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JPH028140Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH028140Y2
JPH028140Y2 JP1984103058U JP10305884U JPH028140Y2 JP H028140 Y2 JPH028140 Y2 JP H028140Y2 JP 1984103058 U JP1984103058 U JP 1984103058U JP 10305884 U JP10305884 U JP 10305884U JP H028140 Y2 JPH028140 Y2 JP H028140Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
throttle
water
port
valve port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984103058U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6117575U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10305884U priority Critical patent/JPS6117575U/ja
Publication of JPS6117575U publication Critical patent/JPS6117575U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH028140Y2 publication Critical patent/JPH028140Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、衛生器具のうちガス湯沸器(比例
制御方式)用の水栓類と、水道管とを繋ぐ連結管
又は露出配管の管継手の改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、管露中に流れる流体の圧力及び流量を調
整するようにしたものとして実開昭53−149241号
公報の第1図及び第3図(本願図面の第5図イ,
ロのものがある。
上記第5図イ,ロに就いて簡単に説明すると、
弁筐40内にはハンドル43により回動可能な弁
板41が収容されていると共に、該弁板41の中
央には圧力及び流量を調整するオリフイス42が
設けられており、該オリフイス42の径が異なる
ものを第5図ロに示すそれぞれの弁筐40に挿入
することにより、いづれかのハンドル43の操作
で管路44を流れる圧力及び流量の調整値を変更
できるものである。
上記のものにあつては、単一の弁筐では希望す
る圧力及び流量に調整できないばかりでなく、異
なる径のオリフイスを所望の圧力及び流量によつ
て組合せをする煩わしさがあつたり、異径オリフ
イスの複数個を準備してそれぞれの弁筐に取付け
る組立工程の煩雑さに加え部品点数が多くなつて
部品管理の煩わしさとか、装置ものものも大型化
し、圧力、流量調整用のハンドルも複数個設けら
れているため、操作が大変面倒であつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案が解決しようとする問題点は、比例制
御方式のガス瞬間湯沸器(以下単にガス湯沸器と
呼称)に通じる水栓類と上水道とを繋ぐ管本体の
流路の途中に設けられて通常の流量を許容する弁
口に、該弁口を開閉すると共に弁閉塞の状態のま
ま所要の制限量の水を同一方向に通過させること
のできる絞り弁内装の切替弁体を対応させること
により、簡略な構造にもかかわらず全量又は制限
量の水を同一方向に自在に供給でき、冬季であつ
ても充分な高温の出湯を可能にすることである。
(問題点を解決するための技術的手段) 上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、管本体の一端を上水配管に接続させ
ると共に、他端をガス湯沸器(この場合は、ガス
瞬間湯沸器の出湯口に温度センサーを取付け、こ
の温度センサーが出湯温度を感知して電気的にガ
スの燃焼を制御して所望温度の温湯を自動的に供
給する)に通じる給水を行なう水栓類を接続させ
る連結管又は上水配管の管継手などであつてこの
管本体は、内部に設けた流路の途中に、上水配管
の許容流量の全量を通過させる弁口を設け、該弁
口には該弁口と同心の螺口に取付けた弁棒に弁支
持部を介して支持した切替弁体を接離自在に対応
させ該切替弁体には別に設けて予じめ結合した絞
り弁と制流環とを内装することにより、水道水の
温度が低下する冬季には、前記切替弁体の通孔と
弁口とを連通させることで、所要制限量の通水を
同一の流れ方向に許容できるようにしたものであ
る。
(作用) 水温の低い冬季には、管本体の弁口と切替弁体
の通孔とを摘みの操作により連通させることで、
弁口からの流量を大幅に制限する余裕によつてガ
ス湯沸器から高温の出湯を放出させ、夏季には摘
みを開弁方向へ操作して切替弁体の通孔を弁口か
ら引離すことで、制限されない通常の流量を供給
する。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
この考案の実施例は、第1図乃至第3図に示す
ように管本体1は、外形が複雑なテトラポツト形
で内部に同じく複雑な流路2を有すると共に該流
路2の途中に配管許容量の全量を通す弁口3を有
する隔壁4を設けて前記流路2を直角に遮断し、
その弁口3と同心に螺口5を有して上水道管とガ
ス湯沸器に通じる水栓類(何れも図示を略す)と
を繋ぐ連結管又は上水の露出配管を繋ぐ管継手
(実施例では連結管)などである。
第3図及び第4図イ乃至ロに於いて別に設けた
制流環6は、合成樹脂によるリング状で一面に後
記の絞り弁7を嵌合させる大きい内径の座8及び
該座8より小径で弁閉塞時の流量を制限する絞り
口9を有するほぼ皿形に形成する。前記絞り弁7
は、同じく合成樹脂により一面に前記座8に嵌合
し得る外径で複数個の通孔10を有する車輪状の
円板部11を形成し、該円板部11の他面には鋸
刃状の凹凸周面を有すると共に、その凸面の外径
が前記絞り口9の内径より僅かに大きく、かつ凹
部の溝底の円周の径が絞り口9の内径より僅かに
小径に形成された絞り案内部12を突設する。弁
棒13は雄ねじ部14、シール部15及び弁支持
部16をそれぞれ軸方向に配置し、該弁支持部1
6は内部に通孔10′を周面に雄ねじ部14′をそ
れぞれ備え、該雄ねじ部14′には通孔10″及び
該通孔10″と同心にした弁室17と前記雄ねじ
部14′に対応する雌ねじ部18を有する切替弁
体19を着脱自在に装着し、該切替弁体19には
予じめ前記制流環6と絞り弁7をOリング20を
介在させて組込んで置く。上記弁棒13は、その
雄ねじ部14に別に設けたプラグ21を取付け、
該プラグ21の雌ねじ部18′を介して前記管本
体1の螺口5に取外し可能に螺挿して第2図に示
すように切替弁体19の通孔10″と前記管本体
1の弁口3とを向合せに対応させてある。ストレ
ーナ22は前記隔壁4で囲まれた室23にプラグ
21′を介して挿脱自在に内装することによつて
流体を内部に導入したのち網目を通して外部の前
記弁口3側に流出させる間に、流体中に混入して
いる異物を捕捉するように配置する。
いま、管本体1を介して水道管とガス湯沸器に
通じる水栓類とを連結して冬季の制限通水を行な
うと、流体は第1図に示す矢印P側から流路2に
進入してストレーナ22内に直進したのち、該ス
トレーナ22の網目を通つて室23に進出し、該
室23と通じている弁口3及び該弁口3を閉塞し
ている切替弁体19の通孔10″に第2図のよう
に殺到する。この際通孔10″と同10′の間は、
ほぼ全面を絞り弁7の絞り案内部12をもつて遮
ぎられておるがために、流体は該絞り案内部12
周囲の凹凸状の周面を制流環6の絞り口9とによ
り狭搾された鋸刃状の細孔群を経て流量を大幅に
制限されながらこれらを通過し、先行のものから
弁支持部16の通孔10′を経て第2図の矢印P2
のように流路2を上昇して水栓類に供給される。
このように流量を制限しながらガス湯沸器に給
水することによつて水温の低い冬季であつてもガ
ス湯沸器から高温の出湯を得ることができる。ま
た、夏季のように水温の高い場合には弁棒13の
摘み24を開弁方向に一挙動で操作し、切替弁体
19の通孔10″を弁口3から引離して開弁する
ことにより通常流量の流体を容易に供給すること
ができる。
(効果) この考案は、上記の構成であるから、次の利点
を有する。
(1) 管本体を介して給水源とガス湯沸器に給水す
る水栓類とを接続させると共に該管本体に、絞
り弁及び制流環を有する切替弁体を内装したの
で、水道水の温度が高くなる夏季には弁口を全
開にして置き、通常流量の流体を供給できるよ
うにし、冬季に水道水の温度が低下するときは
切替弁体により弁口を閉塞の状態に切替えるの
みの簡単な操作で、ガス湯沸器への給水量を適
量に制限して冬季に於けるガス湯沸器による高
温の出湯を可能にできる。
(2) 切替弁体は、絞り弁と制流環のように少数の
部品からなつている生産性の良さに加え、摘み
の一挙動切替えによる簡単で確実な操作性を有
するばかりでなく、従来のものと比較できない
低コストで供給できるなどの効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案管本体の縦断面図、第2図は、
第1図に於けるZ−Z線の縦断面図、第3図は、
弁棒と一体的に組立てた切替弁体の断面図、第4
図イ,ロは、絞り弁の平面図及び平面斜視図、同
じくハ,ニは、制流環の平面図及び平面斜視図、
第5図イ,ロは、従来技術の説明図である。 主要部分の符号の説明、1……管本体、2……
流路、3……弁口、5……螺口、6……制流環、
7……絞り弁、8……座、9……絞り口、10…
…通孔、11……円板部、12……絞り案内部、
13……弁棒、16……弁支持部、19……切替
弁体、20……Oリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 形状がほぼテトラポツト形を呈し、ガス湯沸器
    に通じる水栓類と水道管とを繋ぐ流路2及び該流
    路2の途中に、該流路2を二分すると共に上流側
    にストレーナ22を有した弁口3及び該弁口3と
    同心の螺口5を備ええた管本体1と、 合成樹脂によるリング状で一面に、別体の絞り
    弁7を取付ける大きい内径の座8及び該座8より
    小径の絞り口9を有する制流環6と、 同じく合成樹脂により複数個の通孔10を有す
    る円板部11及び該円板部11の一面に、前記絞
    り口9に対応する絞り案内部12を一体に作り付
    けにした絞り弁7と により構成され、上記絞り弁7をOリング20を
    介在させて前記制流環6と結合させた切替弁体1
    9を形成し、該切替弁体19を別に設けた弁棒1
    3の弁支持部16に装着し、この弁棒13を前記
    管本体1の螺口5に螺挿して前記切替弁体19
    を、前記弁口3に対して接離自在に対応させるこ
    とにより、水道水の温度が低下する冬季には前記
    切替弁体19の通孔10″と前記弁口3とを連通
    させて絞り弁7を流体が通過することで流量を制
    限し、水温の高い夏季には通孔10″を弁口3か
    ら離脱させて通常の供給量に切替えられるように
    したことを特徴とするガス湯沸器用給水経路の流
    量切替装置。
JP10305884U 1984-07-07 1984-07-07 ガス湯沸器用給水経路の流量切替装置 Granted JPS6117575U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10305884U JPS6117575U (ja) 1984-07-07 1984-07-07 ガス湯沸器用給水経路の流量切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10305884U JPS6117575U (ja) 1984-07-07 1984-07-07 ガス湯沸器用給水経路の流量切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6117575U JPS6117575U (ja) 1986-02-01
JPH028140Y2 true JPH028140Y2 (ja) 1990-02-27

Family

ID=30662453

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10305884U Granted JPS6117575U (ja) 1984-07-07 1984-07-07 ガス湯沸器用給水経路の流量切替装置

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JP (1) JPS6117575U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53149241U (ja) * 1977-04-30 1978-11-24

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Publication number Publication date
JPS6117575U (ja) 1986-02-01

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