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JPH026887Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH026887Y2
JPH026887Y2 JP1981081988U JP8198881U JPH026887Y2 JP H026887 Y2 JPH026887 Y2 JP H026887Y2 JP 1981081988 U JP1981081988 U JP 1981081988U JP 8198881 U JP8198881 U JP 8198881U JP H026887 Y2 JPH026887 Y2 JP H026887Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
power failure
switch
memory circuit
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981081988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5886030U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8198881U priority Critical patent/JPS5886030U/ja
Publication of JPS5886030U publication Critical patent/JPS5886030U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH026887Y2 publication Critical patent/JPH026887Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マイクロコンピユータによつて炊飯
及び保温の制御を行う炊飯電子ジヤー、炊飯器等
の改良に関するものである。
従来より、マイクロコンピユータ(以下「マイ
コン」という)を用いて炊飯、保温、保安を行う
炊飯器が開発されている。第1図及び第2図は、
本考案者等が開発提案した本考案に係るマイコン
制御による炊飯器の構成を示す図であり、第1図
はこの炊飯器のシステムの構成をブロツクで示す
図、第2図はその要部断面図である。第1図及び
第2図において、1は炊飯器の内鍋21の横の温
度を検出する横温度センサーであり、炊飯器の内
鍋内部温度を測定するものである。2は炊飯器の
内底面中央部に配設された炊飯温度検出用センサ
ー温度センサーであり、ナベ底附近の温度を測定
し、炊飯の終了を検知するものである。3は炊飯
器の外底面に空隙を介して配置されたマイコンボ
ード22に取付けられた保安温度センサーであ
り、マイコンを構成する電子部品の異常温度によ
る誤動作あるいは破損を防護するためのものであ
る。4は第3図と共に後にその動作の詳細を説明
する停電記憶回路であり、マイコンボード中に設
けられる。5は炊飯器の側面に配置された内鍋検
知センサーであり、内鍋がセツトされると、図示
のように、レバー5aが破線の位置から実線の位
置に移動し、内鍋がセツトされたか否かを検知す
るものである。センサーとしては永久磁石5bと
リードスイツチ5c等が利用される。6は炊飯ス
イツチ、7は追炊スイツチ、8はマイコンボード
に取付けられている異状温度検出回路、9はマイ
コン、10は一連の炊飯工程が動作中であること
を表示する炊飯表示部、11は保温動作中である
ことを表示する保温表示部である。12は報知ブ
ザーであり、13は炊飯部及び保温部の加熱回路
である。
内鍋に米を入れて炊飯器本体20にセツトし、
図示されていない電源スイツチを投入し、炊飯ス
イツチ6をオンにすると、炊飯表示部10が点灯
し、マイコン9に予め組込まれたプログラムに従
つて、マイコン9から指令が出され、炊飯が開始
される。この時、各センサーは炊飯温度、ボード
温度等を監視する。炊飯が終了すると内鍋温度が
上昇するので、これを炊飯温度検出用センター温
度センサー2によつて検知する。これによりマイ
コン9は加熱回路13のヒーターを切換えて保温
状態にし、保温表示部11を点灯する。故障等に
より温度が過上昇するなどした場合には、直ちに
保安温度センサー3がこれを検知し、マイコンの
指令により電源を切る。
このようなマイコン制御の炊飯器によれば、炊
飯、保温、保安等にきめ細かい制御が可能であ
り、常に失敗のないおいしい御飯を安全に炊くこ
とができるものであるが、炊飯スイツチ6の動作
を含め、これらの制御を電子回路で行つているた
め、停電になると回路内部状態が変つてしまい、
停電になる直前の炊飯スイツチ6の状態がわから
なくなり、電源が再び回復しても炊飯ができなく
なる。この欠点を除くため、停電記憶回路4(炊
飯記憶回路)が設けられている。これは停電があ
つた時でも、停電になる直前の炊飯スイツチ6の
状態を記憶しておくものである。
第3図A,Bはその停電記憶回路4の一実施例
である。第3図Aにおいて、4aはコンパレータ
であり、「+」端子には基準電圧源より一定の基
準電圧が印加され、「−」端子にはマイコン9の
炊飯開始の指令によつて、点灯する発光ダイオー
ド等からなる炊飯表示部10の出力がダイオード
Dを介して印加される。「−」端子にはさらにコ
ンデンサCが接続され、炊飯表示部10からの出
力によつて充電される。他方、発光ダイオードか
らなる保温表示部11の出力によつてオン、オフ
制御されるトランジスタTrが、コンデンサCに
並列に接続される。今、炊飯が開始されると、炊
飯表示部10の発光ダイオードが点灯し、これを
介してコンデンサCが充電され、炊飯状態が記憶
される。この状態で停電があつたとしても、コン
デンサCの充電々荷が保存されているので、停電
が復旧し再び給電が開始されると、マイコン9が
コンパレータ4aからの出力により、コンデンサ
Cの電荷を検知し、炊飯が終つていないと判断し
て、炊飯スイツチ6を自動的にオンし、炊飯が終
了するまで通電を続ける。炊飯が終了すると内鍋
温度が上昇するので、炊飯温度検出用センサー温
度センサー2がこれを検知し、マイコン9に伝え
る。マイコン9は直ちに炊飯用のヒーターを切
り、保温ヒーターに切換えて保温状態に移行する
制御を行う。この時マイコン9の指令により保温
表示部11の発光ダイオードが点灯し、トランジ
スタTrをオンにする。このTrのオンによりコン
デンサCの電荷が放電され、コンデンサCはリセ
ツトされる。
第3図Bは、もう1つの実施例であり、コンデ
ンサCがマイコン出力01によりダイオードD′を
介して充電されることを除いて第3図Aと同様で
ある。通常はこのような動作でよい訳であるが、
炊飯途中で何らかの停電があれば(コンセントを
抜いたり、ブレーカーが開いたり、使用ミスをし
た場合も含む)、常に停電記憶(炊飯記憶)をし
てしまうため、炊飯を中止しようとしても中止で
きず、また、保温状態にもどそうとしても保温状
態にはできず、とにかく炊飯してしまわなければ
もとの状態に戻らないという問題点があつた。
本考案の目的は、前記問題点を解消し、必要に
応じて停電記憶回路キヤンセル可能にして、炊飯
を中止したり、保温状態に移行させたりできるよ
うにした炊飯器を提供することにある。
本考案は、前記目的を達成するためになされた
ものであり、その特徴は、停電記憶回路キヤンセ
ルスイツチSWを設けたことにある。
以下、実施例により本考案を詳細に説明する。
なお、第4図A,Bにおいて、第3図と同一の
もは同一記号を付けてある。
第4図A,Bは、それぞれ本考案の実施例の構
成を示す図であり、第3図A,Bの停電記憶回路
4の停電記憶用コンデンサCと並列に停電記憶回
路キヤンセルスイツチSWを設け、この停電記憶
回路キヤンセルスイツチSWを電源スイツチと連
動させて、停電記憶用コンデンサCに充電された
電荷を放電させるように構成したものである。
次に、本実施例の動作を説明する。
第4図A,Bに示すように、本考案の炊飯器に
おいては、停電記憶回路4の停電記憶用コンデン
サCに並列に、電源スイツチと連動させて停電記
憶回路キヤンセルスイツチSWを設ける。この場
合、電源スイツチをオフにした時、停電記憶回路
キヤンセルスイツチSWがオンになるように、電
源スイツチをオンにした時には、停電記憶回路キ
ヤンセルスイツチSWがオフになるようにする。
炊飯を行うには、電源スイツチをオフにし炊飯
スイツチ6をオンにすれば、マイコン9の指令に
より炊飯を開始する。この時、停電記憶回路キヤ
ンセルスイツチSWはオフになつているので、炊
飯途中であつても、停電記憶回路4の働きによ
り、停電直前の炊飯スイツチ6の状態が記憶され
ることにより、停電状態が回復すると、直ちに炊
飯を再開する。
今、停電状態が起きた時に何らかの理由で自動
的に炊飯動作が再開されるのを中止したい場合に
は一度電源スイツチをオフにして、これにより停
電記憶回路キヤンセルスイツチSWをオンにし、
停電記憶回路4中のコンデンサCの電荷を放電さ
せればよい。
こうしておけば、再び電源スイツチをオンにし
ても炊飯スイツチ6を押さない限りは、炊飯ヒー
ターには通電されず、炊飯は行われない。
以上、説明したように、本考案によれば、炊飯
スイツチの閉成により充電されるコンデンサを備
えた停電直前の炊飯の状態を記憶する停電記憶回
路を有するマイコン制御炊飯器であつて、前記コ
ンデンサに充電された電荷を放電させる停電回路
キヤンセル手段を設け、この停電記憶回路キヤン
セル手段を電源スイツチと連動させたので、停電
状態が回復すると、直ちに自動的に炊飯又は保温
を再開する状態に戻るが、電源スイツチの操作に
より、自動的に炊飯又は保温を再開する状態とは
せずに、電源スイツチをオンとした状態とするこ
とができる。
このため、再び電源スイツチをオンにしても、
炊飯スイツチを押さない限りは、炊飯ヒータに通
電されないので、停電が発生した場合に、停電の
状態(長時間の停電、コンセントを抜いた状態の
停電、使用ミスの停電など)に応じて、使用者が
意識的に炊飯を中止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係るマイコン制
御による炊飯器の全体の構成を示すブロツク図及
び炊飯器要部断面図、第3図A,Bは、本考案に
係る停電記憶回路の構成を説明する図、第4図
A,Bは、本考案の停電記憶回路キヤンセルスイ
ツチの一実施例の構成を示す図である。 SW……停電記憶回路キヤンセルスイツチ、C
……停電記憶用コンデンサ、4a……コンパレー
タ、9……マイコン、10……炊飯表示部(発光
ダイオード)、11……保温表示部(発光ダイオ
ード)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炊飯スイツチの閉成により充電されるコンデン
    サを備えた停電直前の炊飯の状態を記憶する停電
    記憶回路を有するマイコン制御炊飯器であつて、
    前記コンデンサに充電された電荷を放電させる停
    電記憶回路キヤンセル手段を設け、かつ該停電記
    憶回路キヤンセル手段を電源スイツチと連動させ
    て、前記コンデンサに充電された電荷を放電させ
    ることを特徴とする炊飯器。
JP8198881U 1981-06-03 1981-06-03 炊飯器 Granted JPS5886030U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8198881U JPS5886030U (ja) 1981-06-03 1981-06-03 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8198881U JPS5886030U (ja) 1981-06-03 1981-06-03 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5886030U JPS5886030U (ja) 1983-06-10
JPH026887Y2 true JPH026887Y2 (ja) 1990-02-20

Family

ID=29877478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8198881U Granted JPS5886030U (ja) 1981-06-03 1981-06-03 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5886030U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795094A (en) * 1980-12-03 1982-06-12 Sanyo Electric Co Status memory device for electric cooking device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795094A (en) * 1980-12-03 1982-06-12 Sanyo Electric Co Status memory device for electric cooking device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5886030U (ja) 1983-06-10

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