JPH0285040A - 車両の電子制御システム - Google Patents
車両の電子制御システムInfo
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- JPH0285040A JPH0285040A JP23491588A JP23491588A JPH0285040A JP H0285040 A JPH0285040 A JP H0285040A JP 23491588 A JP23491588 A JP 23491588A JP 23491588 A JP23491588 A JP 23491588A JP H0285040 A JPH0285040 A JP H0285040A
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- control system
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- electronic control
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Landscapes
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ノイズ、サージ等の影響を防止した重両の
電子制御システムに関するものである。
電子制御システムに関するものである。
(従来の技術)
第8図は車両における一般的な電子制御システムの構成
を示すブロック図である。図において、1はバッテリ、
2は各種物理量を検出するセンサ、3は各スイッチ類、
4はこれらのセンサ2及びスイッチ類3からの信号によ
り所定の処理、演算を行うCPUを有した制御部で、制
御用のメモリ5と必要に応じて接続される。6は制御部
4からの制御信号によりアクチュエータ7を介して車両
の各被制御機器8を駆動するドライバ素子である。
を示すブロック図である。図において、1はバッテリ、
2は各種物理量を検出するセンサ、3は各スイッチ類、
4はこれらのセンサ2及びスイッチ類3からの信号によ
り所定の処理、演算を行うCPUを有した制御部で、制
御用のメモリ5と必要に応じて接続される。6は制御部
4からの制御信号によりアクチュエータ7を介して車両
の各被制御機器8を駆動するドライバ素子である。
上記制御部4及びドライバ素子6には直接バッテリ1か
ら電源が供給され、また各種センサ2、スイッチ類3に
もこのバッテリ1から電源が供給される。そして、各種
センサ2及びスイッチ類3からの温度信号やその他の信
号に基づいて制御部4からドライバ素子6に制御信号が
出力され、空調機等の各被制御機器8が駆動される。
ら電源が供給され、また各種センサ2、スイッチ類3に
もこのバッテリ1から電源が供給される。そして、各種
センサ2及びスイッチ類3からの温度信号やその他の信
号に基づいて制御部4からドライバ素子6に制御信号が
出力され、空調機等の各被制御機器8が駆動される。
このような電子制御システムは、上述の一般的な制御の
他に、車両のアンチロックブレーキシステムやクルーズ
(cruise)コントロールシステムにも通用するこ
とができる。即ち、アンチロックブレーキシステムの場
合には、車輪(タイヤ)の回転検出センサ及びブレーキ
ペダルの操作(wIみ具合)検出スイッチを設け、これ
らのセンサ及びスイッチからの信号により制御部4がロ
ックしそうだと判断すると、ドライバ素子6からソレノ
イドに駆動信号を出力し、ブレーキの油圧調整機を作動
させる。これにより、ブレーキの油圧が少し緩められる
。なお、ブレーキペダルと油圧調整機とは機械的に接続
されている。
他に、車両のアンチロックブレーキシステムやクルーズ
(cruise)コントロールシステムにも通用するこ
とができる。即ち、アンチロックブレーキシステムの場
合には、車輪(タイヤ)の回転検出センサ及びブレーキ
ペダルの操作(wIみ具合)検出スイッチを設け、これ
らのセンサ及びスイッチからの信号により制御部4がロ
ックしそうだと判断すると、ドライバ素子6からソレノ
イドに駆動信号を出力し、ブレーキの油圧調整機を作動
させる。これにより、ブレーキの油圧が少し緩められる
。なお、ブレーキペダルと油圧調整機とは機械的に接続
されている。
クルーズコントロールシステムの場合には、重速センサ
及びクルーズ用のコントロールスイッチを設ける。そし
て、これらのセンサ及びスイッチからの信号に基づいて
ドライバ素子6に制御信号を出力し、アクチュエータ7
を通してエンジンのスロットルバルブの開閉制御を行う
。これにより、所定の定速走行が可能となる。
及びクルーズ用のコントロールスイッチを設ける。そし
て、これらのセンサ及びスイッチからの信号に基づいて
ドライバ素子6に制御信号を出力し、アクチュエータ7
を通してエンジンのスロットルバルブの開閉制御を行う
。これにより、所定の定速走行が可能となる。
また、このシステムはエンジンの点火タイミングの制御
システムにも通用することができる。この場合、エンジ
ンの吸入空気量検出センサ及びクランク回転角検出セン
サを設ける。そして、これらのセンサからの信号に基づ
いて制御部4で必要な演算を行い、その結果をメモリ5
に記憶しである点火タイミングデータと照合し、ドライ
バ素子6へ制御信号を出力する。これにより、ドライバ
素子6からディストリビュータに駆動信号が出力され、
効率の良いプラグの点火タイミングが自動的に決まり、
加速、燃費及び排ガスの状態が適正に制御される。
システムにも通用することができる。この場合、エンジ
ンの吸入空気量検出センサ及びクランク回転角検出セン
サを設ける。そして、これらのセンサからの信号に基づ
いて制御部4で必要な演算を行い、その結果をメモリ5
に記憶しである点火タイミングデータと照合し、ドライ
バ素子6へ制御信号を出力する。これにより、ドライバ
素子6からディストリビュータに駆動信号が出力され、
効率の良いプラグの点火タイミングが自動的に決まり、
加速、燃費及び排ガスの状態が適正に制御される。
〔発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記のような従来の車両の電子制御シス
テムにあっては、CPUを有した制御部にバッテリから
直接電源が供給されているため、外部のノイズ、サージ
等により制御部が誤動作し、適正な制御ができず、また
制御部内で発生したノイズ、サージ等が外部へ放出され
、他のシステムに悪影響を及ぼすという間居点があった
。
テムにあっては、CPUを有した制御部にバッテリから
直接電源が供給されているため、外部のノイズ、サージ
等により制御部が誤動作し、適正な制御ができず、また
制御部内で発生したノイズ、サージ等が外部へ放出され
、他のシステムに悪影響を及ぼすという間居点があった
。
即ち、CPU、マイクロコンピュータ等に使用されてい
るICはノイズ、サージ等に弱く、車外あるいは車内の
他の回路で発生したノイズ、サージ等がバッテリからの
電源ラインを通じて侵入してくると、CPUが誤動作す
る場合があり、また内部で発生したノイズ、サージ等が
その電源ラインを通して外部に放出されるという問題点
があった。
るICはノイズ、サージ等に弱く、車外あるいは車内の
他の回路で発生したノイズ、サージ等がバッテリからの
電源ラインを通じて侵入してくると、CPUが誤動作す
る場合があり、また内部で発生したノイズ、サージ等が
その電源ラインを通して外部に放出されるという問題点
があった。
この発明は、このような問題点に着目してなさtまたも
ので、制御部が誤動作することなく、適正な制御ができ
、また他のシステムに悪影響を及ぼすことのない車両の
電子制御システムを得ることを目的としている。
ので、制御部が誤動作することなく、適正な制御ができ
、また他のシステムに悪影響を及ぼすことのない車両の
電子制御システムを得ることを目的としている。
この発明の車両の電子制御システムは、次のように構成
したものである。
したものである。
a、車両各部の状態を検出する各種センサと、このセン
サからの検出信号に基づいて被制御機器の駆動用ドライ
バ素子に制御信号を出力するCPUを有し・た制御部と
を備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテリか
ら上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ状の光電
池を対向させて配置した電気−光一電気変換機能を持つ
光電力カプラを介して電力を供給するように構成した。
サからの検出信号に基づいて被制御機器の駆動用ドライ
バ素子に制御信号を出力するCPUを有し・た制御部と
を備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテリか
ら上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ状の光電
池を対向させて配置した電気−光一電気変換機能を持つ
光電力カプラを介して電力を供給するように構成した。
b、車輪の回転を検出する回転センサと、このセンサか
らの検出信号に基づいてブレーキの油圧調整機駆動用の
ドライバ素子に制御信号を出力するCPUを有した制御
部とを備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテ
リから上記制御部k、アレイ状の発光素子とアレイ状の
光電池を対向させて配置した電気−光一電気変換機能を
持つ光電力カプラを介して電力を供給するように構成し
た。
らの検出信号に基づいてブレーキの油圧調整機駆動用の
ドライバ素子に制御信号を出力するCPUを有した制御
部とを備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテ
リから上記制御部k、アレイ状の発光素子とアレイ状の
光電池を対向させて配置した電気−光一電気変換機能を
持つ光電力カプラを介して電力を供給するように構成し
た。
C1車両の速度を検出する車速センサと、このセンサか
らの検出信号に基づいてスロットルバルブ駆動用のドラ
イバ素子に制御信号を出力するCPUを有した制御部と
を備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテリか
ら上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ状の光電
池を対向させて配置した電気−光一電気変換機能を持つ
光ζカカプラを介して電力を供給するように構成した。
らの検出信号に基づいてスロットルバルブ駆動用のドラ
イバ素子に制御信号を出力するCPUを有した制御部と
を備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテリか
ら上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ状の光電
池を対向させて配置した電気−光一電気変換機能を持つ
光ζカカプラを介して電力を供給するように構成した。
d、エンジンに吸入される空気量を検出する空気量セン
サ及びクランク回転角を検出する回転角センサと、これ
らのセンサからの検出信号に基づいてディストリビュー
タ駆動用のドライバ素子に制御信号を出力するCPUを
有した制御部とを備えた車両の電子制御システムにおい
て、バッテリから上記制御部に、アレイ状の発光素子と
アレイ状の光電池を対向させて配置した電気−光一電気
変換機能を持つ光電力カプラを介して電力を供給するよ
うに構成した。
サ及びクランク回転角を検出する回転角センサと、これ
らのセンサからの検出信号に基づいてディストリビュー
タ駆動用のドライバ素子に制御信号を出力するCPUを
有した制御部とを備えた車両の電子制御システムにおい
て、バッテリから上記制御部に、アレイ状の発光素子と
アレイ状の光電池を対向させて配置した電気−光一電気
変換機能を持つ光電力カプラを介して電力を供給するよ
うに構成した。
e、上記a〜dの各電子制御システムにおいて、制御部
からドライバ素子に1発光素子と受光素子からなるホト
カプラを介して制御信号を出力するように構成した。
からドライバ素子に1発光素子と受光素子からなるホト
カプラを介して制御信号を出力するように構成した。
f、上記a Neの各電子制御システムにおいて、光電
力カプラは、発光波長略850nmの近赤外LEDと単
結晶シリコンの太陽電池を用いて構成した。
力カプラは、発光波長略850nmの近赤外LEDと単
結晶シリコンの太陽電池を用いて構成した。
g、上記a〜eの各電子制御システムにおいて、光電力
カプラは、発光波長略660nmの赤外LEDとアモル
ファスシリコンの太陽電池を用いて構成した。
カプラは、発光波長略660nmの赤外LEDとアモル
ファスシリコンの太陽電池を用いて構成した。
(作用)
上記a Ndの構成の車両の電子制御システムにおいて
は、バッテリと制御部との間に光電力カプラが介装され
ているので、電源ラインを通じてのノイズ、サージ等の
出入りが防止される。また、eの構成とすることにより
、誤動作が更に防止され、f、gの構成とすることによ
り、光電力カプラの変換効率が高くなる。
は、バッテリと制御部との間に光電力カプラが介装され
ているので、電源ラインを通じてのノイズ、サージ等の
出入りが防止される。また、eの構成とすることにより
、誤動作が更に防止され、f、gの構成とすることによ
り、光電力カプラの変換効率が高くなる。
(実施例)
第1図はこの発明の第1実施例による車両の電子制御シ
ステムの構成を示すブロック図であり、前述の第8図と
同一符号は同一構成部分を示している。図において、1
は車両に搭載のバッテリ、2は車両の各部の状態を検出
する各種センサ、4はこのセンサ2からの検出信号に基
づいてドライバ素子6に制御信号を出力するcpuを有
した制部品、8はドライバ素子6からの駆動信号により
駆動される被制御機器、9は電気−光一電気変換機能を
持つ光電力カプラで、この光電力カプラ9を介してバッ
テリ1から制御部4に電力が供給される。10はホトカ
プラで、制御部4からドライバ素子6にはこのホトカプ
ラ10を介して制御信号が出力される。
ステムの構成を示すブロック図であり、前述の第8図と
同一符号は同一構成部分を示している。図において、1
は車両に搭載のバッテリ、2は車両の各部の状態を検出
する各種センサ、4はこのセンサ2からの検出信号に基
づいてドライバ素子6に制御信号を出力するcpuを有
した制部品、8はドライバ素子6からの駆動信号により
駆動される被制御機器、9は電気−光一電気変換機能を
持つ光電力カプラで、この光電力カプラ9を介してバッ
テリ1から制御部4に電力が供給される。10はホトカ
プラで、制御部4からドライバ素子6にはこのホトカプ
ラ10を介して制御信号が出力される。
第2図は上記光電力カプラ9の詳細構成を示す回路図で
ある。この光電力カプラ9は、アレイ状に配列した多数
のLED (発光素子)11とアレイ状に配列した太陽
電池(光電池)12を対向させて配置したものであり、
バッテリ1からの入力を電気−光一電気変換して制御部
4に出力する。
ある。この光電力カプラ9は、アレイ状に配列した多数
のLED (発光素子)11とアレイ状に配列した太陽
電池(光電池)12を対向させて配置したものであり、
バッテリ1からの入力を電気−光一電気変換して制御部
4に出力する。
図中、13は逆接続から保護する保護用ダイオード、1
4は電流制御用の限流抵抗である。また、第3図にホト
カプラ10の構成を示す。このホトカプラ10は、LE
D (発光素子)15とホトトランジスタ(受光素子)
16からなり、制御部4からの人力信号(制御信号)を
電気−光一電気変換してドライバ素子6に出力する。
4は電流制御用の限流抵抗である。また、第3図にホト
カプラ10の構成を示す。このホトカプラ10は、LE
D (発光素子)15とホトトランジスタ(受光素子)
16からなり、制御部4からの人力信号(制御信号)を
電気−光一電気変換してドライバ素子6に出力する。
上記構成の電子制御システムは、車両のエアバックシス
テム、EFIシステム、AT車の変速コントロールシス
テム等に使用することができる。その際、各種センサ2
により車両の状態に関する物理量を検出し、その検出値
を基にCPUで処理、演算を行い、ドライバ素子6に制
御信号を出力する。ドライバ素子6は、このCPUから
の信号に従ってリレー、ソレノイド、バルブ、モータ等
を有した被制御機器8を駆動させる。
テム、EFIシステム、AT車の変速コントロールシス
テム等に使用することができる。その際、各種センサ2
により車両の状態に関する物理量を検出し、その検出値
を基にCPUで処理、演算を行い、ドライバ素子6に制
御信号を出力する。ドライバ素子6は、このCPUから
の信号に従ってリレー、ソレノイド、バルブ、モータ等
を有した被制御機器8を駆動させる。
ここで、光電力カプラ9とホトカプラ10により、第1
図の点線内の各種センサ2及び制御部4の電源ラインを
完全にフローティング状態としているので、他のノイズ
源とアイソレーションが保たれている。即ち、外部で発
生したノイズ、サージ等がこの点線内の各種センサ2及
びCPUを有した制御部4に侵入してくることはなく、
従って制御部4が誤動作することなく、適正な制御が行
われる。同時に、制御部4内で発生したノイズ。
図の点線内の各種センサ2及び制御部4の電源ラインを
完全にフローティング状態としているので、他のノイズ
源とアイソレーションが保たれている。即ち、外部で発
生したノイズ、サージ等がこの点線内の各種センサ2及
びCPUを有した制御部4に侵入してくることはなく、
従って制御部4が誤動作することなく、適正な制御が行
われる。同時に、制御部4内で発生したノイズ。
サージ等が外部に放出されることもなく、他のシステム
に悪影響を及ぼすことはない。
に悪影響を及ぼすことはない。
また、光電力カプラ9は、例えば第4図に示すような構
造として、他の電子回路部品と一体的に組み込むことが
できる。図中、17は放熱板、18は第2図の多数のL
EDIIを実装したLED基板、19はLED基板18
からの光を案内するライトガイド、20は第2図の多数
の太陽電池12を実装した太陽電池パネル、21はCP
U等の電子回路部品を実装した電子回路基板、22゜2
3はそれぞれ光電力カプラ9の出力端子及びそれの取付
穴である。
造として、他の電子回路部品と一体的に組み込むことが
できる。図中、17は放熱板、18は第2図の多数のL
EDIIを実装したLED基板、19はLED基板18
からの光を案内するライトガイド、20は第2図の多数
の太陽電池12を実装した太陽電池パネル、21はCP
U等の電子回路部品を実装した電子回路基板、22゜2
3はそれぞれ光電力カプラ9の出力端子及びそれの取付
穴である。
上記光電力カプラ9のLEDIIは、アレイ状に配列し
たものを更に複数個並列に設けてマトリックス状に配置
しであるが、この直並列数は必要な電源電圧あるいはそ
の数に応じて適宜決定すれば良く、またバッテリ1の容
量、電圧、使用するLEDIIの特性等を考慮して決定
すれば良い。そして、これらのLEDIIに対して最適
な出力電圧が得られるように太陽電池12を選択すわば
良い。その際、LEDIIと太陽電池12の組合せ(種
類)は、各々の電気−光−電気の変換効率がなるべく高
く、且つ互いに波長特性の良く合っているものが望まし
い。具体的には、LEDllとして発光波長略850n
mの近赤外LED、太陽電池12として単結晶のシリコ
ン(Si)太陽電池の組合せを用いるか、あるいは、L
EDllとして発光波長略660nmの赤外LED、太
陽電池12としてアモルファスシリコン太陽電池の組合
せを用いることが望ましい。
たものを更に複数個並列に設けてマトリックス状に配置
しであるが、この直並列数は必要な電源電圧あるいはそ
の数に応じて適宜決定すれば良く、またバッテリ1の容
量、電圧、使用するLEDIIの特性等を考慮して決定
すれば良い。そして、これらのLEDIIに対して最適
な出力電圧が得られるように太陽電池12を選択すわば
良い。その際、LEDIIと太陽電池12の組合せ(種
類)は、各々の電気−光−電気の変換効率がなるべく高
く、且つ互いに波長特性の良く合っているものが望まし
い。具体的には、LEDllとして発光波長略850n
mの近赤外LED、太陽電池12として単結晶のシリコ
ン(Si)太陽電池の組合せを用いるか、あるいは、L
EDllとして発光波長略660nmの赤外LED、太
陽電池12としてアモルファスシリコン太陽電池の組合
せを用いることが望ましい。
第51図はこの発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。この実施例は、アンチロックブレーキコントロール
システムに適用したものである。この場合、タイヤの回
転を検出するタイヤ回転センサ24及びブレーキペダル
の操作を検出する検出スイッチ25を設け、それらの出
力信号を制御部4に人力する。そして、この制御部4で
必要な演算、処理を行い、ドライバ素子6に制御信号を
出力させ、ソレノイド26を駆動してブレーキの油圧調
整機27を作動させる。この時、ブレーキペダルと油圧
調整機27は機械的に接続されているので、」二連のア
ンチロックブレーキコントロールが可能となる。このよ
うなシステムであっても、光電力カプラ9とホトカプラ
10によってノイズ、サージ等の影響を防止することが
できる。
る。この実施例は、アンチロックブレーキコントロール
システムに適用したものである。この場合、タイヤの回
転を検出するタイヤ回転センサ24及びブレーキペダル
の操作を検出する検出スイッチ25を設け、それらの出
力信号を制御部4に人力する。そして、この制御部4で
必要な演算、処理を行い、ドライバ素子6に制御信号を
出力させ、ソレノイド26を駆動してブレーキの油圧調
整機27を作動させる。この時、ブレーキペダルと油圧
調整機27は機械的に接続されているので、」二連のア
ンチロックブレーキコントロールが可能となる。このよ
うなシステムであっても、光電力カプラ9とホトカプラ
10によってノイズ、サージ等の影響を防止することが
できる。
第6図はこの発明の第3実施例を示すブロック図である
。この実施例は、車両の定速走行を行うクルーズコント
ロールシステムに適用したものである。この場合、車両
の速度を検出する車速センサ28及び速度設定用のコン
トロールスイッチ29を設け、これらのセンサ28及び
スイッチ29からの信号を制御部4に入力する。そして
、制御部4で必要な演算、処理を行い、ドライバ素子6
に制御信号を出力させ、アクチュエータ30を通してス
ロットルバルブ31の開閉駆動を行う。
。この実施例は、車両の定速走行を行うクルーズコント
ロールシステムに適用したものである。この場合、車両
の速度を検出する車速センサ28及び速度設定用のコン
トロールスイッチ29を設け、これらのセンサ28及び
スイッチ29からの信号を制御部4に入力する。そして
、制御部4で必要な演算、処理を行い、ドライバ素子6
に制御信号を出力させ、アクチュエータ30を通してス
ロットルバルブ31の開閉駆動を行う。
この場合にも、光電力カプラ9及びホトカプラ10によ
り、上記実施例と同様ノイズ、サージ等の影響を防止す
ることができる。
り、上記実施例と同様ノイズ、サージ等の影響を防止す
ることができる。
また、第4図はこの発明の第4実施例を示すブロック図
である。この実施例は、エンジンの点火タイミングのコ
ントロールシステムに適用したものであり、エンジンの
吸入空気量を検出する吸入空気量センサ32及びクラン
ク回転角を検出するクランク回転角センサ33が設けら
れている。これらのセンサ32,33の検出信号は制御
部4に入力され、CPUにて必要な演算、処理が行われ
る。その結果、制御部4からドライバ素子6に制御信号
が出力され、このドライバ素子6によってディストリビ
ュータ34が駆動される。これにより、点火プラグ35
の点火タイミングが適正に制御される。この場合にも、
光電力カプラ9とホトカプラ10によってノイズ、サー
ジ等の影響が防止される。また、上記各実施例と同様、
光電力カプラ9は第4図のように他の電子回路部品と共
に同一の基板21に搭載することができる。
である。この実施例は、エンジンの点火タイミングのコ
ントロールシステムに適用したものであり、エンジンの
吸入空気量を検出する吸入空気量センサ32及びクラン
ク回転角を検出するクランク回転角センサ33が設けら
れている。これらのセンサ32,33の検出信号は制御
部4に入力され、CPUにて必要な演算、処理が行われ
る。その結果、制御部4からドライバ素子6に制御信号
が出力され、このドライバ素子6によってディストリビ
ュータ34が駆動される。これにより、点火プラグ35
の点火タイミングが適正に制御される。この場合にも、
光電力カプラ9とホトカプラ10によってノイズ、サー
ジ等の影響が防止される。また、上記各実施例と同様、
光電力カプラ9は第4図のように他の電子回路部品と共
に同一の基板21に搭載することができる。
(発明の効果)
以上のように、この発明によれば、バッテリからCPU
を有した制御部に、アレイ状の光電池を対向させて配置
した電気−光一電気変換機能を持つ光電力カプラを介し
て電力を供給するようにしたので、外部のノイズ、サー
ジ等が制御部に侵入することなく、制御部の誤動作がな
くなり、適正な制御が行われ、また制御部内で発生した
ノイズ、サージ等が外部に放出されることなく、他のシ
ステムに悪影響を及ぼすことがなくなるという効果があ
る。
を有した制御部に、アレイ状の光電池を対向させて配置
した電気−光一電気変換機能を持つ光電力カプラを介し
て電力を供給するようにしたので、外部のノイズ、サー
ジ等が制御部に侵入することなく、制御部の誤動作がな
くなり、適正な制御が行われ、また制御部内で発生した
ノイズ、サージ等が外部に放出されることなく、他のシ
ステムに悪影響を及ぼすことがなくなるという効果があ
る。
また、制御部からホトカプラを介してドライバ素子に制
御信号を出力することにより、更に誤動作を防止するこ
とができる。
御信号を出力することにより、更に誤動作を防止するこ
とができる。
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、第2
図は第1図の光電力カプラの詳細構成を示す回路図、第
3図は第1図のホトカプラの回路図、第4図は第2図の
光電力カプラを電子回路基板に搭載した状態を示す分解
斜視図、第5図はこの発明の第2実施例を示すブロック
図、第6図はこの発明の第3実施例を示すブロック図、
第7図はこの発明の第4実施例を示すブロック図、第8
図は従来の車両の電子制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。 1−−バッテリ 2−−−−各種センサ 4−−−−−−制御部 6−−−−−−ドライバ素子 8・・・・・・被制御機器 9−−−−−−光電力カプラ 10・・・・・・ホトカプラ 11−−−−−LED (発光素子) 12−−−一太陽電池(光電池) 15・・・−LED(発光素子) tS−・・・・・ホトトランジスタ(受光素子)18−
−−−−− L E D基板 20−−−−−−太陽電池パネル 21−−−−一電子回路基板 24−−−−一タイヤ回転センサ 25−−−−−検出スイッチ 26−−−−−ソレノイド 27−・・−油圧調整機 28−−−−−−車速センサ 29−−−−−−コントロールスイッチ30 ・−−−
−アクチュエータ 31−−−−−−スロットルバルブ 32−−−−−−吸入空気量センサ 33−−−−−クラク回転角センサ 34−・−ディストリビュータ 35・−・・・点火プラグ
図は第1図の光電力カプラの詳細構成を示す回路図、第
3図は第1図のホトカプラの回路図、第4図は第2図の
光電力カプラを電子回路基板に搭載した状態を示す分解
斜視図、第5図はこの発明の第2実施例を示すブロック
図、第6図はこの発明の第3実施例を示すブロック図、
第7図はこの発明の第4実施例を示すブロック図、第8
図は従来の車両の電子制御システムの構成を示すブロッ
ク図である。 1−−バッテリ 2−−−−各種センサ 4−−−−−−制御部 6−−−−−−ドライバ素子 8・・・・・・被制御機器 9−−−−−−光電力カプラ 10・・・・・・ホトカプラ 11−−−−−LED (発光素子) 12−−−一太陽電池(光電池) 15・・・−LED(発光素子) tS−・・・・・ホトトランジスタ(受光素子)18−
−−−−− L E D基板 20−−−−−−太陽電池パネル 21−−−−一電子回路基板 24−−−−一タイヤ回転センサ 25−−−−−検出スイッチ 26−−−−−ソレノイド 27−・・−油圧調整機 28−−−−−−車速センサ 29−−−−−−コントロールスイッチ30 ・−−−
−アクチュエータ 31−−−−−−スロットルバルブ 32−−−−−−吸入空気量センサ 33−−−−−クラク回転角センサ 34−・−ディストリビュータ 35・−・・・点火プラグ
Claims (7)
- (1) 車両各部の状態を検出する各種センサと、この
センサからの検出信号に基づいて被制御機器の駆動用ド
ライバ素子に制御信号を出力するCPUを有した制御部
とを備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテリ
から上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ状の光
電池を対向させて配置した電気−光−電気変換機能を持
つ光電力カプラを介して電力を供給するようにしたこと
を特徴とする車両の電子制御システム。 - (2) 車輪の回転を検出する回転センサと、このセン
サからの検出信号に基づいてブレーキの油圧調整機駆動
用のドライバ素子に制御信号を出力するCPUを有した
制御部とを備えた車両の電子制御システムにおいて、バ
ッテリから上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ
状の光電池を対向させて配置した電気−光−電気変換機
能を持つ光電力カプラを介して電力を供給するようにし
たことを特徴とする車両の電子制御システム。 - (3) 車両の速度を検出する車速センサと、このセン
サからの検出信号に基づいてスロットルバルブ駆動用の
ドライバ素子に制御信号を出力するCPUを有した制御
部とを備えた車両の電子制御システムにおいて、バッテ
リから上記制御部に、アレイ状の発光素子とアレイ状の
光電池を対向させて配置した電気−光−電気変換機能を
持つ光電力カプラを介して電力を供給するようにしたこ
とを特徴とする車両の電子制御システム。 - (4) エンジンに吸入される空気量を検出する空気量
センサ及びクランク回転角を検出する回転角センサと、
これらのセンサからの検出信号に基づいてディストリビ
ュータ駆動用のドライバ素子に制御信号を出力するCP
Uを有した制御部とを備えた車両の電子制御システムに
おいて、バッテリから上記制御部に、アレイ状の発光素
子とアレイ状の光電池を対向させて配置した電気−光−
電気変換機能を持つ光電力カプラを介して電力を供給す
るようにしたことを特徴とする車両の電子制御システム
。 - (5) 前記制御部からドライバ素子に、発光素子と受
光素子からなるホトカプラを介して制御信号を出力する
ようにしたことを特徴とする請求項1ないし4何れか記
載の車両の電子制御システム。 - (6) 前記光電力カプラは、発光波長略850nmの
近赤外LEDと単結晶シリコンの太陽電池を用いて構成
したことを特徴とする請求項1ないし5何れか記載の車
両の電子制御システム。 - (7) 前記光電力カプラは、発光波長略660nmの
赤外LEDとアモルファスシリコンの太陽電池を用いて
構成したことを特徴とする請求項1ないし5何れか記載
の車両の電子制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23491588A JPH0285040A (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | 車両の電子制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23491588A JPH0285040A (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | 車両の電子制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0285040A true JPH0285040A (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=16978279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23491588A Pending JPH0285040A (ja) | 1988-09-21 | 1988-09-21 | 車両の電子制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0285040A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258922A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Denso Corp | フォトカプラ式アナログ信号伝送装置 |
US7635212B2 (en) | 2007-03-15 | 2009-12-22 | Delphi Technologies, Inc. | Illuminated electrical center |
-
1988
- 1988-09-21 JP JP23491588A patent/JPH0285040A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258922A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Denso Corp | フォトカプラ式アナログ信号伝送装置 |
US7635212B2 (en) | 2007-03-15 | 2009-12-22 | Delphi Technologies, Inc. | Illuminated electrical center |
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