JPH02500376A - 中空床 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 中空床 支持脚を有する輪郭づけられた床フォイルを持つ中空床が知られている。石灰床 を上に塗るためのモールドを形成して床表面を構成するために、支持脚は下側の 床または絶縁層の上に置かれる（ＤＥ−Ａ−３１０３６３２）。床シートの下側 にケーブル、管等を埋込むため、および床暖房の高温空気スペースとして、使用 できる空洞が支持脚の周囲に形成される。公知の床シートは、上を人が歩くこと ができない可撓性の軟かいプラスチック材料で構成される。石灰床は液状の流し こみプラスタとして塗られる。支持脚は下側の床の最終的なでこぼこをならすた めのものである。その床シートの欠点は、それの負荷能力が低いために歩く人を 支持できず、したがって、液状の石灰床材料を手作業で平らにできないことであ る。

更に、厚い頑丈な材料で構成され、高い負荷能力および高い安定度を有し、上を 人が歩くことができるが、できない床スラブが知られている。また、材料の使用 量が多く、頑丈に形成されたスラブは静荷重が大きいことが欠点である。形成さ れたスラブの切断は困難である（ＧＢ−Ａ−９９６８０７）。

は正方形のフィールドで構成される。その正方形のフィールドは支持脚内でテー パーを成すが、支持脚内でそれの正方形構造を保つ。フィールドは互いに直角か つ平行に延びるから、直角に交差する棟のパターンがフィールドの間で保たれる 。各支持脚は下側の四角錐台と、それとは頂角が異なる上側の隣接する四角錐台 を形成する。上側の四角錐台には外側へ突出たリブが設けられる。公知の中空床 の支持シートは石灰床の重量に絶えることに関してだけ強化される。リブの唯一 の機能はのど部が広くされている上側四角錐台を補強することであるから、それ の負荷能力は補強されていない下側四角錐台の負荷能力と同じである。厚さが１ ｔｉ１ｍより薄いそのような支持脚シートは、石灰床が充填される前はシートの 上を人が歩けるような負荷能力は持っていない。

本発明の目的は、石灰床を塗る前に上を歩くことができ、しかも下側の床の最終 的なでこぼこに適合し、バルブ買の石灰床を充填できる、請求項（１）に記載さ れている中空床を提供することである。

゛本発明によれば、前述の問題点は請求項（１）に記載された本発明の上記特徴 事項によって解決される。

前記支持脚間においては、本発明に係る中空床の水平部分は軟らかく可撓性があ り、前記支持脚は一方では材料の厚さ、および他方ではそれらの輪郭づけにより 、大きな負荷能力を有する程度まで強化される。したがって床シートは変形領域 では弾力があり、支持脚を垂直方向の力と横方向の力に頑゛丈であるということ ができるように支持脚は補強される。頑丈な支持脚のすぐ近くに水平変形領域が あるから、２つの支持脚の間の全スペース内で容易に反らすことができ、局部的 な諸条件に合わせることができる。床シートの支持脚は頑丈なブロックを形成し 、上側の変形領域はたわむことができる。支持脚は、人の脚がそれらの支持脚の 中に沈みこむことができないような形と寸法を有する、すなわち、開端部におけ る内円の直径が７５ｍ１より短くなければならない。更に、支持脚は、それの形 と、リブの形態と、リブの側面勾配とのために、人の重さや側面のくぼみにより 変形が起きることができないような高い内部スチフネスを有する。

支持脚の開端部における縁部に、２Ｏｎ＋ｎより長くないまっすぐな部分を設け ることにより支持脚の形の安定度を高くできるが、まっすぐな部分が全くない方 が好ましい。そうすると支持脚の上端部と下端部において非常に短いまっすぐな 部分が生じたり、まっすぐな部分が全くない結果となるが、それらの領域には円 弧状のねじれた線が生じ、その場所において側面が変形領域の中に入る。支持脚 の水平な上側部分から力が、変形を生ずることなしに、円弧状のねじれた線を介 して側面およびリブへ伝えられる。また、リブの下端部においてはたかだか、非 常に短いまっすぐな水平曲り線が生ずるだけである。

床シートの静荷重は小さく、水平変形領域が広いために容易に切断でき、速くか つ簡単に敷設および建物のレイアウトに合わせることができる。

この床シートの特定の利点は、荷重分布カバー無しに上を歩けることである。

支持脚の肉厚は少くとも１１１１１であって、最高２ｍｎ＋であるが、最高１． ２１１１１が好ましい。一方ではシートの補強の形を考慮に入れて支持脚におけ る垂直方向の負荷能力が大きく、他方では、隣接するフォイルスラブすなわちフ ォイルストリップが、石灰床層に段差を生ずることなしに縁部において重ね合わ せることができるほど十分に薄い床シートを得るための寸法にされる。

接着またはシーリングを必要とすることなしにシートスラブすなわちシートスト リップの縁部をゆるく重ね合わすことができる。バルブ状に塗られる石灰床はゆ るく重ね合わされている縁部の間に入ることはない。

シート材料が比較的薄いために、シート型モールドの上側部分の高さの大きな差 なしに、重ね合わせの領域内に支持脚を入れることができる。

シート材料が薄いことの別の利点は、高温空気を分配するために床の空洞を使用 するものとすると、床表面の熱伝導抵抗が低く、したがって高温空気の熱が床の 表面へ良く伝えられて、その表面からその熱が消費され、または放散されること である。

したがって、フォイルはできるだけ薄くすべきである。その厚さの下限はそれの は械的な抵抗および負荷能力により決定される。

本発明の好適な実施例によれば、リブは内側へ延びる通路を構成する。それらの 通路は支持脚の断面係数を大きくし、剛性を高くする。通路は支持脚の体積を減 少し、したがって充填すべき石灰床の量を減少する。

高温空気の分配のために空洞を使用する場合には、通路は渦を生じさせて表面を 増大し、高温空気と石灰床の間の熱伝導を良くする。

支持脚には少くとも５つのリブを支持脚の周縁部に分布して設けることが好まし い。

本発明の床シートは、常に定められた幅および限られた長さのシートであるスラ ブで供給されることが好ましい。

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。

図面において 第１図は部分的に切断した床シートの側面図、第２図は床シートを下側から見た 図、第３図は床シートを用いて製作した中空床の実施例の横断面図、第４図は第 ５図のＩＶ−ＩＶ線に沿う床シートの第２の実施例の垂直断面図、第５図は第４ 図の床シートの上面図である。

第１図と第２図に示されている床シートは一様な厚さのプラスチック材料で構成 される。そのプラスチック材料の厚さは最低１　ｎｕＩｌ、最高２ＩＩ＋１であ って、最高の厚さは１．２１１１１が好ましい。このシートはウェア形すなわち スラブ形の一様な領域１ｏを有する。その領域１０から、探しぼりで形成された 支持脚１１が延びる。

支持脚１１の形は全体として円錐台形であって、それの水平断面は円形である。

支持脚１１の円錐台形側面には内側へ延びる円形の溝形リブ１３が設けられる。

そのリブの横断面は半円形である。支持脚は一定の横断面で水平領域１０から底 面１４まで延びる。支持脚１１の外面において、リブ１３は、支持脚１１の上端 部（第２図で下から見て）まで半径方向へ延びる垂直通路を形成する。内側へ延 びるリブ１３の端部の上側部分は領域１０の材料が充填され、下端部が開かれて いるから、底面１４の形は歯車に似ている。この実施例は６個のリブ１３を有す る。それらのリブは支持脚１１の周縁部の周囲に一定の間隔で配置される。

支持脚１１の下側の閉じた前部壁における支持脚の周縁部の円の直径をｐｃで表 す。その周縁部の円は前部壁の全ての輪郭を囲むものと定義される。支持脚の開 端部における内円の直径をＤＯで表す。直径がＤｃ。

ＤＯである円は円錐形状の側面上に設けられる。それの頂角「α」は比較的小さ く、最高で５０度、好ましくは最高４０度である。

第２図かられかるように、支持脚１１は互いに直角に交差する線のウェブの交点 に配置されるから、それらの支持脚は縦列と横列を形成する。

００点においては隣接する支持脚の２つの開端部の距離旦は７５１ｎ＋より長く ない。隣接する支持脚は、それぞれの支持脚の長方形列と同じ支持脚のパターン の長　。

方形列内にある支持脚、および関連する支持脚と対角線列にある支持脚との両方 の支持脚である。距離ａは対角線列の後に続く２つの支持脚に関連する。その距 離旦は支持脚の開端部における内円の直径ＤＯに少くとも等しいから、変形領域 １０は、支持脚をでこぼこの下地に支持脚の高さを合わせるために前記変形領域 を変形させることができるようにするのに十分な表面を有する。しかも、床シー トの上を歩く人は２つの支持脚の間で沈む危険があるから、距離旦は７５Ｉｌｒ Ｉより長くてはならない。大人の靴のかかとの幅は約８０１１１１である。その かかとは支持脚１１の中空床に沈むことはできない。

第３図は、第１図と第２図の床シート１５が支持脚を下にしてのる下地１６、た とえば生コンクリート天井の上に熱絶縁層１７が配置されている中空床を示す。

床表面を構成する石灰床１８が床シート１５の上に塗られている。その石灰床は 支持ｌ１１１１を完全に充填し、水平領域１０の上に付加連続層を展開する。石 灰床１８を塗るために、前に絶縁層１７の上にゆるく置かれるのは、荷重分配補 助手段なしに、歩く人の重量を支持できるものである。

床シートは逆のやり方で、すなわち、支持脚を上にして、使用することもできる 。石灰床材料のためのモールドとして床シートを使用する必要はなく、中空床の 支持要素として床シートを使用することができ、荷重分配層がそれの上に設けら れる。

支持脚１１を補強できる。しかし、そうすると石灰床材料の消費量が増し、負荷 能力が減少する結果となる。

第４図および第５図は形の異なる支持脚１１を有する床シートを示す。この場合 には、各支持脚１１は外へ向けられているより細いリブ２０により補強された外 側へ向けられているリブ１３を有する。各支持脚１１には４つの半径方向リブ１ ３が設けられる。それらのリブは交差して配置され、かつ支持脚の高さ全体にわ たって延びる。リブ１３の半径方向の幅は前部壁１４から開端部へ向って広くな る。支持脚１１の中間軸に関して、２つの支持脚の間のスペース支持脚の側面が 水平領域１０の中に入る所である水平のねじれた線２１に円弧状のくぼんだ領域 ２１ａが設けられ、支持脚１１の所に円弧状の突き出た領域２１ｂが設けられか に移行する。

水平のねじれた線２１はまっすぐな部分を持たないから、荷重を領域１０から支 持ｆｆ１０１１へ伝える能力は向上し、支持脚の傾斜抵抗が増す。

支持脚の端面１４における周辺内２２の直径は［）Ｃであり、支持脚の開端部に おける内円２３の直径はＤＯである。仮想円２２と２３は、頂角が「α」である （仮想）円錐側面上にある。

第４図と第５図において、隣接する支持脚の最大距離且はどこでも７５ＩＩ１１ を超えず、かつどの点においても端面１４の周辺内２２の直径［］Ｃより短くな い。こうすることにより靴のかかとは領域１０において入らないが、平らな領域 １０が変形領域として機能することは許す。

補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成１年１月３１日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）シート材料で構成された輪郭づけられたフォイルと、石灰床層とを備え、 フォイルには、支持脚（１１）を形成する形成された部品が設けられ、それらの 支持脚は支持脚の間の水平な上側領域（１０）に対して相互に距離をおいて配置 され、それらの上側領域は、荷重を受けた時に支持脚の高さを自動的に調節する 変形領域を構成し、前記支持脚（１１）は変形領域（１０）まで延びるリブ（１ ３）を備え、前記石灰床層は支持脚を覆って、フォイルの上に平らな床表面を設 ける中空床において、前記支持脚（１１）には水平のねじれた線のない側面（１ ２）が設けられ、リブ（１３）は側面（１２）の高さ全体にわたって延び、壁の 厚さは支持脚（１１）を頑丈にし、歩く人を支持できるようにし、変形領域はた わむことができ、支持脚（１１）の端面（１４）における周辺内（２２）および 前記支持脚の開端部における内円（２３）は、最大頂角（α）が５０度である円 錐側面上に置かれることを特徴とする中空床。 （２）フォイルの壁厚は少くとも１．２ｍｍであることを特徴とする請求項（１ ）記載の中空床。 （３）リブ（１３）が内向きの通路を形成することを特徴とする請求項（１）お よび（２）のうちのいずれかに記載の中空床。 （４）リブ（１３）の横断面は円形であることを特徴とする請求項（１）乃し（ ３）のうちのいずれかに記載の中空床。 （５）リブ（１３）の横断面は支持脚（１１）の高さに全て沿って一定であるこ とを特徴とする請求項（１）乃し（４）のうちのいずれかに記載の中空床。 （６）円錐面の頂角（α）は約２５度であることを特徴とする請求項（１）乃し （５）のうちのいずれかに記載の中空床。 （７）支持脚（１１）の開端部における縁部（２１）は２０ｍｍより長いまっす ぐな部分を持たないことを特徴とする請求項（１）乃し（６）のうちのいずれか に記載の中空床。 （８）隣接する支持脚（１１）の開端部の間の距離（ａ）はどこでも７５ｍｍよ り長くないことを特徴とする請求項（１）乃し（７）のうちのいずれかに記載の 中空床。 （９）支持脚（１１）の開端部における内円の直径（Ｄ）は７５ｍｍより短いこ とを特徴とする請求項（１）乃し（８）のうちのいずれかに記載の中空床。 （１０）請求項（１）乃し（９）のうちのいずれかに記載の中空床を製作するた めの床フォイル。