
性舗装も、最近、特に耐流動舗装として脚光を浴びてき
ている。特に大都市圏においては交通量の増大と慢性的
な交通渋滞により、わだち掘れ破壊が生じ、この点にお
いて舗装の耐流動に対するニーズはさらに高まっている
。この大都市圏における舗装の施工形態は、本来道路が
持つ第一の機能であるトラフィック機能を確保するため
に夜間作業あるいは短時間の交通規制内での作業となる
ざるを得ず、開粒度アスファルトコンクリート舗設から
グラウト注入まてを規制時間内で終了する必要がある。
したがって、開粒度アスファルトコンクリートの骨材間
隙中に注入するポリマーセメントグラウトには早期強度
発現が要求され、超速硬セメントや早強セメントあるい
は急結剤が結合材として使用されている。
しかしながら、これらによりグラウト強度を発現させる
ことは可能であるが、注入する場合、ベースとなる開粒
度アスファルトコンクリートが加熱混合物であることか
ら、注入する直前まで得られていたグラウ1−の流動性
は注入直後に発熱体に接触することにより急速にゲル化
し、充分な浸透がなされず、これにより舗装の支持力が
低下することて供用後の構造的破壊へとつながっていく
ことが多々見受けられる。このゲル化現象の原因はグラ
ウト中のセメント、フライアッシュ等の微粒子のブラウ
ン運動が高温下で促進されることに起因するものである
したがって、現状では舗装が完了した開粒度アスファル
トコンクリートの温度は70〜100℃程度であり、こ
れを自然冷却し舗装体温度が40℃以下になるまで待つ
のが一般的であり、外気温が20℃程度では、通常これ
に要する時間は施工厚が4cmの場合で2時間、8cm
の場合で3時間程度であり、また夏期日中の場合は40
℃以下となることは不可能であることなど、短時間規制
の中で舗装体温度冷却までの時間が大きなネックとなっ
ていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上記従来法の欠点を解決し、ベースとなる開
粒度アスファルトコンクリートの自然冷却をまたず、高
温であってもゲル化せずに即座に注入できるグラウト組
成物を提供することによって、施工時間の短縮化を図る
ことを目的とするものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、舗設を完了した開粒度アスファルトコンクリ
ートミノトリアジンのホルムアルデヒド縮合物をポリマ
ーセメントグラウト中のセメント重量基準で05〜10
重量%配合してなるポリマーセメントグラウ1−を該開
粒度アスファルトコンクリ−1・の骨材間隙中に注入す
ることを特徴とする半剛性舗装の急速施工法を要旨とす
るものである。
本発明によればポリマーセメン1−グラウト中に所定量
配合したスルホン酸基含有アミノトリアジンのホルムア
ルデヒド縮合物がセメントやフライアッシュ等の微粒子
表面に帯電層を生せしめ、これにより微粒子の拡散を促
し、かつこの現象が高温域においてより活発であること
から、高温の開粒度アスファルトコンクリーI−中への
ポリマーセメンl−グラウトの注入を可能ならしめるも
のである。
従って本発明方法を適用する開粒度アスファルトコンク
リ−1−は舗設を完了し未だ加熱状態を維持しているも
のであることを要する。その温度は平均温度が40℃ま
で低下する以前、特に50〜100℃であることが好ま
しい。
尚半剛性舗装において高価なゴムラテックスの使用量を
低減させるために芳香族炭化水素スルホン酸のホルムア
ルデヒド縮合物、スルボン基含有アミノトリアジンのホ
ルムアルデヒト縮合物およびリグニンスルホン酸塩より
なる群から選ばれた1種または2種以上をごく少量配合
することは知られている(特公昭62−51323号公
報)が、前記した従来技術の施工法の枠内でゴムラテッ
クスの使用量を低減させるためのものであり、本発明と
はその使用目的、使用態様が本質的に異なる。しかも上
記3種の成分のうち芳香族炭化水素スルホン酸のホルム
アルデヒド縮合物とりゲニンスルホン酸塩は本発明の目
的に対しては何ら有効な作用は示さないのである。
本発明で使用するプラウ1−組成物のうち、添加剤はス
ルホン基含有アミノトリアジンのホルムアルデヒド縮合
物であり、少なくとも2個のアミノ基を有するアミノ−
S−トリアジンにスルホン酸基を導入した基体とホルム
アルデヒドとを高縮合して得られる生成物である。
本発明では本添加剤をグラウト中のセメント重量基準0
5〜10重量%添加するが、これは05%未満では本発
明の目的は達し得ず、また10%を越える添加はグラウ
1〜の凝結遅延が生ずることによる。
本発明で使用するグラウト組成物のうち、ポリマーは市
販のセメント用ポリマーであれば何れでも良いが、特に
水性ボリマーディスバージョンが好ましく使用される。
本発明で使用するグラウト組成物のうち、セメントはポ
ル1−ランドセメント、混合セメントあるいは超速硬セ
メント、白色セメント等市販されているものであれば何
れを用いてもよい。
本発明で使用するグラウト組成物のうち、その他の添加
物としてはフライアッシュ、硼砂、急結剤等があり、こ
れらを適量添加しても良い。
本発明の施工方法は、ミキサでポリマーセメンl−グラ
ウトを混練り製造する際に、上記添加剤を他材料と同時
に添加するか、あるいはポリマー中に事前に添加してお
いて混合しても良く、これら混合された組成物を舗設を
完了し時間のあまり経ていない開粒度アスファルトコン
クリート中に注入する。
〈実施例〉 本発明による実施例および比較例を以下に示す。但し、
本発明は下記実施例により限定されるものではない。
(1)開粒度アスファルトコンクリート針大度60〜8
0の舗装用アスファルトを第1表に示す粒度分布を有す
る開粒度骨材に対して3.8重量%配合した空隙率22
%の開粒度アスファルトコンクリート。
第1表 (2)ポリマー スチレンブタジェンゴム(固形分45%)(3)セメン
ト 普通ポルトランドセメンl−1超速硬セメン1−(4)
  その他の材料 フライアッシュおよび珪砂7号 (5)添加剤 スルホン基含有アミノトリアジンホルムアルデヒド縮合
物上記材料を配合した例を第2表に示す。
第2表 第2表に示す配合でグラウト温度を40℃、60℃と変
化させて混練りしたポリマーセメントグラウトのフロー
値と強度試験結果を第3表に示す。
第3表よりあきらかなように、本発明によるグラウト組
成物は高温時にもその流動性を失わず、また強度特性に
悪影響を与えるような因子にも成り得ない。
次に第1表に示す粒度分布を有する開粒度アスファルト
コンクリートを80℃の乾燥炉で24時間養生し、これ
を取り出して直ちに第2表に示す配合で20℃にて混練
りしたポリマーセメントグラウトを注入した半剛性舗装
体のグラウト浸透状態と強度試験結果を第4表に示す。
第4表よりあきらかなように、現場状況を想定した注入
実験でも本発明による組成物の顕著な効果が確認された
施工試験 屋外にて実際の施工機械を使用して、第1表に示す粒度
分布を有する開粒度アスファルトコンクリートを舗設し
、第5表に示す配合で混練りしたポリマーセメントグラ
ウトの浸透実験と経過観察を行った。
第5表 施工時の外気温は10℃、舗装体温度は60℃、グラウ
ト温度は15℃。
第6表からもあきらかなように、本発明によるポリマー
セメントグラウト が確保されることが確認された。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、前述の添加剤を
所定量ポリマーセメントグラウト中に添加することによ
り、開粒度アスファルトコンクリ−1〜が高温状態にあ
ってもその骨材間陣中にグラウ)・を完全に浸透せしめ
ることが可能となった。このことは、半剛性舗装の機能
を発揮する上で重要な因子となるグラウトの完全浸透が
短時間施工という工事制約条件下においても可能となる
ことを意味する。
また、本添加剤の添加による副次効果として、上記施工
法を寒冷期に行う場合、開粒度アスファルトコンクリー
トの放熱作用によりポリマーセメントグラウトが促進養
生され初期強度発現が得られることがあげられる。
= 11−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 舗設を完了した開粒度アスファルトコンクリートが未だ
    加熱状態を維持している間に、スルホン酸基含有アミノ
    トリアジンのホルムアルデヒド縮合物をポリマーセメン
    トグラウト中のセメント重量基準で0.5〜10重量%
    配合してなるポリマーセメントグラウトを該開粒度アス
    ファルトコンクリートの骨材間隙中に注入することを特
    徴とする半剛性舗装の急速施工法。
JP23481588A 1988-09-21 1988-09-21 半剛性舗装の急速施工法 Expired - Fee Related JP2649264B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03295905A (ja) * 1990-04-13 1991-12-26 Nippon Ratetsukusu Kako Kk 半たわみ舗装用一粉型ポリマーセメント組成物及びその施工法
JPH05140906A (ja) * 1991-11-22 1993-06-08 Mitsubishi Materials Corp 舗装急速施工法
JPH06183812A (ja) * 1992-12-18 1994-07-05 Sumitomo Cement Co Ltd 高流動性超速硬セメント組成物、半たわみ性舗装構造体及び舗装法
JP2006096627A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 開粒度混合物用注入材及び当該注入材を用いた半たわみ性構造体の施工方法
EP2441887A1 (en) * 2010-10-15 2012-04-18 Impresa Bacchi S.r.l. Heat-resistant road paving and relative manufacturing process
CN107986682A (zh) * 2017-12-14 2018-05-04 许昌金欧特沥青股份有限公司 一种半柔性复合彩色路面的材料及其施工方法

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JP2649264B2 (ja) 1997-09-03

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