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JPH0248078Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248078Y2
JPH0248078Y2 JP1984038104U JP3810484U JPH0248078Y2 JP H0248078 Y2 JPH0248078 Y2 JP H0248078Y2 JP 1984038104 U JP1984038104 U JP 1984038104U JP 3810484 U JP3810484 U JP 3810484U JP H0248078 Y2 JPH0248078 Y2 JP H0248078Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
drive motor
cleaning robot
way clutch
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984038104U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60151591U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3810484U priority Critical patent/JPS60151591U/ja
Publication of JPS60151591U publication Critical patent/JPS60151591U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248078Y2 publication Critical patent/JPH0248078Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は空調ダクト等の人間が入ることのでき
ない場所を清掃する床面清掃ロボツトに関する。
〈従来技術と問題点〉 建物内に設置されている空調用のダクト内には
微細な土質や繊維質の塵埃が堆積し、これが空調
ダクト内の通風抵抗を増大させて送風エネルギの
増大を招き、一方では塵埃が各部屋に飛散して不
衛生であるので、定期的な空調ダクト内の清掃が
必要とされる。この清掃作業は人手で行うときは
高所作業となり危険であるばかりでなく、ダクト
内の塵埃は加湿、乾燥を繰返しているためダクト
床面にこびりついていて、長いダクト内を一端よ
り細長い吸引ホースを繰り入れ清掃することは困
難な作業であつた。またダクトが長く途中に吹出
口がない場合には清掃不可能な箇所も生じ、その
ような場合にはダクトの途中を取外して清掃する
ことになるが、そのためには足場を組上げなけれ
ばならないなど作業が大掛かりとなつてしまう。
そこで、上述の人手による作業による欠点を取
除くため、ダクト内を自走して清掃する清掃ロボ
ツトが開発されている。
第1図は従来の清掃ロボツトの内部構造を表わ
す側面、第2図は清掃ロボツトの走行不能状態を
表わす側面を示した。
台車1下面には前部に駆動源2を備えて独立し
て回転可能な一対の駆動輪3が軸支され、後部に
はキヤスタ4が取付けられ、台車1は駆動輪3の
回転によつて任意の方向に自走できるようになつ
ている。台車1上には集塵槽5と真空ブロア6が
搭載され、集塵槽5には先端が回転ブラシ7を囲
つて台車1の前部の下方に開口した吸込み管8の
上部が連通されていて、真空ブロア6により吸込
み管8の開口部から塵埃が集塵槽5に集められ
る。また、9は障壁までの距離を測定する超音波
距離センサ、10は制御ユニツトである。台車1
の前端部にはアーム11が固着され、アーム11
に左右一対の断面コ字状の保持金具12を前方に
突出して固着し、そこにブラシ回転用駆動モータ
13およびこの駆動モータ13の駆動をブラシ7
に回転力を伝達するギヤ装置14が設けられてい
る。
この種清掃ロボツトはセンサで障壁を検出しな
がら予め決められた清掃パターンにより自動的に
ダクト内を隈無く自走して、台車前部に設けられ
た回転ブラシで床面から塵埃を剥離しつつその後
方に設けられた真空ブロアで塵埃を集塵槽内に吸
引するようになつている。ところが、回転ブラシ
はダクト床面上の塵埃を剥離する目的から常時床
面に押し付けられた状態になければならないが、
従来は回転ブラシの取付はロボツト本体に対して
固定であつたので、ロボツト後退時には塵を手前
に集めてくることになつたり、清掃済の部分に塵
をまき散らすようになつてしまう。また後退時は
ブラシを回転させずに後退していたので走行抵抗
が大きく、走行制御がやりにくくなり自動清掃の
軌跡が乱れてしまい充分な走行制御ができなかつ
た。更にダクト内が傾斜している場合、平坦部と
傾斜部境界にてブラシが強く当り抵抗が大きくな
つたり、傾斜面が大きいと前方のカバーが斜面に
当接して走行不能となつてしまう(第2図参照)。
そこでブラシ引上げ装置を取り付けることが考え
られるが、コンパクト化を害するため実現には到
つておらず、急斜面の清掃は行なうことができ
ず、後退の場合はブラシの回転を止めそのまま後
退させているのが現状である。
〈考案の目的〉 本考案は上記問題点を有効に解決すべくなされ
たもので、ブラシ回転用駆動モータを用いて特別
な駆動源を用いることなくブラシの昇降を行ない
得る床面清掃ロボツトを提供し、もつてロボツト
を大型化することなく、後退時や登坂時には適宜
ブラシを引上げて塵をまき散らすことなく急斜面
でも効果的にダクト内の清掃を行ない、また後退
時や登坂時の走行抵抗を小さくして走行制御を確
実に行なうと共にブラシの寿命を延ばすことを目
的とする。
〈考案の概要〉 上記目的を達成するため本考案では、ブラシ装
置を備えた清掃ロボツトにおいて、ブラシ回転用
の駆動モータとブラシの間に一方向クラツチを設
け、この一方向クラツチを介してブラシの清掃回
転と逆の駆動モータの回転駆動をブラシの昇降動
を行なうブラシ昇降機構に伝えブラシの昇降動を
行なうようにしたものである。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第3図は本考案に係る床面清掃ロボツトの前部
の拡大構造を示した。
床面清掃ロボツトの前方の外枠21の前方(図
中左側)には駆動モータ22が取り付けられてい
て、その出力軸22aにはベベルギヤ23が固定
されている。外枠21には駆動モータ22の出力
軸22aと直交して回転軸24が回転自在に支持
されていて、前記ベベルギヤ23と噛み合うベベ
ルギヤ25が取り付けられており、更に回転軸2
4には軸方向に厚みを有する平歯車26が取り付
けられている。回転軸24のベベルギヤ25を挟
んで平歯車26の反対側には、駆動モータ22の
逆回転時のみ駆動力の伝達を行なうクラツチ装置
である一方向クラツチ27が取り付けられてい
て、この一方向クラツチ27を介してプーリ28
を取り付けた補助軸29が回転軸24と結合さ
れ、外枠21に支持されている。
つまり駆動モータ22が正転した場合、回転駆
動力は一方向クラツチ27により補助軸29には
伝わらず、逆転した場合のみ一方向クラツチ27
を介して補助軸29に回転駆動力が伝わるのであ
る。
外枠21の後方側(図中右側)にはウオーム回
転軸30が回転軸24と平行に回転自在に支持さ
れていて、その下部にはウオームギヤ31が、上
部にはプーリ32がそれぞれ取り付けられてい
る。プーリ32とプーリ28とにはタイミングベ
ルト33が掛け渡されていて、回転軸24の回転
が一方向クラツチ27、補助軸29を介してウオ
ーム回転軸30に伝わるようになつている。一方
外枠21にはウオーム減速機34が設けられてい
て、このウオーム減速機34にはウオームホイー
ル35が前記ウオームギヤ31と噛み合うように
取り付けられている。ウオーム減速機34にはウ
オームホイール35の回転速度が1/30に減速され
て回転する偏心カム36が設けられていて、偏心
カム36の上端部は外枠21にスライドベアリン
グを介して上下摺動自在に設けられているブラシ
支持枠37に当接していて、偏心カム36の偏心
回転によりブラシ支持枠37は上下移動するよう
になつている。
つまり偏心カム36とブラシ支持枠37とでブ
ラシ昇降機構を構成しているのである。
ブラシ支持枠37にはブラシ38を取り付けた
ブラシ軸39が回転自在に支持されていて、ブラ
シ軸39には前記平歯車26と噛み合う平歯車4
0が取り付けられている。また外枠21には床面
の傾斜を検知する傾斜角度検出器41と、ブラシ
38の上下端を検知するリミツトスイツチ(図示
省略)が取り付けられている。
上記構成のブラシ昇降装置を備えた床面清掃ロ
ボツトの作動は次のようにして行なう。
通常の平地を清掃する場合は、駆動モータ22
を正転させて、ベベルギヤ23,25、回転軸2
4、平歯車26,40、ブラシ軸39と回転力を
伝え、ブラシ38を回転させながら床面清掃ロボ
ツトを前進させて清掃を行なう。後退時にブラシ
38を上昇させる場合、駆動モータ22を逆転さ
せて、ベベルギヤ23,25を介して一方向クラ
ツチ27に回転力を伝え補助軸29を回転させ
る。補助軸29が回転するとプーリ28、タイミ
ングベルト33、プーリ32を介してウオーム軸
30に回転力が伝わり、ウオームギヤ31とウオ
ームホイール35を介して減速機34を回転させ
る。この減速機34の回転により偏心カム36が
1/30の回転速度で回転され、この偏心カム36の
回転によりブラシ支持枠37を上昇させて床面よ
りブラシ38を離す。この時のブラシ38の全上
昇量は15mmで、これは偏心カム36の偏心量であ
る。ブラシ38が上昇端に達すると、図示しない
上端リミツトスイツチがそれを検知して駆動モー
タ22の逆転が停止してブラシ38の上昇が停止
する。
次にブラシ38を下降させる場合、駆動モータ
22を更に逆転させて偏心カム36を回転させ、
ブラシ38を下降させる。ブラシ38が下降端に
達すると図示しない下端リミツトスイツチがそれ
を検知して駆動モータ22の逆転が停止してブラ
シ38の下降が停止し、駆動モータ22は正転可
能となる。
また登坂時の場合は、傾斜角度検出機41によ
り床面の傾斜を検知して、その信号を操作ボツク
スに送り自動的にブラシ38の昇降が行なわれる
ようになつている。
上記一実施例ではブラシの昇降を偏心カムを用
いて行なつたが、揺動装置等駆動モータの回転運
動をブラシの昇降運動に変える機構であれば上記
一実施例に限られるものではない。
〈考案の効果〉 以上一実施例に基づき詳細に説明したように本
考案によれば、ブラシ回転用駆動モータをブラシ
昇降用に使用しているので、床面清掃ロボツトを
大型化することなく後退時や登坂時にブラシを上
昇させることができるので、塵をまき散らすこと
がなくなる。また後退時や登坂時の走行抵抗も小
さくなるので、確実な走行制御が行なえると共に
ブラシの寿命も延びて、今まで走行不能な比較的
急な斜面でもスムーズに走行を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の清掃ロボツトの内部構造を表わ
す側面図、第2図は清掃ロボツトの走行不能状態
を表わす側面図、第3図は本考案に係る床面清掃
ロボツトの前部の拡大構造図を示した。 図面中、22は駆動モータ、23,25はベベ
ルギヤ、27は一方向クラツチ、28,32はプ
ーリ、31はウオームギヤ、33はタイミングベ
ルト、34は減速機、35はウオームホイール、
36は偏心カム、37はブラシ支持枠、38はブ
ラシである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動モータの一方向の回転によりブラシを清掃
    回転させ塵埃の剥離を行なうブラシ装置を備えた
    床面清掃ロボツトにおいて、前記ブラシを上下方
    向に昇降自在に支持し、前記駆動モータの他方向
    の回転時の駆動力のみを伝達する一方向クラツチ
    を該駆動モータの駆動系に設け、該一方向クラツ
    チにより伝達された前記駆動モータの他方向の回
    転駆動力を前記ブラシの昇降動に変換するブラシ
    昇降機構を該一方向クラツチの出力側に備えたこ
    とを特徴とする床面清掃ロボツト。
JP3810484U 1984-03-19 1984-03-19 清掃ロボツトのブラシ昇降装置 Granted JPS60151591U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3810484U JPS60151591U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 清掃ロボツトのブラシ昇降装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3810484U JPS60151591U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 清掃ロボツトのブラシ昇降装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60151591U JPS60151591U (ja) 1985-10-08
JPH0248078Y2 true JPH0248078Y2 (ja) 1990-12-17

Family

ID=30544799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3810484U Granted JPS60151591U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 清掃ロボツトのブラシ昇降装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60151591U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7115166B2 (ja) * 2018-09-10 2022-08-09 株式会社豊田自動織機 掃除ロボットの掃除機
JP7345407B2 (ja) * 2020-01-27 2023-09-15 三菱電機エンジニアリング株式会社 レーザ測距装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60151591U (ja) 1985-10-08

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