JPH0248008Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0248008Y2 JPH0248008Y2 JP16696987U JP16696987U JPH0248008Y2 JP H0248008 Y2 JPH0248008 Y2 JP H0248008Y2 JP 16696987 U JP16696987 U JP 16696987U JP 16696987 U JP16696987 U JP 16696987U JP H0248008 Y2 JPH0248008 Y2 JP H0248008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- rib
- plate
- insertion hole
- caulking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 17
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 17
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 3
- 101100334009 Caenorhabditis elegans rib-2 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009776 industrial production Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はオイルストレーナ類のプレートにパイ
プを挿通して接続する構造に関し、パイプを溶接
しないで強固に取付けるものである。
プを挿通して接続する構造に関し、パイプを溶接
しないで強固に取付けるものである。
(従来の技術)
従来のオイルストレーナ類のプレートにパイプ
を挿通して取付けるには、第6図に示すようにプ
レートaにパイプ挿通孔bをバーリング加工によ
り設け、パイプcの端部を前記のパイプ挿通孔b
に通し該孔の内面孔縁にロー付けdを施して連結
しているもので、プレートaの下面周縁に濾過網
eの周縁を取付けるオイルストレーナ等において
はロー付けdの部分の表面に酸化被膜が発生し、
オイル中に混入し有害となるから、ロー付けd後
に洗浄しメツキを施して防衛している。そのメツ
キ付けのため製作工数が増加し製作コストも高く
なる等の不利益を免れない。
を挿通して取付けるには、第6図に示すようにプ
レートaにパイプ挿通孔bをバーリング加工によ
り設け、パイプcの端部を前記のパイプ挿通孔b
に通し該孔の内面孔縁にロー付けdを施して連結
しているもので、プレートaの下面周縁に濾過網
eの周縁を取付けるオイルストレーナ等において
はロー付けdの部分の表面に酸化被膜が発生し、
オイル中に混入し有害となるから、ロー付けd後
に洗浄しメツキを施して防衛している。そのメツ
キ付けのため製作工数が増加し製作コストも高く
なる等の不利益を免れない。
(考案が解決しようとする問題点)
前記に鑑み、本考案はロー付けを施すことなく
パイプをプレートに挿通して固定する手段を開発
して製作工数の減少を計ることを解決しようとす
る問題点とするものである。
パイプをプレートに挿通して固定する手段を開発
して製作工数の減少を計ることを解決しようとす
る問題点とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前項に述べた問題点を具体的に解決す
ることを目的とするものであつて、オイルストレ
ーナ類のプレートに挿通して接続するパイプの端
方に外周に突出する鍔状のリブを一体形成し、ス
トレーナ類のプレートに設けて一側の孔縁に前記
のリブを係合するパイプ挿通孔に前記のパイプを
通すと共に、該パイプの端部をパイプ挿通孔の他
側にかしめを施して固定したことを特徴とするオ
イルストレーナ類のパイプ接続構造に係るもので
ある。
ることを目的とするものであつて、オイルストレ
ーナ類のプレートに挿通して接続するパイプの端
方に外周に突出する鍔状のリブを一体形成し、ス
トレーナ類のプレートに設けて一側の孔縁に前記
のリブを係合するパイプ挿通孔に前記のパイプを
通すと共に、該パイプの端部をパイプ挿通孔の他
側にかしめを施して固定したことを特徴とするオ
イルストレーナ類のパイプ接続構造に係るもので
ある。
本考案の好適な実施例を次項に説明する。
(実施例)
第1図は本考案の第1実施例であつて、第2図
に示すようにパイプ1の端方に外周に突出する鍔
状のリブ2を打出し屈曲により一体形成し、プレ
ート3には下方突出の短い筒部5の下端部分をテ
ーパ形6に拡げて前記のパイプ1の外径に合致さ
せたパイプ挿通孔4をバーリング加工により形成
し、そのパイプ挿通孔4にパイプ1を端部から挿
通してリブ2を該挿通孔4の上縁に係合し、パイ
プ1の端部からかしめ用工具(図示せず)を打ち
込み、短かい筒部5とテーパ形6の内面とにパイ
プ1を密着するかしめ7を施す。
に示すようにパイプ1の端方に外周に突出する鍔
状のリブ2を打出し屈曲により一体形成し、プレ
ート3には下方突出の短い筒部5の下端部分をテ
ーパ形6に拡げて前記のパイプ1の外径に合致さ
せたパイプ挿通孔4をバーリング加工により形成
し、そのパイプ挿通孔4にパイプ1を端部から挿
通してリブ2を該挿通孔4の上縁に係合し、パイ
プ1の端部からかしめ用工具(図示せず)を打ち
込み、短かい筒部5とテーパ形6の内面とにパイ
プ1を密着するかしめ7を施す。
第3図イ,ロはプレート3′の筒部5′の下部を
拡げず、リブ2′を打ち出したパイプ1′を挿入し
たあとで筒部5′の下端部とパイプ1′の下端部と
をかしめ用工具により同時に拡げて筒部5′の下
端部にテーパ形6′とパイプ1′の下端部にかしめ
7′とを施す構造を示したものである。
拡げず、リブ2′を打ち出したパイプ1′を挿入し
たあとで筒部5′の下端部とパイプ1′の下端部と
をかしめ用工具により同時に拡げて筒部5′の下
端部にテーパ形6′とパイプ1′の下端部にかしめ
7′とを施す構造を示したものである。
前記において筒部5,5′とテーパ形6,6′の
内面に密着するかしめ7,7′を第4図に示すよ
うにパイプ1,1′と筒部5,5′を共に惰円形な
どの非円形に形成して廻り止めにすることもでき
る。この場合には第4図のかしめ7a,7a′にあ
わせた形状のかしめ用工具を使用する。
内面に密着するかしめ7,7′を第4図に示すよ
うにパイプ1,1′と筒部5,5′を共に惰円形な
どの非円形に形成して廻り止めにすることもでき
る。この場合には第4図のかしめ7a,7a′にあ
わせた形状のかしめ用工具を使用する。
第5図は本考案の第2実施例を示すものであつ
て、パイプ11の端方に外周に突出する鍔状のリ
ブ12を一体に設け、プレート13にパイプ11
を挿通するパイプ挿通孔14をバーリング加工に
より施して該孔14の下面に短かい筒形の突起1
5を形成し、パイプ挿通孔14に通したパイプ1
1のリブ12を該孔14の一側の孔縁に係合し、
該パイプ11の端部を下方に通し、図の通りにや
や拡径気味にして断面U形に曲げ、筒状の突起1
5の内外面に密着するかしめ17を施す。
て、パイプ11の端方に外周に突出する鍔状のリ
ブ12を一体に設け、プレート13にパイプ11
を挿通するパイプ挿通孔14をバーリング加工に
より施して該孔14の下面に短かい筒形の突起1
5を形成し、パイプ挿通孔14に通したパイプ1
1のリブ12を該孔14の一側の孔縁に係合し、
該パイプ11の端部を下方に通し、図の通りにや
や拡径気味にして断面U形に曲げ、筒状の突起1
5の内外面に密着するかしめ17を施す。
(効果)
本考案はオイルストレーナ類に接続するパイプ
の端方に外周に突出する鍔状のリブを打出して一
体形成し、ストレーナ類のプレートに設けて一側
の孔縁に前記のリブを係合するパイプ挿通孔に前
記のパイプを通すと共に、該パイプの端部をパイ
プ挿通孔の他側にかしめを施し、リブとかしめに
よりプレートの両面を挟んで固定した構造にな
り、プレートに取付けて突出させるパイプを、従
来のようにロー付けで固定する必要がないから、
オイル等が接触しても汚れを生じさせず、メツキ
等の製作工数を削減でき、更にかしめによつてパ
イプ固定を強固にして耐久性を向上でき、しかも
大量の工業的生産を可能にできる効果を持つ。
の端方に外周に突出する鍔状のリブを打出して一
体形成し、ストレーナ類のプレートに設けて一側
の孔縁に前記のリブを係合するパイプ挿通孔に前
記のパイプを通すと共に、該パイプの端部をパイ
プ挿通孔の他側にかしめを施し、リブとかしめに
よりプレートの両面を挟んで固定した構造にな
り、プレートに取付けて突出させるパイプを、従
来のようにロー付けで固定する必要がないから、
オイル等が接触しても汚れを生じさせず、メツキ
等の製作工数を削減でき、更にかしめによつてパ
イプ固定を強固にして耐久性を向上でき、しかも
大量の工業的生産を可能にできる効果を持つ。
添付図面の第1図〜第5図は本考案の実施例を
示し、第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は
第1実施例のパイプ挿通前の縦断面図、第3図
イ,ロは第1,2図と別個の実施例を示した縦断
面図、第4図は非円形かしめの場合の一部破断底
面図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6図は
従来のパイプ挿通構造の縦断面図である。 1,11……パイプ、2,12……リブ、3,
13……プレート、4,14……パイプ挿通孔、
5……筒部、6……テーパ形、7,17……かし
め、15……突起。
示し、第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は
第1実施例のパイプ挿通前の縦断面図、第3図
イ,ロは第1,2図と別個の実施例を示した縦断
面図、第4図は非円形かしめの場合の一部破断底
面図、第5図は第2実施例の縦断面図、第6図は
従来のパイプ挿通構造の縦断面図である。 1,11……パイプ、2,12……リブ、3,
13……プレート、4,14……パイプ挿通孔、
5……筒部、6……テーパ形、7,17……かし
め、15……突起。
Claims (1)
- オイルストレーナ類のプレートに挿通して接続
するパイプの端方に外周に突出する鍔状のリブを
一体形成し、ストレーナ類のプレートに設けて一
側の孔縁に前記のリブを係合するパイプ挿通孔に
前記のパイプを通すと共に、該パイプの端部をパ
イプ挿通孔の他側にかしめを施して固定したこと
を特徴とするオイルストレーナ類のパイプ接続構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16696987U JPH0248008Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16696987U JPH0248008Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0173310U JPH0173310U (ja) | 1989-05-17 |
JPH0248008Y2 true JPH0248008Y2 (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=31454837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16696987U Expired JPH0248008Y2 (ja) | 1987-10-30 | 1987-10-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248008Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-30 JP JP16696987U patent/JPH0248008Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0173310U (ja) | 1989-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0248008Y2 (ja) | ||
JPS6038386U (ja) | 熱交換器のタンク構造 | |
JPH0142640Y2 (ja) | ||
JPH065726U (ja) | 結合部の構造 | |
JP2512296Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
JPH0326199Y2 (ja) | ||
JPS635132Y2 (ja) | ||
JPH0424239Y2 (ja) | ||
JPS6037012Y2 (ja) | 小型電動機の界磁コア固定構造 | |
JPH0444271Y2 (ja) | ||
JPS6320071Y2 (ja) | ||
JPS637184Y2 (ja) | ||
JPH0544877Y2 (ja) | ||
JPH0124584Y2 (ja) | ||
JPH02899Y2 (ja) | ||
JPS61138150U (ja) | ||
JPS5951163U (ja) | 面格子の組立構造 | |
JPS61166449U (ja) | ||
JPS59103084U (ja) | 熱交換器におけるタンクとチユ−ブの取付構造 | |
JPS61146349U (ja) | ||
JPS60149153U (ja) | 光半導体モジユ−ルの構造 | |
JPS61123173U (ja) | ||
JPS5990175U (ja) | かしめ構造における端子部材金具 | |
JPS58193109U (ja) | 厚肉部材の端面間接合構造 | |
JPS5841503U (ja) | 車輛用灯具 |