JPH0256418B2 - - Google Patents
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- JPH0256418B2 JPH0256418B2 JP26403788A JP26403788A JPH0256418B2 JP H0256418 B2 JPH0256418 B2 JP H0256418B2 JP 26403788 A JP26403788 A JP 26403788A JP 26403788 A JP26403788 A JP 26403788A JP H0256418 B2 JPH0256418 B2 JP H0256418B2
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Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、タービンのエロージヨンシールド、
バルブなどを流体によるエロージヨンが起こりや
すい機器、部品に使用されるのに適した耐エロー
ジヨン性のすぐれた合金に関するものである。 〔従来の技術〕 現在、原子力発電プラントのタービンのエロー
ジヨンシールドやバルブシートなどのエロージヨ
ンが起こりやすい機器、部品には非常に耐エロー
ジヨン性のすぐれた合金であるCo―Cr―W―C
系合金のステライトが主として用いられている。 しかしながら、ステライトはCoを多く含むた
め、原子力発電プラントに使用される場合には、
Coの放射化による被ばく性が問題となつていた。 これを防ぐ手段として、Coを含まない材料、
部材が提案されている。例えば特開昭61−60865
号に、重量%にてMn10〜30%、Cr10〜30%、
V0.5〜3.0%、C0.3%以下、N0.2〜1.0%、残部実
質的にFeよりなる耐キヤビテーシヨンエロージ
ヨン部材が提案されている。特開昭61−60865号
は、Coを含まないため、Coの放射化による被ば
く性の問題はないが、本発明者等の検討によると
良好な耐エロージヨン性を得るには至つていな
い。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明はかかる点に鑑み、Coを含まず、すぐ
れた耐エロージヨン性、強度を有する合金を提供
するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者等は、Co基合金のステライトがすぐ
れた耐エロージヨン性を示す原因について検討し
た結果、エロージヨンをを起こす水等の流体によ
る衝撃力を面心立方晶から稠密六方晶へのマルテ
ンサイト変態を起こすことによつて吸収すること
が最も重要な要因であるということを見出した。
そこで、発明者等はかかる問題点を解決すべく、
このような変態を生ずる可能性のあるCoを含ま
ない合金系として高Mn系Fe基合金に着目して検
討した結果、V炭化物によつて析出強化したFe
―Mn―Cr系合金が有望であることを新たに見出
し、本発明に到つたものであり、具体的には重量
%にてC0.9を越え1.7%以下、Si2.5%以下、Mn10
〜25%、Cr6〜20%、V3.7〜7%、5%以下のW
および3%以下のTiの1種または2種、N0.1%
以下、残部実質的にFeよりなることを特徴とす
る耐エロージヨン性のすぐれた合金である。 〔作用〕 次に本発明における各元素の作用および数値の
限定理由について述べる。 CはVの炭化物を形成させ、結晶粒を微細化す
るだけでなく、時効処理によりVの析出炭化物を
形成させることにより耐エロージヨン性、強度を
向上させるために必要な元素であるが、0.9%以
下では炭化物量が少ないために効果が少なく、ま
た1.7%より多いと延性、および耐食性を害する
ことから、0.9%を越え1.7%以下とした。 Siは脱酸剤として有効な元素であるが、2.5%
を越えてもより一層の向上効果が望めないことか
ら、2.5%以下とした。 Mnは面心立方晶のオーステナイトを安定化
し、液体による衝撃力で稠密六方晶のイプシロン
相へマルテンサイト変態させることにより衝撃力
を吸収し、耐エロージヨン性を向上させるために
必要な元素であるが、10%より少ないとオーステ
ナイトが不安定となり、衝撃力を受ける前にフエ
ライトまたはマルテンサイトが生成し、衝撃力を
受けたときのマルテンサイト変態量が少なくなる
ため耐エロージヨン性が劣化し、また25%より多
いと、オーステナイトが安定になり過ぎるため、
マルテンサイト変態が起こりにくくなり、耐エロ
ージヨン性が劣化することから、10〜25%とし
た。 Crは耐エロージヨン性、耐食性を向上させる
ために必要な元素であるが、6%より少ないと特
に耐食性が劣化し、また20%より多いと、フエラ
イトまたはシグマ相が生成しやすくなり、耐エロ
ージヨン性が劣化することから、6〜20%とし
た。 Vは、炭化物を形成することにより耐エロージ
ヨン性、強度を向上させるのに必要な元素である
が、3.7%より少ないと効果が少なく、また、7
%を越えると延性が低下することから、3.7〜7
%とした。 Nは、高Mn系合金では不純物として混入しや
すい元素であり、Vと窒化物を形成し、Vの炭化
物の形成を害するだけでなく、固溶Nはオーステ
ナイトを安定化し、マルテンサイト変態を起こし
にくくするが、0.1%以下であれば実用上問題が
ないため、0.1%以下とした。 Wはマトリツクス中に固溶し、強度を改善する
のに有効な元素であるが、5%を越えてもより一
層の向上、効果はみられず、むしろ靭性が劣化す
るので5%以下とした。 Tiは、炭窒化物を形成し、Nを固定すること
でNの有害作用を抑えるので強度改善に寄与す
る。しかし、3%を越えるとTiの炭窒化物が多
くなりすぎ、延性を劣化させるだけでなく、Vの
炭化物の形成に必要なCをも固定してVの炭化物
の形成を阻害することから3%以下とした。 一方、特開昭61−60865号に開示された合金は、
Nを0.2〜1.0%と多く含むため、面心立方晶のオ
ーステナイトが安定になり過ぎ、稠密六方晶のイ
プシロン相へのマルテンサイト変態を起こしにく
いこと、および時効処理を行なつた場合に、耐エ
ロージヨン性の改善には十分な効果をもたないV
窒化物が優先的に析出することなどから、耐エロ
ージヨン性が十分でないものと考えられる。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により説明する。
バルブなどを流体によるエロージヨンが起こりや
すい機器、部品に使用されるのに適した耐エロー
ジヨン性のすぐれた合金に関するものである。 〔従来の技術〕 現在、原子力発電プラントのタービンのエロー
ジヨンシールドやバルブシートなどのエロージヨ
ンが起こりやすい機器、部品には非常に耐エロー
ジヨン性のすぐれた合金であるCo―Cr―W―C
系合金のステライトが主として用いられている。 しかしながら、ステライトはCoを多く含むた
め、原子力発電プラントに使用される場合には、
Coの放射化による被ばく性が問題となつていた。 これを防ぐ手段として、Coを含まない材料、
部材が提案されている。例えば特開昭61−60865
号に、重量%にてMn10〜30%、Cr10〜30%、
V0.5〜3.0%、C0.3%以下、N0.2〜1.0%、残部実
質的にFeよりなる耐キヤビテーシヨンエロージ
ヨン部材が提案されている。特開昭61−60865号
は、Coを含まないため、Coの放射化による被ば
く性の問題はないが、本発明者等の検討によると
良好な耐エロージヨン性を得るには至つていな
い。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明はかかる点に鑑み、Coを含まず、すぐ
れた耐エロージヨン性、強度を有する合金を提供
するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者等は、Co基合金のステライトがすぐ
れた耐エロージヨン性を示す原因について検討し
た結果、エロージヨンをを起こす水等の流体によ
る衝撃力を面心立方晶から稠密六方晶へのマルテ
ンサイト変態を起こすことによつて吸収すること
が最も重要な要因であるということを見出した。
そこで、発明者等はかかる問題点を解決すべく、
このような変態を生ずる可能性のあるCoを含ま
ない合金系として高Mn系Fe基合金に着目して検
討した結果、V炭化物によつて析出強化したFe
―Mn―Cr系合金が有望であることを新たに見出
し、本発明に到つたものであり、具体的には重量
%にてC0.9を越え1.7%以下、Si2.5%以下、Mn10
〜25%、Cr6〜20%、V3.7〜7%、5%以下のW
および3%以下のTiの1種または2種、N0.1%
以下、残部実質的にFeよりなることを特徴とす
る耐エロージヨン性のすぐれた合金である。 〔作用〕 次に本発明における各元素の作用および数値の
限定理由について述べる。 CはVの炭化物を形成させ、結晶粒を微細化す
るだけでなく、時効処理によりVの析出炭化物を
形成させることにより耐エロージヨン性、強度を
向上させるために必要な元素であるが、0.9%以
下では炭化物量が少ないために効果が少なく、ま
た1.7%より多いと延性、および耐食性を害する
ことから、0.9%を越え1.7%以下とした。 Siは脱酸剤として有効な元素であるが、2.5%
を越えてもより一層の向上効果が望めないことか
ら、2.5%以下とした。 Mnは面心立方晶のオーステナイトを安定化
し、液体による衝撃力で稠密六方晶のイプシロン
相へマルテンサイト変態させることにより衝撃力
を吸収し、耐エロージヨン性を向上させるために
必要な元素であるが、10%より少ないとオーステ
ナイトが不安定となり、衝撃力を受ける前にフエ
ライトまたはマルテンサイトが生成し、衝撃力を
受けたときのマルテンサイト変態量が少なくなる
ため耐エロージヨン性が劣化し、また25%より多
いと、オーステナイトが安定になり過ぎるため、
マルテンサイト変態が起こりにくくなり、耐エロ
ージヨン性が劣化することから、10〜25%とし
た。 Crは耐エロージヨン性、耐食性を向上させる
ために必要な元素であるが、6%より少ないと特
に耐食性が劣化し、また20%より多いと、フエラ
イトまたはシグマ相が生成しやすくなり、耐エロ
ージヨン性が劣化することから、6〜20%とし
た。 Vは、炭化物を形成することにより耐エロージ
ヨン性、強度を向上させるのに必要な元素である
が、3.7%より少ないと効果が少なく、また、7
%を越えると延性が低下することから、3.7〜7
%とした。 Nは、高Mn系合金では不純物として混入しや
すい元素であり、Vと窒化物を形成し、Vの炭化
物の形成を害するだけでなく、固溶Nはオーステ
ナイトを安定化し、マルテンサイト変態を起こし
にくくするが、0.1%以下であれば実用上問題が
ないため、0.1%以下とした。 Wはマトリツクス中に固溶し、強度を改善する
のに有効な元素であるが、5%を越えてもより一
層の向上、効果はみられず、むしろ靭性が劣化す
るので5%以下とした。 Tiは、炭窒化物を形成し、Nを固定すること
でNの有害作用を抑えるので強度改善に寄与す
る。しかし、3%を越えるとTiの炭窒化物が多
くなりすぎ、延性を劣化させるだけでなく、Vの
炭化物の形成に必要なCをも固定してVの炭化物
の形成を阻害することから3%以下とした。 一方、特開昭61−60865号に開示された合金は、
Nを0.2〜1.0%と多く含むため、面心立方晶のオ
ーステナイトが安定になり過ぎ、稠密六方晶のイ
プシロン相へのマルテンサイト変態を起こしにく
いこと、および時効処理を行なつた場合に、耐エ
ロージヨン性の改善には十分な効果をもたないV
窒化物が優先的に析出することなどから、耐エロ
ージヨン性が十分でないものと考えられる。 〔実施例〕 以下本発明を実施例により説明する。
【表】
【表】
【表】
第1表に示す組成の合金を高周波誘導溶解炉に
て溶解し、10Kgのインゴツトを作製した。各試料
は熱間加工により30mm角の棒材に仕上げた。熱処
理条件は、発明合金1〜5および比較合金6〜11
および従来合金12については、1150℃で1時間の
固溶化熱処理を行なつた後、水冷し、さらに750
℃で1〜2時間の時効処理を行なつた後空冷し
た。従来合金13は、1230℃で1時間の固溶化熱処
理を行なつたのち、空冷した。ここで従来合金12
は、特開昭61−60865号に開示されている組成を
もつ合金であり、13はステライトである。これ
らの合金について、キヤビテーシヨンエロージヨ
ン減量、および引張特性のうち、0.2%耐力、引
張強さを測定した結果を第2表に示す。耐エロー
ジヨン性は、キヤビテーシヨンエロージヨン試験
による減量で評価したが、試験条件は、振動数
6.5KHz、振幅90μm、試験液50℃純水、試験時間
4時間とし、その他は学振法に準じた。 第2表より明らかなように、本発明合金は比較
合金6〜11および、従来合金12に比べてキヤビテ
ーシヨンエロージヨン減量が少なく、耐エロージ
ヨン性の非常に優れた従来合金13のステライト
と同等であることがわかる。さらに強度について
も本発明合金は従来合金に比べて高い0.2%耐力、
引張強さを示しており、高い強度をも兼ね備えて
いることがわかる。特に本発明合金を従来合金13
のステライトと比較した場合、耐エロージヨン性
はほぼ同レベルであるが、強度が高く、かつ被ば
く性の心配があるCoを全く含まないなどの有利
な特徴を有していることがわかる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明合金はCoを含ま
ず、かつ耐エロージヨン性、強度をもつことか
ら、原子力発電プラントのタービンブレードのエ
ロージヨンシールドやバルブをはじめとするエロ
ージヨンにより損耗を受けやすい機器、部品に用
いれば、被ばくの心配もなく、価格もステライト
に比べて低く、エロージヨンによる損耗も少ない
などの工業上顕著な効果を有するものである。
て溶解し、10Kgのインゴツトを作製した。各試料
は熱間加工により30mm角の棒材に仕上げた。熱処
理条件は、発明合金1〜5および比較合金6〜11
および従来合金12については、1150℃で1時間の
固溶化熱処理を行なつた後、水冷し、さらに750
℃で1〜2時間の時効処理を行なつた後空冷し
た。従来合金13は、1230℃で1時間の固溶化熱処
理を行なつたのち、空冷した。ここで従来合金12
は、特開昭61−60865号に開示されている組成を
もつ合金であり、13はステライトである。これ
らの合金について、キヤビテーシヨンエロージヨ
ン減量、および引張特性のうち、0.2%耐力、引
張強さを測定した結果を第2表に示す。耐エロー
ジヨン性は、キヤビテーシヨンエロージヨン試験
による減量で評価したが、試験条件は、振動数
6.5KHz、振幅90μm、試験液50℃純水、試験時間
4時間とし、その他は学振法に準じた。 第2表より明らかなように、本発明合金は比較
合金6〜11および、従来合金12に比べてキヤビテ
ーシヨンエロージヨン減量が少なく、耐エロージ
ヨン性の非常に優れた従来合金13のステライト
と同等であることがわかる。さらに強度について
も本発明合金は従来合金に比べて高い0.2%耐力、
引張強さを示しており、高い強度をも兼ね備えて
いることがわかる。特に本発明合金を従来合金13
のステライトと比較した場合、耐エロージヨン性
はほぼ同レベルであるが、強度が高く、かつ被ば
く性の心配があるCoを全く含まないなどの有利
な特徴を有していることがわかる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明合金はCoを含ま
ず、かつ耐エロージヨン性、強度をもつことか
ら、原子力発電プラントのタービンブレードのエ
ロージヨンシールドやバルブをはじめとするエロ
ージヨンにより損耗を受けやすい機器、部品に用
いれば、被ばくの心配もなく、価格もステライト
に比べて低く、エロージヨンによる損耗も少ない
などの工業上顕著な効果を有するものである。
Claims (1)
- 1 重量%にてC0.9を越え1.7%以下、Si2.5%以
下、Mn10〜25%、Cr6〜20%、V3.7〜7%、5
%以下のWおよび3%以下のTiの1種または2
種、N0.1%以下、残部実質的にFeよりなること
を特徴とする耐エロージヨン性のすぐれた合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26403788A JPH02111844A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 耐エロージョン性のすぐれた合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26403788A JPH02111844A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 耐エロージョン性のすぐれた合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111844A JPH02111844A (ja) | 1990-04-24 |
JPH0256418B2 true JPH0256418B2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=17397672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26403788A Granted JPH02111844A (ja) | 1988-10-21 | 1988-10-21 | 耐エロージョン性のすぐれた合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02111844A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100414687B1 (ko) * | 2001-03-31 | 2004-01-13 | 학교법인 한양학원 | Fe계 경면처리 합금 |
US7901519B2 (en) * | 2003-12-10 | 2011-03-08 | Ati Properties, Inc. | High strength martensitic stainless steel alloys, methods of forming the same, and articles formed therefrom |
US7931758B2 (en) | 2008-07-28 | 2011-04-26 | Ati Properties, Inc. | Thermal mechanical treatment of ferrous alloys, and related alloys and articles |
-
1988
- 1988-10-21 JP JP26403788A patent/JPH02111844A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02111844A (ja) | 1990-04-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |