JPH02503926A - プラスチックの透明な減菌性パッケージ - Google Patents
プラスチックの透明な減菌性パッケージInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
プラスチックの透明な滅菌性パッケージ技術分野
本発明は、プラスチックの透明な滅菌性パッケージに関する。
本発明の文脈で「透明な」とは、プラスチックが材料を通して物体を識別するこ
とが可能であるという意味で透明であることを意味する。パッケージ、例えば、
肌用にしばしば使用されている実用的透明性試験は、瓶の形態のパッケージに水
を充填し、次いで、この充填された瓶を通してデジタル式ウォッチの面を見るい
わゆる「ウォッチ試験」である。時間を読むことが可能であるならば、パッケー
ジは、試験に合格したと思われ、透明であるとみなされる。
本発明の文脈で「滅菌性」とは、プラスチックが少なくとも121℃に対応する
水蒸気滅菌に20分間耐えることができることを意味する。現在、滅菌に容認さ
れている最小要求は、20分間で121℃である。より高い温度での滅菌の場合
には、滅菌時間は、対応して短縮できる。このことは、1℃だけの滅菌温度のあ
らゆる増大がより短い滅菌時間および増大された生産性の形態でかなりの利点を
もたらすことを意味する。
背景技術
多くの異なる応用においては、中でも、透明であり且つ滅菌できる目的物が、必
要とされている。1つのかかる応用は、包装、特にパッケージ内の商品の目視性
およびパッケージの滅菌の要件が特に際立って要求される薬の包装の分野である
。別の応用は、食品包装の分野である。
注入液を含有するバッグは、例えば、121℃の温度で少なくとも20分間滅菌
されるが、異なる時間滅菌される。製品は、純粋な飽和水蒸気を含有するオート
クレーブ中で滅菌される。開始において、温度は過度に上がることがあり、更に
オートクレーブ内の温度変動は見込んでおかなければならない。総合判断すると
、このことは材料が好ましくは他の要求(光学的特性、衝撃強度など)のいずれ
も低下せずに、好ましくはできるだけ広い余裕をもって121℃を超える温度に
耐えることができるべきであることを意味する。換言すれば、材料が最高滅菌温
度を超えて耐えることができるあらゆる追加の度は、操作の安全性を高める。
滅菌化液体などの無菌内容物を有するパッケージにおいては、更に、パッケージ
は、同時に空気をパッケージ内に入れずに液体内容物を空にすることができるこ
とがしばしば望ましい。その理由は、このことが無菌状態が失われたことを意味
するであろうからである。この理由で、バッキング材料は、脆性、硬質であるべ
きではないが、パッケージで生ずるサブプレッシャーによって変形しながら空に
することができるように靭性であり且つ変形性であるべきである。
透明な滅菌性パッケージ用の現在の材料のうちには、優秀な透明性を有し且つ高
度に滅菌性であるが重く、脆く且つ容易に破壊されるガラスを挙げることができ
る。
別の従来技術の材料は、ポリプロピレンである。ポリプロピレンは、ガラスの脆
性の不利を排除するが、冷却状態で貧弱な機械的性質を有し且つオートクレーブ
での滅菌時に粒子として沈殿し、かくて無菌製品を汚染することがある添加剤を
含有する。
更に、ポリエチレンプラスチック(P E)のパッケージを製造することが既知
である。しかしながら、従来技術においては、透明性または耐熱性、例えば、滅
菌性の強調は、特に高くはなかった。かくて、低密度ポリエチレン(LDPE)
製パッケージは、約100〜110℃で溶融または軟化し且つ約90℃の使用最
高温度を有する。このことは、このプラスチックが20分間121℃での滅菌に
耐えられないことを意味する。
一方、高密度ポリエチレン(HDPE)製パッケージは、約130〜135℃で
溶融または軟化するだけであるが、余りに脆い。
狭いか広い分子量分布(MWD)を有するかどうかに応じて、HDPEは、本発
明の文脈で他の不利も有する。
広いMWDとは10を超える値を意味し、狭いMWDとは10を超えない値、好
ましくは2〜10、最も好ましくは約4の値を意味する。MWDの値は、分子量
の重量平均値と数平均値との商(MW/Mn)である。
狭いMWDのHDPEは、透明であるが、加工することが困難である。貧弱な加
工性は、添加剤、例えば、フッ素含有重合体、例えば、ビトン(Viton’)
タイプのものによって改善できるが、食品、薬などの多くの応用においては、添
加剤は健康を害することがあるので、望ましくない。
広いMWDのHDPEは、より容易に加工されるが、脆く且つ劣る透明性という
更に他の不利を有する。
更に他の種類のポリエチレン重合体は、線状中密度ポリエチレン(LMDPE)
、即ち、約930〜940)cg/Trlの範囲内の密度を有するものである
。LMDPEは、融点的126℃を有し、従って、この温度よりも5〜10℃低
い使用最高温度を有する。このことは、LMDPEが20分間121℃での滅菌
に耐えることができるが、より高い温度、例えば、127℃には耐えることがで
きないことを意味する。狭いか広いMWDを有するかどうかに応じて、LMDP
Eは、更に本発明の文脈で他の不利を有する。かくて、狭いMWDのLMDPE
は加工することが困難であり、広いMWDのLMDPEは透明ではない。
かくて透明であり且つ滅菌性であり且つ好ましくは変形性でもある材料のパッケ
ージのニーズがあるとしても、前記のことから、従来技術の材料は、すべて若干
の点または他の点でかかるパッケージの製造には不適当にさせる1以上の不利を
こうむることが認識されるであろう。
発明の開示
驚異的なことに、本発明の文脈で、特定の種類のプラスチックは、材料が耐衝撃
性であり、加工することが容易であり且つ安価であるのと同時に透明性および滅
菌性の前記要件のすべてを満たすことができることが今や見出された。
この材料を利用して、本発明は、プラスチックの透明な滅菌性パッケージであっ
て、プラスチックが低密度ポリエチレン(915〜930 g/aj)約55〜
75重量%と高密度ポリエチレン(941〜965 g/cj) 約25〜45
重量%との混合物からなることを特徴とするパッケージを提供する。
発明を実施するための最良の形態
本発明の更に他の特性的特徴は、下記説明および請求の範囲から明らかであろう
。
各種の他の目的用のポリエチレンの混合物は、既知であることが記載されるべき
である。かくて、米国特許第4.536,549号明細書は、線状低密度ポリエ
チレン(LLDPE)40〜90重量%とポリプロピレン(プロピレン94〜9
9重量%およびエチレン1〜6重量%)10〜60重量%との混合物からなる重
合体組成物を開示している。更に、高密度ポリエチレン(HDPE)2〜15重
量%を、混合してもよい。この組成物は、融点約150℃を有するポリプロピレ
ンを含有するので、耐熱性であることは当然である。かくて、米国特許第4,5
36,549号明細書に係る重合体組成物は、必須成分としてポリプロピレンを
含有し、このことは本発明では真実ではない。更に、高密度ポリエチレン(HD
PE)は、本発明では必須成分として25〜45重量%の量で配合される一方、
HDPEは、米国特許第4,536,549号明細書においては存在する時には
、わずか2〜15重量%を構成するのみである。
更に、米国特許第2,983.704号明細書は、高密度ポリエチレン(l(D
PE)の製法を開示している。
HDPEを低密度ポリエチレン(LDPE)と混合することも記載されているが
、透明な滅菌性パッケージの製造は開示されていない。
米国特許第4,461,873号明細書は、中密度ポリエチレン(LMDPE)
と高密度ポリエチレン(HDPE)との混合物について言及しているが、本発明
におけるようなLDPE (密度0.915〜0、 930g//cIj)とH
DPEとの混合物には言及していない。
特開昭第51−34956号公報は、ポリオレフィン、例えば、LDPEo、1
〜30%が添加されたHDPHの重合体混合物を開示している。これは、55〜
75重量%のLDPE割合を必要とする本発明とは異なる。
特開昭第53−33259号公報は、LDPEとHDPEとの混合物からなる接
着性ポリエチレンに関する。透明な滅菌性パッケージのための用途は、開示され
ていない。
特開昭第60−5504.2号公報は、改良された流動性を与えるため超高分子
量のポリエチレン(LDPE)とHDPEとの混合物を開示している。
特開昭第59−84942号公報は、LDPE5〜75%、好ましくは10〜5
0%とHDPE25〜95%、好ましくは50〜90%との混合物のフィラメン
ト(パッケージではない)の製法を開示している。かくて、LDPEは、好まし
くは組成物の副割合であり且つこれはLDPEが主割合を構成する本発明とは異
なる。
英国特許第860.329号明細書は、HDPE50〜85部とLDPE15〜
50部との混合物を開示しており、即ち、LDPEはここでも組成物の副割合を
構成する。
米国特許第3,375,303号明細書は、LDPEとHDPE1〜9%との混
合物からなる組成物を開示しているが、それはHDPE25〜45重量%が必要
である本発明とは異なる。
要約すると、従来技術は、透明な滅菌性パッケージの製造のための、本発明によ
って明記される割合の低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレン(HDPE)と
の混合物の用途を開示していない。
透明性の要求に鑑みて、本発明は、HDPEとして狭いMWDのHDPEを利用
することを好む。機械的特性、透明性および加工性に鑑みて、LDPHの割合は
混合物の約55〜75重量%であり、HDPEの割合は約25〜45重量%であ
る。加工性と透明性と機械的特性と滅菌性との最適の組み合わせを与えるために
LDPE約65重量%とHDPE約35重量%との混合物が、特に好ましい。本
発明で利用するようなLDPEおよびHDPEの融点は、前記温度範囲内であり
、好ましくはLDPEの場合には約107℃、HDPHの場合には約133℃で
ある。
前記要件を満たすパッケージを本発明に係る重合体混合物、特に主としてLDP
Eを含有する重合体混合物から製造することが可能であることは、この重合体の
低い融点に鑑みて驚異的であるとみなされなければならない。
パッケージの溶融温度または軟化温度は、材料の主成分、即ち、LDPEによっ
て支配されると予想されるであろうが、これは真実ではない。重合体混合物は混
合物に配合する重合体の融点に対応する2つの融点を有するが、20分間121
℃での滅菌に依然として耐えることができる。LDPE65重量%とHDPE3
5重量%との特に好ましい重合体混合物は、127℃での滅菌にさえ耐える。
また、本発明に係るHDPEとLDPEとの重合体混合物は、対応する密度を有
するLMDPEよりも良好な特性を有することは驚異的である。前記のように、
密度平均値935kg/TIlを有する本発明に係るLDPE/HDPEの65
/35重量%混合物は、配合されるLDPEが融点約107℃を有するという事
実にも拘らず、127℃での滅菌に耐えることができる。より良好な特性を有す
ると予想される筈である密度935kg/TdのLMDPEは、融点126℃を
有し、かくて127℃での滅菌に耐えられない。重合体混合物の滅菌特性が直接
重合された中密度重合体(LMDPE)の滅菌特性よりも良好である理由は、明
らかではない。
また、本発明に係る重合体混合物の加工性は、より良好である。
本発明に係るパッケージは、一般原則として、どのような種類のパッケージであ
ってもよいが、好ましくは瓶、缶またはバッグの形態である。パッケージは、好
ましくは、それ自体既知の方法でプラスチックの吹込成形、フィルムブローイン
グまたは射出成形によって製造する。
パッケージの滅菌は、パッケージの製造と共に実施してもよく、またはパッケー
ジに内容物を充填した後の段階で実施してもよい。
また、前記のように、薬は、パッケージの滅菌性の必要条件が特に際立っている
応用の一つであり、かくて本発明に係るパッケージは、この応用に特に有用であ
る。
滅菌すべき製品は、固体または液体であることができ、瓶および缶に詰める。別
の有利なパッケージは、充填後にヒートシールされるバッグ、例えば、血液を詰
めるためのバッグである。優秀なヒートシール性のため、本発明に係るプラスチ
ックは、この種のパッケージによく適している。
本発明に係るパッケージの壁厚は、それ自体臨界的ではないが、空気の同時の導
入なしに液体内容物を空にさせるのに十分な程度形性にパッケージをさせるため
に、壁厚は、2.0龍を超えるべきではない。一方、壁厚は、好ましくは、0.
02m+s未満であるべきではない。その理由は、このことがパッケージの機能
を阻害し且つ余りに脆くさせることがあるからである。
本発明の理解を容易にするために、下記非制限例を与える。
聾1
few−140,000、fiMw/FAn−9、融点107℃、メルトインデ
ックス(2kg重量)−〇、3g/10分、および密度922 (150118
3D)の長鎖分枝LDPE重合体65重量%を、0.3個のエチル側鎖分枝/1
000個の炭素原子、融点132℃、MW−130,000、MW/M−4、メ
ルトインデックス(2kg重量)−0,85を有する線状HDPE重合体重合体
3曵
得られた混合物の密度は、935kg/m(ISOl、183 D)であった
。
LDポリエチレンおよびHDポリエチレンは市販品であり、前者は高圧管反応器
中で生成され、後者はチーグラー・ナツタ型の有機金属触媒によって低圧流動床
反応器中で生成された。
重合体を均質な混合物が得られるように210℃において溶融状態で混合し、そ
こで、100μmのフィルムが通常のフィルムブローイング技術によって製造し
た。
操作条件は、次の通りであったニ
ブローイング比率−2=1
溶融物の温度−230℃
フロストライン水準−2Xダイ直径
フイルムは押出によって10100Oのバッグに転換し、水を充填し、インパル
スヒートシールによってシールした。
蒸気滅菌は、バッグをオートクレーブに入れ、次いで、バッグを121〜127
℃で1.8バールの支持圧力で蒸気処理に20分間付すことによって実施した。
滅菌後、バッグを構造安定性に関して検査し、前記材料およびパッケージはバッ
グに対する影響なしに20分間126℃の滅菌温度に耐えることが見出された。
例2(比較例)
フィルムを、例1における混合物と同じ密度、即ち、935kg/Trl(IS
O 1183 D)を有する100%線状中密度ポリエチレン(LMDPE
)から製造した。
LMDポリエチレンの他の特性は、次の通りであった=8個のエチル側鎖分枝/
1000個の炭素原子few−130,000
fWw/filtn −4
メルトインデックx−0.85 (ISo 133)融点−126℃
LMDポリエチレンを210℃で溶融状態において均質化した。フィルムを例1
に係る押出条件下で吹込み、そこで、水を充填したバッグを製造した。
蒸気滅菌試験は、20分間124℃でバッグ上面の変形の傾向を示し、完全な溶
融が125℃で20分間処理した時に生じた。
例3
例1と同じ混合物を使用した。
瓶を通常の吹込成形機で吹込成形した。瓶は、壁厚0、 5+nm,重In
1 0 gおよび容量125m1を有していた。
瓶は、対応する密度の線状ポリエチレンの透明性と等価の優秀な透明性を有して
いた。
瓶に水を充填し、材料に対する影響なしに121℃および124℃で20分間オ
ートクレーブ処理した。
127℃でのオートクレーブ処理時に、瓶はわずかに変例2と同じ特性を有する
線状ポリエチレンを通常の吹込成形機での瓶の吹込成形に使用した。瓶は、壁厚
0、 5+n,重量10gおよび容量125m1を有していた。
瓶に水を充填し、材料に対する影響なしに121℃で20分間オートクレーブ処
理した。
124℃で20分間のオートクレーブ処理時に、瓶はわずかに変形した。
127℃でのオートクレーブ処理時に、材料は溶融し、瓶は崩壊した。
剋至
例1と同じ特性を有するLDPE55重量%を例1に記載の特性を有するHDP
E45重量%と混合した。
得られた混合物の密度は、940kg/ffl (I 5O1183 D)で
あった。
混合、フィルム製造、バッグ製造および蒸気滅菌を例1に従って実施した。
滅菌後、バッグを構造安定性に関して検査し、前記材料およびパッケージはバッ
グに対する機械的影響なしに20分間127℃の滅菌温度に耐えることが見出さ
れた。
しかしながら、HDPE45重量%のフィルムは、許容できるもののボーダーラ
インケース(borderline case)である不透明度を有していた。
より高いHDPE含量は、透明性に関して許容できないフィルムを与える。
例6
例1と同じ特性を有するLDPE75重量%を例1に記載の特性を有するHDP
E25重量%と混合した。
得られた混合物の密度は、930kg/rd (I SOl、183 D)で
あった。
混合、フィルム製造、バッグ製造および蒸気滅菌を例1に従って実施した。
滅菌後、バッグを構造安定性に関して検査し、前記材料およびパッケージはバッ
グに対する影響なしに20分間124℃の滅菌温度に耐えることが見出されたが
、より高い温度は変形を生じた。
国際調査報告
Claims (7)
- 1.プラスチックは低密度ポリエチレン(915〜930g/cm3)約55〜 75重量%と高密度ポリエチレン(941〜965g/cm3)約25〜45重 量%との混合物からなることを特徴とするプラスチックの透明な滅菌性パッケー ジ。
- 2.高密度ポリエチレンが狭い分子量分布を有し、分子量の重量平均値と数平均 値との間の商の値が2〜10、好ましくは約4である、請求項1に記載のパッケ ージ。
- 3.低密度ポリエチレンの割合が約65重量%であり、高密度ポリエチレンの割 合が約35重量%である、請求項1または2に記載のパッケージ。
- 4.低密度ポリエチレンが融点約107℃を有し、高密度ポリエチレンが融点約 133℃を有する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパッケージ。
- 5.壁厚約0.02〜2.0mmを有する、請求項1ないし4のいずれか1項に 記載のパッケージ。
- 6.バッグの形態である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のパッケージ 。
- 7.瓶の形態である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のパッケージ。
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