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JPH0252961B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0252961B2
JPH0252961B2 JP58089566A JP8956683A JPH0252961B2 JP H0252961 B2 JPH0252961 B2 JP H0252961B2 JP 58089566 A JP58089566 A JP 58089566A JP 8956683 A JP8956683 A JP 8956683A JP H0252961 B2 JPH0252961 B2 JP H0252961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
edge
output
metal plate
detection coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58089566A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59214702A (ja
Inventor
Hiroshi Maki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Maki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maki Manufacturing Co Ltd filed Critical Maki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP58089566A priority Critical patent/JPS59214702A/ja
Publication of JPS59214702A publication Critical patent/JPS59214702A/ja
Publication of JPH0252961B2 publication Critical patent/JPH0252961B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高周波過電流を利用し、導電性を有
する金属体のエツジの位置又はその接近を非接触
的に検出する装置に関する。
機械工業の技術の進歩は目覚ましく、ロボツト
に代表される如く機械とエレクトロニクスを結合
した自動化システムが極めて重要な位置を占める
に至つている。このような自動化システムに於い
ては、種々の検出装置が重要な機能を果すのであ
るが、特に金属体の位置検出装置は広範な用途に
必要とされるものであり、渦流式、静電容量式、
磁気式等のものが公知である。しかしながら、検
出装置の検出域を横断するように移動する金属体
のエツジの移動方向位置又はその接近を検出する
目的に使用する場合には、従来の検出装置は次の
ような問題点を有していた。
まず、渦流式のものでは検出装置の検出部(プ
ローブ)と検出対象の金属体との離隔距離を正確
に保持しない場合には少なからぬ誤差を生じる。
また、静電容量式のものでは検出部又は検出対象
金属体の表面に付着する水分・油分に影響されて
誤差が生じる。更に、磁気式のものでは検出対象
に発磁体を付加する必要が有るという制約があ
る。
本発明は、このような従来装置の問題点を解決
すべくなされたものであつて、検出部と検出対象
の離隔距離によつても検出精度が影響され難く、
またこれらへの水分・油分の付着に影響されない
ことは勿論、水・油の中でも検出可能であり、更
に検出対象に発磁体を付加する必要のない金属体
のエツジ検出装置を提供することを目的とする。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具
体的に説明する。
第1図は本発明装置のブロツク図である。1は
検知対象である金属板Aに臨ませるべきプローブ
であつて3個の検出コイル21,22,23及び
抵抗3,3,3を内蔵している。各検出コイル2
1,22,23は杆状のフエライトコア21a,
22a,23aそれぞれに巻線21b,22b,
23bを巻回してなるものであつて、一端を接地
電位とし、他端を抵抗3,3,3を介して高周波
発振器4の出力端子に接続してある。
各検出コイル21,22,23は各フエライト
コア21a,22a,23aの一端面を非磁性体
からなるプローブ1の保護板(図示せず)に臨ま
せてあり、金属板Aの移動方向と3個の検出コイ
ル21,22,23の並設方向とが一致するよう
に配設される。
発振器4は100KHz〜10MHz程度の周波数の出
力を発するものであり、前記検出コイル21,2
2,23の巻線21b,22b,23bに高周波
電流を通流せしめる。
各検出コイル21,22,23の非接地側端子
は差動増幅器5a,5bに接続されている。即ち
検出コイル21の巻線21bの端子は差動増幅器
5aの+入力端子に、また検出コイル22の巻線
22bの端子は差動増幅器5aの−入力端子及び
差動増幅器5bの+入力端子に、更に検出コイル
23の巻線23bの端子は差動増幅器5bの−入
力端子にそれぞれ接続されている。従つて差動増
幅器5aの出力端子には検出コイル21,22の
端子電圧の差相当の信号が得られることになる。
一方差動増幅器5bの出力端子には検出コイル2
2,23それぞれの端子電圧の差相当の信号が得
られることとなる。
差動増幅器5a,5bの出力信号はそれぞれ位
相検波回路6a,6bに与えられる。これらの位
相検波回路6a,6bには同期信号として発振器
4の出力が与えられている。
位相検波回路6a,6bは発信器4からの入力
信号に従い同一位相における差動増幅器5a,5
b出力の成分を出力し、この出力は増幅器7a,
7bそれぞれに与えられてそれぞれ所要レベルに
まで増幅される。
増幅器7a,7bの出力は共に加算回路8及び
減算回路9に与えられる。加算回路8は増幅器7
a,7b出力を加算して和信号PSを出力する。
減算回路9は増幅器7a,7b出力の差を演算し
てその差信号MSを出力する。
後述するように和信号PSは金属板Aのエツジ
がプローブ1に接近したことを検出するために利
用され、差信号MSは例えばプローブ1の中心、
即ち検出コイル22の中心を基準とする金属板A
のエツジの位置情報を有する信号として利用され
る。
次にこの回路の動作を説明する。まず金属板A
がプローブ1から離れた位置にある場合には、検
出コイル21,22,23の非接地側端子の電圧
は等しいので、差動増幅器5a,5bの出力信号
は零であり和信号PS及び差信号MSはいずれも零
である。次に金属板Aが図示の如く検出コイル2
3側から検出コイル21側へ移動して行く場合の
動作について説明する。今第2図に示す如く、金
属板Aのエツジが検出コイル23に対向している
状態にある場合についてみると、金属板Aに発生
する渦電流は検出コイル23を通流する高周波に
よるものが検出コイル22によるものよりも大き
いので、検出コイル23のインピーダンスが検出
コイル22のインピーダンスより低くなり、この
結果検出コイル23の巻線23bの端子電圧が検
出コイル22の巻線22bの端子電圧よりも低く
なり、その差に相当する電圧信号が差動増幅器5
b出力に得られる。
第3図は横軸に検出コイル22の中心から金属
板Aのエツジまでの距離x(検出コイル21側を
正)をとり、縦軸に増幅器7a,7bの出力電圧
をとつて、増幅器7a,7bの出力とxとの関係
を示したものである。図示の如く金属板Aが検出
コイル23の遠方から接近するに従い増幅器7b
出力は増加していき、金属板Aのエツジが検出コ
イル23,22の中心を通るタイミングで極大値
をとり、検出コイル22に接近するに従い増幅器
7b出力は低下して行く。金属板Aのエツジが検
出コイル21側に遠ざかるに従い増幅器7b出力
は零に近付いて行く。
検出コイル22と検出コイル21の組み合せに
ついても同じ現象が起り、増幅器7a出力は金属
板Aのエツジが検出コイル22に接近するに従い
増加していき、金属板Aのエツジが検出コイル2
2,21の中心を通過するタイミングで極大値を
とり、検出コイル21から遠ざかるに従つて増幅
器7a出力は減少していく。
第4図は加算回路8の出力、即ち和信号PS及
び減算回路9の出力、即ち差信号MSと検出コイ
ル22中心から金属板Aのエツジまでの距離xと
の関係を示すグラフである。加算回路8は第3図
に示す増幅器7a,7b出力を加算するものであ
るから和信号PSは図示の如く金属板Aのエツジ
側の検出コイル23に接近した所から緩かに上昇
し、やがて検出コイル21を通過する所までほぼ
一様な出力を示し、金属板Aのエツジが検出コイ
ル21から遠ざかるに従つて緩かに低下する形態
を示す。
これに対し、差信号MSは増幅器7a,7b両
出力の差となるので、第4図に示す如くx=0の
所で極性を反転する信号となる。従つて和信号
PSはプローブ1又は3個の検出コイル21,2
2,23によつてカバーされる広い検出域内に金
属板Aのエツジが接近したことを検出するための
信号として有効である。
これに対して差信号MSはその変化の状態が急
峻であるので、その信号レベルからxの値を検出
するのに有効であり、特に正負のピーク間の範囲
でのxの検出精度は、この範囲の距離xの変化分
に対する電圧変化分が大きいので高精度となる。
而して第3図において、破線で示す信号は金属
板Aとプローブ1との距離dが実線で示す信号よ
りも大となつた場合の増幅器7a,7bの出力を
それぞれ示している。
第4図の破線は第3図に破線で示した増幅器7
a,7b出力に対応する和信号PS及び差信号MS
をそれぞれ示している。この図から理解されるよ
うに差信号MSはプローブ1と金属板Aとの距離
dの如何に拘らずx=0の時にその電圧値が零と
なるので、金属板Aのエツジがプローブ1又は検
出コイル22の中心位置に達した時点の検出を距
離dの如何に拘らず正確に行なうことが出来る。
また和信号PSは緩かに変化する信号であるので、
この和信号PSを与えるべき後段の比較回路(図
示せず)の閾値を適宜に選択する場合は、やはり
距離dに影響されることなくその接近を正確に検
出することが出来る。
そして検出コイル21,22,23のインピー
ダンスはプローブ1の保護板又は金属板Aの表面
に付着した水・油等には影響されないので周囲雰
囲気に影響されることなく金属板Aのエツジの検
出が可能であることは勿論、水中又は油中におい
ても全く同様にして金属板Aのエツジの検出を行
うことが可能である。
そして、検出対象の金属板Aは各検出コイル2
1,22,23への高周波通流によりその表面に
渦電流を生ぜしめるもの、即ち導電体であればよ
いので、特に発磁体を設ける等の必要もなく、用
途上の制約が少ない。
尚、上述の実施例では検出コイルを3個用いる
場合につき説明したが、4個以上の検出コイルを
並設することとして、差動増幅器、位相検波回
路、増幅器、加算回路、減算回路を相隣する2個
の検出コイルごとに設けるように構成してもよ
い。また各検出コイルは直線上に配列する構成に
限らず検出対象のエツジの移動域に対応させて、
たとえば円弧状に配設することとしてもよい。更
に和信号PS又は差信号MSの一方のみを必要とす
る場合は減算回路9又は加算回路8の一方を省略
できる。
以上のように本発明に係る金属体のエツジ検出
装置は、導電性を有する金属体のエツジを検出す
る装置において、前記金属体に臨ませるべく並設
された3個以上の検出コイルと各検出コイルに高
周波電流を通流せしめる発振器と、2個の検出コ
イル夫々の端子電圧の差を検出する複数の差電圧
検出回路と、差電圧検出回路出力を位相検波する
複数の位相検波回路と、2個の位相検波回路の出
力の加算回路及び/又は減算回路とを具備し、前
記加算回路及び/又は減算回路出力により金属体
のエツジを検出すべくなしたものであるから、検
出対象との距離、検出部及び検出対象の表面状
態、気中、水中、油中の別等に拘らず常に安定し
た高精度のエツジ検出が可能であり、また発磁体
を検出対象に設ける等の煩しさもない等本発明は
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の実施例を示すブロツク
図、第2図はその動作説明のための模式図、第3
図は増幅器出力と距離xとの関係を示すグラフ、
第4図は和信号及び差信号と距離xとの関係を示
すグラフである。 1……プローブ、4……発信器、5a,5b…
…差動増幅器、6a,6b……位相検波回路、7
a,7b……増幅器、8……加算回路、9……減
算回路、21,22,23……検出コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 導電性を有する金属体のエツジを検出する装
    置において、前記金属体に臨ませるべく並設され
    た3個以上の検出コイルと、各検出コイルに高周
    波電流を通流せしめる発振器と、2個の検出コイ
    ル夫々の端子電圧の差を検出する複数の差電圧検
    出回路と、差電圧検出回路出力を位相検波する複
    数の位相検波回路と、2個の位相検波回路の出力
    の加算回路及び/又は減算回路とを具備し、前記
    加算回路及び/又は減算回路出力により金属体の
    エツジを検出すべくなしたことを特徴とする金属
    体のエツジ検出装置。
JP58089566A 1983-05-20 1983-05-20 金属体のエツジ検出装置 Granted JPS59214702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58089566A JPS59214702A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 金属体のエツジ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP58089566A JPS59214702A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 金属体のエツジ検出装置

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JPS59214702A JPS59214702A (ja) 1984-12-04
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JP58089566A Granted JPS59214702A (ja) 1983-05-20 1983-05-20 金属体のエツジ検出装置

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