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JPH0246687Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0246687Y2
JPH0246687Y2 JP1982107615U JP10761582U JPH0246687Y2 JP H0246687 Y2 JPH0246687 Y2 JP H0246687Y2 JP 1982107615 U JP1982107615 U JP 1982107615U JP 10761582 U JP10761582 U JP 10761582U JP H0246687 Y2 JPH0246687 Y2 JP H0246687Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
pest control
house
animals
animal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982107615U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5911667U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10761582U priority Critical patent/JPS5911667U/ja
Publication of JPS5911667U publication Critical patent/JPS5911667U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0246687Y2 publication Critical patent/JPH0246687Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は害虫防除材をとりつけた動物用害虫
防除ハウスに関する。
〔従来の技術〕
従来、犬小屋などの動物用害虫防除ハウスの中
に侵入してペツトに害与える蚊の防除には、蚊取
線香や殺虫マツト等の火を用いたり電熱を用いた
もの、あるいはこれら熱を用いないプレート状蒸
散剤(DDVP主成分)が用いられているが、い
ずれも一度犬小屋等ペツトのいる空間内に害虫を
入れてしまうという点で防除方法自体に問題があ
り、といつて、これらを犬小屋の外で用いる場合
は風雨により蚊取線香が消えたり、殺虫マツトが
使用できなくなつたりして、とても所期の目的を
達成することは無理であつた。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では、前記の課題を解決するために、
動物用害虫防除ハウスの開口部に害虫防除材を取
りつけ、動物がハウスに出入するたびに防除材に
触れて防除効果があり、又ハウス内に害虫が入ら
ないようにした動物用害虫防除ハウスを得たもの
で、さらに考案の内容について詳述すれば、この
考案は「動物用害虫防除ハウスにおいて、ハウス
開口部に動物用害虫防除材をとりつけ、該防除材
の本体を、のれん状、かや状、つい立て状、カー
テン状、すだれ状、の如き形状となし、該本体の
一部には動物が通過しうるよう左右に分離しうる
分離部を設け、更に該本体には害虫防除用薬液剤
を、含浸、塗布、練込み、吹付、その他の手段に
より、直接本体自身に保持させるか、又は薬剤を
保持する別部材を該本体に取りつけることによ
り、間接的に本体に保持させてあることを特徴と
する動物用害虫防除ハウス。」を得たものである。
〔作用〕
この考案は前記の如き構成の動物用害虫防除ハ
ウスであつて、犬小屋等動物のハウスの開口部に
動物が通過しうる適宜な分離部を有し、薬液剤を
保持した本体を有しているので、犬等の動物は犬
小屋等のハウス内に出入自在であるが、蚊、ヌカ
カ、ブユ、アブ等飛翔昆虫のハウス内への侵入を
確実に防止し、本体に接触し、もしくは近寄つた
害虫の防除を効果的に行なえる。又虫がハウス内
に侵入しても、ハウス内は防除薬液剤の雰囲気に
なつているので、虫か死ぬか、逃げ出すので、ハ
ウス内の防除にも効果がある。又本体が風雨にさ
らされても蚊取線香や電気蚊取マツトに対するよ
うな前述の問題は全くなく使用できる等の多くの
特徴を有する。
この考案において、本体の材質、大きさ、形状
は犬小屋等動物用害虫防除ハウスの開口部を実質
的に閉鎖する形態であれば任意である。ハウス内
が暗くては、ペツトを観察できず、不都合な場合
もあるので予め透明な素材を用いたり、蚊、ヌカ
カ、ブユ、アブ等の害虫が侵入出来ない程度の細
孔を多数一部若しくは前面にわたつて設けるのが
好ましい。本体の形態として1例を挙げると、の
れん状、ついたて状、かや状、カーテン状、すだ
れ状等の単独若しくはコンビネーシヨンからなる
ものを挙げうる。
この考案において、本体に設けられる分離部
は、本体の全周縁部の一部若しくは全部を残して
線状若しくは十文字状、〓状等の切目を予め或い
は使用に際し設ける等、犬等の動物が小屋等ハウ
ス内への出入りをさまたげないかぎり、設け方、
大きさ等は任意である。
この考案に於いて本体に直接若しくは間接的に
保持させる薬液剤としては、殺虫剤(誘引殺虫剤
含)、殺菌剤、忌避剤、防虫剤等の少なくとも1
種以上を例示できる。更にこれらに芳香剤、香
料、撥水撥油剤等を加えたり、通常使用されてい
る共力剤、酸化防止剤等の添加剤を加えうる。
上記薬液剤の本体への保持は、直接例えば、塗
布、含浸、練込み、噴霧等により行なつたり、間
接的例えば適当な間接部材に予め若しくは使用時
に上記塗布等の手段にて薬液剤を処理したものを
本体に貼付、差込み、連結、嵌込み等により行な
う場合を上げうる。
上記間接部材としては、材質、大きさ、形状に
ついては任意であり、シート状、マツト状、板状
等本体に取付得る形態、もちろん薬液を収容した
吸上芯との組合せからなるボトルを本体にアタツ
チして使用できる形態でもよい。
〔実施例〕
第1図はこの考案の動物用害虫防除ハウスの一
実施例を示し、第1図Aは入口部分の正面図、第
1図Bはハウス全体の斜視図であつて、動物用ハ
ウスAの入口開口部Bに防除材本体1が取りつけ
られている。本体10上部に剥離テープ2aを施
した取付部2と多数の細孔1aが設けられ、薬液
剤が含浸された本体1の略、中央部分に分離部3
が設けられて本体1が左右に2分され、該分離部
3より犬等の動物が自由に出入りできる構造のも
のが示されている。この場合、剥離テープ2aに
よるワンタツチ取付と細孔1aから採光が得られ
るという点との利点がある。
使用に際し、第1図Bに示したように、本体1
の取付部2の剥離テープ2aを剥した後、犬小屋
Aの入口開口部Bの全面をふさぐようにして該開
口部B上端部分に貼合するだけで、蚊等の害虫は
犬小屋A内に全く入ることは出来ず、侵入しよう
として本体1に接触すると害虫は死んでしまうの
で、犬小屋A内にいる犬は蚊等の害虫による被害
にあうことがないので、フイラリア等の害から未
然に動物を保護することが出来る。
第2図はこの考案実施の本体の他の1例を示す
平面図であり、本体1がカヤ状形態を有し、パイ
プ状骨組(1−1)により全体が直方体状となり
犬小屋、鳥小屋等の動物用害虫防除ハウスをスツ
ポリおおつてしまう構造を有し、上記骨組(1−
1)中には高吸液性材料よりなる薬液保持体4が
挿入されており、毛細管現象にて徐々に本体1側
へ浸透していく場合が示されている。この場合骨
組(1−1)中に薬液保持体4を収容させたの
で、薬効が持続すること、犬小屋、鳥小屋等の動
物用害虫防除ハウスをスツポリおおう形態なの
で、鳥小屋のように網目(開口部)が多い場合に
有利である。なお本体1はカヤ状直方体を形成し
ているが筒状で天面がないものでもよい。通常背
面及び天面は開口部がないのでより簡単にして正
面と両側面のみからなるつい立状のものでもよ
い。もちろん本体1は折畳み組立て自在な機能を
有したものでもよい。
第3図は、この考案実施の本体の更に他の1例
を示す平面図であり、本体1の取付部2が高吸液
性材料よりなり、薬液が多量に吸液保持され、か
つ剥離テープ2aが施されている。又本体1が、
2枚の素材からなり、その各端部が互いに本体1
略中央部分で重ね合わされ、本体1右上部に透明
な窓1bが形成された場合が示されている。この
場合、取付部2か上記材料からなつているので、
薬効が持続すること、又本体1中央部分に重合部
を有しているので蚊等の害虫が、多少風が強い時
でも開きにくいため侵入がより困難となつて防除
効果が上がる利点がある。
第4図はこの考案の第1〜3図に示す実施例と
併用するための薬液補給体の縦断面図であり、ボ
トル状薬液補給体5の背面に剥離テープ5aが設
けられ、内部には吸液芯5bがその上端を外部に
して挿入され、適量の薬液6が充填されている。
使用に際しては、薬液補給体5の剥離テープ5
aを剥離し、第1〜3図に示した本体1若しくは
犬小屋などの動物用害虫防除ハウスの一部に貼着
し、吸上芯5bの上端を本体1の一部に接触させ
ておくことにより、長期間の薬効が得られ有利と
なる。この薬液補給体5はこのまま、ハウス内の
一部に吸液芯5bが接するように設ければ単独で
も薬効持続性害虫防除材として使用できる。
〔効果〕
この考案の動物用害虫防除ハウスは前記の如き
構成であるので、動物がハウスに出入りするたび
に防除材に接触し、防除のための手間が少なく、
又ハウス内に害虫が侵入する惧が少なく、ハウス
内が薬液剤の雰囲気になつているので、万一害虫
が侵入しても逃げ出すか、死ぬなど、多くの利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの考案の実施例の入口開口部を示
す正面図、第1図Bは動物用害虫防除ハウス全体
の斜視図、第2図、第3図は夫々本体の他の実施
例を示す図、第4図はこの考案の各実施例のもの
と併用する薬液補給体の縦断面図である。 符号の説明、1……防除体本体、2……取付
部、3……分離部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 動物用害虫防除ハウスにおいて、ハウス開口部
    に動物用害虫防除材をとりつけ、該防除材の本体
    を、のれん状,かや状、つい立て状,カーテン
    状,すだれ状の如き形状となし、該本体の一部に
    は動物が通過できるように左右に分離しうる分離
    部を設け、更に該本体には害虫防除用薬液剤を、
    含浸、塗布、練込み、吹付、その他の手段によ
    り、直接本体自身に保持させるか、又は薬液剤を
    保持する別部材を該本体に取りつけることによ
    り、間接的に本体に保持させてあることを特徴と
    する動物用害虫防除ハウス。
JP10761582U 1982-07-14 1982-07-14 動物用害虫防除ハウス Granted JPS5911667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10761582U JPS5911667U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 動物用害虫防除ハウス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10761582U JPS5911667U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 動物用害虫防除ハウス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911667U JPS5911667U (ja) 1984-01-24
JPH0246687Y2 true JPH0246687Y2 (ja) 1990-12-10

Family

ID=30251389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10761582U Granted JPS5911667U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 動物用害虫防除ハウス

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JPS5911667U (ja) 1984-01-24

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